人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

天皇賞はジャスティンパレス

2023-04-30 17:54:52 | Weblog

 まずはゴルフから。珍しく国内男子ツアー《中日クラウンズ》最終日。2位スタートの岩田寛が6バーディ、1ボギーの「65」をマークして1打差を逆転。後続に3打差をつける通算15アンダーとし、2021年に続く大会2勝目を飾った。昨年8月《セガサミーカップ》以来となるツアー通算5勝目。通算12アンダーの2位に星野陸也。通算11アンダーの3位に大会初出場の蝉川泰果が続いた。蝉川はスタートから4連続バーディで飛び出したが、以降は伸び悩み5バーディ、1ボギーの「66」。6位から出た石川遼は1イーグル6バーディ、3ボギーの「65」で回り通算10アンダー4位。前年覇者の稲森佑貴は通算1アンダー30位で終えた。昨日書いたように、このコースは岩田の方が合っていた。3打差も内容は完勝であった。岩田の場合、パターが入り始めたらとんでもないスコアを叩き出す。w糧に頑張ってほしいが、岩田あたりが大きな壁になるのもいい。天晴れ!

 国内女子ツアー《パナソニックオープンレディース》最終日。首位から出た穴井詩が4バーディ、3ボギーの「71」で回り、通算10アンダーで逃げ切り優勝を飾った。最終18番で劇的なバーディを奪い、永峰とのマッチレースを制し、4月《ヤマハレディースオープン葛城》以来のツアー通算5勝目。初の年間複数回優勝となった。通算9アンダー2位は永峰咲希。前半にチップインバーディ、ショットイン・イーグルで一気にスコアを伸ばし、終盤17番で首位に並んだが、18番でパーに終わり1打及ばなかった。7アンダー3位は川岸史果。 5アンダー4位に岩井千怜、仁井優花、新海美優、木戸愛。4アンダー8位には前週ツアー初優勝を挙げた神谷そら、堀琴音、新垣比菜、大出瑞月が続いた。 昨季年間女王の山下美夢有は1オーバー31位で終えた。遂に大器開花か。運も味方した感じの勝利だったが、攻め抜いた結果の優勝。穴井から目が離せない!

 米国女子ツアー《IMイーグルLA選手権》3日目。ツアー1勝で世界ランキング60位のシャイアン・ナイトが2位から出て「67」をマークし、通算9アンダー首位に浮上した。2打差2位に、昨年Qシリーズ1位通過のルーキー、ユ・ヘラン(韓国)とハンナ・グリーン(オーストラリア)。 6アンダー4位にジェマ・ドライバーグ(スコットランド)、5アンダー5位にリン・シユ(中国)と首位から後退したアディティ・アショク(インド)が続いた。日本勢は畑岡奈紗が22位スタートから4バーディ、2ボギーの「69」で回り、3アンダー12位に浮上。古江彩佳は4バーディ、5ボギーと出入りが激しく「72」で、8位から16位に後退。渋野日向子は4バーディ、3ボギーの「70」で33位から24位に浮上した。 8位から出た西村優菜は1バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「75」と4つスコアを落とし1オーバー39位、勝みなみは「74」で44位から63位にそれぞれ後退した。古江はもう少しスコアを伸ばせたと思うが…。畑岡にしても古江にしても頑張っているが、昨年までに比べてボギーが多く、安定感が下がっている気がする。何とか最終日爆発してほしい。

 米国男子ツアー《メキシコ・オープン》3日目。首位で出たトニー・フィナウが「65」でプレーし、通算19アンダーとしてその座を守った。昨年11月以来の今季2勝目、通算6勝目へ後続に2打差をつけて最終日に臨む。前年大会覇者で世界ランキング1位のジョン・ラームが12位から出て10バーディ、ボギーなしの「61」をマークし、通算17アンダー2位に浮上した。21歳のアクシェイ・バティアが並んでいる。ブランドン・ウーが通算16アンダー4位。小平智は5バーディ、3ボギーの「69」で回り、通算5アンダー46位で3日目を終えた。フィナウとラームの一騎打ちだろう。とにかく二人のゴルフが他の選手の遥か上を行っている。後半粘りがあったフィナウが逃げ切りか。小平も頑張れ!

 

 今日の重賞を振り返る。京都11Rで行われた【第167回天皇賞・春】は、C・ルメールの2番人気ジャスティンパレス(牡4歳・杉山晴紀厩舎)が中団の内で脚をためると、直線で一気に抜け出し快勝した。C・ルメールとのコンビでは、【新馬戦】、【黄菊賞】、【阪神大賞典】、同レースと4戦4勝負けなし。ディープインパクト産駒のJRA・GⅠ勝利は71度目で、サンデーサイレンス産駒に並んだ。タイムは3分16秒1。2馬身半差の2着にはディープボンド(5番人気)、さらに1馬身遅れた3着にシルヴァーソニック(6番人気)が入った。なお、アフリカンゴールドとタイトルホルダーは競走中止となった。

 勝ったジャスティンパレスだが、文句なしの強さだった。ルメールも自信満々の騎乗、流石であった。2着ディープボンドはもう少し仕掛けを遅らせたかったのだろうが、直線で早めの先頭。力を出し切っての2着。良く走っている。3着シルヴァーソニックも力は出し切っているだろう。長距離は確実に走る。それにしてもレーンは上手い。4着ブレークアップには驚いた。勝負どころで勝ち馬の後ろにいたが、最後は力負け。頑張っている。5着マテンロウレオもよく頑張っている。

 ジャスティンパレスは、父ディープインパクト、母パレスルーマー(母父Royal Anthem)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は三木正浩氏。通算成績は10戦5勝。重賞は2022年【神戸新聞杯】、今年の【阪神大賞典】に次いで3勝目。杉山晴紀調教師は【天皇賞・春】初勝利、C・ルメールは19,20年フィエールマンに次いで3勝目となった。

今日の一口馬。ジャーヴィスが京都4R【3歳未勝利】(2000m芝)酒井学騎乗で出走し、結果8着だった。前走が全く競馬にならなかったので、少頭数のレースを選択しての出走。それでもやはり馬群を気にしていたようで、鞍上も前回の経験を踏まえ、なるべく馬込みを避けて走らせていたが、3コーナー手前の向正面あたりで馬群から離れはじめた際に、今度はレースをやめようとしたらしい。それでも、最後まで走りがバラバラになることなく、この馬なりにジワジワと脚を伸ばしてきたが・・・。初戦を考えると少しであるが前進だが、はあったと思いますが、ジョッキーは『しっかり走らせることに必死で、今日だけの内容で正直競馬を分かっていない感じ。適性も芝かダートかは判断できず、経験を積ませるしかなさそう。間に合うか…。

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天皇賞は・・・

2023-04-29 18:18:08 | Weblog

《カーリング・混合ダブルス世界選手権》決勝。日本勢初の決勝進出を果たした日本代表の松村千秋(30・中部電力)、谷田康真(28・北海道クボタ)組は米国に2-8で敗れ、準優勝に終わった。悔しい結果となったが、日本勢では初のメダルとなる銀メダルを獲得した。  松村、谷田組は、1次リーグは8勝1敗の同組首位で終え、準決勝ではノルウェーを相手に最終エンド、不利な先攻で1点をスチールする劇的な形で決勝に進出した。これまでの日本勢の最高成績は18年、19年大会の藤沢五月、山口剛史組の5位だった。またこれで混合ダブルスをやる人が増えるのではないか。天晴れ!

 西武の中村剛也が今日の楽天戦に「4番・指名打者」で先発出場。4回の第2打席で、日本プリ野球史上初となる通算2000三振を記録した。0-5の4回無死、楽天先発・藤平に対し、カウント1-2からの4球目、142㌔のフォークに手を出し空振り三振を喫した。中村は昨年7月6日のオリックス戦で、西武などでプレーした清原和博氏が持っていた通算1955三振のNPB記録を更新。最多記録を積み重ねてきた。尚、中村は現役最多、史上14位となる通算459本塁打を記録している。これだけ三振しても試合に出られるというのが凄い。山川が復帰すると、試合数が減るかもしれないが、栗山共々西武には欠かせない選手だ。
 

 ゴルフの話。まずは米国女子ツアー《JMイーグルLA選手権presented by プラストプロ》 2日目。西村優菜と古江彩佳が通算3アンダーとし、首位と3打差の8位で予選を通過した。ツアールーキーの西村は12位スタートから4バーディ、4ボギーと出入りの激しいパープレー「71」。古江は20位スタートから2バーディ、1ボギーで「70」とし、スコアを1つ伸ばした。同コース開催の2022年《DIOインプラントLAオープン》で優勝した畑岡奈紗は33位から出て、3バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「71」で1アンダー22位。同じ33位スタートの渋野日向子と勝みなみは、渋野が1バーディ、2ボギーの「72」でイーブンパー33位、勝が2バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「73」で1オーバー44位として決勝ラウンドに進んだ。ただ笹生優花が52位から出て「76」と崩れ、5オーバー103位で予選落ちした。ツアー未勝利のアディティ・アショク(インド)が4位から出て「70」で通算6アンダーの首位に浮上した。1打差2位にハンナ・グリーン(オーストラリア)、パニーラ・リンドベリ(スウェーデン)、シャイアン・ナイトが続いている。まだあと2日、日本選手には優勝目指して…。特に西村、勝はルーキーだけに少しでも上位を目指して欲しいものだ。

