保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

認知症高齢者の存在価値?・・・④"患者側を考えるだけ"では片手落ち

2017年03月31日 | 世の中のあんなコト、こんな事

女性所長Oさんとの話の中でも現時点で垣間見られるのは
こうした施設で最優先に保障されキャッチコピーにも謳われている「安心・安全」は
少なくても認知症に関しては、患者本人及びそれを預ける家族の側に
向けたものであって私のおふくろのように運悪くたまたまそこに
居合わせた側に対する「安心・安全」ではないということです。

例えばこの認知症の爺さんの部屋にカギをかけて中から勝手に開かないようにする対策を
行政当局に相談すると「それは患者の虐待に当たる」と指摘されるとか。

最も恐怖感を持つ部屋への侵入を防ぐために一番有効と思われる
爺さんの部屋の施錠を否定して、逆に自分が被害者になりたくなかったら
足が不自由になり車椅子が手放せないおふくろでも
わざわざ施錠をしなければならない・・・。

普通の人が自由で安心・安全に暮らすことを言わば犠牲にして
認知症患者を保護する意味って何なんでしょう?

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認知症高齢者の存在価値?・・・③繰り返すのぞき見、ドア叩き、一度は侵入も

2017年03月26日 | 世の中のあんなコト、こんな事

一旦コトが収まったあとでその女性職員に事情を尋ねました。

やはり認知症を患っていて自分の部屋&隣のおふくろの部屋のみならず
この老人ホームそのものが"自分の物"、さらに働く職員は
自分の部下と思っているのだそうな。

そして自分の言ったことでもすぐ忘れてしまう、とも。

さらに昔は林野庁の国家公務員だったと聞きましたので
あの高飛車な態度は人生最高潮のその頃の遺物なのでしょう。

何とも迷惑千万な話ではあるのですが
そもそも我々にこれだけの迷惑をかけて不快な思いをさせておきながら
すぐに詫びと事情の説明に来ないこの施設の対応も疑問です。

「この人たちは出ていく用意をしている」などと方便のウソを言って
今にも掴みかからんばかりの爺さんをなだめてその場を抑えたのはしょうがないとしても
こちらから求めなければ説明をしないつもりだったのでしょうか。

そして何よりも、間違った思い込みをしている上
自分の言ったことさえすぐ忘れてしまうというこの爺さんは
また同じことを繰り返すに違いないのです。

私にさえ向けたあの威圧的な態度が
高齢なおふくろにはさらに進んで暴力行為に及ぶ可能性が一番の心配です。

とりあえず対応を職員に依頼してその日は帰りましたがやはり案の定
数日後に聞いた所では毎日、ドアが開いていると中をのぞき見たりロックされているドアを
ガチャガチャしたり、一度は下着の状態で室内に入って来たというのです・・・。

これはさすがに看過できないので女性所長のOさんに厳重に抗議し
施設としての対策を早急に求めたことはもちろんです。

そんなこんなの折、たまたま一昨日のヤフーニュースが
こんな話題を取り上げていました。

 (続く)

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認知症高齢者の存在価値?・・・②「嘘も方便」ではあっても

2017年03月24日 | 世の中のあんなコト、こんな事

「私の部屋で何をしているんですか!ここは私の部屋ですよ!」

老人ホームの2階2人部屋から1階1人部屋に引っ越しをしているのですから
当然いっぱいに開けっ放しの引き戸式ドアから室内に向かって大きな怒鳴り声が・・・。

家具&調度品の配置が終わっておふくろの希望を聞きながら細かなモノを
納めている時なので私たち兄弟2人を含めた3人が揃って声のする方を振り向くと
その主は80歳前後と思われる爺さんでした。

爺さん「私の部屋からすぐに出てください!」

即座に「この爺さんは何かがおかしい」と直感しましたが、一方的に
怒鳴られることに対してノドまで出かかっている反論を必死にこらえながら
冷静を装ってここの職員に聞こえるように大声で尋ねました。

私「どなたですか?お名前を教えてください」

爺さん「ここは私の部屋ですからすぐに出ないと無理やり出しますよ!!」

こんな嚙み合わないやり取りを2、3回、名前を名乗る気配は全くなく
自らの声でさらに気持ちを昂らせてこめかみに血管を浮き出たせながら
爺さんの怒鳴り声はどんどん大きくなるばかり・・・。

ようやくそんな騒ぎを聞きつけて若い女性職員が跳んで来ました

「〇〇さん、違うのよ。今、出ていくための用意をしているところなのよ」

私「???」

今この部屋に引っ越しているところなのに
"出ていくための用意"?

