保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

人間ドックの結果…⑤死ぬ時はみんな病気 !?

2015年08月31日 | 病気一般の話題

ドック健診を受けるとそれにしてもまあ
病名がゴチャゴチャと数多く書かれるものですが
ほとんどの人が歳を取るに従ってこうしてドンドン病気が増える
または持病が重篤になって行くのですから
事故や災害、自殺以外は全て病死ということになるようです。

聞くところに寄ると
本来の“自然の摂理に従った老化”、つまり健康な「生理的老化」なら
女性120歳、男性115歳まで生きられるとのこと

しかし実際に目にする周りの方々の多くは男女ともに80歳代
ごくごくたまに100歳超の話題は聞くにしても
これは病気が関係する「病的老化」によるものと考えるのだそうです。

つまり、誰もが皆
自然の摂理に従った健康な生理的老化をしていないことになるわけで
そうなると、そもそも老化と病気の区別の付け方を
根本的に変えた方が良いのでは、とさえ思えてしまいます。

大体から保険が効かない遺体の検査や解剖なんて
遺族側からは事件の疑いでもなければ決して行なわないのですから
原因と断定された病気に本当に間違いはないのでしょうか。

ちなみに最近増えて気がする心不全や呼吸不全とかの〇〇不全とは
病気と言うより“状態”を指していると思うのですが
これを死因にするって素人的にはかなり適当な感じが拭えません。

そんなこんなの漠然とした疑問を内心持ちながらも
定期的な経過観察が必要だから年に1度は健診を受けましょうと
人の不安を煽りながら売上増を目論む、いわゆる不安産業の魂胆と判ってはいながら
“貴方が健康に長生きするため”と言われればついそれに逆らえない自分がいます

 

 

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ホーム玉ネギ(子球栽培)&ニンニクの植え付け

2015年08月29日 | 自然農法による自給用野菜作り

3月に種を蒔き5月に一旦収穫して
保存しておいた玉ネギの子球を再度植えました。



子球作りからは初めてなので念のため
毎年植えている市販の「ホーム玉ネギ」も並行して植えました。

9月には普通栽培の種蒔きもしますが、春も秋も
苗まで育つ確率が低いので何かが上手く行っていないはずです。

長ネギも成長率が良くないのでどうもネギ類には苦労させられています

苦労と言えば今植えているニンニクも
植える個数に対して収穫できる個数がとても低く
恥ずかしいことに多分20%にも満たないのではないでしょうか。

でもめげずに今年も金額にして約5千円、ジャンボ20片
青森産ホワイト六片約30片、中国産約60片を植える予定です。

 

 

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人間ドックの結果…④“軽度”脂肪肝・肝嚢胞

2015年08月27日 | 病気一般の話題

腹部超音波検査の結果判定は「C:日常生活に注意を要します」

所見:軽度脂肪肝・肝嚢胞・胆嚢コレステロールポリープ疑い
胆嚢壁在結石・左右微小腎結石
膵臓ガス多く尾部描出不良

指示及び注意事項:消化管ガスによる描出不良がありました。
限定的な判定になります。定期的に腹部エコー検査を受けましょう。

個人宛の健診結果表なのですから中国語みたいな漢字の羅列ではなく
もっと素人に分かり易いひらがな混じりの表記にしてほしいものです

特に医師による説明もありませんでしたし…。

そこでネットを探したところ詳しい説明がありました。

脂肪肝…
肝臓の細胞中に中性脂肪が過剰にたまった状態です。
主な原因は肥満とアルコールの多飲です。
定期的な経過観察とともに血液による肝機能検査のチェックも必要です。
多くの方が血液検査で脂質異常(高中性脂肪、高LDLコレステロールなど)を
合併していることが多く、食生活の改善と適度な運動が必要です。

肝嚢胞(かんのうほう)…
肝臓に液体のたまった袋ができる病気です。
ほとんどが先天性と考えられ良性で、小さいものはしばしばみられます。
ときに巨大化したり多発したりすることもあります。
目安として大きさが30mm未満は放置、30mm以上と多発例などは
定期的な経過観察とします

胆嚢壁在結石
胆嚢壁の中に埋もれた小さな結石です。胆嚢腺筋腫症などでよくみられます。
目安として単発例は放置、多発例は定期的な経過観察とします。

胆嚢ポリープ…
胆嚢内にできる隆起性病変です。ほとんどは、良性のコレステロールポリープで
胆汁に含まれるコレステロールが胆嚢壁に沈着し集合してポリープ状の結節を形成したもの。
目安として大きさが5mm未満は放置、5mm~10mm未満は定期的な経過観察とします。
10mm以上は胆嚢がんとの鑑別のために、消化器科専門医の診察を受けてください。

