歴代誌第二 25章
9月を迎えました。収穫の秋です。近くの公園から取ってきた林檎(誰が採ってもよい)でアップルパイを妻が焼きました。酸味のある美味しいパイでした。秋の味覚第一号でしたね。残念ながら、焼き上がったパイの写真を撮るのを忘れてしまいました。
この章にはアマツヤ王のことが記されています。神への不徹底な信頼が自分の身に滅びを招くことになってしまうのですが、「全き心をもってではなかった」ということばが彼の特徴だったのだと思います。一方で、律法に記されているとおりに家来たちの子どもを殺さなかったり、大金を払って雇った10万人もの北の兵士たちを、神の人の助言を受け入れて戻したりするという面もあります。他方、自国に敵の偶像を持ち込んで拝むようなことをします。
心に留めたのは、アマツヤがよく考えた上で北王国イスラエル王のヨアシュ王と戦いをしたということ。ヨアシュが自制するようにと促しても聞き入れず、彼は自分がよく考えたのだからと拒んで戦い、大敗してしまうのです。自分がよく考えたのだからと聞き入れなかったのが、いのちを損なうことへと通じるのです。
何事かをしようとするときには、こうなったらどうするかとか、ああなったらこうしようなどと熟考します。けれども、熟考したからといって思い通りに物事が動くということではありません。それは、人の考えることには限りがあり、その人の目論見どおりには行かないということです。
「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ」という箴言16章18節のことばを覚えます。