保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

1年3ヶ月放置されていたジープの車検依頼

2010年04月30日 | クルマ販売と板金修理の実録

「お金がなかった」から車検取得ができずに
車庫の中で1年3ヶ月間放置されて埃まみれの
J53ジープの車検依頼をH様から請けました。

「車検切れのまま乗っていくから」とおっしゃるのを して
休日で積載車をお借りできないので
ディーラーナンバーと代車持参でこちらから取りにお伺いしたのですが
事前にバッテリーがアガッテいないかだけはシッカリ確認しました。

24ボルト車はブースターケーブルで繋ぐにしても
大きなバッテリーの載っているクルマが2台
1個を1台ずつに繋ぎますのでケーブルも2セット必要で
展示車でさえ、近くに2台を横付けしなければならず
タイヘンな思いすることを知っているからです。

もちろん 24ボルト車があれば何の問題もありませんが
普通の方の生活環境には期待できる話ではありません。

バッテリーは新品に乗せ替え、ほとんどクランキングなしで
始動したことをしきりに感心していらっしゃいましたが
ジープのディーゼルはセルが回り、燃料さえ入っていれば
たとえ1年に1度でも“一発瞬間始動”は当然です。



元来は国策上の軍用車両なのですから
工場やJAFへ救援を頼むわけにもいきませんし、ましてや
“エンジンかからず”が即、命に関わる環境で使用されるため
乗り心地は最悪であっても動くことだけは
最低限、保証されないとその役目は果せません。

それにしても約1年前に400㌔離れた三重県に
自走による納車をした後2、3日間、腰を中心とした
身体の節々が痛くなって以来のジープの運転のはずで
ワイドタイヤによるハンドルの重さと堅い板バネによる跳ね上がりを
H様のお宅から当店までの僅か数キロでこんなにキツク 感じるのは
やはり歳なのでしょうが、程度の良いJ53またはJ55が見つかったら
久しぶりに仕入れて見ようかな とも思ったのでした。

 

 

 

 

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RGステップワゴンはヤワい !?

2010年04月29日 | クルマ販売と板金修理の実録

追突相手のパジェロジュニアは修理見積りが10万円ほどなのに
RGステップワゴンはコアサポート、ラジエターまで達していて約52万円
ぶつけた方の損害が得てして大きいとは言われていますが
この金額の差にはちょっと

ホンダではコアサポートの部品名は「フロントバルクヘッド」なのですが
本来の意味は“エンジンルーム後端にある室内との隔壁”のことで
なぜこう呼ぶのか分かりません。

ところで、相手がこの程度の金額だったことは
保険会社の最初のの女性担当者から聞いたもので
「およそいくら位ですか」と尋ねた彼女に
「多分40万円は超えますよ」と答えると
「それって今回の事故の分“だけ”ですよね?」と
いぶかしがったほどです。

確かに軽トラの後カドに当ったのではありませんし…。

特にフロントを壊れ易くして乗員を保護する
いわゆるクラッシャブルゾーンを設ける造りは一応、理解できますが
ここまで壊さないといけない理由は本当にそれだけであって
コストダウンの結果を体の良い言葉で隠しているんじゃないかと
ウガッタ見方さえしてしまいそうです。

軽がちょっとの衝撃で
エアバックは開き左右のシートベルトもロックして
これだけで10万円を超える負担が生じたりするのも
イザ自分の身に降りかかるとかなりの出費です。

肝心な車体修理が10万円程度で済んでも
結局、合計は20万円になったりして…。

今回はここまで破損してもエアバックは開いていませんから
“当たり所が悪かった”で済まされてしまうのでしょうが
どちらもケガはしなかったのですから
これもこうしたヤワな造りの効果なのでしょうか

ヤワと言えば一昨日入庫のプレミオもそうですが
お客様の「バンパーをちょっとぶつけた」には注意が必要で
昨今のバンパーは中にリーンホースメントなどの
補強板が入っていない上、取付ステーすらない全くの“ドンガラ”が多く
バックパネルが押されて変形しているのにバンパー自体は
その復元力で元に戻っているので僅かな変形に見えるのですが
実は修理代が6、7万円と嵩むことも多いのです。


(エンドパネルにバンパー直付けのため
こうしてナットを緩めると押された分がスキマになります)

そんなこんなの造りのため、保険会社アジャスターさんが最近は
とにかく“全損事故”が増えたと嘆くことしきりです。


 

 


 

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今年は山菜が豊作?

