素材や機能の説明タグが何枚も付いた定価が数千円もする新品スポーツウェアは
いくら具合が良いとは言っても年金生活者にとっては“高根の花”です。
また、所詮遊びのソフトバレーではウェアばかりが立派なおニューでは
技術が伴っていないのですから何となく気恥ずかしいし
冬のスキーではアウターがそれなりなら
見えないインナーは適当な重ね着で済んでしまうというものです。
ただ、謳い文句の機能には興味はあったので
この春にリサイクルショップで試しに購入した1枚の吸汗速乾素材がかなり気に入り
それ以降、この1カ月の8千円近くを含めたら今まで合計1万2千円程度
上下合わせて11枚もの枚数をほとんどこのショップ買い集めてしまいました。
中には「新品未使用」も2点ありましたが当然“年式落ち”です。
そんな折、数日前に初めて純然たる“今年モデルの新品”を手に入れることができたのは
女房の仲の良い友人で英語の通訳として活躍しているWさんが
今月イギリスで行われたトライアスロン大会に仕事に呼ばれて、そのお土産として
女房がもらったTシャツが「サイズが大きいから」との理由で私に回ってきたためです。
Wさんがこれを手に入れた経緯まではまだ聞いていませんので
わざわざ買ったものか、よくある“関係者の役得”で入手したものかまでは知り得ていません。
ベースは今春発売の現行モデル、アシックス製TシャツXA600Hなのですから
スポンサー名入りは後者の可能性が高いのかも…。
まあ、そのどちらであっても
税込定価4095円がネットでは送料込みで3千円以内で買えるにしろ
普段、Tシャツ1枚にそんな高額をつぎ込める身分ではないのですから
思いも寄らない“棚ボタ”で入手できて、なんとも嬉しい限りなのです。
スポンサー名入りは多分、数に限りがあってレア価値もあるでしょうし…。
そしてそれ以上に楽しみなのは
最新型の吸汗速乾素材を試すことができることです。
5枚も付いているタグによると表面素材はやはりポリエステルですが
肌に触れる裏面にはレーヨンを使い、より接触涼感・吸湿性・吸汗速乾性に優れている上
UVケア、さらには消臭+抗菌効果まで期待できるのだそうです。
さらにさらに、動作時の関節の動きなどに対応したカッティング技術により
身体の負担を軽減とも(スゴイですねぇ!)。
これで別人のように上手くなれれば…(てなわけに行くはずはないか)。
内心、これをあまりにも気に入ってしまったらどうしようなどと余計な心配をしつつ
最初に着て行くであろうソフトバレーの日は
ちょっと気恥ずかしい思いにも頑張って耐えることにします。