結石
腎臓にできた結石で大半がカルシウム結石です。腎砂とよばれる小さなものから
鋳型結石とよばれる大きなものまで大きさ、形は様々です。
結石が尿の流れを遮断しないかぎり痛みはほとんどありません。
広くは尿路結石とも呼ばれ、結石のある部位により
腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石に分けられます。
痛みや血尿などの症状があれば、泌尿器科専門医の診察、治療が必要です。
症状がなくても、定期的な経過観察は必要です。

 

前回の別の病院の腹部超音波検査で「軽度の脂肪肝」を指摘されましたが
これだけ多くのことが記載されたのは初めてです。 

そして上の2個所の“結石”の文字を見て思ったことがあります。

1つ目は母親が胆嚢結石で小さなウズラ卵程度の胆石の摘出手術を受けており
きっとそうした体質を引き継いでいるので注意しなければならないこと。

2つ目は腎結石について過去に私が腹部の激痛で夜中に緊急医に駆け込み
結局レントゲン撮影でも結石は発見できず
「多分、尿管結石が流れ出てしまったのでしょう」で終わった経験があり
これはやはり結石だった可能性が極めて高ったことになり
今後の再発を覚悟しておく必要があることです。

 

 

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人間ドックの結果…③大動脈蛇行って何?

2015年08月25日 | 病気一般の話題

今回、胸部X線検査の画像を見せられて
「大動脈に蛇行が見られますね」と初めて指摘されました。

心臓から上に伸びた後、逆Uの字を描いて大きく下に方向を変える大動脈の影が
肺の薄い白い影に混じってぼんやりと見えるのですが
それが少し蛇行しているのだそうです。

本来の状態が分からないのでその場では
「ああ、そうですか…」と言うほかはなく、その後調べて次のようなことが分かりました。

もともとこの“蛇行”は年齢と共に大なり小なり出て来るものとされ
ある程度以上の年齢ではかなりの割合で見られるそうで、今までもあったのでしょうが
これを敢えて今回取り上げられたのは動脈硬化との関係らしいです。

動脈硬化は急に起こるものではなく、またすべての血管が
同じように動脈硬化を起こすわけでもないので緊急性はないのですが
進行しにくくするために食生活や適度な運動、健康管理などに
注意しましょうという注意喚起が目的とされています。

送付されてきた報告書の判定説明には「C・日常生活に注意しましょう」
注意事項として「経過観察しましょう(脂質異常症に注意)」

「乳頭影相当陰影」とは、普通は写らないこともある乳首の白い影が
今回は写っていますということを敢えて触れているだけで
専門に読影をしている放射線科や呼吸器内科の医師なら特にコメントもしないそうです。

なんでもかんでも報告書に記載して
不安がらせなくても良いのでは、とちょっとばかり思えてしまいます。

 

 

 

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人間ドックの結果…②委縮性胃炎に呼び名が変わった

2015年08月23日 | 萎縮性胃炎&早期胃ガン

子供の頃は、今思えばストレス性だったのでしょうか
“神経が細やかな性格”が災いしていろいろな病を患いました。

小1、2では「急性気管支炎」で放課後の掃除は免除の上
激しい運動はダメで水泳等の授業は見学、小5か6の時には「急性胃カタル」
中・高時代は「顔面神経痛」と「アレルギー性鼻炎」と診断され
同時にずっと年に数度の風邪をひいてはその都度
扁桃腺に寄る38.6度の高熱と頭痛に悩まされる生活をしていました。



ところが大学入学とともに山国育ちの物珍しさからヨット部に入部
年間120日を太陽の光を目一杯浴びる海上で過ごすことが
転地療養の役目を果たし体質が一変、見違えるように変貌したのでした。

社会に出てからは営業職を長い期間経験した後
お金の心配をしっ放しの零細企業の経営者になったのですから
ストレスに弱い胃に良いわけがなく、50歳になって
「病気ではないがシワがよったり班点があったりしてイヤな胃です」と
医者に言われ、その数年後に「慢性胃炎」と病名が付き
結局「早期胃ガン」にまで進行し内視鏡で切除する羽目になりました。

さらにこの歳まで付き合ってきたピロリ菌ともお別れし
これで「慢性胃炎」も完治かと思いきや所見が「G・治療中」の「委縮性胃炎」に…。

要は4タイプある慢性胃炎の一つの委縮性胃炎に病名が変わっただけで
今がこうならきっと胃炎とは一生お付き合いして行くことになるのでしょう。

そして「指示・注意事項」欄には「定期健診を受診しましょう」ですと!

