人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

ジャッジも凄いが大谷はやっぱり凄い!

2022-09-30 20:25:49 | Weblog

 これでMVPは大谷翔平かな。 エンゼルスの大谷翔平(28)は今日の本拠地エンゼルスタジアムでのアスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で今季27度目の投打同時出場。8回2安打無失点で、15勝目を挙げた。これでシーズン規定投球回まであと1イニングとした。この日、大谷は自己最多を更新する15勝目に向けてマウンドに上がり、初回は先頭のケンプに四球を出したが、マチンを見逃し三振、マーフィーを三ゴロ併殺打に仕留めた。2点をリードした直後の2回は2三振を奪い3者凡退、3回も3者凡退で、リードが3点に広がった4回は3者連続三振を奪った。5、6、7回も1三振を奪い3者凡退に抑えた。8回2死から初安打され、連打で一、二塁とされたが無失点に抑え、この回で降板した。史上初の投打での「ダブル規定」到達となる、シーズン規定投球回まであと1イニングとなった。 打っては、初回無死二塁の第1打席は、先発左腕アービンから中前適時打し、連続試合安打を、自己最長を更新する「14」に伸ばした。7回無死の第4打席でも安打し、自己最多に並ぶシーズン40度目のマルチ安打も記録。これで通算成績は、投手は27試合で15勝8敗、防御率2・35。打者は151試合で561打数154安打、打率・275、34本塁打、94打点、11盗塁となった。あと1イニング抑えると、間違いなくサイヤング賞候補にも名前が挙がるだろう。ジャッジがもし62,63号打っても史上初とは違う。それだけに大谷の記録は凄すぎる。僕は大谷MVPに1票!

 日本のプロ野球の話。阪神の来期監督として2005年の優勝監督である岡田彰布氏(64)の擁立が決定した。僕は和田豊GM(60)-平田勝男監督(63)になるのではと思っていたが、その僕がGM、監督なると思っていた平田現2軍監督は働き場所を1軍に変えヘッドコーチに内定、和田団本部付テクニカルアドバイザーはその空いた2軍監督に就くことになるらしい。またOBの今岡真氏(48)と元オリックス打撃コーチの水口英二氏(53)を1軍打撃コーチに招へい、安藤優也(44)、久保田智之(41)現2軍投手コーチの2人を1軍投手コーチに昇格、バッテリーコーチに現在スコアラーの嶋田宗彦氏を配置転換することが明らかになっている。このほかでは現阪神SAの藤川球児氏(42)らの入閣も検討されるらしい。なんか良き時代(2005年)のオール阪神という感じだ。これは雑談だが、メンバーを見回して「田」の付く人の多いこと。ひょっとしたら、今後も池田親興氏、岩田稔氏、榎田大樹氏、野田浩司氏、山田勝彦氏、町田公二郎氏、中田良弘氏らが入閣するかも…。 

 野球話題のついでに前々から思っていたことを少し書いておく。これは特に巨人とソフトバンクに多いのだが…というか、長嶋さんと王さんのこと。今年も巨人の中田が2軍に落ちた時、長嶋さんの指導で打撃が良くなったと言われた。これまでも岡本であったり、阿部であったり、ずっと言われてきたことだ。ソフトバンクにしても不調に陥った井口、小久保、柳田、松田らが王さんの指導で打撃が良くなったと言われてきた。確かに的確に悪いところを指摘する、一般人ではわからない何かがあって、その効果はあるのかもしれないと思うが、あまりにも“長嶋さんが…、王さんが…”という報道が流れるときに思うのが、首脳陣や打撃コーチは何をやっているのだろう、立場はどうなのだろうということ。現在と昔では投手の力量も打撃術も全く違うと思うし、それを長嶋さん、王さんの指導で格別の良化があるとは僕は思えないのだが…。僕自身、長嶋さん、王さんのことは大変リスペクトしているが、あまりにも美談化していません⁉ 皆さん、そう思いませんか?

 

 明日の予想。まずは中山メイン【秋風S】は8番ジネストラ。前走は余裕のある勝ち方で、昇級しても楽しみな馬。中山も得意だし、54㌔もいい。相手は1,4,6,9,11,13,15,16番。中京メイン【シリウスS】は12番バーデンヴァイラー。前走は2着馬の完全な勝ちパターンを力でねじ伏せて重賞初制覇。まだ底を見せておらず、ここは飛躍の一番。相手は2,3,6,8,9,11,14,16番。


