保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

住所の謎…(第七話)「街区符号」の付け方の法則

2011年08月03日 | 世の中のあんなコト、こんな事

「街区符号」の前に、町名の付け方にも触れておきます。

ほとんどは以前の「大字」が「町」になりましたが
さらに分かり易くするために細分化し
「〇〇(町)△丁目」と呼ぶようになっています。

以前にも書きましたが、町名の変更と「住居表示」の実施は
基本的には別物ですが、昨今ではどちらも
昔のような“御上”主導ではなく、住民からの要望が上がってから
市町村役場が動くのだそうです。

そして、「~協議会」というような組織を住民側に結成してもらい
そこでの意向が尊重され、市町村との話し合いから
一つ一つを決定していくという流れになっていると言います。

とすれば、「なぜウチの町は町名も古いし、昔のゴチャゴチャしたままなの?」
という疑問がもしお住まいの地区にあるとすれば、それは、貴方を含んで
誰も変更して欲しい要望の声を上げていないだけなのです。

 

さて本題ですが、「門前1丁目2番3号(1-2-3)」の「2」が街区符号(番号)でした。

長野市における番号を付ける法則は次の通りです。

 町名「門前1丁目」の区域内を、路地や大通りなどの公道や鉄道
その他の恒久的な施設または河川、水路等
によつてブロックに分けます。

 “長野駅”に一番近いブロックを「1番」にし
それをスタートにして“一筆書き”で番号を付けて行きますので 
「地番」のように飛び飛びにはならず、連続して接していくことになります。

もちろん、工夫して全てのブロックを網羅しなければなりません。



結果、当然ながらお隣は同じ街区ですが
道路を挟んだお向かいは違う街区になります。

ちなみに、東京都の場合
区によって違いがあるのか知りませんが
皇居を中心にして、近いほうから番号を振っているという話もあり
“中心のモノ”は全国的に統一されていないようです。

 

 

「〇丁目」が付いた町名も、御上主導の頃は原則として
誰もが認める市の中心である(市の担当者談)長野駅”に
一番近い所を「1丁目」としたそうです。

 

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