保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

メディアの情緒的なバカ騒ぎがようやく"収束" !?

2021年11月03日 | 私と新型コロナ

傍目には宗教と見紛うばかりのマスク信奉、既存の肺炎と
同じキツイ症状をいかにもコロナ独特と思わせる伝え方
そして年間の上位を占める死因別死者数に目もくれず
微々たる死者数を連日発表し続ける等など。。。

私にはほとんど情緒的としか思えなかったメディアの
ひたすら恐怖心を煽るだけの連日のコロナ報道が
ようやくここに来て"収束"しつつあります。

これからは集計された実際の数字をエビデンスにした
前向きな将来の方向性を取り上げた報道に早期に軌道修正して
ぜひこのバカ騒ぎをこのまま"終息"させて欲しいものです。

終息:似た意味の漢字を2つ重ね合わせて「完全に終わる」こと
収束:「収まる」「束ねる」ことから「ある一定の状態に落ち着く」こと

 

本来はもっと早い段階で、これまでの1年9カ月間に
僅か1万8千人という「不慮の事故死(*)/2017年2万9千人」にさえ
遠く及ばない死者数の"さもない疾病"に、膨大な社会的コストを
限りなくつぎ込む政治や社会の愚かさをむしろ糾弾することが
メディアの本分ではなかったのか。。。

*不慮の事故死:高齢者がその88%(2万6千人)を占め
「転倒・転落」「不慮の窒息」「溺死及び溺水」が3大直接死因。
第1位のガン死者数は年間36万人、4位の既存肺炎でさえ9万人。

 

なにはともあれ、この段階に至ってようやく
「コロナ恐るるに足らず」を以前から表明していた医師等の
専門家の見識が散見できるようになった(右欄ブックマーク)ことは
未だネット上のみかも知れませんが、それなりのメディアが
少しずつ取り上げるようになったからに他なりません。

元を辿れば、健康被害を避けるための
防塵防毒マスクが必須だった自動車板金塗装業の経験から
どう考えても有機溶剤よりはるかに小さなウィルスを遮断する効果など
あろうはずがない"あの程度"のマスクを、感染経路が飛沫か空気かさえ
断定できない段階でコロナ対策の必須グッズに引っ張り出した一部の
感染症専門家なる先生方のご意見を何の"検証"もせずに鵜呑みにして
連日報道するのを見て私のメディア不信は始まったのでした。


(塗装用防塵防毒マスク)

マスク姿で喫煙室に入ってタバコの臭いがしないか
またはシンナー缶のフタを開けて鼻先に近づけて臭わないか等
たったこれだけで空気感染に対しては効果が全くないことが
いとも簡単に検証など出来てしまうのに。。。

空気感染:ウィルスを含んだエアロゾル
(空気中を漂う微粒子)を吸い込んでの感染

同様にスパコンまで持ち出して飛沫に対する効果を可視化したのは
コロナは空気感染ではないという早とちりに
基づいてしまったからでしょうか。

そして「三密」を避ける、つまり「人と人との距離の確保」
「マスクの着用」「手洗いなどの手指衛生」等の基本的な
感染対策は飛沫感染を前提にしたものでした。

ただし「手洗いなど…」及びその後推奨された
「換気の励行」も空気感染対策として極めて有効とされます。

飛沫:重力により2mほどで落下
エアロゾル:空気中を長時間漂う

かように本来は逆効果のことさえある飛沫感染と空気感染の対策が
みそくそごちゃ混ぜの状態にも拘わらずメディアからは
何ら疑問の声が上がることはありませんでした。


最近になって「コロナは空気感染」とほぼ結論付けられ(こちら
どちらにしろ死者数から鑑みてコロナは「怖くない病気」と独断していた
素人の私にとっては、風邪の患者や食品及び精密部品に関わる方々以外の
マスク姿が以前のように巷から姿を消した時が、現実的でない
「ゼロコロナ」ではなく「ウィズコロナ」を前提にした場合の
この騒動の終息と思えるのです。

事実昭和初期に大流行し最大で年間28万人、今でも3千人の
死者数を出し続けてはいるものの、すでに話題にすら上がらない
つまりメディア的に終息している感染症の「結核」に対して
結核予防会なる財団法人が作成した下の啓蒙ポスターに
掲載されているマスク姿は医師らしきイラストの
たった一人(黒丸印)だけだからです。


(2019年作成「結核の常識」表紙イラスト)

それにつけても、いかにも"お上"に対して視覚上
「感染予防してますよ」と庶民が媚び諂っているような
またはそうすることを暗に強要した結果としての全員マスク姿は
どこぞの国とは違う自由を尊ぶ民主国家にしてはあり得ないことですから
もういい加減、止めて欲しいものと思わずにはいられません。