 今週の一口馬は新馬1頭。キャロットからエルフォルク(2歳牝馬・中館厩舎・父モーリス)が明日の中山5R【2歳新馬】(牝馬・1600m芝)に出走する。実はこの馬、デビューはもっと先だと思っていた。というのも、馬の格好も良くなく、背中感触もよくないというコメントがずっと出ていたからだ。実際いまだにそんな感じなのだが、陣営の今回出走へのコメントも「先週は3頭併せの先頭で求めてみたところ楽に動くことができていましたね。悪くないなと思える手ごたえを得られ、その感触を持って今朝当該週追い切りを行ったところ、今日もまずまず。正直に言いますと、馬の格好は自信満々に良いと言えるわけではなく、迫力があるなと思わせるわけでもないんです。乗ってみても硬さを感じ、背中の感触がいいというわけでもないのですが、動かしてみると良いんですよね。こなしがいいけれど走らないというケースはときどきありますが、今回はその逆で、今の段階で強気と言いますか、自信をもっていいですよと表現がしづらいところがあります。稽古と競馬は別物ということも正直よくあることなので、実戦での走りが如何ほどかというのをよく見たうえで評価してあげられればと思っていますし、もちろん良いものとなってくれることを期待しています。ゲートは普通ですが、これも競馬へ行ってみないとわかりません。その時の空気に飲まれて練習で速かったのに実戦では遅いということもよくありますからね。明日か明後日あたりに再度確認しておきますが、最終的には当日次第だと思いますので、落ち着いて臨み、可能ならば流れに普通に乗ることができればと思っています」(中舘師)とのこと。正直半信半疑の出走、でもちょっと面白そう。というわけで、明日中山に行く予定だ。
 それから悲しいお知らせ。これから3勝クラス、オープンへ向けて期待していたジュリオだが、曳き運動に戻した後も歩様があまり良くなかったので、改めて保険会社指定の獣医師に診てもらったところ右橈骨手根関節の変形(退行)性関節症(DJD)を発症していることが判明し、競走馬生活を続けていくことは出来ないだろうということで、能失の診断がおりてしまった。復帰を目指していた矢先にこの連絡。生き物だから仕方ないが、残念でたまらない。今後は乗馬となる予定のようだが、元気で生きていってほしい。また【3歳1勝クラス】5着後、クリーニング手術を受けたラブリアージェだが、完治までにおよそ3ヶ月の時間を要する見込み(競走復帰までの目処)で、ここで中央登録を抹消し、地方競馬から再出発を図ることになった。なお、移籍先は調教立ち上げ後に決定するらしい。園田、金沢、名古屋…どこに行くのかな⁉

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玉鷲お見事!

2022-09-25 17:54:04 | Weblog

《大相撲秋場所》千秋楽。現役最年長関取の東前頭3枚目玉鷲(片男波)が、37歳10カ月で昭和以降最年長優勝を果たした。本割で3敗で追う西前頭4枚目の高安(32・田子ノ浦)との直接対決を制し、19年初場所以来2度目の賜杯を手にした。また、1横綱3大関を全て破った玉鷲は2度目の殊勲賞に輝いた。37歳10カ月での受賞は鶴ケ嶺を抜いて5番目の高年齢で、初優勝した19年初場所以来の獲得となった。この最年長優勝は、まさに鉄人による偉業。9日目には歴代3位となる初土俵からの連続出場1457回を記録。先場所は部屋で新型コロナ感染者が出たため休場を余儀なくされたが、記録継続の措置が取られた。11月には38歳を迎える玉鷲。鉄人の相撲道はまだ続く!
 次はゴルフ。国内女子ツアー《ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン》最終日。8打差の首位から出た21歳の山下美夢有が2バーディ、1ボギーの「71」で回り、通算18アンダーとし、後続に5打差をつけて圧勝した。初日にツアー新記録「60」をマークし、3日間でボギーは最終日12番の1つだけ。初日から首位を譲らない完全優勝で今季3勝目、ツアー通算4勝目を挙げた。連続トップ10入りは今季2勝目を挙げた6月《宮里藍サントリーレディス》から12試合と伸ばし、2007年の上田桃子に並ぶツアー史上3番目の記録(1988年のツアー制度施行以降)に到達した。またトップを走るメルセデスランキングで200ポイントを加算、2位以下を引き離した。 通算13アンダーの2位にルーキーの19歳・竹田麗央と三ヶ島かな。通算10アンダー4位に吉田優利と上野菜々子の2人。通算8アンダー6位が岩井千怜と川岸史果だった。2週連続優勝を狙った尾関彩美悠は通算5アンダー16位、ディフェンディングチャンピオンの西村優菜は通算3アンダー28位で終えた。山下の圧勝だった。アンダーの記録は出なかったものの、落ち着いた試合運び、見事な勝利だった。天晴れ!山下!
 男子国内ツアー《パナソニックオープンチャンピオンシップ》最終日。首位に並んで出たアマチュアの蝉川泰果(せみかわ・たいが/東北福祉大4年)が後半の5連続を含む8バーディ、2ボギーの「66」で回り、通算22アンダーと伸ばして、前年大会の奈安島啓太に続くツアー史上6人目のアマチュア優勝を達成した。蝉川は今年6月の《ABEMAツアー「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」》でもアマチュアVを遂げており、アマチュアとしてレギュラーと下部の2つのツアーで優勝を果たしたのは史上初の快挙となった。 名前の「泰果」はタイガー・ウッズに由来。松山英樹らを輩出した東北福祉大ゴルフ部所属で兵庫出身の21歳。日本ゴルフ協会(JGA)の男子ナショナルチームとして中島啓太、岡田晃平(東北福祉大3年)とともに出場した今月の《世界アマチュアゴルフチーム選手権》では、個人戦2位に入る活躍を見せた。1打差2位に岩崎亜久竜、通算19アンダー3位に桂川有人、通算18アンダー4位は20歳の久常涼が入った。首位タイで出た50歳の宮本勝昌は、ジュビック・パグンサン(フィリピン)と並んで通算17アンダー5位。2週連続優勝を狙って首位で出た大槻智春は、小平智らと並んで通算15アンダー10位。前年大会覇者として臨んだ中島啓太は通算8アンダー48位でプロデビュー戦を終えた。尚、レギュラーツアーでのアマチュア優勝達成者は…倉本昌弘・1980年《中四国オープン》、石川遼・2007年《マンシングウェアオープンKSB杯》、松山英樹・2011年《三井住友VISA太平洋マスターズ》、金谷拓実・2019年《三井住友VISA太平洋マスターズ》、中島啓太・2021年《パナソニックオープン》、蝉川泰果・2022年《パナソニックオープン》で、錚々たるメンバーが揃う。是非中島、蝉川には松山に続いて世界で頑張ってほしい!
 米国女子ツアー《ウォルトマートNWアーカンソー選手権》第2ラウンド。首位タイから出た笹生優花は「65」で回り、トップと1打差の通算13アンダー単独2位となった。  古江彩佳は通算7アンダー27位タイ、前回覇者の畑岡奈紗は通算5アンダー51位タイで最終日へ。一方、野村敏京は通算3アンダー71位タイ、渋野日向子、上原彩子は通算2オーバー124位タイで予選落ちとなった。通算14アンダー単独首位はアッタヤ・ティティクル(タイ)。通算13アンダー単独2位に笹生、通算12アンダー単独3位にリリア・ブ(米)がつけ、通算10アンダー4位タイにダニエル・カン(米)、ジェニファー・カプチョ(米)ら9人が続いている。久々に笹生の優勝を期待したい!

