保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

今年最後のキノコ

2009年10月31日 | 日々の暮らし

カタハ、クリ茸、灰色シメジ、紫シメジ
「来週には山にの予報も出ているから
多分今年最後の収穫だよ」と、N様からこの秋3度目になる
キノコのお裾分けをいただきました。

秋の初めに「今年は雑キノコが不作だ」という報道があったにも拘わらず
例年以上の量をN様からいただいたから
キノコうどん
キノコスパゲティ
キノコのソテー
キノコ鍋
煮付けなどなど
冷凍保存されているものが形を変えて
3日と空けずに食卓に上っているのです。

に栄養はある?」などと言う野暮な疑問はうっちゃって
「美味けりゃいいじゃないか。どうせ栄養があったところで
1ヶ月間、毎日食べれても所詮、1年の今の時期だけなのだから
身体に良いも悪いも関係ないし…」と思いつつ
自分ではゆで卵と飯盒炊飯しかできないから
「やっぱり“煮つけ”が美味いなあ!」と
女房に好き勝手な所望をしてタダひたすらに
冷やの紹興酒を晩酌に秋の味覚を楽しんでいます

 









 

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中古タイヤ

2009年10月31日 | クルマ販売と板金修理の実録

出品車の仕上げで気になるものの1つにタイヤがあります。

ヤフオク出品車両では、そもそもあまり残りミゾに触れていないのは
素人さんがよく使う「走行に影響ない」からでしょうが
凹みや事故歴や不具合個所を
「気にならない程度」とか「走行に影響ない」と
言い訳がましい表現をするよりは
数字や画像で開示してもらう方がどんなにか参考になるのに
と思うと同時に、せめて「走行に影響ない」車であることは
大前提ではないかと思うのです。

と、理屈はともかく
たかだか葉書枚分程度の面積で1,5トンはある車体
地面が接しているだけですから、タイヤは極めて大切な部品で
ある程度まで磨耗していたら予め交換しておくことは
プロとしての良識の範囲と考えています。

当店では磨耗度で言ったら「3部山」を目安においていますが
新品タイヤのミゾの深さはマチマチで
もちろん車検は通るのですが
乗用車タイヤで大体3mm残以下でしたら
中古タイヤに交換するようにしています。

こんな時にヤフオクは大活躍で
昔はこんな便利なツールはありませんでしたので
新品タイヤに交換していたため
車両価格に反映せざるを得なかったのですが
今では“良識”などと言える範囲に納まるようになりました。

ただ、個人出品はほとんどの方が平日勤務ですので
対応の遅いことが多く、また以前に経験したケースでは
個口の宅配便の着払い」で送られてきたために
まともに定価で送料を払わされた経験から
基本的には個人を避けて業者様から購入するようにしています。

ほぼ1日で着く「宅配便」と2、3日かかる「普通便」
強制的に定価になる「着払い」と値下げ交渉できる「元払い」では
ましてや複数口になる料金に、かなりの開きが出てしまうことを
知らない素人さんは多いのでしょう。

それはそうと「宅急便」はヤマト運輸の商標登録された固有名詞で
一般的に使用する場合は「宅配便」と言うことをご存知ですか

「魔女の宅急便」でもちゃんと最後の提供者一覧で
ヤマト運輸の名前が流れます

ところで「普通便+元払い」が安いことを承知の業者様でも
送料を定価で払っていることはまずないはずで
ここで定価の送料を言うショップは
その差額も“儲け”としていることが多いのです。

今回お取引した新潟県のIタイヤショップさんは良心的でした

そもそもメール対応が会話をしているが如く迅速で(ちょっと大げさ?)
得てして緩慢な大手中古タイヤショップに感じるストレスが全くなく
翌日にはコメントや価格から予想していたよりも
はるかに程度の良いタイヤが安い送料で手許に届いたのです。

当店を含めた中古車販売店は“お得意様”であると同時に
や日程など、様々な制約の中で動いているはずで
個人のお客様と同等に扱われたのではタマリマセン。

Iタイヤショップさんには
今後のお付き合いを申し出てご快諾いただきました








 


