ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 Extra Stage 第28話「初心にかえるっていうこと!」

2020-11-25 07:50:09 | 2020年アニメ
アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 Extra Stage 第28話「初心にかえるっていうこと!」

 今回は椎名法子のメイン回!ということでソロ曲実装!…法子も「え!?ソロ曲無かったっけ!?」と思ってしまった1人です(汗。アニデレで今回登場した中野有香、水本ゆかりらと共に声がついてから、遂にメロウ・イエロー全員がソロ曲実装ですか…でもまだアニデレで声がついたアイドルで、最初のサプライズボイスを披露した2人のうちの1人で、ソロ曲はあるもののデレステに実装されていない子がいるんですよねぇ…まだかなぁ…

 それはそれとして、今回はタイトル通り初心にかえってドーナツに真剣に向き合うことに。「あたしがドーナツだ!」というセリフからは某ガンダムマイスターの印象深い台詞を思い出しますが、割と意味合い的には間違っていない気がするのが何とも(笑。
 
 ドーナツに向き合うことで思わぬ(想定内)障害が立ちはだかることになっても、それでいて尚ドーナツに向き合い続ける法子が可愛い第28話でした。
コメント

ポケモンソード日記 その24 HOME整理編

2020-11-24 08:06:22 | ポケモンシリーズ
 週刊「レジスチルが光らない」と化しつつある今日この頃。マジで出ない。

 かれこれ2週間ぐらいは毎朝毎晩レジスチルの鳴き声を聞いている気がします。そしてこの後にレジアイスとレジドラゴも控えているという恐怖。改めてオメガルビーで色違い粘りまくった私は何考えてたの?(苦笑。

 しかし、さすがにそれだけだと飽きるというのは前に話したとおりで、ダイマックスアドベンチャーに出かけたり、ひっさびさにUSUMやBW2を起動して「メテノ全色(色違い除く)」コンプリートに勤しんだり、とりあえず秋のシキジカ・メブキジカを捕獲したりしていました。すると


 ダイマックスアドベンチャーでは色違いのガメノデスに遭遇し



 ウルトラサンでは色違いのリグレーに遭遇しました。ウルトラサンも図鑑完成済み、ひかるおまもり入手済みとはいえ、まさか出て来るとは思わなかったので、度肝を抜かれました。で、HOME経由でシールドに送って進化させたところ…



 …?色違いって、何がどう変わったの…?…あぁ、目の色が微妙に薄くなっているのと、手の発光器官の色が違うと…分かるわけねーだろ!?リーフィア、グレイシアの方がまだわかるわ!


 とまぁ、そんな感じで相も変わらずな日々を過ごしています。あ、通信でダイマックスアドベンチャーもやってます。さすがにNPCのように「味方のエレキフィールドをグラスフィールドで上書きする」という行為を繰り返したり、奥にいるポケモンに相性的には有利なポケモンを選ばなかったり途中で外したりといったことが無いので、かーなーり楽に進めますね。技エフェクトがONになるので、多少時間はかかりますが。
 しかし皆さん、やっぱり着せ替えしてるんですね…(汗。名前も「シールド」で着せ替えもしてないとか、今日日ポケモン始めたばかりのトレーナーさんでもしていないのでは(苦笑。

 で、ですね。今回はHOME整理編ということで、先日割と時間をかけて、公式のポケモン図鑑を見ながらHOME内を全国図鑑順かつ複数の姿があるポケモンはそちらも並べるというコンセプトのもと整理をしていまして。ガラル図鑑順に揃えたソードからも移行しつつ、えっちらおっちらやっていたわけですが。


 やはり現時点ではソード・シールドに引き出せないポケモンがいる、というのが難点ですね。これまでのポケモンであれば、ウツボットを引き出して、マダツボミの卵を2個孵化させて片方ウツドンにして終わり!で済みましたが、それが使えない。となればピカブイかUSUM以前のソフトから連れて来るしかない。加えてアローラゴローニャもいなかったので、そちらはUSUM同士で通信交換をしてからHOMEに送るという手順を踏まなければなりません。



