保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

Ski-Lesson(1) in 北志賀・小丸山…3泊4日、中一の初級者7人

2012年12月31日 | 冬はもっぱらスキー三昧

都内の〇〇中学校の全学年の生徒達
「希望者だけ」でも約300人がバス8台を連ねてやって来ました。

聞いたところでは1クラス40人で1学年4クラスだそうですので全校では480人
これが今時の中学校の標準的な規模なのでしょうか。

また、こちらの地元では一般的に「修学旅行」と呼んでいますが
全員参加ではなさそうなので、学校での正確な位置付けまでは確認していません。

私が受け持ったのはスキー全15班のうち9班の7人(1年生のみ、男子1人・女子6人)で
自己申告による情報では「プルークボーゲンができる5人、パラレルターンができる2人」だったのですが
実際にパラレルができる子はいませんでした。


(中でも2人がとにかく賑やかでした!)

今時のスキー板はほんの僅かな、かつ、どんな種類のキッカケでもターンすることができますので
雪の上を滑る感覚にさえ慣れればプルークボーゲンで長い距離を滑り下りることなど容易です。

初日と最終日半日ずつ、3泊4日のうちの90%以上の時間、リフト本数にして1日20本近くを
全員で連なって滑るトレインに充てましたので「とにかく安全にたくさん楽しませて欲しい」という
学校の方針には、彼らの表情から見ても充分沿うことができたはずです。

もっとも、この歳での長時間のプルーク姿勢は疲れ果ててしまいますので
私は先頭でたった一人、パラレルの大回り・小回りをし、そのシュプールを
生徒たちがボーゲンで付いてくるというおかしなトレインもありましたが…。

こうして4日間に渡り、私の一番上の孫のHちゃんより3歳上の女の子達と触れ合い
とても楽しい日々になったことは言うまでもありません。

 

 

 

 

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しばらくは投稿できないかもしれません

2012年12月26日 | 日々の暮らし

いよいよ午後から修学旅行生にスキーを教える仕事が始まります。

強い風を伴った雪が今日一杯は降り続くらしいのですが
明日から2、3日は冬型の気圧配置も緩むようです。

せっかく遠方から来ていただくのですから
できれば晴れた明るい雰囲気の中で楽しんで欲しいと思わずにはいられません。

もっとも、非日常的な雪の中で鼻水を垂らしながら寒さに耐えて頑張った記憶の方が
将来、忘れられない思い出になることも間違いないのですが…。

三泊四日の長丁場、それも予定では朝の8時集合から
ナイター終了の夜8時までの12時間のようですので行き帰りの通勤時間を含めたら14時間
つまり残りは睡眠を含めて10時間しかないのですから
久しぶりにタイトな生活を送ることになります。

終了する29日の夜は“ヘトヘト、ぐったり“が今から目に見えるようです。

すぐに続いて長女と孫達が年越しにやってくるはずですので
次の投稿がいつになるのか、今は全く予想できません。

 

 

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4'th Sking in 志賀高原…嘘のような快晴の中

2012年12月25日 | 冬はもっぱらスキー三昧


(焼額山ゴンドラ内から見る頂上方向の空)

これほど見事(!)に/の予報が外れたことはありません。

標高が高くなるにつれ雲が切れ、志賀高原入口の丸池では晴れ
クルマを置く高天ヶ原に着く頃にはほとんど雲一つない快晴になり
下界を見ると厚い雲がいっぱいに広がっていて全く見えなかったのですから
空港は雨なのに旅客機が巡航する高度1万メートルは雲の上になってしまい
いつも真っ青な空が広がっているのと同じように、雪雲の高度が低かったということなのでしょう。

一昨日の23日、友人のAさんから朝8時前に電話があって
「明日は天気が悪そうだから今日にしましょう」と
急遽、当初の予定を変更して大正解の結果になりました。

2回行った戸隠はガリガリ、前日の小丸山はベタベタだったのですが
さすがは標高1600~1900mにある高天ヶ原スキー場というもの
表面はほぼパウダー状態の圧雪ゲレンデでの滑りはこれぞまさにスキー

その後、西館山→一ノ瀬→焼額山→奥志賀と渡り歩き
あまりの楽しさで時の経つのをつい忘れていて午後1時半になってようやく気付き遅い昼食
奥志賀のレストランで二人して800円のさもない醤油ラーメンの汁まで一滴残らず飲みほしたのでした。

25年振りにご本人に誘われて再開したスキーですが、師匠役のSAJ一級所持者Aさんから
毎回数カ所、短い言葉で的確なアドバイスを受けたおかげで今シーズンは最初から
焼額山のオリンピックコース2000m超、標高差450m、最大斜度39度(どの斜面かは不明)を
ノンストップで一気に滑り下りて来ることができました。


(ゴンドラの中で)

結局、午後3時までのおよそ6時間、まさかの快晴の中で
再開後のこの2シーズンで初めて、1回もコケルことがなく嬉しいのなんの

今回指摘されたターンの切替え時のフラット状態における膝から下の脚の操作により
高天ヶ原の上部片斜面コブのみならず奥志賀の長く深いコブ斜面をも克服できてしまったのですから
今後僅かずつになってしまうであろう上達のカギを握っているのかもしれません。

