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特別展昭和レトロと郵便展(逓信総合博物館) その3

2011-10-31 00:00:00 | 郵便局・切手

201110310001  懐かしい昭和の郵便カウンター。
 今の郵便局はガラス張りで仕切っていませんが、今も昭和のカウンターが残っているところもあるようです。
 
 それは・・・・

201110310008 
 加茂古敷谷(かもこしきや)簡易郵便局。
 建物の文字は「簡易」が入っていないので、郵政省の正職員が配置されていた無集配特定局の名残だと思われる。

 簡易局なので、地元の民間人に業務を委託しているようです。

201110310009 局舎内は昭和のムードが漂っています。
 カウンターはガラス張りで仕切っています。
 東京都最果ての日原簡易郵便局も似たような雰囲気ですが、もっと狭い。
 郵便・貯金・保険の窓口を1つだけにして、1人がすべてを兼任。郵便だけではなく、ゆうちょ銀行のオンライン端末の操作、保険まで熟練しているようです。商品名とか覚えることたくさんあるのに、すごいですね~。

201110310002  
 1971(昭和46)年は郵便創業100年目なので、100年前と比較するポスターが作られたようです。
 ちょうど今年は郵便創業140年目。
 上は100年前の1871(明治4)年。
 下は100年目の1971(昭和46)年。
 
 

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 明治4年の逓信局。
  

 下は昭和46年の郵便局。
 



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 郵便仕分けの様子。
 100年目は、すべて機械化されていますが、さらに140年目の今はすごいことになっています。
 郵便番号の枠に書かれた数字を読み取り、見えないバーコードのようなものを付着し、自動的に地域ごとに仕分け。
 

201110310005 

 140年前の輸送方法は馬車、あるいは人間の足でしたが、今はトラック、飛行機を駆使。
 




201110310007  

 昔の仕分け棚。
 


201110310006  赤い袋は速達便、白い袋は書留便とし、別置していたようです。
 今の普通郵便はどんなに遠くても、翌々日配達。
 普通郵便でも、高速道路や航空便で運ばれ、翌日の午後から夕方あたりに到着。普通郵便なら配達を翌日に回すわけですが、速達便ならその日のうちに配達。
 
 昔の書留は、引受局と配達局、宛名通りに送り届け、印鑑を受領したとオフライン形式でそれぞれ番号を控えていたみたいですが、今はインターネットの追跡システムで番号を入力しただけでも細かな経過が見られるようになりました。

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1 コメント

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Unknown (KIYOKIYO)
2015-07-03 08:58:51
こんにちは、はじめまして、赤い袋(赤甲、赤乙)は書留便、白い袋(白甲、白乙)は速達便です。甲は大きな袋、乙は小さな袋を表します。現在は郵袋(ゆうたい)とよんでいますが、昔は行嚢(こうのう)と呼んでいました。普通郵便は、茶色系のドンゴロス(近年のは化繊)の袋(並甲、並乙)に納入されていましたが、現在はPケース(パレットケース)に納入されています。本来は書留は、赤甲、赤乙に納入、封緘して輸送するのが正式ですが、現在では、物数が増えているので、集配局間では航空郵袋や大型の郵袋に納入して封緘して輸送しています。有証郵袋の票札に「○代」(まるだい、丸の中に代)と表示するのは、赤甲、赤乙の代用と言う意味だそうです。現在では、赤甲、赤乙、白甲、白乙 は、比較的物数の少ない集配局と無集配局間の授受に使われることが多いです。
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