保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

籾米に穀象虫(コクゾウムシ)が!

2013年08月08日 | 日々の暮らし

二女の旦那の実家から「籾米(モミゴメ)」を1袋いただきました。

籾米は単に籾(モミ)と呼ばれることもあり
脱穀で籾殻(モミガラ)を取り去る前の状態を指しますので
“籾殻付きの玄米”と言ってもよいと思います。

玄米には胚芽が付いていて
これを適当な温度と湿度の条件下で播くと発芽するため
籾を“稲の種”と思いがちですが、実際は“稲の果実”です。

そして中の玄米を精米すると
いわゆる白米になりますが栄養豊富な胚芽は除去されてしまいます。

籾米(籾)⇒〔脱穀〕⇒玄米⇒〔精米〕⇒白米

以前、日本の場合は法制度上の理由から全て玄米もしくは精米された白米で
取引きされるのが通例という話は聞いたことがあります。

ちなみに、普段から我家では玄米を混ぜたご飯を食していますので
頂いた籾米も少し分けてすでに1回、JAに設置されているコイン精米機に
女房が持って行き一部を玄米、残りを白米にしてあります。

その時すでに、入っていた袋に小さな“黒色の虫”がいたかもしれないのに
全く気付かず、数日前に見つけて大騒ぎに!

これがコクゾウムシと呼ばれる有名な虫であること
そして同時に、天日干しで駆除できることもネットの検索ですぐに判りました。

そこで天候が猛暑に戻り快晴だった昨日、早速、屋外で実行してみたのです。


(大きさは3mmほど。象やオスのカブトムシのような形をしていて
白米より玄米や籾米の方に付き易いそうです)

シートにお米を薄く広げると出るわ、出るわ、その数10cm四方に5匹以上
多分、陽の光に弱いのでしょう、一斉にシートの外に避難します。

逃げ遅れたものは動きが鈍くなり、やがて動かなくなりましたので
そのまま死んでしまうのでしょうか?

昔は米櫃(こめびつ)の中でよく見かけた記憶がある
小さなウジムシのような虫も4、5匹見つけこれは手で潰しました。

コクゾウムシは甲虫類、メイガは蛾の幼虫で
米粒に産卵して孵化した幼虫は米粒だけを食べて世代を繰り返すことができ
1年に3~4回世代交代をし暖かい季節ならたちまち増えてしまうこと
そして、いずれも無農薬や減農薬栽培で育てたお米の貯蔵中に発生し易いとのこと。

いずれも食べても害はないそうですが
予防に良いとされるトウガラシを同封してこのムシ騒動も一件落着した次第です。

 

 

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