保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

物損事故(その2)・・・⑥全損時の時価評価額が低い理由

2019年01月30日 | クルマに関するアレコレ

「損害調査員(アジャスター)」とは、保険会社が保険金を支払う前に
その損害を調査し支払う保険金額の査定に携わる人のことです。

私の"過去の知識"では、彼らは損害保険会社の直接の社員ではなく
例え事務所は同じビルの同じフロアにあったとしても
系列の別会社の社員であって、人身または物損の
それぞれの担当に分かれているのが一般的です。

当時は1件処理する毎に交通費を含めて、依頼した保険会社に
請求を上げる方式のため、給料も変動したそうですし
採用も地元で行われ、基本的には転勤もないと聞いていました。

個人的には、お互いが地元住民の方が
交渉がスムースに運ぶとの思惑があるのかも、と思ったのを覚えています。

そして例えば、自動車の修理の場合、その時の混雑状況によりますが
その額が10万円を超える時は工場との擦り合わせのために破損を見に来ますが
原則は「あくまで全ての現車確認」とのことでした。

アジャスト(擦り合わせ・調整)というと聞こえは良いですが
実態は損害調査という名の下に修理工場の見積もりにケチをつけ
賠償額を少しでも安くする"値引き交渉係"と言っても過言ではありません。

一方、格安保険料を謳うネット保険会社は、経費を節約し
その保険料を維持するためでしょう、この調査会社さえ持たず
既存の調査会社へ初めから外注として依頼する方式を取っていますので
事故対応はや電話を駆使してかなり簡素化されていて、修理見積額が
25万円超の時にも擦り合わせに来ることはありませんでした。 

いずれの形であるにしろ、損害調査員は利害が絡まない第3者ではなく
経営損益を左右する支払い保険金を低く抑える役割を背負わされていますので
彼らが算出し保険会社の担当女子社員から提案される全損の時価評価額は
一般的に
保険会社にとって都合の良い内容、すなわち
支払い保険金(賠償額)を低く抑える立場に基づいたものになります。

本来、全損に伴う損害金額は、被害者の経済的損失を補填しなければならず
同等の自動車を再調達するために必要な賠償金が提示されて然りですが
未だに保険会社からは時価評価額のみを提示し、再調達のために必要な全ての
費用を含んだ賠償金を提示する保険会社はごく僅かというのが現実のようです。

示談は話し合い、加害者側の保険会社の低い賠償金を
一方的に押し付けられる必然性は何もありませんので、反論するには
それなりのデータ、資料を用意してこちらの要求を主張しなければなりません。

繰り返しになりますが、保険会社にとって支払い保険金は損失に当たり
交渉次第で抑えることができる賠償額を、要求もして来ない相手に
できるだけ多く支払う甘い保険会社など一つもないということです。

でなければ、契約者からの預かり保険料を他で運用して大きな利益を
上げる仕組みの保険会社ではあっても、
地元採用の事務系女性社員に対して
年間500万円をゆうに超える高額な給料が支払われる給与体系や
完全週休2日制など維持できるはずもないのです。 

(注)これらの内容は、個人的な過去の記憶や知識に基づいたもので
現在の実態を表している保証はありませんので、念のため。

(完)

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4th Skiing in 戸隠・・・さすがに疲労困ぱい

2019年01月28日 | 冬はもっぱらスキー三昧

市街地での積雪が今季初の15㎝、早朝4時から約1時間半
除雪機を稼働して雪かきをしてからでしたので
午後1時には正直、疲れ果ててしまっていました。

それでも戸隠は昼前から太陽が顔を出しましたので
何とか頑張って2時過ぎまで孫娘Hちゃんに付き合って来ました。


(1748m、瑪瑙山頂にて)

整地された上級シルバーコースをずらしの小回りで
コケずにノンストップで下りて来られたことは
本人にとってかなりの自信になったことでしょう。

通っている小学校のスキー教室が今週末に予定されていて
そこで少しでも目立つよう、爺さんの"事前講習"はこれで終わりです。

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Ski-Job(11)【Lesson10】 in 横手山・・・ここはやっぱり寒い!

