みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

一人ではない

2015年11月05日 | エレミヤ書

エレミヤ書 36章1−20節

 きのうは味噌作りをしました。大豆を18時間水に浸し、それを3時間煮てから、つぶして麹(こうじ)を混ぜてできあがり! といっても、実際に食べられるようになるのは10ヶ月後とのこと。時間がかかるのですね。楽しみに待ちます。

 エレミヤは、神からのメッセージを、しかも、聞く者に歓迎されず耳を塞いでしまうようなことを語り続けました。孤軍奮闘かと思いきや、バルクという同労者がいたのです。バルクはエレミヤの口述に従い、神のことばのすべてを巻物に書き記し、さらに、1年後バルクは巻物に書かれたことばを王の側近たちに読み聞かせるのです。もしかしたら、それを聞いた人々が神の前に悔い改めて、悪の道から立ち帰るかもしれないとの希望を持って…。

 けれども、それを読んだ側近たちはすぐにエレミヤとバルクに身を隠すようにと進言します。きっと王は二人を捕らえるに違いないと恐れたのです。

 キリスト者は一人でも多くの人がイエスを信じるように願います。けれども、いつも決して多数派になることはないでしょう。時には自分が空回りしているような気持ちにさえなります。そんな時、神は私たちに「相棒」を用意してくださると信じて、祈るのはどうでしょうか。思いもよらないところに、同労者がいた、というようなことが起こります。


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