定期健診は50歳からずっと自ら進んで受けているのですから
敢えて“指示”していただかなくても結構で、ここは気持ち良く
「A・異常ありません」とまでは行かないまでも「B・僅かに異常を認めます」
またはせめて「C・日常生活に注意を要します」くらいの評価に
来年のドックまでの間はしていただいても良かったのではないでしょうか。

その方がストレスがなくなって「委縮性胃炎」の治療の一つになると思うのですが

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人間ドックの結果…①脂質異常症(4)やっぱり治療は受けない

2015年08月20日 | 脂質異常症と動脈硬化&血圧の話

日本のコレステロールに関する基準値が欧米と比較して
厳し過ぎるという話は以前聞いたことがありますが
それを確認したことはありませんでした。

そこで今回、その辺りを含めたコレステロールに関する
“私にとって都合の良い情報”を探し出してみることにしました。

なお、それぞれの出所は異なるため内容に一貫性はありません。

欧米には日本で言われている「悪玉コレステロール」という概念はなく
様々な研究結果でコレステロールや中性脂肪は数値が高い方が
長生きという結果が出ていて身体に必要なものとして認識されているらしい。

そもそもコレステロールを下げるべき根拠は脂っこい食事を
日本人の何倍も食べる欧米人のデータを元にコレステロール値が高いと
動脈硬化が進展し冠動脈疾患になるということになっていましたが
最近の米国の疫学調査ではコレステロール悪玉説が崩れて
糖尿病、高血圧、喫煙、心電図異常のような危険因子の多い程
冠動脈疾患の発症率が高くなり、単にコレステロール値が高いだけなら
発症率は極めて低いことがわかったそうです。

最近の日本の疫学調査では総コレステロール値が高いほど
ガンの死亡率は下がることが分かりました。ただし280以上になると
ガン以外の死亡率、特に心筋梗塞や突然死が増えると言われています。

本来人間の体は大変複雑な酵素反応の塊で例えば油症と乾燥肌の人の
定量的生理機能の違いを述べた報告書はありません。
このような多次元の現象を単純な物差し(数値)で線を引き
健常と病人に区別することには所詮無理があるにも拘わらず
年間何千億円もの医家向け医薬品のため治療の必要のない人たちを
“科学的”に患者に仕立て上げることが行なわれているそうです。

一般に目の敵にされている感のあるコレステロールは
動脈硬化を起こす原因として医者も安易に抗コレステロール薬の服用を奨めます。
そのお陰で現在日本の成人で高脂血症と診断される人は2700万人にも上り
医家向け医薬品市場の中でもドル箱になっていて、中でもトップのメバロチンは
何と年間に2000億円近くの売上を示しているそうです。

 

【とりあえず出した結論】

昨今、研究や調査が進みコレステロールに関する新情報は様々ですが
医者の対応は陰口の通り経営面での貢献度が非常に大きく
従来通り服薬治療を奨める方向で一致しています。

心筋梗塞などの冠動脈疾患を恐れるのであれば
現時点ではどうひいき目に見てもせめて坑コレステロール薬を服用して
総コレステロール値を250ほどに抑える必要があることは間違いなさそうです。

しかし今はこんなに元気に暮らしていられても
そして後20年、男性の平均を今はちょっと超える85歳まで生きたい希望が
どんなにあっても“いつ、何で死ぬか“は当然まったく分かりません。

「コレステロールが高いとガンの死亡率は低い」という上記の説にしても
たまたま悪性かどうかも不明なかなり早期の段階で胃ガンは昨年発見できましたが
これとて遅れていれば今さえ生きていられたかどうか分からないわけで
ましてや明日以降など皆目…。

それならそれで「病気で死ぬなら冠動脈疾患の可能性が高い」は
充分受け入れても良い話に聞こえてしまいます。

もっとも、とは言っても前述のように1%の可能性が2%になるだけですし
どのみち可能性はあくまで確率という数字の上での話に過ぎませんが…。

ただし、母親がバイパス手術が必要な心筋梗塞を患った体質を
しっかり受け継いでいる私は格段に高い確率になることは想像に難くありません。

他方、かつての経験から予想される脂質異常症の治療費+薬代の
国の負担は安く見積もって1年間で6万円程度
3割の個人負担でさえ3万円は節約できるはずで20年なら国は120万円
偽善者ぶるつもりはありませんので肝心な自分のには60万円が貯まることになり
これで私の市営霊園の規格墓石代は準備できるはずです。