2019年01月27日 | 冬はもっぱらスキー三昧

栃木・T中1年生のスキー合宿80人の生徒さん達でした。

担当は男女混合の初心者班9名。

1日目午後:雪
2日目:雪
3日目午後:曇り

今回も第1・第5リフト2本を使った初級バーンだけのレッスンにしました。


(第1リフト、初級バーン)

最終日を除いて、5m/s以上の風を伴った雪が降り続く中では
半数はコケルに違いない2000m付近まで上がる第2に乗る理由は特にありません。

雪+常時5~6m/sの風に加え、今季初の「-14℃」を
電光表示板で見てしまい、休憩所として指定された旅館Y荘から
あまり離れたくない気持ちもあってのことです。


(第2クアッドリフト乗場)

フリース裏地が付いたニット帽+フリースネックウォーマー2枚でも
頭部に冷たさを感じる寒さは、このスキー場ならではのものと
改めて感じてしまいました。

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物損事故(その2)・・・⑤"ごね得"ではありません

2019年01月26日 | クルマに関するアレコレ

多くの一般の方が、自動車の物損事故の被害に遭った時
支払われた保険金で必ず修理しなければならないものだと思っています。

が、これははっきり言って誤解です。

受け取った保険金つまり賠償金は何に使っても良い性格のお金です。

例えば、事故を機会にもう車は手放して乗らない、となっても
当然、支払われた保険金の返金を求められることは100%あり得ません。

お金の支払いをもって終わりにするのが損害保険の世界で
その支払い額を決めるために修理見積書が必要なだけですから
保険会社が内容及び金額をそれで良いと認めること(認定)をしたら
あとは修理しないで済ませても、全く問題ないのです。

ただし、この場合「"認定払い"でお願いします」と言って示談すると
保険金は支払われますが、後日になって修理することに気持ちが変わり
万が一見積もりに含まれていなかった追加修理個所が発生しても
対応してもらえないことを知っておかなければなりません。

もっともこの場合でも、交換部品が多い時は
中古パーツを使えば修理代を浮かせることは可能で、浮いたお金を
お小遣いに回すことも何ら問題はありません。

ところで、今回の事故における私の対応を整理してみます。

1.過失割合は100:0なので過失相殺は発生しない
2.修理見積り額は約24万円、相手は修理費用超過特約を
付保していたので新品部品を使っての修理は可能
3.内々では15年前のミラを直したところであと何年乗るか分からないし
一見しただけでは破損していることすら見逃せる程度なので
保険金を受け取っても修理はせずに他で有効活用する方針に決める
4.受け取る保険金(賠償金)を自由に使うため、買い替えの
方向にしたいので、超過特約を使う修理は必要ない旨を伝える
5.市場時価額は14万8千円と回答があった際、諸費用を加算しても
市場評価額そのものを上げても、その方法は問わないので、結果的に
賠償金が20万円になるよう要求し、
後日これで示談成立

示談・・・話し合いで決めること。特に民事上の紛争を
      裁判によらずに当事者間で解決すること。

 こうして当初提案された時価評価額14万8千円の賠償額を20万円まで
引き上げることに成功しましたが、これは評価額と修理見積もり額の
ちょうど"中を取った"形で妥協し易い、こちらからの逆提案の金額を
そのままT保険会社が受け入れた、つまり話が付いたものです。

もしかしてもう少し粘ったら
いわゆる「ごね得」が期待できたかもしれませんが、そこは私も
"元"T保険代理店の資格所持者かつ"現"T保険3台加入者。

最近、女房が対人及び対物両方の自動車保険の支払いをさせたばかりですし
私自身も保険金支払いは発生しなかったものの、物損事故の際に
お世話になった経緯もあり、無理強いは出来ませんでした。

なお、このT保険会社は諸費用名目での加算はしないらしく
あくまで「時価相当額を20万円にする」処理だったことを
保険金支払い明細書が届いた時点でその内訳を訊ねて
知ったことを付け加えておきます。

この時価評価額(または相当額)、保険会社は「レッドブック」を基に
算出したものなどと説明しますが、今のご時世、実態と乖離した
この本を未だに使っているのは保険業界くらいなものですが
すでに一定の地位を築き上げてしまっています。

とは言え、ネットの実売価格などを調べ挙げた上で話し合うと
今回のように引き上げが可能な数字であるということも明らかなわけで
この辺りのお話は次回に回すことにします。

レッドブック・・・日本査定協会による査定制度や中古車オークションシステム
そして買取専門店などが普及する以前から発行されている。

中古車の売買を行うために下取り査定価格や業者間の売買価格に
的を絞った中古車価格のガイドブックであり、小売価格については
単に店頭販売価格の目安を知るために利用されているに過ぎない。

したがってその小売価格は、実際の通常店頭小売価格の平均ではなく
「最低価格」が掲載されていると考えてよく、対物賠償の基本とする
"現状復旧するための再調達に必要な価格"には及ばず
被害者が損をする可能性がかなり高い。

(続く)

