保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

変形性膝関節症の右膝が痛くなった…

2013年01月29日 | 変形性膝関節症など

すでに右膝にヒアルロン酸の局部注射の治療を続けることかれこれ6年
数年後には左膝にも受けるようになっていました。

昨年12月には3カ月に一度の注射を4カ月に一度に伸ばしてもらうほど
痛みから遠ざかっていたのに、先週5日続いたレッスンの初日途中から
ストックを杖代わりに使わなければ歩けないほどの痛さに襲われてしまいました。

不思議なことにスキーを履いていると痛くはないので
翌日からはサポーター3枚を装着しホッカイロを貼ってレッスンを続け
なんとか全ての日程を終わらせることが出来ましたが
次回の治療予約は4月中旬、まだ2カ月以上も先ですし
まだまだスキーシーズン真っ盛りですので急遽、主治医の下を訪れました。

I先生はスポーツドクターの資格を持つ“超人気”医師で
この町立総合病院の院長の肩書きも持っています。

長野市に隣接するこの町はリンゴ生産を中心にした農家が多く
一方、整形外科や接骨院の数は少ないはずで、患者の多くがあちこちが痛い年寄りなのですから
ほとんどは死ぬまで通っても直らないわけで
これが予約が常に3カ月先まで埋まっている人気の秘密とあくまで個人的に理解しています。

診察は“予約優先”のため、X線を撮ったりして空きが出るのを待つこと1時間
キャンセルがあったそうで思ったより早く治療を受けることができました。



結果はX線では特に新たな異常は見当たらず、膝の酷使による炎症ではないか、とのこと。

まだ1カ月半しか経っていないヒアルロン酸注射をまた打ち込まれただけで治療は終了
ロキソニンテープなる「関節や筋肉、傷の腫れをとり、痛みを鎮める貼り薬」を処方され
2週間後に再度、来るように言われたので予約を入れておきました。

その際、まだ痛みが続くようなら初診の際に経験しているMRIをもう1度撮影するそうです。

明日からはまた志賀・横手山での3日間のレッスンが始まりますので
これでなんとか持ち直してくれるように祈るばかりです。

ところで、こうした関節等の痛みについては以前から疑問があります。

それは、湿布の冷感と温感の使い分けを含めて
患部を冷やすのが正解なのか温めるのが正解なのか、という点です。

良い機会なので訊いたところ、回答の要点は「見えない部分なのでどちらとも言えず
両方あり得るので効果が出て痛みが減る方を選べばよい」とか…。

結局、この疑問が解決することはありませんでした

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“年式落ち”新品ブーツ購入

2013年01月27日 | 冬はもっぱらスキー三昧

2年前に再開した際のスキー板はAさんからのお下がりのOGASAKA KC-RV
(その後Keo'sをいただき現在はこれを使用しています)
ブーツはヤフオクで購入した中古のSALOMON・PerForma6.0を使っていました。

何の知識もないままだったにも拘らず
脚力が衰えつつある中級クラスの年寄りが再開するにはちょうど良い
フレックス75~80(可変式)でしたし、足にもピッタリとフィットしていましたので
これまでは充分にその役目を果たしてくれています。

今シーズンに入りAさんからは「技術レベルがずいぶん上がったのだから
もう少し高い100未満辺りのフレックスのものが良いのでは」と言われていました。

こうするだけで滑りも変わるのだそうです。

フレックスとはブーツの硬さ、つまりシェル素材の硬さを表す数字で
一般的には100以下は初級、100~110は中級、110以上は上級が目安とされているようです。

デモンストレーターやレーサーはさらに上の150以上の超硬いものを選ぶとか
上級者が50や60を履くと、ふにゃふにゃして板にダイレクトに脚の動きを伝えられず
とても履いていられないとか、色々な話も聞いています。

とてもまだそんなウンチクを言えたり実感できる段階ではないでしょうが
現在のサロモンはシーズン当初に右側の底にネジ止めされているプレートが割れて
部品の供給はすでに停止とのことで交換できず
クルマのバンパー修理の技術をもって修理して使っている状態のため
これを機会に買い替えを検討していたところでした。