 

 

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直接係わってしまった“リコール隠し”の記憶 (最終章)

2009年10月30日 | クルマ販売と板金修理の実録

全3巻の「空飛ぶタイヤ」の最後の1巻を
ようやく借りられたのは2巻目を返却後10日も経ってからでした。

三菱自動車のリコール隠しが発覚したのは
このドラマでもそうでしたが「内部告発」が発端だったと聞いています。

食品偽装事件も内部告発でした。

個人の良心が組織的悪知恵を強制的に戒めるには
国家権力に訴えるしかなく、それには必ず“物的証拠”が必要で
これを外部の者が入手することは“至難の技”であって
内部の協力者なしではほとんど不可能でしょう。

ましてや大企業の隠匿工作は完璧です。


電車のとんぼ返りで三菱自動車本社から
当時は特急で片道3時間もかけて、わざわざ持ってきた書面は
本来の印刷物の「極秘」文章とは似ても似つかぬものでした

ごくありふれた便箋に書かれていた内容は
すでに忘れてしまいましたが
確か「商品情報メモ」というような見出しの
なんと“ボールペンによる手書きメモ”で
正式な書類ではないように装われていたことは
はっきりと記憶しています。

「陸運局から呼び出されたら、この書面を提出してください」

この期に及んでようやくあの書面が
一切、外部に漏れてはまずい内容だったことだけは
はっきりと判りましたが
「リコール」という発想は全くないどころか
その制度自体の知識すらありませんでした。

昔は「欠陥車」という
判ったような判らないような言い方が一般的でしたので
この言葉がこれほどに世の中に知れ渡ったのは
三菱のリコール隠し事件以降だったのではないでしょうか。

この“一悶着”は、これで表面的には一件落着したのですが
結局、私には三菱自動車からも、勤務先の社長からも
事の真相は何も語られることはありませんでした

それはそうで、例えば何も知らない自分の子供の一言で
親が毎晩“泥棒”をしていることが発覚しそうになったからと言って
「俺が泥棒をしていることが世間にバレてしまう」と
事情を説明したり叱りつける親がいるとしたら
それはアホな行為であって
下手をしたら墓穴を掘ることにも繋がってしまいます。

そして約1ヵ月後、厚さ1cmはあろうかと思われる
かなりの枚数の当該車の写真が掲載された報告書が
三菱自動車から陸運局に提出されるのですが
この際も三菱本社からわざわざ手渡しで提出に行くという直前に
ほんの数秒、垣間見た内容は
「当該車両は過去に路肩に落下した事故歴があり
その衝撃により燃料ポンプが破損したと思われる」との記載でした。

事故歴の情報はどうやって入手したのか
それとも作り話だったのかはもちろん判りません。

どのみち刑事的事態が発生したのではありませんから
警察権力の介入はありません。

そしてこれが“リコール隠し”であったことは後日、G系販社のOさんに
「実はトヨタも日産も同じメーカーの燃料ポンプを使用していて
輸出車を含めると500万台のリコールになるところだった」と
内緒で聞いて初めて知ったのですが、これが本当なら
全メーカーが秘密裏に対策品と交換していると言うことでしょう。

逆の言い方をすれば、自動車メーカーの“リコール隠し”は
当時は日常的に行われていたことと考えざるを得ないのです。

三菱のそれは私が入社した前年の
S52年頃から始まったとされています。

この一悶着後も“新米フロントマン”の元へは
(YF)Σのディーゼル車で頻繁にあったオーバーヒート対策として
ラジエターシュラウドを「あらゆる入庫の機会を捉えて交換」とか
同車種の「オートマの故障対策はミッションを無償で交換」とか
相も変らず 文章で続々と届き続けたのですが
これがリコール制度に抵触する内容だったのかは今でも判りません。

それから実に17年も経ってから
ふそうトラックのタイヤ脱落による死傷事件が起こるのです…。



(現在のG系本社。すでに私のいたP系は消滅しています)


