保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

4th Skiing in 渋峠&横手山…やはりここは別世界

2015年12月31日 | 冬はもっぱらスキー三昧

午前の早い時間に丸池でのレッスンが終わったので
先週末にようやく第3リフトが動き出して2300mの山頂まで
上がれるようになった横手山スキー場に行って来ました。

ここでのレッスンで山頂に生徒たちを連れて来ることもありますが
帰りの長い林間コースにそれなりの急な個所もあるので
2日目の午後または3日目にしなければ自分が苦労する羽目になります。

そしてイントラの役得の無料でリフトに乗る方法は
ここのようにイントラウェアを着て通常ゲートを通らず顔パスになる方法と
イントラ用ICカードを借用する2つの方法がありますが、どちらも制服着用なのは
業務上のコースの巡回または技術の鍛錬を目的とするからです。

プライベートは“午前中にレッスンが終わった晴れた日に仲間と一緒”が
自分なりの条件ですので、せいぜい1シーズンで2、3回しか利用しないにしても
シニア4時間券3800円が節約できるのですから大助かりというものです。

横手山山頂の向こう側つまり東側に広がる渋峠スキー場には
1本のリフトの左右に高速大回りがとても気持ちの良い2本の中級バーンがあります。

通常ですとこのリフト乗り場が雪面と同じ高さなのに
今年は数メートル登らなければならないのですから少ない積雪量が一目瞭然です。

とは言え2000m級はやはり別世界
抜群のサラサラ粉雪のオンピステをカービングで心行くまで楽しんで来ました。

 そして昼食は以前からTVで情報だけは掴んでいたのに未だ機会がなかった
「鍋焼きうどん」を何気に思い出しついに食することが出来たのでした。

キノコ、ワラビ、タケノコの塩漬け山菜と油揚げ、ナルト巻き、玉子
さらにしっかり味が付いた大きな肉が2枚も乗っているばかりでなく
野沢菜と酢の物の小鉢が付いて1000円はその美味さからしても
ゲレ食としては抜群、街中でも充分通用するものと思えるほどでした。

 

これが食べられる「山本荘」はゲレンデ内に位置する小さなホテルで
道路に面していなくて、またいつ営業しているのかもよく分からないことがネックですが
奥に見える横手山第1リフト終点から100m下、入口にポツンと置かれている
この立て看板が目印ですのでぜひ1度は訪れてみてください。

 

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Ski-Lesson(2) in 志賀高原・丸池…未だにほんと雪が少ない!

2015年12月30日 | 冬はもっぱらスキー三昧

様々な体験型教育プログラムによるツアーを企画し
小・中学校生を募る民間会社主催のスキースクールでのレッスンでした。

レッスン後にこの会社独自の級そしてSAJ一般・ジュニアスキー検定による
認定証をゲットすることが最大の目的で
参加人数は300人超と聞き及びましたが確認はしていません。

担当したのは小二男児2、小四1&小三1&小二5の女児の合計7名
内1人はjr3級を目指し残りは全員jr4級を目指す子供たちを受け持ちました。

1日目午後:曇り
2日目:小雪
3日目:晴
4日目:曇り

気温は昼間でも氷点下8℃程度、2日目は特に
小雪混じりの強風でしたので体感気温は-15℃くらいだったはずで
貧弱な子供用マイグローブでは皆、手が冷たくて痛いと半べそをかいていました。

ところで志賀高原の一番入口にあるサンバレーと隣接している
ここ丸池スキー場もようやく1本ずつのリフトをレッスンのために
運行し始めたようなもので1日目と2日目はゲレンデのそこここがガリガリ
2日目と3日目の夜に数センチずつ積もり、かなりゲレンデ状況は良くなったとはいえ
どうやらこの程度の積雪量のまま年末年始に突入してしまいそうです。

目的の検定に関しては、外足の親指荷重による踵の押し出しと
内足の小指荷重に伴うエッジ外しによるプルークからボーゲンへの指導方法は
やはり明確な効果があり、講習内検定で全員を希望する級に合格させることが出来ました。