 あとは、バドレックスまで一通り並べ終わってから気がついたのですが、「フォルムチェンジ後の姿でボックスに保管できるポケモン」の区別が分かっていませんでした(汗。
 例えばメロエッタはボイスフォルムとステップフォルムの2種類ありますが、ステップフォルムは戦闘中に「いにしえのうた」を使うことで一時的にフォルムチェンジするという、いわばメガシンカのようなもの。なので戦闘が終わればボイスフォルムに戻るため、ステップフォルムでボックスに保管することが出来ませんでした。



 となるとですね、ここら辺のボックスも再整理の必要なのでは?と気づきました。
 「メガシンカやゲンシカイキは無理でも、デオキシス4フォルムはボックスに保管できるのでは」「持ち物を持たせる必要があるギラティナのアナザーフォルムと、シェイミのスカイフォルムってどうなの?」といった感じです。「図鑑に表示されているから出来る」じゃなくて「ポケモンHOMEで出来るか」を確認する必要がありました…となると、これ、全国図鑑順で1匹1匹やっていった方が確実なんじゃないかと今更ながらに思い至りまして、現在どうしたものかと思案中です。


 あとは「やっべガラルデスマスの枠取って無かった」ということに気づいたり


 「メテノ7色並べたのなら、アンノーン全種も並べるべきでは?」「マホイップも…?」とか割とハードな考えもチラホラ頭をよぎっています。アンノーンはVC版の金で捕まえたのがいるので楽勝楽勝と思っていたら、微妙に数が足りない…銀と交換したか…?


 更に更に「あ、ダクマとウーラオス2匹並べるなら、シールドもう一回走る必要あるじゃん」とか


 「秋のシキジカとメブキジカは捕まえたけど、春と夏どうするよ…」という悩みが生まれたりとか、本当に見れば見るほど穴があり過ぎますね(苦笑。

 というわけで割とあっさり終わるかと思っていたポケモンHOMEの整理ですが、久々に過去作総動員して対応に当たる必要が出てきました。
 久しぶりに過去作を起動すると、次回作に移動した後が顕著に表れている作品もあれば、もったいなくて移動できなかったんだろうなというのが一目でわかるくらい揃っているソフトもあったりと、色々です。とりあえずカントーはLPで何とかして、ジョウトはHGとVC金、ホウエンはORASで…

 …あれ、大変だけどちょっと楽しいぞ、これ(笑。



 あと、ボックス整理してると懐かしい子に会えるのも楽しいですね。テンイ村のレジギガスとか何年前でしたっけ…
コメント

仮面ライダー剣 第34話

2020-11-23 08:43:48 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第34話

 今回は本当の強さを睦月に説く始、剣崎を奮起させる広瀬さん、剣崎VSキング、遂に登場キングフォームと、見どころ盛りだくさん!なのに一つもかすまないのって凄いですね…

 というわけでまずは始VS睦月から。相も変わらずカテゴリーAに精神を支配されている睦月ですが、彼女の叫び声を聴いて気に掛けるあたり、完全にカテゴリーAと同化したわけではないのでしょう。これ、嶋さんが封印されていなかったらもっとヤバい状況になっていたんですかね…にしても最近の睦月というかレンゲル、最強を名乗る割に変身解除しやすいような気がして、イマイチ最強感が…キングが♡のカードをばらまいた際にも、いそいそと集める様がなんか情けないというか(汗。

 ただただ力を求め続ける睦月。そんな彼に対し、天音ちゃんたちの家族のみならず、剣崎の姿を脳裏に浮かべながら「本当に強いのは!…強いのは!人の想いだ!!」と剣崎からもらったカードの力を使いつつ反撃する様が凄くカッコよかったです。ジョーカーである始が、天音ちゃんの父親の行動が理解できず、剣崎とも当初は険悪だった始が、彼らの姿を思い浮かべつつ人の想いの強さを説くところまで来たという感慨深さがありますね。
 人の想いの強さは、睦月の彼女にも言えること。親以外であそこまで自分を心配してくれる人物に出会えるなんて、そうそうないでしょう。今回始が説いた人の想いの強さは、睦月を更生させるきっかけになりうるのでしょうか…