そして〇〇は
隣の部屋に掲げられているネームプレートと同じです。

爺さん「そうですか、それはすみません。申し訳ない」

私「・・・」

今度は一転、しきりに詫びてくるのですが
部屋を間違えているだけと思えるのに
出ていくための用意となぜ説明しなければならないのか?

隣りもここも自分の部屋と言っている、
激怒の様子がとても普通には見えない、
言葉のやり取りが出来ない等など。

要するに彼女は方便のウソを言ってでも
この場を納めようと必死だったのでしょう。

(続く)

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認知症高齢者の存在価値?・・・①ある出来事

2017年03月22日 | 世の中のあんなコト、こんな事

実父が94歳でこの世を去って1カ月半が過ぎました。

両親が終の棲家として選んでいたのは「介護付き有料老人ホーム」。

食事をはじめとした健康管理、掃除や洗濯、入浴、排せつ等、日常生活における
介護サービスが提供される「サービス付き高齢者向け住宅」とも呼ばれていて
現在、最大の定員数を誇り介護施設の代表格のようですが、正直、私自身は
これらの様々な形態についてまだ知識不足でその違いがよく分かっていません。

今回、改めて高齢者の存在価値を考えさせられるきっかけになったのは
母一人ではこれまでの2人部屋は不要になり同じホームの1人部屋の空きを待って
弟と2人で引っ越し作業をしていた時に起きた出来事でした。

すでに2週間ほど前に、400ℓ超、重量90㌔近いシャープ製冷蔵庫は
ヤマダ電気にリサイクル料込で約9000円ほど支払って廃棄処分した
ナショナル製の旧式の替わりに我家の台所に、そしてもう一つ
重量100㌔超、新品価格は50万円を超える父の介護用パラマウント製ベッドは
マットが裂けまくっていた私のに入れ替って設置されすでに活躍中です。

ちなみに出費を抑えるためこれらの運搬は私と手伝いのS君の二人で
隣家から軽トラを借りて必死に行ないました

その際、それまで使っていたかなり古いナショナル製冷蔵庫は、ヤマダ電気に
リサイクル料込で約9000円ほど支払って廃棄処分してもらえたので良かったのですが
ベッドはスプリング入りマットレスの廃棄処分を現在、市の清掃工場で行っていないので
1枚6000円、2枚重ねなので12000円も支払って指定の産廃業者に持ち込むよう言われて
一瞬、途方に暮れた記憶はまだ新しいです。

結局スプリングとそれを覆うカバー&クッション部分を「不燃」と「可燃」に
分別さえすれば清掃工場に持ち込めることが分かり約1時間かけて分解・分別し
他ゴミと合わせて約1000円の負担で事なきを得たのでした

これらの重量物家具がすでになかったとは言っても
男二人が朝9時から始めてようやくワンルーム8畳程度への調度品の配置が決まり
女房が持たせてくれたおにぎりで昼食を済ませ、後は細々したものを納める
段階になったのは午後2時頃のことで、そんな時にこの出来事は起きました。

(続く)

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14th Skiing in 志賀高原・・・Hちゃんにツアーをさせた

2017年03月19日 | 冬はもっぱらスキー三昧

孫娘Hちゃんの今シーズンの絞めとして二人で6700円という
高いリフト代を奮発してお仕事のお膝元である志賀高原に連れて行ったのは
焼額山のロングコースとゴンドラを経験させたいのと合わせて
一ノ瀬から東館山の林間経由ジャイアンツまでのツアーで
おおよその腕前がいつもの生徒達との比較の上で測り知りたいと思ったからです。

結果はまだ"なんちゃってパラレル"ではあるのですが
整地急斜面ではより二本が揃うようになってきましたので
言わばSAJジュニア2級にあと少しで手が届くレベルと言えるでしょう。

もっとも高天原上部左、初めての未圧雪コブ斜面では5回ほどコケて
かなり難儀はしていました。

今年は焼額山の積雪がまだ2m80㎝、山頂の気温も氷点下13℃程度なので
GWまでは充分楽しめるはずです。

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クルミにナメコを植えようかな

2017年03月16日 | 自然農法による自給用野菜作り

知人のTさんから「クルミの倒木をもらったからナメコでも植えたら」とTEL。

ちなみに「ナメコ」と「なめたけ」は同じものと思っていたら
それは間違いでまったく別のキノコであることは最近知ったばかりです

曰く、「なめたけ」という名の品種はなく、昔「なめたけ」を
「エノキタケ」と呼ばれていた頃の古い呼び名が受け継がれているだけであって
一般的には「エノキタケ」の"もやし"を醤油で煮て瓶詰した商品名を指す。

このとき、ナメコほどの粘り気がないためとろみを付けて調理することが多いそうです。

つまり味噌汁に入れる、黄色くて柄が太く傘が大きくてとろみがあるのはナメコです。

(もしかしたらこんなことは常識!?)

