まだ梅雨入りには少し早い季節だというのに
ここのところの早朝は雨が降る日が多く
を忘れることはできません。
今朝もスタートする頃は昨夜からの雨もあがっていたのですが
歩き出して30分もしないうちにポツリポツリきて
1時間もするとまた本降りっぽくなってしまいました。
そろそろこの辺りの田植えが近いことが
1年のうちで今頃から数ヶ月
それまでほとんど流れていない用水が
なみなみとした水流に変わることからも判ります。
幅1メートルもない“溝”までが急流に生まれ変わるのです。
あちこちで木の板を突っ込んだり
引き抜いてりして流れを管理している人をよく見かけますが
あの方達はどんな人なのか、よく知りません…。
でも、この辺りの川に蓋をかける時でさえ
水利組合とか称する所の許可が必要、と言いますから
町の中を縦横に走っている川とか用水は
下水の発達した現代では生活排水用でないことは確かで
雨水の排水と農業用水 としての利用に限られているのでしょう。
こうして世の中に役に立つ雨も
ぺぺにとっては単なる嫌われモノで
いつもより短い時間でソソクサと帰っては来るのですが
途中から降りだす雨を予想する能力など持ち合わせていませんから
出かけないでいるとそれはそれは喧しく
「クーン、クーン」と鼻を鳴らして
時には「ウー、ワン」と催促するので
とても耐え切れずに今朝も出かけて
濡れ鼠ならぬ“濡れ犬”になって戻ってくる羽目になりました。