 一方で、自分が側にいれば周りの人間が傷つくことを知り、敢えて虎太郎と広瀬さんを突き放した剣崎。冷たい言葉を浴びせられても、それを言葉通りに受け取るのではなく、剣崎の想いをくみ取ってくれる虎太郎と広瀬さんの存在はとてもありがたいですね。序盤のように喧嘩別れにならないあたり、彼らが過ごしてきた時間の積み重ねを感じます。
 強敵キングを封印できるか分からないと弱音を吐く剣崎に、剣崎の仕事がライダーであること、そしてその目的を彼の口から言わせるのが良いですねぇ…序盤で広瀬さんが苦悩していた時に剣崎がかけた言葉が今も広瀬さんの中で生きており、それが今度は剣崎を支える言葉になるってのもまた良い…ここからの広瀬さんの優しく頼もしい言葉の数々も良いのですが、途中でバイクを修理する虎太郎のシーンが入るのもまた良い。「止まっていた時間が再び走り出そうとしている」って感じが凄く良い。


 そしてここからキングとの決着をつけることに!キングへの意趣返しも見事でしたが、自身の仕事が何であるかを思い出した剣崎が衆人環視の中変身するのも素晴らしいっ!「ここにいる人たちを誰一人傷つけさせない」という強い意思を感じます。
 カードを奪われても、攻撃が通用しなくても、「仮面ライダー」として目の前のアンデッドの封印に全力を注ぐ剣崎がめちゃくちゃカッコいいうえに「戦えない、全ての人のために!俺が戦う!」ですよ!「俺は」じゃなくて「俺が」なのが良いなぁ!「俺は戦う」だと一人きりで戦っている感じがしますが、「俺が戦う」だと戦えない人たちに支えられながら戦っている感じがしますね。

 思いのほか潔く結末を迎えたキング。戦いそのものに興味が無い故に、ここで撤退したところで得るものが無いと判断したのでしょうか。最後の最後まで挑戦的な態度を崩さないあたり、強者の風格を保ったまま封印されていったなと。


 ここで終わりかと思いきや、最後にはブレイド・キングフォーム初登場!キングのみならず13体のアンデッドと融合しているというとんでもない状態だそうで。いやしかしカッコいいですね…今見るとゴースト平成魂、グランドジオウに通じるものを感じます。
 見るからに「強い」ってのが分かる見た目をしてますが、その実力が披露されるのは次回!


 …とまぁ、あれやこれやと見所がありすぎる第34話でした。
コメント

ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀 第1話

2020-11-22 10:29:18 | ウルトラシリーズ
ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀 第1話

 遂に配信が始まった「ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀」!第1話からクライマックス!

 冒頭のゼロのナレーションによれば、最初の話はウルトラマンリブットがギャラクシーレスキューフォースに加入する前のもの。まさかリブットが先陣を切ることになろうとは!良いよね、リブット…ネオスもそうなんですけど、「新時代のウルトラマン」って感じがして凄く良い…

 というわけで始まったわけですが、第1話からオーブを苦しめた大魔王獣マガオロチ(卵)やら、ルーブに登場したらしい(見てない)コスモイーター・ルーゴサイト、更にはグレートの宿敵である邪悪生命体ゴーデス(細胞)といった、各作品の強敵怪獣がこれでもか!と言わんばかりに関わってきました。
 あとは何だかすっかりマックスの宿敵っぽい感じになってるスラン星人や、タイガに登場したヘルベロスも出現。マガオロチにゴーデス細胞とヤベーものを扱っているスラン星人ですが、タロウの判断は「スラン星人の計画にしては規模が大きい」とのこと。まぁベリアルとかヒッポリト星人とかテンペラー星人ならまだしも、スラン星人にしてはねぇ…(苦笑。

 文明監視員としてマックス共々調査にあたっていたリブットですが、マックスは囚われの身となってしまったうえに、最悪の事態に陥ってしまうことに。マックスも好きなウルトラマンなので、一応反撃こそしていたものの…な展開にはショックを受けましたが、目から光が消えてうなだれたマックスを見て「ギガバーサークの時もこんな感じだったな」と妙な懐かしさも感じてしまいました(苦笑。

