保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

キノコ(ヒラタケ)が出た!

2015年10月31日 | 自然農法による自給用野菜作り

ご近所のBさんがたまに車庫の前に野菜を置いて
お金の挿入口を切り取ったペットボトルに100円、200円、300円の
表示価格を放り込む無人販売をしていて、すでに2回、クリタケなどの雑キノコと
2、3日前はナメコを買って来て旬の味を楽しんでいました。

すぐ裏の山に入って自分で採ってくれば、とよく言われるのですが
キノコ大好きにも拘らず“お町育ち”でまったくの無知のため
キノコ中毒を恐れてすでにこの歳になってしまいました。

そんな私が昨年の今頃に、北隣りのKさんに
クルミの木を切り倒したのでシイタケでも作ったら、と奨められて
友人Tさんの「クルミにはヒラタケでしょ」の奨めに従って菌を植えたのでした。

キノコ自体はもちろん芽が出るわけでもなく花が咲くわけでなく
9月に小屋掛けはしたものの、これまで目に見える兆候は何もなかったので
多分、失敗したものとその後、中を覗くこともしていませんでした。

ところが、です。

一昨日思い付いて枯れ草を追加しようとした時にふと目に飛び込んだのがこれ。

いやー、嬉しかったですぅ~

早速晩飯のおでんに入れてもらって食しましたが
これがコチッとしっかりした歯応えがあり
風味もあって美味かったのなんの

もしかしたらこれからもっと出てくれるのかと期待しちゃいます。

 

 

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小さな動物園に孫と二人で

2015年10月28日 | 旅行とレジャー

先日の祖父母参観に続いて二女から
また孫のT君の午前中だけの“おこもり”を頼まれてしまいました。

家にいてもどうせTVゲームばかりをしているはずで
私自身は面白くも何ともないので
2㌔ほどにある市営動物園におにぎり持参で連れ出しました。

ここは大型動物はいないし入場料もない小規模な動物園ですが
秋の遠足シーズンのためでしょうか
市内の2つの幼稚園の子供たちが送迎用バスなどで訪れて
10時頃からはそこそこの賑わいになりました。

午前、午後の1時間ずつハムスターに直接触れられるコーナーがあって
30分ほどそこを離れず、取っ替え引っ換えで5匹を抱っこして
すっかりご満悦のT君でした。

 

ところでポニーとヤクシカのコーナーにハエがやけに多く
彼らもとても嫌がって尻尾を盛んに振ったり
柵に身体を擦り付けたりして追い払っていました。

飼育員のお爺さんの話では今年の秋は暖かいためか
「可哀そうにサシバエがいつまでも飛んでいるんだよ!」とのこと。

哺乳類を刺して血を吸って生きている虫として
牧場などの雌の蚊(カ)や虻(アブ)の存在は知っていましたが
刺蝿(サシバエ)は雄も雌も吸血するそうです

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野良猫?飼い猫?…その2

2015年10月25日 | 日々の暮らし

市街地なら他人様の敷地をすり抜けたり塀をこえたりする猫を追跡することなど
とても出来ないと思うのですが、この辺りはリンゴ畑と住居が混在しているので
適当な距離を保ちながら後を付いて行くことが出来ました。

 
悠然と玄関に通じる階段を逆にお帰り遊ばします。


玄関から50mほどの距離にある我家の駐車場から
Gさんのリンゴ&野菜畑に入りこのルートを…

  
左から右に道路を横切り…


またリンゴ畑の中を登って行きます。


そしてついに奥のYさん宅の敷地に姿を消しました。

そこでお訪ねして聞いたところ
我家から300m程度の距離にあるこのYさん宅は80歳代のご夫婦と
50歳代の娘さんの3人暮らしで1年くらい前から
「シロ」はほぼ日常的にここで餌をもらって寝泊まりしているのだそうです。

さらにその素性は
女房と二人で「かもしれないね」と話したことはあったのですが
昨年の夏に亡くなった一人住まいのお婆さんR子さんの所で餌をもらっていた
数匹の野良の1匹であることも分かりました。