 米国男子ツアー《メキシコ・オープン》2日目。初日131位と出遅れた小平智は1イーグル、4バーディとしてこの日のベストスコアタイ「64」をマークし、通算3アンダーの45位で予選を通過した。4位から出たトニー・フィナウが同じく「64」として、通算13アンダーの単独首位に。1打差の2位でエリック・ファンローエン(南アフリカ)、ブランドン・ウーが続いた。連覇のかかる世界ランキング1位のジョン・ラームは「68」で回り、通算7アンダーの12位で決勝ラウンドに進んだ。小平は今日の「64」は立派。あと二日、このスコアを出せば優勝争いも夢ではないが、とりあえずはベスト10,ベスト20を目指して欲しい。

  国内女子ツアー《パナソニックオープンレディース》2日目。3アンダー6位から出たツアー4勝の穴井詩が7バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算9アンダーで単独首位に浮上した。4月《ヤマハレディースオープン葛城》に続く今季2勝目をかけて最終日に臨む。 首位から出た川岸史果が出だし3連続ボギーから巻き返して「69」とし、8アンダーで首位と1打差2位に踏ん張った。7アンダー3位に木戸愛、永峰咲希が並び、5アンダー5位に新海美優。プロ初優勝から2週連続Vのかかる神谷そらは「70」で回り、藤田さいき、大出瑞月、仁井優花と並ぶ4アンダー6位にいる。昨季年間女王の山下美夢有はイーブンパー25位。新型コロナ陽性判定から復帰した稲見萌寧は64位で出場3戦連続予選落ちとなった。首位発進した吉田弓美子は4番ホールを終えた後に腰痛で、前年覇者の西郷は第2ラウンドスタート前に体調不良で棄権した。飛ばし屋が上位に来る中、木戸、永峰が頑張っている。ただ穴井のゴルフが良い。やはり今月の優勝で自信がついたのかもしれない。神谷爆発しないかな。

 国内男子ツアー《中日クラウンズ》3日目。首位から出た野陸也は5バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算11アンダーの単独首位で最終日を迎える。2022年《HEIWA・PGMCHAMPIONSHIP》以来のツアー7勝目を目指す。首位と1打差の10アンダー2位にツアー4勝の岩田寛。今季2戦目でプロ初勝利を遂げた蝉川泰果は堀川未来夢と並んで4打差の7アンダー3位。6アンダー5位にツアーデビュー戦の服部雅也が続く。石川遼は4番でホールインワンを達成して「67」で回り、今平周吾、香妻陣一朗、阿久津未来也、初日首位スタートの金田直之と同じ通算5アンダー6位にいる。22年大会覇者の稲森佑貴は3オーバー44位。今日は星野の安定感が光ったが、一昨年勝っている岩田の方が明日良い感じがする。蝉川、服部、金田ら若手も頑張って欲しい!
 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第30回青葉賞】は、C・ルメールの1番人気スキルヴィング(牡・木村哲也厩舎)が中団の外めでリズム良く追走すると、直線で堂々と抜け出し、最後は内のハーツコンチェルトを競り落とした。未勝利戦、【ゆりかもめ賞】と3連勝で重賞初制覇を果たし、皐月賞馬ソールオリエンスが待ち構える【日本ダービー】へ、有力馬の一頭として堂々と駒を進める。タイムは2分23秒9。半馬身差の2着にはハーツコンチェルト(2番人気)が入り、上位2頭が【日本ダービー】の優先出走権を獲得。ハーツコンチェルトからさらに2馬身遅れた3着にティムール(11番人気)が入った。

 スキルヴィングは、父キタサンブラック、母ロスヴァイセ(母父シンボリクリスエス)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は4戦3勝。重賞は初勝利。木村哲也調教師は2020年オーソリティに次いで【青葉賞】2勝目、C・ルメールは初勝利となった。

 明日の予想。まずは【天皇賞・春】。何とか穴馬を探したが、1番ジャスティンパレスも6番アスクビクターモアもそこそこ人気になりそう。ならば鞍上レーンの16番シルヴァーソニックを考えていたら外枠に…。で、本命は人気でも3番タイトルホルダー重馬場も苦にしないし、普通に走れば馬券を外すことはないだろう。相手は1,5,6,7,12,13番。横山兄弟は配当的においしくないが、ジャスティン、アイアンの兄弟でアイアンが絡むとおいしいかも…。東京メイン【スイートピーS】は8番メランポジュームが面白そう。1勝馬だが、前走は鼻出血休養明けで3着は良く粘った走りだった。叩いて左回りなら一発がある。相手は1,5,7,9,10,11,13番。新潟メイン【谷川岳S】は14番フラーズダルム。新潟とは相性がいいし、リステッドなら勝負になる。相手は2,3,5,6,7,9,11番。

 

 今日の一口馬。シラーヴァインが京都3R【3歳未勝利】(1600m芝・牝馬)に出走。五分のスタートも流れに乗れず離れた後方を追走。そのまま直線を向くが、追ってからも脚を使えず最下位の14着に敗れた。管理する小栗調教師は「今日はこのような結果になり大変申し訳ありませんでした。パドックでは少しテンションが上がっていたものの、装鞍所では落ち着きもあり、初戦としては悪くない精神状態だったと思います。スタートも五分に出てくれましたが、二の脚がつかず離れた最後方からの競馬になってしまい、流れに乗れないまま終わってしまいましたね…。直線もフラフラしていたとのことで、まだ体力的にこれからという部分もあるのでしょう。タイムオーバーになってしまったことも考慮してこの後は一度放牧に出す予定です」とのこと。はっきり言って競争馬としてまだまだ無理な感じ。馬体重も370㌔だし、正直残り4カ月で未勝利勝ち上がるのは無理だろう。残念だけど仕方ない。

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今週の一口馬は・・・

2023-04-28 20:55:32 | Weblog

 大偉業には一歩届かなかった。ただ野球ファンに大きな夢を抱かせる打球だった。エンジェルスの大谷翔平はアスレティックス戦に3番・投手で先発出場。エンジェルスが8-7で勝利した試合で、大谷は投手として6回を投げ5失点ながらも8奪三振で今季4勝目を挙げ、打者としては5打数3安打1打点の活躍を見せた。8回の第5打席では、投手として登板しながらサイクルヒットの期待もかかる打席にスタジアムは騒然。達成すれば史上初となる快挙だったが…。第1打席で二塁への内野安打、第2打席で左中間への二塁打、第4打席で右中間への三塁打を放っていた大谷。サイクルヒットへの期待が高まるなか、8回の第5打席は1死一、二塁という場面で訪れた。アスレティックス5番手のリチャード・ラブレディと対峙した大谷は、初球138㌔のスライダーを強振。ファンの期待を乗せて高々と舞い上がった大飛球は「行ったか」と思わせたが、バットの先端に当たったかフェンス手前で失速して惜しくもセンターフライに終わった。僕も観戦していて「やった!」と声を上げたが…残念。でも楽しそうに野球やっている大谷は凄い!

 

《カーリング混合ダブルス世界選手権》。日本代表の松村千秋(30・中部電力)谷田康真(28)組がノルウェー代表を5-4で下し、日本史上初のメダル獲得を確定させた。1次リーグ(L)を8勝1敗で首位通過した勢いに乗り、日本勢初の準決勝でも躍動。世界一まであと1勝とした。ゲームは劇的だった。4-4で迎えた第8エンド。不利な先行で、最後の最後はメジャー計測勝負となり、数ミリ差でナンバー1をスチールで得て、勝負を決めた。“チャッスーペア”の愛称で知られる2人は、2年連続で《世界選手権》に出場。1年前の前回大会では1次Lで6勝3敗と白星を先行させながら、プレーオフ進出を逃したが、今大会は格上の米国や北欧勢からも勝利し、破竹の開幕8連勝を収めた。この大会に懸ける思いは強かった。谷田は昨年6月に4人制のコンサドーレを退団すると、松村も4人制の中部電力で控えのリザーブへと配置転換。混合ダブルスに専念し、海外ツアーなどで経験を積んできた。今年1月上旬に米ツアーを制覇し、2月の《日本選手権》でも9戦全勝で優勝。確かな実力を備え、再び《世界選手権》の舞台へ戻ってきた。ここまで来たら、是非金メダルを獲得してほしい!頑張れ!

 明日の予想。東京メイン【青葉賞】は12番アサカラキング。未勝利戦を勝ったばかりであるが、前走は勝ち行っての勝利。どんな競馬もできそうで、距離延長も問題なし。情報によると稽古が一戦ごとにいいらしい。鞍上は東京に相性のいい石川。人気にならないだろうから面白い。相手は4,5,6,7,8,10,11番。京都メイン【朱雀S】は12番サトノレーヴ。1200mを求めて西下。まだ底を全く見せておらず、4戦3勝はとんでもない大物になる可能性も…。相手は4,5,7,9,11,16,17番。新潟メイン【三条S】は3番キャリックアリード。当舞台の未勝利戦を圧勝して、1勝クラス、2勝クラスも楽勝。まだまだ強くなりそうで、牝馬限定のここならまずは勝ち負けだろう。相手は1,6,8,9,11,12,15番。