買い替えとは言っても、フレックス90前後は新品だと20%レスでも5万円もしていて
 Aさんお気に入り、かつお奨めの国産REXXAM(レグザム)に至ってはさらに高く
そこまで投資する気になれず、前回同様ヤフオクでの中古狙いにすることとしました。

ネットでの中古の最大の問題点は“ピッタリ、フィットするかどうか”で
前回は何も知らずに買ったら偶然、上手く行っただけのことです。

そこで、せめてメーカーとサイズだけでも絞りこんでおこうと
新品を買う振りをしてスポーツショップ〇ビオに行き、現行モデルを履き比べることにしたのは
メーカーごとに違いはあっても、同じメーカーなら製造する際の足型に
大きな変更はないに違いないという極めて素人的な発想からです。

正にこの予想は当たっていて、同じサイズでもレグザムよりサロモンの方が
やはり私の足をしっくりと包みこんでくれることが分かりました。

こうしてサロモンの26cm、フレックス90~100を探すことに決めたのでした。

暇を見てはヤフオクを探すこと2週間、何となく価格動向がつかめた頃
〇ビオで履いた現行モデルFALCON XT CS JPの上級モデルXRの年式落ち新品が
スタート価格17000円で出品されました。

これのフレックスは確か110ですので買う気はないにしろ
いくら位まで行くのか注目していたところ
数日遅れてXT(11-12年モデル)も別の方から出品されたのです。

XRは37500円で落札されたところを見るとXTも3万円前後になってしまうのでしょう。

「3万円も出す気がないなぁ」と思いつつ、21500円を最高落札額に入札し
「どうせダメだろう」と夜中の終了時間は深い眠りの中でした。

翌朝、「それでも、万が一ということもあるし…」とほんの僅かな期待を持って
メールを開いてビックリ、なんと20200円で落札しているのです !

送料込でも21200円ということです !!

出費が許せる上限を少し上回りましたが
同モデルがショップ情報の最安値で29800円でしたし
それも26cmはサイズ切れになっていましたので、また、〇ビオでの
現行モデルは55650円の30%割引でも40000円を少し切る程度ですので
これは良い買い物をしたのかもしれません。

2セットある板のうち、現在使っているKeo's+新品ブーツはプライベート専用にし
生徒たちに何度も上を踏まれるレッスンでは以前使っていたKC+古いブーツの組み合わせに
次回からは贅沢にも分けて使うことができるようになりました。

 

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Ski-Lesson(4)&(5) in よませ温泉…2つとも中学生の初心者レッスン

2013年01月26日 | 冬はもっぱらスキー三昧

都内の2つの中学校のレッスンが同じ「よませ」で続きました。

このスキー場の第一リフト乗り場には
過去に何回もテレビ取材を受けた名物オジサンがいて
「昨日はよく寝た?お母ちゃんって泣かなかった?」など
乗るたびに内容を変えて声をかけてくるのです。

この方がおしゃべりな分
普通な対応をする他のオジサンが無口に思えてしまいます。

ところで、“初日午後から、翌日丸一日、最終日午前まで”が
一つの基本的なパターンになっているようで
月~水の都内I中は2年生80人、水~金はN中の1年生70人
どちらも全員参加のスキー教室とのことでした。

この日程の中で、ほとんどの子供達にとって生まれて初めてのスキーなのに
未完成なプルークボーゲンで初級斜面を上から下まで滑り下りられるようにし
スキーの楽しさのほんの一部をかじってもらうことが我々コーチに与えられた任務です。

技術の習得度合いによっては晴れた日に
山頂などから冬の信州の雪景色を見せてやることができれば万々歳ですが
いくら迂回コースがあるとは言っても、この判断は非常に難しく
時には班を持たないヘッドコーチにレスキューを依頼する羽目になってしまうのです。

今回は2つとも全員が女子の班でしたので「怖いからヤダ!」の声が圧倒的で
むしろ一つ上のリフトに乗ることさえも嫌がったのですから
生徒達のノリに乗って仏心を出して失敗する心配はしないで済みました。


月~水:I中2年生の女子8人


水~金:N中1年生の女子8人
(体育部に属し挨拶がしっかりできる子たちでした)