このR子さんは亡くなった義母の親しい友人で
私が現在乗っているホンダライフも生前の愛車を昨年の11月に
遺産を相続したお嬢さんから譲っていただいたというご縁もあるのです。

確かに以前、R子さんが亡くなった後も
お嬢さんが毎日このニャンコ達に餌をやりに通っている話は聞いていました。

その中の1匹のそんなご縁を知るはずもないシロが
我家に顔を出すようになったのですから不思議と言えば不思議なものです。

ただし、野良猫であることに変わりはなく
もちろん避妊または去勢など多分、してはいないはずで
主に女性達のこうした“餌やり”は心情的には理解は出来ても
社会的には疑問があるという声があることも事実です。

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野良猫?飼い猫?…その1

2015年10月23日 | 日々の暮らし

女房の話では昨年の冬頃から姿を見せるようになったらしいこのニャンコ
勝手に彼女が「シロ」と名付けています。

最近ではほぼ1日1度、時には2度尋ねて来て
近からず遠からずのなんとも絶妙な距離感を保つながら
“餌付”用のキャットフードを平らげた後
ゴロゴロしたり毛づくろいしてどこへともなくと立ち去って行きます。

 

子供の頃、多くの商家では“招き猫”にあやかるため猫を飼っていて
我家でも代々「タケ」と名付けていました。

現代以上に猫そのものの姿を目にした気がするのは
当時の庶民の家はドアタイプではなく引き戸タイプだったため
前足を使って器用に開けることが可能で、完全に室内に閉じ込めておくことは
困難だったからではないかと勝手に推測しています。

その頃の経験からこのシロが完全な野良でないことは想像できたのですが
かと言って飼い猫にはあり得ない警戒心もあり、一体どこで寝ているのか
常に空腹ではないのは他のどこかの家でも餌をもらっているはず等
女房と二人、なんだかんだと話題にしていました。

そんな折、ちょうど野良仕事が一服したタイミングでまた餌を所望しに来たので
後を付けてその素性を探ることにしたのは昨日のことでした…。

(続く)

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秋の史跡巡り…岡谷蚕糸(さんし)博物館

2015年10月20日 | 町内会活動、参加の記録

約50名が参加した秋の町内会行事「秋の史跡巡り」で
市の教育用バス2台を使ってここ数年では初めて高速道を経由し
約100㌔離れた岡谷蚕糸博物館を訪れました。

世界遺産になった群馬県の富岡製糸場と同じ生糸の生産工場の遺跡ですが
ここでは今も実際に機械を動かして操業している
M製糸所が併設されていることが特徴とのことでした。

*生糸(きいと)…蚕(かいこ)の繭(まゆ)を製糸し、引き出した極細の繭糸を
数本揃えて1本の糸条にしたままの絹糸のこと

今では受注生産らしい最新機械での製糸の他、木製の古い機械での
実演もされていたりして館内は繭の匂いが充満、それを嗅いで
かなり懐かしい気持ちになったのは、実は50数年前の小学校低学年の頃
S市にあるお袋の実家が製糸業に関わっていたからです。

当時、大きな倉庫の中には繭玉が詰め込まれた麻袋が山積になっていて
それに登って転がり落ちたりすることがこの上なく楽しい遊びだったので
繭の匂いが服に染み付くことは当然のことだったのです。

そして“御蚕様(おかいこさま)”の食する桑の葉を栽培する畑が一面にあったことも
よ~く覚えていますが、あっと言う間にその姿を消してしまったことは
時代の移ろいの成せるワザでした。

そういえば同時期、この辺りでは
ビールに入れるホップ畑も姿を消していてその理由は知りません。

その後、諏訪市にある「ガラスの里」で昼食。

一見して大したことがないような外観とは裏腹に
レストランとガラス製品の販売コーナーが大きくて充実していることに
正直、ちょっとビックリしながら
売る気はなく技術力を見せびらかすためだけに展示されている
直径80cm、2億円のガラス玉を眺めて来たのでした。

今年もビールをコップ3杯、日本酒はほぼ飲み放題の上
これだけ楽しんで1人3500円。

行かない手はないと思いますよぉ。

 

 

