保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

「国民皆歯科健診(こくみんかいしかけんしん)」

2022年06月02日 | 歯の健康&インプラント

昨年10月の衆院選の自民党公約
「生涯を通じた歯科健診の充実を進めます」と
謳われた「国民皆歯科健診」が実現するかも知れません。

つまり『1歳児・3歳児・学校に通う子供に現在義務付けられている
年に一度の歯科健診を全国民に拡大する』というものです。

その是非を問うつもりが毛頭ないのは先日ここで触れたように
私自身はすでに今年から2カ月に一度の健診を受けているからです。

政府の理由は歯周病予防が他の病気の予防になり結果的に
全体の医療費の抑制に繋がる可能性があるというもの。

これはまったくその通りではあるのですが、年寄りはともかく
壮年までの方々に将来の病気の可能性を考えろと
言ったところで所詮はムリは話でしょう。

それでなくても虫歯(う歯)も歯周病もある程度病状が
進行しなければ痛さを感じないので、平日仕事を休んでまで
病院に行く気にはならないのではないでしょうか。

いずれにしても多くなり過ぎた歯科医院の生き残り策を政府が担うという
穿った見方もありますが、私にとっては「他の病気の予防」以上に
「体力維持」のために歯の健康は重要です。

皆さんほとんど認識なさっていないのですが
乳歯20本が14歳(中2)頃までには全て28本の永久歯に生え変わり
その後の体力を支える食事が出来ることになります。

言い換えたら乳歯と同じ20本の歯を残してこそ
"小学生並みの生活の質"を維持できるということです

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歯の神経が壊死していた話・・・⑤「金合金」の被せものを装着し終了

2021年10月29日 | 歯の健康&インプラント

奥歯なので"見た目"はあまり気にする必要はなく
噛み合う左下6番(治療済)と同じ材質の金合金製にしました。


(保険適応外のため5万円超負担)

これを以てようやく
この左上6番の治療がすべて終了しました

ただし今後の余分な負担を少しでも減らすため再度
マウスピースを作ることになりその型取りをしましたので
あと2回は通院することになるはずです。


(型取りのペーストを押し出すガン)

なにはともあれ、これで今の快適な"口腔内環境"を
維持した生活を送るべく日々の歯磨きを
キッチリ行ないながら勧められた
2~3カ月毎の健診を受けることにしましょう。

 

〔後日追加〕


(完成したマウスピース)

 

*******************************************

〔日本人の年齢別残存歯数〕
(平成29年度歯科医疾患実態調査より)

40歳:27.8本
50歳:25.9本
60歳:22.8本
        ↓ (4本減る)
70歳:18.9本
         (6本減る)
80歳:13.0本
(私の天然歯:22本)

〔美味しく食べるために必要な歯の本数〕
(練馬区実態調査より)

◯18〜28本・・・たくあん、フランスパン、サキイカ等
乳歯本数20本に着目)
◯17〜6本・・・レンコン、焼肉、餅・おこわ等
◯5〜0本・・・バナナ、うどん、ハンバーグ等

結果、軟らかい物を好むようになり糖質の
摂取量が増えて他の栄養素は減るため
メタボと生活習慣病が問題になる。

〔80歳の国別平均残存歯数〕
(平成29年度歯科医疾患実態厚調査より)

・スウェーデン  21本
      ↕ (8本差)
・日本                  13本
(・米国                 18本)
(・英国                 16本)
*米、英の調査年不明
 
スウェーデンは国を挙げて虫歯・歯周病予防に取り組んでいるため
先進国の中でも特に罹患数が少ないと言われ、「予防歯科」
「予防メンテナンス」という言葉が生まれたのもこの国とされる。

子供の頃から国民の90%が定期健診を受けているのに対して
日本ではまだ2%に留まっていることが
8本の残存歯数の差になっている要因とされる。
(米、英においてもそれぞれ健診率80%、70%)

 
******************************************

(完)

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歯の神経が壊死していた話・・・④改めて見る現在の様子

2021年10月27日 | 歯の健康&インプラント


印は今回話題の歯・「治療」は最終年月)