 最後は競馬。まずは中山11Rで行われた【第68回産経賞オールカマー】は、横山武史の5番人気ジェラルディーナ(牝4歳・斉藤崇史厩舎)が勝利。スローペースの中、中団のインでじっと我慢。3~4コーナーをスムーズに回ると、直線で内から力強く抜け出しゴールに飛び込んだ。GI7勝ジェンティルドンナを母にもつ良血馬が、待望の重賞初制覇を果たすとともに、【天皇賞・秋】(10/30)の優先出走権を手にした。タイムは2分12秒7。1馬身半差の2着にはロバートソンキー(6番人気)、さらに1馬身1/4遅れた3着に昨年2着のウインキートス(7番人気)が入った。なお、1番人気のデアリングタクトは直線大外から追い込むも届かず6着、骨折による長期休養明けとなった2番人気のソーヴァリアントは13着に敗れた。
 勝ったジェラルディーナは横山武の好騎乗が光った。道中は内でじっくり構え、折り合いもついた。枠に恵まれた感はあるが、狭いところをこじ開けた根性とセンスは見事だった。まだ年齢も若く、超良血馬。これからの成長も期待したい。2着ロバートソンキーも伊藤工の好騎乗。内で一拍置いて追い出し2着を確保。これまで左回りが良かったが、右回りでこれだけ走れば今後が楽しみ。3着ウインキートスも松岡正がうまく乗っていたし、馬もこういうレースが得意。問題の6着デアリングタクトは松山がポジションはあまり意識せずにリズム重視で乗っていた。本来ならもっと伸びていいのだが、こんなに伸びないとは…やっぱり休み明けのためか。今後を注視したい。
 ジェラルディーナは、父モーリス、母ジェンティルドンナ(母父ディープインパクト)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は15戦5勝。重賞は初制覇。【産経賞オールカマー】は斉藤崇史調教師は初勝利、横山武史は2021年ウインマリリンに次いで2勝目となった。

 一方、中京11R【第70回神戸新聞杯】は、鮫島克駿の5番人気ジャスティンパレス(牡・杉山晴紀厩舎)が好位追走から抜け出すと、直線で後続を力強く突き放して重賞初制覇を飾った。タイムは2分11秒1。3馬身半差の2着には馬群の内から鋭く伸びた武豊のヤマニンゼスト(12番人気)、さらに半馬身遅れた3着に外から追い込んだボルドグフーシュ(4番人気)が入り、この3頭が【菊花賞】の優先出走権を得た。
 勝ったジャスティンパレスは強い競馬だった。鮫島駿のポジション取りも見事。2歳GⅠで2着だった馬、僕の予想以上に成長している。2着ヤマニンゼストは武豊の好騎乗。内でじっとして直線に賭けた騎乗は“ユタカらしくない”騎乗だった。お見事!3着ボルドグフーシュは力をつけている。この馬、距離は長ければ長いだけ良さそうで【菊花賞】は面白い存在になるかも…。

 ジャスティンパレスは、父ディープインパクト、母パレスルーマー(母父Royal Anthem)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は三木正浩氏。通算成績は6戦3勝。重賞は初制覇。【神戸新聞杯】は杉山晴紀調教師、鮫島克駿ともに初勝利となった。

 来週はいよいよ秋のGⅠ。今日は若干負けたが、昨日の勝ち分で2週連続プラス収支となった。馬券の調子はいいので、【スプリンターズS】【凱旋門賞】で向けて1週間精進する。一口馬は今のところ、新馬に一頭出走するかも…。

 

 

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馬券は好調!

