霜後桃源記  

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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

木を見て森を見ず その四 「黒を白」と主張し続ける異常

2019-03-13 20:56:15 | 社会

昨年4月に教育委員会から転任した中川農林部長は、接遇態度も質疑応答も常識的で、前任の二人とは
比べものにならなかった。

「貴方の主張に何か変更点が有るのか、無ければ市の見解も全く変わらない」が中川部長の冒頭の
発言だった。

私 「私が当初から主張している内容で農水省のパンプが配布されているが、『広域内の集落は合意
不要』とする市役所見解とは真逆ではないか」

部長「チェックポイントは、指導文書でもなければ指示文書でもない単なるパンフレットでしかない。
   総会開催を義務付ける規定は、委任契約の条文にも無いし、他の法律にも無い。」

以下は、平行線の議論で全く噛み合わなかった。


(ハクモクレンの冬芽が大分膨らんできた)

それが「立場上の見解」か「部長の個人的見解」かは不明だが、いずれにせよ「違法、異常な見解」で
あることに変わりはない。

委任契約等の条文を確認したのなら、農水省が示した多面的機能支払いの実施要領や広域に示した規約も
見て欲しかった。
実施要領は冒頭で「構成員の合意の必要性」を強調し、広域の規約には「各集落の合意を得て」との条項も
記載されている。

にも関わらず市長は「広域の運営委員会が総会に当たる」と、実施要領を無視しただけでなく、直接民主制と
間接民主制の概念を混同したお粗末な回答を返して来ている。

また、一般常識からすれば、実施要領は指示文書で、パンフレットは指導文書かと思われるが、市役所は
法令等の理解に疎いだけでなく、国からの文書の「位置づけ」さえも理解出来ていないようだ。
もしかすると、「結論ありき」で、広域の規約等を読んでいないのかもしれない。
コメント (2)
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