この画像のように、11年前(2010年1月/当時61歳)には
大臼歯(6&7番すべて)のうち天然歯は虫歯治療済のたった3本だけ
4本が抜歯されてインプラントになり、その際噛み合う相手が
ないとされた1本は抜歯されたままになりました。

ちなみに詰めものまたは被せものがしてある歯は
すべて虫歯の治療痕です。

その後、脱落して放置及びそれによる噛み合わせ相手不在により
さらに2本を失って現在、25本(インプラント3本+天然歯22本)が
食事を支える重要な任務に携わっているのです。

なおよく"噛み合う相手がない"となってしまう大元の理由は
子供の頃の「受け口矯正」による歯並びの悪さのようです。

そしてここまで大臼歯を減らしてしまった原因は虫歯だったのか
はたまた歯周病だったのか。。。

正直なところは、歯周病という言葉が身近になったのは
U歯科医院からK歯科クリニックに替えた50代後半からのことで
それまでずっと歯の病は虫歯しかないという今にして思うと
何ともお恥ずかしい認識しかなかったと言っても
決して過言ではありません。

天然歯は再生できないのですから現状を出来るだけ長く
もたせるしか方法はなく、特に残り2本の大臼歯については
かなり手間暇とお金を掛けて維持管理する必要があるということです。

もちろんインプラント3本とて同程度のメンテナンスが必要です。

今回の左上6番は外科的治療+再生療法という歯周病治療に続いて
元々の虫歯が原因となった神経を抜く歯根治療という
ダメなら抜歯しかないギリギリの抵抗が続いていて
いよいよ次回自費による被せものが装着されることになります。

(続く)

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歯ぎしりの存在を検査する「筋電計」②

2021年10月14日 | 歯の健康&インプラント

「ウェアラブル筋電計」による
噛み締め回数と強さの測定の結果から
歯ぎしりをしていることが定量的に明らかになりました。

予想通りではあっても、回数は多いものの
噛み締める強さはそれほどでもないことも分かりました。


(回数は1時間当たり4回が標準なのに…)

だから当然マウスピースの作成を再び奨められたわけで
ただ今回のその使用目的は、重度の歯周病治療(経過)を終え
その後、神経を抜いて(経過)"枯れ木"になっている左上6番の
不要な負担を減らしてこの先できるだけ長くもたせることにあります。

もしかしたら未だふとした瞬間に痛み原因不明とされている
三叉神経痛への効果も期待できるかも知れません。

そして次回から取り掛かる最終的な被せものは
1)天然歯に近い硬さなので対合歯を痛めない 2)擦り減らない
3)高精度な加工が出来るので接合性が高い(注)などの理由から
数万円を負担する「保険適応外」の材質を選びました。

(注)医師、歯科技工士ともに技術的な差は大きいと言われるが
それを見定めることは現実的でなく、
かかりつけ医を前提にするしかないので
充分な製作時間が取れなくかつ材質的に細かな加工が困難なため隙間なく
接合させることが難しいと聞き及んでいる"保険適応の被せもの"は
予算的に可能な限り避けるようにしています。


宮下さんちに関する費用、タイミングベルト交換を依頼した
ディーラーでの車検、そして今回と
今年は何かと多額な出費が続くなぁ 

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歯ぎしりの存在を検査する「筋電計」⓵

2021年10月06日 | 歯の健康&インプラント

なんでも横文字にしてしまう時代、歯ぎしりや食いしばりを
「ブラキシズム」と呼ぶことを知りました。

そしてK歯科医院でその傾向があるからと
何年も前にマウスピースを作らされて就寝時は
口の中に納めていたのですが、食べる夢を見ると必ず
まさしく砂を噛むようなジャリジャリ感や上手く噛めない不快感で
後味が悪く、同時に健診の際の調整もされなくなっていたので
ここ数年は放置したままになっています。

