地平時代の佐古駅徳島方です。立派な跨線橋もあり分岐駅としての風格がありました。画面左奥に徳島のコンテナ扱い基地があり高徳本線貨物が当駅でコキ車の解結を行っていました。
佐古駅に進入する383レ。通常、機関車次位にコキ2両を連結していました。写真のC58-59号機は私が徳島で見た唯一の門デフ装備機でした。’61年3月の配置は大分になっているのでその時分に装備されたのでしょう。
到着するとコキを切り離しコンテナホームに押し込みます。本線を渡っての作業でこの間他の列車はありませんでした。
コキの開放が終わると残りの貨車を従え終点徳島へと発車。
田宮川の鉄橋を渡っているところです。佐古でコキを切り離すと残りはワフを入れても3~4両でした。
片隅には入れ替え用にニチユの移動機が居ましたが動いているのは見たことがありません。この時期、勝瑞駅から四国化成や中田駅から専売徳島に引込線があり似たような入換機がまだ活躍していましたがついに撮らずじまいでした。
珍しく早起きして撮った高徳本線下り321レです(たぶん)。徳島着8:08ですが朝に弱い私はほとんど撮ったことのない列車でした。
田宮川を渡って佐古駅に向かう牟岐線上り522レ。下りの521レは徳島始発ですが上りだけは蔵本まで入っていました。
上記の蔵本での折り返し426レ。列車番号からもわかるように徳島までは通勤列車として客扱いしていました(蔵本8:42→徳島8:51)。