2つの中学校は同じホテルでの入れ替わりだったためか
中日に生徒たちと一緒に食べる昼食メニューはまったく同じ「ソースかつ丼」でした。

これ、“卵とじでないかつ丼”を初めて口にする子供も多いんです。

私自身も昔、確か長野県の南部地方だったと思いますが、街の食堂で
大好きな卵とじのかつ丼を期待してメニューに単に「かつ丼」と書かれていたものを注文したら
“ポークカツ定食が一つに合体されただけ”のこれが出てきて
がっかりした経験があり、以来、注意するようにしています。

どちらも好きではありますが、全然味が違いますから…。

 

 

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9'th Skiing in 志賀…指摘された欠点

2013年01月21日 | 冬はもっぱらスキー三昧

Aさんに同行した3回目は昨日、強い風と雪の志賀高原でした。

彼は6万円もするシーズン券を購入していますが
私はその都度、現地の天気に寄り1日券(4000円)、または半日券(3600円)にしています。
(シニア料金。この金額の他にキーカード保証料500円を預けます)

10cmほどの新雪に覆われたバーン+悪天候のため
午後1時までの半日券でも8時半の運行開始直後から4時間半
ジャイアント・西館山・高天ヶ原・一ノ瀬・焼額山と渡り歩き
がっつり滑りましたので、体力的に二人ともいっぱいいっぱいでした

ところで、ちょうど一昨日の記事で取り上げた私が苦手とするバーン状況に近かったので
私の滑りを見せてAさんに改善点を指摘してもらいました。

結果は右ターンは完璧だが左ターンの際、以前の外向傾のクセが抜け切れていないためか
右腕が後ろに残り外足の回し込みが不足しトップの抑えが効かず
フラット時に不安定になるのだとか…。

なるほど、確かに急斜面でガガガッと横滑りしている感じがしたり
このところ急激に減ってはいますが、転倒するのはいつも左ターンのような気がします。

左ターン時、右腕を意識的に前方に押し出すとともに外脚(右足)をさらに回し込み
フラット時に両脚を身体の下にしっかり戻しながら目線と重心を右前方に移動し次の右ターンに入る

改善点を文章にするとこんな感じでしょうが
身体の動きを文字で表現するのは難しいことですねぇ。

おかげ様でまた一つ、滑りを向上させられるかもしれない課題が見つかりました。

そしてさらにオマケとして、初心者への現在風のプルークボーゲンの教え方は
外足への荷重やかかとの押し出しではなく腕と肩の回し込みから入ることが主流と聞きました

この点についてはいま一つ納得できない部分もありますので
チーフやコーチ仲間に尋ねた上で、早速、今日午後から始まるレッスンで
試してみることが出来るかもしれません。

今週は2つのレッスンが週末まで続くことになります。

 

 

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8'th Skiing in 飯綱…不整地・コブのできかけ斜面で難儀

2013年01月20日 | 冬はもっぱらスキー三昧

バラエティーを考えて計画的なのか、市営のため予算的な制約があるためか
はっきりしませんが、このスキー場には整地されていないコースが常に2本あります。

数少ないスキーヤーしか入らない不整地コースのためか
コブはできかけの状態で、このバーンが何とも厄介で
自分なりに満足する滑りができた試しはありません。


(バーン半ば。下から上を見る)

 
(同じく下を見る)

整地された上級者コースをカービングで一気に滑り下りることを快感に感じるようになったのに
また、はっきりしたコブは、まあそれなりに下りることができるようになったのに
このバーンに入り込むとまるで初心者に戻ってしまったかのような気分に突き落とされてしまうのです。

横滑りだろうが、ジャンプターンだろうが
あらゆる持てる技を駆使しても一回も満足できないのです。

カービング要素など夢のまた夢…。

どう滑ったらよいのでしょうか…

 

 

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Ski-Lesson(3) in よませ温泉…またまた2泊3日、中二の初心者レッスン

2013年01月19日 | 冬はもっぱらスキー三昧

埼玉県の〇〇中学校はお越しの2年生だけで総勢はなんと370人以上
レッスン班の数も40を超える大口のお客様です。

そのうちの4分の3は初心者
私は今回もこの“スキーを履くのが初めて”の男子7人を担当しました。

よませ温泉は小丸山、竜王のトイ面に位置し、頭に「北志賀高原」が付くスキー場の一つです。

記憶では昔は夜間瀬と書く単独のスキー場だったはずですが
現在は同じ高社山の斜面にあるよませ・高井富士・やまびこの丘・木島平の
4つのゲレンデが一つに繋がっています。

