保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

Ski-Job(22)【Lesson17】 in 横手山・・・SAJ一般検定付

2018年03月31日 | 冬はもっぱらスキー三昧

東京のK小学校は、希望者のスキー教室を毎年開催していて
今年も約40人がバス1台でお見えになりました。

強制参加ではなく、SAJ検定(一般)も行われますので
皆さん、意欲的な態度で講習を受けられました。

4日間に恵まれた天気の中で担当したのは
一般4級受験の小3の男、女児混合6名。

(講習内検定)
種目:プルークボーゲンによるリズム変化
斜面:緩~中緩、整地

丸々3日間も講習するのですから、基本的には全員合格させないと
インストラクターの腕が問われるというもの。

男児1名が1日目午後及び2日目午前のほぼ1日
体調不良で欠席したので、回復してからは彼を集中的指導し
無事、全員合格と相成りました 

検定終了後は昇り降りともにリフトを使い
横手山山頂からの景色を楽しんでいただきました。

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ミラのユーザー車検・・・③発泡ウレタン+アルミ板を使う

2018年03月25日 | クルマに関するアレコレ

かつてクルマ販売に従事していた頃
昭和50年代のジープJ30系を何台も販売したことがあります。

今のように塩カルを遠慮容赦なく道路に撒き散らすことなど
なかった時代ではあっても、製造から25年も経つと、鉄板の質の問題もあり
フレームやボディの鉄板には多くの錆や腐食が見られたものです。

錆はともかく、腐食部分は必ず穴が開いてしまうことは
その頃にイヤと言うほど経験していますが、正誤は不明にしろ
表面から進行するものを錆、内部からのものを腐食と
呼ぶらしいことは聞いたことがあります。

数十万円を掛けたレストア車を高額で販売する店ではなかったので
それでも何とかお金を掛けずに見た目をよくするために
穴を埋める方法を当時いろいろ試したものです。

その中で最も有効だったのが
下の画像の発砲ウレタンを内部に注入する方法でした。

この発砲ウレタンは、600円もしないで近所のホームセンターで
容易に手に入り、付属のノズルで適当に内部に注入すると
見る見る膨張して発砲スチロール状になって固まる優れものです。


ノズルから噴出した泡剤がかなりの膨張率で拡大しますので、壁面には
それなりの圧力が加わったまま数時間で意外と硬く固まるのです。

〔実際の大まかな流れ〕

1.300円ほどの1㎜厚のアルミ板を穴より少し大き目に切り取って内部に挿入
適当な隙間からノズルを入れてこの発砲ウレタン剤を注入する。

2.膨張した時にこのアルミ板がフタになり、多量にはみ出すことなく
かつ内部からアルミ板をフレームに押し付けてくれる。

3.半日待ってはみ出して硬くなったウレタン(薄緑部分)をカッターで切り落とす。

4.シリコーンシーラント(確か600円位・白部分)をアルミ板の上に厚盛りし
周囲の生きている元の面より若干低い程度にし2日程乾燥させる。

5.この穴がそっくり隠れる大きさにもう1枚アルミ板を切り出し
再度タップリとシリコンシーラントを追加してから
アルミ板を強く押し付けて貼り付けると端から
シーラントがはみ出るのでそれは除去する。

*少しくらいハンマーで叩かれても
それらしい音がするための追加の工夫

6.アルミ板をシーラント(黒部分)で覆い完成。


5月中旬から車検が出来るにしろまだ1カ月半もあるのに、万が一
この穴埋めが上手く行かず代替えせざるを得ない事態に陥ることを危惧して
一気にここまで作業を進めてしまいました。

数万円で手に入る軽の4WDがそう簡単に見つかるご時世ではないのです。

思いのほか首尾良く出来ましたので、時間をかけてしっかり硬化させた後
防錆塗装を施して周囲との境目を分かり辛くするつもりです。

ところで、車検ラインの検査官の対応について板金屋を営むK君から
「パテ等でも穴さえ埋めてあれば特に打音検査はされたことがない」
という嬉しい情報を聞きました。

念のためアルミ板を2枚にして硬い音が出るようにはしましたが
そうは言っても所詮アルミ、叩かれずに済めば御の字です。

ずっと以前から、検査場により、そして検査官により
合否の判断が異なる話はあります。

また業者である認証工場が持ち込むとキビシイ対応になり
個人ユーザーに対しては緩いという噂もありますが、当日はぜひ
甘い検査官に当たって欲しいと今から願って止みません。

