仮面ライダー剣 第34話
今回は本当の強さを睦月に説く始、剣崎を奮起させる広瀬さん、剣崎VSキング、遂に登場キングフォームと、見どころ盛りだくさん!なのに一つもかすまないのって凄いですね…
というわけでまずは始VS睦月から。相も変わらずカテゴリーAに精神を支配されている睦月ですが、彼女の叫び声を聴いて気に掛けるあたり、完全にカテゴリーAと同化したわけではないのでしょう。これ、嶋さんが封印されていなかったらもっとヤバい状況になっていたんですかね…にしても最近の睦月というかレンゲル、最強を名乗る割に変身解除しやすいような気がして、イマイチ最強感が…キングが♡のカードをばらまいた際にも、いそいそと集める様がなんか情けないというか(汗。
ただただ力を求め続ける睦月。そんな彼に対し、天音ちゃんたちの家族のみならず、剣崎の姿を脳裏に浮かべながら「本当に強いのは!…強いのは!人の想いだ!!」と剣崎からもらったカードの力を使いつつ反撃する様が凄くカッコよかったです。ジョーカーである始が、天音ちゃんの父親の行動が理解できず、剣崎とも当初は険悪だった始が、彼らの姿を思い浮かべつつ人の想いの強さを説くところまで来たという感慨深さがありますね。
人の想いの強さは、睦月の彼女にも言えること。親以外であそこまで自分を心配してくれる人物に出会えるなんて、そうそうないでしょう。今回始が説いた人の想いの強さは、睦月を更生させるきっかけになりうるのでしょうか…
一方で、自分が側にいれば周りの人間が傷つくことを知り、敢えて虎太郎と広瀬さんを突き放した剣崎。冷たい言葉を浴びせられても、それを言葉通りに受け取るのではなく、剣崎の想いをくみ取ってくれる虎太郎と広瀬さんの存在はとてもありがたいですね。序盤のように喧嘩別れにならないあたり、彼らが過ごしてきた時間の積み重ねを感じます。
強敵キングを封印できるか分からないと弱音を吐く剣崎に、剣崎の仕事がライダーであること、そしてその目的を彼の口から言わせるのが良いですねぇ…序盤で広瀬さんが苦悩していた時に剣崎がかけた言葉が今も広瀬さんの中で生きており、それが今度は剣崎を支える言葉になるってのもまた良い…ここからの広瀬さんの優しく頼もしい言葉の数々も良いのですが、途中でバイクを修理する虎太郎のシーンが入るのもまた良い。「止まっていた時間が再び走り出そうとしている」って感じが凄く良い。
そしてここからキングとの決着をつけることに!キングへの意趣返しも見事でしたが、自身の仕事が何であるかを思い出した剣崎が衆人環視の中変身するのも素晴らしいっ!「ここにいる人たちを誰一人傷つけさせない」という強い意思を感じます。
カードを奪われても、攻撃が通用しなくても、「仮面ライダー」として目の前のアンデッドの封印に全力を注ぐ剣崎がめちゃくちゃカッコいいうえに「戦えない、全ての人のために!俺が戦う!」ですよ!「俺は」じゃなくて「俺が」なのが良いなぁ!「俺は戦う」だと一人きりで戦っている感じがしますが、「俺が戦う」だと戦えない人たちに支えられながら戦っている感じがしますね。
思いのほか潔く結末を迎えたキング。戦いそのものに興味が無い故に、ここで撤退したところで得るものが無いと判断したのでしょうか。最後の最後まで挑戦的な態度を崩さないあたり、強者の風格を保ったまま封印されていったなと。
ここで終わりかと思いきや、最後にはブレイド・キングフォーム初登場!キングのみならず13体のアンデッドと融合しているというとんでもない状態だそうで。いやしかしカッコいいですね…今見るとゴースト平成魂、グランドジオウに通じるものを感じます。
見るからに「強い」ってのが分かる見た目をしてますが、その実力が披露されるのは次回!
