保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

Ski-Lesson(5) in 高天原・・・吹雪の中、五泊六日の長丁場

2018年12月31日 | 冬はもっぱらスキー三昧

東京のキッズ・小・中学生向け体験学習スクールの皆さんが
例年通りにお越しになりました。

宿泊数が異なるコースによって3つのホテルに分かれてのスキー教室で
担当したのは最長「五泊六日・SAJ検定付き」の約100人のうち
ジュニア(Jr)3級を目指す2~5年生の6名でした。

ただ3日目から技能レベルによる班移動があって8名に。

1日目午後:晴れ
2日目:曇り一時晴れ
3日目:曇り後雪
4日目:強風を伴う雪
5日目:強風を伴う雪
6日目:強風を伴う雪

後半3日間で増えた積雪は約80㎝近く、同時に7~8mの強風も吹き荒れるという
天候の下でしたので、小学生の生徒さんにはかなり厳しいレッスンになりました。

特に4名の2年生(女児3、男児1)にとっては
ホテル~ゲレンデ間200mの道具を担いでの徒歩移動さえ
新たな積雪に足を取られて難儀以外の何物でもなかったようで
正直ちょっと可哀そうでした。

さらに、もし個人的に家族で行っていたなら、多分1時間もしないうちに
ホテルに逃げ込むことは、グローブ(と言うより手袋)を見れば一目瞭然
もちろん2千円もしない(失礼!)であろう薄い素材の1枚だけ・・・。

さすがに親と兼用出来るネックウォーマーの無い子はいなくても
兼用出来ないグローブにまで毎年のようにお金は回らないのでしょうが
これで氷点下12℃に加えて、強風によって体感気温は
氷点下20℃近くにまで下がるのですから、所詮無理というものです。

男児2人は「アイスクリーム頭痛」と思われている頭痛まで訴え
最低でも1時間半に1回は無料休憩所に逃げ込む羽目に。

ただサラサラのフカフカ雪の良い面もありました。

それは制動要素の強いプルークをしなくても暴走しないため
スピードに対する恐怖心にあまり襲われることがなく
エッジ切り替えのためのプルークへの移行が結構スムーズだったことです。

結果、小2・小3の男児2名にはちょっとオマケがなかったと言えば
ウソになりますが、8名全員が無事Jr3級合格と相成りました。

ただ、高額な費用を負担してまで、この最悪とも言える厳寒の中を
ひたすら寒さに耐えながら3日間も頑張った彼らを、指導書通りに
温情抜きに落とすことなど、同じ年頃の孫が3人もいる爺には
とても出来なかったことは白状しておきます。

この上のJr2級の合格率は
20㌫近くまで下がることは付け加えておきましたが・・・。

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物損事故(その2)・・・③概算見積り額はこんなに高額!

2018年12月26日 | クルマに関するアレコレ

自動車板金工場は元々、一般ユーザーの直接依頼よりも
ディーラー等からの請負数の方が圧倒的に多いのが普通で
形は下請けのため定価から数10%値引きして元請け先に請求を上げます。

そして保険が絡むケースが多いのもこの業界の特徴と言えるでしょう。

知り合いのK君の板金工場も、そのためにかなり以前から
概算見積りを速やかに算出する、結構高額な「見積りソフト」を導入して
保険会社に対応できる態勢を取っています。

かつては手書きの見積書とポラロイドカメラの写真でしたが
今どきはプリントアウトされた見積書と該当個所のデジカメ画像を
送るという電子化が進んでいます。

このミラの状態からすると、リアバンパーさえ外せば
破損の全貌が見えるはずなので、K君の工場に出向いてこの作業を
私がその場で行って、見積り書と画像の作成を依頼しました。

そして算出された概算見積り額がコレ。

主な部品:リアバンパーフェイス(塗装済)・バックドアパネル

加害者Kさんにしてみたら、ほんの一瞬の不注意で
これだけ高額な賠償(修理代)が必要になってしまうのですから、ホント
保険に加入していて良かったなぁ、と思ったに違いありません。

と、相手を慮ったとして、今回のお話はここからはこちらがヤヤコシイ。

なぜなら、この金額がH15年の軽(4WD・AT・8万㌔・車検残17カ月)の
「市場時価額」を上回っていると予想されるからです。

この場合、例え修理が可能であっても、買い替えた方が金額が安く済むことから
「市場時価額」から損害額が決められるという、保険の世界の経済的事情に基づき
"修理不可能(全損)"と同様に扱われ、これを「経済的全損」と称します。

つまり、修理費全額を請求することはできないということです。

ただし「対物超過修理費用特約」を相手が保険に付けていれば
"実際に修理する場合"に限って、この限りではありません。

では、どうするのか?