他方、女の子の甘えに対応することにこれほど疲れ果てたのは初めてかもしれません。

時に赤ちゃん言葉が混じる一人が発端となってしまい
「先生、手袋入れて」「先生、バックル絞めて」「先生、スキーが履けない」「先生、・・・・」。

「そんなこと、教えてあるんだから自分でやれ!」と心の中で叫びながらも
300m離れたスキー場までの行き帰りに順番に手を繋いでくる可愛さが孫と重なって
「ちょっと待って」と一人ずつ世話をしてしまうジジイなのでした。

 

 

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ヴォクシーのユーザー車検…③「出た後で剥がしてください」の意味

2015年12月26日 | クルマに関するアレコレ

これまで軽を含めた4~5回のユーザー車検は全てすんなり終わりました。

一般ユーザーの場合はちゃんと補助員が付いてくれますので
その指示に従っていれば特にどうということはないのですが
車検ラインに入る前に列に並んで待っている間は結構、緊張します。

ライン直前のこの時点でライト類の点灯やワイパーの動作
室内のシート&シートベルト等の装備の確認がされます。

以前、シートの下に隠れてしまっていた後席シートベルトを
引っ張り出すよう言われたことがあります。

また非常信号灯に関しては昔はうるさかった(と整備工場から聞いていた)のに
今ではその積載の有無を一切確認していなさそうなことが分かりました。

もしかしたら、その他過剰整備と同じように
売上を上げるための整備工場の策略だったのでしょうか。

その他、ウォッシャー液が空っぽだったため
チョボチョボとしか出ずにちょっと焦りましたがこれは

ところが今回ここで全くの予想外に指摘されたのが
運転席ドアガラスに貼ってあった「セキュリティー装置付き」のステッカーでした。

いかにもアフターマーケット風で特に盗難防止用警報器などは付いていなく
もしかしたら単なる“脅し”かも知れないと特に気にしていなかったのですが
貼られている場所をメジャーで測った結果
言われたことは「ラインを出た後で剥がしてください」。

その風化の度合いを見るとかなり以前から貼られていたのは明白で
助手席側は一部欠損が始まっていて見苦しかったので
午前中に取り除いてもいたのです。

スクレーパー(ステッカー剥がし)を持参していたので
その場でやろうかとも一瞬思ったものの、言われた通り
「後でゆっくりやればイイや」と後回しにしたのがそもそもの間違いでした。

下でローターが回るブレーキテストではいつも通り恐怖感を抱いたり
ディスチャージヘッドライトの光軸調整スイッチが5になっていることを知らずに
ライト検査を2、3回やり直したところで補助員のオジサンが気付いて
標準の0にしたら、なんのことはない、すぐにOKが出たりしながら
ようやく検査が終わって出口のブースで渡されたのがこのペーパー。

えっ、不合格

そして言われたのが「該当するステッカーを剥がしてもう1回ラインを通ってください」

そうか、そういうことだったのか

気付いた時は“後の祭り”
すでに次の4ラウンドの予約の列に混じるしかなく
30秒ほどで憎っくきステッカーを剥がしたものの
途中で検査員が休憩まで取るものだから列で30分以上待たされた上
2度目は前車に続いてただラインを通過するだけ…。

こうして1時間近くも余分にかかってしまったわけで、それにつけても
これを指摘したあの検査員、たかがステッカー1枚、「すぐに剥がせますか?」くらいの
融通を利かせたセリフがあっても良いのではないでしょうか。

(若い国家公務員には所詮、無理な要望かも)

かくして下回りスチーム洗浄機借用&車幅灯電球代でK君に払った1000円と
帰りに購入して補充したウォッシャー液399円を合算しても
総額63739円で無事、車検が取得できたわけで二女大喜びとなったのでした

来年は軽の車検が3・5・7月と
3台立て続けなので今回のことを大いに参考にしなければなりません。

(完)

 

