みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

聞いたとき

2016年09月12日 | 歴代誌第二

歴代誌第二 34章1−21節

 蒸し暑く感じていた数日でしたが、ここに来て夜はだいぶ涼しくなりました。きのうの日曜日には、昨年3月まで務めていた教会の礼拝に出席しました。ここ数年の「ベビーブーム」で、小さな子どもたちがいっしょにいる、これまでどおり障がいある方々もいっしょにいる礼拝でした。6月に日本に帰国したMさん家族とも久しぶりに再会。二人のお子さんの成長に改めてびっくり! 

 礼拝後はたくさんの美味しいごちそうといっしょに、私たちの報告会を持ってくださいました。ごちそうさまでした!

 8歳で王となったヨシヤは、南王国ユダ最後の「善王」として知られています。彼は16歳でダビデの神を求め始め、20歳で国中から偶像を除いてきよめ、そして26歳でエルサレムの主の宮の修理に取りかかりました。まさに主を求めて「右にも左にもそれなかった」のです。

 ひたむきに神を礼拝するための環境を整えたヨシヤ王に、神は律法の書を発見するという機会を用意なさいました。それを読んだときの、「自分の心を裂いた」という王の態度に心を留めました。ヨシヤは律法のことばに国の実情を照らして神の前に悔い改めました。王であるから一番の権力を持っているとして、神のことばを斥けることをしないで、率先して神のことばの規準に従って悔い改めました。彼は王になってからずっと主を求めてきたのですから、ここで彼が自分の衣を裂いたのは、これまでのイスラエルとユダの犯した罪を悔い改めたということです。

 「私はいっしょうけんめいやっているのでその必要はない」としなかったヨシヤに、リーダーのあるべき姿を見るのです。


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