繰り返しますが空気感染に対しては何の効果もないのです。

マスクしてると化粧しなくて済む !?
セクハラと捉えないで欲しいのですが一言。
女性であることを忘れないようにしてくださいね。。。

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2回目のワクチン接種完了

2021年10月25日 | 私と新型コロナ

再来月に迫ったスキーイントラ仕事を請けるに当たって
接種証明書の提示などという条件が付けられることに備えて
止むを得ず打つことにしたワクチン接種でした。

この病院での来月以降の接種予定は今の所ないそうで
今月中に2回目の接種が終わる方々しかいなかったためでしょう
1回目に比べてずいぶん空いていました。

2回とも注射痕部の痛み以外の副反応と思しき異常もなく
あとは偏に雪を待つばかりです。

所属するスキー学校からの情報では
第6波による"元の木阿弥"さえ避けられれば
「滅茶苦茶忙しくなるほどの予約が入っている」とのこと。

ただし、去年の今頃の予約状況も
「今シーズンは相当忙しくなる」だったにも拘わらず
年末まで仕事に"あぶれた"のみならず、シーズンを通しても
団体客には普通はあり得ない「前日キャンセル」さえ経験したりして
結果として例年の3分の1の量に激減してしまったのですから
安直に喜ぶことは避けなければなりません。。。

コロナに対する効果は"どうでもよい"として
痛い思いをしてまで手に入れたこの「予防接種済証(臨時)」は
今後の「お上のお墨付き」として財布に入れて
常時持ち歩くことにします。

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1回目のワクチン接種

2021年10月03日 | 私と新型コロナ

再来月には始まるはずのスキーイントラ仕事において
「ワクチン接種済」を条件にされることに備えて
止むを得ず打つことにした1回目接種が数日前に終了しました。

かかりつけ医の長野T病院に先月予約したもので当然
今月中の2回目の予約も取れています。

午前中の外来診療時はとても混雑してはいても
午後は入院患者の診察や手術に医師が当てているためでしょう
1階の玄関入ってすぐの外来診察室と待合室は普段はガラガラなのに
ワクチン接種の人々とそれを案内するスタッフとで
とても混雑していました。

3階建専用駐車場も朝のピーク時を超えて道路に
7~8台が列になっていたので、全く並んでいないのが見えた
別の契約駐車場に回ったほどの混み具合でした。

院内はさすがに今ともなるとスムーズな流れが出来上がっていて
病院に着いてからほんの45分で退所することが出来
注射痕の痛さはありますが、後は何も異常なく過ごせています。

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メディアの不快なワクチン注射シーン、こんな"計らい"は !?

2021年10月01日 | 私と新型コロナ

ワクチン接種が始まって以来、TVニュースに流される
アップした腕に注射針を打ち込むシーンを
1日何度見せられるのでしょうか

私はすでに辟易するのみならず不快感さえ抱いています。

3カ月に1度の膝へのヒアルロン酸局部注射は
粘性の高い薬剤を注入するので太い針を使うこともあってか
すでに10数年、両膝なので本数にしたら100本以上も打ち続けているのに
未だ"痛いものは痛いまま"で少しも慣れることはありません。

治療のため止むを得ず針を刺される痛さに耐えているのですから
それを思い起こさせる他人の注射シーンなど見たくもないのです

筋肉注射なので針を真っすぐおっ立てて打つことに
最初は驚きましたが、もうすでに充分理解できています。

昨日と数カ月前のシーンを見比べてもなんら変わりがなく
それもメディア各社は揃いも揃って画一的です。

これで一体なにを伝えたいのか

これならいっそ、普段から各社揃って
あれだけ「医療従事者」を持ち上げているのですから
注射に携わる医師や看護師の顔をアップにして流してあげたら
その方が余程喜ばれると思うのですが如何ですか

一般人は例え町のニュース映像の通りすがりであっても
自分の姿が画面に流れたことが分かると、どんなに嬉しいものか
メディアの方々がご存じないことはないはず。

また少なくても顔が出る了解を取れば、針を刺すシーンのように
不快感を抱く人は誰もいないでしょうし。。。

せめてこの程度の"計らい"をもって口先だけでない「感謝の気持ち」を
こうした現場を通して伝えた方が、はるかに画像に意味を
持たせることが出来るのではと思えるのです

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"止むを得ず"ワクチン接種を予約

2021年09月13日 | 私と新型コロナ

陽性になろうが発症しようが、さらに例え重症になろうが
死ななければ怖くないとこのコロナ感染症を捉えている私にとって
交通事故や溺死、窒息死等の「不慮の事故」の半数にも
届かない死者数のさもない疾病の予防接種など
受けるつもりは毛頭ありませんでした。

それでなくてもインフルエンザのワクチンでさえ
未だ60%程度の有効性しかないのですから
たった1年ほどの"付け焼き刃"的新薬に多くの方々が
なぜそこまで期待できるのか不思議でなりません。

変異型もどんどん増えている中、できるだけ多くの型に効けば
ラッキーではありますが、それは今後の結果でしか判断できないのです。

スキーイントラ仕事で多くの子供たちと触れ合っていても
インフルエンザの予防接種なしで1回も感染させられたことはなく
基本的な免疫力には少々自信があることは確かです。

細菌は栄養さえあれば自分で増殖できるため地球上の
ありとあらゆる所に存在し、もちろん人の体にも多くの種類がいて
皮膚の表面や体内の環境を保っているとされます。

事実かつて胃のピロリ菌感染の際も
「これまで60数年間バランスが保たれているので除菌は不要」と
されたのですが、ガン切除後は再発予防のため除菌したように
除菌や抗菌は本来年齢的に必要ないと言われました。