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ヴォクシーのユーザー車検…②必要書類

2015年12月25日 | クルマに関するアレコレ

*ネット予約番号*

長い番号が発行されますが下4桁が必要なだけです。

*車検証*

車検証は車検の度に新しい満了日が記載されたものが発行されます。

*自賠責証書*

任意保険を依頼している先で加入すると
2千円にも達しない手数料でも喜ばれますし、満期に連絡をくれるよう
お願いしておくと2年先の次回車検を忘れずに済みます。

陸運局の中にも加入できる外郭団体の窓口があります。

保険料は24カ月で27840円。

*自動車税の納税証明書*

乗用車の車検は2年に1度なので
しまい忘れる人がとても多いことを経験的に知っています。

もちろん陸運局内窓口で再発行出来ますのでどうということはありませんが
ユーザー車検を自分でしようとする人は車検時期を把握しているので
必要な年のものはきちんと保管しているはずです。

気持ちの面でもこれがユーザー車検への第一歩かもしれません。

*24カ月定期点検整備記録簿*

決まった様式はなく車載のメンテナンスノートでも構いませんし
ネットからダウンロードも出来ますが
これを実際に提示させられたことは過去に一度もありませんので
もしかしたら必要書類ではないのかもしれません。

正直、素人が実際に点検して記入出来る項目は半分ほどしかなく
整備工場ですらかなりいい加減なケースも多々あります。

それでも記入自体は整備工場が発行した以前の記録簿を見て
同じ個所にレ点を入れていけば出来てしまいます。
(お奨めしているわけではありませんので念のため)

*お金*

重量税(車両重量1.5~2.0㌧)…32800円
印紙代… 1700円

陸運局に持って行くのは合計34500円だけですので
自賠責を合算しても62340円で2年車検が取得できることになります。

これらを持ってまず「車検受付」で説明を受け
それに沿って用紙や重量税の印紙を別の窓口で購入し
書類を記入してからこの窓口に提出します。

そしてチェックを受けた書類を持って
いよいよ車検ラインに並ぶことになります。

(続く)

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ヴォクシーのユーザー車検…①車検満了日

2015年12月23日 | クルマに関するアレコレ

二女のファミリーカーは昨年11月にクルマ買取り屋を営んでいるN君から
20数万円で購入したH17年ヴォクシーです。

走行距離が14万㌔ですので一般の方は手を出し辛いでしょうがそこは元クルマ屋
私の見立て&口利きで「保証なし・現状売り」の格安業者価格で譲ってもらい
この1年間で掛かった修理代はO2センサー2個の交換を私がしてあげたこともあり
部品代1万7千円だけで済んでいるので予想通り“良い買い物”だったはずです。

そして今回は車検です。

「車検を継続して受けられるのは1カ月前」と法令で決められていますが
この文章には2つのポイントがあります。

まず1つ目は「30日前」ではなく「1ヶ月前」という表現で
前月の同日(前月に同日がない場合は前月の末日)のことを指します。

ヴォクシーの場合、上の画像のように満了日がH28年1月27日ですので
前月の同日、つまりこの12月27日から受けられることになりますが
今年は日曜日ですので実質は28日からです。

そしてもう一つは「継続して受けられる」という文言です。

これは“車検満了日を変えなくて済む”という意味に過ぎず
車検が出来ないわけではありません。

事実、今回は私のスキーのお仕事が1月の平日は立て込むため
明日24日に受けてしまう予定です。

ただし「1カ月前」から外れますので
12月24日が起算日とされ、新たな車検証の「有効期間が満了する日」には
2年後のその前日「平成29年12月23日」と記載されます。

この場合「車検を1カ月損する」と思う方もいらっしゃるでしょう。

確かに重量税32800円の1カ月分約14000円は重複してしまいますが
自賠責の1カ月分約900円は少なくて済みますので損は僅かに500円
一方、工場に手間賃を払う必要のないユーザー車検においては
車検時期前後の事情を優先した方がメリットが大きいという考え方もアリです。

例えば「車検はボーナス月直後がよい」とか
「5~6月は各種税金の払いが重複するので避けたい」とかの経済面や
年2回ある冬用タイヤ脱着のどちらかのタイミングに合わせた月にしておくと
車検整備と同時に出来るので工賃&手間が省ける等などです。