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Ski-Job(10)【Lesson9】 in 横手山・・・今季初の初心者13名

2019年01月22日 | 冬はもっぱらスキー三昧

奈良・N高校1年生のスキー実習の生徒さん達40人が今回のお客様でした。

1日目:曇り後雪
2日目:雪後曇り

今季初の男女混合13名の初心者担当は結構キツイものがありますが
宿泊ホテルが初級バーンの第1リフト降り場の目の前にあり
階段登行を少し練習したらすぐにプルーク姿勢で滑る練習に移行し
最初の2時間で乗車時間約10分のペアリフトに1回乗せることが出来ました。

この初級バーンは、まさに初心者講習向けと言っても決して過言ではなく
ボーゲンの後、斜滑降と組み合わせてそれなりのスピードが出せるようになると
あえて第2リフトを使って雪で霞む上部の中級バーンに連れて行かなくても
皆さん、結構満足してくれることを過去の経験で知っています。

そして今回もほぼ全員が「すごく楽しかった!」
中でも男子の一人は「今後もスキーを続けてまた個人的に来たい」と
嬉しい一言を残してくれたのでした。

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Ski-Job(9)【Lesson8】 in 一ノ瀬・・・初めて「コーチが怖い」と言われた

2019年01月19日 | 冬はもっぱらスキー三昧

栃木・AK中のスキー教室でお越しになった2年生200人の皆さんでした。

担当したのは初級班男子5名。

1日目午後:曇り
2日目:晴れ
3日目午前:雪

実はこの「初級」が一番の曲者です。

なぜなら"過去に1度でもスキーをしたことがある"と申告すると
初心者ではなく初級とされているようだからです。

案の定、「記憶はほとんどないが幼稚園の時以来2度目」もいれば
「家族で2泊3日が2回あるので今回が3回目」が混じっていました。

片やプルークもままならず階段登行などトンデモナイ話なのに
他方は時としてパラレルになりかけているのですから
いっそ、初心者だけの班の方がやり易いような気もします。

そして「過去にしたことがあるのに、こんなことも出来ないの?」という気持ちが
つい言葉の端に出てしまったのでしょうか、2日目朝のコーチミーティングの場で
ある生徒から「コーチが怖い」と指摘があったと注意される羽目に・・・。

初めての経験なので内心ショックではありましたが
ここは真摯に反省し、次回からの講習に活かすことにしましょう。

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物損事故(その2)・・・④賠償額20万円で示談

2019年01月18日 | クルマに関するアレコレ

自動車保険において
対物賠償で支払われる保険金は「市場時価額」が限度になります。

つまり法的に賠償責任が生じるのは、あくまで「車の現在の価値」が上限であって
これを超えた修理費用に対してまで賠償義務がないことは
過去の最高裁の判例で結論が出ています。

相手の過失が100%、こちらには何の落ち度もない被害者であるにも拘わらず
大切に乗っていたクルマの修理代を全額支払ってもらえないのですから
トラブルの元になることが少なくない話は耳にしていました。

そこで登場したのが「対物超過修理費用保証特約」のようで、保険会社によって
名称に違いはありますが、加害者が料金を加算してこれを付保していると
実際に修理する場合に限って、全額が支払われるというものです。

さて、転送してあった見積書と画像を確認した保険会社から連絡があったのは
年の瀬近くのことで、今回の二女の事故相手(加害者)Kさんが
この特約に加入していることを聞きました。

つまり242,828円の見積り通りに修理することは可能ということです。

ただ15年前のミラに対して新品部品を使ってまでの"現状復帰"は
こちらに何のメリットもなく、素人のちょっと見では分からないであろう
今回のこの破損は、
二女と相談の上、全く修理はせずに、支払われる賠償金は
他で"有効活用"する気持ちはすでに固まっていましたので
この特約を使う必要がないことはこの時点で明確に伝えました。

こうすると当然、「市場評価額」までしか賠償金は支払われませんが
前回の3つの中の3番目、買い替えを要望した場合、Kさんの過失が100%ですから
買い替えに伴う諸費用を上乗せする交渉の余地があることは知っていました。

まずKさんのT保険会社から「市場時価額」の連絡があったのは
年の瀬のことでその額は14万8千円。

予想していた最低金額は新車価格の10%に当たる10万円でしたので
まあ、妥当な金額と言えるのでしょう。

一応算出の根拠を尋ねたところ「"レッドブック"によるもの」とのことですが
この回答に大いに疑問がある理由は、10年を経過したクルマの
市場価格は、私の記憶によると、すでに載っていないはずです。