「スキー板の面に乗る」「外側に軸を作る」「内足外転」などなど
聞いたり読んだりするだけではまったく理解できない言葉を
時として修正をかけて具体的な身体の動きとして1個ずつ理解しながら
対戦相手のいない自己完結型スポーツの到着点はドンドン高くなって行きます

 

 

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3'rd Skiing in 北志賀・小丸山…小雨の中、仕事の打合せを兼ねて

2012年12月24日 | 冬はもっぱらスキー三昧

すぐ南隣りの「竜王スノーパーク」、西の「高井富士」と「よませ」
そしてこの小丸山スキー場を合わせて“北志賀”と呼んでいます。

今回の修学旅行生にスキーを教える仕事の話の大元であるボーダーのO君も
このスキー場からの依頼は初めてと言うことで、彼のワンボックスに同乗させてもらい
一昨日の小雨の中、下見を兼ねて説明を受けに行ってきました。

待ち合わせのスキー学校のあるホテルには、私と同じくこの仕事には初めて参加するらしい
彼が同時に声を掛けた20代と30代の若者ボーダー2人、T君とS君もすでに到着していました。

O君は冬期ほとんど仕事のない職種の自営業、この2人は定職に付かず
もっぱらスノボに明け暮れるというのですから、こうした人々にとっては
スキー場における数カ月の季節採用と合わせて
これらの働き口はとても貴重な収入源になってくるのでしょう。

かつてクルマを売っていた頃のお客様でも数人、同じような方がいましたので
本当に技術を磨くには冬期間に束縛されない環境に身を置くしかないのでしょう。

(事実、T君、O君ともにボードの腕前は「上手い!」の一言でした)

他方、シーズン中のホテル・旅館の住み込みの働き手は
東北地方の農家からの出稼ぎに頼っていて、専用のバスをチャーターして
毎年迎えに行くという話もかつて聞いたことがあり、僅か3、4カ月しか稼げないスキー場は
こうした若者達と、東北地方とは言わないにしろ
閑散期にあたる農家の季節労働者によって支えられているようです。

他人事でなく私にしたところで、若い頃は多くても1シーズン5日だったものが
昨シーズンだけで30日以上も行きましたし、何よりもただ好きに滑るのではなく
SAJテクニカルを2年前に取得した友人のAさん同行の10回ほどは、その都度
的確な指導が入るのですから、我ながら一気に腕を上げたと思わずにはいられないわけで
やはり、「習うより慣れろ」が現代では変わって「習ってから慣れろ」
慣れるための練習時間は「多々益々弁ズ」ということに間違いはなさようです。


(右の黄色が“先生専用”ウェア。私ともう一人以外は皆スノボ)

下見で数本滑り昼食まで頂いた後、午後の2時間ほどは大まかな指導方法の説明を受けて
制服ウェア上下を預かって帰宅したのはもう暗くなってからのことでした。

27日一日だけに変更されたものが、再度最初の通り
26日午後から29日午前までの4日間になったばかりでなく
「その後もお願いしたい」とのとても有り難いお話になったことは嬉しいにしても
今回の仲間のこの若者3人はともにボーダーですし、30年以上の世代間ギャップにより
なかなか共通の話題がないなど正直、不安な気持ちもないわけではありません…。

 

 

 

 

 

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2'nd Skiing in 戸隠…お客はまだガラガラ、バーンはまたガリガリ

2012年12月21日 | 冬はもっぱらスキー三昧

朝から快晴だったため、いても立ってもいられず
またまたオープン割引期間の戸隠に行ってしまいました。

“他人に教えるのだから一応、念のため”と始めたスキーの基礎的滑りのうち
今風の「プルークボーゲン」を試してみたくなったからです。

実際の現地は のち時々 

脚をハの字に開いてスピードを殺す姿勢・構え(プルーク)を保ったまま
ターン(ボーゲン)する滑りを実際のシーンですることは、もはや、まずありません。

ただ、前の様子が分からない林間コースやリフト乗り場付近の下り坂でごくごくたまに
することがあるかないか程度なのですが、スムーズにできることが一つの目標になることは確かです。

プルーク姿勢自体が転倒防止、つまり自転車の補助輪の意味がありますし
何よりもブレーキが効くという安心感はスピードに対する恐怖心のある初歩段階では大切です。

さらに、訓練としての効能も非常に大きく、板の裏で雪をとらえて押す感覚に慣れて
いずれぶつかるパラレルの壁を低くするにはこの方法しかないとされています。

初歩から一歩進んで初級になると、カービングスキーにおいては
プルークボーゲンから先の練習は何一つ完成させずに使い捨てながら先に進み
肩幅スタンスのパラレルの練習に一気に進み、これに到達させるというのですから
全てはパラレルに近づくための練習という位置付けになります。

そんなことを確認しながの緩斜面でのたった一人のプルークボーゲンは
何となく気恥ずかしいばかりでなく、疲れるのなんの…

だって、ご覧の通りのガラガラぶり、結構ガリガリの最大斜度31度の急斜面を
大回り・小回りを駆使したカービングターンの鍛錬で滑り下りた後のため
息は上がってハアハアゼーゼー、膝はガクガクなのですから。