選択肢は基本的に3つです。

1.加害者に不足分を負担するよう直接話し合う。応じてくれればそれで良いが
ほとんど無理。OKでも念のため見積りの段階で不足分を受け取る。

2.中古部品(リサイクルパーツ)を使って修理し決まった賠償額内で収める。
余っても返す必要はないし賠償金を受け取って修理しないことも可能。

3.買い替える。ただし見つからないからと言って同程度の代替車を要求しても
「代物弁済は決してしない」ので、あくまで自分で探さなけれならない。
当然、追い金を自分で負担することも、余らせることも全く問題ない。
車両価格だけでなく買い替えに伴う「諸費用」も請求できる。
これによって被害者は同一の車両を手に入れることができ、その結果
被害を受ける前の経済状態が回復されるのであるから
被害者の救済として必要かつ十分とされる。 

 

見積りと画像提出から1週間、未だ保険会社から何の回答もありません。

(続く)

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Ski-Lesson(4) in 一ノ瀬・・・"春スキーみたい"から一転

2018年12月25日 | 冬はもっぱらスキー三昧

今回の生徒さんは、東京・O女子中の
スキー教室としてお越しになった130人の皆さん。

各学年の希望者のみでしたので、全く初めての初心者は全部で40人
そのうちの1年生7名+2年生1名の合計女子8名を担当しました。

1日目午後:晴れ
2日目:曇り
3日目:曇り
4日目午前:雪

この連休中に山頂までのクアッドが動き出すとともに、3.2㌔の
林間天狗コースがようやく滑走出来るようになり、大いに助かりました。

それまではこのファミリーゲレンデの下部に複数のホテルに宿泊する
ほとんどが初心者の数百人の学生さん達が集中していたので
2本のペアリフトの待ち時間は平均15分ほど。

そして今回のように4日間ともなると、レッスンしている方もされる方も
ここだけの講習形式では飽きてしまうというものです。

またそれ以上に、登る・止まる・曲がるをほぼ1日かけて練習したら
少しくらいおぼつかない生徒がいたとしても、とにかく長い距離を
滑らせてあげることが、上手くなる近道に間違いはないのですから
出来るだけ早期にこの天狗コースに連れて行きます。

まさにスポーツは「習うより慣れろ」ですから。

それにしても、ドカ雪が全くなく3日目までの日中の気温が
氷点下ということがないので、指先と足の先に愛用の使い捨てカイロも未だ不要。


(4日目、高天原下部で氷点下9℃。昼11時半)

雰囲気的には4月頃の春スキーを思わせるような天候も
最終日の4日目に一転、雪模様で真冬並みの氷点下9℃までがり
ようやくサラサラの滑りやすいゲレンデになりつつあります。

とは言え、ファミリーゲレンデの正面最上部、上級バーンは
まだ雪が張り付いていないので滑走不可の立ち入り禁止のままで
昼間から人工降雪機をフル稼働していました。


(天然雪ゲレンデの西舘山は未だ滑走不可)

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物損事故(その2)・・・②破損は"ちょっと見"では判断できない

2018年12月20日 | クルマに関するアレコレ

U整形外科で二女と待ち合わせたのは
ミラの破損状況を私の目で確認したかったからです。

病院に着いてすぐにリアゲートの凹みは斜から見て分かりましたが
ウレタン製リアバンパーには、数本のえぐれキズがある程度・・・。


一見しただけでは破損はないと思ってしまうかも。


斜め方向から見るとリアゲートは大きく凹んでいます。


上面にえぐれキズがあるリアバンパーの左側は
押されて少し中に入っているような気も。

今回のように真後ろから真っすぐ追突された場合
ボディのリアの鉄板まで押されていても、ウレタンバンパー自体は
材質の復元力で元に戻っていることが多いので、注意しなければなりません。

加害車両の破損の画像から推測しても
特にこちらは軽自動車ですからその可能性が大いにありました。

持参したミニガレージジャッキでリアを持ち上げて下部から覗き込むと案の定
リアエンドパネルが押されて凹みの一部の塗膜が剥がれてさえいます。

どの保険会社であっても手続き上、対物賠償額(=修理代金)については
必ず修理工場の見積書と破損個所の画像が必要になります。

二女は勤めがあり、ちょうど私はスキーがオフ日でしたので
彼女の代わりに知り合いのK君の工場に持ち込み
バンパー外しを手伝いつつ、それらを依頼したのは翌日のことでした。