ちょうど板金屋のK君から軽トラを借りて故障した除雪機を引き取ってもらうべく
積んで行くついでに昨日4本の原木をいただいて来ました。

過去2回秋~冬にたっぷり収穫できたヒラタケ
この秋に初の収穫が期待できるクリタケ、そして今回はナメコと
大好きなキノコの栽培は広がっています。

近いうちにさらに半分に玉切りし
通販で棒駒菌を400個購入して打ち込まなければなりません

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立て続けにあるソフトバレーの試合

2017年03月14日 | 運動と身体

フルに体育館の予約が取れると週5のソフトバレーですが
スキーのお仕事のため1月は全休し、2月も2回しか練習に行けなかったのに
3月になってすでに2つの試合に出場しています。

本当は3つの予定だったのですが、急遽、仕事が飛び込んだため
人数に余裕があった先週の1つは欠席させていただきました。

もう一つの4週目の日曜日に出場するかどうかはまだ聞いていません。

メインのクラブでは5チームが組めますが上手い2つの男性4人は若い頃のバレーボール経験者で
ほぼ固定されていますし、レディースと年寄りの人数は揃っていますので
私の"居場所"が明確ではなくその時々で違うメンバーと組んでいます。

たまにこの上位チームに加えられても力不足が歴然なので気が引けます。

そんな折、今回初めて組んだメンバーがなんか一番シックリ来た感じがして
成績もクラスで2勝2敗の3位となりちょっとこの先が見えたかも・・・。

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13th Skiing in 菅平・・・Hちゃんのここがお気に入りのワケ

2017年03月12日 | 冬はもっぱらスキー三昧

高気圧に覆われてどこも晴れそうだったので
今シーズン孫娘のHちゃんと行った飯綱、戸隠、菅平のうち
どこでも好きな所に行くよと言って彼女が選んだのが菅平でした。

理由は裏ダボスに造られている
大きな5,6個のウェーブが楽しかったから、とのこと。

口には出さなかったけれどもう一つ、大好物なので多分
専門店「メルス」のカレー+アイスクリームが大いに気に入っているのでしょう。

但し、売りにしている焼きカレーではなくごく普通の方ですが・・・。

面倒でないゲレ食と違い、わざわざ一度ブーツを脱いで数百メートルを車で
行ってもよいだけの味であることはそれほどカレー好きでない私にも分かります。

これで今季ここを訪れた5回のうち4回は
Hちゃんとともにこのカレー店を訪れたことになります。

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Ski-Lesson(16) in 一ノ瀬・・・いわゆる"粒揃い"で楽が出来た

2017年03月10日 | 冬はもっぱらスキー三昧

東京のJ女子高1年生の130人は修学旅行としてのスキー学習でした。

担当したのは初級班8名。

(カメラ禁止のため画像なし)

1日目午後:晴れ
2日目:曇り時々雪
3日目:曇り時々雪
4日目:曇り時々晴れ

この「初級」が実は一番曖昧なレベルであることは
イントラ間では共通した認識です。

自己申告制であることはもちろんですが「何年前に何日」は関係ないため
小学校低学年の頃に1日だけ、及び去年2日間滑ったなんて生徒の両方が
含まれたりしていますので、基本的には復習の名目で全く初めての初心者とほぼ同じ
「階段登行」からスタートするとレベルと同時に運動能力の高低も判断できます。

もっともその前にブーツの履き方、歩き方でかなりの部分が分かりますが
この"角付け操作"によってほぼ明確になります。

校風なのでしょう、みんなとても聞き分けが良く
かつ特段に跳び抜けたり遅れがちな娘もいなく、いわゆる粒が揃った生徒達だったため
2日目午前中には長い天狗林間コースを最近になく綺麗なトレインで
滑り下りることが出来るようになってしまいました。

*粒揃い・・・集まっているものの質が均等である
特に、優れた人や良い物など、質の高いものが揃っているときに使う

3日と半日、そして毎日3時から1時間の自由滑走と夜のナイターまで組み込まれた
充実した日程の4日間のうち本格的な雪降りの日はなく
この時期「曇り時々雪」程度はお天道様も味方してくれたに違いありません。

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SWANSゴーグルのミラー加工はデリケート !?