かくして必ず服薬治療になるに違いない脂質異常症については
これまで通り治療を受けずに医学の進歩や
それに伴う治療方法の変化などの“様子を見る”ことに決めました。

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禁煙、1周年記念日

2015年08月18日 | 禁煙してます

完全にタバコを止めるには4年の歳月が必要という話があります。

それから見たらまだ序の口ですが、日常生活の中からタバコを吸う動きが廃除され
かつその記憶がかなり薄まっていることは間違いありません。

味そのもの、と言うよりも「吸おうと思い立ち場所を決めてから1本取り出し
点火を楽しみながら深く吸いこみ肺の中に煙を充満させた後
一気に吐き出しながら気持ちをホッとさせる」一連の行動への未練との戦いが
禁煙の具体的な姿なのかも知れません。

昨年の早期胃ガンの内視鏡的切除術で8日間入院する日に開始した禁煙が
今日、晴れて1周年を迎えることになりました

翌月から浮いた小遣いの1万5千円ずつで開始した「“禁煙”定期積立預金」も
すでに16万5千円溜まっています。

正直、この間に4本程度“様子見”に吸ってみたことはありますが
数ヵ月前の1本ではむせてしまい味を懐かしむヒマもなくすぐに捨てられました。

あと3年ということは2018年の8月、69歳で
晴れて禁煙完成&預金総額90万円となるはずですので、それまでは頑張るぞ~

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人間ドックの結果…①脂質異常症(3)基準範囲とは

2015年08月17日 | 脂質異常症と動脈硬化&血圧の話

前回のドックは一昨年の12月に受けてその結果に基づいて
昨年の8月には「早期胃ガン」の内視鏡的切除術を受けましたが
15年来に渡る「高脂血症」は服薬治療を受諾していなかったので
今回の検査結果も当然相変わらずのままでまたまた治療を奨められています。

ところで人間ドックの健診結果は様々な測定値を元に判定されます。

一昨年までの「正常値」は今回から「基準範囲(または基準値)」と変更になり
この範囲に測定値が納まっていれば「異常なし」と判断され
めでたしメデタシで終了です。

ではこの基準範囲はどうやって決めるのでしょうか?

どうやら学会によって違いがあるようですが下は(社)人間ドック学会のものです。

*基準範囲(=基準値)…全国の150万人余りの人間ドック受診者から
他の一般的な検査に異常なく、飲酒はビール相当1本以下
喫煙もしない1万5千人余りの厳選された健常者の検査値を元に算出します。
この選定方法は国際的に決められています。

それに寄るコレステロールに関する従来値と新基準範囲は下表の通りで
カッコ内は今年の私の測定値です。

当然この表に基づいて治療を奨められるわけですが
この表の従来値と新基準値のように、元になる数値が変動すること自体が
コレステロールについてはまだ研究段階にあり確立されていないのでは
との思い抱き、過去に治療を止めてしまったり今でも再開することに
二の足を踏んでいる理由の一つになっています。

薬は出来るだけ飲みたくないですし…。

そして今回、改めて治療するかどうかを検討する中で
この基準値に関する驚くべき内容の記事をネットで見つけてしまいした。

K医学博士のブログに曰く
「平成の初め頃は250だった総コレステロールの正常値は
その後ある高脂血症薬の発売時期の直前に220まで引き下げられました」

(今では上表の右端のように199まで下げられています)

そして「血圧も同様に
正常値を下げることで病人を増やし治療薬の販売増を図っています」とも。

ちなみに某国立大学の薬学部教授を務める実弟に先日
その辺りの真偽を尋ねたところ頭から否定をしなかったことからすると
あながち作り話ではなさそうなのです

また別人からコレステロールを下げる薬の世界の生産量の6~7割を
日本人が消費しているとも聞きました。

さらにこのK医学博士はこのブログにこんなことも書いています。

高脂血症と診断されている人の方が高脂血症でない人と比較して
脳卒中で入院した場合の死亡率は2分の1から3分の1低いと報告されています。

脳梗塞では、高脂血症のない人約9900人の内で死亡は5.5%であるのに対し
入院時に高脂血症と診断された人約2300人の死亡は2.4%でした。

脳出血では、高脂血症のない人約2800人の内で死亡は13.4%であるのに対し
入院時に高脂血症と診断された人約440人の死亡は6.3%でした。

くも膜下出血では、高脂血症のない人約1300人の内で死亡は17.3%であるのに対し
入院時に高脂血症と診断された人約2300人の死亡は6.3%でした。

つまり、これらの病気の死亡率はいずれも高脂血症患者の方が低かったのです。

その原因としてコレステロールが血管を作る材料のため高脂血症患者の方が
血管の状態が良いことが挙げられます。

となると、高脂血症の定義自体が怪しいことは明らかです。

 