やっぱりプルークボーゲンは集団でチンタラやる方が似合っているようです。

ところで、今日の時点ですでに年内3回
22日(土)・24日(月)・27日(木)がスキーの予定で埋まっていますが
明日の前線通過とその後のクリスマス寒波のための天気は期待できそうもありません。

 

〇プルーク(独語)…スキー板のトップ側を閉じた“ハの字”にする構え・姿勢。
まっすぐ滑ろうが曲がろうが、はたまた止まっていてもプルークです。
ちなみに、板が平行だと「パラレル(英語)」です。

〇ボーゲン(独語)…曲がることを指します。止まっていたり直滑降(ファーレン)状態ではありません。
「ターン」との違いはボーゲンのほうが制動要素が多い、ということで区別しているようです。
つまりはボーゲンは“ブレーキをかけながら、強引に捻じ曲げる”といった感じで
一方、ターンは“ハンドルを切ってあっさり曲がる”ニュアンスがあります。
元々の言語の意味というよりSAJ教則に寄りますので結構曖昧です。

(参考)

〇プルークターン…プルークボーゲンをこう呼ぶこともあります。
和製語:プルーク(独語Pflug)+ターン(英語turn)

〇シュテムターン…スキー板をハの字に開いてターンのきっかけをつかみ
ターンの後半にスキー板を揃えてターンする方法。
今ではこれだけを単独で練習する意味はないとも聞きます。
和製語:シュテム(独語Stemm)+ターン(英語turn)

 

 

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“学生にスキーを教える”仕事の話が舞い込んだ!

2012年12月20日 | 冬はもっぱらスキー三昧

長野市周辺のスキー場にはシーズン中
多くの修学旅行生たちが訪れスキーやスノーボードを楽しみます。

スノボが流行ったとは言いながらも、今のようにスキー場を訪れる人数が
年々減少する以前は、名だたるスキー場のホテル・旅館のほとんどが
修学旅行の受け入れに消極的だったことを知っています。

そんなものに頼らなくても、400人収容クラスの客室が一般客で満杯になるほど盛況だったからで
顔見知りを理由に“布団部屋”に泊らされたり、民宿が売りのスキー場に少人数で行くと
どこの誰かも知らない人と“相部屋”にさせられた経験も何度かあるのですから
当時の賑わいが想像できるというものです。

真偽のほどを確認したわけではないのですが、修学旅行の場合、当日の引率ばかりでなく
事前の下見の先生方までも飲み食い・宿泊費はタダ
その上、観光バスの運転手と立ち寄るドライブインの関係と同じように
生徒が宿泊先の売店で購入したお土産代の10%以上を
学校にバックマージンとして渡すなどという話も聞いたことがあり
その話しっぷりからはイヤイヤ受け入れている様子がありありだったことを覚えています。

今では修学旅行様々、客数激減に持ち答えられなかった何軒かの
大型ホテル・旅館の経営者は夜逃げなどで姿を消し建物だけが荒れ果てて残っている
まさに“ツワモノどもが夢の跡”の環境の中で、必死で生き延びようと努力している様子は
良かった時代を見ている私などには涙ぐましくさえ感じられてしまうほどです。

こうしてようやく来ていたいただ、主に温かい地方の中・高生には
だいたい2泊3日や3泊4日でスノボ、またはスキーを体験してもらうのですが
これを教える“先生”が不足している話は以前から聞いていました。

ウェアを含めた道具一式はもちろんレンタル、靴を履いて板を装着
歩くことから教えるのですから、スノボ&スキー学校のインストラクター級技術などほとんど不要な
初級まで行かない初歩を教える“先生”を常時抱えておくことなど経費的に出来るはずもなく
必要な時に臨時に確保すればコトは足りてしまうと言うのです。

中でもスノボの人員確保は比較的容易なのに、スキーがなかなか集まらないのだとか。

それはそうで、1990年代に旧式ずん胴スキーの難しさ、いわゆるパラレルの壁(*)で
四苦八苦していた人々は、2000年頃から流行り出したスノボに移行したか
または全くウィンタースポーツから離れてしまったのですから。

*パラレルの壁…2本のスキーを平行にしたまま回るパラレルターンができるようになると
一気に別の世界が広がり、スキーの本当の楽しさを享受することできるのだが
昔のずん胴スキーではこれが難しい技術だったため
ここを超えられずに多くの人がギブアップしたことを例えてこう呼ぶ

その上、こうして一旦スキーを離れた人々が、スノボの片隅で流行り出した
カービングスキーなるものに戻ることは一切、なかったのだそうです。

私など、スノボが流行り出した時はもうスキーは姿を消してしまうのではとさえ思ったものです。

結局、現在のスキーヤーの構成は、流行のスノボではなく最初からカービングスキーを手にした人々と
旧式を続けていてこの新しい板で急速に腕を上げた人々、そして私のように
かつて旧式で“パラレルの壁”を超えていた世代で隠居を機に再度始めて
新たな滑りを手に入れた年寄りたちなど、いずれにしても少数派であることは確かなのです。

自動車板金屋として独立、成功している元社員のK君の友人、30代のボーダーO君を通じて
「もし、できるのなら…」と今回の仕事の「話が回ってきたのは数日前のことでした。

