保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

Ski-Job(20)【Lesoon16】 in 横手山・・・「全員を山頂へ」

2019年03月30日 | 冬はもっぱらスキー三昧

三泊四日のスキー実習としてお越しになったのは
西日本ではトップクラスの偏差値を持つ子供達が集まると聞く
奈良・T中学3年生140人の皆さんでした。

この時期、本来なら高校入試で忙しいはずの3年生なのに
長丁場と言える三泊四日の日程が取れるのは
中高一貫の男子校だからです。

担当したのは初心者班9名。

1日目:曇り
2日目:曇り時々晴れ
3日目:
4日目:晴れ

スキー場下部でも標高1700m弱ですから当然
朝のバーンはカリカリのため、暴走してケガをしないよう
細心の注意を払いながらの講習になりますが
宿泊ホテルが初級バーン・第1リフトの降り場すぐ横にあるため
僅かな時間を使って横向きの階段登行を教えた後すぐに
プルークで滑る練習に入れることがここの最大のメリットです。

2日を終わった時点でまだ1人が上手くプルーク姿勢が取れず
第2リフトで2000mまで上がることは止めるつもりだったところ
快晴の3日目朝に「第3リフトで山頂に上がり景色を見せてあげて欲しい」と
学校側から要請がありました。

第3リフトは「下り」及び「板を外しての乗車」も出来るので
まずは北アルプス連峰の山並みを楽しんでもらった後、第2リフト降り場直後の
100m程の狭い"廊下"はこの一人を補助して下ろすことに。

ここさえ過ぎてまだ冬季閉鎖されているバス道路を迂回すればそこからは
中級緩斜面のゲレンデに戻れますのでまずは一安心です。

その一人の補助は続けたまま、結局第2リフトには3本乗りましたので
生徒さん達には大いに満足していただけたことと思います。

2日目夜には新たな積雪もあり
ゲレンデはかなり良いコンディションが維持されています

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8th Skiing in 戸隠・・・孫娘はスキー場でも花粉症

2019年03月22日 | 冬はもっぱらスキー三昧

春休みのHちゃんが退屈しているに違いないと
快晴の日を見計らって当日の早朝に誘うと案の定、即決で「行く!」

彼女を連れて行けるのは、今週末から連続8日間の
レッスンが入る予定なので多分、今シーズン最終になるかも知れません。

飯綱高原は17日までの営業予定だったものが
月初めの3日には、積雪が少なく2週間も早くクローズドしましたし
来月初めの志賀高原・サンバレーの大会が中止になったのは
やはり同じ理由と思われます。

ちょっと春めいた晴れや雨の日には、1日10㎝程度の
融雪が進むのですから、しょうがないことと諦めるしかありません。

1mあっても10日で消え失せてしまうのです・・・。

そしてもう一つ、彼女にとって春スキーどころではない理由が
花粉症によるクシャミ、鼻水や目の充血です。

滑っている時は全く出ないのに、なぜリフトに乗っている間には
必ず1度に5回は続くクシャミが出るのでしょうか。

ところで以前、NHKスペシャルで
搔い摘むとこんな内容のことを取り上げていました。

 

以前から生活環境が衛生的になった地域では、花粉症等の
アレルギー患者が増えるということが現象として知られていたが
ヨーロッパにおける研究で、家畜を買っている家の子供の花粉症発症率は
極めて低く、その家に遊びに来る子供の友人も低いことが分かった。

つまり、家畜の乾燥した糞から舞い上がる細菌の死骸に
1歳になるまでにある程度触れることが、アレルギーの発症を
予防するようであることが新たに判明した。

 

その後、その研究についての後日談にお目にかかっていませんので
「研究成果がどうなったのか」については不明です。

ただアレルギーは、外来の異物を排除するという
身体にとって不可欠な生理的免疫機能が、特定の異物に対して
過剰に反応して起こるのですから、生活環境が衛生的過ぎる環境が
関係していることは素人でも充分納得できる話です。

未だに花粉症とは無縁の私が「1歳になるまでにある程度家畜に触れる」
ことがあったのかどうか、もちろん記憶にはありません。

ただ田舎ではあっても、商店街で生まれ育った環境下でも覚えているのは
とは間違いなく日常的に交わっていましたし、幼稚園時代までは
街中の道路に大八車を引く馬の糞が落ちていたのですから
「ある程度」は「家畜の乾燥した糞から舞い上がる細菌」に触れた恩恵を
今になって受けている可能性は否定できないでしょう。

ところでこの花粉症というアレルギー疾患ですが
"寄生虫"により予防できるという耳よりなお話があることは
ぜひ近いうちに取り上げるつもりです。

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7th Skiing in 戸隠・・・未圧雪はとにかく難しい