・BMI:22.4
・体脂肪率:18.9
・血圧:75~101

こんな私が週5日はソフトバレーで1日2~3時間タップリ汗をかき
たまに試合にも出場し、冬はさらにシーズン70日以上のスキーが加わり
夏はパンツ一丁でスポーツのつもりの野菜作りを勤しむ生活を
風邪ひとつひかない健康体で楽しめているのに服薬治療が必要とされるのは

冠動脈疾患の将来の可能性を1%だけ減らすことが出来るかもしれないからです。

これまで自覚症状どころかほんの僅かな不調すら感じていないのに…。 

50歳頃からずっと、ほぼ同じ高い値のままなので医者からは
食事療法では直らない遺伝的なものだと結論付けられたこの体質なのに
今さら薬を飲んで無理やり下げる必要性などあるのでしょうか?

また一方、未だ変動する基準値が元で決められた健常者と呼ばれる人々は
この私以上に本当に健康に暮らしているのでしょうか?

そんな単純な疑問に加えて、今まで聞いたことがないK医学博士の
上記のような意見や主張まで目にしてしまっては、服薬治療をどうするかという迷いなど
ほとんど消え失せたのはあまりに当然と言えば当然のことではありませんか

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人間ドックの結果…①脂質異常症(2)私の経緯

2015年08月15日 | 病気一般の話題

高過ぎる悪玉(LDL)コレステロール値は動脈硬化から
いずれ心筋梗塞などの冠動脈疾患となる危険因子の一つであり
私の場合は15年以上前に受け始めた人間ドックの指摘に従い治療を開始し
結局、遺伝的要素に因るものなので食事療法だけでは適正な数字まで下げられず
多分、今後一生、服薬治療が必要だと結論付けられたものと認識しています。

服薬していても一旦下降するものの半年くらいでまたするので
薬を変えることを繰り返し2、3年、その間にもともと正常値として対比されていた
総&LDL(悪玉)コレステロール値の上限数字が上方に修正されることなどを見るに付け
もしかしたらまだ医学的に確立されていないのでは、と思うようになったこともあり
治療そのものを止めてしまっていました。

当然、その後ずっと「高脂血症:要治療」として指摘され続けました。

なお当時は高脂血症と呼ばれていましたのでとりあえずそのままにします。

そして一昨年のドックでもう一つの病気の「慢性胃炎:要経過観察」が
「早期胃ガンの疑い:要治療」に進んだことを機会に
KからTに病院を変えて診察&治療を受けることにしたのでした。

今思えば、なぜ胃ガンが優先されなかったのか不明ですが
このT病院に“かかり付け医”が存在していなくて、たまたま外来の初診の日に
担当されたK医師の専門が循環器内科だったからでしょうか
最初に高脂血症の診察を受けることになりました。

まずは初めての脈波図検査&頸動脈エコー検査でした。

脈波図検査…脈波伝播速度に寄る「血管の硬さ」は左右足ともに“軽い硬化”
足関節と上腕血圧比に寄る「血管の詰まり具合」は“正常”

頸動脈エコー検査…1mm以下が正常値とされる血管は平坦な肥厚した
部分があるものの狭窄(すぼまっている)はなし。

これら2種類の検査で分かったことは
「血管の硬さは歳相応だが血管に脂汚れが少し付き出している」程度ということです。

そして結局は医師から以前と同じく服薬治療を奨められたのですが
もちろん口にはしませんでしたが正常値の上方修正に対する疑問もあった上
その頃はまだ同じ危険因子の一つとされていた喫煙をしていたのに
それを強く否定されることもなく治療に緊急性が感じられなかったこともあります。

危険因子に過ぎないので当然と言えば当然ですが。

結果的には1年前のこの時はもう一つの「早期胃ガンの恐れ」の方で
内視鏡による切除術及び8日間の入院治療、さらにその後
ピロリ菌の除去をしましたので高脂血症は何もせずに放置のままになったのでした。