 今週の一口馬は2頭出走予定。その前に4/25(火)浦和9R【ツインゴールド特別】(1400mダート)に出走したオランジーについて。結果は3番人気4着だった。管理する青木調教師は「スタートはそれほど速くは無かったものの、1~2コーナーにかけては内目を通って上手く挽回してくれたと思いますし、向正面に入るまでのコース取りは悪くなかったですね。本田正重騎手は、『包まれるのも嫌でしたし、勝負所では外目を回して行きましたが、もっと内を通っていけば良かったかもしれません』と話していたものの、それでも4着が3着になったくらいだったでしょうし、逆転までは難しかったと思います。今回は覚悟を決めて連れてきたものの、コース形態を含めてオランジーにとっては忙しかった印象です」とのこと。小回りの1400mの大外枠。正直で距離不足でどうしようもなかった。ただJRA勢では最先着だったし、レースぶりは悪くなかった。これなら何とかなりそうな競馬だった。次は第2回東京開催(今開催)後半の出走を視野に入れているらしい。期待したい!
 今週出走の2頭は勝ち負けとかよりどういう走りをしてくれるかが注目の馬たちだ。まずはシラーヴァイン。4/29京都3R【3歳未勝利】(1600m芝・牝馬)に角田河騎乗で出走を予定。僕が初めて持ったキズナ産駒。ただ体が小さく全く馬体重が増えてこなかった。一時期はデビューさえも危ぶまれる感じの馬だったが、何とかデビューまでこぎつけた感じ。26日の調教も57秒5-43秒3―29秒5-15秒4。管理する小栗調教師は「今朝は坂路で併せて追い切りました。今日は雨のため馬場がかなり悪くなってしまい、最後はやや一杯になってしまいました。ポリトラックでは素軽い動きを見せるようになっていたので、今日の動きを見ると良馬場で走らせたいところです。馬体重は370㌔ぐらいでずっと安定しています」とのこと。残念ながら4/30の京都は雨模様。う~ん、辛い。何とかタイムオーバーにならないでほしい。もう一頭は初出走の前走、馬ごみに入れたら馬込みに入れたら右に左にステップしてしまいブレーキがかけレースにならなかったジャーヴィス(17着)。4/30京都3R【3歳未勝利】(2000m芝)に酒井学騎乗で出走を予定している。前走でこの馬の適性が全く掌握できなかったので再度芝の中距離への出走となった。管理する千田調教師は26日の追い切り後「前走後もいい意味で変わりはなく、落ち着いた状態をキープしています。節を見ても来週か再来週にはまた使えるだろうと思い、昨日坂路コースでサッと時計を出しました。この日は馬場が重かったものの、問題なく駆け上がってきていつでもレースに行ける状態。今週の想定を見ると芝の中距離はどこでも入る状況でしたが、新潟や東京だと輸送が長くなってしまうので、今週の京都での出走を決めました。当初は前日の1800m戦を予定していましたが、少頭数になりそうだったことからこちらの番組に投票しています。臆病なところがある馬なので、前走同様に学(酒井騎手)が乗れるのも決め手の一つ。10頭立てとなったのは良かったので、前走のことも踏まえて乗ってもらうつもりです。少しでも馬群を避けるか、もしくは可能であれば先手を奪うか。ただ、前に馬がいないことも不安になるかもしれないので、ジャーヴィスの様子を見ながら運ぶ形になると思います。2戦目でまずはレースの形になってほしいところ。ここで目処を立ててもらいたいですね」とのこと。その通り!目処を立ててほしい!

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4着、8着、9着…勝てない一口馬

2023-04-23 18:18:38 | Weblog

 ゴルフ界またシンデレラが現れた。国内女子ツアー《フジサンケイレディス》最終日。20歳ルーキーの神谷そらが1イーグル・2バーディ・6ボギーの「73」をマーク。トータル4アンダーで逃げ切り、ツアー初優勝を果たした。一時は首位の座を明け渡したが、終盤14番、17番でのバーディで首位返り咲き。最終18番ではウィニングパットを沈めると、満開の笑顔でギャラリーの歓声に応えた。神谷は昨季のプロテストをトップ合格。同期生(95期生)の中ではツアー優勝一番乗りとなった。プロ転向後、日本ツアー8試合目での優勝は歴代4番目のスピードV。トータル3アンダー・3位タイに安田祐香、岩井千怜、ルーキーの荒川怜郁。トータル2アンダー・5位にペ・ソンウ(韓国)が入った。昨年覇者の高橋彩華はトータルイーブンパー・10位タイ。前週Vの岩井明愛はトータル3オーバー・27位タイだった。アマチュアで唯一決勝に進んだ都玲華はトータル5オーバー・36位タイでベストアマを獲得した。神谷の魅力は他の選手と2番手違う飛距離。故に暴れた時の被害が大きいが、川奈で勝つのは大したもの。僕の彼女のイメージ的は“女星野陸也”だが、是非攻めたゴルフで頑張ってほしい。また優勝できなかった安田、コースアウト後は涙流していたが、マネージング時代からゴルフの巧さは群を抜いていた。これなら勝利も近そう。是非今回の悔しさを来週以降に晴らして欲しい。

 米国女子メジャー《シェブロン選手権》3日目。順延となった第2ラウンドに続いて第3ラウンドが行われ、ともにツアー未勝利のアリセン・コープスエンジェル・インが通算10アンダーの首位で並んだ。この日のベストスコア「65」をマークしたエイミー・ヤン(韓国)、アルベイン・バレンズエラ(スイス)、メーガン・カンが1打差3位。予選ラウンド首位のキム・アリム、キム・ヒョージュ、チェ・ヘジンの韓国勢と、ネリー・コルダが8アンダー6位。アタヤ・ティティクル(タイ)が7アンダー10位で続いた。日本勢は揃いに揃って全員が苦戦。渋野日向子は4バーディ、3ボギーの「71」で回り、1アンダー29位、日本勢で最上位につけた。畑岡奈紗は2オーバー50位、古江彩佳は3オーバー52位、西郷真央は4オーバー57位、西村優菜は6オーバー64位。ムービングデーで渋野を除くみんなが失速。ちょっとガッカリではあるが、今日のゴルフを観ていたらこれが実力かもしれない。まぁ残り一日、みんな巻き返してほしい。
 欧州と日本の共催大会《ISPSHANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!》最終日。トータル15アンダー・首位に並んだルーカス・ハーバート(オーストラリア)とアーロン・コッカリル(カナダ)がプレーオフを行い、2ホール目でバーディを奪ったハーバートが2年ぶりの欧州ツアー3勝目を果たした。敗れたコッカリルは欧州初優勝がかかっていたが、目前で涙をのんだ。トータル14アンダー・3位にカルム・ヒル(スコットランド)。「65」をマークした岩田寛が日本勢トップのトータル13アンダー・4位タイに入った。首位と2打差でスタートした金谷拓実は「72」と振るわず、トータル9アンダー・12位タイ。同じくトップと2打差で出た星野陸也は「75」を叩き、連続60台ラウンドは『17』でストップした。昨年覇者の桂川有人はトータル6アンダー・23位タイ。石川遼はトータル5アンダー・31位タイ、メジャー4勝のアーニー・エルス(南アフリカ)はトータル3オーバー・68位タイで4日間を終えた。また若手が失速。もっと頑張れ!

 

 競馬の話。史上初めてJRA女性ジョッキー5人の競演が実現した。今日の福島7R【3歳未勝利】(1200m芝)でデビュー3年目の古川奈穂(22・矢作)が、2番人気アイヲツグモノ(牝、牧浦)で勝利した。好位追走から直線で馬場の真ん中を伸び、1番人気コパカパーナビーチを力強く差し切った。2日連続の勝利で今年のJRA・7勝目。同通算24勝とした。勝ちタイムは1分10秒0。ハナを奪った藤田菜七子(25・根本)騎乗のサンスレッドは5着、永島まなみ騎乗(20・高橋康)のケセランパサランは7着、小林美駒(みく)騎乗(18・鈴木伸)のサンドロップは10着、河原田奈々騎乗18・渡邉)のラガープリンセスは13着だった。みんな頑張れ!
 このレースは7着だった永島真奈美だが、第1回福島開催(4月8日~23日)リーディングが確定した。福島11Rが終了した時点で永島は7勝、2着8回。次位で追う菱田裕二が6勝、2着6回で、12Rを勝利しても2着数の差でトップに届かないため、最終レースを残して開催リーディングが決まった。女性ジョッキーによる開催リーディングは、19年秋の第3回新潟の藤田菜七子以来、史上2人目となった。また今村聖奈は昨年、新潟の年間リーディングを獲得している。天晴れ!

 今日の重賞を振り返る。京都11Rで行われた【第54回マイラーズC】は、C・ルメールとコンビを組んだ1番人気のシュネルマイスター(牡5歳・手塚貴久厩舎)が後方から直線一気に差し切って快勝。新装された京都で初めて行われた重賞を勝ち、【安田記念】の優先出走権を獲得した。タイムは1分31秒5。クビ馬身差の2着にはガイアフォース(4番人気)、さらにクビ差の3着には連覇を狙ったソウルラッシュ(3番人気)が入った。レースはシャイニーロックが気合をつけて先行し、ダイメイフジとビーアストニッシドが2番手を併走。ソウルラッシュ、マテンロウオリオン、キングエルメスなどが好位に続き、人気のシュネルマイスターは後方3番手からレースを進めた。伏兵シャイニーロックがマイペースから直線でも粘り腰を発揮したが、ゴール前で差し馬勢が台頭して形勢がガラッと変わり、最後はシュネルマイスターが鮮やかに差し切り。3歳時の【毎日王冠】以来、1年半ぶりの重賞Vを決めて、復活を果たした。
 勝ったシュネルマイスターはさすがG1馬だった。状態も良くなってきたし、完全復活と言っていい。2着ガイアフォースは初のマイルでいい競馬をした。距離は延びても問題なかったし、操縦性に溢れた馬。3着ソウルラッシュは大外枠でスタートが速く、リズム良くいい位置を取れた。良いレースだったが、勝った馬が強すぎた。
 シュネルマイスターは、父Kingman、母Serienholde(母父Soldier Hollow)という血統のドイツ産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は14戦5勝(うち海外2戦0勝)。重賞は2021年【NHKマイルカップ】、【毎日王冠】に次いで3勝目。【マイラーズC】は手塚貴久調教師が初勝利、C・ルメールは17年イスラボニータに次いで2勝目となった。

