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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

秋野菜の種蒔き

2006-09-02 19:47:34 | 野菜
早生のエダマメやトウモロコシも終わり、シソの葉も間もなく終わる。トマトやインゲンもあまり数が出なくなった。
当然、産直への出荷数も8月に較べると激減している。
これでは、9月末の売上合計が寂しいものになりそうだ。
しかし、農業に季節変動があるのは止む得ないことと諦めて「寂しい秋」を乗り越えるしかない。
そんなことから今は、田んぼの草刈りや排水対策と併せて、秋野菜の準備に忙しい。



赤荻にあるこの畑は、エダマメ収穫後にEM米糠ボカシ施して掘り起こし、半月ほど寝かせていたもの。
それほど広い面積ではないが、大根と白菜を蒔いた。
土を被せた上にもみ殻を載せたりは、保湿と雨で流れないようにしたもの。
晩秋には、収穫の歓びを味わいたいもの。

□ 産直での会話から
産直に出荷している生産者はバアチャン達が多い。
小耳に挟んだ或る日の会話。
Aさん「ウチの嫁は、畑に何が栽培されているか全く知らないし、関心も無い」
Bさん「ウチの嫁は、自分で畑から野菜を採って来るということは、まったく無
    い」
Cさん「ウチなんか、自分の家で作っていることも知らないで、スーパーから買って来た
    りしている。」

バアチャン達が野菜を作れなくなった時に、このお嫁さん達が野菜作りを始めるとは到底思えない。
きっと「買って食べた方が安い」となるのだ。
多分この傾向は全国的なものだろうが、それによって落ちた生産量を大規模農家だけでカバーすることは不可能だと思われる。
コメント (2)
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