早期胃ガンの内視鏡的切除術により
任意加入の2つの「医療保険」から保険金が下りて来ました。
今までは支払うだけ、初めて受け取ることになり喜んではみたものの
ここは一つ、ちょっと冷静になって試算してみましょう。
〇〇共済…月2000円を2口、年間48000円の掛け金ですが
年1回、8月に割戻(払い戻し)金があり
今年は約12000円でしたので実質負担は約36000円。
平成13年から加入しているのですでに13年間、47万円程度は
保険料を支払っているはず。
【今回受け取った保険金】
・入院給付金 9000円×8日=72000円
・手術給付金 (そもそも設定なし)
*5月にすでに65歳になっていたため
65歳からの半額程度の保障内容にされてしまうと思っていたのに
これが適用されるのは来年度からとのことでとてもラッキーでした。
算出される戻り率 約15%
ア〇ラック…現在、月5000円未満、年間55000円超の保険料ですが
始めたのが昭和61年からで当時の保険料は2500円くらい。
多分、平均3500円程度とすると
すでに28年間、総額118万円程度は支払っているはず。
【今回受け取った保険金】
・入院給付金 5000円×4日=20000円
・手術給付金 5000円×40倍=200000円
合計220000円
算出される戻り率 約18%
*この“戻り率”などという言葉はなく、これまで支払った総額に対する
今回受け取った金額の率を自分なりにそう呼んだだけです。
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結果、これまで2つの保険会社への支払い総額は165万円
今回受け取った保険金の合計は292000円、約18%
つまり、残り82%に当たる135万8千円は
保険会社または団体の利益になっているということに他なりません。
もし保険などに加入せず積立預金等で蓄えていたら…。
これではとても“保険金太り”などと呼べる状態ではありません。
良い機会なので様々な方向から
医療保険に加入している必要性を見直してみる価値がありそうです。