ただし車検の管理を全てディーラーや整備工場任せにしている方には
どこからも案内のDMが届かなくなったりする恐れもありますので
ユーザー車検を含めてお奨めする気は毛頭ないことを申し添えます。

(続く)

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“手足の冷え”で脈波図検査

2015年12月22日 | 脂質異常症と動脈硬化&血圧の話

冬場のソフトバレーでハイタッチをすると必ず相手から
「冷てぇ!」とか「冷たい!」と言われるので念のため病院に行って来ました。

ゲレンデでの手足の冷たさも辛いものがありますし。

どうせ2~3時間は待たせられるものと思ってはいましたが
午後3時30分の受付開始なので1時間前の2時半頃に№1の受付カードをもらい
なのに循環器内科のM先生の診察を受けられたのは
夕方5時過ぎなのでただ待つだけで2時間半…。

そして動脈硬化が進んで血液の循環が悪くなっていることが疑われて
1年半前に受けた「脈波図検査」を再度受けることになりました。



早い話、同時に左右の手首、足首の4カ所の血圧を計るだけで
“血管の状態”が分かる検査です。 

 

・血管の硬さ(baPWV)…脈波伝播速度
心臓から押し出された血液により生じた拍動が
血管を通じて手や足に届くまでの速度のことで
血管が硬いほどその速度は速くなります。

 
 
・血管の詰まり具合(ABI)…上腕と足首の血圧比
健常な場合、足首血圧は上腕血圧より高いのが普通ですが
足の動脈が脂質等で詰まったりすると血流が悪くなり
結果、上腕の血圧より低くなりこの値が低くなります。

検査後再びM先生の診察を受けた所
これらの結果数字は年齢相応の幅の上限付近にあり
“冷え”をもたらす程度の動脈硬化は考えられないとのこと。

「あとは心臓の状態をより詳しい検査で調べてみますか?」と言われたのですが
痛くも痒くもなく、ただ単に「(冷たくて)まるで死人のようだ」などと
皆に言われるのが気になって相談しに来ただけのことなので
なんでそこまで、と思い次回予約をせずに病院を後にしました。

結局、家を出てから帰宅するまでタップリ5時間を要したことになります。 

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3rd Skiing in 熊の湯…やっと山頂から「滑走可」

2015年12月21日 | 冬はもっぱらスキー三昧

スキーイントラ5シーズン目にして初めて
12月のお仕事の予定4つのうちすでに終えた最初の一つを除いて
残り3つが全てキャンセルされてしまいました

理由は、もちろん雪不足。

プライベートでホームにしている戸隠などは未だオープンすら出来ていません。

志賀高原でさえ19カ所あるスキー場のうち
とりあえず初級バーンの1本のリフトのみ運行させているのが5カ所
もう3度目になる熊の湯がようやく一昨日から第2ペアリフトで山頂まで上がり
通称「馬の背」と呼ばれる中級バーンが滑走可能になり
下の緩斜面600mと合わせてここでは最長の1300mのコースになりました。


(9時前には列が出来ていました)

足慣らしはすでに終えていますので上部の人工雪のガリガリバーンは
ズラシも使ってコケないように小回り、そこを乗り切ったらカービングを多用した小回り
そのまま大きく左に回り込み、画像のバーンでは少し大きめのターンに切り替えて
スピードを落とさず下半分の緩斜面に。

雲一つない快晴の中、「これぞスキー!」というスピード感を
今季初めて心行くまで楽しんで来ました。

このスキー場は標高1700m~1900mに位置していて
主に北向き斜面の適度な広さ、そして何よりも熊の湯ホテルが
(多分)単独で所有、経営しているので専門のスタッフを抱えて懸命に
人工降雪機を稼働させてゲレンデ整備をしていることがこうして他より早期に
滑走可能に出来る理由に違いないと個人的に思っています。

それにしても、クリスマス寒波の予想もないわけではないのですが
万が一、こんな調子の雪不足が続いたまま年末年始を迎えることになったら
雪国の社会経済に与える影響は計り知れないものとなるでしょう。

昨日の快晴から一転、今日の平地はまた雪ではなく少しが…。

 

 

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こんな大きなヒラタケがまた採れた !?