2022-09-24 18:43:56 | Weblog

 優勝争いは二人に!《大相撲秋場所》14日目。2敗トップの東前頭3枚目・玉鷲(片男波)が、同筆頭・翔猿(追手風)を押し倒して12勝目。立ち合いから一気の電車道で勝負を決め、2019年初場所以来、3年ぶり2度目の優勝に王手をかけた。ともに3敗で追っていた平幕の北勝富士(八角)は敗れたものの、高安(田子ノ浦)が勝利したため、優勝は千秋楽に持ち越しとなった。玉鷲は37歳10か月での優勝なら、昭和以降では12年夏場所の旭天鵬(現大島親方)の記録(37歳8か月)を更新する最年長Vとなる。個人的には高安に優勝してもらいたいが、二人のベテランの活躍に感服!

 

 エンゼルスの大谷翔平がMVPに向けて力投。今日の敵地・ツインズ戦に「3番・投手、指名打者」でフル出場。投げては6回途中3安打2失点、7奪三振で14勝目(8敗)をつかみ、打っては1点リードの7回2死一、二塁で、9試合連続安打となる中前適時打を放ってリードを広げた。試合開始前から雨が降り続き、試合開始時の気温は11.7度。寒さ、雨とも戦うマウンドとなった。厳しいコンディションも影響してか、初回は制球に苦しんで3四死球で、無安打ながら1失点で先取点を献上。それでも4回からは5者連続三振を奪うなど、意地も見せた。4回にこの試合4つ目の三振を奪い、日本人では野茂英雄(4度)、松坂大輔(1度)、ダルビッシュ有(4度)に次いで4人目となるシーズン200奪三振に到達した。シーズンで「30本塁打&200奪三振」を達成するのはもちろん史上初。さらにのべ600人の打者と対戦し、600打席に立った「ダブル600」も史上初の快挙だった(よくこんな記録調べるものだ)。 2点リードの6回は中前適時打を浴びて1点差に迫られ、なおも無死満塁で降板。それでも2番手・ループが抑えてリードを守った。すると、7回には自ら中前適時打を放って、リードを広げた。この試合で5回0/3を投げたことで、今季の投球回は「153」。自身初の規定投球回、ダブル規定到達までは残り9イニングとなった。今後は日本時間30日の本拠地・アスレチックス戦、日本時間10/6の敵地・アスレチックス戦の登板がそれぞれ中5日で予定されており、2登板で9イニングを投げればクリアできることになった。誰もやってない事をひとつひとつクリアするプレーは凄い。ジャッジの3冠王との比較は、投票する人の感覚だけだろう。何度も書くが、僕はダブル受賞を推奨する。

 大谷もジャッジも凄いが、カージナルスのアルバート・プホルズ(42)も凄い。敵地でのドジャース戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。今季20、21号と1試合2本塁打を放ち、一気に通算700号を記録した。今季限りでの現役引退を表明している希代の長距離砲が通算762本塁打のバリー・ボンズ、755本のハンク・アーロン、714本のベーブ・ルースに続く、史上4人目の大台に到達した。プホルズは本塁打だけではなく、試合前の時点で安打数は史上9位の3374、打点は同3位の2203と打撃3部門で出色の数字を残している。希代の大打者がまたメジャーの歴史に名を残したが、本当に引退するのだろうか。

 ゴルフ。国内女子ツアー《ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン》2日目。初日に「60」をマークした山下美有夢が5バーディ、ボギーなしの「67」でプレーし、通算17アンダーで首位の座を守った。今季3勝目に向け、後続を8打リードする独走状態から最終日に臨む。8打以上の差を逆転した優勝の例は過去に3度しかないし、山下が首位だからまぁ負けないだろう。残念ながら、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が持つ36ホール最少ストローク記録「126」(18アンダー、2003年ミズノクラシック)には1打及ばなかったが、54ホールのツアー記録は「192」(24アンダー)は可能。三ヶ島かな、竹田麗央が通算9アンダー2位。上野菜々子と高橋彩華が8アンダー4位で続いた。川岸史果、木戸愛、桑木志帆が通算7アンダー6位。原英莉花、青木瀬令奈、岩井千怜らが6アンダー9位に並んでいるが、このあたりが2位争いか…。