*指定工場・・・自前の車検ラインを設備してあり、検査主任者がいる。
民間車検場とも呼ばれる。
*認証工場・・・車検ラインはないので国の車検場に持ち込む必要がある。

(続く)

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ミラのユーザー車検・・・②まずは腐食穴を何とかしなければ

2018年03月23日 | クルマに関するアレコレ

今回見つけた左リアコイルスプリング取付部直前の塗膜の浮きを
思い切って全部取り除いたらぽっかり開いた穴です。

これが24ヵ月分解整備記録簿「外回り点検」の唯一の項目
"フレーム、ボディの緩み、損傷"に抵触し
きちんと直すには鉄板を溶接してもらうしかないのです。

この溶接作業、錆を落として
生きている鉄板をむき出しにしなければならず
また隣接する個所が飛び散る火花や高熱で損傷するのを防ぐため
それなりに多くの部品を外すことが必要で、一般的に5万円を
下回ることがないことは先日ディーラーでも聞いていますし
私の業歴で得た知識と合致しています。

今回、サスペンションとリアアクスルを下げないと作業できず
奥には燃料タンクもありますので多分これも引火を恐れて下ろすことになり
最低でも7~8万円の請求が上がることは間違いないでしょう。

ちなみに、2台前に乗っていたプレオも
右側のほぼ同じ個所に穴が開き、もう少し小さかったのですが
その時のディーラー修理見積もりは下の通りで金額は約72000円でした。

結局このプレオは、ロアアーム&タイロッドエンド等も要交換のため
車検代見積もり総額がなんと239000円にもなり、車検継続を諦めて
次のライフ(1万円で入手)への代替えに至りました。

このミラも、多分持っても後2年と踏んで、高額な負担を掛けずに
何とか車検を通そうとするわけで、その報いとして溶接をしないために
若干損なわれるであろう安全性に目をつむるのですから
「自分で100%の責任を負う」ことになります。

もっともユーザー車検はこれが大原則です  

それが出来ない人は、相応の対価を払って
「実施した整備個所のみの責任」をその工場に負ってもらうことになります。

ただし間違ってイケナイのは、全ての責任を
その工場に負わせることは所詮、あり得ないということです。

例えば車検に関して保証証を発行する工場でも、責任を負うのは
そこが決めた「ある期限内」に「実施した整備個所のみの不具合」
に限られるのですから、例えばエアコンやダイナモ、スターター等
初めから車検に関係ない、つまり分解整備記録簿に項目がない個所は
点検や修理を特に依頼しなければ基本的に何もしません。

ただあちこち点検し「危険だから」と整備個所を増やすことは
売り上げのための経営努力という側面もあります。

ほんの一例でしょうが、拭いたら簡単に取れるステンレスベルト表面の錆や
家族が半月前に交換したことを聞いていなかった奥さんが
エンジンオイルが黒く汚れているからと交換を奨められて
相談されたことがあります。

さて、自らの責任を前提にするにしても、溶接しないでこの穴を
どうやって埋めて検査官の目をすり抜けるか。

ちなみに車検証に書かれているミラの車両重量は800㎏
そのうちの300㎏が後軸荷重なので大まかな話、この左側にかかる荷重は
半分の150㎏程度、1年に1回あるかないかの4人フル乗車時でも190㎏です。

それをこのサスペンション形状の場合
コイルスプリングが負担することになりますので問題は取付部です。

私が知る限り、ボディは普通0.6mmですがフレームは1.3㎜の鉄板になっている上
幸いにも腐食はなく、縦方向の強度を増すプレス溝も生きていますので
例え走行中にフルバンプに近い大きな撃が加わったとしても
この程度の穴で安全が揺るがされることはないという、独断的かつ感覚的な
思考に基づいて、ただ埋めるだけで車検取得を目指すことにしたものです。