2015年12月19日 | 自然農法による自給用野菜作り

初めて作ったのですから最初から想定など
していなかったと言えばまったくその通りではあるのです。

本来雪が積もる季節にキノコの収穫はないものと思っていたので
何気なく小屋を覗いてこんな大きなヒラタケが目に飛び込んで来てビックリ

そればかりでなく
手前の枯草も少し盛り上がっているのでそれを退けるともう1株。

もしかしたら今年の暖冬が影響しているのでしょうか?

 

いずれにしろこの時期に大好きなキノコがまた食べられて嬉しい限りですが
醤油で甘辛く煮た煮物が一番好きです

 

 

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インプラントに異変が !?…④「8020」を目指して

2015年12月18日 | 歯の健康&インプラント

永久歯は親知らずを除いて28本です。

私の今残っている歯は、インプラント治療を開始する際に
子供の頃に矯正した下の歯並びが上より前に出たいわゆる「受け口」の名残りで
噛み合わせ上不要と判断されて抜歯したままになった右上大臼歯と
今回の左下大臼歯の2本がすでに失われていますので
上13本、下13本の合計26本です。

ただそのうち3本はインプラントなので、被せ物治療3本
詰め物治療3本はありますが、天然歯=自分の歯は23本ということになります。

*歯の寿命(2005年調査)* 

《前歯・切歯(せっし)》
 上4本 57.4歳
 下4本 62.8歳
 
《糸切歯・犬歯(けんし)》
 上2本 57.1歳
 下2本 63.0歳
 
《小臼歯(しょうきゅうし)》
 上4本 52.9歳
 下4本 55.0歳
 
《大臼歯(だいきゅうし)》
 上4本 50.3歳
 下4本 46.9歳

このように大きな圧力がかかり、かつ歯磨きもしづらい奥歯ほど
長持ちしないことが数字的にも分かります。

私の場合は歯ぎしりの習慣があったのでなおさらです。

80歳で20本の歯を残そうという「8020(ハチマルニイマル)」を
達成できるかどうかは残り3本という微妙な段階になっていますが
下のデータで見る限り、66歳としたら平均よりは多いので
まあ、良しとすることにしましょう。

*年齢別に現在残っている歯の本数*
(2011年調査)


45~54歳 26本
55~64歳 23本 
65~74歳 19本 
75歳~    14本    

(私の残り 23本)

上の表のように歯の喪失は
年齢が高くなるほど速くなりその原因は歯周病とされ
後期高齢者(75歳~)の20本以上の歯を持つ人の割合は37%で
3人に1人は総入れ歯を使っていると言われます。

ただ昔に比べると歯の喪失状況は急速に改善される傾向にあり
国際的にみても日本人の高齢者は比較的歯が残っているのだそうです。

私も60歳からの6年間で5本を抜歯して喪失し
そのすべてが大臼歯であり残りは左側の天然歯3本だけです。

5本のうち喪失したままになっているのは2本で
3本はインプラントで補完されていますので“使える”大臼歯は
天然歯を合わせて6本あり筋っぽい食物がよく挟まる以外何の支障もありません。

思うに「8020」のように80歳で20本を残すには
今後14年間で3本、すなわち4年8カ月に1本ずつしか喪失出来ず
私の場合それは大臼歯の可能性が高いことは明白です。

まずは今回失ったすぐ直前の大臼歯の負荷が増えるはずですので
右3本がインプラントになった以降、左の使用が日常的に増えてしまい
今回に至った可能性もあるのですから、意識的に両側使用を心がけて
負担を分散してあげなければなりませんし、さらに噛み合わせ相手を失った
左上の大臼歯の骨が吸収して行くはずですので
これにも充分注意を払い少しでも長持ちさせなければなりません。

(完)