最後に

冒頭に記載しましたように、全ては記憶に基づくもので
書類等の裏づけはありませんので
記憶違いがあることは否定できませんが
犯人探しの際の「似顔絵」は
写真よりもその特長を際立たせると言われています。

この事件以降
自動車業界がどう変ったのかは知る由もありませんが
こうした反社会的行為がなくなっていることを祈りつつ
60歳を過ぎた今でも写真のG系本社の2軒隣で
中古車販売をナリワイとしています。

 



 

 

 

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2日ぶりの快晴

2009年10月29日 | 障害犬ぺぺとの楽しかった日々

2日間、の中でしたので
昨日の朝は霧がかかっていたとは言え晴れていて
ぺぺの散歩は少し長目の距離でした。

その後、朝の早い時間にはお天道様が顔を出して
快晴の天気になったから
久しぶりに午前中から“外犬”を満喫していました。

テレビやラジオでこんな日を「小春日和」と呼ぶのは
今年の立冬が11月7日ですから多分、その後なのでしょう。

 小春日和…晩秋から初冬にかけて
移動性高気圧に覆われたような時の
穏やかに晴れた日。陰暦10月(現在の11月)を小春と呼ぶ。

動物が「舐める」のは
“最高の親愛の表現”と言われていますが
以前飼っていたセントバーナードに舐められた日には
ベトベトのよだれで“ワンコ臭のパック状態”になったものですが
ぺぺのそれはサラサラで特に匂いは感じません。

数日はこうしたが続くようです。

 

 





 

 

 


 

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交換せずに直す苦労

2009年10月28日 | クルマ販売と板金修理の実録

フィットのリアドアの凹みです。

サイドメンバー入りのドアで、この程度の面積の凹みは
できれば交換したいのですが、お客様のご予算によっては
どうしても板金修理(いわゆる叩き出し)で対応しなければなりません。

サイドメンバーとアウターパネルは
カチンカチンには硬化しない接着剤(のようなもの)で
接着されているだけですので、よく剥離していて
そうするとこの凹みで鉄板の表面積が広がって余っている分が
アチコチに逃げて いってしまいますので
ハンマーで叩いて縮めたり、
場合によっては高熱を加えたり
わざと小さな凹みを専用ハンマーで無数に作って
この余った分を吸収してあげないとピンと張った面にはなりません。

よくお客様は「叩き出し」とおっしゃいますが
金属は叩くと“薄く延びる”のが普通ですので
単に「出す」だけではなく、この「縮める」も同時にしているのです

外から力が加わって内側に飛び出したものを
逆に内から押したら必ず外へ飛び出すに決まっていて
決して平らにはならないからです。

この板金作業をいい加減にすると
パテが厚盛りになって、もっとヒドイと厚盛りしても
ペーパーでパテを研ぎ落とす際に
鉄板がペコペコと反ってしまうから面にかなりの凹凸が残り
これは出来上がった面を斜から見るとすぐ判ります。

板金が上手い、下手の1つの判断基準で
現役を引退した今だから言えますが
私はこの作業が苦手で、かつ下手でした

私が作業を担当したお客様、実はそうなので
今さら、ではありますが、この場でお詫びいたします。

 

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セレナを出品しました。

2009年10月27日 | クルマ販売と板金修理の実録

下取り入庫のセレナを出品しました

カブロン生地製の、一見ビニールレザー風シートは
モケット張りのように拭き掃除だけでは汚れを除去できず
亀の子タワシと歯ブラシをフル活用したら綺麗になりました。

気分的にもすっきりした室内仕上げができたのは
久しぶりにかなりの部分を取り外したからでしょう。

「急がば回れ」でこうした方が結果的には早くて綺麗になるのですが
おかげで膝、腰に加えて右肩まで痛くなってしまい
とても若い頃のように全部の車をこうするわけにいきません。