 一方でリブットの幼馴染であるソラは、ユリアンと共にイザナ女王との会談に臨んでいたところ、ルーゴサイトに遭遇。ここで駆けつけてきたのがウルトラマン80!しかも主題歌つき!バックルビーム超強い!と、現在配信で応援しているウルトラマンということもあって、めちゃくちゃテンションが上がりました。ルーゴサイトの攻撃を難なく押し返すバックルビームすげぇよ…


 一刻を争う事態に、光の国ではヒカリによるとある物の開発と、リブットの修行が急がれることに。ヒカリは本当に何でも作れるなぁ…そりゃスターマークももらうわ…というか、もうちょっとスターマーク増やしても良いんじゃない?(笑。
 そしてリブットの修行をつけてくれるのは、パワード&グレート!しかもパワードに関しては番組終了後に嬉しいサプライズ!OPでは修行の場面以外でも活躍するシーンが描かれていましたから、そちらにも注目です。

 そういえば、今回のゾフィー兄さんの声は武内駿輔さんなんですね。こちらのゾフィー兄さんの声もカッコいい…

 といった感じで、最初っから飛ばしているところで、また次回。
コメント

魔進戦隊キラメイジャー 第32話「小夜に首ったけ」

2020-11-22 09:58:47 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第32話「小夜に首ったけ」

 今回は医大時代の知人である日下優人と小夜がデートということで、デートしている当人たちよりそのデートの行く末をあれこれ妄想する充瑠たちがめちゃくちゃ盛り上がっていました(笑。魔進たちも加わって、あれやこれやと想像しまくりでドタバタする様が面白かったです。しかし、小夜のデートを見守るためだったからか、あの時間帯までCARATにいたんですね、充瑠たち…
 そして初登場時の頃は小夜と割といい雰囲気だった宝路は、だいぶ精神をやられている様子。落ち込んだ際にはたまたま近くにいた時雨にすがりついたり、小夜が結婚したらキラメイジャーを辞めるかもしれないと知った時の動揺っぷりなど、いつもと違って弱々しい感じが面白かったです(笑。

 そんな時に現れたのはナゾカケ邪面。初登場が夜中の怪人って珍しいような?
 充瑠たちはハテナマークをつけられて、難しいナゾカケを解かない限り攻撃が出来ないという事態に。そのナゾカケは「個室オンリーの公衆トイレ」と「物足りないカツオのタタキ」…………小夜のヒントを聴いてようやく答えが分かりました。答えが明かされるより先に分かって、普通に嬉しかったです(笑。
 

 …とまぁ、そんな感じでギャグ回かな?と思っていたら、まさかのガルザ最大の作戦が展開するというシリアス展開に。ガルザはハコブーを洗脳してアタマルドへと侵攻してオラディン王と対峙。ヨドンナ様は日下を騙してヨドンアイビーの種を地球の環境に適応するよう、遺伝子を組みかえさせていたことが判明。謎が解けない限り攻撃が通用しないナゾカケ邪面は時間稼ぎには最適だったわけですね。
 日下にキラメイチェンジャーを持たせて逃がした小夜はベチャットたちに抵抗するも生身で敵うはずもなく。しかし最後まで諦めんない精神は日下の背中を押すことに。

 しかしそれでも状況が最悪の一途をたどることは止められない。グレイトフルフェニックスが出撃出来ない今、3体の邪面獣とヨドンアイビーの発芽を食い止められるのか!というかーなーりヤバい状況に陥った今回。ここからどう打開するのか、非常に楽しみです。いつもなら最強合体しそうな展開ですが、どうなるのか…
コメント

仮面ライダーセイバー 第11話「乱れる雷、広がる暗雲。」

2020-11-22 09:32:14 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第11話「乱れる雷、広がる暗雲。」

 賢人の父・隼人ではなく先代炎の剣士・上條大地が現在のカリバーであることが明らかになった前回。ますます困惑する賢人は気が気ではなく、「私情を控えるべき」という倫太郎と賢人は対立してしまう羽目に。
 しかし当の倫太郎も、ズオス戦での敗北で思いっきり私情を挟んでいた気がしますが、気のせいでしょうか…(汗。そして「自分を育ててくれた組織に命を懸けると誓った」という倫太郎に対して「それはお前の私情だろ」と突き放す賢人。言ったもん勝ちな論争を繰り広げている気がしてならない。

 更に玲花に教わった場所に行くと上條とソフィアが対峙しており、賢人は「組織が隼人に罪を着せたのでは」と疑い始める始末。
 上條曰く「隼人の父が裏切り者だから切った」とのことですが、「組織」の裏切り者ではなく、「上條」にとっての裏切り者だったのではないかと。上條と隼人は元々真理の探究者だったけれども、何かしらの意見の対立があり隼人が離反。そんな隼人と上條の戦いが、飛羽真の蘇った記憶にある15年前の戦いだった…とか?