その点を指摘してそれなりのプレッシャーを掛けた上で
「諸費用を加算して20万円で示談します」とこちらから具体的な数字を提案。

実はこの数字、全く根拠がないわけでなく
予め「ヤフオク!」と「gooネット」を検索した結果
同じ年式のほぼ同じ装備の2台の安い方の購入に必要な総額の数字でしたが
諸費用全額または一部を実際に負担してくれるかどうかについては
過去の体験はなかった話ですので、正直自信があったわけではありません。

そこで「諸費用を加算」でも「時価評価額を増額」でもその内容は問わないので
結果的に20万円にしてもらえればそれで良いと付け加えておきました。

もし特約を使って修理する場合のT保険会社の支払い額は
修理見積り額242,828円に代車料が加わって26万円は下らないはずですので
ほぼ市場時価額との間を取った形の20万円という数字は保険会社にとって
妥協し易いのでは、という思惑が私にはありました。

世の中、双方の提示金額に差がある場合は
"中を取る"ことが解決策としてよくある話ですから。

そして、年末年始休みが挟まったからでしょう、数日前の回答は
「諸費用や代車不要による増額をして希望金額の20万円で示談をお願いします」。

もちろん対人に関しては、立替えた検査治療費はすでに受け取ってあり
その後なんら身体に変調は出ていないので別途、二女が示談に応じています。 

(続く)

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3rd Skiing in 戸隠・・・雪が少な!

2019年01月17日 | 冬はもっぱらスキー三昧

今シーズン初の戸隠でした。

理由は簡単で、"売り"の正面3枚バーンの上級者コースが年末まで
積雪が少なく未圧雪のままだったり、年始は冬型の気圧配置が強くより南に位置して
晴れる確率が高い菅平に行き先を変更してしまったからです。

それにしても見た感じでは
例年の3分の1程度の積雪量ではないでしょうか?

中社の未圧雪斜面のコブもずいぶん浅いですし・・・。

となると今季はかなり早めに終了してしまうかも知れません。

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Ski-Job(8)【おてんま1】 in 菅平・パインビーク・・・GSのみの大会

2019年01月16日 | 冬はもっぱらスキー三昧

様々なスキー大会運営のお手伝いをする作業を「おてんま」と言い
使用する道具やポールを運んで設置し、終わったらそれを片付ける作業、そして
競技中は各旗門の通過・不通過のチェック(旗門員)、そしてコース係は
選手が滑走した後を定期的に横滑りでならす作業(デラ掛け)に携わります。

天候に拘わらず待ち時間も多く、ネットとポールは重いので、それを運んで
設置したり片付けたりする作業はともに年寄りには結構重労働です。

とは言え、レッスンのオフ日を埋めてくれるので
大いに助かるお仕事と言えます。


(スタート地点)

今回は2日間に渡る東京都の大会で種目は大回転のみ
天候はどちらも晴れベースで推移していましたので絶好の大会日和。


(スタート直後は急斜面に突入)

自宅から1時間弱の大松山スキー場に早朝7時前の集合でしたが
午後2時前には全てが終了して解散していましたので
身体的には楽をさせてもらいました。

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Ski-Lesson(7) in 一ノ瀬・タンネの森・・・新雪70㎝超え

2019年01月12日 | 冬はもっぱらスキー三昧

栃木・A中学校140人のスキー教室の皆さんでした。

担当したのは2年生男子6名の初心者班。

1日目午後:大雪
2日目:晴れ
3日目午前:小雪のち曇り

最終日には、全員を天狗コース2本に連れて行けたのですから
レッスンはいつも通り無事終了しました。

それにしても初日は凄い大雪でした。

朝から雪が降り続き、さすがの雪国でも道路脇まで除雪作業が追い付かず
志賀高原の上り口でバスとタンクローリーのすれ違いが出来ないという
交通障害のため、生徒達の到着が1時間遅れになるハプニング。

その3㌔手前の上り坂でも、運送会社の2トントラックが立ち往生し
その場でチェーンを巻くなどという何ともプロらしからぬ見苦しい羽目に陥り
パトカーまで出動して2車線のうち1車線をふさぐ交通規制で
大渋滞を起こしていたのですから何ともしょうがありません。

そして私の夕方の帰宅の際も、市街地へ北から入る道路が
自宅の5㌔手前付近からなぜか一寸ずり・・・。

急遽、山超えのルートに大回りして
30分遅れ程度で辿り着いたのですから、今季初めての大雪は
小雪ぎみで忘れかけていた雪への対応を一気に思い出させた感があります。

数10センチだった1600m付近の志賀高原の積雪量も
この数日でほぼ例年並みに近い170㎝まで増えたことになります。

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Ski-Lesson(6) in 丸池&サンバレー・・・SAJ検定付プライベート