腐食の進行を少しは遅らせる効果も見込めるでしょうし・・・。

私の使用環境で一番注意するのは、固く凍り付いた洗濯板上の
凹凸を含めて、雪で覆われて路面状態が見えなくなる積雪路です。

マンホールの蓋の上は氷が融けるので、除雪されなかった凍結路に
10㎝近い段差が出来ていることはよくあります。

それにしても、穴埋めの方法を考えるに当たって不明なことは
車検ラインで腐食を隠した個所を検査官に見つかる可能性がどの程度あるかです。

これまでの経験からしたら、リフトアップした車体下部に検査官が入り
ネジ部の緩みを発見するためのハンマーによる打音検査以外で
下回りをバッチリ見られることはない気がするのです。

もし目視されたとしても、叩かれさえしなければ
音で鉄板が溶接されていないことがバレることはありません。

ただし一部ネットの記事では
「検査員はプロですので、車種ごとに腐食しやすい個所を把握しており、下側から
ハンマーで車体を叩いて腐食をチェックし、
パテや塗装で穴を埋めるという
表面上だけの補修では車検をパスできないと考えてよい」とも・・・。

こうなるともうお手上げですが、例えフレームであるにしろ
個人ユーザー本人が見ている前で、もろにネジ部以外の薄い鉄板の
愛車のボディをハンマーで叩くことなどあり得ない(と信じて
この穴をdo-it-youeselfレベルで埋めて車検に臨んでみます。

(続く)  

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まだまだスキーシーズンは続いています!

2018年03月22日 | 冬はもっぱらスキー三昧

今週末から最短でも連続7日、もしかしたら9日間連続で
レッスンの仕事が入っています。

テレビニュースでは桜前線の話題が持ち切りではあっても
まだまだ今季のスキーシーズンが終わってしまったわけではありません。

・志賀高原一ノ瀬ファミリーの発表されている積雪は200㎝
リフト営業は5月6日まで。

・一番低いサンバレー・丸池で80㎝
リフト営業は4月1日まで。

ここ1~2日は標高450mの我家でも最高気温は+2~4℃ほど
標高1000mでは単純に6℃は下がりますので確実に氷点下でしょう。

市内でさえ4月に入ってから桜の花びらの上に雪が積もる景色さえは
決して珍しいことではないのです。

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ミラのユーザー車検・・・①このままでは車検が通らない!

2018年03月20日 | クルマに関するアレコレ

女房のミニカバンに続いて
6月にはマイカーのH15年ミラ4WDの車検満了日が来ます。

早いものでKさんが代替えする際にリサイクル料相当額の1万円で譲り受け
ユーザー車検で継続取得して早2年が経つことになります。

この2年間に掛かった整備費用は次の通りです。

(初期)

ユーザー車検     34470円
オイル交換          2000円

(その後)

フロントブレーキパッド(社外新品)    6000円
左右ローター(中古)           4000円
タイロッドエンド(社外新品)       2700円
F右ロアアーム(社外新品)         6000円
F右ストラット(中古・工賃込)       10000円
F右ドライブシャフト(社外新品・工賃込)  15000円
ファンベルト系3本他(社外新品・工賃込)  9000円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
合計    89170円

やはり"下回り"には少しお金が掛かったわけで
約70日近くになる冬場の往復80㌔のスキー仕事の通勤が
塩カルの影響も含めて、それなりの負担を掛けているのでしょう。

とは言え、年間約4万5千円、月3750円のランニングコストは
車両代を含めての金額ですし、私のガラケーより
少し高いだけです
ので、相当安いはずです。

(別途、ガソリン代・自動車税・任意保険料)

先日、3カ月程前から気になっている、下の方から聞こえる
小さな「コトッ」音の原因究明を口実に、ディーラー工場に持ち込んで
3か月後に迫った車検の際に整備が必要と思われる個所を
それとなく訊いて来ました。

結果は、普通の方ならほぼ代替えを検討せざるを得ないレベル

そしてコトッの原因は分からず仕舞い・・・。

具体的に指摘された車検時に大きな費用が掛かりそうな個所は
エンジンオイル&ATF漏れとリアサス取付部付近の腐食穴です。

*ATF・・・オートマチックトランスミッションフルード
ATトランスミッションで使用される流体(フルード)で
自動変速機油と訳され流体継手の役割をする。

確かに少しオイルが燃える臭いには気付いていましたが、駐車場に
シミが出来るほどではないので見ない振りを決め込んでいましたし
横から見える腐食穴には、手持ちのシリコン剤を
2か月ほど前に適当に充填してあったのです。