ちなみに除菌後は胃酸過多による逆流性食道炎や十二指腸潰瘍などの
可能性のため毎年の定期検査を受けるよう注意がありました。

このように出来るだけ多くの細菌と触れ合って共生を図るべく
言い方によっては"汚い生活"を送る方が免疫力を低下させないに
違いないとの思いから、この歳まで自分なりの"努力"もしていますので
花粉症やアレルギー等、免疫由来の不具合は何もありません。

そして細菌に効く抗菌薬はあってもウィルスに有効な抗ウィルス薬は
未だごく少数と言われていることからも、素人考えでは
ワクチンに過度の期待を持つことは明らかに間違っていて
要は自分が持っている免疫力に依るということになるのでしょう。

そんな中でも今回、"止むを得ず"ワクチンを打つことにした理由は
接種証明書の類が今後、元の社会生活を取り戻す際に
利用される可能性が窺えるからです。

つまり外ならぬスキーイントラの要請に当たって
「ワクチン接種済証」の提示を求められるかも知れないのです。

もしそうなればワクチン接種は「任意」から「強制」になり
これ自体は極めて不本意ではありますが、お客様を迎える立場の
雇用の可否に直接影響する要求には応じなければなりません。

そこで早速、かかりつけ医の長野T病院に電話すると一発で繋がり
すぐにその場で1回目と2回目(どちらも10月)の予約が取れました。

一時の予約が取れないとかの大騒ぎは一体なんだったのでしょう

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怖くない病気・・・④首都圏は「感染」、地方は「観戦」

2021年07月31日 | 私と新型コロナ

増え続ける「感染者数」だけを報道していて良いのか
メディアも疑問を持ち始めている様子が最近ありありです。

そりゃそうで、この1年以上前から
同じような内容を繰り返しているのですから。

医療関係者が、自ら携わる医療面だけから
「ああでもない、こうでもない」の提案をし、それも
責任を問われないよう起こり得る最悪の事態を基本に
想定していればそれで済んでしまっているのです。

何度も口にして恐縮ですが、◯◯株が増えようが減ろうが
これまでの累計が所詮1万5000人、昨日が14人、一昨日は8人しか
死亡しない病気になぜこれほどの社会的コストを掛けるのか
未だに理解出来ずにいます。


(国内のコロナ感染症死者数)

「不慮の事故」の年間死者数でさえ2倍の30500人(H21年度)に上り
窒息9500人、交通事故7500人、転倒・転落7000人、溺死6500人という
内訳を考えたら、コロナ死などは不慮つまり"思いがけない事故"に
加えても良い程度の数字でしかないのです。

ちなみに、私の周りで直近10年間に
この不慮の事故により死亡した人は誰一人いません。

これまでのコロナ対策の基本は「感染するな・させるな」なので
「出歩いて人と接触するな」、つまりは「餅を食うな」「車に乗るな」
「転倒や転落する場所に行くな」「高い所に上るな」「水に入るな」と
同じなわけでこの方策が長期間続くはずがないことは当然でしょう。

(正直者がバカを見る実例もいよいよ出始めました)

イギリスほど"個人任せ"にする政治的英断は無理にしろ、死ななければ
感染しても良いとして僅か2割の医療機関に担わさせていることが原因とされる
大都市圏の医療ひっ迫を解消させるため、厚労省も感染症類型Ⅱ類から
インフルエンザと同じⅤ類への変更を検討したはずですが
どこへ消えてしまったのか。。。



これまでの長野県の累計死者数94人(ほぼ同期間の交通事故死者数70人)
また病床数1013床に対して現在の入院患者数138人(14%)

首都圏の「(コロナ)感染」を他人事として毎日楽しく
にかじりついて「(五輪)観戦」しています。

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怖くない病気・・・③「感染」の位置付けを「結核」で検証

2021年07月01日 | 私と新型コロナ

団塊世代の私にとって忘れられない感染症は「結核」です。

理由は小学生の頃に確か毎年だったはずのツベルクリン反応検査の
記憶が未だに鮮明だからに他なりません。

何しろいつも「陰性」でしたので、左上腕部には
今も醜いBCGワクチンのケロイド痕が何個も残っているのです。

当時は多くの「陽性者」は何もされず、私のような数少ない陰性者が
改めてBCG接種注射という痛い思いと同時にいつまでもその個所が
傷口のようなぐちゅぐちゅ状態を我慢しなければならず、さらにそこが
"入れ墨"のようなマーク(痕)になることが子供心にとても嫌でした。

ちなみに当初は普通の注射方式による大きなケロイド痕がはっきり1個ずつ
それが小5か小6にはスタンプ方式に変わり小さなケロイド痕が
何個も付きましたが、こちらは歳とともにかなり不鮮明になりました。

そしてこのツベルクリン反応+BCGの効果により結核による死者数は
生まれた翌年、昭和25年は年間12万1769人(!)だったものが
小学校高学年の昭和35年には3万1959人まで激減したとされます。

もっとも、それにしても現時点のコロナ死者数の2.3倍であり
市内での発症者は結構大きな国立療養所1カ所に
隔離入院させられることを級友1人が長期欠席して知りました。