また、かつて“スキー専門雑誌の顔”のお一人だった海和プロが経営する
ホテル&スキースクールがあることを我々世代でご存じの方も多いことと思いますが
そこでの臨時コーチが今回のお仕事です。

多分、ご本人は私の顔を覚えていないでしょうが
クルマ屋を営んでいた頃、デリカワゴン4WDを買っていただいたことがあります。

初日午後:快晴、2日目:小雪、3日目午前:雪 
(前回とまったく同じ天気のパターンでした)

北志賀一帯は標高が低いとは言えやはり20日の“大寒”の直前だけあって
特に最終日、女性コーチ達は「寒い、寒い」を繰り返していました。

前回のレッスンでは最終日に生徒の誘いに乗ってしまい
初めて行った上部リフトの途中のちょっと急斜面でギブアップした2人の対処に困り
コーチ仲間のOさんに一人をレスキューしてもらうという恥ずかしい経験をしましたので
今後この過ちは2度と起こさないと堅く心に誓い、それは守ることができました。

ただ、どうしても1人は含まれてしまう他の生徒達についていけない子供の対処法には
やはり今回も悩まされてしまいました。

統括責任者のKチーフが巡回の際、あまりに私がそのW君に掛かりっきりなため
2日目午後からは1日目に体調不良等で欠席した3人の特別班に編入してくださったので
他の生徒のプルークボーゲンの遅れは残り時間でなんとか取り戻せましたが
その主たる原因が運動神経にある場合、限られた同じ時間内で同じレベルにまで持って行くには
ベテランコーチに寄るマンツーマン的指導はとても有効に感じました。

こうした一人二人のために班の残りの生徒たちの待ち時間が長くなってしまい
初心者段階では特に大切な雪の上を滑る感覚に慣れることに影響が出てしまうからです。

結局、最終日に3人は元の班に戻ることが出来たのに
W君だけはKチーフのマンツーマン指導をもってしてもボーゲン(ターン)までは至らず
“補助なし”ファーレン(直滑降)も不完全なままで時間切れに…。

今後の参考にしたいため、Kチーフが行うレッスンを遠目で出来る限り観察した範囲では
コーチがバックボーゲンをして両手またはストックで下から支えたり
スキーのトップが開くのを手で防いだり、私はまだ試していませんが
先端が開かないようにする補助具を装着したりする以外の“補助”の方法は
見かけませんでしたので、これにはちょっと安心しました。

この補助の仕方は私自身も仲間のOさんから直前に教えてもらっていた方法で
W君に対してもずっとこれを主体に行っていましたので
方法自体は間違ってはいなかったことになるからです。

ただ、近くで見ないと分からないコツが必ずあるはずで、他の方法の有無を含めて
これは今後、誰かに教えを乞うてでも早期に身に付けるつもりです

ところで、まだ経験が浅いので断定はできませんが
こうした学校主催のスキー教室においては、ほぼ丸2日間のレッスンで
全くの初心者がプルークボーゲンで緩斜面を滑り下りられるレベルにすることが求められます。

振り返ると、昔のずん胴スキーでは考えられない短時間で
ごく一部を除いたほとんどの生徒たちがこのレベルに達するのですから
今さらながらこうしたレッスンを通じて、カービングスキーのターンのし易さに驚かざるを得ません。

それにつけても、1990年代からさらにもう10年ほど前にこの板が登場していたら
ここまでスキー人口が減らずに済んだのでは、と今さらながら思うと同時に
2日でプルークボーゲンが出来るようになったこうした若者たちが今後もスキーを続けて
統計的には約30日後に訪れるであろう「パラレルの壁」を突破し
生涯、スキーを楽しんでくれるように願って止みません。

その場合は、新潟県のようなベタ雪でない粉雪のゲレンデに
首都圏からでも約3時間ほどで立てる北志賀のこれらのスキー場をぜひ再訪して
なぜこんな斜面で四苦八苦したのか、とご自分の技術の進歩を懐かしんで欲しいのです

 

 