 東京11Rで行われた【第58回サンケイスポーツ賞フローラS】は、菅原明良の7番人気ゴールデンハインド(美浦・武市康男厩舎)が開幕週の絶好馬場を味方に鮮やかな逃げ切り勝ちを決めた。好スタートを切りハナに立ってレースを進めると、直線に入っても脚色衰えず、そのまま後続の追い上げを封じ重賞初勝利。タイムは1分58秒9。1馬身1/4差の2着にはソーダズリング(1番人気)が入り、上位2頭が【オークス】の優先出走権を獲得。ブライトジュエリー(4番人気)は惜しくも2着からさらに1馬身1/4差の3着に敗れ、惜しくも権利獲得はならなかった。
 勝ったゴールデンハインドは菅原明の作戦勝ち。距離は伸びた方が良さそう。2着 ソーダズリングはなんか70%の出来だったらしい。それで2着は立派。ただ僕のイメージでは2400mは長そう。3着ブライトジュエリーはこれからの馬。よく頑張っている。

 勝ったゴールデンハインドは、父ゴールドシップ、母オレゴンレディ(母父Shamardal)という血統。北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬で、馬主は(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン。通算成績は7戦2勝。重賞は初勝利。武市康男調教師、菅原明良ともにサンスポ賞フローラS初勝利となった。

 今日の一口馬は3頭。東京1Rに出走したソレア。レースはまずまずのスタートから内の出方を見ながら道中中団を追走。直線では一瞬グッと伸びる格好をしたが、最後はまわりと同じような脚色になり4着となった。和田郎調教師は「今日は外枠で前に壁を作ることができず、また、なかなか内に潜り込むことができずにいました。ジョッキーも『上手く内に入れられず申し訳ございません』と口をしていたように、そこで上手くリズムに乗れていたらまた違ったと思います。エキサイトした分、終いに伸び切れなかったものの、プラスに捉えればいい行きっぷりを示してくれたので、それを踏まえてまた条件等を考えて結果につなげていきたいです。今日はいい結果を出せず申し訳ございません」とのこと。ゲートや前向きさなど、次走につながる部分もあった。まずは心身の状態をチェックして、次を目指して欲しい。このレースにはサヴァリアも出走。レースでは五分のスタートで中団やや後方の内を進む。直線へ向かう前から徐々に仕掛けていくがジリジリとした伸びにとどまり8着となった。小島調教師は「ダート替わりを楽しみにしていたのですが、今日に限っては初めてのことで戸惑った感がありましたね…。スタートは普通に出ているものの、途中から砂を気にしているような様子を見せていました。中盤あたりからは慣れて大丈夫にはなっていましたが、ゴール板を過ぎて前が開けた状況になるとグーンっと行っていましたから、あの様子を見るとキックバックが敗因の一つであるのは否めないでしょう。その影響がなくなった際がどうかは何とも言えませんけれど、向こう正面からステッキが入っているくらいなので、距離に関しても短いよりは少し延ばしたほうが良さそうですかね。津村も“すみません。先生の言う通りでした。もう少し力がついてほしいと思いましたし、距離に関しても詰めるよりは少し延ばすくらいがいいかもしれません”と言っていました。ガラッと変えることはできませんでしたけれど、実戦を一度経験した後の今回で怪しい様子を見せることはありませんでした。その精神面を見ていると砂をかぶったから次が変になるということは心配しなくていいのかなと思っているので、この経験を活かして次回はより良い走りを見せてもらえたらと思っています」とのこと。僕は元々ダートの方が合うと思っている。是非今回の経験を糧に勝利を目指して欲しい。エアフォルクは福島5R【3歳未勝利】(1800m芝)に出走した。レースでは上々のスタートを切り好位2番手につける。いい形で勝負どころへ向かえたかに思えたが直線へ向くと踏ん張ることができず後退し、9着に敗れた。中館調教師によると「脚元のことがあるので強く攻めてくることこそできなかったものの、コンスタントに動かしてきてまずまずの状態で送り出せたように思えました。レースは上手で、スッといい位置に楽につけて運べていたんですけれどね…。ジョッキーに聞くと“持っている間はいいのですが、放すとバラバラになってしまいました…”ということで、背腰の弱さから踏ん張り切れないようですね…う~ん…。鍛えたいけれど脚元がしっかりしていないため無理はできないし、悩ましいです。結果にかかわらず詰めて使うのは現状得策とは言えないので、回復を少しでも早く促すために美浦に戻さず、競馬場からこのまま山元トレセンへ放牧に出して、現地の状況を見ながら次走を模索していきます」とのこと。悩ましい現状。時間もないので何とか変わってほしいが…。

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一口馬は3頭!

2023-04-22 18:43:52 | Weblog

 まずはゴルフ。海外女子メジャーの今季初戦《シェブロン選手権》2日目。全ての組のホールアウトは完了せず第2ラウンドは翌日に順延となったが、日本勢は8人が参戦。西郷真央が15ホールを終えて5つ伸ばしてトータル3アンダー・暫定17位タイに浮上。畑岡奈紗は「72」のラウンドでトータル2アンダーの暫定26位タイ。初日を2位タイで滑り出した古江彩佳は3つ落とし、トータル1アンダーの暫定36位タイとなっている。連日の「72」をマークした渋野日向子はトータルイーブンパー・暫定48位タイ。勝みなみは一つ伸ばしトータル2オーバー・暫定66位タイ。西村優菜は5ホールを残し同じくトータル2オーバーでプレー中。アマチュアの馬場咲希(代々木高3年)はトータル3オーバー・暫定78位タイで3ホール残し。笹生優花は4つ落としトータル5オーバー・暫定103位タイでホールアウトした。トータル8アンダーの暫定首位にキム・アリム(韓国)。1打差の暫定2位にリリア・ヴとメーガン・カン(ともに米国)。トータル6アンダーの暫定4位タイにネリー・コルダ(米国)とパティ・タバタナキト(タイ)が続いている。まだ2日+αあるので、古江ぐらいまではチャンスがありそう。今のところ、僕の優勝候補本命はネリー・コルダかな!?
 国内女子ツアー《フジサンケイレディス》2日目。ルーキーの神谷そらが5バーディ・2ボギーの「68」をマーク。トータル6アンダー・単独首位でホールアウト。1打差2位に昨年覇者の高橋彩華。3打差3位タイには岩井千怜、後藤未有、新垣比菜が続いている。 2週連続優勝がかかる岩井明愛はトータル1オーバー・23位タイでホールアウト。昨季の年間女王・山下美夢有はトータル2オーバー・34位タイで2日目を終えている。米ツアー帰りの原英莉花は「78」と崩れ、トータル8オーバー・88位タイで予選落ちが濃厚となっている。神谷のスケール大きいゴルフは必見。ただ僕は元スター候補の新垣、安田祐香(2アンダー6位タイ)を応援したい!
 国内&欧州男子ツアー共催《ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント》3日目。8位から出て7バーディ、1ボギー「64」でプレーしたアーロン・コッカーリル(カナダ)が、通算13アンダーまで伸ばして単独首位に躍り出た。欧州&日本ツアーでの初優勝を目指して残り18ホールに挑む。1打差の2位にはルーカス・ハーバート(オーストラリア)とデービッド・ロウ(スコットランド)の2人が続いた。 8位から出た星野陸也はこの日5バーディ、1ボギー「66」で回り通算11アンダーとして、5位で出た金谷拓実とともに日本勢最上位の4位に浮上した。ハーバートと並んで首位から出たジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)は通算10アンダーの7位に後退した。日本勢は岩田寛が通算8アンダー13位。出水田大二郎が通算7アンダー20位。谷原秀人、永野竜太郎、浅地洋佑、嘉数光倫の4人が通算6アンダー26位で続いた。蝉川泰果は中島啓太、桂川有人らとともに通算4アンダー41位。石川遼は堀川未来夢、アーニー・エルス(南アフリカ)らと並んで通算3アンダー51位で最終日を迎える。日本勢で優勝争いに絡めるのは星野、金谷、岩田あたりまでか…。何とか最後まで優勝争いに踏みとどまってほしい。

 今日の競馬を振り返る。福島11Rで行われた【第20回福島牝馬S】は、団野大成の8番人気ステラリア(5歳・斉藤崇史厩舎)が中団馬群追走から勝負どころで外々を回って直線を迎えると、鞍上のゲキに応えるようにグングンと伸びて、ゴール前3頭横並びの接戦をハナ差制し優勝。約11カ月半の長期休養明けで重賞初制覇を飾り、【ヴィクトリアマイル】の優先出走権を獲得した。タイムは1分47秒9。ハナ差の2着にはビッグリボン(2番人気)、さらにアタマ差遅れた3着にクリノプレミアム(4番人気)が入った。なお、1番人気のストーリアは5着に敗れた。勝ったステラリアだが、ほぼ1年ぶりのレースで勝つのだから凄い。まだ急に使い続けるというのは難しいのかもしれないが、その素質を考えたら今後が楽しみだ。2着ビッグリボンも良く走っている。西村がもっとスムーズに乗っていたら勝っていたかも・・・。3着クリノプレミアムは少し抜け出しが早かったが、展開的には仕方ないか。僕本命のジネストラは4着。初めての1800mでよく頑張っている。今後面白い存在になりそう。

 ステラリアは、父キズナ、母ポリネイター(母父Motivator)という血統。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は13戦3勝。重賞は初勝利。斉藤崇史調教師は【福島牝馬S】初勝利、団野大成は2021年ディアンドルに次いで2勝目となった。

 

 明日の予想。まずは東京メイン【フローラS】。本命は2番ソーダズリング。デビュー戦(2着)時に血統込みで追いかけようと決めた馬。今年の3歳牝馬は【桜花賞】にほとんど有力馬が出走。つまりGⅡのここも手薄なメンバー。戸崎は母や兄姉も乗った専門騎手。ここはきっちり結果をだす。相手は1,4,6,8,11,12,14番。京都メイン【マイラーズC】は15番ソウルラッシュ。中山、阪神、東京でも結果を出す有能な馬、京都だから走らないとは思えない。相手は3,7,8,10,12,14番。福島メイン【福島中央テレビ杯】は5番リトスで穴狙い。馬格のない馬なので、福島の馬場は合うはず。休み明けの前走は悪くない走り。叩き2戦目で鞍上も菊沢で前走より走れるはず。相手は1,2,4,6,10,11,14,16番と広めに!