この結核、コロナウィルス(直径 0.1㍈)と比べたらはるかに大きな
結核菌(長さ2〜10㍈、幅0.3 〜0.6㍈)を吸い込むことで
主に肺に炎症が起こりコロナと同じ「2類感染症」に分類されます。

ところが当時、放課後の校庭や市街地の自宅周辺には子供達の叫び声が
溢れていましたし近くの造り酒屋の店頭でコップ冷酒をあおる
オジサン達の姿が消えることはない日常が繰り返されていましたので
「外出自粛」や「酒類販売禁止」など一切なかったはずです。

もちろんあれば嬉しい「休校」などはただの1日もなく、風邪をひいたら
「しろ!」と言われたマスクの「マ」の字の記憶もありません。

この病気、今でも年間2000人程度の死者数を誇る"立派な現役"の
感染症ですので、コロナを知る意味もあってネットを探ったところ
「政府広報オンライン(平成29年11月9日付)」に次の記事を見つけました。



結核を発症した患者は、ある程度症状が進むと、体内で増殖した結核菌を
体の外に排出するようになります。そうした結核患者の咳やくしゃみと
ともに結核菌の混ざったしぶき(飛沫)が空気中に飛び散り、それを
周囲の人が
直接吸い込むことによって人から人へ感染します。

ただし、吸い込まれた結核菌の大半が鼻やのど、気管支などにある
繊毛の働きによって体の外へ排出されますし、排出されずに肺に侵入した
結核菌も、体の免疫力によって退治されてしまうので、ほとんどの場合は
感染に至りません。結核菌がそうした繊毛の働きや免疫力を
くぐり抜けて、肺の奥にまで侵入した場合に、結核に「感染」します。

ただし、結核に感染したからといって必ず発症するわけではありません。
通常は、体の免疫力によって結核菌は増殖を抑え込まれていわば
休眠状態になるため、そのまま感染者が亡くなるまで発症しなかったり、
いったんは感染しても免疫力によって結核菌が死滅したりすることが大半です。

しかし、体の免疫力が結核菌を抑えきれない場合、結核菌は感染後
6か月から2年ほどの時間をかけてゆっくりと増殖し発症に至ります。

また、感染者が高齢になったり他の病気にかかったりして
免疫力が
落ちると、休眠していた結核菌が増殖を始めて
結核を発症することがあります。

 

全部ではないにしろ「結核」を「コロナ感染症」に置き換えたら
報道で伝え聞く感染等の解説内容とかなりオーバーラップします。

ただ一番の違いを感じるのは下線部でしょう。

この説明文を読む限りでは、怖い印象はほとんど持ちません。

理由は「いったん感染しても大半は発症しない」と
解釈できそうな表現だからです。

微妙なニュアンスの違いはあるかも知れませんが
昨年2020年結核予防学会のこのポスター「結核の常識」を見ても
コロナほどむやみに恐怖心を煽っていない点、そしてさらに咳エチケットに
関する注意書の1個所以外&イラストに書かれた人々のたった一人以外
「マスク」をしていないのは一体どうしたことでしょう!?

前段については、12万人いた死者数を10年間で4分の1に、さらに昨年には
年間2000人まで激減させることが出来たのですでに
"収束または終息"したと捉えているからと推測できなくはないにしろ
後段のマスクについては、なぜコロナになった途端にかくも
狂信的にモテハヤサレル事態になったのか不思議でなりません。

それも大きさが僅か結核菌の10分の1しかないウィルスに対してですから
凡人が常識的に考えたら何ともおかしな話です。

「医学(または単にマスク)の進歩が側面にある」と言うのなら
上のポスターを作った昨年以降に驚異的に何かが進歩したことになりますが
全然聞いたことはなく事実そんなことはないのでしょう。

これでマスク業界なんてものがありその規模が巨大なら政治的意図を
感じるのですが、そんな話は聞いたことがなく、まあ、高額な
スパコン「富岳」を"効果あり"を導くためのアホ臭い検証に
引っ張り出したところで所詮は単に「感染」に対してです。

そうなんです、感染から発症に至ったにしても私が生まれた以降、最大で
12万人も死んだ結核でさえ「大半は発症しない」という表現で
済んでしまうのですから、コロナの1万4000人など
「喉元過ぎれが…」の如く、後世になったら「発症はほんの一握り」と
言われてしまうのかも知れません。。。

次回、この辺りの感染~発症~重症化~死亡に至る人数の
確率からこの病気の「怖くなさ」を独断と偏見を持って検証します。

(続く)

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決して怖くない病気・・・②"死なない若者"に怖がれと言う無茶ぶり

2021年06月27日 | 私と新型コロナ


年代別累積「死者数」(厚労省発表数・2021/5/11時点)

これがこれまでのコロナ感染症による世代別・男女別累積死者数です。

ちなみにこの日時点の累積総死者数は1万1108人でした。

一目瞭然、死亡するのは
60代以上の年寄りに偏っているということでしょう。

詳しい図は次回以降にしますが「重症化率」も当然同じです。

素人でもこれが様々な感染症を含めた多くの疾病と何ら変わることなく
加齢による免疫機能の衰えと基礎疾患を持っている人が
多いからということが推測できます。

にも拘らず、それが分かった今でも若者に「怖がれ!」と言う。

"死なない病気"が怖くないことは誰もが何となく分かっているので
「大切な人を守るため」などと詭弁を弄して訴えていたのですが
短期間ならいざ知らずそれが半年、イヤ1年も続くとなると。。。