それがまた治療に用いられるかも知れないのは
この「ウェアラブル筋電計」を新たに導入したからでしょう。

重さ10gにも満たないこの小さな充電式測定器を自宅で用いて
SDカードの結果を専用ソフトで解析することで、これまで問診や
口腔内所見での判断に頼っていた睡眠時ブラキシズムを定量的かつ
客観的に評価することが可能になったとのことです。

歯周病や被せもの破損などの原因と考えられ
もしかしたら三叉神経痛にも関係あるかもとの個人的思惑もあり
「今さら…」とは思いつつも受けてみることにしました。

どちらを向いて寝るかによって貼り付ける側が違うのですが
私の場合は"その日の気分"なので決まっていなく
とりあえず貼った左側が下に出来ないことがやけに
気になって熟睡出来ませんでした。


(株)ジーシーHPより引用

熟睡していない方が歯ぎしりが出やすいとされていますし
さて1週間後の解析の結果は如何か?

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歯の神経が壊死していた話・・・③仮の被せものが2回も砕けた

2021年09月25日 | 歯の健康&インプラント

この春3月から続いていた左上6番の歯根治療(過去の記事)でした。

(参考:日本歯内療法学会HPはここ

細菌感染により壊死していた神経(歯髄)を私の場合4本取り除き
消毒薬と充填剤を注入した後、土台を詰めてその上に
仮の被せものをしたのが4月のことで、次の健診までの
4カ月間様子を見ていたものでした。

その間に2度も砕ける不具合があったことで結局今回も
少し厚さを増した仮の被せものでの様子見が続くことに。。。


(被せものを作る"ちょっと太め"の歯科衛生士)
30年来のお付き合いとなるK歯科クリニックは
診療用チェア(ユニット)3台がありK医師の他
歯科衛生士(国家資格)または歯科助士3人の4人体制。
ただ若い女性ゆえにほぼ3年で全て辞めてしまい
特に今年はここまでにそっくり入れ替わりました。


この間、別件で右上6番インプラントの人口歯とアバットメントの
接着が緩みネジ式に改良したりと、回数的にも金銭的にも
口の中に掛けるコストが自己負担分医療費の中で第一位の
年間3万円程度が続いています。

これは私の場合、子供の頃から甘いもの大好きだったにも拘わらず
虫歯ひいては口腔内に対する認識不足に端を発するもので
歯磨きは"言い訳"程度で済ませていましたし、その後も
歯周病なんて話は50歳くらいまで他人事でしかなかったのです。

すでに大臼歯8本のうち残っているのは左の上下6番の2本だけで
大切なこのうちの1本の神経を今回抜いたということです。


(これが"身元確認"の際に決め手となる情報 !?)

今となっては体力の元になる"食べる機能"維持のためにも
もちろんそれ自体を楽しむためにも、この程度は
止むを得ない出費と考えるしかしょうがありません

(続く)

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歯の神経が壊死していた話・・・②緻密で長時間の治療

2021年04月05日 | 歯の健康&インプラント

左上6番の細菌感染した歯髄(歯の神経)完全除去~消毒薬注入
~充填剤で密封~人工歯を被せるという流れの「歯根治療」ですが
本来は3本のところ私の場合は4本あるということで
耐えられない痛さから1カ月、とても細い(らしい)最後の1本の
消毒薬注入&充填剤での密封が終わりました。

壊死した組織を完全に除去する作業にはかなり長い時間を要し
今回のこの1本はゴム製器具を噛ませられて口を
開いたまま最長の小1時間にも及びました。



主に使う器具はちょうどキャブレターのオーバーホールに使う
ニードル(針)の極細タイプで形状記憶合金製、様々な
太さのものがあり「ファイル」と呼ばれていました(と思います)。

これを手作業の他に、今までのキーンというあの治療音とは異なる
回転の遅い音が聞こえる電動モーターを用いて、直径1ミリ以下の
細く複雑な神経の管を掃除し、さらに取り残しの神経や目に見えない
細菌を完全に除去するための薬液を用いた化学的な洗浄の後
細菌が再繁殖する可能性のある空隙を埋めるため
ゴムのような薬をつめて密封するという一連の作業です。