 

 今週の一口馬。ゴールドレガシーが東京11R【オアシスS】(L・1600mダート)に出走。レースでは、ほぼ五分のスタートを切ると、馬なりで中団インにつけました。そのまま脚を溜め、3・4コーナーで少しずつ外に進路をとります。先団を見ながら直線を向き、そこからの伸びに期待しましたが、反応はジリジリ。目立った末脚は繰り出せず、勝ち馬から1.0秒差の13着に敗れた。平田調教師によると、「マイナス体重が堪えました。大変申し訳ございません。以前にこれくらいで走っていたこともありましたし、徐々に絞れてのものであれば問題ないのでしょうが、木曜日時点の計測で510kgと、いい張りがあると感じていたところから、これだけ一気に減らしてしまったので、その分の影響があったと思われます。ジョッキーも『返し馬から覇気がなく、自分からガツンとハミをとるようなところもなかったです。攻めではもっとグイグイ進んでいたのですが…』と話していました。輸送と競馬場についてからソワソワと落ち着きがありませんでした。調教はとてもいい動きをしていて、巻き返しに期待したところでしたが、結果を出せず、本当に申し訳ございませんでした」とのこと。期待していただけに残念。今週はあと3頭。明日の東京1Rにサヴァリア、ソレア、福島5Rにエルフォルクが出走する。是非ゴールドレガシーの敵を獲ってほしい。

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ゴールドレガシーで大穴!

2023-04-21 21:24:14 | Weblog

 ドジャースのクレイトン・カーショー(35)がメジャー史上118人目の200勝(88敗)を達成した。カーショーは2008年にドジャースでメジャーデビューし、生え抜きとして今季で16年目。これまで最多勝、最多奪三振をともに3度、最優秀防御率は2011~14年の4年連続を含めて5度、獲得しており、サイ・ヤング賞には11、13、14年に選出されている21世紀を代表する左腕。現役では244勝のジャスティン・バーランダー(40・メッツ)、223勝のザック・グリンキー(39・ロイヤルズ)、203勝のマックス・シャーザー(38・メッツ)に続く4人目の大台到達となった。現役左腕では通算勝利数1位となっている。負けない投手として有名で、勝率6割9分4厘はメジャー史上歴代3位(対象は1000投球回以上)となっている。CBSスポーツによると過去、100敗未満で200勝を挙げたのは5人で、最近の達成者は06年ペドロ・マルチネスで97敗だった。過去達成の5人は全て殿堂入りしており、カーショーにも期待が集まる。またドジャースでは233勝のドン・サットン、209勝のドン・ドアイスデイルに次いで3人目である。WBCで日本相手に投げているところ観たかったなぁ。

 NBAで八村塁が躍動している。プレーオフ第1戦では、チーム最多でプレーオフ自己最高の29得点、6リバウンド、1アシストを記録し、レイカーズの選手としては1988年のマイカル・トンプソン以来、35年ぶりベンチ出場から29得点の球団記録に並ぶ大偉業をなし遂げた。さらに昨日行われた第2戦でも20得点(5リバウンド、2アシスト)で、2戦連続となる2桁をマーク。POの途中出場で、2戦連続20得点以上の選手は、レイカーズでは、1996年のあのマジック・ジョンソン以来、27年ぶりの快挙となった。次の第3戦は、22日(日本時間23日)に行われるが、果たして…。
 競馬の話題。18日の大井6Rで真正な発走と認められなかったため、カンパイ(発走のやり直し)となった。1番枠の11番人気チアリーがフライングしたためで、大井でのカンパイは21年7月16日の1R以来、1年9カ月ぶりとなった。なお、再スタート後のレースは2番人気サツキジャスミンが勝利し、チアリーは9着だった。地方競馬では時々見られるカンパイもJRAではしばらくない。JRAで最後にカンパイが起きたのは、1997年12月20の中山競馬第7R (3歳500万下)。最後の1頭が枠入りを完了しないうちにゲートが開いてスタートが切られてしまった。この影響で、ベリーウェル、シルキーピンクの2頭が競走除外(当時は発走除外)になっている。このカンパイだが、語源は英語のカムバック(戻れ)と言われている。江戸時代末期から明治時代初期の頃、スタートの失敗でやり直しをする際に外国人のスターターが「カムバック」と言ったのを、日本人が「乾杯」と聞き間違えた。そのため発走のやり直しを「カンパイ」という競馬用語になったとされる。
 明日の予想。まずは東京メイン【オアシスS】。僕の一口馬の中では大将格のゴールドレガシーが出走する。この中間も変わりなく調整しており、4/19(水)は藤懸を背に坂路コースで追い切って、52.3-38.4-24.8-12.4秒の時計をマーク。平田調教師は「いい動きですね。ここのところの追い切りは非常に感触がいいので、実戦にも繋げたいところです。この条件で一発を期待したい」とのこと。抽選を搔い潜って出走の権利を獲得。人気は無さそうだが、期待している。馬券は単複、3連複、馬連で2,3,5,7,11,15,16番。新装となった京都メイン【京都競馬場グランドオープン記念】は1番サンライズアムール。前々走は道中力んでいたが、1200mは4勝と底を見せていない。時計勝負もこなせるし鞍上川田なら…。相手は5,7,8,10,13,14,16番。福島メイン【福島牝馬S】は8番ジネストラが面白そう。距離の課題はあるが、ここにきて力をつけてきた。番手で競馬はできるし、牝馬同士なら…。相手は2,4,7,9,10,11,12,13番

 今週の一口馬は前述のゴールドレガシー含めて4頭。残りは明後日のなる。サヴァリアは4/23(日)の東京1R【3歳未勝利】(1400mダート・牝馬)に津村騎乗で出走予定。小島調教師によると「これまで機会があるごとに自分でも跨ってきていますが、正直なことを言うと、ここで勝ち負けを強く意識できると自信を持って言えるまでではまだないかな…という印象でした。というのも、トモを中心にもっとグッと力強い踏ん張りがあるといいのになと感じていたからです。それでも、他の人、特にジョッキーがどう感じるかというのも改めて知りたかったので、津村に跨ってもらって追い切りました。彼曰く、“全然気にならなくて良いですよ”と言ってくれていて、悪くは感じないそうです。もちろんもうワンパンチあったらもっといいとも思ったようですが、津村の評価通りに競馬に出てくれた方がもちろん良いですから、そうなってほしいですね。カイバに関しては少し残すことはあるものの食べないわけではないですし、見た目のシルエットはまずまずのものになっていますから、いい状態で競馬へ向かえればと思っています」とのこと。津村の言葉を信じたい! 実は同レースにはもう1頭ソレアが鮫島駿騎乗で出走予定。和田郎調教師によれば「馬体を維持しながら乗り進めることができています。精神的にはちょっとバタつくことはありますが、以前のソレアと比較すれば落ち着いて対応できるシーンが増えており、成長を感じますよ。条件は違えど、デビューから2戦、掲示板に載ることはできているので、今回はさらに上位を狙っていきたいです」とのこと。掲示板以上を期待!エルフォルクは4/23(日)の福島5R【3歳未勝利】(1800m芝・牝馬)に菱田騎乗で出走予定。中館調教師は「(追い切り)は動きはいいし、体を見ても走れそうな格好になってきていますよ。気になる脚元ですが、速いところへ行けば問題ないし、ちょっと心もとなく見せる普段の歩きを見ても何とか我慢しているかなと思えるので、何とかいい走りを見せてもらえたらと思っています」とのこと。そろそろ上位争いを…。

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強かった!ソールオリエンス

2023-04-16 19:18:37 | Weblog

 今日もまずはゴルフから。国内女子ツアー《KKTバンテリンレディス》最終日。首位と1打差で出た20歳・岩井明愛(いわい・あきえ)が2バーディ・2ボギーの「72」をマーク。トータル7アンダーで逆転し、うれしいツアー初優勝を果たした。終盤は粘り強くトーナメントリーダーの座を死守し、最終18番をパーで締めてガッツポーズ。双子の妹・千怜(ちさと)と涙を流しながらハグし、喜びを分かち合った。千怜は昨季すでに2勝を挙げており、ツアー史上初の“双子V”達成となった。トータル6アンダー・2位タイにジエ、穴井詩、野澤真央。トータル5アンダー・5位タイには安田祐香、脇元華、櫻井心那、後藤未有、林菜乃子が入った。ともに地元・熊本出身の上田桃子と有村智恵はトータル4アンダー・10位タイ。前週Vの山下美夢有はトータル2アンダー・20位タイで3日間を終えた。最後は我慢比べになったが、申ジエを競り落としのだから、見事な勝利。元々プロ入りしたときは妹・千怜より評判が高かった選手。今日の勝利でもっと強くなるのではないか。
 男子国内ツアー《関西オープン》最終日。単独トップで出た蝉川泰果が5バーディ・1ボギーの「67」をマークし、トータル17アンダーで逃げ切り。昨季《日本オープン》などアマ2勝を挙げた大器が、念願のプロ初優勝を果たした。トータル13アンダー・2位に幡地隆寛。トータル12アンダー・3位タイには3番でエース達成の鈴木晃祐、宇喜多飛翔が入った。河本力はトータル10アンダー・5位タイ。中島啓太はトータル9アンダー・9位だった。石川遼は「73」と2つ落とし、トータル1アンダー・31位タイで4日間を終えた。文句なしの勝利。途中も崩れをみせない余裕の勝利。今回大会、若い選手が多く活躍した。是非こんな試合を続けて男子ゴルフを盛り上げてほしい。