 男子国内ツアー《パナソニックオープン》3日目。昨日の女子、山下に続けとばかり、この日「61」をマークしたアマチュア・蝉川泰果(せみかわ・たいが、東北福祉大4年)がトータル16アンダーまで伸ばし、シニアの宮本勝昌、先週優勝の大槻智春と首位に並んで最終日に臨む。トータル15アンダー・4位タイに若手の桂川有人、岩崎亜久竜。トータル14アンダー・6位タイには久常涼、小田孔明、稲森佑貴、ブラッド・ケネディ(オーストラリア)が続いた。プロデビュー戦となる昨年覇者・中島啓太は「71」と1つ伸ばすにとどまり、トータル5アンダー・54位タイに後退した。今日の蝉川の「61」はツアー制度施行後、アマチュアの最少ストローク。2000年《三井住友VISA太平洋マスターズ》第3ラウンド(R)の宮里優作、09年《三井住友VISA太平洋マスターズ》の第3Rの金谷拓実、最終Rの中島啓太がマークした「63」を2打更新した。同い年で昨年大会を制した中島啓太に続く、史上6人目のアマチュア優勝を目指し、最終日は首位で並んだ宮本勝昌、大槻智春と最終組で回るが、是非最後まで優勝争いに絡んでほしい。
 米女子ツアー《ウォルマートNWアーカンソー選手権》第1ラウンド。久々に笹生優花が「64」で回り、7アンダー首位タイに立った。大会2勝の畑岡奈紗、古江彩佳は3アンダー32位タイ、野村敏京は2アンダー50位タイ、渋野日向子はイーブンパー89位タイ、上原彩子は2オーバー124位タイとなった。そのほか、ダニエル・カン(米)、リディア・コ(ニュージーランド)は4アンダー15位タイ、ネリー・コルダ(米)は3アンダー32位タイ、レクシー・トンプソン(米)、ジェシカ・コルダ(米)は2アンダー50位タイにつけている。3日間の短期決戦、みんな頑張れ!

 明日の予想。まずは中山メイン【オールカマー】は大穴狙い!12番フライライクバードを狙う。久々は確実に走る馬で、距離も2200mがちょうど良さそう。福永が手放さないところを見ると力はあるはず。人気の盲点で面白い。相手は1,2,3,4,5,8,10番。中山12Rは6番ヤマトコウセイ。前走は良い勝ち方で、中山の急坂でも勝利している。同型がいるが、51㌔で小林脩が思い切ったレースをしてくれるだろう。相手は2,3,8,9,10,11,12,16番。中京メイン【神戸新聞杯】は11番パラレルヴィジョン。 前走の時計は【プリンシパルS】より1秒速い。初戦を見たときに、奥があって追いかけてみようと思った馬。とんでもない大器になる可能性もあると思っている。相手は1,5,6,712,13,14,番。中京12Rは6番キッショウ。今村が乗り始めて2連勝。前走と同じ条件でここは通過点。相手は1,2,4,7,8,9,10,11番。

 

 今日の馬券は勝利。先週も72Rやってプラス収支だったし、今日も24Rやって勝利。まぁ一口馬が出ないので安心して馬券遊びができている効果かもしれない。ただやっぱり一口馬が出ないと寂しい!

 

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今週も馬券で勝負!

2022-09-23 17:49:28 | Weblog

「マサカリ投法」で知られる元プロ野球選手の村田兆治容疑者(72)が羽田空港の保安検査場で女性検査員に暴行を加えたとして、現行犯逮捕された。午後2時前、羽田空港から「男性が暴れている」と110番通報があった。捜査関係者によると、羽田空港第1ターミナルの北ウイングの保安検査場で元プロ野球選手の村田兆治容疑者(72)が女性検査員に暴行したという。警視庁は村田容疑者を暴行の疑いで現行犯逮捕した。村田容疑者は金属探知機に何度もひかかったことに腹を立て女性検査員の肩を右手で強く押すなどしたという。その様子は防犯カメラにも映っていた。村田容疑者は「前に立ちはだかれたのでどかしただけで、殴ったり蹴ったりはしていない」と容疑を否認しているという。村田容疑者は「マサカリ投法」と呼ばれるダイナミックな投球フォームで知られ、フォークボールを武器に215勝を上げ、名球会入りしている。結構温厚な方だと思っていたが、年取ってくるとやっぱり我がままになるのかな!?

 女子ゴルフ。《ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン》初日にとんでもない記録が達成された。メルセデス・ランキング、賞金ランキングの2冠に立つ山下美夢有が12バーディ・ボギーなしの「60」をマークし、稲見萌寧、キム・ヒョージュ(韓国)が持っていたパー72における18ホール最小ストローク記録を1打更新した。アウトから出た山下は2番パー5でバーディを先行させて、4番から3連続バーディを奪うなど前半で6アンダーをマークすると、後半11番からは4連続でバーディを奪った。記録更新がかかる最終18番パー5では約5メートルのバーディパットをど真ん中からねじ込み、偉業を達成した。5打差2位に川岸史果。6打差3位にルーキー・上野菜々子、7打差4位タイには吉田優利、安田祐香、青木瀬令奈、竹内美雪、ルーキー・竹田麗央が続いている。4アンダー・9位グループには原英莉花、堀琴音、小祝さくら、ルーキー・尾関彩美悠らがつけている。上位陣には今週もルーキーがいるが、さすが今週は山下だろう。それにしても12バーディ、ノーボギーは凄い。
 今週国葬が行われたエリザベス女王の話。馬と競馬を愛したエリザベス女王は、たくさんの競走馬と繁殖牝馬を所有していた。日本の番組では「競馬で11億円も稼いだ」と報じていたが、在位期間を超える73年におよぶ馬主生活で馬に費やされた金額は計り知れない。女王はもっぱら血統アドバイザーのJ・ウォーレン氏と翌年の配合計画を練ることを楽しみにしていたらしい。そんな女王が07年に米ケンタッキー州で行われた【ケンタッキーダービー】に臨席されたが、その際に宿泊されたのは、当時エーピーインディなどを繋養していたレーンズエンドファームの場主W・ファリッシュ氏のゲストハウスだった。ファリッシュ氏は、その後、ブッシュ大統領によって01年に駐英米国大使に任命され、英国駐在中はしばしばバッキンガム宮殿に招かれたといい、女王とファリッシュ氏の交流は直近まで続き、亡くなる2日前には女王自ら電話をかけ、米国で“新怪物”と騒がれているフライトライン(レーンズエンドが調教、育成)について情報交換したと伝えられている。
 女王が亡くなったことで、アスコット競馬場など王室が所有する競馬場や、ニューマーケットのナショナルスタッドなどはチャールズ新国王が引き継ぐことになっているが、女王が個人所有し、今年のロイヤルアスコット開催にも出走したリーチフォーザムーンなどのバリバリの現役馬、繁殖牝馬などの馬資産はロイヤルファミリーの中でも馬好きで、隠れた競馬ファンでもあったカミラ王妃によって継承される可能性が高いらしい。カミラ王妃が日本の競馬場に来る日もそう遠くないのではないか。