2010年04月28日 | 日々の暮らし

毎年決まって山菜をくださるN様から、すでにこの春は3回も
フキッ玉、タラノメ、そしてコゴミと次々に山菜をいただいていますが
その理由は決して豊作だから、ではなく
N様がリストラされて「無職」になられたからです。

有り余る時間を長野から小1時間離れた隠れスポットまで通い
ほぼその都度、帰り道沿いにある当店まで届けてくださるので
今年は多分、大きなスーパー袋1杯分くらいは
すでに頂いていると思います

このコゴミはシダ科の植物で味に癖がなく
さくさくとした独特の歯ざわりがあって
“おしたし”や“マヨネーズ和え”で食するととても美味く
もちろん山菜では定番の“天ぷら”も絶品ですが
今年は寒さの影響で生育が遅れていて
例年の2~3割の収穫しかまだできないようです。



都会からの観光客には大人気なのですが
北海道から料理の勉強にいらした旅館関係者は
信州の山菜料理を試食して「こんなものが食えるか!」と
本気でご立腹になられたそうで、北海道では誰も採る人がいない
言わば雑草の一種と見られているのだ、とN様に教えてもらいました。

真偽のほどはともかく、思えば北海道の代表的味覚は
魚介類や乳製品であって
確かに山菜料理は聞いたことがない気がしますが
実際にそちらで食べてみると、全部大きくて
こちらのものよりもはるかに風味が良いのだそうです。

そうは言っても長野から
1千㌔離れた北海道まで を渡って
わざわざこれを食べに行こうとはコレッポッチも思いませんが…。

山の幸はコゴミ、ワラビ、竹の子そして秋のキノコまで次々と続くのですが
60歳近いN様が新たな職を見つけることはかなり難しいようで
こうして“お裾分け”で食卓が季節感に溢れることは嬉しいとは言え
時期に20万㌔になろうとする現在のRVのお乗り替えは
先が見えなくなってしまいました…。

 


 

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RF4ステップワゴンを再々々…出品しました。

2010年04月27日 | クルマ販売と板金修理の実録

真冬の雪景色の頃が最初でしたので
すでに3ヶ月に渡って出品していることになり
ここ1年間では全車種の中で最長の在庫期間になっているのですが
去年だけでもRF2とRF4で9台も販売させていただいたのに
このRF4が売れない理由が全く分からないでいます

 業者オークション仕入れの【4点】モノですから
走行距離は確かに12万㌔走っていますがタイミングベルトは使っていませんし
ディーラーによる点検整備もシッカリ終わらせて、その上
結局は誤診だったのですが、入庫時TVが写らず
ディーラーが「チューナー不良」と言ったものだから
その脱着のためシートまでそっくり外したついでに完璧なクリーニングも実施して
いつお渡ししても良い状態になっていたどころか
かなり自信を持っての出品だったのですが
半年あった車検も1ヶ月ちょっとを残すのみになってしまいました…。

これではあまりに車検が短いので今回の出品から
「予備検付」といたしましたが、まだ抹消はせず
ナンバーは付けたままにしておきますので
ご希望によっては継続車検取得でのお引渡しも可能です

これですと“名義変更”でお乗りになれ
自走によるお引取りの際に仮ナンバーを借りなくてですので
僅かな手間が省けると思いますし
日常使用しながら手続きを進めていただけますので
気分的に楽だと思うのです。

金額的には「予備険付」も「継続車検取得」もほぼ同じで
自賠責、重量税、自動車税のお支払い先が
当店になるか陸運局になるか、の違いだけです

出品コメントに謳っていますように
時の経過に伴う相場価格の に準じて
価格もずいぶん落とし、すでに原価割れに突入していますので
なにとぞなにとぞ、よろしくお願いいたします。



 

 



 