 米国女子ツアー《ロッテ選手権》最終日。22歳のルーキー、グレース・キム(オーストラリア)が三つ巴の戦いを制してツアー初優勝を飾った。2位から6バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算12アンダー。首位で並んだリウ・ユ(中国)、ソン・ユジン(韓国)とのプレーオフに進み、1ホール目でバーディ奪った。リネア・ストーム(スウェーデン)とチェン・ペイユン(台湾)が4位。首位に2打差の5位から逆転を狙った畑岡奈紗は2バーディ、4ボギーの「74」でプレーし通算5アンダー。16位に後退して今季初優勝はならなかった。32位から出た古江彩佳が前半に3つ落としながら、後半に4バーディを奪って「71」で回り通算2アンダー。スポット参戦でこの日5バーディ、2ボギーの「69」をマークした原英莉花と並んで23位で終えた。西村優菜が4バーディ、3ボギー「71」で通算イーブンパー。47位から38位に順位を上げた。3日目を終えて32位だった渋野日向子は4バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「75」と落とし、通算2オーバー。昨年2位だった大会を57位で終えた。畑岡は結局最終日伸ばせなかったが、来週のメジャーに向けていい週にはなったのではないか…来週頑張れ!
 それからジアンツアー《インターナショナルシリーズ・ベトナム》最終ラウンド。キーラン・ヴィンセント(ジンバブエ)が「66」で回り、通算19アンダーで優勝した。今季1勝の金谷拓実は「73」と落とし、ジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)らと並ぶ通算16アンダー4位タイ。久常涼は「68」で回り、通算13アンダー16位タイ、堀川未来夢は通算8アンダー53位タイ、竹安俊也は通算4オーバー77位となった。金谷はまた期待の裏切り。先述した蝉川や中島よりか先に期待した選手。もう少し頑張れよ!
 今日の競馬を振り返る。中山11Rで行われた【第83回皐月賞】は、横山武史の2番人気ソールオリエンス(牡・手塚貴久厩舎)が後方を追走すると、直線で大外から衝撃的な末脚で突き抜けて優勝。昨年の2歳GⅠ馬、重賞2勝馬不在の混戦を断ち、3冠レースの1冠目を奪取した。デビュー3戦目での優勝は、2歳戦が実施されるようになった1946年以降の皐月賞最少キャリアVで、史上20頭目となる無敗Vと、底知れぬ強さ見せつけた。【京成杯】勝ち馬による皐月賞制覇は史上初。タイムは2分0秒6。1馬身1/4差の2着にはタスティエーラ(5番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着にファントムシーフ(1番人気)が入った。

 勝ったソールオリエンスは馬場が合ったとはいえ、僕が思ったより相当強い馬だった。あのポジションで、末脚一気は凄い。これで【日本ダービー】は一番人気だろう。弥生賞馬タスティエーラが2着。ハイラップを刻む先行勢を見る5、6番手を確保。それで完ぺきな抜け出し。負けて強しの内容。今日を見る限り、この2頭は強い。3着ファントムシーフは楽鉄があったらしい。4角ではかぶされるところもあり、それで3着死守は立派。中山より東京の方が合いそうだが、今日の負けを見ると…。4着メタルスピードは津村が完璧に乗った。5着ショウナンバシットも力を出し切っている。

 ソールオリエンスは、父キタサンブラック、母スキア(母父Motivator)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は3戦3勝。重賞は今年の【京成杯】に次いで2勝目。手塚貴久調教師は【皐月賞】初勝利、横山武史は2021年エフフォーリアに次いで2勝目となった。

阪神11Rで行われた【第28回アンタレスS】は、鮫島克駿との新コンビで挑んだプロミストウォリア(牡6歳・野中賢二厩舎)が互角のスタートから先手を奪うと、後続の追撃を振り切って勝利。単勝1.9倍の支持に応え、前走の【東海ステークス】から重賞連勝、1勝クラスから堂々の5連勝を果たした。タイムは1分49秒5。好位からしぶとく伸びたヴァンヤール(4番人気)が1/2馬身差の2着、さらに2馬身差の3着には後方から内をすくったキングズソード(2番人気)が入った。
 勝ったプロミストウォリアはやはり強かった。今日はハナを切ったが、スタートからテンが速、速いペースでゴールまでしっかり走り切れるのは凄い。着差は僅差でも全く抜かれる感じはなかったのだから、相当強いのだろう。6歳馬であるが、この先大きいところでも十分活躍しそう。2着ヴァンヤールも良く走っている。ただ今日のところは勝ち馬が強すぎた。3着キングズソードも良く走っているが、今日は勝ち馬が…。もう少し内枠なら際どかったかも…。ただこの馬、いずれ重賞でも勝ち負けできる力を持っているような気がする。

 プロミストウォリアは、父マジェスティックウォリアー、母プロミストスパーク(母父フジキセキ)という血統。北海道平取町・坂東牧場の生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は8戦6勝。重賞は23年【東海S】に続き2勝目。管理する野中賢二調教師、騎乗した鮫島克駿ともに、【アンタレスS】初勝利となった。

今日の一口馬を振り返る。ジャーヴィスが阪神3R【3歳未勝利】(1600m芝・混)に酒井学騎乗で出走し17着だった。気性が幼く全くレースにならなかったようだ。千田調教師は
「パドックでは落ち着いていて、馬場入りは少し煩くなりましたが、他の馬を避けて一番最後に入れました。予定通りゲート裏まで厩務員がついていきましたし、同厩の馬も一緒にいさせて安心感を与え、ゲート入りまではうまくいったと思います。ただ、初出走といった感じでスタートはモソっと出て、その後は馬群に取り付けたのですが、ある程度のスペースがあったので馬込みに入れたら右に左にステップしてしまいブレーキが凄かったとのこと。ジョッキーも乗っているのが怖かったくらいと話していました。前の馬の尻尾が振れる様子でもビックリしていたようですし、ちょっとレース経験が必要そうですね。今日の感じからは芝かダートかというのは分からず、続戦させたい思いもあるので、週明けの状態を見ながら今後のことを考えていきます」とのこと。セン馬になる日は近い!?

 

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九州産馬遂にGⅠゲット!皐月賞は・・・・

2023-04-15 18:54:07 | Weblog

  まずはゴルフから。米国女子ツアー《ロッテ選手権》3日目。首位と2打差の5位で出た畑岡奈紗は3バーディ、2ボギーの「71」でプレーし、通算7アンダーとした。ツアー7勝目に向け、2打差5位から最終日に臨む。ソン・ユジン(韓国)が通算9アンダーで単独首位に立つ。8アンダー2位にジョージア・ホール(イングランド)、グレース・キム(オーストラリア)とリネア・ストーム(スウェーデン)が続いた。渋野日向子は18位から出て3バーディ、4ボギーの「73」とスコアを落とし、「72」とした古江彩佳とともに通算1アンダー32位に後退した。原英莉花と西村優菜は通算1オーバー47位。畑岡には十分チャンスあり。風を制したものが優勝するが、ジョージア・ホールが強敵か。

 国内男子ツアー《関西オープン》3日目。首位と4打差の12位から出た蝉川泰果が9バーディ、2ボギー「64」をマークし、通算13アンダーまで伸ばして単独首位に躍り出た。昨年10月《日本オープン》以来となるツアー3勝目、プロ転向後初優勝を目指して残り18ホールに挑む。3打差の2位にはツアー初優勝を狙う永野竜太郎がつけた。通算9アンダー3位に河本力と平田憲聖、宇喜多飛翔(うきた・つばさ)、ディラン・ペリー(オーストラリア)、トッド・ペクの5人が並んだ。昨季の年間女王・山下美夢有の弟、山下勝将(近畿大)は、中島啓太らと並んで通算6アンダー13位。石川遼は3バーディ、3ボギー1ダブルボギー「73」と落とし、連続60台ラウンド記録は15でストップ。今季開幕戦を制した今平周吾らとともに通算3アンダー29位とした。レギュラーツアーでの歴代2位の年長記録となる67歳217日で予選通過を果たした倉本昌弘は「75」と崩れ、通算2オーバー60位で最終日を迎える。蝉川、中島にはもっともっと活躍してほしい選手。松山に次いで世界に羽ばたいてもらいたい。蝉川の圧勝を期待!