(続く)

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物損事故(その2)・・・①二女のミラが追突された

2018年12月20日 | クルマに関するアレコレ

私の前の愛車ミラに現在乗っている二女から
「通勤途中で追突された」と電話が入ったのは朝9時のことでした。

「ケガは?」と訊くと「ちょっと首が痛い気がする」。

本来はすぐに警察へ届け出るのが法的な原則です。

そして物損事故なら届け出の1回で済み、一方ケガがある人身事故となると
その場または後日、現場検証が必要になる点が大きな違いです。

経験的に私が把握しているこんな場合の警察の対応〕

1.「物損のみ」でどちらも自走できる場合・・・近くの交番または中央署に両者で行き
事故の届け出をする。この時にお互いの情報を交換できる。30分程度。

2.「物損のみ」だがどちらかの車が自走不能の場合・・・地元の中央署に電話をすると
事故処理車が出動し、その場で現場検証となり待ち時間を除いて最低1時間は掛かる。
不動車の移動は
その後、自分で業者に依頼する。

*当初「物損のみ」で届け出ても、1週間以内に被害届を提出すると
人身事故への切り替えが可能です。警察でもそう案内されます。
ただし、人身から物損への変更は出来ないはずです。

3.「どちらかがケガ」だが車も人も移動できる場合・・・警察が立て込んでいると
両者で一旦近くの交番または中央署に出向いて届け出のみをし
現場検証は後日になることが結構ある。

「とにかく、まずは会社に出社したい」と彼女が言うし
私もスキーの指導者講習を受けるため横手山スキー場にいましたので
相手の名前・住所・TEL、そして免許証とナンバーが映る相手の車の画像を撮って
保険代理店のTにすぐに事故報告をするようにアドバイスしました。

相手の一方的な過失なので自分の保険は使わないだろうと素人的に思えても
相手が後日、他人の入れ知恵等で何を言って来るか分からず、そうした場合の
対応を任せるためにも、事故報告を入れた方が良いです。

そもそも自動車事故における「一方的な過失」のケースは少なく
こちらに多少でも過失があるとなってしまうと
いわゆる「過失相殺」というヤヤコシイ話になるのです。

どんなにこうした交渉をしてもらっても、自分の加入保険から
保険金が支払われる結果にならない限り、翌年からの保険料が上がってしまう
不利益を被ることはありませんので、安心して大丈夫です。


(追突したKさんの加害車両)

講習を終え、「午後4時に早退して医者に行く」という彼女と
U整形外科で待ち合わせての検査結果は「特に異常はありません」。

まずはやれやれ、一安心というものです。

これだと「物損のみ」なので現場検証は必要ありませんし
警察への届け出も省略して大丈夫です。

かつては「事故証明不提出理由書」が必要で、そこに書く内容は
決まったように「物損のみで急いでいたため」でしたが
今ではこの書面も必要ないと聞き及んでいます。

ただし、もしも「ムチ打ち」等の診断結果になった場合は3.のように
まずは両者で日時を申し合わせて後日、届け出に出向き、現場検証については
総じて強権的な物言いの警察の指示に従わなければなりません。

この時、届け出が遅れたことに対して、ひとことふたことの
小言を言う担当警察官もいますが、しょうがないこととして諦めます。

訪れたU整形外科にはまだ相手の保険会社から連絡がないそうで
止むを得ず検査費約1万円と念のための貼り薬代1千円を立て替えました。

立て替え分については保険会社から病院に連絡が入りさえすれば
領収書を医院に持って行くとその場で返金してくれます。

このように被害者が医者に行くと言った場合は特に、加害者は即刻
保険会社に連絡を入れ、立て替え払いが発生しないよう配慮することは
その後の示談をスムースに進める意味でとても大切な対応ですが
この点は加害者Kさんの配慮不足と言って良いでしょう。

なにはともあれ、後はミラの修理に関して
保険会社と話し合う
ことになります。

(続く)

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1st Skiing in 熊の湯・・・孫娘を連れて初滑り

