東京のS中学校の全学年対象
任意参加のスキー教室にお見えになったのは1年生主体の120名でした。
担当したのは男子1年生6人の初心者班。
1日目午後:晴
2日目:晴時々曇り
3日目:曇り時々雪
4日目午前:曇り時々雪
斜面に立っていることさえままならない約1名に初日は汗だくになりながらも
2日目午後には“なんちゃってボーゲン”でトレインを組めるようになったのですから
今シーズン、男子初心者班のコツが掴めたような感じも…。
ちなみに、なんちゃってボーゲンとは
下半身はプルーク姿勢を取りブレーキングだけに専念して上半身は脱力
前の人の背中だけを見てトレインで初級バーンを滑り降りると
先頭の私に合わせて必ずくねくねとターンを始めることを指し
私個人的にこう呼んでいるだけです。
・下を見るないで顔を上げて前の人の背中を見る
・前を閉じて後ろを開くけば必ずブレーキがかかるし停まる
・曲がろうとする動きは一切不要。2本の真ん中にチョコンと乗るだけ
・前の人に突っ込まないようにしつつ間隔は3m以上開けない
バックボーゲンで後ろを見ながらこれらの点を常に声掛けして滑ります。
早ければ半日、遅くも1日でこの段階まで持っ行き
すぐに続いて積極的なターンのために踵を押しだす動きをさせますので
ここまで来れば“なんちゃって”が外れたボーゲンになります。
この学校は2時間半ずつの講習の他、夜には1時間のナイターまでありましたので
結局1日6時間を丸2日+講習4時間、シャリシャリから
10cmほどの新雪まで経験でき、皆かなり楽しめたことでしょう。
今日1日は休みですが
明日からは6日間連チャンのお仕事が一昨日舞い込んでいます