…とまぁ、あれやこれやと見所がありすぎる第34話でした。
今回は本当の強さを睦月に説く始、剣崎を奮起させる広瀬さん、剣崎VSキング、遂に登場キングフォームと、見どころ盛りだくさん!なのに一つもかすまないのって凄いですね…
というわけでまずは始VS睦月から。相も変わらずカテゴリーAに精神を支配されている睦月ですが、彼女の叫び声を聴いて気に掛けるあたり、完全にカテゴリーAと同化したわけではないのでしょう。これ、嶋さんが封印されていなかったらもっとヤバい状況になっていたんですかね…にしても最近の睦月というかレンゲル、最強を名乗る割に変身解除しやすいような気がして、イマイチ最強感が…キングが♡のカードをばらまいた際にも、いそいそと集める様がなんか情けないというか(汗。
ただただ力を求め続ける睦月。そんな彼に対し、天音ちゃんたちの家族のみならず、剣崎の姿を脳裏に浮かべながら「本当に強いのは!…強いのは!人の想いだ!!」と剣崎からもらったカードの力を使いつつ反撃する様が凄くカッコよかったです。ジョーカーである始が、天音ちゃんの父親の行動が理解できず、剣崎とも当初は険悪だった始が、彼らの姿を思い浮かべつつ人の想いの強さを説くところまで来たという感慨深さがありますね。
人の想いの強さは、睦月の彼女にも言えること。親以外であそこまで自分を心配してくれる人物に出会えるなんて、そうそうないでしょう。今回始が説いた人の想いの強さは、睦月を更生させるきっかけになりうるのでしょうか…
一方で、自分が側にいれば周りの人間が傷つくことを知り、敢えて虎太郎と広瀬さんを突き放した剣崎。冷たい言葉を浴びせられても、それを言葉通りに受け取るのではなく、剣崎の想いをくみ取ってくれる虎太郎と広瀬さんの存在はとてもありがたいですね。序盤のように喧嘩別れにならないあたり、彼らが過ごしてきた時間の積み重ねを感じます。
強敵キングを封印できるか分からないと弱音を吐く剣崎に、剣崎の仕事がライダーであること、そしてその目的を彼の口から言わせるのが良いですねぇ…序盤で広瀬さんが苦悩していた時に剣崎がかけた言葉が今も広瀬さんの中で生きており、それが今度は剣崎を支える言葉になるってのもまた良い…ここからの広瀬さんの優しく頼もしい言葉の数々も良いのですが、途中でバイクを修理する虎太郎のシーンが入るのもまた良い。「止まっていた時間が再び走り出そうとしている」って感じが凄く良い。
そしてここからキングとの決着をつけることに!キングへの意趣返しも見事でしたが、自身の仕事が何であるかを思い出した剣崎が衆人環視の中変身するのも素晴らしいっ!「ここにいる人たちを誰一人傷つけさせない」という強い意思を感じます。
カードを奪われても、攻撃が通用しなくても、「仮面ライダー」として目の前のアンデッドの封印に全力を注ぐ剣崎がめちゃくちゃカッコいいうえに「戦えない、全ての人のために!俺が戦う!」ですよ!「俺は」じゃなくて「俺が」なのが良いなぁ!「俺は戦う」だと一人きりで戦っている感じがしますが、「俺が戦う」だと戦えない人たちに支えられながら戦っている感じがしますね。
思いのほか潔く結末を迎えたキング。戦いそのものに興味が無い故に、ここで撤退したところで得るものが無いと判断したのでしょうか。最後の最後まで挑戦的な態度を崩さないあたり、強者の風格を保ったまま封印されていったなと。
ここで終わりかと思いきや、最後にはブレイド・キングフォーム初登場!キングのみならず13体のアンデッドと融合しているというとんでもない状態だそうで。いやしかしカッコいいですね…今見るとゴースト平成魂、グランドジオウに通じるものを感じます。
見るからに「強い」ってのが分かる見た目をしてますが、その実力が披露されるのは次回!
…とまぁ、あれやこれやと見所がありすぎる第34話でした。