 

 

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昨日の夏野菜の収穫

2015年08月14日 | 自然農法による自給用野菜作り

見栄えが良くて大きな“成り”にならないことを予め考えて
その分を数で補うため植え付けの株数を増やして来たので今年の夏野菜は
やや多過ぎたピーマンを除いてイイ感じの収穫量(=消費量)になっています。

種から育てた小玉スイカも1個採ってみましたが
ぐずついた天気が回復しませんのでまだ割ってみていません。

今年も花が咲いた日を記録し忘れましたので
昨年は7月末に真っ赤に熟していたのでここまで待てば充分とは思いつつも
また薄いピンクだったら、と実は中を見るのが怖いこともあります。

明日の予報は晴れですので思いきってサクッと包丁を入れましょう。

ところで、根っこがダメにされるし
その掘った穴をネズミが移動したりしてイモなどが食害に遭う
と聞いていて過去に2度ほどそれらしいこともあったモグラですが
なぜか駐車場のコンクリートの上に死体がありました。


(大きさは10cm程度、丸々太っていました)

まったく傷もなく、まるで生きているように綺麗なままで
こんな所で死んでいる理由はなぜ?

 

 

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人間ドックの結果…①脂質異常症(1)病名が変わった

2015年08月12日 | 脂質異常症と動脈硬化&血圧の話

何年もの間「高脂血症」と言われ続けてすっかり聞き慣れていたのに
今回の半日人間ドックの結果表から
「脂質異常症」と同じ病気なのに呼び方が変わっています。

そして詳しくはそのうちの「高LDLコレステロール血症」です。

具体的には中性脂肪は正常値に納まる140で
「HDL善玉」コレステロールも正常値内の55なのに「LDL悪玉」が正常値上限を
大きく上回る230なので総コレステロール値が310にもなっています。

このまま放っておくと早い話、動脈硬化が速く進み
心筋梗塞等の冠動脈疾患(別名、虚血性心疾患)の可能性が高くなるので
年に1度のドックを受け始めた50歳頃からずっと
「要治療」と言われ続けているのです。

簡単なこのフローチャートによると
「今後10年間のうち心筋梗塞などで亡くなる確率」が
カテゴリーⅡの「1%以上2%未満」に当てはまるらしいのですが
この数字の意味がどうも実感できません。

治療を受けてLDL値を下げることができても、そもそも60歳を過ぎたら
同じカテゴリーⅡ「0,5%以上1%未満」に移動出来るだけ。

つまり例えば10年間のうち10万人で1000人死ぬゾーンから
半分の500人死ぬゾーンに移れるということです。

もちろん「死因が心筋梗塞など」に限定された話ではありますが…。

「自覚症状がないのがこの病気の恐ろしいところ」という脅しに屈し
痛くも痒くもないのに今後一生経済的、時間的負担を強いられながら服薬を続けて
この1%を手に入れる努力をするかどうか、改めて決めなければなりません。

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「エアコンの適切な使用を」

2015年08月09日 | 世の中のあんなコト、こんな事

「エアコンの適切な使用を」は
連日繰り返すニュースの猛暑に関する報道の〆(しめ)言葉です。

記憶ではこの文言、例の原発停止以降の電力不足を機会に使われ出したはずで
そのオカゲもあってか、もはやわざわざ訴えかけなくても節電はすっかり生活に定着し
今年の夏は電力に余裕があるとも言っています。

もっとも電力に余裕があるのは原発停止に伴って不足する電力を
いずれ枯渇することが明確な化石燃料による火力発電を前時代的に
復活させることによって補っているからであって
もし節電があるとすればそれは、化石燃料の輸入増に伴う
20%近い電気料金の値上がりの対抗策であって
決して節電が定着したからではないと個人的には思います。

それが証拠に、より緊急性の高い猛暑という危機に対抗するためなら
節電など二の次とばかりにこの夏のエアコン売上は絶好調というのですから。

ところで、この“適切な”という表現は当時
「温度設定を高める」とか「就寝の際はタイマーを使う」などを指していました。

つまり国難とされた原発停止による電力不足を乗り切るため
「出来るだけ電気を使うな!」的立場から使われていたわけで
それと同じ文言を使うから主な情報をTVに頼る多くのお年寄りなどは
「できるだけエアコンは使うな!」と受け取りかねません。

時代を後戻りする火力発電の存在をあまり表面に出さず
原発がなくても節電だけで電力に余裕が生まれたように受け取られる
恐れのある報道をするマスコミ各社もせめて猛暑の時期だけは
「熱中症予防のために我慢しないでエアコンを使いましょう」と言って欲しいものです。