しかし促されてリフトアップされた状態で下回りを見ると
エンジン下部は黒いオイルがびっしょり、さらにドライブシャフト付け根は
ピンク色オイルが確認でき、これでよく垂れて来ないなぁと感心するほど。

また車検の時に検査官に気付かれなければよいと思って
横からシリコン剤で埋めた腐食穴ですが、下から見ると防錆塗膜が浮き
突くと大きな穴が開くことが一目瞭然ではありませんか

エンジンオイル漏れは多分ヘッドガスケットからで
ATFはドラシャ部のオイルシールからとのことで両方で3万円
腐食穴はいろいろ外して溶接作業になるので一般的に5万円を下らないとか。

どちらもやってみないと金額は分からないと宣(のたま)うのを
無理やり聞き出した、目安となる最安価格です。

オイル漏れは直前にコイン洗車に行き、スチーム洗浄で吹き飛ばして
持ち込めば検査官に見つからないので何とかなります。

が、問題は腐食穴です。

さて、どうしたものか・・・・。

(続く)

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10th Skiing in 志賀高原・・・1カ月ぶりのプライベート

2018年03月19日 | 冬はもっぱらスキー三昧

先月18日に孫娘Hちゃんを菅平に連れて行ったはずの
9回目の投稿が抜けているようです。

翌日から初仕事として始まったおてんまが連続したので
つい忙しさに紛れてしまったものです。

中古で購入したHEADのブーツも試させましたし
今季初めて彼女お気に入りのカレー専門店Mで昼食を取ろうと
開店時間を問い合わせた履歴があるので間違いありません。

1週間前の予報は雨でしたが、その後徐々に快方に向かい
結局は午前は快晴、午後は薄曇りのスキー日和となりました。

春休み初日が第3日曜日の「子供無料の日」と重なり
2人の昼食代が軽く浮くのですから大助かりです。

(通常、1日券シニア4200円、子供2500円)

焼額山を4~5本滑った後
一ノ瀬~高天原~ブナ平~西舘山~寺子屋のツアーを楽しんで来ましたが
山の上でも10℃近くまで気温が上がったので、午前の早い時間の焼額山と
午後の標高が高い寺子屋が滑り易かったです。

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墓じまいと改葬・・・⑨後書き

2018年03月17日 | 離檀・墓じまい・改葬・仏壇の処分

昨年末に行った墓じまいと改葬ですが、多くの不安があったにも拘わらず
あまりにもすんなりと全てが進んだことは"嬉しい誤算"でした。

女房家に関しては10年以上前に他界している義父の親戚は私の実父と重複し
5年前に亡くなったばかりの義母のたった1人の姉とその婿、つまり伯父も
すでに他界している上、女房が一人娘だったこともあり
これという障害はなく一気に話を進めることが出来ました。

一方、私の実家に関しては、祭祀継承者の次男に
子供がいないことが根幹となり、3番目の弟が特に反対することもなく
また実父は一人息子で他は女5人、下から2番目が90半ばまで生きたのですから
一番多いとされる親戚間とのトラブルもなく、こちらも同時に
一気に終わらせてしまいました。

こうして私の実家、女房家ともに先祖代々の墓はなくなり
その遺骨は善光寺納骨堂に合葬したのでした。

善光寺は全国から参拝者が訪れるので、檀家で成り立つ市中の多くの
小規模な檀家寺と違い、決まった葬儀の形も葬儀場もありませんが
法要はこの納骨堂の中央にある本殿で、当番制の僧侶による
読経を統一価格の5000円でお願いすることが出来ますし
その後の会食は別に決めた会場で執り行うことになります。

ただし、せいぜい10人ほどの規模が精一杯かも知れません。

法要(=法事)・・・仏や先祖の霊を供養すること。
初七日から四十九日まで七日ごと、月忌、新盆、百ヵ日、年忌法要など
節目ごとに行います。僧侶に読経をお願いし、親族や故人の
近親者を招いて故人を偲び、会食を行います。