2019年01月08日 | 冬はもっぱらスキー三昧

前回の小2・4名を含む8人に比べて、かなり楽をさせて頂きました

東京の体験学習スクール60人のうち、30人がプライベートレッスンを希望し
担当したのは「Jr4級」受験の小3男児S君1名のみ。

資料による経験日数が「6日」となっていて
プルークボーゲンは最初の1本から出来る状態でした。

ただし階段登行は苦手でしたが
雪が少ない今季の志賀高原は、リフト乗場が
ほとんど上り坂になっているので否が応にも身に付きます。

「母親を含めてスキーをやる人はいない」「友達もいない」
さらに「このスクールは初めての参加」らしいのに、リフト券ホルダーに
残っていた昨シーズンのリフト券2枚が軽井沢と苗場ですから
多分、どちらかの講習は受けているのでしょう。

同じ資料の「自分の気持ちをうまく伝えられない」との注意書き通り
正確な話は本人の口から聞けませんでしたが
小学校低学年の子供たちは、今日初めて会ったジジイに対して
当初は
ほとんどこんな感じであることは経験的に分かっていました。

そしてその後の3日間の触れ合いを通じて
やはり単に「大人しくてどちらかというと無口」なだけで
むしろ「素直な性格」は特筆ものでした。

結果、Jr4級は楽勝に合格と相成り、別れ際に初めて見せた
はにかんだような笑顔が今でも記憶に残っています。

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2nd Skiing in 菅平・・・予想外に空いていた

2019年01月03日 | 冬はもっぱらスキー三昧

未だ戸隠スキー場正面の名物上級バーンはどこも積雪不足ということで
ピステンが入れないようで、またはっきりとした冬型の気圧配置なので
孫娘Hちゃんの練習のために少しでも南に位置して
晴れる可能性が高い菅平スキー場に行って来ました。

雪模様下でのスキーは先週でもう充分、しばらくはご遠慮願いたく
南北約220㌔もある長野県の天候は、気圧配置が冬型つまり西高東低で
北部が雪の場合、中部と南部は綺麗に晴れることが多く
菅平のある上田地方は中部に属するからです。


(裏太郎・白金シュワルツ。中上級:最大斜度26度)

案の定、曇りベースでしたが午前中は結構青空も見え、早朝まで
数センチ積もった新雪が絶好のコンディションをもたらしていました。

ただメインバーンでもあり検定でもよく使われる
裏太郎・シーハイル(最大斜度:22度)が未だ
「滑走不可」なのですから今年の雪の少なさは明確です。

とは言え、年末の志賀高原の混み具合から考えてある程度の混雑は
覚悟していたにも拘わらず、ほとんどリフトの待ち時間はなし・・・。

これまで、正月三が日は避けて来たのに、そもそも
世の中のスキー離れがここまで進んでしまっているのでしょうか。

それとも年末ぎりぎりの27日辺りまで、十分な積雪がなかったことにより
宿泊先を変更するお客さんが続出する事態にでも陥っていたのでしょうか。

何はともあれ、Jr2級程度の腕前になり整地斜面なら上級バーンを含めて
ほぼどこでも滑れるようになったHちゃんには、未整地向けの
ずらし&外足荷重の滑りとストックワーク、同時に整地での内傾を強めた
内足重視のカービングの練習をぼちぼちさせ始めました。


(裏太郎・ファミリー。中級:最大斜度18度)

これまでの2年間、16日の経験で"スキーに乗る"感覚はかなり体得したようで
本人は口に出しませんでしたが、初めて1回もコケなかったのでは・・・。

最後までハイテンションで機嫌が良かったのは、多分そのせいかも知れません。

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あけましておめでとうございます

2019年01月01日 | 日々の暮らし

強い寒波も抜けて静かな元日を迎えています。

年末年始休みの稼ぎ時にかろうじてまとまった積雪があり
各々の周辺スキー場もほっと胸をなで下ろしたに違いありません。

この地方の経済は、農業&建築従事者の冬場の受け入れ先となる
スキー場&ホテルに留まらず、そこに卸す食品業、他方では土木関連の
重機が請け負う除雪など、雪に起因する仕事を中心にお金が回っているのですから
肝心な降雪がないとそれが滞る話はすでに巷で囁かれ始めていたところでした。

要するに「例年通り」が一番良いということです。


女房手作り。我家のおせちの盛り付けの一部

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