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軽トラで姿を見せた新たな地主さん

2010年04月26日 | クルマ販売と板金修理の実録

早くも登場なさった買受人つまり新しい地主さんは
やはり予想通り、同世代の不動産経営のU様でした。

不動産屋さんが乗るクルマには2種類の考え方があって
1つは「儲けられてしまうと警戒されるからあまり良いものに乗らない」
そしてもう1つは「信用度を上げるためなるべく良いものに乗る」
らしいのですが、私にはなんとも言えません。

挨拶に来た、と言いながら
フェラーリを2台持っているしベンツもどうの、と
ずいぶん羽振りの良いお話をなさっていましたが
それってつまりはそれだけ儲けていますよ、と言うことで
貴方にも高い賃料を呈示しますよ、と聞こえてしまうのですから
私は前者の考え方なのかもしれません。

さすがにU様はそんな世間の見方を知ってか知らずか
軽トラに乗っていらしてスーパーカーの話をするのですから
お金がないと思えばこの話題は持ち出さず
あると思えば持ち出すという
人を診て使い分けるのだとしたら
これはなかなか曲者かもしれません。

ただ、軽トラの助手席には
奥様と3匹のワンコが同乗しているのを見て
そうした見方が揺らいでしまうのは
女性と動物のなせるワザと思うのです。



 



 


 

 

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なんともツライ焼肉の匂い…

2010年04月25日 | クルマ販売と板金修理の実録

5年間ほどの間にファミレス、中華、カフェと
3回入れ替わった当店から100m程の場所に
“食べ放題○○円”の焼肉屋がつい先日オープンしたのですが
屋外で作業していると北西の風に乗って、特に夕方などは
この店から漂ってくる美味そうな焼肉の匂いが我慢できません

特にこのところの寒い日は北西の風ですから
連日この匂いを嗅がされています。

若い頃は毎食、肉料理を出されても平気な“肉派”で
海沿い観光地への旅行などで夕食、翌日の朝食とが続くと
昼飯には肉を食べないと肌がカサカサしてくる気がしたものですが
歳とともにそうでもなくなったとは言え
生来の嗜好が変わったわけではないのです。

いつの頃からか「腹8分目以下」を心がけて
そういう胃袋になっていますので
ある意味、いつでも空腹状態で暮らしていますから
この匂いは“拷問”にさえ思えて、エライものができてしまったなぁ、と
思わずにはいられない今日この頃です…



 

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今年の桜はなかなか散りません。

2010年04月24日 | 障害犬ぺぺとの楽しかった日々

例年ですともう話題にもしない桜ですが
満開になって1週間は経つのに、まだ“散り始め”のままなのは
強い風が吹く日がないばかりでなく
ぐずついた寒い日が続いているからです。

福島県に降る雪をニュースで見たのは一昨日のことで
ちょうど1週間前の長野でも見られた
満開の桜に積もる雪が映っていました。

この白いモノが桜の花びらで本当に良かったと思いますが
今年はまだ雪の心配が100㌫ないとは言えませんから
車椅子の“雪削ぎ落とし用”のスノーブレードを
未だに装着したままなのですが、これが
雪だるま状にタイヤに張り付く花びらを掻き落としています。




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フィットの出品、そして補助金、減税の効果について。

2010年04月23日 | クルマ販売と板金修理の実録

綺麗なクルマでしたのであっと言う間に出品できました

ヤフオクでもフィットそのものの出品は多いですが
4WDとなるとガクッと台数が減りますので
お探しのお客様、どうぞよろしくお願いいたします。



ところで、ホンダディーラーのO君の話では
3月までの1年間の彼の営業所の新車販売台数は
業界に入って20数年来で最高の実績になったと喜んでいて
そしてそのうち、65㌫が減税、補助金の対象と言いますから
この政策は新車販売においては絶大な効果があるのです。

これを聞くだけで政治との結びつきがいかに大事かがよく分かりますが
その点、中古車業界がこうした直接的な恩恵を受けることは
少なくても私は聞いたことがありません

逆に3月までの中古車の販売台数は
統計を取り始めて以来、最低だったと聞いていますが
これもいつどこで誰が集計しているのかさえよく分からないのは
新車のように、“台数稼ぎ”の自社登録はあるにしても
実売台数=登録台数によって明確に把握できるわけでなく
名義変更は同じ車が短期間に業者間で売買され
何回も移転されることがあるからです。