下回りの錆止め塗装は専用の缶スプレーを使うのですが
顔と言わず髪の毛と言わず、漂ったミストが付着するから
その夜の風呂でのシャンプーを洗い流すお湯の色は黒ずみます。

こうして満足レベルに仕上がったセレナですので
どうぞよろしくお願いします。


 

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RF2ステップワゴンが入庫しました。

2009年10月26日 | クルマ販売と板金修理の実録

H11年RF2ステップワゴンが入庫しました

前回出品のRF2のウォッチリスト数が予想より多かったため
程度の良いものを探して いました。

ステップワゴンの新型が発売になって
ほとんどそんなことはないとは思うのですが
RF4系の下取りが多数出てくると
相場価格が可能性が否定できませんので
すでにお安く購入していただけるRF2にしている事情もあります。

キーレスが作動しなくて新品に交換したり
ラジエターのアッパーコアから水漏れがあったり
ほとんど全てで症状の出る異音修理でデフオイルを交換したり、と
チョコチョコした不具合にお金をかけましたが
出品価格を上げることはできませんから
それでなくても僅かな利益がさらに少なくなってしまいます。

同時に12ケ月点検整備も終わらせましたので
後はいつも通り、内外装をシッカリ仕上げて
今週末には出品する予定です

 




 

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オデッセイのお引取り、ご苦労様でした。

2009年10月25日 | クルマ販売と板金修理の実録

遠路、静岡県のS様にオデッセイのお引取りにお越しいただきました

先週、現車確認と同時にお決めになった時もご夫婦でしたし
昨日もお2人でおいでになって
この仲の良さは見習わなければいけません

山梨県との県境に近い町からお越しになったから
甲州名物「桔梗信玄餅」をお土産にいただいてしまったのですが
黄な粉と黒蜜の混ぜ方がどうのとウンチクを傾けるN君を含めて
すでに3個がお茶菓子になりました。

その後メールをいただいて
当店を出発後、1キロも離れていない交差点で
信号無視の高齢者運転の軽トラと衝突しそうになったお話もお聞きし
ぶつからなくて良かった、と心から思うのは
昨年末に私も一時停止無視の85歳のお爺さんと大事故を起こし
“両車全損”の経験があるからで、
先日は別のお客様から高速道路で逆走する高齢運転者に遭遇したお話も
聞いていますし、今以上に社会的な大問題になるかもしれません。

実際に事故を起こさないと
「何食わぬ顔でそのまま運転し続ける」ところが怖いところで
そのため事故も“ノーブレーキング”の大事故になることが多いからです。

まずは無事、お帰りになられた由
車も気に入っていただいて何よりでした

 


 


 



 

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直接係わってしまった“リコール隠し”の記憶 ③

2009年10月24日 | クルマ販売と板金修理の実録

いわゆる「スリーダイヤ」は三菱グループのシンボルマークですが
S50年代後半まで乗用車には使われず
なぜか「MMC](Mitubishi-Moter-Corporetionnの頭文字)だったのですが
これは当時、テレビCMが盛んに流れていた
ミツモトコーヒーの「M.M.C.」と酷似していて
お客様からよくからかわれました。

この“リコール隠し”はそもそも
乗用車のギャラン(G)系、プラザ(P)系ともう1つの販売チャンネル
ふそう系のトラックのフロントハブの強度不足を隠した事件なのですが
ふそうのトラック、バスには、車体の大きさに見合った
クソでかい「スリーダイヤ」が燦然と輝いていて
なぜ乗用車に付いていないのか不思議でなりませんでしたので
三菱自動車に問い合わせた結果の回答を要約するとこうでした。

『旧岩崎(三菱)財閥に対する一般庶民のアレルギーを考慮しています』

それは確かに軍需産業で大儲けして
今でも戦車の優秀性は世界的とは聞いていますが
私が飛び込んだ時点で戦後30年も経っているのに
“一般庶民の反発”を恐れているなんて
トラックやバスを庶民は使わないのでしょうか