年金制度の保険料支払いをもって年寄りを経済的に支えているのにさらに
生活の基本の働き方を「新しい方法に変えろ」と強要されたり
「遊ぶな」「飲むな」そして「移すな」。

独断と偏見を持って敢えて言わせて頂ければ、多くの若者にとって
見ず知らずのジジババに移ったところで知ったことではなく
「移りたくない、死にたくない」なら我が身は我が身で守るべく
どうせ第一線を退いて"余生を過ごす"などというご身分なのですから
効果が不確実なサージカルどころではなく防塵・防毒マスクを付けて
自宅に籠って暮らせば良いと内心思っていても何ら不思議ではないのです。

若者たちに「元の通り心置きなく働いて、遊んで、飲んで」と
声を大にして言えるかどうかは「死亡するのが怖い」年寄り達自身の
移らない(感染しない)ための"新生活様式"次第であることを
過去の数字が語り出したと思えてなりません。

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決して怖くない病気・・・①メディアは"情緒的"報道の軌道修正を

2021年06月24日 | 私と新型コロナ

厚生労働省の人口動態統計(確定数)によって、昨年2020年の死亡数は
137万2648人で前年より8445人減ったと発表されています。

高齢化により2015年以来毎年1万7000人~3万2000人のペースで
増え続けていた死者数が減少したのは09年以来11年ぶりとのこと。

医療界のみを取り上げるメディアによって連日、これでもかと
コロナに対する恐怖心を煽られてきたのに、この感染症を含めた
実際の総死者数が前の年より減少したことを知れば
誰もが「あれっ?」と思ってしまうに違いありません。

でもこの数字に関して報道されました?

もし私が見逃したのだとしたら最近の「緊急事態宣言」、続く
「五輪中止すべき」と同程度に大騒ぎしてくれないからに他なりません。

一方で6月20日現在、国内のコロナ死者数累計は1万4000人で
これは日本のほぼ半分の人口の英国12万8000人、イタリア12万7000人
フランス10万9000人に比べて大幅に少ないのも歴然とした事実です。

死者数がおよそ10分の一、他方で日本の医療の後進性など
聞いたこともないのに未だ医療逼迫の心配?

そして「五輪中止」や「緊急事態宣言」により人流を抑え
経済を停滞させることを奨める?

メディアはまるで命を支えているのは医療だけのような
報道の仕方をしていますが、様々な経済活動も同時にまた
人の命を支えていることを忘れていませんか?

現実には死者数は減ったのに経済を活性化させることを
「命と引き換え」って宣う解説者を重用し続けていることから
それが分かるというものでしょう。

未だ医療関係者の恐怖を煽るだけの提言を良しとして日々報道しますが
車の両輪の片方である経済を回さないとその場を堂々巡りするだけで
一向に前に進んで行けないことは明らかですから、経済の回復を
図る人々及びそれを応援する方策、そして何よりも国民の気持ちを
明るくする報道をなぜ"同程度"にしないのか不思議でなりません。

非現実的なほど恐怖心を膨れ上がらせてしまった
"情緒的"な報道はもう止めて、集計された実際の数字から
今後の前向きな方向性の報道に軌道修正して欲しいものです

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友人Y君の死、やはり怖いのは「(既存の)肺炎」

2021年06月14日 | 私と新型コロナ

これまで友人の死は同級生の一人だけ
それももう10年以上前のことで、死因は発見が遅れた
膵臓ガンでしたので、言わば"事故"のようなものでした。

そして今回の2人目となるY君は元職場の同僚で私より2歳年上です。

実は実母が亡くなった際、4月初めにメールがあり
入院していることを聞いてはいました。

ただ20代の頃から「脊椎間狭窄症」を患って腕を痛がったり
自動車事故のケガで"頻繁に"病院と付き合いがあった彼のこと
「いずれお線香でも(上げに伺う)」とのことでしたので、まさか
そのまま逝ってしまうとは微塵も思っていなかったため
詳しい症状などは聞かず仕舞でした。

葬儀に居合わせた知人に聞いたところでは、数年前から「肺ガン」で
酸素ボンベを携帯する生活に陥り、数か月前に肺炎を発症し入院
治療の甲斐なく「間質性肺炎」により3日前に他界したそうです。

(そうか、もう何年も連絡していなかったんだ。。。)

ちなみにコロナ死ではなかったこともあり
最近CMをよく目にする「お寺でおみおくり」の葬儀でした。



この彼、飲み屋から出て飲酒運転しパトカーに追跡され駐車場で
籠城して捕まったり、高速道を130㌔走行時に木片を踏みタイヤは
バーストしアルミは変形した等などの武勇伝の持ち主ではあるのですが
そうは見えない大人しそうな風体で、私より2年前に隠居していたので
畑を見学に行って野菜作りを教わったこともありました。