そして現実の販売台数をどこかに報告する義務もなく
それを管理する団体の存在も知りませんので
こうした業界が政治を動かす力などないのは当たり前ですね。

今年の9月まで延長された政策ですので
「減税、補助金も!」の各自動車メーカーのCMがまだまだ続くはずで
正直、いささか食傷気味なのは私だけでしょうか…。



 

 


 


 

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新しい地主さんが決まりました。

2010年04月22日 | クルマ販売と板金修理の実録

昨日、競売の開札が午前10時から行われ
その結果が午後2時にはネットで見ることができました。

入札そのものをしなかったのですから
わざわざ裁判所の開札場に行く気にならなかったものです。

銀行や弁護士、その他ほとんどの方が
売れるはずがない、と言っていた中でただ1人
何十年来のお付き合いになる不動産会社に勤めるHさんだけは
絶対に買っておくべきだと言い、その理由も
なるほどと納得できるものだったのですが
有り余っているお金で暮らしているわけではありませんし
今後のことも色々考えた末、結果的にはそのアドバイスに従えず
入札に参加しなかったのでした。

結果はHさんの言う通り、3件もの入札があり落札者は「法人」ですから
もしかしたら不動産関係の方かもしれず
この時点では、買受人がどこのどなたなのか
公表されていませんので全く分かりませんが
約1週間の異議申立期間の後、正式に決まるや否や
何らかのアポがあるはずです。

資金運用等で人気のある物件には10件を軽く上回る入札があり
基準価格の2倍以上で売れているものもあるのですから
それほどではなかった点では、Hさんが言う“素人的”アドバイスも
少しは当っていたのでしょう。

これで今まで19年と半年に渡る現契約は解除され
この新しい地主さんと新たな契約を結ぶことになるのですが
敷金、保証金そして肝心な賃料はさてどうなることやら…。

宙ぶらりんな気持ちがすっきりすることは良いとしても
交渉事という煩わしさが加わるのですから、日常の仕事に
その精神的負担を引きずり込まないよう注意しながら
粛々と暮らす努力をすることにします。

 

 


 

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フィット4WDを買取りました。

2010年04月21日 | クルマ販売と板金修理の実録

地元の“実質”ワンオーナー
数少ない4WDのフィットを買取入庫しました

“実質”の意味は、書類上は「移転」がされているからです。

一般的な話で決してこのクルマのことではないのですが
個人経営者がリース会社を経由して法人登録し
なるべく短いリース期間を組んでリース料を会社経費で落として
安く設定した残存価格でリースアップ時に経営者個人が買取ることは
かつてよく取られていた“個人経営者が儲ける方法”だったのですが
今では基本的にはできなくなったようです。

世の中に「リース」が流行りだした頃、新車営業マンの私は
ある小さな会社の社長さんに尋ねられました。

「おたくもリースできる?なるべく短い期間で
残存価格はできるだけ安く
月の払いはいくら“高く”てもいいよ」

月の払いを“安く”するには、なるべく長い期間で
残存価格はなるべく高く設定するのが一般的なのですが
真逆のことをおっしゃっるのです。

えっ、なんで…???

「そんなことも知らないの?リースアップしたら私が
その を買うのが条件だからよく考えれば解かるでしょ」

儲かっている会社にリース料を経費として払わせ
限りなく安く設定した残存価格で個人が買取る…。

「応接間に飾る絵画も同じ方法で儲けられるよ」



なるほど当時、リース期間に
「最短(償却年数×0,7)」の制限があるのはそのためだったのでしょうが
その目の付け所にはホトホト感心したものです。

そしてその後、ほとんどのリース会社のリースアップ車は
その会社または系列会社に入庫になり、再販価格も設定され
勝手に処分はできなくなったことを聞いていますが
しかしまだ一部、できる処もあるらしいのです。

ただ、中古車販売にはリース契約の話はまずありませんので
最近の正確な情報を把握する機会もなく
このフィットの「移転」の訳は、お嬢様である前ユーザーの
事情をよくご存知でない曖昧な表現から
こちらで勝手に推測させていただに過ぎませんが
“遠からず”当っていることでしょう。





 

 


 

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エクストレイルを出品しました。

2010年04月20日 | クルマ販売と板金修理の実録

H12年エクストレイル4WDを出品しました

主に左側外板に植物の脂と思しき点々が
シッカリと固まって付いているため、これを落とすのに難儀中
出品後も実はまだ作業中ですが1、2日で終わるでしょう。

時間が経つと夏場の虫の脂も取りづらいのですが
それ以上のこれは一体何の植物なのでしょう?