 

 明日の予想。中山メイン【ながつきS】は2番レシプロケイト。前走の敗戦は展開のあやでメンバーも濃かった。2走前の中山では圧巻の走りを見せており、ここは中心視。相手は1,7,8,10,11,12,13,15,16番。中山12Rは3番フォレストキャット。前走はブリンカーが逆効果だった。休み明けになるが、馬券的には今回が狙い目。相手は1,2,7,8,11,12,13,14,16番。中京メイン【豊明S】は7番クリノマジン。前走は昇級初戦で外を回って2着確保。自在性もあるし、中京も実績あるし、重も走る。このクラスも通過点で勝ち負け。相手は1,2,4,8,10,13,16番。中京12Rは8番メイショウジブリ。前走は骨折による長期休養明けで+16㌔。それで逃げ切る楽勝はこのクラスにいる馬ではない素材。相手は1,2,4,5,10,11,12番。

 今週も一口馬の出走はいない。今馬の状況を見ると、10月の中ぐらいからラッシュが始まりそう。よって今週も馬券を楽しむ!

 

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明日は払い戻し80%!

2022-09-18 19:03:34 | Weblog

 以前、僕はMLBのアメリカン・リーグのMVPはエンゼルス大谷翔平が有利だと書いた。そして今日、マリナーズ戦に「3番・投手」で先発出場し、投手として7回を投げ3安打無失点8奪三振の好投で、メジャーでの自己最多を更新する13勝目(8敗)を挙げた。これで大谷は今季の投球回が148回となり、目標とする規定回数回「162」まで、あと14回と迫った。また今季の奪三振数は196個まで伸び、奪三振率11.92はメジャートップの数字。防御率2.43もア・リーグ5位にランクインするなど、投手として最高のシーズンを送っている。僕は投手で15勝、もしくは規定回数回「162」をクリアすれば、ほぼMVPは間違いないと思っていたが、ここにきて緒と心配な条件が出てきた。それはヤンキースのアーロン・ジャッジが、1961年にロジャー・マリスが打ち立てたリーグ記録「61」本塁打だけでなく、好調の9月に打率をグッと上げて打率を.312となり、これで3冠王も現実味を帯びてきたのだ。打率はアラエス(.316)、ボガーツ(.315)に次いで3位に浮上、十分に逆転できる数字だ。残り17試合での61本だけでなく、3冠王。そうなれば…僕は二人MVPを推奨する。
  ゴルフの話題。昨日も書いたが、またシンデレラが現れた国内女子ツアー。《住友生命Vitality レディス東海クラシック》最終日。ルーキーの尾関彩美悠(あみゆ)が5バーディ・3ボギーの「70」をマーク。トータル13アンダーで逃げきり、ツアー初優勝を果たした。 岡山県出身の尾関は2003年生まれの19歳。昨年11月のプロテストでトップ合格を果たし、今季はルーキーイヤーながらレギュラーツアーでタイトルをつかんだ。先週の《日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯》を制したルーキー・川崎春花に続き、2週連続で19歳が頂点に立った。トータル12アンダー・2位に吉田優利。トータル10アンダー・3位に後藤未有、トータル9アンダー・4位タイには有村智恵、永井花奈が入った。山下美夢有はトータル8アンダー・6位タイ。原英莉花がトータル6アンダー・12位タイ、稲見萌寧はトータル4アンダー・22位タイで3日間を終えた。山下、吉田を向こうに回しての勝利は立派。特に16番で吉田のバーディの後に、バーディを入れ返したのは凄かった。この19歳の娘たちは本当に凄いぞ!
 男子国内ツアーはあまり褒めていないが、今日の最後は凄かった!《ANAオープン》最終日。大槻智春がトータル19アンダー・首位に並んだ石川遼とのプレーオフを制し、3年ぶりのツアー通算2勝目を挙げた。“えっ、終わっちゃった”と思わず口にした電光石火の決着だった。ティショットをフェアウェイに置いた大槻の2打目は見事にグリーンを捉えると、スピンバックでピンに一直線。これがカップインし、劇的なショットインイーグルで勝利を決めた。3年ぶりの18勝目がかかっていた石川も2打目をチャンスにつけていたが、ライバルのスーパーショットを目の当たりにして脱帽。トータル18アンダー・3位に池田勇太。トータル16アンダー・4位タイには久常涼と時松隆光が入った。前週Vの比嘉一貴はトータル11アンダー・20位タイ。今季国内初出場の小平智はトータル6アンダー・39位タイで4日間を終えた。女子ゴルフに比べ、若手が活躍しないことに苦言を呈することが多いが、今日のようなクライマックスは良い。大槻は32歳だが、もともともっと勝っていい選手。これを機に頑張ってほしいものだ。
 国内シニアメジャー《日本シニアオープン》最終日。僕の予想通り単独首位から出たプラヤド・マークセン(タイ)が4バーディ、2ボギーの「70」で回り、後続に4打差をつける通算12アンダーで逃げ切り優勝を遂げた。3連覇した2018年以来の制覇で、大会4勝は青木功の5勝に次ぐ記録となった。2019年《マルハン太平洋クラブシニア》以来の通算16勝目。今季2勝の藤田寛之は最終18番をバーディで締めくくるも3バーディ、4ボギーの「73」と落とし、通算8アンダー2位で日本タイトルはお預けとなった。通算6アンダー3位に兼本貴司、通算5アンダー4位に前週大会覇者の深堀圭一郎が入った。今月シニアデビューして初参戦した宮本勝昌は1イーグル1バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「74」で、2020年大会覇者の寺西明らと並んで通算2アンダー6位だった。まぁ力通りの勝利。安定感が全く違った。天晴れマークセン!