2019年03月18日 | 冬はもっぱらスキー三昧

市内でも10㎝を超える積雪がゲレンデコンディションを
回復したに違いないという思惑の下、快晴を見計らってここに来たのですが
期待通りの圧雪バーンはとても気持ち良かった一方、未圧雪の上級バーンは
私の今の技術レベルでは、まるで歯が立たないことを
痛感する羽目になってしまいました。

先日の黒姫でコケて左ひざを捻ったのも同じようなバーンでした。

かと言って、膝が、腰が、という歳になって
内心でケガの心配をしつつ、今さらこの手の滑りを練習したところで
上手くなるはずはないでしょうし・・・。

あと2カ月で70歳なのですから、圧雪されたゲレンデを
気持ちよく、かつ楽しく滑ることに徹した方が得策なのでしょうか

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ちょうど"12月"のような湿った雪

2019年03月14日 | 日々の暮らし

昨日の天気予報で「今夜は大雪の恐れ」。

そうなんです!
例年3月の今頃にはそのシーズン最後の10㎝超の雪が降るのです。

念のため除雪機用のガソリンを購入して、早朝4時半に
起きてみると案の定、画像では不明瞭ですが、この積雪でした。


(後の発表では市内12㎝とのこと)

昼間に陽の当たる場所はすでに地温が上がっているため
5㎝程度しか積もっていなかったので、除雪機にはごく一部しか頼らず
ほとんど人力で雪掻きを終了、約1時間。

厳冬期でも汗びっしょりになるので必ず着替えが必要です。

チラチラ舞う程度の雪は別にして
普通はこれで除雪機の仕事は終わるはずです・・・。

高気圧が張り出す午後には、まるで嘘のように
雪が消えてなくなるのもこの時期の特徴と言えます。

 

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Ski-Job(19)【おてんま3】 in 菅平・パインビーク・・・悪天候でGSの1日が中止

2019年03月10日 | 冬はもっぱらスキー三昧

3日間のうち最初の1日が、夜間から早朝にかけて降った10㎝ほどの
湿った新雪の排雪が間に合わず、その上ガスによる視界不良が重なって
GS(スーパー大回転)が1本、中止になってしまいました。

朝6時台の集合時間に間に合うよう、夜中の3時に起きて除雪機を稼働させて
自宅でも同じ程度に積もった雪掻きを終わらせて
ようやく辿り着いたのに・・・。

夕方までの予定が、朝の8時にまた自宅に戻ったところで
特に何もすることがない日がな一日になってしまいました

その後天候は回復し
残り2日間のSGとSL(回転)は無事に実施されました。

1日目:曇り
2日目:晴れ

小・中学生の大会でしたが、やはり各スキー場の
地元にある学校の生徒さんが参加者のほとんどを占めることは
止むを得ないというものでしょう。

何と言っても練習量が全然違うのですから。

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この時期でもリンゴが美味い

2019年03月07日 | 日々の暮らし

リンゴの中でも「サンふじ」は、甘味成分である
密が入りやすい特徴があり、かつ
ボケ辛い、つまりシャキシャキした
触感を長期間保つことが出来る、この付近のリンゴ農家の主力品種です。

ちなみに「サンふじ」という名前は、「ふじ」に袋を被せない
いわゆる無袋栽培により太陽光に当て赤く色付かせることに由来します。

主に11月~12月が収穫時期で
この収穫したてが旬で一番美味しいことは間違いないのですが
"定温"で保つと半年以上品質を保つと言われています。

定温とは、厳寒期は凍ってしまうことを防ぐ温度、一方これから
徐々に暖かくなったら適度な低温に保つ必要があるということのようです。

北隣りのリンゴ農家Kさんのお宅には昔の土蔵があり
内部に断熱材を張り巡らせてこの定温庫にしています。

いわゆる「はね出し」は、大きさは充分でも鳥などに突かれたり
リンゴ同士が風でぶつかり合ったりして傷になったもので
収穫時期にはご近所中から頂くのですが、今回Kさんから多数
いただいた「規格外」は、そもそも大きさが小さかったり色付きが悪くて
出荷できなかったものを自家用としてこの蔵に保管してあったものです。

ただし、やはり収穫直後のシャキシャキ感がある程度
損なわれるのはしょうがないことです。

都会では最近、「一人で食べるにちょうど良い大きさ」ということで
こうした小さなリンゴが人気になっていると聞いています。

旬な果物が見当たらないこの時期、育ち盛りの孫達のために
早速、二人の娘に分けてあげることにします

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ロキソプロフェン(鎮痛剤)は凄く効くが、副作用は(その2)

2019年03月05日 | 病気一般の話題

消炎鎮痛剤ロキソプロフェンNa錠は、これまで3カ月に一度
処方してもらっていても僅か5日分・15錠だけ。

胃壁を守る粘膜を増加させる胃潰瘍薬レバミピド錠も同数処方)