ところでこの「スリーダイヤ」
グループ企業でさえ簡単には使用はできず
正確な名前は忘れましたが「スリーダイヤ評議会」とか言う
グループ内の会議の了承が必要なのです。

と言うことはつまり
多分、三菱グループ内では乗用車部門はまだまだ
“一人前”としてに認めてもらっていなかったのかもしれません。


突然の陸運局からの電話に答えてからものの10分も経たないうちに
G系販売会社のサービス課長兼フロントO様から

「金子さん、陸運局になんて答えたの?」

こちらの会社の歴史は古く、三菱自動車の乗用車販売の歴史そのもので
地元の長野電鉄が経営母体の社員総数150人は超える会社です。

サービス部門売り上げもかなりの数字を挙げていて
都内の一流ホテルで毎年行われる各部門の
メーカー表彰の常連でもあったのですから
整備振興会等の会議などでは顔を合わせることはあっても
創立数年で、かつ1/7以下の規模のP系販社で
“新米”フロント兼“成り立て”部長(総務部長兼務)では
まだまだ対等に話せる相手ではありません。

何となく不穏な空気を感じながら
そのままの内容をお伝えしたのは言うまでもありませんが
Oさんの元へも陸運局からそのような書面が届いていないか
問い合わせがあったそうです。

さらに30分ほど経ってから今度は
三菱自動車本社()の、それまで聞いたこともないような部署の
それも「部長」と称する方から電話です。

「陸運局に答えた“そのまま”をもれなく教えてください」。

そして最後にこう付け加えられたのです。

「今日は一切の電話に出ないように!」

メーカー本社の部長クラスは地方の販売会社に
“社長”として出向することもあるポジションと聞いていましたので
緊張しているせいもありましたが
優しい話し方とは裏腹の厳しい響きを感じていて
とても何が起きているのか質問できる雰囲気ではなかったのです。

それ以降、陸運局から再度、電話があったようですが
“居留守”を使ったのはもちろん、一切の電話には出ませんでしたが
何が起きているのかは分からないまま
その一日をどう過ごしたのかも覚えていません。

確か社長から「今日は早く帰った方がいい」と言われて
それに従ったと思いますが
「陸運局が訪ねてくるといけないから」とも
同時に言われたような気もします。

「何か悪いことをしたに違いない」という漠然とした雰囲気は
感じ取っていましたが、この時点では誰からも叱られていませんし
事態の説明も受けていなくて、それどころか
誰も意識的に多くを語らない感じさえあって
孤独感に陥っていたことを記憶しています

そして翌日、1枚の書面を持って
本当にたったそれだけのためにわざわざ
朝1番の電車に乗って東京の三菱自動車本社から訪問者があって
その書面を見て初めて、“なんとなく”事態を理解することになるのです。

(続く)

  


 

 

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コールマン?

2009年10月23日 | クルマ販売と板金修理の実録

セレナの左右のフロントフェンダーの赤いステッカーは
前オーナーのY様が趣味で貼ったものと思い
白パールに赤はないでしょ、と一番最初に剥がしてしまったのですが
そう言えば確か「Coleman」と書いてあったことに
内装のクリーニングを始めてから気が付きました。



シートにわざわざ赤いタグで「Colemann」とあったからで
そう言えばこのセレナのグレードは「コールマンバージョン」でしたので
あれは最初から貼ってあったもので剥がしてはいけなかったのです…。

今まで聞いたことがない名前ですがネットで調べたら
アウトドア用品では有名なブランドのようですが、これって常識

それでも、やはり“取って付けた”ようで目立ち過ぎると思うから
新品ステッカーを取り直す気にはならず、このままにします。

セレナでセカンドシートがこうして取り外せるタイプは
確か初めてのはずで、こうするととにかくクリーニングは楽ですし
隅から隅までシッカリと手が届いて気持ちが良いのですが
左右分割であってもやはりシートは重いです

脱着可能でイザ外しても置き場には困りますし
下ろす際にそこら辺にブツケては傷を付けてしまいますので
そうそうしょっちゅうできることではありませんが
”対座”にする時は「左右を入れ替えて後ろ向きに」と取説にはあります。