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一里一尺

2013年01月16日 | 日々の暮らし

「一里一尺」とは、長野県北部の豪雪地、飯山地方での言い伝えで
北に行くほど雪が深くなる程度を表わしていて、現代風に言い換えると
「4㌔で30cm、つまり1㌔で8cm」雪の量が増えることを表わしています。

一昨日だけで私が2回で15cmくらい、お隣のMさんも時間をずらせて2回
さらに昨日の朝はご近所総出で一晩分の25cm近い雪をかいたのですから
2日間で40cm以上の積雪になったと思われます。

昨日午後10時までの公表数字は35cmですから
長野地方気象台から3㌔ほど北に位置する自宅では
とても「一里一尺」にはとても及ばないにしろ
「一里一寸」、つまり1㌔で1cm程度は確実に多くなります。

ところで、これだけ1度に降られると片付ける場所に難儀するのは
全て各家庭の手作業であるため、遠くに運ぶわけではなく家の周りに山積みされるからで
もうすでにどのお宅の玄関先も雪に埋もれてしまっています。

駐車場5坪+私用道路40坪はもちろん共有道路13坪の7~8割の片付けを
この地区では若者に属する私がすることになり、終わると汗だく、毎回着替えが必要です。

幸い今日だけは快晴ですが、明日からは次の寒波が来るようです。

せっかく直りかけていたのに、風邪による咳と鼻づまりがまた出るようになってしまい
午後からの3回目のスキーレッスンの仕事は市販薬を飲みながら頑張らなければなりません。

 

 

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スキー仲間Aさんとの関係

2013年01月15日 | 冬はもっぱらスキー三昧

「よろしかったら板とストックは使っていたものを差し上げますので
ぜひ一緒に付き合ってください」とのAさんのお誘いにすぐに乗ったのは
2年前に隠居した直後から、“昔取ったキネヅカ”を
畑が雪に埋もれてすることがなくなる冬場の楽しみにしたいと思っていたからです。

”昔取った”とは言っても、30年ほど前のいわゆるバッジテスト1級に3回
志賀高原一ノ瀬、野沢温泉日影、八方尾根咲花の各ゲレンデで落ちているのですから
正確には“取り損ねた”と言う方が当たっているのかもしれません。

30年も前のことですので定かではありませんが、当時のテストは確か
ウェーデルン・パラレルターン・山開きステップターン・ゲレンデシュプルング・総合滑降の
5種目だったと記憶しています。

普段、よく立ち寄っていた今は廃業したNスポーツのSさんから
「そんなSAJのお膝元でなく新潟県のスキー場なら受かっていたはずだよ」などという
嘘とも本当ともつかない言葉で慰めてもらい、またそれ以上に
なぜ見れたのか経緯は忘れましたが、たまたま野沢温泉での点数を知ることができ
総合滑降のみが70点で合格していたことが
その後もスキーを続ける原動力になったことは確かでした。

ただし数年後、サラリーマンを辞めて独立開業した忙しさと
スノボが流行り出しスキーは消え去るものとの思いこみから
危険だから止めたオートバイ、金がかかるから中断したゴルフと並んで
スキーからもすっかり遠ざかってしまうことになりました。

一方、Aさんからお誘いを受けた理由は、Aさんが一人でスキー場に通っていたある日
駐車場をさ迷っているところを救助、病院に緊急搬送され
もしかしたらひどい転倒に因るものかもしれない記憶喪失と診断されて以降
奥さんから一人で行くことを厳禁され、同行してくれる仲間を探していたからです。

それまで女房の友人であるAさんの奥さんとの面識はあっても
旦那さんのAさんは見かけただけで特に話したこともなかったのですから 
こうした両者が出会ったのもスキーの神様のお引き合わせというものです。

毎回Aさんのクルマに便乗させてもらうにしても、当初は昼飯までおごりだったのですが
さすがにそれは割り勘にしてもらうようにしました。

私にとっては、同行するだけで数年前にSAJテクニカル級を取得したAさんから
マンツーマン指導が受けられるわけで、2シーズン目にして
「もしかしたら1級に合格するかも」とAさんに言われるレベルにまで
今風の滑りのカービングを身に付けることが出来てしまったのですから
それはそれは有り難いことで、正に“渡りに舟”
今シーズンもすでに志賀、戸隠の2回、同行していますので
昨年同様、多分10回は無料の個人レッスンを受けられることになるのですから。

 

 

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7'th Skiing in 戸隠…欲求不満解消

2013年01月13日 | 冬はもっぱらスキー三昧

レジャースキーは対戦相手がいなので自己満足を求める自己完結型です。

自分が滑れることとそれを仕事として教えるスキルは別物のため
未だに満足できるレッスンが出来ずフラストレーションが貯まっていましたが
快晴の天気に誘い出されて今シーズン3度目になる戸隠に行き
今はすっかり解消しています。


(肉眼では見えた富士山が写っていません!)

