僅か数日気温が高い日が続いただけで
標高1600mでも春っぽいガリガリバーンに変わっていました。
担当したのは京都K小学校6年生約100名のうち男女混合“経験”班13名
それもずいぶん昔に1、2度などの名目上の経験ではなく
長くても昨年同時期以来1年ぶりのスキーというのですから
誰一人として階段登坂のカニ歩きが出来ない生徒さんはいませんでした。
1日目午後:曇り
2日目:曇り時々晴れ
3日目:曇りのち雪
“本当の経験班”を受け持ったのは初めてのことで
依頼されたスクールサイドの「ドンドン滑って楽しませてあげてください」の方針もあり
ひたすら本数をこなすレッスンになりましたが、その割に
必ず生徒達が一番楽しかったと口にする林間コースの本数制限が
「午前、午後1本ずつ」ではちょっと少な過ぎたのでは…。
もっとも、目の届く範囲でレッスンを行ない
内容のバラつきを抑えることに重点が置かれているのかもしれませんし
価格面などで私が知り得ない事情があるのかも知れません。
いずれにしろ、滑りがより上達した生徒さん達の不満顔を見るにつけ
せっかく数百キロも離れた有名なスキー場に多額な費用をかけて
訪れているのですから、せめて私の経験班だけでも、もっと長い林間コースを
心行くまで楽しませてあげたかったなぁと
同世代の孫を持つジジイとしては思わずにはいられませんでした。
とは言え、親御さんの代わりを勤めるつもりで目一杯滑り込みましたので
かなり上手くなったはずで、個々の話の向きでは彼らの多くは
今シーズンもう1回は滑りに行くはずで、その際にはぜひ褒めてあげてください。