 男子アジアンツアー《インターナショナルシリーズ ベトナム》3日目。首位と2打差の3位から出た金谷拓実が1イーグル5バーディ、1ボギー「66」で回り、通算17アンダーまで伸ばして単独首位に浮上した。今年2月の《インターナショナルシリーズ オマーン》以来となるツアー2勝目を目指して、残り18ホールに挑む。3打差の2位にはツアー7勝のジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)と、ケビン・ユアン(オーストラリア)の2人がつけた。日本勢は金谷のほかに3人が決勝ラウンドに進出。久常涼は6バーディ、2ボギー「68」で回り、通算9アンダー17位。堀川未来夢は通算5アンダー56位とした。竹安俊也は通算イーブンパー75位で最終日を迎える。場所がどこであれ、勝つことは難しい。今年2勝目となると金谷も再び自信がつくのではないか。

今日の競馬を振り返る。まずは阪神11Rで行われた【第32回アーリントンカップ】は、武豊の5番人気オオバンブルマイ(牡・吉村圭司厩舎)が重賞2勝目。ユリーシャが後続を引き離し大逃げを打つ中、道中は中団の位置につけると直線で外から鮮やかな差し切り勝ちを決めた。タイムは1分33秒9。アタマ差の2着にはセッション(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着にショーモン(2番人気)が入り、上位3頭が【NHKマイルC】の優先出走権を獲得した。

オオバンブルマイは、父ディスクリートキャット、母ピンクガーベラ(母父ディープインパクト)という血統。北海道新ひだか町・(株)サンデーヒルズの生産馬で、馬主は岡浩二氏。通算成績は4戦3勝。重賞は2022年【京王杯2歳S】に次いで2勝目。吉村圭司調教師は【アーリントンC】初勝利、武豊は1999年エイシンキャメロン、01年ダンツフレーム、02年タニノギムレット、04年シーキングザダイヤ、05年ビッグプラネット、11年ノーザンリバーに次いで7勝目となった。

 中山11Rでは遂に九州馬のGⅠ馬が誕生した。【第25回中山グランドジャンプ】は、黒岩悠騎乗の6番人気イロゴトシ(牡6歳・牧田和弥厩舎)が中団追走から勝負どころの最終周3コーナーで先頭に立つと、後続を一気に突き放して圧勝。わずか障害転向4戦目で初GIタイトルを獲得した。タイムは4分54秒1。大差(3秒1差)の2着は好位から粘り込んだミッキーメテオ(2番人気)、さらに1馬身半差の3着はダイシンクローバー(5番人気)。昨年の【中山大障害】覇者で単勝1.8倍の支持を集めたニシノデイジーは、スタートで大きく出遅れ徐々にポジションを上げて4番手まで追い上げたものの、レース終盤で失速、9着に大敗した。
 勝ったイロゴトシだが、いくら重馬場があったとはいえ、強い勝利であった。未勝利勝の時もそうだが、2走目の競馬場に慣れ前進していたが、今回も2走目で快勝。抜群のセンスである。またその馬の力を信じて黒岩も強気の競馬。見事だった。まだ伸びしろがありそうで今後の活躍も期待できそう。

 イロゴトシは、父ヴァンセンヌ、母イロジカケ(母父クロフネ)という血統。熊本県・本田土寿氏の生産馬で、馬主は内田玄祥氏。通算成績は28戦5勝(うち障害4戦2勝)。重賞初制覇。管理する牧田和弥調教師、騎乗した黒岩悠ともJRA・GI初勝利となった。天晴れ!

 

明日の予想。まずは中山メイン【皐月賞。】本命は5番フリームファクシ。どの馬からでも買えるレースだが、未勝利を勝った時に“先々まで期待したい”と思った馬で、その後2連勝は強いの一言。それに鞍上はレーンで買い材料が一つ増えた。自分の感覚を信じる。相手は1,4,7,11,12,15,16番と人気薄を多めに買う。阪神メイン【アンタレスS】は11番キングズソード。12番プロミスウォリアが強いのはわかっているが、いきなり59㌔は取りこぼしも考えられる。この馬の兄はダートで活躍したキングズガードだが、この馬の方が馬体が大きくパワーがある。兄を超える存在と思い先物買いする。相手は1,2,6,7,9,12,13,15番。福島メイン【福島民報杯】は7番カレンルシャルブル。メンバー随一の決め手を誇る馬で、その末脚はオープン級。斎藤との相性も悪くない。相手は2,3,,6,8,9,11番。

 

 今日の一口馬。ホワイトターフが福島7R【4歳上1勝クラス】(1150mダート・牝)に永島まなみ器用で出走し結果7着となった。新谷調教師によると「レースは芝部分の前半がカギと見ていたが、スタートで両サイドから挟まれて行き脚が付かなかった。鞍上はキックバックを避けようと外へと持ち出し上がって行きましたが、流れに乗り切れずまた窮屈なところで競馬をしてしまっていた。もう少しスムーズなポジションで収まっていれば、最低でも掲示板はあった内容に思えます。交流とはいえダートではマイルまでこなしていますので、距離はもう少しあっていいかもしれませんね」とのこと。ダートで目途がついた内容。日関数ことなく次を期待したい。

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九州馬のGⅠ馬誕生!?

2023-04-14 20:24:46 | Weblog

 昨日までの巨人VS.阪神3連戦をTVで観て、ラジオで聴いて違和感だらけをもってしまった。どの辺りかというと…。まずは巨人の丸、坂本、長野、中田、梶谷らをラジオのアナウンサーが“錚々たる”メンバーと評していたが、僕には・・・。確かに実績があるメンバーではあるが、僕には“昔取った杵柄”メンバーにしか見えず、“錚々たる”という言葉が虚しく聞こえてしまった。また原巨人、岡田阪神の対決“名勝負”と盛り上げていたが、どっちもどっちの貧打戦(3戦目はヒット数出ていたが結果的には4-1)にしか見えなかった。また試合中の巨人阿波野コーチのコメントで「(横川の投球を評して)当たっている阪神打線によく向かって行っている」としていたが、これで阪神打線が当たっているとは…。また初戦のメンデスの際も「インコースの良く投げ込んでいる」とコメントがあったが、ラジオで解説していた大魔神・佐々木氏は「初戦もこの試合も全く右打者のインコースに投げこめていない」と言っていた。阿波野コーチはどこを観ているのだろうか。これらはほんの一部。極めつけは昨日の日本テレビの放送。もう阪神の攻撃が始まっているのにCMを3本ほど流していた。滅多にない地上波での放送、スポンサーは大切だろうが、一番大切なのは視聴者ではないだろうか。それにしても巨人の“オジサン打線”もう少しなんとかならないか。他の11球団はいかに若手を育てるかと頑張っているのに…。

 昔取った杵柄でも頑張っているのがツアー通算30勝の67歳プロゴルファー倉本昌弘。今行われている国内男子ツアー《関西オープン》第2日で、通算2アンダーの予選通過を果たした。67歳217日での予選通過は2013年《つるやオープン》で、66歳92日で予選突破した尾崎将司を抜き、ツアー史上2番目の年長記録。なお、最年長予選通過は06年《つるやオープン》で68歳311日で予選突破した杉原輝雄。超ベテランも頑張れば、若い選手も頑張っている。昨季年間女王の山下美夢有(21)の弟でアマチュアの勝将(20・近大)が、ホ 15番パー3(189ヤード)。8番アイアンで打ったボールは手前3メートルに落ち、そのまま直接カップに入り、ホールインワンを達成した。昨年の《関西アマ》優勝により今大会の出場権を獲得。予選ラウンドは石川遼、中島啓太と同組で、第1R、第2Rともに69で回り予選通過している。なお、姉・美夢有は先週、関西開催だった《富士フイルム・スタジオアリス女子》(兵庫・花屋敷GCよかわC)で今季初優勝している。

 土曜に中山競馬場で行われる障害競走の春の大一番【中山グランドジャンプ】に今年は絶対王者オジュウチョウサン(牡12)の名前がない。同馬は16~20年に5連覇という大偉業を達成。21年は5着に敗れたが、昨年は11歳で復活の勝利を挙げ、過去7年で6度の勝利を記録した歴史的名馬。惜しまれながら昨年末の【中山大障害】を最後に、現役を引退し、現在はヴェルサイユリゾートファームで種牡馬生活を送る。そのオジュウチョウサンのいない【中山グランドジャンプ】が8年ぶりに行われる。今年の【中山グランドジャンプ】は10頭が出走。昨年の【中山大障害】を制した新王者ニシノデイジー(牡7、高木)はオジュウの主戦だった石神深一とのコンビでG1連勝を狙う。前哨戦の【ペガサスジャンプS】を連覇したビレッジイーグル(牡6、竹内)や昨秋の【イルミネーションJS】を圧勝したミッキーメテオ(牡6、西田)、一昨年にメイショウダッサイで制した森一のダイシンクローバー(セン7、安田隆)などが熱戦を繰り広げるが、その中に九州産馬のイロゴトシ (牡6・牧田)もチャレンジする。このイロゴトシだが、21年の【北九州記念】を制したヨカヨカと同じく、熊本県の本田土寿氏の生産馬。2歳夏に九州産限定の未勝利、同じくオープンの【ひまわり賞】と連勝。4歳時に2勝クラスの【揖斐川特別】を制すると、3勝クラスでも勝ち負けを演じるなど、九州産の枠を超えた活躍を見せた。さらに今年から障害に転じ、2戦目の未勝利を勝ち上がると、続く前走の【ペガサスジャンプS】でも勝ったビレッジイーグルから0秒4差の3着に健闘。もし九州産馬によるJRAのGI制覇となれば、史上初の偉業。同じく重賞制覇となれば、21年【北九州記念】のヨカヨカ以来、1年8カ月ぶりで、グレード制が導入された84年以降では6頭目となる。なお、九州産馬によるJRA・GIの5着以内(86年以降)は下記の通り。

テイエムトッパズレ…08年【中山大障害】3着、10年【中山大障害】4着、11年【中山グランドジャンプ】5着、ヨカヨカ…20年【阪神JF】5着。

 九州の生産者の夢を背負い、幾多の同郷の先輩が跳ね返されてきた壁をイロゴトシは飛び越えることができるのか…。僕の本命は10番ミッキーメテオ。相手は1,2,3,5,7,8番。阪神メイン【アーリントンC】は2番ユリーシャ。【エルフィンS】を逃げ切ったが、【桜花賞】は無念の除外。その時の2着馬コナコーストは【桜花賞】2着。ここも逃げればなんとかなる。相手は1,3,5,6,17番。福島メイン【ラジオ福島賞】は12番ユウグロファクタが面白そう。ダートスタートは苦手で芝スタートがいい。2走前勝っている条件だし、僕がずっと言っているダートの新谷厩舎。相手は2,7,9,10,15,16番。


