ヨブ記 10章
きのうは、天候がはっきりしないわりには暖かな一日でした。運転中、警告音が…。見るとガソリンの給油を促すサインが出ています。あれ? この前入れたばかりだったのにと思ったすぐ後で、先週末にかなりの距離を走ったのを思い出しました。
ヨブと3人の友人との対話の中にあるものですが、10章には神へ独白が記されています。ここでヨブは、「私は自分の不平をぶちまけ、私のたましいの苦しみを語ろう」「私は神に言おう」と言っています。そして、「あなたは」「あなたは」を繰り返して神に自分の心の中にあるものを、それこそ「ぶちまけ」ているのです。
前章では神との隔たりの大きさに嘆くヨブですが、それでも彼は、神に向かっていこうとします。まるで目の前にいる人に、自分の不満を洗いざらい話しているかのようです。ガソリンの給油時を知らせるサインのように、神がヨブにご自分のことばで何らかのサインを示してくださるのならば、ヨブはどれほど落ち着くだろうにと思います。まだ神は、ヨブにお語りになりません。
ヨブが望む時ではなくて、神がヨブにとって最もよいとお考えになっている時まで、神はヨブに語りかけないのです。しかし、神はヨブのことばの一部始終に耳を傾けておられる…、のです。