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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

素材の味

2010-11-20 22:45:00 | 野菜
オバサンが各種漬け物にこって産直に出荷していることについては以前にも紹介したかもしれない。

先日、以前から懇意にしているYさんが来訪された際に、あやめ雪(蕪)の漬け物をお茶と一緒に出したら「美味しいから仙台の知人に送って欲しい」と直ぐに注文を頂戴した。

早速依頼された二ヶ所に、あやめ雪の「みぞれ漬け」、百万石の「かぶら漬け」、大根の「一本漬け」、日野菜の「さくら漬け」、それにキクイモの「味噌漬け」をセットにして送った。


(秋晴れの下、田んぼの秋掘りも本格化している)

数日後、受取人の一人である旧知のN子さんから我が家にも電話が入った。
「こんな薄味で美味しく漬けるとは流石ですね」とお褒めの言葉を頂戴した。

自家生産の新鮮な野菜の「素材の味」を活かした漬け方を工夫したつもりではいるが、その「味の違い」に気付いてくれる人が居るということは本当に嬉しい限り。
これから始まる「沢庵漬け」作りの大きな励みとなりそうだ。
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ケヤキ林

2010-11-19 20:42:31 | 景色
森林は癒しの場所。
英語でfor-restと表現するのも頷けるというもの。



ジイチャンとバアチャンがペアを組んで取り組んだケヤキ林の下草刈りが今日の午前中で終わった。
まさに「老骨にムチ打って」の仕事なので随分と日数がかかったが、その甲斐あって見通しも良くなり美しい林が甦った。



(綺麗になった林を満足気に振り返るジイャン。田んぼの「秋掘り」をして帰り道のオジサンのトラクターも写っている。)

この林を「遠くからも眺めてみたい」と二人はこの後で集落内の周回道路を車で一巡りしたという。


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一次対応終了

2010-11-18 22:12:20 | 野菜
来年から畑として請負耕作することになった休耕田の一次対応が終わった。
一週間かけてバックホーで側溝を掘り排水等の障害となりそうな畦道を撤去してからトラクターで耕耘した。

長年の休耕で雑草の根がビッシリ張っているため一度の耕耘では土を反転させることができず、「二度掘り」をしたらようやく根の下から水気を含んだ土が姿を現わした。
この湿った土が春までに乾かないと作付時の作業が大変なだけでなく作物も育たない。
秋の内に急いで耕耘まで済ませたかったのは、このような湿地を春までに解消するのが一番の目的だった。


(手前の方が水気を含んでいるのが分かる。奥に見えるのは下草刈りに連日出勤しているジイチャンの乗用車)

今回の請負地は三箇所に別れているが、写真の場所が一番湿気を含んでいた。
これから吹く「木枯らし」や「春一番」に期待しているが、目論見通り進まない場合は俳水路を追加することも考えなければならない。


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夫唱婦随60年

2010-11-17 20:53:41 | 家族
集落の中心部を横断している久保川の中州に何年か前にジイチャンが植えたケヤキ林が育っている。
毎年冬場に下草刈りをしているが、今年は手が回りそうに無いのでジャチャンに頼んでみた。

「目立つ仕事はやりたがるはず」というオバサンの読みが的中し二日ほど前からバアチャンを補助者に使って作業を進めている。


(陽が傾き始めた三時過ぎに一服休憩中の二人が右下に見える)

楽隠居に近い暮らしで時間に余裕のあるジイチャンと違ってバアチャンは毎日忙しいので「バアチャンを巻き込まないで欲しい」といつも思っているが、一人でできるような仕事でも必ずバアチャンを補助者として使うのがジイチャンの常となっている。
これは、60年余もペアでやって来た習性なのかもしれないが、老い先短い人生を夫唱婦随で一緒に仕事をするのを「歓び」としているかのようにも見える。

客観的に見ると気力、体力、知力、判断力等のどれを取っても今はバアチャンの方が数段上なのだが、それをオブラートに包んで何事もジイチャンを立てるようにしているバアチャンの姿は、今は少なくなった日本の「古風な女」そのもののようだ。

夫婦の「幸せ」などというものは案外こんな身近なところに潜んでいるのかも知れない。
コメント (2)
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薪ストーブ

2010-11-16 22:20:29 | 生活
春に加工室を新設した際に設置していた薪ストーブにようやく火が入った。
薪ストーブと言っても廃材や丸太も燃やせる野性的タイプ。
しかし、煙突がストーブ本体価格の五倍もしたのには驚いた。
それでも、家の中に薪ストーブを導入出来なかった代償措置みたいなものなので、それを思えば安い仕上がりだったと言える。



火災を引き起こさないようストーブや煙突周辺は吟味して工事をして貰ったが、真っ直ぐに屋根まで突き抜けた煙突が良かったのか火の燃え具合は良く部屋も直ぐに暖まるようだ。
加工室を利用して朝夕の出荷準備作業をしているオバサンが大喜びしていることは言うまでも無い。
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