そう言えば、鳥の糞は強い酸性で
こんなものではないほど塗装面を痛めますので
くれぐれも放っておくことのないようご注意ください。

ところでこのエクストレイルは
8分山の235/60R16のスタッドレスを履いていて
夏タイヤをどうしようか悩みましたが
 をこれ以上高くしたくありませんでしたし
標準の215/65とどちらが良いのかも人それぞれですので
このままの出品としました。

在庫で持っている分で、お世辞でも良いタイヤとは言えませんが
215/70R15(2分山)+純正鉄ホイール+ホイールキャップを
ご希望があれば差し上げますのでお申し出ください。

なお、GWの連休中も
時間は短縮しますが営業していますので
どうぞよろしくお願いいたします。




 

 

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エンストの原因はやはり噴射ポンプでした。

2010年04月19日 | クルマ販売と板金修理の実録

3日前、三菱ディーラー工場のフロントマンKさんから
「ダイナモのベルトを交換したらエンストしなくなった」と
歓喜の声を上げそうになるがありました。

スペースギアのダイナモは細い2本のベルトで駆動していて
その細さからよく伸びてベルト鳴きするのですが
1本が切れていて、残りの1本も伸び切って
キュルキュル音を発していることは入庫前から知っていました。

一瞬喜んではみたものの、いくら電子制御とは言え
それが原因でエンストするなんてあるのか
症状が一時的に出なくなってしまっただけではないのか、と
これはこれで不安になりました

「お客様にお納めした後で再発したらどうしよう
3ヶ月以内だったら無償でリビルト品を送るように記載しようか
それにしても1歩間違えるとエンストは事故に直結するし…」など
いろいろ考えた上で、もう2、3日様子を見て欲しい旨伝えた翌日
「やはりまた症状が出ました」とKさんから、案の定

やっぱりなぁ、と経験だけが頼りの自らの診断に感心しつつ
これはこれで一安心(?)して修理を依頼しました。

ちなみに、いつもコメント欄で適切なアドバイスをいただく“宮城のS様”からの
「燃料へのオイルの混入」は目視では確認できなかったようで、
タンク内の燃料抜き取りは不要だが燃料フィルターは交換した方がよい
と言われましたので、ディーラーが言うのですから
1年間の保証も付くことですしそうすることにしました。

不具合修理の際、症状の再現ができないと原因の特定ができず
特に「たまにそうなる」なんて不具合はしばらく様子をみていただいて
頻繁または出っ放しになってから修理をすることも多々ありますから
今回は“不幸中の幸い”と思うことにします。

それにしても噴射ポンプの新品は
正確に聞いたことはありませんが40万円位という噂を裏付けるように
リビルト品の希望小売価格も224000なのですから
前期型の古いモノでしたらクルマそのものが買えるほどの高額で
痛~い痛~い出費となりました

 

 




 

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季節外れの淡雪の罪と功

2010年04月18日 | クルマ販売と板金修理の実録

一部のズボラな方を除いては
すでにほとんどのユーザーは夏タイヤに履き替えていましたので
午後には何事もなかったように黒々とした元の乾燥路に戻った
春の淡雪だったのに、私もその1人ですが
たまたま早朝の積雪路を通勤なさっていたS君は
黄色 で急に止まった車にスリップして激突
土禁、LEDイルミ、レザー風シートカバーの定番で飾って
僅かな線キズすら直して大切にしていたRGステップワゴンは
カクノ如クの悲惨な状態になってしまったのです。

ABSは付いていても、ガガガガッと装置が働く音を聞きながら
なすすべなく雪の上を滑っていったとS君は苦笑いしながら言いますが
ちょっと見でも40万円はゆうに超えるであろう修理代は
心配したお母さんが奨めた車両保険に入っていましたので
全額担保されるとは言ってもやはり
精神的ダメージは想像するに難くありません。