2018年12月16日 | 冬はもっぱらスキー三昧

昨シーズンより2週間遅れのプライベート初滑りです。

12月も中旬になっているので、孫娘のHちゃんを連れての初滑りは
自宅から30分の戸隠スキー場の予定だったのですが
全くの雪不足でオープンが延期になってしまいましたので
ゆうに1時間は掛かる熊の湯に行きました。

ようやく降ったまとまった天然雪のおかげで
山頂からの1.3㌔が滑走可になっている情報も入っていましたし。

ただここの最大の欠点は、日帰り客の駐車場がゲレンデから遠いこと・・・。

大人はともかく、小4の女児にはスキーブーツを履き
板を担いでの上り坂は結構ツライものがありますが
直近のホテルの経営のはずですのでしょうがないのかも知れません。

自分が関わっているとは言え、学生さん達の講習がほとんどなくて
清々していたうえ、人工雪の上に天然雪が乗った最高の雪質
そして「晴れ時々曇り」の天気の下で、13時までの半日券でも
充分楽しむことが出来ました。

そして、忘れていたのですが、嬉しいことに
「第3日曜日は子供が無料」だったので、なおさらです。


(上から見た馬の背コース)

一部人工雪でガリガリになっているやや急斜面のここの攻略のため
スキー歴16日目のHちゃんには、ストックワークを伴った
「ずらす」滑りと横滑りを教え出しました。

1本目はコケたりして上手く行かず彼女の心も折れかけていましたが
"早お昼"で好物のカレーを食した後、緩斜面でプルーク姿勢で練習してから
再度挑戦した2本目では予想以上の上達を見せてくれて一安心。

そして曰く「楽に降りて来られた」。

やはりスピードを抑えることが出来るずらしの効果は
絶大と言わざるを得ません。

今シーズンは大回り、小回りのカービングの習熟とともに
未圧雪やコブでのスキッディング(ずらし)の練習もさせるつもりです。 


(後日目にした宿題の冬休み帳の1ページ)

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Ski-Lesson(3) in 一の瀬・・・ついに雪がキター!

2018年12月15日 | 冬はもっぱらスキー三昧

吹き溜まりと吹きっさらしでは、ずいぶんと差があるのですが
ここ2,3日で多分30㎝を超える天然雪がついに積もったものと思います。

個人的な感覚では、昨年より3週間は遅れているような・・・。

一の瀬ファミリーのまだ「滑走不可」の中級バーンでは
昼間でも降雪機がフル稼働して週末のオープンを目指しています。

そんな折にお越しになったのは、大分のK高校130人の皆さんで
先に東京見物を済ませてから廻って来られたとのこと。

担当したのは男子初心者班の8名。

1日目:晴れ
2日目:雪

この雪を待っていたのでしょうか、2日目は関東地方を中心に
多くの初滑り客が集まって1本しか動いていないペアリフトの待ち時間は15分ほど。

初心者の方はなるべく長い距離を滑った方が上達が速いと言われますが
1本滑るのに5~10分は掛かるので1往復30分は見ておかなければならず
2時間半のレッスンでも5本が精一杯というところです。

もっと"滑った感"を味わっていただけるはずの
全長3.2㌔の天狗コースが早く「滑走可」になって欲しいなぁ。 

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Ski-Lesson(2) in 一ノ瀬・・・講習バーンが広がった

2018年12月13日 | 冬はもっぱらスキー三昧

一般スキーヤーの方々は、人工降雪機で作った
幅の狭い雪の上を選んで滑走していますが、ようやく天然雪が
10㎝ほど積もったので、僅かに草と土が見える場所でも
講習が出来るようになりました。

大分のU高校、修学旅行生180人が今回の生徒さんで
担当したのは男子初心者班9名。

林間の天狗コースは未だ閉鎖中のため、すでに「滑走可」の一番下部の
初級バーンを使って初日午後はプルーク、翌日は370mのペアリフトに
7~10本乗ってボーゲンを習得してもらうことになります。

1日目午後:晴れ後曇り
2日目:小雨後曇り後小雪

前線通過に伴い、1日目の夜半に降り出した雨が2日目の午前中まで残り
「雨の中は嫌だなぁ」と思っていたらその後冬型が強まって気温も急降下、午後からは
小雪を伴った北からの強風でようやくこの時期の冬らしい天候に変わりましたので
今回の生徒さん達は全てのお天気マークを体験したことになります。

