歴代誌第一 6章1−30節
イースターのきのうは、昼に韓国語、中国語のイースターオンライン礼拝に加えていただき、良い意味での異文化体験をしました。午後には日本語教会のオンライン礼拝。いつもの礼拝のあとで、お楽しみ会がありました。それは「イースタークイズ20!」。全問正解できずにいくつか間違えてしまいました。鋭い問題を出した方々に「脱帽」です。
「みことばの光」は再び歴代誌第一を読みます。6章にはヤコブの三男レビの子孫の名が連なります。レビ部族は約束の地では割り当ての地を持ちません。「主が彼らへのゆずり」だからと申命記10章9節にあります。レビの子孫たちは神に仕える祭司、そして祭司の働きをさまざまな部分で支える務めを神から得ていました。
1−15節はレビから大祭司アロンに、そして捕囚時のエホツァダクに至ります。この部分こそ、歴代誌の著者が力を込めて書き記した部分だと想像できます。捕囚から帰還後の再建の要となるのは祭司。彼らは現にこの時にそこにいて具体的な働きを進めるのです。
大祭司たちの名前の中にツァドクが登場します。ダビデ王の危機の時に、彼は王への忠誠を尽くしたことで知られています。後に預言者エゼキエルが新しい神殿の幻を神から見せていただく中で、主はこう語っておられます。
「イスラエルの子らが迷ってわたしから離れたときも、わたしの聖所の任務を果たした、ツァドクの子孫のレビ人の祭司たちは、わたしに近づいてわたしに仕え、わたしの前に立ち、わたしに脂肪と血を献げることができる。」エゼキエル書44章15節
主に仕える人の忠誠が子孫たちに大きな影響を与え、彼らも誇りをもって主に仕えるというのです。次の世代に何を遺すのかということについて、ツァドクの生き方は答えを示しています。