もちろん「ぜひお願いします」と回答したのは
年金をなんとかヤリクリして高いリフト代を捻出している身分にとって
一日数千円も頂けるというお給料の魅力が一番だったことは間違いないのですが
最年長の孫でもまだ小学3年生のため、普段、ほとんど交流のない中高生と交わって
これら世代の若者の息吹を少しでも感じ取りたいと思うからに他なりません。

また、お膝元に住むジジイとしては、今後のスキー人口を担う若者に
その楽しさを知ってもらう上で大切な最初の一歩に関われることに
ちょっとした使命感っぽいものも感じますし…。

早速、来週27日の一日だけではありますが、依頼があり
現在、改めて初心者に基礎を教える現代風の方法を一応、ネットで勉強中です。

何と言っても、ガキの頃、近所の坂道で遊んだ竹スキーから
本格的にヒッコリーなる木製スキーを買ってもらって年に数回スキー場に行き出したのは
もう50年以上も昔のことになってしまっているのですから。

 

 

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「原発0」政策は消え去った

2012年12月19日 | (雑学Ⅱ)脱原発とエネルギーの話

衆議院選挙も終わり、今後の政策に対する様々な論説が賑やかです。

個人的には、結果を見る限りにおいて、今や国民が一番期待することは、
自分の懐をより豊かにする経済振興豊であって、あれだけ騒がれた原発のことなど
弐の次、参の次で構わないとなったことに注目しないわけにはいきません。

私がかつて雑学として「エネルギーと脱原発」のことを取り上げた際の結論も
「とりあえず出来得る限りの安全対策を施した上で止むを得ずそのまま使用しましょう」という
“日和見主義”的なものでしたが、まさにこの選挙結果も同じ立ち位置に見えます。

使い古しの火力発電所をまた引っ張り出して枯渇が取り沙汰される化石燃料にまた頼りながら
実際には僅か数%のシェアしかない自然エネルギーに一気に過度の期待を持つことが
いかに現実的ではないことくらい、多くの人は知っていたはずに違いないのですが
震災後のマスコミの報道があまりに扇情的に原発を悪魔のような存在に仕立て上げたものだから
誰一人として“原発やむなし”を口に出せない雰囲気に一時的に世の中が
なってしまっていただけと思わざるを得ないのです。

あれから1年9カ月、津波被害の観光地には旅行でお金を落として復興に協力したけれど
放射線被曝の恐れのある食品は口にせず、その地方の観光地には行かないようにしながら
未だに30万人を超える避難住民については、いずれは税金で国がなんとかするからと
所詮、他人事を決め込むようになったことはしょうがないことでしょう。 

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1’st Skiing…初滑りは今年も戸隠スキー場

2012年12月17日 | 冬はもっぱらスキー三昧

昨年に続いて今年も
初滑りは自宅から30分で行ける戸隠スキー場でした。


(最高標高地点のメノウ山1748m付近の案内板)

9時前から雲がかかってきた午後2時まで
女房が持たせてくれたの昼食の20分ほどを休んだだけで
タップリ5時間は楽しんで来ました。

21日までの初滑り料金は2500円ですが
帰り際にこれから滑る同年輩の男性に声をかけられ
500円で譲りましたので、差引2000円で済んだことになります。

午前中は前日の土曜の朝の雨が凍り付いたガリガリ状態だったため
現在、両太ももの前・横がひどい筋肉痛で
階段の下りが特に難儀ですが、残っている疲労感は心地よく感じられます。

 
(すぐ西側の北アルプス連山の眺望)

心配していた技術の後戻りもあまりなかったことは一安心でした。

年内にあと1度や2度は滑りたいと思いますが
天気予報によると、今週いっぱいは多くの積雪は望めそうもなく
パウダースノウの圧雪を大回りで一気に滑り降りるのが待ち遠しい限りです。

今年の課題は、より強い内足荷重&外転、そして苦手なコブ斜面の克服です

 

 

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au簡単ケータイのUSBケーブルで悪戦苦闘している話(完)

2012年12月15日 | 日々の暮らし

朝10時の開店を待って再度訪れたヤマダ電機でした。

赤のジャケットを着たdocomo担当の彼女も
大きな瞳の小柄なau担当の彼女も、今日はその姿が見えません。

結果的には間違った説明が原因で、たかが千円ちょっとのSDカードのために
高いガソリンを焚いて2度も片道3㌔の道程を足を運ぶことになったのですから
これが男性店員だったら文句の一つも言うところでしょうが
歳を取ったとはいえ悲しい男の性、若い女性には全然腹が立たないのです

購入するだけでなく、その場で挿入してもらうつもりでしたので
主任あるいは課長の風貌で「〇井」とネームカードを付けた男性に目を付け
使用目的を告げた上で多数のカードからどれを選んだらよいか訊きました。

予めau・CSで聞いていた通り、2GBもあれば充分との“見解”は一致
数百円と千数百円の価格差はブランドと防水等の性能の差から来ていることも教えられ
結局、Panasonic製2GBのマイクロSDカード1480円を購入、電池パックを取りだし
その下部にある挿入個所にセットしてもらいました。

インターネット契約をしていれば電池を外しても時計などの各種設定が狂わないので
自分でも簡単に出来ることはau・CSに聞いてはいたのですが
この“簡単に”は普段、何度もやっている人の場合であることに注意しなければなりません。