2017年03月01日 | 世の中のあんなコト、こんな事

 

このスワンズブランドのゴーグルをネット通販を利用して型落ちによる低価格で
購入したのが昨季ですので、新しくても3,4年前のモデルでしょう。

デニム風の色合いが気に入ってプライベート用として
ビッグフレームの"キスマーク製"と交互に使っていましたが
かなり前にリサイクル店で購入して何度も修理しながら主にレッスン用にしていた
"スパイ製"が修理不能なフレーム破断したため、今季から使用環境&頻度
ともに過酷なレッスン用に回していました。

シーズン途中からですので日数的にはまだ30日程度のはずです。


(こうなるとさすがに・・・)

使用し始めてすぐにレンズ面にずいぶんキズが付き易いなぁとは思っていたのですが
どうやら表面のフィルムまたは塗膜が剥がれているように見え
自動車板金屋時代の残り物のコンパウンドで磨いてみました。

かなり粒子の細かなものなので2000~3000番程度、塗装後の艶出し仕上用ですので
車のヘッドライトの黄ばみ(曇り)除去の最終磨きにも使っていました。

するとやはり、このミラー加工は簡単に綺麗サッパリ取れてしまったのです。

あまりにも軟弱なのでその作りに疑問を感じて製造元の㈱山本光学のHPから
この辺りの事情を問合せてみたのは、「訳あり・レンズにキズあり・箱つぶれ」として
楽天に出品されている、同じSWANSのミラー加工と謳われている
格安新品をもう1個買い増しするつもりだったからです。

そして数日前に品質保証部Mさんから届いたメールの回答がこちら。

お問合せいただきました弊社スノーゴーグルのレンズ表面のミラー加工の塗膜が
取れた件につきましては、レンズ表面のミラーコーティングは大変デリケートですので
ご使用いただく状態(雨・雪・水辺など水分が入りやすい環境など)によりましては
レンズ表面の目に見えないような細かな傷からミラーコーティングが
剥がれる場合がございます。

なんとまあ、現実離れした言い訳に聞こえます。

連日氷点下10℃を下回りかつ秒速5mを超える風なので
1mにつき1℃ずつ体感気温を下げると言われているのですから
氷点下15℃以下に感じられる凍て付く環境の中で
1日5時間を超える日常業務に使用されている道具が
「大変デリケート」であってもとても対応出来ませんし、それ以上に
「水分が入りやすい環境など」では「剥がれる場合がある」のでは
性能的に大いに問題があると思えてなりません。

それならば、使用に際しては晴れた日&シーズン数回のレジャーに限定し
レンズ表面には特に気を使って氷を含めて硬いものには一切
触れないようにご注意ください、とでも目立つ注意書きが必要というものです。

としても他の人が担いでいるスキーのエッジなどが当たっても
ケガをしないよう肌を隠すゴーグルの大切な役目の一つのためにも
せっかくレンズ本体の材質は極めて堅牢なポリカーボネイトを使っていながら
表面だけは脆弱だという一貫性のなさは残ります・・・。

もちろん価格的にみても高級品であろうはずもなく
極めて普通のグレードであることは推測するに難くありませんが
数多い輸入ブランドと肩を並べようとするのであれば
もう少し頑張って品質の向上に努めてもらわなければ今の位置付けを
引き上げることなど到底出来ないのでは、と
愛用者の一人としては苦言を呈さないわけには行かないのです。

その回答にはダブルレンズの内側に施す新技術による新たな製品が今季
発売されたことも補足されていました。

つまりはこの欠点を以前から把握していたことになるので
その点は救いと言ってよいのかも知れません。

ただし、如何せん2万円台後半の価格設定はちょっとばかり高過ぎます。

今のところそこまで出費してSWANSを買う気は毛頭なく
もしかしたら二の舞になることを承知の上で
レッスン用として3千円ちょっとの格安新品をまた購入してしまいました。

5日(日)午後から始まる4日間のレッスンが初下ろしになるでしょう

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