今季課題に挙げているコブ斜面の練習もしたかったからですが
中社ゲレンデ上部は不整地のまま残してあるのでほとんどがコブでウッテツケなのです。

横滑り主体でカービング要素を活かすことなどまだとても出来ませんし
モーグルのように深いコブが連続する場所はつい避けてしまいますが
ノンストップで1枚バーンを一気に下り、まずはコブに慣れることに主眼を置いています。

この“途中で止まらない”は案外大切なことだと常々思っていて
その効果かどうかは不明とは言え、苦手意識が除々に薄れていることは確かです。


(これは西の越水側。山の向こう側、右方向の南斜面が中社ゲレンデ)

 

 

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Ski-Lesson(2) in 志賀・横手山…2泊3日、中二の初心者レッスン

2013年01月12日 | 冬はもっぱらスキー三昧

スキーのレッスンコーチのお話にはどうも何本ものルートがあるらしく
私にはその辺の事情がよく分かりません。

2回目となる今回は前回の小丸山とは違うルートのようですが
栃木県からみえた〇〇中学校の二年生約70人
全員参加のスキー教室におけるレッスンでした。

初日の午後から最終日午前までの3日間
生まれて初めてスキーを履く本当の初心者班の5名
二日目からは経験者班から2名の編入もあり、男子7名を受け持ちました。


(午前12時頃でも-8℃)

1日目は快晴、2、3日目ともに一転して雪が舞う天気でしたので
標高2000m近いこの場所では朝が氷点下10℃
昼過ぎでも-5℃までしか気温が上がらない中、転ぶことは止むを得ないとしても
雪まみれの冷たさと吹き付ける風雪の寒さに耐えてよく頑張ってくれました。


(1mを超えるツララ)

特に、自らの暴露では2日間で24回転倒したという長身のN君と
同じくらいの回数転びそのたびに板を外さなければ起きれなかった体重過多のM君にとっては
ずいぶん過酷な経験になってしまったことでしょう。

そして私にとっても、“初めて”という同一条件下においては
やはりその子の持つ身体のバランス感覚や運動能力が
そのまま結果としての滑りに表れてしまうことは止むを得ないとしても
そうした子供たちを落ちこぼれないようにするための、一人ひとり違う欠点克服法を
今後学ばなければいけないことに気付かされたのでした。

また、最後の1本で初めて乗ったリフトの中間のごく一部の急斜面では
転倒の多いN君とM君の気持ちが二人同時に萎えて立ちすくんでしまい
通りかかった別の班の担当コーチ、同僚のMさんに協力を依頼し
一人ずつ下まで下ろすというご迷惑をかけてしまったことには大いに反省しています。

ただ、この散々手間をかけさせられたM君が閉校式前にポツリと言った
「俺、スキーにはまりそう…」は全くの予想外の、なんとも救われる一言になりました

 

 

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2回目のレッスンは志賀高原・横手山

2013年01月09日 | 冬はもっぱらスキー三昧

今日午後からの2回目のレッスンのお仕事は志賀高原
それも、冬季閉鎖になる志賀草津ルートの長野県側どん詰まりにある横手山・渋峠スキー場です。

焼き立てパンで有名なレストランのある横手山山頂の標高は2300mですので
林道コースを少し下った所にあるレッスンゲレンデでも
多分、2000m近くはあるはずです。

今朝の時点では晴れで放射冷却もあり気温は-10度
天気が崩れて雪になり風でも出てこようものなら体感気温はさらに下がり
気分的な影響もあっても、それはそれは寒く感じてしまうのです。

