川口の叔母夫婦が、高校を卒業し専門学校に入学が決まった孫娘を連れて市野々の叔母宅に逗留している。
孫娘の久し振りの来訪を歓迎し、「鳴子温泉一泊旅行」に出かけた。
(叔母夫婦と孫娘)
熱めの温泉に浸かった後の洗い場で、78歳の叔父が突然「背中を流してやる」と言い出した。
勿論、「立場が逆」と固辞したが、「君には、これからも頑張って貰わねばならないから・・・」と石鹸を
付けたタオルで背中を洗い始めた。
誰かに背中を流して貰うことなど何十年も無かったが、叔父は手慣れた感じで、背中のカユミを一掃しスッキリ
とさせてくれた。
そんな「予期せぬ出来事」に恐縮しつつも感激し、夕食時の生ビールが進み、また、就寝前の焼酎も美味しく
味わった。
(孫娘と市野々の叔母)
6人が同部屋だったので、イビキで迷惑をかけてはいけないと考え、花仙の新品を付けて眠りに就いた。
しかし、寝ている内に外してしまったらしく、今朝になって、孫娘は「イビキが煩さ過ぎて眠れなかった」と
嘆げいていた。
不本意ながら、トンデモナイ「歓迎会」をしてしまったようだ。