 そして上條は新たにジャオウドラゴンの力で賢人を圧倒。折角エスパーダのワンダーコンボお披露目したばかりなのにね…
 ここで賢人が倫太郎をかばうこと自体は予想出来ていました。ですが、「私情で動いてしまいました…」と最初の「私情」の問答を持ってくるのが良いですね。にしても吐血とは珍しい…


 そんなわけで今回は割かし面白い話だったと思います。
 上條が追い求める真理とは何か。ソフィアはどこへ行ったのか。倫太郎の生死の行方は。賢人はカリバーを倒し父の真相を解き明かすことは出来るのか。ストリウスたちは何をしようとしているのか…といった感じで、出番が無かったわけではないにしろ、飛羽真の置いてけぼり感がやや強かったかなと(汗。前回、前々回の剣士の話を書く!みたいなので飛羽真の話が一段落してしまった感じでしょうか。失われた記憶を徐々に思い出しつつある感じですが、それよりも賢人の行く末が気になるので、何とも…

 ともあれ、次回も「仮面ライダーエスパーダ」で賢人VS上條再び。
コメント (2)

ヒーリングっど♡プリキュア 第33話「思い出の再会!過去のわたしの贈りもの」

2020-11-22 08:59:33 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第33話「思い出の再会!過去のわたしの贈りもの」

 のどかのよそ行きっぽい感じの服が可愛い今回は、のどかの主治医だった蜂須賀先生が登場。

 笑顔で、元気でいてくれるのどかを喜ぶ一方で、のどかに何もしてやれなかった無力さを感じていました。先生は何も悪くないことを伝えたい一心で、のどかはビョーゲンズのことを先生に話しても良いかとラビリンに確認を取っていましたが、ラビリンたちだけでは決められず、テアティーヌへの確認が必要とのこと。
 仮にここでテアティーヌの了解が得られたとして、蜂須賀先生が悪くなかったことは判明しますが、今後ビョーゲンズが暴れまわることに対して何もできず、治ったのどかを危険にさらしてしまっていることに責任を感じてしまうのではないでしょうか。

 しかし、のどかが蜂須賀先生に励まされていたように、蜂須賀先生もまたのどかに励まされていました。病気を治療するだけがお医者さんではなく、どんな病気があるのか研究するのもお医者さんの役目と…互いに支えあう関係も良いですし、のどかの泣く声もまた良いですねぇ…

 一方ビョーゲンズではダルイゼンがキングビョーゲンに命じられ、自分自身のためにパワーアップ。これまでそんなに口出ししてこなかったキングビョーゲンが、進化に関しては躍起になっているのは、やはり自分が体を取り戻すために役立ちそうだからでしょうか。あるいは、進化したビョーゲンズの体をそのまま乗っ取ってしまうとか、そんなことを考えていそうです。

 前回のギガビョーゲンはあっさり倒されましたが、今回のギガビョーゲンは強敵。それでも凛として「絶対助ける!」と「人のため」に立ち上がるのどかに対して、「自分が幸せであれば良い」といつになく苛立ちを顕わにするダルイゼン。キングビョーゲンではなく自分のために進化したダルイゼンと、誰かのために立ち上がるのどかの対比も良いですね。
 今回の戦闘も絶望感がありつつ、それでいて決して諦めないのどかたちのカッコよさが光っていた話だったと思います。