例年、ゴールデンウィークまではしっかりスキーが楽しめることからも
その気温の低さは想像できるのですが、そればかりではなく、初心者を受け持った場合は
デモの滑りの後、全員にやらせてみる間の待ち時間が長いので
自分のウェアの上に制服ウェアを着込むこともあり、とにかく寒さ対策を万全にするよう
一緒に行くO君からは事前に進言されています。

暑ければ脱げますが、寒いのは何ともやりようがないことは充分承知していますし
夕方からは雪の予報になっていますので、充分覚悟しておかなければなりません。

明後日午前中までの延2日間は今回もO君のに同乗させていただいて
片道1時間半の通勤時間が必要ですので、朝7時前にはこちらを発たなければなりません。

ただ、ナイターレッスンがない分、午後7時頃には帰宅できるはずです。

ところで、こうして朝が早くなる場合、日々“快食快便”の私の一番の悩みは
つまり大便のタイミングが合わなくなってしまうことです。

何枚も着込んでの自宅以外のトイレはとても大変なため
できれば朝のうちに自宅で済ませておきたいのですが…。

 

 

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6'th skiing in 戸隠…悩み多きプルークボーゲン

2013年01月08日 | 冬はもっぱらスキー三昧


(勤労者向け補助券でシニア1日券が1500円で購入できます)

Aさんと連れ立って今季2度目となる戸隠高原でした。

正月休みも昨日の日曜日で一区切りのためゲレンデはガラガラ
最高の雪質のうえピステが入ってきちんと整備された越水ゲレンデの全コースを10本
メノウコースを4本、その他2本、さらに不整地コブがメインの中社ゲレンデ2本こなしましたので
今は心地よい疲労感に満たされています

ただ、中社下部の緩斜面でDVDで観たプルークボーゲンを試してみましたが
やはり今一つ納得できませんでした。

一応、テクニカル級のAさんのプルークを見させてもらったところ
滑り方はやはりこのDVDと同じ脚の使い方でしたが
内足を外側に捻りエッジを平らにする際、多分、外エッジを引っ掻けて2度()転倒したのですから
このクラスの腕前になっても、今さら正確にやろうとすると難しい面もあるのかもしれません。

彼が転んだシーンを見たことは初めてですし
顔を潰さないよう、もちろん見て見ぬふりをしましたが…。

一方では、肩幅に開脚してのパラレルの方がはるかに楽にターンできるのですから
プルークボーゲンを完全に習得すれば簡単にパラレルターンができるようになるのか、という
単純な疑問も湧いてきてしまいました。

もしかしたらプルークボーゲンは、完全に独立した一つの滑りであって
容易にスピードを殺したり止まったりでき、さらにはスキーを開くことで転びにくいから
雪の上を滑る感覚に早期に慣れて欲しいから最初に初心者に教えるだけではないのか…。

改めて正確なプルークボーゲンの難しさとこの滑りの位置付けに悩みながら
スキーの奥深さに感心しないわけにはいきません

 

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5'th skiing in 飯綱…DVDの実践で分かったこと

2013年01月06日 | 冬はもっぱらスキー三昧


(第3駐車場からのゲレンデ。正面奥に見えるのが里谷多恵コース)

年末からずっと続いていた冬型の気圧配置がようやく緩み
朝から晴れの天気に誘い出されて、自宅から15分でゲレンデに立てる
飯綱高原にDVDの実践練習に行ってきました。

観たからと言って自分ができなければ教えることはできないからです。

市営のため営業期間は短く大きな宿泊施設もないのですが
昨年や今年のように雪さえタップリなら、これでも意外なほど斜面が豊富で
練習にはウッテツケなのです。 

二女の旦那から回ってくる数枚の勤労者向けの補助券を使うと
一日券がなんと700円で購入できるのですからこれを利用しない手はありません。

ところで今回、今までどうしても理由が分からなかったプルークボーゲンにおける
“外足の横滑り”のワケを知ることができたことはとても大きな収穫でした。

25年振りにスキーを再開する直接のキッカケを与えてくれた
友人のAさんと連れ立って行く場合、1回に1つは極めて的確なアドバイスをもらい
ようやくここまでカービングの滑りを習得して来たのですが
唯一、今まで指摘されても理由が不明なため直せないものに
緩斜面におけるプルークボーゲンの「外足の軌跡が横滑りしている」ことがありました。