これでまずは仮歯、数カ月様子を見た後に本物の"被せもの"を
作る段階になりますが、歯髄(歯の神経)をなくしてしまうと
中の血管を流れる血液を通して送られていた栄養や水分が断たれることで
歯が"枯れ木"のようになり長持ちしなくなるそうです。

また一方で、そもそも1年前に歯周病の再生療法の施術もしているので
その深さ及び再生度によっては、この歯茎側からの細菌侵入による
炎症の再発もあり得て、この時は万策尽きて抜歯に至るとのこと。。。

残りの天然歯22本(別途インプラント3本)のうち、次に
別離があるとしたらこの左上6番のはずで、こうなってしまった以上は
"若気の至り"ゆえに今さら取返しが付かないとして、あと20年は
メンテナンスしながら持たせるしかありません。

(9月に続く)

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歯の神経が壊死していた話・・・①結局、歯髄を抜くことに

2021年03月25日 | 歯の健康&インプラント

右下6番のインプラント人工歯を新品にして
1カ月が経つか経たないかの今月初めに今度は左上6番の
天然歯が急に我慢できない程に痛くなりました。

膝の関係で常備していたロキソニン錠剤が
効いたので助かりましたが。。。

そもそも立て続けて起こっている歯のトラブルですが
正月始めのスキーレッスンが一つ終わった直後、次の予定が翌日午後に
入っていた日の夕飯時のインプラント破折(折れること)が発端でした。

その月の月末には新たに作られた人工歯が完成し「やれやれ」と
思ったのも束の間、この間は左側を主に使っていたためか
歯周病治療(外科的治療+再生療法)を半年前に終えたばかりの
左上6番に痛さを感じるようになり、それを訴えると知覚過敏とのこと。

この診断自体には大いに疑問はあったものの、右側を主として
使えるようになっていたことで直るかも知れないと
様子見を決め込んだのですが、その結果が1か月も経たない
今月初めの激痛に繋がったということになります。

で、左上6番の歯の神経全ての壊死が発覚、激痛は歯根先に溜まった
膿によるもののため、細菌感染した歯髄(歯の神経)完全除去
~消毒薬注入~充填剤で密封~人工歯を被せるという流れの
「歯根治療」を現在行っているところで、私の場合は
4本あるらしいうちの3本がすでに終わっています。

こうして左上6番の大臼歯は、外回りの歯周病治療を終えた
半年後に今回の内部の歯根治療が続いたことになり
元を辿れば、現代は20㌫、当時は80%が患っていたとされる
若い頃の虫歯が根源なのですから、今となっては
必死に長持ちさせるしか術はなく、遺伝的に甘党の私には
このK歯科医院が一番通う頻度が高い病院になってしまいました

(続く)

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歯茎が下がって知覚過敏

2021年02月11日 | 歯の健康&インプラント

新しくなった右下6番インプラントの人工歯ですが
何の問題もなかったので、固定用ネジ穴を埋めて治療は終了し
12年もの長きに渡って感じ続けていた不安が
ようやく解消される運びになりました

ついでに歯周病治療をした左上6番が最近
冷たい・熱いに"しみる"ようになったことを訴えると
「加齢で歯茎が下がったことによる知覚過敏」ですと。

とても直る気がしないジェル状薬を塗っただけで「様子見」って
要は、またまた原因として登場した「加齢」に対しては
どうしようもないということでしょう。。。

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12年目の悲劇、アバットメントが折れた!(後編)

2021年01月30日 | 歯の健康&インプラント

コトの発生から2週間超、ようやく、本当にようやく
新しいアバットメントと人工歯が入りました。

前回触れたようにもともと2個連結のものを1個ずつに分離したためか
細過ぎるアバットメントから人工歯が外れる不具合に
12年間も悩んでいた右下6番大臼歯のインプラントでした。

この間の技術の進歩かどうかは不明ですが
今回出来上がったアバットメントの直径の太さを見ると
いかにも簡単には外れなそうな安心感を感じます。

こうでなくっちゃ!