繰り返しになりますが、我慢を強いられる節電などどのみち定着などしていないのです。

 

 

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大量のゴミを清掃センターへ

2015年08月07日 | 日々の暮らし

引っ越しや大掃除などで出た大量のゴミは
集積所に出さず直接清掃センターに持ち込んでください。

・分別は、集積所に出す分け方と同じにしてください。

・持ち込む袋は、外から中身の確認できるもので
透明(半透明)のものとしてください。(段ボール箱×不可)

・料金  可燃ゴミ…10㌔毎に130円
      不燃ゴミ…10㌔毎に160円
     資源物・・・10㌔毎に30円
剪定枝葉等…無料

 

軽の乗用車のリア部分が一杯になるほどのゴミを直接
清掃センターに持ち込みました。

行政の回収車も市内を回って最終的にはここへ来ます。

今回の大量なゴミは1年間で1度も袖を通さなかった衣料で
昔はかなりのお気に入りでよく着ていたため
すでに流行遅れなのに捨てられずにいた服たちが大半です。

その他、割れたビンや壊れたポリバケツなどの不燃ゴミも溜め込んでおいたので
結果的には90㌔、1170円にもなってしまいました。

それでもこうして数年に一度
一気に不要品を片付ける快感はクセになっていて止められないのです。



回収車の着く大きな可燃ゴミ投入口と違い
これは“素人”用ですので落下事故を防ぐ狭い造りになっていますが
それでも十数メートル下のピットを覗き込むとかなり怖い!

家具等の粗大ゴミの投入場所には粉砕機があってこれの迫力は一見モノ

ところで料金の算出方法は入場時にクルマごと秤に載り
下ろした後の退出時に再度、計測するとゴミの重量が分かるという仕組みです。

可燃と不燃を同時に持ち込む場合
正確にはどちらかのゴミをまず下ろして一度料金を支払ってから
再度入場するという2度手間になるのですが、量が少なく面倒だから、と
今回は全て料金が安い可燃ゴミの扱いにしてくれました。

そして町のゴミステーションでは結構ウルサイことを言われる“分別”も
ここのそれぞれの持ち込み場所に立ち会う担当者は拍子抜けするほど大雑把で
この2つのズレはいったい何なのか、といつも感じてしまいます。

 

 

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床屋の話…⑥今やプラージュ様様

2015年08月05日 | 世の中のあんなコト、こんな事

時間当たりの工賃で比較したらチェーン店の方がはるかに高いのに
人によっては不要なサービスもセットにしているから時間と経費がかかって
結局は高い料金設定になってしまうのが従来型の床屋です。

にも拘らず、時間単位に換算したら相応の料金は取れていないのに
あまり危機感を持っていないように傍から見えるのは
自宅併設かつ家族経営に因るところ大に違いありません。


(市内北部の店舗。郊外店は駐車場が広い)

チェーン店の代表格プラージュはその後市内の北と南に1軒ずつ
合計3店舗を僅か2、3年の間にオープンさせています。

私はそのすべての店に入ったことがありますが
出来上がりは当然、個人差はあるものの特に不満に思ったことはありません。

もしかしたら「カット・顔剃り付き1500円」の価格から来る
“まあ、こんなもんか”的気持から来る妥協も否定は出来ません。

また数年ずつスタッフの顔ぶれが変わるローテーションが組まれているようで
「駅前」にいた人と「北」で会ったりその逆の移動の話を聞いたりして
気に入っていた人がいなくなるとちょっと残念に感じることもあったりします。

その他、これまでの付き合いの中で感じた点などを挙げてみます。

入店と同時に「今おいでのお客様、〇番の椅子へどうぞ」と案内されるので
いわゆる待ち時間が0分です。

過去約10年間で5、6回、案内された理容椅子で作業開始まで10数分
待たされたことがあるだけで待合室の椅子に座ったのはたった1回だけです。

この時は約15脚の理容椅子の全てがお客で埋まっていて
その後案内された椅子でもさらに15分ほど待たされたことがあり
これが後にも先のもプラージュでの過去最高の待ち時間になっています。