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幼稚園の祖父母参観

2015年10月19日 | 日々の暮らし

二女の長男T君が“年少さん”で通う幼稚園の祖父母参観に行って来ました。

すでに小1になっているお姉ちゃんの
Hちゃんの時にも私が来ているので公平を図ったものです。

 

私の子供が生んだ子供ですから原則、半分は私の遺伝子のはずで
マイペースで一人だけ勝手なことをしているT君を見ながら
それを独創的な良い所と思えばはそれは遺伝子の成せる技と思い
身勝手で悪い所と思えばそれは主に旦那の育て方が悪いためだと思う
ジジイの身勝手さにまた気付いてしまいました。

 

 

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今季ラストの草刈り

2015年10月16日 | 自然農法による自給用野菜作り

初夏からこれまで、どれほどの回数
この器械を使って草を刈って来たのか数えてはいません。

これを正式名称の「刈払機(かりはらいき)」と呼ぶ人はこの付近には皆無で
皆さん「ビーバー」、ごく少数が「草刈機(くさかりき)」と呼んでいます。

その理由は以前にも1度触れたように
“草分け”であるY社の器械の愛称が「ビーバー」だったからで
登録商標されている固有名詞が一般名詞化しているわけです。

また、自走式などを含めて色々な「草刈機」がある中で
こうして左右に棹を振って草を刈る器械を昭和60年代に「刈払機」と
名称を統一した努力も無駄な結果になっていることになります。

すでにほとんど草の成長は止まり今シーズンの草刈りを
終了している人も多くいますが、汗だくになる真夏に比べて
作業もずいぶん楽なので今季ラストの草刈りをしました。

刈った草は出来るだけ集めて草マルチとして敷き詰め、来春の肥料になるよう
コイン精米所からもらって来た無料の米ヌカを振りかけておきます。

こうして主な秋の植え付けが終えた私の畑の景色も
ここ数日続く晴天の空のようにすっきりさわやかになりました。

 

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娘と外食

2015年10月14日 | 旅行とレジャー

所用で里帰りした長女と
市内のホテルの中華レストランで夕食と相成りました。

コブ(孫たち)なしで母となった長女と写真に納まるのは
もしかしたら初めてのことかも知れません。

現在の彼女とほぼ同じアラフォーの時に私は独立開業しましたし
彼女もいよいよこれからが人生の本流を泳いで行くことになるのでしょう。

親として出来ることはすでにごく限られますが
何はともあれ、「幸多かれ!」と遠くから願うばかりです。

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伯父の四十九日法要

2015年10月11日 | 葬祭と相続の記録&自らの終活

女房方の伯父さんの四十九日の法要に女房共々
昨日お呼ばれしました。

92歳、多臓器不全での他界ですので言わば老衰に因る大往生と言ってよく
伯母さんはすでに先立っていることもあり、不謹慎かもしれませんが
法要後のお斎(とき)が湿っぽくならないことは
招かれる立ち場とすれば大いに救いになるというものです。

以前に比べて最近ではこうしたお斎(とき)の料理が
ずいぶん美味しくなった感じがして
普段あまり外食をしない私には結構楽しみです。

ところで、この家の菩提寺の宗派は「南無阿弥陀仏」を唱える浄土宗で
南無=私は帰依します、つまり全てお任せしますという意味ですから
極楽浄土への往生を願い「南無阿弥陀仏」と称えることで
阿弥陀仏が救って下さると解釈され
住職の読経の際には念仏を10回唱和することになります。

 

一方、我家の宗派は禅宗である曹洞宗ですので
お経が中心ではなく座禅による悟りを基本にしているとされ
このようにお題目として繰り返し唱えることはないものの
ほとんど宗教心がない私は気付いていませんでしたが
住職は「南無釈迦牟尼仏」と唱えてから読経に入っているそうです。

*牟尼(むに)…聖者の意味

普段は釈迦牟尼仏=釈迦族の聖者=お釈迦様に帰依していながら
この時だけ阿弥陀仏に帰依しますと唱えさせられるわけで
普通に考えるとおかしな話ではあります。

このように仏教にも様々な宗派がある上
神と仏つまり神道と仏教さえそこかしこに混在していながら、それをお互い
特に拒絶することなく適当に生活の中に織り交ぜているのですから
素晴らしいと言えば素晴らしい“いい加減さ”ではないでしょうか。