 

そして被せものの人工歯は、X線では側面が凹んで見えますが
これは本体は合金製で側面のえぐれ部はプラスチック製という
ハイブリッド構造になっているからだそうで、隣りとの
隙間調整を容易にするためとのこと。

今度は"一生もの"になってくれますように。。。

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12年目の悲劇、アバットメントが折れた!(前編)

2021年01月13日 | 歯の健康&インプラント

つい数日前のこと、夕食時に口の中に金属塊の感触が。。。

「あっ、また外れた!?」

今回もつい先月の健診時には何の異常もなかったのに。


実は12年前の2008年9月に埋込みが終わった右下6&7番一体構造の
インプラントの被せものの人工歯は、完成直後から接着が外れる不具合が
年平均3~4回も繰り返し、さすがに業を煮やして2013年12月に
私から申し出て1本ずつに分割してもらった後は、改善したものの
6番だけはそれでも年1回は外れ続けていることから
当初は「またか!」と思ったというわけです。




この2本が一度になくなると、舌が金属に触れて痛く
かつ咀嚼時の気持ち悪さ、不便さは極まりなしでしたが
1本だと臨時に被せておけたのでこれまで我慢できました。

 

ところが今回、数日後にK医院を訪れて告げられたのは
「アバットメントが破折しています」

「。。。」


破折(?)、要は「折れた」ということ。

 

結局は当初の2個一体構造の人工歯をただ接着するだけの固定方法では
掛かる力に耐えられなかったということでしょうが、分割後でさえ
そもそも連結を前提にした作りだったためか、根本的に6番の
アバットメントの径が細いことが原因で、その後もずっと
外れ続けているものと思われます(あくまで素人判断です)。

その証拠に7番のアバットメントはかなり太目のため
これまで一度も外れたことはありません。

こうした将来的なトラブルを把握出来ていなかったので
インプラント治療開始前に特別に契約書を交わすこともなく
また保証についての確認もしていなかったことは
不覚だったと振り返るしかありません。

ただ、この外れる不具合の他は、父親譲りの甘い物好きが災いして
歯や歯肉の口腔内疾患に悩まされてきた人生が一変したことは事実なので
まあ、150万円(治療費総額)+16万5千円(今回製作代)で
「購入した幸せ」と思うことにしましょう。

世間では下顎の10年後のインプラント残存率は
90%を超えると言われているなかでの12年は、正直なところ
少々不満が残ることは確かですが。。。

製作に10日かかると言われ半球状の応急物を
ねじ込んではあるものの、6番大臼歯がない状態のため
硬い物が歯茎に当たって噛み辛いことこの上なく
そのため左を主に使っていたら、歯周病治療を終えたばかりの
左上6番が噛むと痛くなって来てしまいました。

(後編へ続く

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歯の定期健診

2020年11月08日 | 歯の健康&インプラント

左上6番の歯周病治療(外科的治療+再生療法)が終わり
2カ月目に予約を入れてあったことをすっかり忘れていて
1カ月遅れの点検を兼ねた定期健診になりました。

今回、歯周ポケット検査で出血(赤◯)が多かったのは
歯磨きの際に必ず、右下6番インプラントからそれなりの出血があり
ついそれに気を取られて他が疎かになっていたからでしょう。

X線では土台の骨に異常はなく、歯肉とインプラントの
隙間に入り込んだ食べカスによる歯肉の炎症とのことで
上部の"人工歯"を外してのお掃除になりました。


(右下6番人工歯)


(固定に使う極細ネジ用ドライバー)

もちろん健診の度に全ての歯周ポケットを
スケーリングして歯垢と歯石を除去してもらいます。

毎日一生懸命歯磨きはしているのに、なぜ毎回こうも
歯垢&歯石が付いているのか、そしてそれによる出血があるのか
不思議に思えてなりませんが、これまでずっと
こんな繰り返しなのですから、多分生きている間は
ずっとK歯科のお世話になるのでしょうね。