 米女子ツアー《アメージングクリー・ポートランド・クラシック》第3ラウンド。古江彩佳は「67」で回り、通算13アンダー首位タイとなった。渋野日向子 も「66」を記録し、通算12アンダー4位タイと優勝戦線へ。上原彩子はスコアを「74」と落とし通算4アンダー38位タイとなったものの、2番でホールインワンを達成して見せ場を作った!古江と並んでアンドレア・リー(米)、リリア・ブ(米)が通算13アンダー首位タイ。通算12アンダー4位タイに渋野、ポーラ・レト(南ア)、ハンナ・グリーン(豪)、ダニエラ・ダーキア(エクアドル)が続く。優勝争いは混とんとしているが、古江も渋野も十分優勝の可能性はある。古江の安定感は見事だが、渋野にはアグレッシブにプレーしてほしい!
 一方、米国男子ツアー開幕戦《フォーティネット選手権》第3ラウンド。が行われ、ツアー未勝利のジャスティン・ロウアー(米)が「69」でプレーし、通算13アンダー単独首位となった。通算12アンダー2位タイにマックス・ホーマ(米)、ダニー・ウイレット(英)、通算11アンダー単独4位にアン・ビョンホン(韓)、通算10アンダー5位タイにマット・クーチャー(米)らが続く。松山英樹は2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「75」と落とし、通算イーブンパー70位タイに後退した。リッキー・ファウラー  (米)は通算8アンダー13位タイ、クリス・カーク(米)は通算7アンダー17位タイ、トーマス・デトリー(ベルギー)は通算6アンダー25位タイで最終日を迎える。ゴルフ内容がイマイチの松山だが、なんかおかしい。故障が出なければいいが…。

 今日の重賞を振り返る。中京11Rで行われた【第40回ローズS】は、川田将雅の1番人気アートアハウス(栗東・中内田充正厩舎)が重賞初制覇。道中は前4頭を見る絶好の位置につけると、直線で力強く抜け出し、後続の追撃を振り切って先頭でゴール。秋初戦を快勝し、牝馬ラスト1冠へ名乗りをあげた。タイムは1分58秒5。半馬身差の2着には僕本命の後方から猛烈に追い込んだサリエラ(2番人気)、さらにクビ差遅れた3着にエグランタイン(7番人気)が入った。上位3頭は、【秋華賞】の優先出走権を獲得した。  勝ったアートハウスだが、横綱相撲での勝利だった。終いは休み明けのぶん、動き切れないところはったが、力で押し切った。中内田調教師の話では、今日はまだ6~7分の出来だったらしい。それなら本番でも十分勝負になるかもしれない。2着サリエラは、最初スピードに乗れず後ろからになったが、それでもラスト300mは凄い脚を使った。本番ではまだ良くなりきれないかもしれないが、走る素質は相当。上よりこの馬のほうが活躍するかもしれない。3着エグランタインもこれからの馬だろう。

 アートハウスは、父スクリーンヒーロー、母パールコード(母父ヴィクトワールピサ)という血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主はH.H.シェイク・ファハド氏。通算成績は5戦3勝。重賞は初制覇。【ローズS】は中内田充正調教師は2019年ダノンファンタジー、20年リアアメリアに次いで3勝目、川田は08年マイネレーツェル、19年ダノンファンタジー、20年リアアメリアに次いで4勝目となった。