それにつけても、改めて怖さを感じるのは「肺炎」です。

何と言っても呼吸困難は即、死に繋がってしまいます。

経験的に知っているのは、その原因の主たるものは「肺炎球菌」ですが
コロナなどのウィルスに起因する場合もあり、基本的に行われる
薬物治療における有効な薬物を見つけ出すことに時間が掛かり
その間も炎症を起こした肺胞の間の「間質」が硬くなるなど
症状が悪化して呼吸困難に陥ることです。

彼の場合は当初の肺ガンから肺炎を発症したもので
肺炎球菌やウィルスによるものとは根本的に違うのでしょうが
死因とされる「(既存の)肺炎」の死因別死者数は第5位の年間9.6万人
つまり1日263人が死亡していることになります。

一方でこれだけ騒がれている今回の新型コロナによる死者数は
1年以上の"累計"でさえたかだか1.4万人。

①ガン37.6万人
②心疾患20.7万人
③老衰12.1万人
④脳血管疾患10.6万人
⑤(既存の)肺炎9.6万人

この数字を見たら、この程度の死者数の疾病にしては
世の中あまりに騒ぎ過ぎと思うのは私だけではないはずです。

だって累計77万人とされる国内感染者(PCR検査陽性者)でさえ
未だ一人もお目にかかったことはなく、唯一、孫の幼稚園で感染者が出て
家族が陰性であっても自宅待機を要請された方がバレー仲間に
一人いて、欠席理由として耳にしただけです。

もちろん本人は個人情報を盾に隠匿されてしまうのかも知れませんが
この1年以上も毎日「感染者数」を発表するだけで「怖がれ」と言っても
「死者数」を見れば所詮は無理な話というもの。

繰り返しますが、私にとって怖いのは「既存の肺炎」。

理由はもちろん、義母(享年81歳)そして今回のY君(同74歳)と
近しい2人の死因が「肺炎」だからに他なりません。

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五輪への風向きが「追い風」に変わって来た !?

2021年06月09日 | 私と新型コロナ

先週までは不思議なことに中止が当たり前のように
報じられていたオリンピックです。

そもそも国を挙げて招致したのですから
世界に対する責任として実施することが大前提のはずで
ようやくここに来て本来の方向へ向かう変化を感じます。

竹中平蔵氏・五輪開催の根拠「スペイン風邪でもやった」

原晋青学大監督・五輪開催で見解「出来ない理屈ばっかり…」

 

(私の対コロナ感)

・塗装業の経験からこれら程度のマスクでは効果なし
(ただし社会制約上、是非を問わず装着もあり)

・年間死因別死者数から見て恐怖心を抱く必要は全くない
・(にも拘わらず)マスコミはこぞって恐怖心を煽り過ぎ

・この程度の疾病に対して物心ともに社会的コストも掛け過ぎ
・強制されない限りワクチン接種を個人的には受けないつもり
・有効率40~60%とされるインフルワクチンの接種経験もない
・基本的に病は移した者に責任はなく"移された者"の責任のはず
・回答率50%台の世論調査の結果をもって「国民が」は報道側の詭弁


周辺の方々に嫌われたり避けられたりするのも嫌なので
訊ねられた場合を除き、ここ以外に
他言することはしていません。

 

コロナに対する個人的な思いはかくの如しのうえで
オリンピックがひたすら開催されることを願っている者として
これは極めて好ましい状況と言えます。

理由の一つは"超"簡単、国内での株価の上昇が大いに期待できるからで
これは年寄りの資産運用には極めて重要です。

先週のうちにこの微妙な変化を感じ取り、新たなファンドの
購入をすでに証券会社に申し込んであります。

短期的な売り買いで運用しているわけではないとは言え
社会的に明るい材料によって株価が上昇することで
購入価格が高く振れることを避けたいからです。

何を隠そう、コロナ禍の1年、予想外に株が上がったことにより
Mさんちの件で必要になった資金調達の際に、数年前に始めた
株式投資の下落分を取り戻したのみならず、結構な恩恵に
預かれた経験で味をしめているのです。

預けてあるお金が汗を掻かずして増えるなんて、そりゃ
こんな「濡れ手に粟」はないのですから。

ただしイヤな汗を搔くことはありますが。。。

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コロナに関して私が支持する主張を探し出せた!

2021年06月01日 | 私と新型コロナ

このご時世、コロナに関してもしかしたら袋叩きに遭うかも知れない
主張を展開しているフリーライターがいます。

でも私にとっては諸手を挙げて支持できる内容を展開してくれる
こうした方にようやく出会えたことに感動仕切りです

それがこの中川淳一郎氏、そのプロフィールと「PRESIDENT Online」と
「現代ビジネス」等に掲載されている主張がこれ

一部を右サイドバーの「ブックマーク」に登録しましたので
興味のある方はぜひお読みください。

個人的には頷きながら溜飲を下げる思いさえ抱く主張ではあっても
賛否や意見などは人それぞれで当然ですし
それが許されていることもネット社会の大切な一部分です。

ゆえにこの場にコメントをお寄せいただくことはお断りしますし
万が一頂いても、不毛な論戦の場にすることを避けるため
「非公開」に致しますので予めご了承ください。

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マスクに対する、ある個人的"疑惑"