歯周病治療後の経過は下のように、まあまあでした。

特に外側9㎜の個所が9→3→2と
著しく改善しているのは嬉しいことで、だからこそ
5番側の内側7㎜の個所が7→5→5に留まったことが
何とも気になってしょうがありません。

ぐらつきはないものの、5㎜と言えば未だに
「軽度~中度の歯周病(歯肉炎)」に属するのです。。。

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神経痛と歯周病の後日談

2020年08月04日 | 歯の健康&インプラント

2月中旬に発症した三叉&頭皮神経痛はこれと言った治療をせずに
6月末には髭剃り時などに1日1~2回程度痛むことがある程度まで改善し
7月中旬頃にはそれもなくなり、今はまさに「喉元過ぎれば熱さ忘れる」

また左上6番歯に行なった歯周外科治療+再生療法については
終了から1カ月半後のここ数日前のビフォーアフターX線画像がこれ。

その時の歯周ポケット測定値(数字は㎜)。


(上が治療前で赤〇印は出血あり。下が現在)

難しい話は別にして、要は歯周組織の再生も
順調に進んでいるということです

かくして、71歳で22本の自然歯+3本のインプラントは
無事に維持されることになりました。

 

(資料)

残存歯数

(H28年厚労省・歯科疾患実態調査)

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歯周病の治療「再生療法」・・・⑤とりあえず終わった

2020年05月28日 | 歯の健康&インプラント

左上6番歯が咀嚼の際に痛み出し、歯肉の外側が腫れたので
検診の際に歯周病の治療を始めたのがほぼ2カ月前でした。

ようやく揺れ防止のために5番歯との間に接着されていたワイヤが外され
外科的治療+再生療法による歯周病治療が終了しました。

これで1か月後に、様子を見てもらうために
通院すれば良いことになります。

ただ歯周組織の再生には6カ月~1年は必要とのことです。

残っている自然歯22本とインプラント3本の合計は25本ですので
食事を通じて体力維持のための栄養を充分摂れるよう
残りの人生をどう生きられるかの鍵を握る70代ですから
これまで以上に歯のみならず"お口の中"を大切にしなければなりません

(続く)

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歯周病の治療「再生療法」・・・④外科治療、まだ続きがあった

2020年05月19日 | 歯の健康&インプラント

縫合した歯肉から抜糸した後は、"再生"を待つための時間を置くので
外科治療は一段落するものと思っていました。

「隣りの歯とワイヤで接続して揺れを防ぎ歯肉の回復を待つ」という
処置の事前の説明は確かにあったのですが、すっかり忘れていました。


(一般的な重度の歯周病の症状)

要は私の場合、歯肉の外側を切開し、一部を剥離、3本ある歯根の
間に溜まった感染して溶けた歯槽骨の組織(真ん中の黒い部分)
及び歯石を掻把し、その部分にリグロスという薬を塗布後
歯肉を縫合するまでが終わり、次は健康な5番歯との間に
補助ワイヤを接着し、揺れを防いだ状態をキープして
歯肉がしっかり回復するのを待つということです。

歯を支える歯槽骨が溶け歯肉も剥がされたので
それほどではないようですが、歯の揺れが大きくなり
しっかりしている部分の隙間を広げてしまい、歯ブラシを
控えていることもあり、そこにプラークや歯石が
付き易くなることを防ぐためでしょう。

この処置の呼び名は「TFix(ティーフィックス)」
日本名「暫間固定(ざんかんこてい)」と言うそうです。

この部分の"普通の歯磨き"はせず、やわらかい歯ブラシで
歯肉を下から歯に向かって3~4回マッサージして刺激を与えて
歯肉の回復を促してくださいと歯科衛生士Kちゃんに指導されました。

同時に、舌の先で患部に触らないようにとも。

それでなくてもワイヤがくっ付いているので
いつも食べカスが挟まっているような感覚があり、そこを
舌で触るなとか歯ブラシで磨くなとか言われたって・・・。

1週間後にはこのワイヤを取り外すことになっていますので
それまでは我慢しなければなりません。

(続く)

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