 

 

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まさに実りの秋

2015年10月09日 | 自然農法による自給用野菜作り

すでに他界した義理の両親が親戚の3町歩ほどのリンゴ畑の
片隅を譲ってもらってかれこれ40年前にこの家を建てましたので
周り中がリンゴ畑&農家であることは当然です。

それでもそこ此処にはリンゴ以外の木も植わっていて
それらが時期を同じくして一斉に収穫時期を迎えたり迎えようとしています。

我家の玄関ドアから私が大股で歩いて僅か40歩の範囲に立っている
たわわに実が成ってかなり重そうな木たちの様子です。


これぞ本命のサンふじ。いい加減に数えて
1本の木に300個ほどが成っていると思われます。


王林かと思いますが自信なし。


これはなんでしょうか?
すでに洋ナシはいただいていますが…。


柿は干柿にするため接木をしてわざと
渋柿にしているそうです。


クルミ。カラスが殻を割るために
コンクリートの道路に落とすシーンが
よく見られる季節になります。

これらの木はすべて“他人様”のもので我家のものは1本もないのですが
順次お裾分けにありつけて、特にリンゴは落下したり
鳥に突かれたりして傷になった多数の「はね出し」を周り中から頂くので
来春まで果物に困ることはありません。


唯一、我家の実のなる木はこのイチジク。
女房が甘露煮にするため
数日前に全部収穫してしまいました。
ちなみに私は嫌いです。

そう言えば私の畑では
かなり上手く育ったサトイモとサツマイモに次いで
昨年は失敗したショウガが初収穫できました

 

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多分、これはヒキガエル(ガマガエル)

2015年10月06日 | 自然農法による自給用野菜作り

前回大好評だったスイートポテトをまた作りたいと女房が言うので
サツマイモを2株掘り起こそうとしてこの“物体”に気が付きました。 

土とまったく同じ色なので、パチクリ瞬きする可憐な目を見落としたら
スコップで刺し殺してしまっていたかも知れません。

この(多分)ヒキガエル、すでに冬眠状態に入る直前のようです。

今のうちに邪魔にならない場所に移して冬眠してもらい
春にはまたアオムシやマルマルムシをたくさん捕食してもらいましょう。


(ちょっと土をどけてみました。左は私の指先)

 

ヒキガエルは「ガマ」とも呼ばれ、体長が10数センチ
体の背面は暗褐色あるいは黄褐色でイボ状の凹凸があります。

乾燥に適応した種類であり、オタマジャクシと
交尾・産卵の時期を除いては基本的に水に入りません。

皮膚の毒腺から、いわゆるガマの油と呼ばれる毒液を出すため
天敵となる生き物はほとんどいないようです。

それほど活動的ではないので行動範囲は非常に狭く
出て来た場所から数10cm程の範囲をのそのそと歩いて
見つけた虫などを食べます。

夜行性で主に雨が降った時に地面から出てきますが
真夜中頃にはほとんどはまたねぐらに引っ込んで寝てしまい
1回の採食に出てくる時間は大体は3時間以内とされます。

しかも1回採食に出てくると次に出てくるのは20日後などという事は
ざらのようで、交尾・産卵の時期以外は地面の中で寝ています。

餌の奪い合いや寝床の取り合いなどは全く行わず
仲良く一緒に餌を取ったり、寝ていたりします。



冬は冬眠していますが、これも大雑把で
土に潜らず直接地面の上で雪に埋もれて冬眠している事もあるそうです。

しかも冬眠前に栄養を溜めるためにせっせと捕食に励むような事もなく
こんないいかげんな冬眠でも死亡率は非常に低く
春になると9割ものヒキガエルが元気に姿を現すそうです。

 

 