2020年11月24日 | 私と新型コロナ

マスクに対するコロナウィルス感染予防効果に疑問を感じたまま
大袈裟に言えば、この社会を生きる一人として、病院など
強く求められる場所では止むを得ず着ける"大人の対応"はしています。

そんな否定的に捉えているからでしょうか
以前からマスクに関する下のような因果関係を医療専門家の
誰一人として指摘しないことが不思議でならないのです。

 

マスクは、ウィルスが混じった飛沫(20㍈)を防ぐ効果あり
(ということは)

飛沫を形成している多量の水分が蒸発した後、マスクには
数時間~数日間生き延びると言われるウィルスがくっ付いている
(そして)

数回の飛沫の付着でウィルスがパウダーになって堆積している
(つまり)

高密度のウィルスパウダーが、マスクが"ずれ"た際に鼻から吸い込まれる
顎にずらした際にほこりのように舞い上がって鼻や口から吸い込まれる
"ずれ"を手で直す際に指に付着して高密度のまま撒き散らされる

【参考】
ベビーパウダー粒子径 10㍈
タバコの煙 粒子径 1㍈
コロナウィルス粒子径 0.1㍈

 

その上、最近ではどこぞの県の首長さんが
「飲食の際も会話する時はこまめにマスクを」ですって !?

食物を口に運ぶたびに"外す"などという現実離れした人が
いるとすればヒモの部分を持つはず(でもバラ撒かれる)ですが
"顎にずらす"多数派はそのたびにマスクの表面に触れていることは
ニュースに流れる飲食店での客の取材シーンを見れば明らかです。

普段の生活においても、マスクの"ずれ”を指で直さない方はいません。

それでなくても普通の環境下では、かなりの数のウィルスが
空気中に漂っているからこそ換気が推奨されているのです。

 


(ある集塵機メーカーHPより引用)

10~100μ:   5~30分で床に舞い降りる
1~10μ:8~10時間で床に舞い降りる
1μ以下:(ウィルスはココ)空気に動きが
ある限り、床に降りず空中を浮遊し続ける

 

特に冬場、「乾燥期で手が荒れる」「スース―する」など、明らかに
夏ほど頻繁に手指消毒はしなくなり、さらに手袋さえ装着する季節ですから
高密度に圧縮されたパウダーを手指から撒き散らしていることは明らかです。

繰り返しますが、医療関係者で「三密」は避けた普段の生活の場でさえ
マスク表面でウィルスを高密度に"精製"しているなどと
指摘なさる方が誰一人いないことは残念ながら事実です。

他方、以前は「マスクは使い捨て」とされていたのに
「洗えば何度も使える」など、洗うことは"汚れ落とし"の意味合いに
すり替わっている節もあり、一時盛んに注意喚起されていた
「マスク表面には触れるな!」はほとんど聞かれなくなっています。

何と言っても敵のウィルスは、タバコの煙と同じ0.1㍈程の粒子なのに
無色・無臭、かようにマスク表面に付着した飛沫から水分が蒸発し
高い密度にパウダー化された後、表面から直に、または手指や服を介して
空気中を漂って感染するいわゆる空気感染の一翼を担っているとしたら。。。

特にクシャミ、自分の飛沫は防げても、勢いよく吐き出す息は
マスク表面にすでに堆積している多量のウィルスパウダーを
強力に吹っ飛ばすことになるのです。。。

個人としてはその効果に否定的とは言え
いかにも感染予防の"努力をしている風"に見えるマスクの
視覚的な言い訳効果は認めながら、いよいよスキーシーズンを迎えます。

口の悪い方には「おまじない」とさえ揶揄され、"ざる状"でも
付けてさえいれば文句を言われることがない昨今の世相の下
装着が前提にされるに違いないレッスン用として
見た目が恰好良いマスクをネットで見つけ、黒と赤の
色違い2つをすでに購入し、今から付けるのがちょっと楽しみです。


サイクリング用・2千円超。自分の飛沫の飛散はともかく
およそ他人からの感染予防の
実効性があるようには
とても思えませんが、もちろんそれで結構です。
根本的に病気の予防はこれまでも自己責任でしたから。

 

*医療は一方的に受ける恩恵に預かっているだけの素人
かつ年老いたジジイの戯言、非難の対象にもなり得ないとは言え
人それぞれ、ネット上での議論のつもりは全くありませんので
この投稿に関するコメントは一切お断りいたしますので、念のため。

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高齢者に日常が戻りつつある?

2020年10月27日 | 私と新型コロナ

町内会の行事の全て中止が続いているなか
年2回の市議主催マレットゴルフ大会が1年振りに開催されました。

参加のほとんどは高齢者、故に"おまじない"のマスク装着の下
災禍からの無事な再会を喜び合っていました。

このメディアによる人災はここだけの話
そんな大袈裟なことではないのに、と内心思いつつ
横目で眺めていましたが。

年に2回、声が掛かった時に必ずお付き合いするこのマレットゴルフは
選挙のたびに必ず引っ張り出される選挙カーの運転と同じく
実は投票にすら行っていないことの罪滅ぼしなのです

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神や仏は何をしている !?