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今日も雨。全然、雪が降らない…

2015年12月16日 | 冬はもっぱらスキー三昧

今週前半に志賀高原・一の瀬スキー場で予定されていたイントラのお仕事が
雪不足によってキャンセルされてしまいました

それにしてもこれまでの暖かさは
生活する上ではただ単に過ごし易いという以外は何の意味もなく
野良仕事にしたところで本格的な寒さを前に育ち過ぎてしまった弊害が心配です。

レディースアパレル業界ではすでに春物が売れているとニュースで伝えてはいるものの
その陰で落ち込んでいるはずの単価が高い冬物分のカバーは出来るはずもなく
同様にスキー場にしたところで、これからいくら雪が降っても
今ここで逃している客数を補うことは出来ない話は聞いています。

寒い時には寒く、雪が降る時には降ることが社会経済的には実は一番なのです。

明日辺りから冬型の気圧配置が強まるようですので
週末にはこんな景色になってほしいなぁ。


(昨年12月18日の朝)

 

 

 

 

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インプラントに異変が !?…③インプラント周囲炎

2015年12月15日 | 歯の健康&インプラント

左下のインプラントについては以前からたまに出血があったり
歯磨きの際の僅かな痛みが気になることと
あのイヤな口臭が許せないことも定期健診の際に伝えてはいました。

しかし特別な処置が施されることはなかったのですから、一旦患ってしまうと
難しいとされるこの「インプラント周囲炎」への対応能力がK先生には不足していて
ついには末期症状に至って抜け落ちてしまったと思わざるを得ません。

主な原因は毎日のケアが不十分であったり
歯科医院による定期的なメインテナンスを受けていないことが続き
歯垢(プラーク)がお口の中に停滞したことによって歯周病原細菌が増殖し
インプラントを支える顎の骨に感染したことが挙げられるそうです。

またその他の要因としては全身疾患に関連した歯周炎(特に糖尿病)や
喫煙、適切な噛み合わせの調整を受けていないこと等があるようです。

このうちで「喫煙」のみは1年半前まで嗜んでいましたが
残りの項目は全てクリアしていたはずで、患者の私には
これ以上は何も出来ることがなかったと自信を持って言い切れるのです。


歯と骨の間には血管が通っていて天然バリアの役目を果たす
歯根膜がないので骨の側に細菌が入り易い

ちなみにインプラント周囲炎の罹患率は
インプラント本数割合で見ると12~43%
私の場合も4本に1本なのでこの範囲の25%の計算になります。

また患者数割合で見ると28~54%
つまり10人のうち3人~5人、言い方を変えると
ほぼ3人に1人から2人に1人という高い確率になるのです。

聞かされていた“耐久年数”はうろ覚えながら8年以上だったはずで
それはまあセールストークだったにしろ、治療後のメンテナンスに関しては
1万円くらいの音波歯ブラシの使用にしろ6カ月毎の定期健診にしろ
奨められたことは100%実施していたにも拘らず被った被害なので
K先生の腕の悪さまたはミスをゴネル方法もないわけではなかったのですが
そもそもこの治療の保証期間の有無すら確認せずに受けてしまったことでもあり
他方、例え1本が失敗だったにしても全体的な治療については
まあまあ満足しているのですから敢えてこれまでの関係を
壊すイザコザを起こすことはしませんでした。

このアラフォー(多分)のK先生は
今は亡き義母の友人の御子息で15年ほど前からのお付き合いです。

当時それまで毎年1度は必ず痛くなる右下奥歯の治療において
子供の頃からずっと掛かり付けだったU歯科医院に愛想を尽かしていて
義母から紹介されてすぐにここを訪れ、それまでと全く違う
治療内容と結果に充分満足したのでした。

その数年後この奥歯は
治療に寄る回復を諦めて1本抜歯、3本をインプラントにした経緯があります。

そして今回、残りの寿命と抜け落ちたのが大臼歯であることを考えると
新たに高額な負担をする気などさらさらなく
もし保険治療の範囲内ということでブリッジを奨められても
支えになる歯を削ることはしたくないので断るつもりでしたし
1本だけの入れ歯があるならちょっと悩んだかも知れませんが
特にそうしたこともなく、いろいろ言い訳めいた説明の後で
「残念ですが撤去したままで…」と言うのでそれに従うことにしました。

結果としてたまにあった出血や僅かな痛みもなくなり
それに伴う食物が腐ったあのどぶ川のようなイヤな臭いからも解放されることは
不幸な出来事の中でのたった一つの救いとも思えましたし…。

(続く)

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インプラントに異変が !?…②ウソでしょ!