ところで、現在の法要及び葬儀の形は
江戸時代の檀家制度が元に出来上がったといいます。

この檀家制度、元々はキリシタン禁圧のための「宗門改」と
領主による夫役負担能力把握を目的とする「人別改」とが江戸時代に合体され
「宗門人別改帳(しゅうもんにんべつあらためちょう)」となり
全国の名主や庄屋、町年寄が作成し、家族単位の氏名と年齢のみならず
檀家として属する寺院名が記載されたことで確立されました。

つまり寺院が檀家の葬祭供養を独占的に執り行なうこととなり
今に繋がる法要及び葬儀の形が出来上がり安定的な経営が可能になったそうです。

ただし逆に、寺院は信仰・修行よりも寺門経営に勤しむようになり
僧侶の乱行や僧侶の階級を金銭で売買することにも繋がったそうな・・・。

こうした経緯から「家」「祖先崇拝」の側面が先鋭化し
本来の仏教の教えは形骸化して、今日言われる
いわゆる「葬式仏教」に陥ったとされているのです。

また戸籍や租税台帳としても機能した「宗門人別改帳」ですが
婚姻などで土地を離れる際には、檀家である寺院に証文をもらい
移転先の寺院で新たに改帳に記載してもらわなければ「無宿者」となり
居住の制約を受けるなどの不利益を被ることになったそうですので
この制度は、かなり強固だったことが伺い知れます。

しかし現代、事情は一変し、寺院に何の束縛を受けることなく
人の移動も頻繁にそして自由に行われるに留まらず
少子化に伴い男子による継承がままならなく、寺と檀家の結び付きを
維持することさえ困難になっている状況が叫ばれています。

都会では、夫が他界した後、同じ墓に入らないどころか
「姻族関係終了届」により夫側親族との親戚関係を解消して
夫側の墓の管理も放棄する「死後離婚」さえ増えているという時代です。

"父はすでに他界しその遺体は検体に出ていてまだ戻っていなく
母は90歳超で老人ホームで未だ健在"の実家の今後は
もちろん相談には乗るにしても、祭祀継承者の次男が考え
"義父・義母ともにすでに他界"の女房家は、我々夫婦はどうするか、の
白紙状態から考えて行けば良いことになりました。

(墓じまいと改葬を終え、次回仏壇の処分へと続く)

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Ski-Job(21)【おてんま5 -3】 in 菅平・パインビーク・・・半端ない疲労感

2018年03月14日 | 日々の暮らし

8日間に渡る大会のうち半分は仕事の依頼のなかったクロカンでしたが
アルペン最終日となる男女SL(回転)もコース係として
コース整備に携わりました。

快晴の下、気温の上昇に伴いバーンが緩み、ポール外側に押し出される
雪も相当量なのできめ細かなデラ掛けが必要でした。

結局、参加選手が合計400人に上っていましたので弁当での昼食時間も
全くゆっくりは出来ず、
SL用
急斜面をかなりの本数ほとんど5時間滑りっ放しで
後片付けが終わった午後3時にはもう疲労困ぱい、、、

2月下旬から23日間のうち11日間務めた
おてんま仕事の最終日(多分)に相応しいキツイ1日になりました

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Ski-Job(20)【おてんま5 -2】 in 菅平・パインビーク・・・2日間のGS(大回転)

2018年03月12日 | 冬はもっぱらスキー三昧

1日目:曇り・・・男子GS

クロカン競技が中止になるほどの前日の雨が明け方に雪に変わり
ガリガリ氷の上に、風で飛ばせられずに残った新雪がまだら状に積もるという
なんともややこしいゲレンデ状態になりました。

つまり新雪の上はろくに滑らず、以前のガリガリ面では
一気に板が走ってしまうわけで、急斜面のポール立てやネット張りの作業自体
細心
の注意を払わなければなりませんでした。