2020年09月09日 | 私と新型コロナ

不動明王、薬師如来、鍾馗(しょうき)など、詳しい知識は
これまで持ち合わせていませんが、古くから「無病息災」「疫病退散」
「厄難消除」等の効力があるとされる神や仏も新型コロナの
蔓延を予め抑えることはできませんでした。

にも拘わらず、最近のTVニュースで見ました。

「終息祈願」

多くの民衆は年の初めに初詣と称して馴染みの神社仏閣を訪れ
「新年の無事と平安を祈願」なさったにも拘わらずそのご利益はなく
2カ月後にはこの疫病&厄難の真っ只中に放り込まれました。。。

さらに"さざ波"であるほど沈静化が楽なことは世の厄難の常なのに
抑えきれずに第1波、第2波と大波になった後でその神仏に
終息を懲りずに祈願する神経がどうにも
理解できません。

(注)これを聞いて、ご利益があったからこそこの程度の
被害(感染者数や死者)で済んだと思われたり、少なくても本人が
罹らないのは〇〇様(神や仏)のお陰に違いないと信じられる方は
以下をお読みになる必要はまったくありません。


その上、初詣の60%を占める70歳以上の(信心深い)高齢者は
"コロナが重症化し易い"、片や「ほとんど行かない」が
75%を占める20歳未満の若者は"無症状または軽症で済む"
この無慈悲な現実を神や仏はどう説明するのでしょう?

とは言え、医療に今ほどの病気回復の期待が持てなかった頃の
人々の頼りは正に宗教だったことは歴史が物語っています。

発達していない医療の下で疾病からの回復を願い、またいつまで生きられるか
分からない不安を抱きながら劣悪な社会環境の辛い現世を暮らす中で
死後の天国や極楽・浄土に生まれ変わることを望み
宗教に期待が集まったとされているのです。

10数年前に実際に経験したことですが
大正末期に開祖された「〇波之光」なる神道系新興宗教の
大規模な竣工式を覗ける機会があった際、その教祖たる人物を前にした
信者代表の挨拶は竣工とは何ら関係のない「誰も直せなかった病が直った」等
"不治の病"からの生還話が数人続き、参加者全員がその話が終わるたびに
拍手とともに定型の称賛の声を挙げるというもので、なるほど
信者にとっての最大のご利益は不治(かどうか?)からの
救済なんだと強く認識したことがあります。

ところが現代、定期健診等の予防医学を含んだ医療の発展に伴い
多くの病人の拠り所は病院や医者に移ったとされ、同時に社会環境が
整ったこともあり昭和22年以降、平均寿命は飛躍的に
伸び続け、今ではゆうに男女ともに80歳台に達し
健康寿命でさえ70歳台です。

結果として良い悪いは別にして、その気になりさえすれば
医療と上手く付き合うことで健康~疾病~介護~死に至る今後の
人生設計が出来るようになり、また死の直前まで医療が関わることで
この計画を共にこなすことが生きることであり死ぬこと
そのものになっていると言えます。

これはつまり漠然とした死に対する精神的不安・恐怖などを通して
宗教が入り込む余地が減少したことを意味します。

なお、宗教に入信する動機は時代とともに変化しますが
主な3つは病気・貧困・家族関係と言われます。

そんな時代背景の中で今回のコロナ騒動は勃発しました。

基本的に宗教は、信者のマインドコントロールをすると同時に
主宰者のカリスマ性を維持するためにも大切な役目を負う
集会によって成り立つものであり、三密、特に密集を
回避しなければならない状況下ではその活動に
大幅な制限が加えられることになります。

つまりその昔に民衆が自ら信じる神や仏の前に集い
同じ"何か"を唱和したり所作をしながら、ただ偏に祈る姿は
(表面的には)今は見られません。

そして日本では今、江戸時代に意図して作られた葬式仏教の
多くの町寺は、収入の柱である葬式や法要を執り行うことさえ
自粛要求されるのですからこれはまさに死活問題です。

一方、多くの信者(とされる)とインバウンド需要がお金を落とす
有名処の神社仏閣は、疫病・厄難を予め防げなかったことを棚に上げた
「終息祈願」などでメディアに取り上げられ、その宣伝効果により
外国人までは無理にしても、外出自粛に伴って激減した
参詣客を呼び戻そうと必死です(そう見えます)。

ちなみに、僧侶・宮司を含めた神社仏閣を信仰の対象とするか
または伝統と文化の遺産とみなした観光地に過ぎないかは
日本では現在、混在して曖昧とされます。

このように、葬式を含めた一連の儀式などしなくても
または(そこまでは出来ないが)充分長生きした大往生で
深い悲しみも少ないので適当に端折って簡略化しても、他方
遠方から高額な出費をしてわざわざご利益が期待できそうもない
神仏参詣などしなくも、つまりは宗教にそれほど深く関わらなくても
現代社会の生活は充分成り立つことを多くの民衆が知ってしまうことは
このコロナ禍がもたらす日本での隠れた被害になるのかも知れません。

 

【お願い】

すでに離檀・墓&仏壇仕舞いまで終わらせた無宗教の一個人による
独断的な感想・見方に過ぎず、何よりもここを議論の場にする気は
毛頭ないのでコメントは求めていません。
それでも頂いた回答や解説などは、内容により
「未公表」
にさせていただくことをご了承ください。

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