よくお打ち合わせの上で、リサイクル部品等で浮く所は浮かせて
できればキャッシュバックして差し上げたいと思います。

(S君、暗い気持ちを少しでも明るくなさってください)

板金修理が他人様の不幸を待つ側面があることを否定するつもりは
毛頭ないとは言え、それに乗じて本当に申し訳ないのですが
一昨日結納を済ませたばかりのカラーズオートのK君へは
この修理依頼が“お祝い”のようなタイミングになりました。

元社員の彼には、先週うっかり請けてしまった2台を
結納で気忙しい中、金額的にも日程的にも無理をして
2台とも納期通り完成していただきいつもいつもスミマセン。

今回はどのみち“大破”で簡単にはいきませんので
充分時間を取って完璧に直していただければ結構ですが
それにしても研究熱心で向上心旺盛な彼のウデは
ずっと前からすでに私を上回るどころか
はるか彼方なレベルになっています。

(K君、なにはともあれ おめでとうございます) 

 






 

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今朝だけの“しだれ桜”

2010年04月17日 | 障害犬ぺぺとの楽しかった日々

4月もじきに下旬、GWの話題がポチポチ聞こえてくるというのに
この雪はいったいなんなのでしょう。

ここ信州でも、GWの昼間は半袖1枚で過ごせる季節なのですが…。

道端の花壇にはすっかり春の花が咲き乱れていても
天気予報から「雪」の字がなかなか消えないどころか
今朝は本当に(!)積もったのですから
去年はすでに散っている桜がほぼ満開で表面積が目イッパイ
広がっているところへ、もろに湿った雪が乗っかって
今朝だけはどの木も“枝垂桜”になっています。



下を歩いていると、溶けかかった雪の塊が
ボトンボトンと頭に落ちてきて、景色も初めてなら
この直径3、4cmのシャーベット玉5、6発でびしょ濡れも
初めての経験です。

明日の「長野マラソン」ですでに長野入りされている方は
さぞかしビックリなさったことでしょうが
急速に天気は回復して満開の桜の中で行われることになりそうで
去年見そびれた高橋尚子さんを一目見ようと思うのですが
スタート15分前でも発見できなかったのですから、号砲間近は
地面を這うようなぺぺを連れてあの人混みに入るのは
今年もやはり無理かもしれません。



この「一般」の練習に使用されるサブトラックはひどくぬかるんでいますが
普段から立入り禁止の「一流の招待選手」用になるメイントラックは
造りが違いますのでグチャグチャにはなっていません。
 




 

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人生は“賭け”の連続に思えてなりません。

2010年04月16日 | クルマ販売と板金修理の実録

昨日がこの店舗の競売入札の締切日でしたが
誰でもご覧になれるこのブログでは
どんな影響があるか分かりませんでしたので明言はしませんでしたが
今回の入札には参加しませんでした。

手元には今回使用しなかった書類一式が残っています。

様々な思いが交錯して様々な方々にご相談した結果ですが
これで損をするのか得をするのか
全く分からないのはそもそも相手がいるからで
元の地主さん、買受人の新しい地主さん、そして
うごめいていた人々は新たな登場人物になるのかもしれません。

買った方が良かったのか悪かったのかはもちろん
売れた場合はどなたが幸運、または不幸をもたらすのか
まさに“サイは投げられた”のです。

昨年から受け取りだした年金も
今まで納めた1千万円を越える投資に対する“見返り”を
生きている間は月々の分割払いで受け取るのですから
今後の余生、つまりは命を賭けた賭けと言ってよいのでしょう。

もっとも早死による元本割れはあっても0はなく
全てを失うことはありませんが、それでも
本人のみが受け取るのは大雑把な計算
70歳まで生きれば1300万円、75歳までなら2000万円になるという
金額の大小にのみ言えることではありますが。

何をいくらで仕入れていくらで売ろうか、の日々の仕事さえも
賭けに見えるようになったのは歳をとってからのことで
若い頃には体力、気力、そして取り巻く社会情勢も
負けを負けとも思わせない勢いがあったし、たとえ負けても
それをすぐに取り戻せると思える余裕があった気がします。

もっと大きな決断も平気でして来たのに
ずいぶん臆病になったなあ、と思わずにはいられません。
 

 

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