 今週の一口馬はノルマンディーから2頭。まずはホワイトターフが明日の福島7R【4歳上1勝クラス】(1150mダート・牝)に永島まなみ騎乗で出走する。新谷調教師によると
「最終追いはコース長目から3頭併せで実施。乗り手が軽く促す程度でグンとスピードに乗って、芯の入ったいい走りを披露しています。ハロー掛け直後で時計自体は出しやすい馬場だったと思いますが、まったく無理させていませんし、この動きなら合格点を与えられる。休み明けでもしっかり力を発揮できる状態に持ってこれたと思います。今回はデビュー戦でホワイトターフを勝利に導いてくれたジョッキーとのコンビ再結成。この距離では追走にやや苦労するはずですから、斤量4kg減も大きな魅力でしょう。あとは調教の良さが実戦に結び付いてくれれば。一発狙っていきたいですね」とのこと。今絶好調の真奈美ちゃんの手綱さばきに期待する。もう一頭は先月出走前に放馬して取り消しとなったジャーヴィス。明後日の阪神4R【3歳未勝利】(1600m芝・混)に酒井学騎乗で出走する。千田調教師によると「帰厩後もしっかり乗り込んできましたし、態勢はほぼ整っていたので今週はそこまで負荷を掛けていません。そこまで時計の出る馬場でもなかったため、十分な内容だったと思います。ここまで順調にきていますし、この中間は落ち着いて臨めていて雰囲気は良いですよ。適性についてはまだ何とも言えませんが、素軽いフットワークをしますし、ワンターンの競馬も良いのではないかと見ています。既走馬相手ですが、まずはこの条件でどのような走りができるか見てみたいと思います。そんなに楽な相手ではないですが、前回も秘かに楽しみにしていたくらい能力があるのではないかと思っている馬。いい走りをしてきてほしいですし、次に繋がるような結果を期待しています。周りがゴチャゴチャしなければ変なことはしないと思いますが、学(酒井騎手)に前回の事などを含めてよく伝えておきますし、ポケットからゲート裏まで行く際はスタッフをつけようと考えています」とのこと。まずはタイムオーバーにならないような走りを期待。

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強かったリバティ、惜しかったマンダリン

2023-04-09 17:42:37 | Weblog

 まずはゴルフ。国内女子ツアー《富士フィルム・スタジオアリス女子オープン》最終日。首位で出た昨季年間女王の山下美夢有が4バーディ、ノーボギー「68」でプレーし、通算9アンダーまで伸ばして36ホールに短縮された短期決戦を制し、今季初優勝を遂げた。昨季の最終戦《JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ》以来となるツアー7勝目。1打差の2位に阿部未悠と岩井千怜が入った。岩井は山下と並んでいた最終ホールでボギーを喫し、ツアー3勝目を逃した。通算7アンダー4位に仲宗根澄香。福田真未、高橋彩華、イ・ミニョン(韓国)の3人が通算5アンダー5位で続いた。前年大会覇者の上田桃子は西郷真央、ルーキーの鶴瀬華月とともに通算4アンダー8位。通算3アンダー11位には鈴木愛、菅沼菜々、林菜乃子、小倉彩愛ら9人が並んだ。小祝さくらは通算1アンダー25位。地元・兵庫出身の安田祐香は新垣比菜、比嘉真美子、笠りつ子らと並んで通算イーブンパー28位で終えた。最後は山下の貫録勝ち。ここぞとのショットはさすが。上田は2日間開催でも最終日イマイチだった。
 ゴルフの祭典《マスターズ》は3日目のプレーも、悪天候のため翌日順延が決定した。 順延となっていた第2ラウンドを終了し、そのまま第3ラウンドに入ったが、現地時間の午後3時15分に翌日持ち越しが決定した。松山英樹は11番終了時点で2バーディ・1ボギー・1ダブルボギーで一つ落とし、トータル2アンダー・暫定17位タイとなっている。 トータル13アンダーで暫定首位に立つのはブルックス・ケプカ(米国)。6番を終えて、暫定2位のジョン・ラーム(スペイン)を4打リードする。アマチュアのサム・ベネット(米国)がトータル6アンダーの暫定3位。トータル5アンダーの暫定4位タイにパトリック・キャントレー、コリン・モリカワ(ともに米国)ら4人が続く。ギリギリで予選を突破したタイガー・ウッズ(米国)は7ホールを終えて6つ落とす苦しい展開。トータル9オーバーで暫定54位、最下位となっているが、《マスターズ》の歴史にまたひとつ、その名を刻んだ。今回の予選通過はアマチュアだった1996年大会以来となるオーガスタでの予選落ちを回避したもの。これで出場23大会連続の決勝ラウンド進出となり、ゲーリー・プレーヤーで(南アフリカ)、フレッド・カプルスの最長記録に並んだ。そのカプルスだが通算1オーバー40位で決勝ラウンド進出を果たし、63歳6カ月5日の《マスターズ》最年長予選通過の記録を更新した。声までは、ベルンハルト・ランガー(ドイツ)が保持していた2020年の63歳2カ月18日を108日上回った。カプルスは1992年大会の覇者として生涯の出場権を有しているが、予選通過は2018年以来。今回の予選通過でオーガスタでの予選通過31回も、最多37回のジャック・ニクラスに次ぐ歴代2位に浮上した。ここまで天候も含めてケプカにゴルフの神様が微笑んでいる感じ。ただあと2日弱、本当にゴルフの神様が微笑むのは誰の頭上か…松山も頑張れ!

 今日の重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第83回桜花賞】は、僕本命の川田将雅の1番人気リバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎)が後方追走から直線で圧巻の末脚を繰り出し優勝。昨年の【阪神JF】を制した2歳女王が、クラシック開幕戦を制し、見事〝桜の女王〟に輝いた。川田将雅は、史上6人目、現役3人目となる【桜花賞】連覇。3/12の【フィリーズレビュー】から続いていたJRA重賞1番人気馬の連敗は13でストップした。タイムは1分32秒1。3/4馬身差の2着にはコナコースト(6人気)、さらにクビ差遅れた3着にペリファーニア(5番人気)が入った。なお、2番人気のディープインパクト産駒ライトクオンタムは8着に敗れた。
 勝ったリバティアイランドだが、1頭だけ次元が違った。圧倒的な前有利の展開を爆発的な末脚でごぼう抜きするのだから「強い」の一言。このレースができるのなら、【オークス】も大丈夫だろう。新興勢力が出てこない限り3冠の可能性も高い。2着 コナコーストは完ぺきなレースだし、最後は3着のペリファーニアを差し返すのだから根性もある。ただ根性ではどうしようもない馬がいた。3着ペリファーニアも現状の能力の100%を引き出した。最後2着馬差し返されたのはノドなどまだ幼いせいか。4着 ハーパーも最後までよく頑張っている。この馬はマイルより距離延びたほうが良さそう。5着ドゥアイズも良く走っている。この馬もマイルより距離延びてこそのタイプだろう。

 リバティアイランドは、父ドゥラメンテ、母ヤンキーローズ(母父All American)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は4戦3勝。重賞は2022年【阪神JF】に次いで2勝目。中内田充正調教師は【桜花賞初勝利、川田将は14年ハープスター、22年スターズオンアースに次いで3勝目となった。

もう一つ重賞。米国三冠【サンタアニタダービー】だが、地方馬として初めて米国に遠征した大井のマンダリンヒーロー(牡、藤田)は惜しい2着だった。今オフにサンタアニタで騎乗しているカナダの木村和士を鞍上に迎え、4番人気で出走。道中5番手から前を追ったが、惜しくも鼻差で捉え切れなかった。06年【シンガポール航空国際C】を制した北海道のコスモバルクに続く2度目の、ダートでは初めての地方馬による海外G1制覇まで、まさにあと1歩だった。スタートを決め、4角で内を突くなど、巧みな騎乗で導いた木村は「アメリカの競馬はテンが速いので、しっかり出していくことを意識した。朝はなかなかハミを取りにいかず大丈夫かなと思っていたが、返し馬のときは自分からハミを取ってくれて、ゲートの出も悪くなくて、すんなりと1、2番人気の後ろに付けることができ、様子をうかがいながらスムーズに進めることができた。直線を向いてきれいに内を確保できたが、少し詰まったところがあり、そこでプレッシャーがなければもう少しスムーズに伸びたかなとも思う。【(ケンタッキー)ダービー】は距離も延びるので楽しみ」。
藤田師は「どこかで内に入れたいと思っていて、いいタイミングで木村騎手が入れてくれた。最後の直線は興奮して覚えていない。オーナーからも【ケンタッキーダービー】を目指しましょうと言っていただけた。【ケンタッキーダービー】に向かいたい」とコメント。前走の【雲取賞】2着に続く惜敗で6戦4勝となったが、初めて大井以外で走り、左回りも初めて。5月6日チャーチルダウンズの【ケンタッキーダービー】に向け、期待の膨らむ内容だった。尚、このレース、制したのは前走【サンフェリペS】1着で断然の1番人気に推されたプラクティカルムーブ(牡、T・ヤクティーン)。勝ちタイムは1分48秒69だった。直線で2頭と競り合った3番人気スキナー(牡、J・シレフス)が2着から半馬身差の3着に入り、2番人気ナショナルトレジャー(牡、T・ヤクティーン)は3着から2馬身1/4差の4着だった。歴史的快挙に「ハナ」差、惜しい!ぜひ【ケンタッキーダービー】で雪辱してほしい!

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