スキッディング(横滑り)ではなく
カービング(carving:切る、削る。“曲がる”の意味のcurveではない)なのですから
これはまさに、まったくその滑りが出来ていないことの証明に他なりません。

それが今回、横滑りの理由は昔風の外足1本荷重のクセが抜けていないために起こり
「両足荷重+内足の膝の外旋+外足を前方に押し進める」動きで
外足の軌跡が綺麗に“削れた”ものになることが分かったのです。


(第5リフト下り場からのこの長さ800mの中・上級者コースはいつも空いていて
右に迂回せずまっすぐ突っ込むと斜度34度の里谷多恵コースです)

明日はAさんと連れ立って戸隠に行く予定ですので
まずは早速、改良したプルークボーゲンの滑りを見てもらうことにしましょう。

 

 

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DVDで基礎スキーの教え方を猛勉強中

2013年01月04日 | 冬はもっぱらスキー三昧

初心者にスキーを教える仕事を始めてみて
「何をどうやってどんな順序で教えるか」について忘れている部分があることに気付きました。

一方では、滑りそのものも
スキッド(横滑り)からカービング(切る、削る)に変わっているのです。

記憶では、私がきちんと滑りを教えてもらったのは中学生の時
学校主催のスキー教室に参加し、その時すでにパラレルらしきものは出来ていたと思うのです。

場所は菅平スキー場、普段は理科(生物だった?)の先生に“ヘソ天”
つまり後傾姿勢を何度も何度も注意されて泣きたくなったことを今でもよく覚えていて
その時のモノクロ写真もあったはずですが、何処かへしまい忘れてしまいました。

小学校低学年までは長さ30~40cmの竹の先端を炙って
上方にそらせただけのいわゆる竹スキーに長靴で乗って路上で遊んでいたものが
いつの間にか木製板+今の子供用プラスチックスキーのように
長靴の先端を金具に挟み、後ろ側をコイルスプリングで前方に押しつける方式になり
さらにそれが進化して中学生の頃には、片手を上に伸ばして指先までの長さのヒッコリー木製の板+
専用の紐編み靴を簡単なビンディングで固定するようになっていたはずです。

この基準で今の私のスキーの長さを選ぶとしたら205cmにもなってしまいますし
それ以上に、最近のカーボン製に比べて何倍も硬いのですから
また、靴の高さはくるぶしがやっと隠れる程度しかなかったのですから
今時のように、ある意味では何をしても“曲がれる”ことは決してなく
上下方向を含めた大袈裟なほどの動作が要求されたわけです。

そんなずん胴スキーも、こうしてちゃんと教えてもらう前に
なんとなく両スキーを並行にして曲がるパラレルターンになっていたわけで
その前の段階のプルークボーゲンは遊びを通じていつの間にか通り過ぎてしまい
断片的な記憶は別にしても、順序立てて教える方法は知らないままになっているのです。

その後、何度か受けた有料のスキー学校でも
中・上級のクラスに入れられたため、その辺りのレッスンは復習程度だったせいもあります。

先日初めて教えた生徒たちは「過去に何回かは滑ったことがある」という初級クラスで
実際にプルークボーゲンは“なんとなく”できたのですが
その滑りは短くて柔らかい板の恩恵がありありの滑りでした。

もちろん、これはこれで雪の上を滑る感覚を身に付けるには
充分だったのですが、訊くと父親に教えてもらった生徒がほとんどのため
次のパラレルに繋がる基本的な動きは曖昧でした。

結局、彼らの希望もあり、トレインを何本もこなし
大いにスキーの楽しさを知ってもらえた一方で、よく言われる
つまらない基礎のレッスンもそう少し取り入れた方が良かったのでは、とちょっと反省もし
ヤフオク、中古ショップ、本屋でレッスンのノウハウについてのDVDを探し回ったのでした。

しかし、中・上級者向けは結構多いのに、初心者向けは意外に少ないのですねぇ!

それでもDVD付きの新品本何とか探し当て
自分の滑りを確認しながら次からに備えて猛勉強中です。

何と言ってもお金を頂く以上はそれなりの技量も求められるはずですから。

9日(水)午後から11日(金)午前までは志賀高原での仕事が予定されています。

 

 

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本年もよろしくお願いします

2013年01月01日 | 日々の暮らし

 

 

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