もう少し良い天気に回復するはずが、何のことはない
雪は降らなかったもののSGの時同様、強風が吹き続き結局
競技中の体感気温は相変わらず真冬並みの寒さでした。

もっとも、コース両端に張りっ放しのディフェンスネットに雪が凍り付き
所々で重みに耐え切れず倒れていたのを雪を落として
元に戻す午後の作業では汗びっしょりに。

いやはや、なんとも過酷な労働環境ではありました。

 

2日目:快晴・・・女子GS

ようやく風も治まって天候が回復し午前中は快晴で
競技終了の午後2時頃まではどうにか太陽が拝めていました。

かなり緩んだとは言え、やはり女子大生には手強いコースだったようで
転倒者が続出、本来のデラ掛けでの排雪に外れた板と
選手の救助が加わって、コース係には結構忙しい日になりました。

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Ski-Job(19)【おてんま5 -1】 in 菅平・パインビーク・・・ガリガリの硬いバーン

2018年03月09日 | 冬はもっぱらスキー三昧

雨降りを含めた先週の春めいた天気から一変、大松山の山頂
標高1600mでの気温は氷点下2℃、さらに雪混じりの
6~7mの強風が吹き荒れていましたので、体感気温は真冬並みの中で
SG(スーパー大回転)のコース係を仰せつかりました。

1週間に渡ってクロカンを含めた4種目が行われ
いわゆるアルペン競技にのみお手伝いを頼まれたものです。

標高差300ḿ、長さ1200m、最大斜度26度、そのほとんどがガリガリの
硬いチャンピオンコースでの男子大学生の速いタイムは50秒台です。

参加人数が女性100名、男性230名、合計330名の大人数の大会でしたが
ガリガリコースのためほとんどデラ掛けは必要なかったとはいえ
中には数人、ボーゲンで約2分かかる選手もいたためではないですが
予定時間は遅れに遅れて終了したのは午後2時前後・・・。

昼食も取れずに5時間近く、山頂のスタート地点で
寒さに耐えてほとんど待機しっ放し、さらにコース内の緩斜面をデラ掛け中
次の競技者の接近を気にして振り返った瞬間に彫られた雪面(氷面?)に
外エッジを引っ掻けて転倒し右肩を強打、大事に至らず
打撲で済んだから良かったものの、
おてんま5回目にして初めて
この仕事の過酷さを実感することになりました。

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脊椎間狭窄症(せきついかんきょうさくしょう)

2018年03月06日 | 変形性膝関節症など

1月初旬から右太ももに感じるようになった、睡眠中も続くヒドイ痛みは
市販の鎮痛剤イヴが効いて、その後のスキーに支障を来すことなく済みましたが
痛みが太ももから脛(すね)に移動したり、親指にシビレを感じたり・・・。

種類を問わず常習的に薬を服用することには以前からかなり抵抗があったので
下旬のオフ日にI病院・整形外科の主治医I先生の元に駆け込みました。

X線画像でも明確な異常はなく
「脊椎間狭窄症でしょうが、筋肉体操をしながら様子をみましょう」。

イヴの効能に謳われていた「消炎」もどうやらその通りらしく
だったら安く済むようにと念のための服用薬を頼み
以前聞いたことがあるロキソニン錠剤2週間分を処方してもらいました。

これは強い薬なので胃薬ととに1日3回服用するように、とのこと。

イヴは朝1回の服用で1日中効いていましたし
それより強い薬なら毎食後は頼り過ぎの感じがしたので1日1回
それも痛みが酷いときに頓服として飲むようにしていました。

そんな折、すぐ下の弟が突然、入院したというのです。

それに至った大まかな流れは、太腿付近に眠れないほどの激痛が続き
町医者の整形外科に行ったところ「脊椎間狭窄症」として鎮痛剤を処方され
それを飲んでいたら今度は極度の食欲不振と倦怠感に襲われてしまい
これはおかしいと思ってT総合病院の診察を受けたら
「急性肝炎」で即日入院となったのだそうな・・・。

話の前半はどこかで聞いたような話ではありませんか!

