オープン初日の一昨日は天気が悪そうだったので行き先を菅平に変更しましたが
昨日は朝起きたら予報通りの快晴なわけで、とてもこれを放ってはおけず
また例の昼食のかつ丼が楽しみなこともあって、事前情報では
上級バーンがまだ1本も滑走出来ないにも拘らずつい戸隠に出かけてしまいました。
戸隠スキー場とは呼んでいますが戸隠山(1904m)にあるのではなく
すぐ隣りの飯縄山(1917m)の支峰、瑪瑙山(めのうやま・1748m)の西斜面と
怪無山(けなしやま・1549m)の北西斜面をメインゲレンデにしています。
この飯縄山にはさらに、南斜面には飯綱高原スキー場
東斜面にはいいづなリゾートスキー場があり、その上
台座法師池&霊仙寺湖周りのリゾート施設やゴルフ場も立地していて
市街地から直線でわずか10㎞足らずなのですから
長野市民にはなくてはならない山と言っても過言ではありません。
我家から15分、まだオープンしていない飯綱高原スキー場を右手に見てさらに15分
戸隠神社宝光社、中社を通り過ぎるとすぐ、積雪30㎝とされている戸隠スキー場です。
残念ながら「くえい食堂」の入り口には"営業開始は23日から"の
張り紙がされていて肝心なかつ丼にはありつけないことが分かって大いに落胆しつつ
ここのメインバーンのひとつしらかば中級コースを10本ほど楽しんだのでした。
(第3クァッド怪無山頂からの戸隠連峰)
程よい疲労感とともに空腹を感じた11時を回った頃に
「さてお昼をどうしようか・・・」
もちろん誰もが昼食を取るはずのスキー場のレストランもあるのですが
あのかつ丼を期待していたのでどうもそれでは気が収まりそうもありません。
そこで駐車場で車を誘導している地元の爺さん2人に
クルマで5分ほどの戸隠神社中社付近まで移動しても良いので
丼物、できればかつ丼が美味いところがないか尋ねてみることにしました。
そうなんです、蕎麦が有名な観光地に来て丼物を所望されたところで
案の定、これという店の名前は出て来ず
唯一くえいの隣の「飯島食堂」ならご飯があるはずとの答えです。
この時点ですでに「かつ丼」が「ご飯」に成り下がっているとはいえ
他に名前も出て来ないので止むを得ず飛び込んでまずは目が点。
壁のメニューは蕎麦とうどんだけではありませんか!
おいおい、話が違うぞ
ところがよく見ると、普通は蕎麦屋には必ず天丼があるはずなのに
ここではなぜか一つだけ「唐揚げ定食」なるメニューが。
助かった、てんぷらそば(またはうどん)があって定食があるのなら
天丼はできるはず。
で、依頼したらもちろんOK。
エビ1本と春菊他の大したことのないてんぷらでしたが
かかっていた甘辛タレと好きなだけ食べてよいという戸隠たくわん&
普通の野沢菜漬け+醤油漬けがとても美味く、さらに味噌汁が付いて税込み900円は
一度は落胆した気持ちを充分回復してくれました。
帰路の途中、湛水(たんすい)試験中、つまり穴あきダムの穴を閉めて
満水まで水を貯め漏れなどの有無を調べる検査中のため、原則として
今後2度と見ることのない満水状態の景色が眺められる県営浅川ダムに立ち寄りました。
今現在、貯水率はほぼ80%と言われていて
降水量が少なく満水になるのがかなり遅れているのだそうです。