キャンプ場以外ではとてもする気にならない操作です

室内が何となく砂利っぽかったし、「ここまでしたなら」と
ヒーター吹き出し口やステップのカバーなど全部外して
遠い昔は全車にしていた室内仕上げをすることにしましたが
フロントシートだけは腰が痛くなるといけないので止めました。







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セレナを下取り入庫しました。

2009年10月22日 | クルマ販売と板金修理の実録

新潟県のY様から下取らせて頂いたH13年のセレナです

初めてご連絡いただいた時から1番の心配は錆、腐食の程度でした。

過去の長い経験から、千葉県と新潟県で使用されていた車は
塩害によるボディ及び下回りの錆が多い傾向があって
場合によっては腐食にまで進んでいると
これはもうタイヘンな目に会います

神奈川県の車でもヒドイ思いをしたことがあって
海に日常的に乗って行かれたパジェロでしたが
厚さ2~3mmはあろうかというフレームの
かなりの部分に腐食で開いた数個の大きな穴で
車台番号の刻印さえなくなっていたのです

今時の純粋なモノコック構造でしたら
長野では車検で のケースもあります。

このセレナは現車を見させていただいた時から
想像よりはるかに錆が少なくてほっとしました


(BEFORE)        (AFTER)

そうは言っても錆は普通よりは多目ですから
まずはこうしてリフトアップして
これ以上の進行を止めるように
“錆止め塗装”から仕上げ作業をスタートしています

通常こうしたメカ系は、予想最大荷重の1,5倍の安全係数を掛けて
製造されているはずですので
少しばかり錆が剥がれ落ちて径が細くなったり薄くなっても
実際の使用ではほとんど影響はないのですが
この段階で手を打っておくに越したことはないでしょうし
何はさておき、商品としての“見栄え”が良くありません。

 

ボディ側は現在こんな具合で、腐食ではなく錆の状態ですので
沿岸地方の車としては経験上、良い類に入ると思いますが
バンパー付近に使用されている10mm頭のボルトは
よくねじ切れてしまいます。

「エアロ付き」のため普通に覗き込んだだけでは見えませんが
こうした情報も包み隠さずお伝えするのが当店の方針です

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

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何の糞?

2009年10月21日 | 障害犬ぺぺとの楽しかった日々

今まで見たこともない大きさの糞が
信号待ちの歩道にたくさん落ちているようになりました。

去年まで店舗の展示場にあった樫の木に
夕方になるとスズメ大の小鳥が群れをなしてやってきて
下の展示車の上に糞が落ちて大変だったのですが
最近見るこれの大きさはデカイのです。

日に日に多くなるので
何の糞か不思議だったのですが判りました。
カラスです

なんでこの付近にこれほど集まるようになったのでしょうか。

稲刈りの終わった田圃の落穂拾いでもあるまいし…。

さすがにたくさんのカラスは気持ちの良いものではありません。

と、 実は4日前に投稿するつもりが遅れていたら
昨日の夕方には1羽もいないではありませんか

一体どうなっているのでしょうか。

 

 

 

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直接係わってしまった“リコール隠し”の記憶 ②

2009年10月20日 | クルマ販売と板金修理の実録

「社外秘」は2段階で、確か右の
斜線のある方が”極秘”だったと記憶しているのですが
もしかしたらのスタンプだったかもしれません。

さらにレターと呼ばれる「商品情報」もあって
これがどういった扱いだったかは覚えていません。

サービスフロントを急遽、引き受けて数ヶ月経った頃
冬ではないある日の午前中の早い時間だったと記憶していますが
陸運局の、それまで聞いたこともない部門から1本の電話がありました。

陸運局の2階建て建物の1階は「登録課」で、ここには当然
何度も訪れたことがあるのですが、それ以外の部門の看板は
気が付きませんでしたので多分、2階にあるのでしょうが
これほど頻繁かつ日常的に利用しているお役所は、 業界にとっては
協力して消費者サービスに当る“同じ穴の狢”
いや、身内くらいにしか思っていなかったことは事実です。