それにしてもまとまった降雪が未だにありません。

これでクリスマス寒波がなければ
年末年始の稼ぎ時に支障を来すスキー場が出てしまうかも知れません。

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物損事故・・・②見立て通り、やはり凹んでいなかった

2018年12月10日 | クルマに関するアレコレ

かなり注意していたのに、いざ乗り込もうと手を離した瞬間
私のライフの運転席ドアが強風
に煽られて、すぐ隣から発進しようとしていた
クラウンの助手席ドアに当たってしまったのは11月中旬のことでした。

"元"自動車板金業の経験に基づくその場の見立てでは
ライフのピンクの塗料のほんの僅かな付着はあるものの、幸運にもクラウンに
凹みはないと判断しそう伝えたのですが、運転者&持ち主の中国人Kさんは
「凹んでいる。トヨタディーラーに修理に出す」と主張するので、素人相手に
争うことはせずに、加入している保険会社にその場で事故報告を入れたのでした。

もちろんライフのドアの縁から塗膜が擦り取られているのでしょうが
それさえよく分からない程度ですし凹みなどもありません。

そして下の画像が先日届いた結果報告です。

つまり、「修理は不要のため(とりあえず)一件落着」ということです。

ドアが接触したあの個所を見て天下のトヨタディーラーがどんな判断を下すのか
非常に興味があったのですが、やはり良心的な対応だったようです。

もともと1枚のドアの周辺部には、外板と内板の重ね合わせに因る
わずかな歪みが存在することがあり、これを事故による凹みとし、また
単に付着しているだけなので磨けば済むだけの塗料の除去を名目に
例え板金作業はしなくても「ホワイトパール・左前後ドア2枚の塗装」となると
少なくても6万円の売上げにはなるはずです。

そして保険会社によって差はありますが、10~15万円を超えない
見積もり金額の場合は、その多くは損害調査員が現車確認にわざわざ来ることはなく
「写真見積もりで修理OK」と普通はなるのですから、見方によっては
「みすみす売上げを棒に振った」と言えなくもありません。

もっとも新車の売れ行きが好調なトヨタディーラーのこと、過去の経験上
主張がある種強引な中国人高級車ユーザーの代車の手配や3コートパール塗装の
仕上がりに対するクレーム等などを危惧した結果、たかが10万円にも満たない
売上げのために、私が即座に保険会社一任にしたように、煩わしさを抱え込むことを
敢えて避けたと穿った見方をすることも出来わけではありません。

なにはともあれ、年越しを間近に控えたこの時期に、この1年の
厄払いが済んだような気持ちになれて、ホント良かったなぁと思うこと仕切りです

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Ski-Lesson(1) in 一の瀬・・・とにかく雪がない!

2018年12月09日 | 冬はもっぱらスキー三昧

今風の言い方をすれば、スキー場が「マジ、ヤバい!」

かろうじて人工降雪機でオープンしていた熊の湯でさえ
先日の雨で「積雪10㎝」まで融けてコースの途中で土が顔を出してしまい
一般客は一時クローズド、遠方からお見えの数百人の団体専用になっています。

「積雪20㎝」のここ一ノ瀬ファミリーは、コースが繋がってはいるものの
長さ400m、幅は10m~30mの初級バーンがかろうじて滑走出来る程度・・・。

天然雪がまったく積もっていないのですから止むを得ません。

こんな悪条件の中でいよいよスタートした今季最初のレッスンは
大分・M高校の修学旅行生130人、担当したのは男子初心者班の10名でした。

1日目:晴れ
2日目午前:曇り一時晴れ

この後、東京に行って班ごとの東京見物
最終日は全員でTDLを楽しむ4泊5日の旅と聞きました。

1日目の夜間に数センチの積雪があり、もちろんかなり冷え込んだので
降雪機によるバーンの修復も出来たため、2日目はガリガリも少し解消して
全員がボーゲンがほぼ出来るまでに上達しましたので、きっとスキーの
楽しさの片鱗を感じ取っていただけたことでしょう。 

ただ2日目は土曜日ということもあり一般のスキーヤーが100人以上
さらに他の学校生300人がたったこれだけのスペースに集中

こうした接触の危険と隣り合わせのレッスンは
この一回限りで終わって欲しいものと、今季"初"寒波に頑張ってもらい
山間地にはせめて20㎝くらいの積雪があることを祈るばかりです。

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仏壇の処分・・・③祭壇が完成

2018年12月05日 | 離檀・墓じまい・改葬・仏壇の処分

とりあえず仏壇は同じ部屋の片隅に移し、これまで置いてあった場所に
自作で作っていた「祭壇」がほぼ完成しました。

1段目:これまでの祖先の仏式棚
2段目:女房用
3段目:自分用
4段目:収納棚

 