2015年12月13日 | 歯の健康&インプラント

打音検査はクルマの車検ラインでも行なわれていますが
ハンマーでネジの頭を叩いてその音質によって
ネジの緩みを発見する検査方法です。

基本的には高い音だと良くて低い音だと緩んでいることになり
噂では前時代的としてクルマではすでに日本以外の国では
用いられていない検査方法と聞いたことがあります。

インプラントの場合は専用の電動器械があって
金属ロッドが飛び出してコツン、コツンと義歯を叩くと
機械の声で「シーバー、ツー(と聞こえる)」などと教えてくれる仕組みです。

どうやら英語に聞こえる数字の部分が大きいと良くない結果
つまり緩みがあるのだと聞いたことがあります。

そして今回の検査の結果は 

K先生の説明では義歯とアバットメントの接着剤の経年劣化または
アバットメントとフィクスチャーを固定するネジの緩みの
2つの可能性があるとのこと。

確かにこのインプラント部の歯茎からはたまに出血があったり
歯ブラシの時に痛みを感じたりの異常を感じていたので
その原因が義歯がぐらついていることで
周囲の歯茎を刺激している結果なのかと私なりに納得はできたのです。

まずは義歯に設けられた突起に
専用スライドハンマーを引っ掻けて義歯を外しました。

とても簡単だったため多分、接着剤が劣化していたのでしょうと説明され
それでも次に疑いのあるネジの緩みもトルクスレンチで確認したところ緩みはなく
原因は特定されたかのように思えたのでした。

ところが、です。

念のため義歯のない状態で再度アバットメントに器械を当て直接叩いたところ
なんと、やはり緩んでいることを表わす結果が出てしまったのです。

アバットメントとフィクスチャーを固定するネジが緩んでいないのに !?

K医師曰く「2週間から1カ月間、人工歯(義歯)を外して様子をみましょう」

外して様子を見る・・・。

この時は深く考えませんでしたが今にして思えば、この意味は最悪の3つ目の可能性である
フィクスチャーと骨との接合の不具合に因る緩みが生じていて
もしかして時間が経てば修復されるかもしれないということだったのでしょう。

そしてそれから9日後、頬の内側を使って歯茎を吸った際に突然
ザクッと砂っぽい感触とともに何かが抜けて転がり
指でつまみ出したところそれが本来歯茎に埋まっているはずの
フィクスチャーだったことで現実の事態となってしまったのです

 

ずっと以前インプラント治療の失敗例としてこうした抜け落ちる症状を
ネットで見たことはありましたが、これまでとても快調な生活を送って来られたので
すでにこんな可能性などまったく忘れていたわけでして…。

(続く)

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インプラントに異変が !?…①コトの始まり

2015年12月11日 | 歯の健康&インプラント

合計4本のうち最初の1本のインプラント治療がスタートしたのは
7年4カ月前の2008年(H20年)8月のことでした。

まずは右下2本、次が右上1本そして最後が左下1本の順番で
言うなれば“歯の人造人間化”が進み、全てが終了したのは5年10カ月前の
2010年(H22年)1月末のことでしたので1年5カ月の期間を要しました。

本数が4本だったことと薄い上顎の造骨が必要だったためです。


(上からの画像のため本人の左右は逆になります)

治療後はダイレクトメールに基づき半年に1度ずつの定期健診を
きちんと受けていましたが、当初は一体化で作られていた右下2本の人口歯が
3ヵ月程度の間隔でしょっちゅう外れ、私から希望して
別々に分離してもらったのが2年前の2013年12月のことで
それからというもの、前の1本がネジ止めになったこともあり
まったく外れることはなくなりました。