現に今回の4日目に入った悪戦苦闘は、USBドライバはauホームページからインストールできると
“誰でもいとも簡単にできる”風に言われたことから始まっていたのですから。

思えば、あの時感じた“虫の知らせ”が現実になったわけですが
また思いも寄らない別のコトを言われなけば間もなく完結するはずです。

ただ、なんとも気になるのは
“要るものを要らない”と有名店の2人の女性店員が断言した理由です。

それを尋ねた私に、彼女たちの替わりに
〇井さんが弁明した“一つの可能性”は次のような内容でした。

ケータイ直営店でないヤマダ電機ではこうしたUSBでパソコンにデータを送りたい相談があると
ケーブルまでセットされている専用ソフトを奨めるはずで
これを使うとSDカードは不要なため、多分、彼女達はこのソフトが
すでにインストールされていることを前提に考えてしまったのではないか・・・。

なるほど売り場には、4580円くらいの数種類が並んでいました。

つまり、直営店ではこうしたソフトの存在すら知らない店員も多い一方
その他のショップではこれらのソフトを前提にしてしまうということのようです。

理由の正否は本人たちがいないので確認はできませんし
確認したところでどうなるわけでもないのですが
USBだけを取ってみても2種類の方法があることを知ったのですから
まあ、知識が増えて良かったなあ、とでも思うことにしましょう。

〔今回分かったモノを含めた画像データ送信方法〕

1.Eメール添付(有料・画像の大きさに制限あり・SD不要)
2.専用ソフトをパソコンに入れる(USB付き・4千円台・SD不要・容量極大)
3.SDをパソコンに直接読み込ませる(いちいち面倒だが一番安い?)
4.専用USB(今回私が採った方法)

自宅へ戻り、午前のうちの何度目かになるau・CSへ
「混雑しているため本日中には折り返しTEL入れさせていただきます」と
初めて男性に言われて待つこと3時間の午後2時頃、若干年配風のしゃべり方をする女性に
ケータイ側の設定と実際の転送手順、パソコン側の操作方法を教えられ
無事、画像データを送ることに成功したのでした。

忘れないように何度も練習したのはもちろんです。

これが、掛かった日数は4日、延べ時間は20時間にも及ぶ
相手の悪戦苦闘の顛末というお粗末なお話のすべてです。

 

〔悪戦苦闘の経緯〕

(月曜日) auショップにTEL。USBケーブルの在庫確認、お取り置き依頼

(火曜日) 朝一で購入。すぐにドライバのインストール開始
上手く行かずau・CSにTEL、パソコン側のフィルター解除が必要とのこと

午後、NTT・CSにTELし、指示を仰ぐ
午後3時過ぎ、スマートフィルターの解除後インストール成功
午後4時前、再びau・CSにTELし、転送の具体的な操作を尋ねる
その際、SDカードが必要なことを知る

(水曜日)午後、ヤマダ電機で「カード不要」と聞き、一旦帰宅し試すが不可
au・CSに再確認の結果、「必要」との結論

(木曜日)午前、ヤマダ電機へ再度出向き、SDカード購入、セットしてもらう
ついでに「不要」と間違えたわけの説明を受ける
午後、au・CSの指示で最終的な設定と操作方法を教わる
夕方3時頃、全て完了

 

 

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au簡単ケータイのUSBケーブルで悪戦苦闘している話③

2012年12月14日 | 日々の暮らし

USBドライバのインストールが完了し
あとはケータイの操作方法さえ教えてもらえば、画像をパソコンに転送することが
出来るつもりで掛けたau・CS(お客様センター)への電話でした。

ちなみに、ここへの連絡は全部、ケータイ操作が出来るよう
固定電話の子機を使っています。

そして、いの一番に言われたことは
「念のため確認いたしますが、SDカードは挿入されていますね?」

「はっ? SDカードが必要なの?」

「必要です」

「買った時点で入っていないの?」

「“別売”ですので入ってはいません」

auショップでUSBケーブルを購入した際も
古いデジカメの替わりにしたいので有料のメール添付でなく直接パソコンに送りたいから、と
その使用目的までしっかり説明したのにカードが必要などとは一切、言われていないのです。

そもそも、「P207」、次が「SH-06B」という過去の私のケータイ歴では
docomoのこの2台ともカードは標準装備だったはずなのに
この「au簡単ケータイK012」は入っていないと言うのです。

特に、去年の夏に溺死させてしまった後者については、カードデータを復元できるかどうかが
最後まで取り沙汰されたのですから間違いなく入っていました。

auは昔から別売なのか
はたまた、技術が進歩して最近の機種は全てカードは原則、不要になったのか…。

その都度、通話先の相手が入れ替わるau・CSの今度の女の娘にそんなこんなを一クサリして
ショップでの説明不足を詫びてもらったところでどうなるものでもなく
この期に及んでさらにマイクロSDカードなるものを手に入れなければならないのです。

これは説明不足だったauショップではなく、やはり同じくらいの距離にあるヤマダ電機で
できれば少しでも安く購入することにしたのですが、への
USBドライバのインストールでほとんど丸一日、時間はすでに夕方4時を回っています。