 次回はちゆのハイジャンプへの想いが語られる話。最近ひなたメイン回ってあったっけか…
コメント

ウルトラマンZ 第21話「D4」

2020-11-21 10:58:23 | ウルトラマンZ
ウルトラマンZ 第21話「D4」

 バラバの剣を回収した防衛軍が完成させてしまった新兵器「D4」。半径1㎞を跡形もなく吹き飛ばす、ウルトラヤバい兵器をキングジョーSCに搭載しろとの命令が下されることに。上層部はこの兵器がアンダーコントロールにあると考えているようで…ここで一瞬「アンダーコントロールってなんじゃい」と思ってしまいましたが、要は制御可能ってことなんでしょうかね。何でもかんでもカタカナにせんでも…

 クリヤマ長官もD4使用に心から賛同しているわけではないにしろ「ウルトラマンはな、不確定要素なんだよ。もし彼がいなくなったら、私たちはどうする」とも考えていました。ハルキの言うとおり、ウルトラマンが地球を見捨てることは無いにしろ、いつ如何なる時にでも助けに来てくれるとは限らず、今回のような複数個所に出現した敵を同時に相手をする場合、ウルトラマン1人では守り切れない。だからこそ、人間が自衛のための力を持つこと自体は間違っていないでしょう。
 図らずも今回の戦いにおいてストレイジは「キングジョーSCでは宇宙空間にいる大本を叩けない」という「ウルトラマンがいなかったら勝てない」状況下に追い込まれていました。D4の良し悪しを問うこのタイミングでストレイジの戦力不足が如実に示されたことも、D4推進派の後押しになりそうですね。

 またゼットさんは地球人が自力で怪獣を倒せるようになること自体は良いことだと思っており、D4については「この星の人間が決めること」だとして明言を避けていました。いつまでもゼットさんがこの地球にいるとは限りませんし、一時的に力を貸すことこそすれ、この星の未来を左右するような決断にまでは足を踏み入れないゼットさん、良いですね…

 
 そんな時に現れたのが、強いエネルギー波に引き寄せられてきた宇宙凶険怪獣ケルビム。初登場のメビウス以外だと、個人的にはオーブの「ニセモノのブルース」の印象が強いです。今回うっかりジャグラーが漏れてしまったヘビクラ隊長がケルビムを見るなり厄介なやつと判断したのも、その際に色々学んでいたからでしょうか。
 前回の次回予告では2体映っていたので、もう1体来るのかなーと眺めていたら、キングジョー発進シーンの背後でわらわらと卵が降ってきていてゾワッとしました。しかも1体でも健在ならば、その個体をアンテナにして他の個体を孵化させることが出来るとか、とんでもない繁殖能力を持っており、倒しても倒してもキリが無い状態。

 加えて防衛軍内部でも異変が生じており、穏健派だったはずのクリヤマ長官が一転、D4の使用を強く命じてくるようになりました。豹変する直前の登場シーンを見ていると、セレブロに乗っ取られたのかな…カブラギに憑依していた頃はウルトラメダルの実験を行い、長官に憑依した?今は果たして何を企んでいるのか…それとも単に次元を崩壊させたらどうなるかという実験を楽しんでいるだけなのか…
 ヘビクラ隊長=ジャグラーも、この地球の人間たちが自分で戦えるように育成している雰囲気はあるものの、さすがにD4のような代物をおいそれと扱わせるのには反対しており、クリヤマ長官からの命令も頑としてはねのけていました。怪しさこそあるものの、肝心な時には頼りになるなぁ、ジャグラー…

 
 そして終盤の展開はヒヤヒヤしっぱなしでした。
 出撃前はあれほど勇ましかったヨウコ先輩の顔が恐怖でひきつっている様を見て、改めて事態の深刻さを感じます。「何をしてくるか、どうなるか分からない」という理解不能であるが故の恐怖をまき散らすグリーザとは異なり、「明確な目的をもって次から次へと押し寄せて来る」ケルビムからは理解できるが故の恐怖を感じました。

 D4レイを撃てばどうなるかは実験映像で把握済み。しかし撃たなければ自分が死に、街が崩壊する。となれば、あそこでヘビクラ隊長の制止やクリヤマ長官の指示が無かったとしても、ヨウコの選択は変わらなかったと思います。まさしく「必死」の状況下だったなと。
 そして放たれた光線の威力は想像を絶するものであり、ケルビムたちが断末魔の叫びをあげることも出来ないまま、粉々に砕けて散っていく様がとても不気味でした。崩壊直前、原型は保っているものの既に息の無い感じが伝わってくるのも怖い。
 