入店から出店まで15~20分、とにかく速いのと同時に望まないサービス
例えばシャンプー等がないので基本価格1500円(消費税別)で済みます。

つまり私にとっては速い・安いの一石二鳥ということです。

また余分な整髪料を使わないことも時間短縮に奏功しているでしょうし
匂いの押し付けもされずに済むのは嬉しいことです。

何よりも普段したことがなくどうせ店を出たらすぐに水で濡らして壊してしまうのに
ドライヤーと整髪料でせっせと作り上げる職人風マスターベーションに
付き合う時間がとても少なくて済むことは多いに有り難いです。

そう言えば、従来店で肩と腰に電動マッサージ器を当てられたことなども
私にとってはただムズ痒いだけで不快だったことを思い出しました。

ちなみにこの歳までマッサージは“師”のものも数十万円もする器械のものも
気持ちが良いと感じたことはただの1度もありません。

シルバー(60歳以上)は子供並みの割引価格1300円(税別)になります。

どちらもあまりこだわりがないこの2つの客層にとってこうした格安店の存在は
大いに助かっているはずで、事実、入店数は圧倒的に多いです。

 

(その他、爺が聞いたことのある話) 

当初の巷の噂ではプラージュのスタッフは皆“刑務所あがり”とか。

だから何なのか分かりませんが新しいことが広まる時は
何かと既存システムからの圧力があるのでしょうね。

(同様に)県条例によって洗髪台の設置がないとチェーン店を出店させないとか。

「帰りに飲食店に寄った際、髪が飛び散ると衛生面に良くない」ことが理由らしいが
すごくマイナーなシーンをコジツケて妨害しますねぇ。

従来の床屋は半径2㌔圏内の固定客で経営は安泰していて
価格競争は「技術の安売りに繋がるのでしない」というプライドが強いとか。

そうは言いながら1時間4000円はそもそも技術の安売りですし
一方各種サービスの押し付けがこのプライドの成せる技でないとよいのですが…。

従来店は組合に加入し定休日・料金・営業時間も基本的に同一なので
美容院のような過当競争はないのだとか。

過当競争気味の美容院に行くのが平気な若者が増えていることもあり
家族経営で安穏としていると近い将来お客を奪われる事態の可能性も。

いずれにしてもこうした新しい形態の店の登場は
常に言われることですが、消費者の選択肢を増やす面で大きく貢献しています。

特に私にとっては今やプラージュ様様となっていて
従来店に戻る気はサラサラありません。

 

 

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床屋の話…⑤チェーン店の価格は安くない!

2015年08月02日 | 世の中のあんなコト、こんな事

プラージュのカットは丁寧さに欠けるきらいはあるものの
ヘアスタイルには特別な不満もなかったので
以来、ずっとお世話になっています。

結局、電気バリカンのカットに慣れるには1年以上の時間を要しましたが
思うにこの方法、顔剃りまで含めて20分足らずで作業を終える
根幹になっている技術かもしれません。

従来の床屋ではカット20分、顔剃り+シャンプー20分
さらにセットで20分必要なのですから合計60分の作業時間を要し
もし仮にシャンプーの10分を省くにしても50分という時間は必要です。

これを半分以下のカット10分、顔剃り5分、セット5分、合計20分に
収めるための方策として電動バリカンの他、作業を分担することによる効率化
整髪料の未使用などの方法を採り入れているのでしょう。

良い悪いの評価は別にして総じて
特にセット段階での職人の自己満足的な細かなこだわりの廃除も
時間短縮の役に立っているものと思われます。

ところで、新たに登場した全国チェーンのこれらの床屋
一見価格が安いように見えますが実は決してそうではないのです。

その後プラージュの作業時間はほとんど20分はかからず15分程度で
終わることが多いように思いますので「15分1500円」とすると1時間6000円
他店の謳い文句「10分1000円」も1時間6000円
一方、従来の床屋は洗髪でシャンプー液や水も使いタオルの使用量も多く
さらに整髪料まで使いながら値上がりした今でも1時間4000円程度。 

つまり要は予め複数のサービスがパックになっている料金体系ではなく
希望するものを別料金で選べるようにして
基本価格のみを表示しているので安く見えるだけのことであって
1時間当たりのいわゆるレバーレートはむしろ高いのです。

ちなみにこのレバーレート
工賃など労働集約型の仕事の対価(価格)を算出する際に欠かせません。

(その仕事の1時間当たりの基本価格)×(実際に掛かった時間)

例えばクルマの修理代の算出の場合
自動車整備士の今時のレバーレートは1時間7000円くらい
一方チェーン店の床屋は上記のように6000円、これでも少し安めなのに
従来店の4000円は同じ国家資格を有するものにしては
あまりにも安過ぎると言っても過言ではありません。

 

 

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