ウルトラマンG 第10話「異星人狂奏曲(エイリアン・ラプソディー)(tourists from the stars)」
第10話は見た目は凶暴そうですが、実は妻ベロニカと人間が仲良くするのに嫉妬していた、ちょっとかわいいところもある変身生命体リュグローが登場。リュグローは種族名かと思ってましたが、話を見る限りだと個体名っぽいですね。
リュグローとベロニカは銀河を旅する夫婦。「旅を続ける限り何にでもなるわ」と話していたとおり、人間の姿のみならず車にも変身可能であり、更に変身できる人間の姿も一つとは限らない模様。ベロニカは5000歳という高齢ってレベルじゃないほどの年月を生きてきたそうで、この変身能力を駆使して、これまでにも地球のみならず様々な星を渡り歩いてきたのかもしれませんね。
また「故郷に戻ってもいいことは無い」とも発言していましたが、そりゃいくら故郷でも数千年もいたら見飽きるかもしれんわなぁ…それが宇宙を旅するきっかけだったのでしょうか。ベロニカは人間が動物園のように他の種族を支配していることを快く思っておらず、彼らに協力して変えていきたいとも考えていましたから、そうした種族間での争いに嫌気が差して故郷を飛び出したのかもしれない。
しかし地球人はまだ「エイリアンが地球にやって来る」ということを受け入れられていませんでした。ゴーデスの一件があったばかりですしね。それも人間の姿をしているとなれば猶更「身近なところにエイリアンがいるかもしれない」という恐怖に駆られてしまうのでしょう。
地球が惑星間移動の技術において遅れているだけで、もしかしたら宇宙では安全に銀河を旅行するためのルールなどが敷かれているかもしれない。警戒するのは悪いことではないですが、エイリアン=悪ではないという認識を持ち、一方的に排除するのではなく、どう付き合っていくのかを考えていかなければならないと感じさせられる話でした。
今回のメインはチャールズ。仕事に没頭していたら恋に失敗し、恋に専念したら仕事を失いかけるというどうにも上手くいかない状況が続いていましたが、最後は「友達」を助けるために奮闘。昔の彼女も一役買うのがまた良い…
グレートもリュグローの暴走を止めつつ説得を試みており、武力ではなく対話による解決が図られていました。グレートの「暴れることが愛の証になると思うか」「(ベロニカへの愛を示すためには)正しい行いをするのだ」などの説得もカッコよかったですね…
最後にリュグローが見せた姿は、謹慎が解かれた際のチャールズにどこか近しいものを感じました。もしかしてチャールズを意識していたのかな…そう考えると巨大化時は怖そうなのに、意外と微笑ましい性格してるなーと感じました。やっぱり図鑑や本で見るだけじゃ分からない魅力ってあるもんですね。
そんなこんなでまた次回。
第10話は見た目は凶暴そうですが、実は妻ベロニカと人間が仲良くするのに嫉妬していた、ちょっとかわいいところもある変身生命体リュグローが登場。リュグローは種族名かと思ってましたが、話を見る限りだと個体名っぽいですね。
リュグローとベロニカは銀河を旅する夫婦。「旅を続ける限り何にでもなるわ」と話していたとおり、人間の姿のみならず車にも変身可能であり、更に変身できる人間の姿も一つとは限らない模様。ベロニカは5000歳という高齢ってレベルじゃないほどの年月を生きてきたそうで、この変身能力を駆使して、これまでにも地球のみならず様々な星を渡り歩いてきたのかもしれませんね。
また「故郷に戻ってもいいことは無い」とも発言していましたが、そりゃいくら故郷でも数千年もいたら見飽きるかもしれんわなぁ…それが宇宙を旅するきっかけだったのでしょうか。ベロニカは人間が動物園のように他の種族を支配していることを快く思っておらず、彼らに協力して変えていきたいとも考えていましたから、そうした種族間での争いに嫌気が差して故郷を飛び出したのかもしれない。
しかし地球人はまだ「エイリアンが地球にやって来る」ということを受け入れられていませんでした。ゴーデスの一件があったばかりですしね。それも人間の姿をしているとなれば猶更「身近なところにエイリアンがいるかもしれない」という恐怖に駆られてしまうのでしょう。
地球が惑星間移動の技術において遅れているだけで、もしかしたら宇宙では安全に銀河を旅行するためのルールなどが敷かれているかもしれない。警戒するのは悪いことではないですが、エイリアン=悪ではないという認識を持ち、一方的に排除するのではなく、どう付き合っていくのかを考えていかなければならないと感じさせられる話でした。
今回のメインはチャールズ。仕事に没頭していたら恋に失敗し、恋に専念したら仕事を失いかけるというどうにも上手くいかない状況が続いていましたが、最後は「友達」を助けるために奮闘。昔の彼女も一役買うのがまた良い…
グレートもリュグローの暴走を止めつつ説得を試みており、武力ではなく対話による解決が図られていました。グレートの「暴れることが愛の証になると思うか」「(ベロニカへの愛を示すためには)正しい行いをするのだ」などの説得もカッコよかったですね…
最後にリュグローが見せた姿は、謹慎が解かれた際のチャールズにどこか近しいものを感じました。もしかしてチャールズを意識していたのかな…そう考えると巨大化時は怖そうなのに、意外と微笑ましい性格してるなーと感じました。やっぱり図鑑や本で見るだけじゃ分からない魅力ってあるもんですね。
そんなこんなでまた次回。