エレミヤ書 37章
風が吹くと枯れ葉がハラハラと落ちる様子は美しい光景です。ビデオで撮ろうとしましたが、カメラを構えると風が止みます。諦めると向こうのほうで風が吹いて枯れ葉が…。そこで、そちらに向かうと風が止むのです。撮るのを諦めました。広葉樹の葉が落ちるのもあと僅かですね。
ゼデキヤは南王国最後の王。バビロンのネブカデレザルによってユダの王とされたのに、バビロンの力が弱まるとみて、バビロンに反旗を翻してエジプトに頼るような王でした。ここでも彼はコソコソしています。エジプトが一時優勢だとみるや、バビロンはエルサレムから去るなどと、自分に都合の良い希望的なことを述べるのですが、主はエレミヤによって、「みずから欺くな」とたしなめられるのです。
バビロンはエルサレムから去ると言いながらも、自分の語っていることには何の根拠もないし、エレミヤが変わらずにエルサレムがバビロンによって攻略され捕囚されると語っていることが気になるので、ゼデキヤはエレミヤに自分たちのために主に祈ってほしいなどと願います。。
一方のエレミヤは首尾一貫しています。とは言っても、バビロン側に行くものだと誤解され捕らえられて丸天井の地下牢に入れられた時には、動揺もしたことでしょう。けれども彼は、動揺する中でも神に信頼するのです。
動揺しつつも神に信頼する、そんな信仰者でありたいです。