(掛かった費用)

・壁紙、床用シート・・・9000円
棚・・・13000円
その他材料・・・3800円      

合計 25800円

 

べニア板だった天井&壁に壁紙そして床にパンチカーペットを貼る作業と
コンセント&照明用スイッチの取付け作業が面倒でしたが
そこそこ満足の行く仕上がりになりました。

使われていなかったカーテンの長さを短くするミシン作業を
弟の連合いに依頼して今はそれを待っているところで
レールは加工してすでに取り付け済みです。

今週末から今季のスキーイントラ仕事が始まりますので
これまでの仏壇の「御霊抜き」と、祀られている仏具等の引っ越しは
年内にはちょっと無理かも知れません。

(続く)

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大学医学部に「献体」を申し込む

2018年12月01日 | 葬祭と相続の記録&自らの終活

詳細は後日触れるとして、実父の経験を元に私自身の葬式は
「通夜を行なわない一日葬+献体」と考えています。 

県内にある大学で「献体」が出来るのは2カ所ですが
そのうちの総合大学医学部に夫婦2人で「献体」を申し込みました。

「献体」とは、医師や歯科医師をめざす学生の解剖学実習のために
また医師、医療従事者の教育や医学研究のための教材として
自らの遺体を提供する篤志(とくし)行為のことです。

〔解剖の種類〕

・人体の構造を学習するための解剖(正常解剖)
・病院で死亡した場合の病因究明のための解剖(病理解剖)
・変死、事故死等の死因解明のための解剖(法医解剖または司法解剖)

「献体」はこの3種類のうちの「正常解剖」に当たり、現在、医学部及び歯学部の
カリキュラムには遺体の解剖学実習が必ず組み込まれていて、文科省の指針によると
医学部生2人に対して1体、歯学部生4人に対して1体とされているそうです。

現代では希望者が多いため遺体確保に苦労はしていませんが
1960年代頃には引き取り手のない死刑囚のものが利用されたと聞きます。

ちなみに、その頃の献体希望の登録者は1万人台でしたが
2007年には21万人を突破しているとのことです。

 

申し込みに当たって(抜粋)

*住んでいる都道府県にある大学の医学部または歯学部の献体者組織に入会する。
都道府県外に転居の場合は、そこの献体者組織に移籍しなければならない。
*交通事故または警察が介入する事故死の場合は、損傷が大きく観察できない箇所が
多いためだけでなく、血管に薬液を注入して行なう防腐処置が
充分に出来ない可能性があり、献体できない。
理念に反するとされる自殺者と県外で死亡した場合も同様。
*臓器提供との併願はできない。ただし片眼のみのアイバンク登録は別途可能。
*年齢制限はない。また病歴等による制限もないが大学により違いがあるので注意。

【死亡したら】

*出来るだけ速やかに献体者組織に連絡すると、契約している葬儀社から
連絡が入り、遺体引き渡しの場所及び日時を打ち合わせる。
*規定に変更がなければ、死亡から48時間以内に遺体を引き渡すことになる。
①通夜をせず直ちに②通夜をしてから③通夜と葬式をしてから
とされているが、これまでは①または②が多い。
(私の場合は"通夜をせずに葬式のみ"の予定)
*葬儀社が寝台車で引き取りに来るので、遺体とともに死亡診断書の写し
死亡届を提出すると交付される埋火葬許可証(原本)
そして遺族代表の承諾証も同時に手渡す。
*搬送葬寝具は葬儀社が持参する。また遺体の服装は自由で、数年後の
納棺時に一緒に納めたい遺品がある時は別の袋に入れて渡す。

 

【遺骨の返還】

*約2年後、大学側で棺に納め火葬に付した後、骨箱(骨壺付き)に納まった状態の
遺骨は、毎年秋の合同慰霊祭において返還式が執り行われる。

なお遺骨を大学の納骨堂に名札付の骨箱ごと納めることも可能で
この場合は5年を目途に合祀(合葬)される。

 

遺体の引き取りから火葬、遺骨までの費用は全て大学側が負担してくれますが
葬式(葬儀+告別式)や納骨などの費用はこちらの負担になります。

中には合同慰霊祭をもって葬儀と考える方もいるようで
この場合はかなりの節約になり、これが昨今の人気の一因とも聞いています。

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