ただ外れる怖さが3年以上続いたことで
主に左側奥歯で噛むことが習慣になっていたのです。

そして今回の定期健診に出向いたのは先月下旬のことでした。

いつも通り歯周ポケットの掃除と歯石除去を終え
「どこか気になる箇所はないですか?」と訊かれたので
以前から気になっていた左下インプラント部のことを話しました。

ごくたまに歯ブラシの時に出血することがあったり
例の嫌な食べカスの腐敗臭がしたり、さらには何か違和感を感じていたのです。

そこで定例のレントゲン撮影の際
特にこの左下インプラント部を1枚追加で撮影したのでしたが
結果は「特に異常は見られない」とのこと。

ところが次にこれも年に1度行なう専用器械による打音検査で
女性の機械の声が異常を、つまり緩んでいることを知らせたのでした。

(続く)

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Ski-Lesson(1) in 熊の湯…すばらしい晴天の2日間

2015年12月10日 | 冬はもっぱらスキー三昧

昨年はあまりに積雪量が少なく
1日目午後の半日を「善光寺詣り」に変更した熊本のK工業高校でした。

例年通り東京見物と組み合わせた修学旅行としてお見えになった
1年生の総勢は360人、先週後半の天然雪と冷え込みによる人工降雪で
すばらしく良いコンディションの中でのレッスンとなりました。

もちろんほぼ全員が
生まれて初めてのスキー体験で担当したのは男子10名。

 

1日目:晴れ
2日目:晴れ

1日目午前中は教えられる生徒達は転びまくるので汗でゴーグルが曇り
教える私も何度も登ることによる汗で同じく視界不良、とにもかくにも
初心者がプルーク姿勢を取れるようになるまでがこのお仕事の一番の難所です。

とりあえず数メーターでも転倒せずに真っすぐ滑り下りるようにさえなってくれれば
あとはもうこちらのモノ、ボーゲンまで持って行くことは
少しもタイヘンなことではありません。


(1日目夕方。ホテル越しの熊の湯遠景)

他方、リフトの乗せ方はいろいろです。

最初はスキーを抱えて乗りますが、履かせて乗るタイミングは
乗り場付近の作りによってイントラそれぞれに違いが出ます。

ここは直前がボーゲンではギリギリの急斜面なので、板を外して
歩き下らせる私はそのまま履かずに2日目午前中まで持たせて乗せました。

ストックについても同様で私は持たせるのが遅いほうかもしれません。

もっとも、この部分とは無関係にほぼ全員が丸2日で
“なんちゃってボーゲン”まで辿りついてしまうのですから、そこがスキーの良い所として
修学旅行のひとつの形に組み入れられたものと思われます。

こうして今シーズンも
通しで200名近い生徒さん達との出会いがスタートしました

 

 

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2nd Skiing in 熊の湯…志賀高原全山がオープン

2015年12月07日 | 冬はもっぱらスキー三昧

“全山”と言っても情報では
高天原マンモス、一の瀬ファミリー、焼額山、熊の湯、横手山の
5つのスキー場がオープン、それぞれ一番下の
初級バーンのリフトのみが動き出したということです。

リフトは朝8時30分から動いているのに
熊の湯手前の道路は9時半の段階でまだご覧のように繋がっていました。

ドカ雪はなくてもさすが12月、もちろん機械の力を借りたうえで
1週間でずいぶんゲレンデコンディションが良くなりました。

一方いよいよ修学旅行生の受け入れも始まったようで
来場者数は先週の2倍にはなった感じです。

第4ペアリフトとそのゲレンデを学生専用にしたお陰で
リフト待ちの列は先週よりちょっと長くはなったものの、滑走可能ゲレンデが
それ以上に増えましたので混雑感はむしろ減少しました。

今後、降雪の様子を見ながらゲレンデを整備し順次リフトを増やして行って
多分19、20日の土日、最悪でも26日の土曜日には
フルパワーの営業が始まることになるはずです。

明日からは今シーズン初のイントラのお仕事も入っていて
いよいよ“スキー三昧の日々”に突入します

 

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