仮面ライダー剣 第31話

仮面ライダー剣　第31話

　たい焼き名人回の次に新OP・新展開・新挿入歌が来るとは当時誰が予想したんでしょうか…

　というわけで前回の明るい感じから一転、今回はカテゴリーAに心を支配されてしまった睦月、剣崎たちにもその正体に迫られる始、「キング」を名乗る男の登場、そして封印できないどころかカードを吸収してしまったアンデッド？の登場と、あちこちで新たな展開が繰り広げられることに。

　睦月は嶋さんの犠牲も空しく、カテゴリーAに心を支配されてしまった様子。補導されかけたらレンゲルに変身して暴れるわ、その現場をキングに撮影されるわ、前OPのような衣装を身に纏ったかと思えば橘さんと7並べを始めるわ…本当、この子はどこへ向かうんでしょう（汗。
　しかしカテゴリーAの支配が強まったためか、アンデッド界隈における事情に詳しくなったようで、「ジョーカーはどのアンデッドにもなれる存在」であることを橘さんに教えていました。橘さんに手を出さないあたり、まだ睦月の心が残っているのか、はたまたカテゴリーAが油断しているのか…

　当の「ジョーカー」である始は橘さんのみならず、キングの口から剣崎にも知られることに。これまでアンデッドであっても始に対してはごく普通に接してきた剣崎ですが、ジョーカーがどういった存在なのかが明らかになった時も同じ態度を貫けるのかどうかも気になります。まぁ剣崎なら大丈夫…というか、ジオウのブレイド編もありましたし、最後らへんの事情は何となく…（汗。

　で、キングはキングで時間停止の能力を持つスカラベアンデッドを配下に剣崎からバックルを奪うなどの行動を見せていました。この戦いに興味は無いようですが、そんなキングであってもジョーカーは放っておけない存在なのでしょう。無闇やたらに人間を襲ったりはしないものの、かといって嶋さんのように人間の味方でもなく、退屈を持て余しているといった感じでしょうか。
　人間体であってもブレイドの攻撃を難なくはじき返す鉄壁の防御力を誇っているようで、これを如何に突破するかも楽しみです。

　そして謎のアンデッド？らしき存在の登場。これには広瀬さんの父親が関わっているっぽいですが、何故剣崎を目の敵にしているのか分かりませんね…単に融合係数が高そうな剣崎を相手にして、このアンデッドっぽい何かがどこまでやれるのかを実験していたのか、はたまた剣崎に対する憎しみを植え付けることで戦闘力の引き上げを図っているとか？

　とまぁ、とても前回、前々回と「たい焼き名人アルティメットフォームスペシャルターボ」とか言っていたとは思えないくらいテンションに違いがありましたが、ここからどうなってくのか、4人がOPのように拳を突き合わせて一致団結するのはいつの日か、とても楽しみになってまいりました。
　そんなこんなでまた次回。