結局、気持ちを取り直してヤマダ電機に出向いたのは翌日、水曜日のことでした。

パソコン関連の用事でここを訪れたことは過去にありません。

あまりに売り場が広く探すのも面倒なので、すぐにdocomoの名入れジャケットを着た
若い女性店員にSDカードのコーナーに案内してもらい
利用目的と今までの経緯を話しどれが良いのか尋ねたところ
またまた思いがけない返事が…。

「カードは必要ないと思います」

「少なくてもdokomoでは不要です。念のためau担当に訊いてみます」

結果、このauの娘も「必要ありません」と同じことを言うのです。

例え“千円ちょっと”ではあっても
不要な出費は避けられるのであればそれに越したことはありません。

この場でau・CSに確認してもらえば良かったのに
全国展開する有名大型店の担当2人が2人とも「いらない」と言うものだから
これは一旦、家に帰ってやってみようと思ったのはしょうがないことでした。

結局のところ、午後のほとんどを潰して思いつくだけの操作をしても
画像データが送られる雰囲気は全くなく、またまたau・CS宛
SDカードが必要なのかどうかの確認を兼ね、することになってしまいました。

今回は今までで初めて男性が対応し
「必要なはずですが確認しますので少々お待ち下さい」の結論は
「やはり、一旦フォルダーのデータをカードに落とし込み、それをパソコン側に送ることになります」

多くのケータイを扱っているはずのヤマダ電機たる一流店が
なぜ「要るものを要らない」などという間違ったことを言うのか…。

正直、何が何だか分からないにしろ
とにかくau・CSの指示通りにしてみるしかない、との結論に達したのは
一年で一番陽が短い冬至近くのため、もう水曜日も暮れようとしていた時間帯のことでした。

つまりは、関わって3日目も終わるというのに、未だに
“ただ単にに繋いでから画像を送るだけのコト”が出来ないでいたのです…。 

 

〔これまでの経緯〕

(月曜日) auショップにTEL。USBケーブルの在庫確認、お取り置き依頼

(火曜日) 朝一で購入。すぐにドライバのインストール開始
上手く行かずau・CSにTEL、パソコン側のフィルター解除が必要とのこと

午後、NTT・CSにTELし、指示を仰ぐ
午後3時過ぎ、スマートフィルターの解除後インストール成功
午後4時前、再びau・CSにTELし、転送の具体的な操作を尋ねる
その際、SDカードが必要なことを知る

(水曜日)午後、ヤマダ電機で「カード不要」と聞き、一旦帰宅し試すが不可
au・CSに再確認の結果、「必要」との結論

 

 

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au簡単ケータイのUSBケーブルで悪戦苦闘している話②

2012年12月13日 | 日々の暮らし

「1本だけ在庫がありますよ」とは、自宅から2㌔ほどの場所にあるauショップに
月曜日に在庫を問い合わせた際の若い娘っぽいスタッフの返事です。

売れているから1本しかないのか
売れていないから1本しか置いておかないのか…。

それはさておき、なくなっては困るので取り置きを依頼して、翌日朝一番で
1050円のUSBケーブル(WIN02 0202HVA)を買いに行ったのが火曜日のことでした。

念のため、その場で開封して取扱説明書にざっと目を通すと、「2.接続のしかた」の前に
「1.USBドライバのインストール」なる文章が目に飛び込んで来たのです。

曰く、「本製品をパソコンに接続する前にUSBドライバをインストールする必要があります」

そうか、これも何かをインストールしなければイケないんだ

この場所でやってもらうことは固定型パソコンでは出来るはずもなく
自宅に帰ってauホームページからダウンロードすることになりました。

女の娘は簡単そうに言うのですが
なんか苦労しそうな予感がしたのは“虫の知らせ”というもの…。

そう言えば、関係ありませんが、“虫の知らせ”とは
昔、不衛生な環境で人間が生きていた頃、お腹の中には様々な寄生虫が巣食っていて
ヒトが死にそうになるとそれらの虫が自分たちは生き延びるため
口や肛門から逃げて行くことから来ていると聞いた記憶があります。

もしそんな語源だとしたら、パソコン如きのシーンで使ってはいけない怖い言葉なのです。

そのページに行き着き、画面の「ダウンロード」をクリックした途端に
もう正確に覚えていませんが、確かsmart filterと書いてあったような見出しで
「使用する人数が少ないため止めることを推奨する」旨の警告が…。

なんだこりゃ???

結局、先に進むことが出来ないので
その取説に書かれているauお客様センターに電話する羽目になりました。

そして言われたことは
「パソコンのフィルターにブロックされてしまいダウンロード出来ないのだと思います。
一旦、それを解除しなければなりませんが、 の操作に関してはそちらにお尋ねください」

「・・・」

ただ単に1050円のケーブルで繋げばケータイからパソコンに画像データを送れると
安易に考えていたのですから、悪い予感が当たってどんどん面倒な方向に進んでいく気がして
買ったばかりのこのUSBケーブルをいっそのこと返品して
今まで通りEメール添付の方法でもいいのでは、とまで考えてしまいました。

