みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

間(はざま)の時代に何を為すか

2021年04月20日 | 使徒の働き

使徒の働き 1章1−11節

 14日間の「自主隔離」生活はきょうが最終日。スマホにインストールしている位置確認アプリが一日に2回、ランダムな時間に「今どこ?」と尋ねてくるのもきょうが最後です。ようやく自由に動けるようになるのですが、1か月の滞在のうちの半分が過ぎようとしています…。

 「みことばの光」では、きょうから9月まで、使徒の働きを読み進めます。使徒の働きというと、教会の誕生と成長ということばがまず浮かびます。きょうの箇所には、その前段階としてのイエスの約束と昇天の出来事が書き記されています。

 使徒の働きの著者はルカの福音書を書いたルカ。ですから、使徒の働きはルカの福音書の続編という位置づけです。ルカの福音書24章の終わりの部分ときょうの箇所とは出来事が重なり、互いに補完し合っています。

 ここには、よみがえられたイエスが弟子たちに命令と約束を与えて天に昇って行かれたこと、そのイエスがやがて再びこの世に戻って来られるという約束が届けられます。つまり、弟子たちはイエスが天に昇って行かれてから再び天から降りて来られるまでの間に何を為すのかを命じられているということなのです。

 私たちはイエスと昇天と再臨の間に生き、為すべきことが与えられているのです。「同じ有様で、まだおいでになります」ということばをどのような思いで読み、受け止めるのだろうか…。


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