これで90日間持つ程度の使用頻度でしたので
あまり気にはしなかったのですが、20日分・60錠となると
副作用を不安に思うのは、以前ネットでこんな記事を目にしていたからです。

ロキソニンは、効き目が強い半面、副作用が報告されることが多い薬です。
飲み続けると、副作用によって、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になる人もいます。
潰瘍が小腸や大腸にもでき、それによって腸が狭くなり
内容物が詰まってしまう可能性もあります。
結論的には、痛みを和らげてくれるロキソニンに頼りたくなることはあっても
長期的に服用を続けないほうがいいということになります。それはロキソニン以外の
ボルタレンやポンタールといった解熱鎮痛剤も同様です。

 

今回、左ヒザに酷い痛みを感じて診断を受けた際の20日分(60錠)の鎮痛剤を
1日3回服用して、直後に控えていた5日連続のレッスンを乗り切りました。

その後は、痛くなりそうな時にだけ1日1~2回服用していたので
処方後25日経った今でも、手元にはまだ8日分(24錠)ずつが残っています。

実はその間、国立K大学薬学部教授をしている、私の3人兄弟の下の弟に
この薬に関する副作用について問い合わせをしています。

以下がそれに関する回答です。

ロキソニンは日本で一番よく使われている鎮痛薬なので
使われている分母数が多い分だけ副作用の報告数も多くなりますが
発生率で見ると極めて低い数字なので心配はありません。

この数字も関節リウマチなどで数年あるいはそれ以上に渡って
飲み続けている方の
消化性潰瘍のうち、自然発症かも知れないが
ロキソニンとの因果関係を完全に否定できないもの
含まれるため、実数はさらに低く
なります。

レバミピドはその消化性潰瘍を防ぐために出ている薬なので
それを一緒に飲めば、まあ大丈夫です。

ただ、1日3回など、薬の血中濃度が高くなる使い方は
副作用が
出易くなりますので、痛くなりそうな時だけ事前に飲む
というのが一番良いです。


鎮痛薬を常用したからといって、特定の疾患に罹り易いとか
寿命が縮まるという報告はありません。

それどころか、むしろ延びるという報告があるので
痛みを我慢する必要はまったくありません。

ということで、安心して飲んでもらって良いと思います。

 

と、まあ、これほどまでに不安を払拭してくれる良い回答が来るとは
正直、思ってもいませんでした  

ただし加齢による腰やヒザの関節痛は、筋肉を鍛える以外に
もちろん手術により人工物に置き換える治療は別として、また私のように
ヒアルロン酸注射がたまたま効くという幸運に恵まれない限り
万人向けのこれといった決定的な治療方法はないそうなので
薬への依存心を極力抱かないよう、今後もスキーのシーズンオフには
マシーンストレッチやソフトバレーに励むことにします。

何と言っても、副作用が全くない薬は存在しないのですから。

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Ski-Job(18)【おてんま3】 in 菅平・裏太郎ファミリー・・・「失格」の大当たり日

2019年03月04日 | 冬はもっぱらスキー三昧

このおてんま(お伝馬)の仕事を請け負うと
コース係または旗門員(旗門審判員)を担当します。

コース係は通称"デラ掛け"と呼ばれるコース整備、つまり競技者が
数10秒ごとに滑る間を見計らって横滑りや片プルークなどで
荒れたコースを平らにならす作業をし、一方旗門員は一人で数旗門を担当して
通過選手のビブナンバー(ゼッケンのこと。国際的にはこう呼ぶ)をチェックし
同時に旗門不通過等による失格の報告書を提出する作業を担います。

今回、2日間ともに仰せつかったのはSL(回転)の旗門員。

1日目:晴れ
2日目:曇り

先シーズンに数回は経験しているですが
2日でなんと5つの「DQ」を報告したのは初めてのことです。

 

〔用語解説〕

DS:Didn't Start。エントリーした選手が出場しなかった時の記録表記。

DF:Didon't Finish。スタートした選手がフィニッシュラインを
通過出来なかった時の記録表記。転倒した場合や
DQして途中棄権した場合などでタイム発表はない。

DQ:Disqualified。旗門不通過などの反則をして失格となる場合の記録表記。
反則した時点で途中棄権するとDFとなり報告書は不要だが
そのままレースを続けた時は、報告書を提出すると
フィニッシュし仮タイム発表後に失格となる。

 

ただこの中の2番目の旗門不通過をした選手のビブナンバーを見落とし
結局、請負先レギュラーの方に助けてもらうというミスがあったのですが
残りの4件はなんとか責任を全うできて良かった、良かった
というものです。

何はともあれ、前走者の一人の有名オーストリア人R.B.の滑りを
2本見ることが出来てちょっと得した気分になれましたし、1日目の快晴によって
タヌキ状の日焼けがかなり進み、いかにもスキーヤーらしい風貌(?)
になれたりと、腐心しながらも楽しく有意義な2日間になりました。

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