ただ、パソコンの購入先は当時
何でも相談に乗ってくれていたNTTのOさんを通じてNTTからでしたので
そこのCS(カスタマーセンター)の親切・確実な電話対応には過去に何度も助けられていて
今回も「何とかなるかもしれない!」と気を取り直し、久しく掛けていない0120-〇-〇をダイヤルし
専用のIDナンバーを告げてコトの顛末をお話したのです。

結果はまさに「案ずるよりも産むが易し」、その指示通りにスマートフィルターを一旦解除
無事、USBドライバーのインストールに成功したのはもう夕方近くの3時過ぎのことでした。

この程度の訊きながらの作業でも、上手く行くと気持ちが意気揚々になるのですから
パソコンに関しては、訳の分からないグチャグチャな状態になったらどうしようなどという
一抹の恐怖心が未だにあることは事実なのです。

なにはともあれ、解除したフィルターはすぐにリセット
インストールされたドライバの存在もパソコン上で確認出来ましたので
画像転送の具体的な操作を訊こうと勇んで再度au・CSにTELした際
「その前に一応、念のため」と断った上で、またまた“思いもかけないこと”を
対応の女の娘に言われてしまったのです…。

 〔これまでの経緯〕

(月曜日) auショップにTEL。USBケーブルの在庫確認、お取り置き依頼

(火曜日) 朝一で購入。すぐにドライバのインストール開始
上手く行かずau・CSにTEL、パソコン側の操作が必要とのこと

午後、NTT・CSにTELし指示を仰ぐ
午後3時過ぎ、スマートフィルターの解除後インストール成功
午後4時前、再びau・CSにTELし転送の具体的な操作を尋ねる

 

 

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au簡単ケータイのUSBケーブルで悪戦苦闘している話①

2012年12月12日 | 日々の暮らし

愛用のデジカメは多分もう15年以上前のモデルのため
単三乾電池4本を使うこともあり、デカくて重いです。


(寸法:75×110×35mm)

ちょっと見、大きさ的にもアナログカメラに見えるかも…。

一番困るのは、モニター画面が小さくて暗いので
陽を手で遮っても真昼はほとんど見えないことと
夜はまったく被写体を映し出すことができなってしまうことです。

特別写真に興味があるわけでもなく、このブログ投稿用と
あとは孫と遊んだ記録程度なのですから、左上にある
アナログカメラの名残りのような窓を覗けばなんとか写すことは出来ます。

もっと新しいのに替え時かなぁ、と3000円以内の予算でリサイクルショップを物色しても
ほとんどが「ジャンク品」の扱いになっていて、これではさすがに手が出せません。

そんな折、昨年の夏から使っているau簡単ケータイのカメラ機能が
このデジカメよりもはるかに優れた性能を持っていることが分かり、たまに使って
これを替わりに出来るかどうか試していたのです。


(K012型)

今までのデジカメからパソコンへの画像の転送はUSBケーブルを使っていましたが
カメラ側のコネクターの形状がこのケータイには全然合わないので、Eメールに添付して送っていました。

結果、なんとかイケソそうなので、その都度料金が掛かるEメールではなく
今までと同じように、このケータイに合うUSBケーブルを買おうと思ったのは3日前のことでした。

2年前に仕事を止め、業務でのパソコン使用はなくなり
ごく定型的な使い方をそれ以来続けていたため、ソフトのダウンロード
または、ドライバのインストールなどという面倒な作業が必要なことはすっかり忘れ
恥ずかしい話、この時点では繋ぎさえすればそれだけで送れるものと思っていたわけで
これが今日もまだ悪戦苦闘しているコトの始まりになるとは全然、考えてもいませんでした。

 

 

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雪は充分、初滑りは…

2012年12月11日 | 冬はもっぱらスキー三昧

結局丸2日、断続的に降り続いた雪の公表された積雪量は市内で16cmですので
私の自宅の辺りではもう少し多いことでしょう。

ここからさらに北へ30㌔離れた飯山市では50cmを超える積雪になったのですから
数字上は1㌔北上する毎に1cmは多く積る計算になります。

長野市を中心にした東西南北のうち、南を除いた全方角には
全国的に名の知れたスキー場がほぼこの程度の距離にすべて集中していますので
冬期といえどもほとんど何の問題もなく来られる新幹線 の駅からも
除雪の行き届いた関越または中央道経由長野道のインターからも、クルマで1時間みれば
どこでも“よりどりみどり”というところがここ長野市がスキーのメッカとなる所以です。

ちなみに、この環境整備はもう10年以上前になる
冬季オリンピック長野大会の際に一気に行われたものです。

12月のこの時期、毎週週末には次々とスキー場が今季の営業を始めていて
すでに東にある志賀高原は7日にオープン、積雪75cmの熊の湯は滑ることができるのですが
志賀でも一番奥に立地しているため、私の家からでも最低1時間は掛かる上
駐車場がほんのちょっと離れていてスキー靴で歩くことが難儀ですし
さらにリフト代が高い(20日まで3000円)ので気軽に、とはいきません。

楽々の30分で行ける西の戸隠スキー場は積雪がすでに100cm
予定通り今週末15日のオープンで21日までは2500円なのですから
週末の天気にも寄りますが、ここで初滑りをしようと
一面の銀世界と快晴の今朝の空を見上げながらウズウズ しています。


(西側の山の向こう約25㌔に戸隠スキー場はあります)