 今回は事なきを得たものの、防衛軍からD4レイの抑止力としてウルトラマンの力に目をつけられる羽目に…あー、抑止力兼宇宙空間での戦闘に対応する兵器として、おもちゃウェブに載っているアイツが作られる感じなんですかね…
 とても前回ZAT染みた作戦を展開していたとは思えない今回。ヘビクラ隊長や整備班の命令違反がたたった結果、今度はMATのような事態に陥ってしまうことに。まぁあのままケルビムを放っておいたらMACになりましたから、それよりかはマシなんでしょうが、今度はウルトラマンの力を研究するとなるとTLTめいたことになるのでは…という不安も抱きつつ、ともあれ次回はバロッサ星人がまたまた登場!バルタン星人のような限りなきチャレンジ魂を発揮する第3ラウンド。久々にセブンガーやファイブキングも登場する様子。

 
 ボイスドラマ第21回には、メビウス「兄さん」が登場!CVは福山潤さんであり、本編の時のような未熟な末っ子感はあまり感じられず、立派な先輩戦士としての雰囲気を漂わせていました。ゼロをからかう様は、地球にいた時のミライくんからはなかなか想像できませんが、彼も成長したんだなぁ…と。また今回のゼロとの会話を聞いていると、2人がまるで同級生のような印象を受けました。
 そんな成長したメビウスの活躍も見られるであろう「ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀」は明日から配信開始!こちらも楽しみです。
コメント (2)

ウルトラマン80 第34話「ヘンテコリンな魚を釣ったぞ!」

2020-11-20 08:22:49 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第34話「ヘンテコリンな魚を釣ったぞ!」

 徐々にサブタイトルから最終回でキリンも象も氷になりそうな気配を感じてきた第34話は、言ってしまえば「ウルトラQ」の「海底原人ラゴン」の魚版のように思えました。「親が子供を探して暴れる」ってのはラゴンに限った話では無いにしろ、海が絡むとラゴンを思い出しますね。

 今回登場した巨大怪魚アンゴーラスは、たまたま釣られて持ち帰られた子供を探していただけ。猛=80もそれを知っているために無闇に攻撃するようなことはせず、海岸に被害が出ないよう沖に連れ出すことに専念していました。
 アンゴーラスは子供がいなくなって暴れていましたが、一方アンゴーラスが現われた海岸に子供がいると知ったお母さんもまた、UGMの話をろくに聞かずに子供を助けてくれるよう懇願していました。親というのは怪魚にしろ人間にしろ、子供を大切に思っているということが描かれていた話でもありました。
 また、水中のアンゴーラスと水上のUGMが、互いの視点から相手の様子をうかがっているシーンもまた印象的です。

 話の本筋としてはそんな感じでしたが、今回はあちこちで印象的な会話が繰り広げられていました。
 一つは、アンゴーラスの子供を連れ帰った少年が、父親にもっと大きな水槽が欲しいとねだるシーン。父親は算数の成績が上がったらと条件付きとはいえそれを約束すると、母親からたしなめられていました。曰く「自分の子供の頃には何もなかったからって、すぐに子供を甘やかすんですってよ」とのこと。時代を感じるなーと思いつつ、「自分の子供の頃には何もなかった」から「子供にはそういう思いをさせまい」と考える大人と、「子供にも我慢するようしつける」大人の違いはどこから生まれてくるのだろうという疑問が湧いてきました。

 次に、アンゴーラスを釣り上げた際の子供に対する釣り人のおじさんの一言。大物を釣り上げたうえに、1万円もした釣竿だからと手を離さない子供に対して「お前の命は1万円か!!」と叱りつける様が非常に印象的です。このおじさん、アンゴーラスを連れ帰った少年にも優しく接しており、話が進むに連れて名前を呼ぶようになっていく過程も良いですし、この日会ったばかりの子供に対しても命の大切さを説いたりと、割と印象深いキャラクターになりました。