「ミラージュの燃料漏れに関して、お客様から苦情が来ています。
他にそんな情報はありませんか」

実はメーカーから“極秘”が右上にシッカリと記載されている書面を
受け取っていたことを思い出した私は、その質問の趣旨が判らないまま
「メーカーはすでにその件に対しては把握していて
対策を取るよう指示する書面が着ています」と答えたのでした。

その内容は次のようなものでした。

『NE系A15○Aの一部に燃料ポンプから
燃料漏れを引き起こすものがありますので
あらゆる入庫の機会を捉えて無償交換してください』

「NE」はミラージュのメーカー開発コードで
例えばFRのΣは「YD」、モデルチェンジ後のFFのΣは「YF]で
三菱関係者は全てこれで呼んでいましたので
部外者には聞いただけではどの車のことか判りません。

この書面と同時に、かなりの個数の新品燃料ポンプが
メーカーから部品課に送り付けられていました。

部品は無償提供ですが工賃は実施した台数分をメーカーに請求できて
この売上げも「クレーム売上げ」と称して各販売会社のサービス部門で
目標設定されるほどで結構な数字になるのです。

「あらゆる入庫の機会を捉えて」という表現は
こうした文章で日常的に使われていたこともあり
もちろん「極秘」ではありましたが
文面だけではその重要性を認識できていませんでしたので
「安心してください」と言うつもりのその回答が
その後メーカーを巻き込んだ“一悶着”を引き起こすことなど
その時点では微塵も予想していませんでした…。

(続く)



 

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キュービックご成約ありがとうございます。

2009年10月19日 | クルマ販売と板金修理の実録

 

新潟県S島のY様に現車確認の上でご成約いただきました

それどころか、昨日の静岡県のS様に次いで
現金をお持ち頂いてのご来店で、お仕事の関係上
昨日は泊まりのため今日には名義変更も終わらたい、と
乗ってお帰りになったのでした。

本土とS島間のフェリー代は高いし、
新潟陸運局の管轄なので2度手間になるから、と
印鑑証明書も持参なさっていて
下取りのセレナも当店なりに頑張りましたので
ご満足いただけたようです。

 

子供の頃の経験から
「柿は他人のお宅の木から無断で頂いて食べるもの」という
不謹慎な私のブログ記事をお読みになったからでしょうか
実はこれまで知らなかったのですが
お土産でS島名物の柿を1箱いただいてしまいましたので
これで1週間くらいは夕食後の果物には不自由しません

そのまま乗ってお帰りになることは予想していませんでしたので
貼付のスタッドレスを積み忘れてしまい
別途お送りすることになったことはご勘弁ください。

Y様は4代続く、いかにも気風の良い大工さんの若棟梁で
奥様との思い出がたくさん詰まっている、と
写メを依頼されましたので便乗しました。

普段はこのキュービックにお乗りになるという
奥様によろしくお伝えください

  

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RA7オデッセイご成約ありがとうございます。

2009年10月18日 | クルマ販売と板金修理の実録



静岡県のS様に現車確認の上でご成約いただきました

事前にご質問も、お電話のお問い合わせもなく
突然ご来店になって即決して下さって本当にありがとうございます。

お振込みをお願いしましたら
「お金は持ってきています」とおっしゃるから再度ビックリ

何から何まで信用していただいて恐縮至極です。

もちろんいつも通り
ディーラー並み車検整備を実施、当社名義のナンバー付きで
準備万端にいたしますので1週間お待ちください。

不思議なもので今月、静岡県のお客様はお人目で
何年やってもこうして“重なる”理由は全く判りませんが
隣の県とは言っても片道時間はかかるはずで感謝に耐えません。

奥様が車庫申請から名義変更までおやりになる、ということですので
明日、管轄のお役所に確認して
全力でサポートさせていただきます



 

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