 

 

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シーズン1回目の雪かき

2012年12月10日 | 日々の暮らし

人力で生活に必要なスペースの雪を片付けることを「雪かき」と言いますが
これが機械だと「除雪」になるのはなぜだろう?などと、どうでもよいことを考えながら
今シーズン初めて、まだ暗いうちから20cmほど積もった雪をかきました。


(左の畑では孫達が来るとソリ遊びをします)

昨年の1回目はもう少し後の20日頃だったように記憶していますので
今年も昨年のように雪の多いシーズンになるのかもしれません。

長野市街地辺りまでは一回に30cmも積もれば
記録に残る程度の積雪量ですので、エンジン式除雪機を持っているのはごく少数で
そこから5㌔北のこの付近でも10軒に1台はないはずです。

今では3万円以下にまで価格が下がった家庭用電気式は、かつて営んでいた
市街地にあった会社では多いに役に立ち、今でもその頃の3台を持っているのですが
この地域ではパワー不足で飛ばし切れず、他に使っている方の姿を見たこともなく
基本的には全てご近所総出の人力任せです


(10年前は6万円以上しました)

この100V家庭用電源式は、普通に使えるのは積雪がせいぜいが10cmまでで
それを超えると、狭い場所なら使えなくはなくてもコツが必要ですし
何よりも、モーター冷却用プラスティックファンが湿った重い雪などで使用すると
簡単に割れて吹っ飛んでしまうのが大きな欠点であることを経験的に知っています。

3台も持っていた理由は、全て破損したので鉄板を切り抜き手作りしたファンでは
冷却効果が足りず、しばらく使っては休ませなけれオーバーヒートで
自動的に停止する作りのため交互に使う必要があったからです。


(我家の駐車場から玄関までは坂道で50m近くあります)

ところで、人力によるスコップでの雪かきは
1時間で400キロカロリー近くを消費すると言いますから
雪国では運動不足になりがちな冬場における絶好のエクスサイズと考えるようにしています。

そうでもしなければ、放っておいてもいずれは
嘘のように綺麗さっぱり消えてしまうモノに、着替えるほどに汗びっしょりになったり
夜、腰痛に悩まされたりするアホらしさに耐えられないというものです。

まだ小雪が降り続いていますので、午後にもう1回、雪かきが必要かもしれません。

 

 

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秋月忌法要と因脈会(授受会)に参列して

2012年12月09日 | 葬祭と相続の記録&自らの終活

先月の義父の祥月命日の年忌法要は義母の生前に倣い
末寺の庵主(あんじゅ)さんにお願いして自宅で行いましたので
新盆の8月に行われた義母の「施飢餓(せがき)法要」、すぐに続いて数日後
毎年お盆の13日に続けているご先祖の墓参り以来のお寺でした。

「お寺に行く時は手ぶらで行くな」とは、誰からともなく教わった礼儀ですが
お包みするお布施はその都度、悩みの種です。

自宅においでになる庵主さんには、お昼ご飯と5千円を
毎回お渡しすることになっていますので特に悩むこともないのですが…。

年忌法要の際、お昼を食べながら庵主さんに
「施餓鬼法要に3万円をお寺に包んで行った」と言ったら「3万円 !?」とビックリされたので
「え、少な過ぎたのか?」と一瞬焦ったのですが、そうではなく逆に多過ぎたようなのです。

周りに尋ね、少な過ぎても後で結構、気になりますが
多過ぎても何か損をしたような気分になるのですから不思議なものです。

今回はその反省もあり、庵主さんから聞いた金額の1万円、表書きは「上」としました。

12月8日にこの法要を行うのは
仏教の開祖、釈迦が悟りを開いた日に因んでのことなのだそうです。

中央の戒師(と呼ばれるらしい)はこの付近の曹洞宗の本寺
つまりは当家の菩提寺であるこの寺の方丈さんが勤め
周りに15人ほどの末寺の僧侶が従って一連の儀式が執り行われました。

昨年12月8日からこの7日までに亡くなられた方の遺族、およそ70名が参列した一連の儀式は
約1時間半に及び、配られたホッカイロと2台のファンヒーターはほんの気休めにしかならず
多分、気温は5℃程度の本堂の中は寒いのなんの
最後に「お血脈」をいただく際は正座までさせられて、私にはまるで修行のようでした。


お血脈:縦×横12cm (右は単なる袋です)
帯封の下に「血脈」と書かれています。

開くと縦1m、横30cmの大きさはあり
特別な畳み方をされているので開くと元に戻せないそうです。

お寺で中を見せてくれましたが、開祖の釈迦以降
達磨、道元を含むこの寺の住職までの77代の系図が
びっしりと1本の赤線で結ばれて書かれていました。

義母を含む今年、仏になった方々は78代目になるそうです。 

袋は破棄、左のお血脈のみを
来年の彼岸やお盆の墓参りなどの際に墓に納めます。

前回のお施餓鬼の時もそうでしたが
特に寒い本堂での“修行”の後でゆうに200人は一度に会せる広さの
庫裏(くり)でいただいたこのお昼の幕の内弁当は美味かった!

次は年明け2月に一周忌法要を営むことになるので、着ついでに予約を入れておきました。

 

 

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