 そんなカッコいいおじさんの一方、アンゴーラスが海岸にいる誰かを追っていると知った途端に「よし!怪獣を釣り上げるんだ!」とZAT染みた命令をくだすオオヤマキャップ。これまで真面目で冷静でカッコいい隊長だと思っていただけに、急に怪獣釣り上げ作戦を決行させるもんだからビックリしました(笑。イトウチーフたちも最初は「え!?」と驚きつつ「釣り上げるんだ!!」という隊長に圧されて「了解」とどこか渋々従っている雰囲気を感じます。
 しかしどうやって釣り上げるのかと思っていたら、戦闘機の底が開いて、待ってましたと言わんばかりに現れる巨大釣り糸!針!エサ!…こんなに準備万端なら何でイトウチーフたちは驚いたんだろうか…
 
 あとは海に飛び込んだ瞬間に80に変身したら正体ばれるんじゃね?とか、海岸に水槽に入ったまんまのアンゴーラスの子供置いたら、近寄ってきたアンゴーラスが起こす波とかで大変なのでは?とか色々ありましたが、何だかんだで面白い回でした。


 しかしバケツで電波って遮断できるんだろうかとか思いつつ、ともあれ次回はキングギ…もといファイヤードラコ!
コメント

ウルトラマンG 第10話「異星人狂奏曲(エイリアン・ラプソディー)(tourists from the stars)」

2020-11-20 07:54:46 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンG 第10話「異星人狂奏曲(エイリアン・ラプソディー)(tourists from the stars)」

 第10話は見た目は凶暴そうですが、実は妻ベロニカと人間が仲良くするのに嫉妬していた、ちょっとかわいいところもある変身生命体リュグローが登場。リュグローは種族名かと思ってましたが、話を見る限りだと個体名っぽいですね。

 リュグローとベロニカは銀河を旅する夫婦。「旅を続ける限り何にでもなるわ」と話していたとおり、人間の姿のみならず車にも変身可能であり、更に変身できる人間の姿も一つとは限らない模様。ベロニカは5000歳という高齢ってレベルじゃないほどの年月を生きてきたそうで、この変身能力を駆使して、これまでにも地球のみならず様々な星を渡り歩いてきたのかもしれませんね。
 また「故郷に戻ってもいいことは無い」とも発言していましたが、そりゃいくら故郷でも数千年もいたら見飽きるかもしれんわなぁ…それが宇宙を旅するきっかけだったのでしょうか。ベロニカは人間が動物園のように他の種族を支配していることを快く思っておらず、彼らに協力して変えていきたいとも考えていましたから、そうした種族間での争いに嫌気が差して故郷を飛び出したのかもしれない。

 しかし地球人はまだ「エイリアンが地球にやって来る」ということを受け入れられていませんでした。ゴーデスの一件があったばかりですしね。それも人間の姿をしているとなれば猶更「身近なところにエイリアンがいるかもしれない」という恐怖に駆られてしまうのでしょう。
 地球が惑星間移動の技術において遅れているだけで、もしかしたら宇宙では安全に銀河を旅行するためのルールなどが敷かれているかもしれない。警戒するのは悪いことではないですが、エイリアン=悪ではないという認識を持ち、一方的に排除するのではなく、どう付き合っていくのかを考えていかなければならないと感じさせられる話でした。

 
 今回のメインはチャールズ。仕事に没頭していたら恋に失敗し、恋に専念したら仕事を失いかけるというどうにも上手くいかない状況が続いていましたが、最後は「友達」を助けるために奮闘。昔の彼女も一役買うのがまた良い…
 グレートもリュグローの暴走を止めつつ説得を試みており、武力ではなく対話による解決が図られていました。グレートの「暴れることが愛の証になると思うか」「(ベロニカへの愛を示すためには)正しい行いをするのだ」などの説得もカッコよかったですね…

 最後にリュグローが見せた姿は、謹慎が解かれた際のチャールズにどこか近しいものを感じました。もしかしてチャールズを意識していたのかな…そう考えると巨大化時は怖そうなのに、意外と微笑ましい性格してるなーと感じました。やっぱり図鑑や本で見るだけじゃ分からない魅力ってあるもんですね。

 そんなこんなでまた次回。
コメント