私が冬の主たる運動としているスキーの運動量を、単純に他のスポーツとの
消費カロリーで比べてみると実に興味深いことが分かりました。
それはなんと、あの激しい動きのバドミントン・テニス・バレーボール
そして柔道・登山・ジョギング(7km/時)とほぼ同じ
70㎏の男性1時間当たり420kcalの消費量なんですね
そして上位には水泳(クロール1400・平泳ぎ700)、サッカー(490)など
下位には階段昇降(320)、ゴルフ(250)、サイクリング(240・10㎦/時)
野球(190)、ボーリング(180)等が来ますが、上りはリフトなので
スキーで滑り下りるだけでこれだけの消費カロリーになるということは
それだけ全身の筋肉を総動員するスポーツなのでしょう
なるほどヘトヘト感が半端ないわけです。
ちなみに速足のウォーキングは250kcalとされています。
ただし一口にスキーと言ってもゲレンデでの滑りはやや速足のウォーキング程度
カービングでバーンを攻めている時は水泳の平泳ぎ程度とも言われていますので
中程度の運動50%+激しい運動50%とみなすのが妥当かと思います。
そしてレッスンの場合は半分がリフト乗車+立ち講習の待ち時間ですので
一番多いケースの午前、午後2時間ずつ合計1日4時間のレッスンは実質2時間、120分
つまり中程度60分+激しい運動60分として計算することにします。
一方プライベートの場合はリフト乗車時間は3分の一として
1日4時間滑るとすると激しい運動160分となります。
冬場(12月~4月)21週の運動量
レッスンスキー延べ58日
中程度の運動 60分×29=1740・・・1週間当たり83分
激しい運動 60分×29=1740・・・1週間当たり83分
プライベートスキー5日
激しい運動 160分×5=800・・・1週間当たり38分
1週間当たりの運動量
83分の中程度の運動(推奨量×0.55)+121分の激しい運動(推奨量×1.61)
つまり推奨量の2.16倍が冬場の運動量となります。
(健康を維持するために必要な運動の推奨量)
速足のウォーキングなど中程度の運動を週150分
またはランニングなど激しい運動を週に75分
ただし分散するのが理想
・リフト乗車にしても立ち講習の待ち時間にしても
スキーを履いている時は非日常的で不安定な状態をカバーするため
どこかの筋肉は必ず使っているとされていますが
今回の計算では無視しています。
・スキーが冬場の主たる運動ではあっても12月下旬~2月下旬までの
ピーク時以外で時間的、体力的に余裕がある時は
ソフトバレーとジムにも顔を出していますので、多分夏場と同じ
推奨量の3倍超をさらに上回る運動量になっていることでしょう。