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再びラッカセイ(落花生)の話

2015年10月05日 | 自然農法による自給用野菜作り

たまたま女房が景品か何かでもらってきた種を播いて
興味を持ったのでした。

ダイズやエンドウ、ソラマメなどの他の種類と同じように
地上に豆が成るものと思っていたらそうではなく、花が咲いて
その下の子房(しぼう)の付け根が伸びて土に刺さり
地中で子房が膨らんでサヤになってこの中に実が出来るという
名前の由来になっている独特な方法で豆ができるというのです。

そして数日前、葉が枯れていないので時期的に
まだ早いものとは思いつつ興味が勝って1株掘り起こして見ました。

なるほど土に刺さったその先に、こうしてあの見慣れたラッカセイが
ちゃんと出来ているではありませんか

でもよ~く見ると、右側のように小さくて例の“網目模様”が
まだうっすらとしか付いていないものもあります。

真っ二つに割ってみると
この小さな方はサヤと実がまだ分かれていない一体型です。

そして網目がはっきりするに伴って
下のようにサヤと実の部分が明確に分かれてくるようです。

このまま生で食べても結構甘いことも分かりました。

 

 

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サングラスを缶スプレーで塗装する…【作業3】いよいよ、塗装

2015年10月01日 | 世の中のあんなコト、こんな事

今回使用した缶スプレーは
価格がホームセンター物の2倍、1200円くらいする自動車補修用。

色の種類が豊富で気に入った色があったのでそうしただけで
塗料の質などの特別な理由はありません。

ただ、メタリックやパール系は
さらにクリアも塗らなければなりませんので注意が必要です。

単純な平面の塗装と違い
無駄に飛んで行く塗料が多いことは事実ですが
私の経験上、1本の缶の半分程度しか塗料は使わないはずです。

また、ここまでの作業がしっかりできていれば塗装そのものは
下の3つ+1のコツを守ることで必ず綺麗に仕上がります。

コツ1

塗料が細かな霧状になって吹き出すよう缶の内圧を高めます。

具体的には40~50度の風呂程度の湯の中に缶の半分ほどを沈め
しばらく放置した後、取り出した缶を10回以上はカラカラとよ~く振ります。

缶スプレーの弱点は、こうしないと塗料を吹き出す圧力が低く
塗料の粒子がデカイまま一度にボタボタとくっ付きすぐにタレてしまうことです。

特に寒い季節はこれを繰り返しながら高い圧力を維持させます。

コツ2

サングラスから20~30cmほど離して
塗料を噴霧したまま左右の幅を振り切る程度に腕を振ります。

手首を使って同じ場所を何度も往復するチョコチョコ塗りはダメで
左右を振り切りつつ、上下に2cmくらいずつ移動する感じで塗って行きます。

振り切ることで左右の端っこで塗料が重なってタレルことがなくなりますので
Uターン時にプッシュボタンから指を放す必要はありません。

コツ3

例えば球体を塗る場合も東西南北の1方向ずつ4方向を順番に塗り
結果として“球が塗れる”感じにします。

こうすることで
各方向から噴霧される塗料を均等にすることが出来ます。

基本的に1度で塗ろうとは決して思わず
1回ごとにヘアドライヤーで乾燥させながら何度も塗り重ねて行きます。

特にイエローなどは透明度があるので地色が透けて見えてしまいますので
焦ってはイケマセン。

そして最後の仕上げは曲面に合わせて手を振って色ムラをなくします。

 

1色目の乾燥が中途半端な上にマスキングテープを貼ると
そこだけ艶がなくなったりしますので、ドライヤーで温風を当てて
溶剤であるシンナー分の匂いがその風に乗って来ない程度に
しっかり乾燥させてから同じ工程で2色目も塗装をします。

最後にマスキングを取り除いて
ツートンカラーになったサングラスを目にする時は結構、感動しますよ


レッド+ブラック       ブルー+イエロー

コツの番外 

それでも色がはみ出したりしている個所(特にフレームとの境目のレンズ等)が
あったら
爪楊枝などで削って除去します。

逆に塗料が付いていない個所は
同じく妻楊枝使って先端に塗料を付けて水ぶくれのようにポチッと
塗料を置く感じにタッチアップすれば乾燥時には平らになり
ほとんど目立たなくなります。

 

 

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