そして特別な治療もなく、肝臓に大きな負担を掛ける鎮痛剤の服用を
停止した上で静養、肝臓の数値は改善し痛みはリハビリ運動が奏功して
かなり軽くなったので、6人の相部屋では眠れないと駄々をこねて
3日ほどで退院して来ました。

日頃たいして仲も良くない私と弟が、時を同じにして脊椎間狭窄症とは
なんとまあ、偶然とは恐ろしいものか。

それはそれとして、鎮痛剤が肝臓に多大な負担を掛けるということは
ロキソニンを処方してもらったばかりの私には到底、聞き捨てならない話です。

すぐに某国立大学の薬学博士の三番目の弟にメールして
その辺りの情報を確認しました。

するとやはり、鎮痛剤には消炎作用もあるが
肝臓に大きな負担が掛かるので常用するのは避けるべきで
症状として現れている座骨神経痛は、歩くなどの運動によって
インナーマッスルを鍛えるしかないとのこと。

ちなみに、当然ながら患部への貼り薬はなんら問題はないそうです。

何のことはない、結局は"適度な運動"ということになりましたが
その適度が分からないからヤヤコシイわけでして。

1月29日に2週間分として手に入れたロキソニン錠剤42錠ですが
まだ20錠も残っていますので、スキーシーズンがまだまだ続いてはいても
次回のヒアルロン酸注射の予約を入れている4月上旬までは
もたせることが出来そうです。

痛みが以前より減少している気もしますし

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Ski-Job(19)【おてんま4 】 in 菅平・裏太郎・・・春っぽい青空

2018年03月04日 | 冬はもっぱらスキー三昧

本来は2日間の大会なのですが
私の都合で1日だけの勤めにしてもらいました。

寒い菅平とは言え
もしかしたら10℃を超えていたかも知れない暖かい日差しの下
東京都民の人々のSL(回転)のコース係を受け持ちました。

今までは全て旗門員でしたので
いわゆる「デラ掛け」は初めての経験で、このデラ
フランス語の「デラパージュ」の略で横滑りをしてコースをならすことを言います。

それにしてもこのおてんま仕事、ネット張りやポール立てなどの
バックヤード作りから旗門員、コース係の全てを
当然と言えば当然ですが、ストックは持たずに作業することを
実際に携わって初めて知りました

このストック、立っている時や歩く時
特に僅かな登り下りのあることが多いリフト乗場では
予想以上に楽が出来ることを再認識・・・。

そう言えばストックがないため、いちいち腰を折って手を使うことになる
ビンディング外す動作も、結構上手く片足で踏みつけて外せるようになりました。

これでスキーに関する仕事に従事する者に傍からより見えるようになったかも
と思うのは私の一人合点かも知れません。

 

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ミニカバンのユーザー車検・・・②今回かかった費用

2018年03月02日 | クルマに関するアレコレ

今回のユーザー車検に掛かった費用は下記の通りです。

H12年ミニカバン(GD-H47V)走行距離71300㌔

  自賠責保険 25070円(26370円から値下がり)
重量税 8200円(7800円から値上がり)
検査法定手数料 1400円(用紙代50円が不要に)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小計 34670円(前回の35620円から1050円) 

別途、有料整備代  3000円

        エンジンオイル交換(2.2ℓ)
      メーター球1個(球切れ)
         下回り洗浄のスチーム借用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 総合計       37670円

すでに18年前の車ですが、昨年9月に3気筒のうち1個が失火する故障をし
イグニッションコイル1個及びプラグ3本をディーラーにて
交換修理した約14000円、そしてもちろんガソリン代以外
安くても年間1台2000円×2回必要な夏・冬タイヤの履き替えは
当然、自分でするのですからこの2年間に掛かった整備代は0円です。

エンジンオイル交換も全くのノーマルエンジンなので
ずっと以前から車検毎の2年に1度、結果6千~8千㌔毎でも
何らエンジンの不具合はありません。

そう言えば、確か2年前だったと思いますが、三菱からエンジン関係の
リコール対策の案内状が届き、その作業を依頼した際に、いずれ3万円は
覚悟していたタイミングベルト交換を"無償"でしてもらいましたので
10万㌔を気にする必要もなくなりとてもラッキーでした。

オートマバンということでエアコン、パワステは付いていても
車検とは無関係ですが、パワーウィンドウやキーレスエントリー
さらにはオーディオ等の装備は何もなく、余計な故障個所が
極めて少ないことも奏功しているのでしょう。

