車買取り実績は業界一という老舗のガリバーです。
確かに中古車業界に寄与した功績は認めざるを得ず
下取りではなく"買取り"という業態の草分け的存在であることは間違いありません。
ここ長野でも地元建設資材大手が自動車部門としてフランチャイズ加盟し
10年くらい前までそれなりに頑張っていたのですが
高額な本部へのロイヤリティがかなり負担だったそうで
いつの間にか看板を下ろして外車ディーラーに衣替えしてしまいました。
ところが昨年から、国道沿いの一等地
セブンイレブンの跡地に大きな店舗を構えて営業が再開されていたことは知っていました。
以前との違いは小売販売に力が置かれるようになったのでしょう
中古車販売店のようにプライスボードが掲げられた車が20台程度並んでいることです。
そして今回、フランチャイズ店でななく本部直営と聞いていた
この店舗に出向いたのは、二女のヴォクシー乗り換えに伴い
忙しい彼女の代わりに買取り価格の見積もりを依頼するためでした。
まだ新しさが漂う室内に入ってまず気付いたのは
女性2~3人、男性3~4人はいるであろうスタッフの若さで
不思議なものであまりに若者ばかりだと一抹の不安を感じるのですから
私も歳を取ったということなのでしょうか。
若い男性スタッフに査定を依頼してソファに座ってふと見ると
私より前にやはり査定を依頼したと思われる中年女性に接客しているのは
およそ車の査定を算出するには不似合いな、まだ20代とおぼしき
うら若き女性スタッフなのですから正直、不安を通り越してむしろビックリ。
もっとも、その査定方法を見て
それを納得するにそれほどの時間は必要ありませんでした。
彼女がしているのはスマフォで画像を撮っているだけなのですから。
(続く)