まさに「Simple is best」

女房のちょい乗りの足にはちょうど良く
まだまだこの先何年も活躍してくれることでしょう。

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ミニカバンのユーザー車検・・・①24ヵ月点検

2018年03月01日 | クルマに関するアレコレ

今年は3月に女房のミニカバン、6月には私のミラも車検満了日を迎え
確か次女に譲ったトゥデイも7月だったはずですので
3台のユーザー車検にはそれなりのプレッシャーを感じます。

だったら業者に頼めば済む話ですが、軽の一般的な車検費用は
整備工場で6~8万円、ディーラーで7~10万円

これは新車3年後の1回目の車検を含めた平均価格ですので
3台ともに15年以上経っている場合は高い方に振れることは間違いなく
それを私が必要と考えた作業をしても4万円程度の負担で
抑えられるメリットは捨てられません。

何といっても2年間で8千㌔しか乗らないのです。

安く済む理由の第1は、必ず軽自動車検査協会に行って
新しい車検証を発行してもらわなければならない事務手数料の約4千円
車検検査ラインを利用する約1万円、そして24ヵ月点検料の約6千円
つまり合計約2万円が不要になるからです。

(一番安いと言われるチェーン店価格との比較です)

事務手数料約4千円は自分で行けば0円ですし
約1万円取られる検査ラインはお国のものを利用するので
検査法定手数料の1400円だけで済みます。

認証工場の場合もこのラインへ持ち込む手間賃、一方、自前で設置している
指定工場の場合はそれの利用料が約1万円ということです。

そして安く済む理由の2番目は、点検の結果
ジョイント部のガタや球切れ、マフラーなどからの排気漏れ等
車検に受からない部分以外の整備は自らの責任の下
後日必要な時に行う対処療法にしているからです。

例えばフロントブレーキパッド残量が3㎜(新品時約9㎜)なら
業者はまず交換を奨めるはずですが、もちろん乗り方や走行場所に寄りますが
このミニカの場合は、経験的に2万㌔は持つので次回車検までは大丈夫と判断します。

もっとも読みが外れて途中でシャリシャリ音がし出しても
交換時期が来た警告音ですので、自分ですぐに交換すれば済む話です。

ところで業者に車検を依頼する場合、この24ヵ月点検の結果として
予め交換などを奨めてくることは私にとっては"余計なお世話"です。

前述のパッドの残量の他、エンジンオイルの汚れ
ブーツ類のヒビ、ワイパーブレードゴムやマフラーの劣化
タイヤの溝の減り具合等、どれも過去の経歴上
目視により自分で判断できることばかりです。

一般ユーザーはこれらの不安を煽られる指摘に耐えられず
つい「それでは今回ついでに交換してください」となって
追加整備代が別途加算されることになってしまうでしょう。

これが格安料金で請け負っても
商売として成り立つカラクリと言っても良いのです。

つまり、立ち合いを求めたり事前の了解を取ったりするので
過剰整備ではないにしろ、「危険だから」という"錦の御旗"をすぐに持ち出し
100%否定は出来ないとは言え、不安を煽って客単価を上げて
格安料金を補填する目論みが裏側に潜んでいます。

もっとも、車検に出して数週間後にどこかの具合が悪くなり
「車検を取ったばかりなのに!」等のクレームを言いそうな方は
例え高額になってもディーラーや町工場にお任せした方が良いです。

そもそも車検とは、「自動車の安全と環境保全の観点から
国によって定められた最低基準をクリアできているか」を目的に
決められた項目を定期的にチェックすることであって次の車検までの間の
安心・安全を保証するものではないことは車検証の裏面にも書かれています。

実際に車検ラインを経験してみると、たった10分ほどの検査機器通過の間に
安心・安全が保証されるとはとても思えないことがよ~く分かります。

所詮車検はそんなものですから、ディーラーであれ町工場であれ
ご自分が信頼する整備工場に相応の対価を払って、とても完璧は望めなくても
それなりに感じるだけの安心・安全を得るしかありません。

私の場合は、責任の他人任せは極力少なくし、より多くを自分で
担おうとしているだけのことで、だから安くて当然なわけで
それがユーザー車検の主旨というものです。

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