 明日の予想。まずは中山メイン【セントライト記念】。本命は6番オニャンコポン。【ダービー】では7番アスクビクターモアに離されたが、【皐月賞】で僅差、馬は春より成長したようで逆転できる。相手は1,4,7,9,11,13番。中山12Rは15番ナツイツバン。休養を挟んで昇級戦となるが、東京の1400mを逃げ切るのは相当な力量。減量騎手で逃げ切る。相手は2,3,5,6,7,9,10,14番。中京メイン【JRAアニバーサリーS】は11番シダーで穴狙い。重賞ではちょっと荷が重かったが、3勝クラスでハンデ戦。鞍上今村なら一発がある。相手は幅広く、1,3,8,9,10,13,15,16番。中京12Rは3番ドリームアゲン。前走は道中ごちゃついた。まともなら勝ち負け。相手は2,4,5,6,8,12,13,15番。

 明日は中山に行く予定。天候が気になるがあすはアニバーサリーで全レース払い戻しが80%となる。ただ当たらないことには…。

 

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週末はゴルフ&競馬

2022-09-17 18:49:45 | Weblog

 まずはゴルフから。まずは国内女子ツアー《住友生命Vitalityレディス東海クラシック》2日目。2021年《日本女子アマチュア選手権》を制したルーキーの尾関彩美悠が1イーグル4バーディ、ボギーなしの「66」で回り、通算11アンダーの単独首位で最終日を迎える。通算10アンダー2位にツアー2勝の吉田優利。9アンダー3位で同3勝の山下美夢有が続いた。首位発進した後藤未有は後半14番と16番でダブルボギーを喫して「72」とし、通算7アンダー5位に後退した。2アンダー20位から出た今季2勝の稲見萌寧は1イーグル5バーディ、3ボギーの「68」で回り、通算6アンダー6位に浮上したが、ディフェンディングチャンピオンの西村優菜は通算1オーバー53位で、今季21試合目にして初めての予選落ちを喫した。《全米女子アマ》覇者の馬場咲希(東京・代々木高2年)は通算4オーバー74位、前週優勝の川崎春花は6オーバー87位で決勝に進めなかった。岩井ツインズ(明愛、千怜)、セキユウティンに馬場、川崎と次から次へと出てくるシンデレラたち。今週は尾関に後藤が頑張っている。山下とか吉田とか十分に若いのに、なぜか姑的存在になっているのが笑える。上田桃子や有村智恵はもう大ベテランと感じる。でも観ていて本当に面白い。
 いつも書くが、それに比べて…。国内男子ツアー《ANAオープンゴルフトーナメント》3日目。ツアー通算21勝の池田勇太が5バーディ、3ボギーの「70」で回り、通算18アンダーとし、3日間首位を守った。2010年、2017年に続く大会3勝目と2019年《ミズノオープン》以来、3年ぶりの優勝をかけて最終日に臨む。3打差の通算15アンダー2位にツアー7勝の今平周吾。今季の2勝はいずれも逆転勝利で、最終日に巻き返しを図る。通算13アンダー3位に大槻智春と堀川未来夢がつけた。この日、31歳の誕生日を迎えた石川遼は5番と12番で2イーグルを奪うなど「68」でプレー、杉山知靖、時松隆光、久常涼と並んで通算12アンダー5位とした。賞金ランキング1位で2週連続優勝がかかる比嘉一貴は通算10アンダー12位。日本ツアー今季初戦の小平智は4バーディ、2ボギーの「70」で回り、通算5アンダー41位で3日目を終えた。故障がありながら首位に立つ池田は本当に立派だが、せめて上位にいる杉山や久常あたりが頑張らないと…。
 国内シニアメジャー《日本シニアオープン》3日目。年配の方々には凍みるだろうなぁと思える雨と風の厳しいコンディションの中、首位タイで出たP・マークセン(タイ)が、4バーディ、2ボギーの「70」で回り、通算10アンダーで単独トップに立った。2016年から3連覇した元賞金王が、大会4勝目と2019年《マルハン太平洋クラブシニア》以来の通算16勝目に王手をかけた。首位に並んで出た藤田寛之は「71」と1つ伸ばすにとどまり、通算9アンダー2位。シニアの日本タイトルをかけて1打差を追って最終日に臨む。 初参戦の宮本勝昌が「69」をマークし、12位から通算4アンダー3位に浮上した。前週優勝の深堀圭一郎は、山添昌良と並んで3アンダー4位。2019年大会覇者の谷口徹が、横尾要とともに通算1アンダー9位につけた。前回覇者の手嶋多一は「73」と落とし、1オーバー14位で3日目を終えた。マークセンと藤田の一騎打ちの様相だが、天候が厳しくなると宮本、深堀までチャンスはあるかも…。ただゴルフの内容は今日のところマークセンが一枚上。芹沢一門コンビと深堀の意地を観たい!
 米国男子ツアー《フォーティネット選手権》 2日目。ツアー開幕戦だが、ツアー4勝で昨年大会覇者のマックス・ホマ、2016年「マスターズ」覇者のダニー・ウィレット (イングランド)が通算12アンダーの首位に並んだ。2打差の通算10アンダー3位にアン・ビョンフン(韓国)とジャスティン・ローワー。8アンダー5位にマット・クーチャー、サヒス・ティーガラ、テイラー・ムーアが続いた。リッキー・ファウラーは4バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「72」で通算5アンダー16位。世界ランキング16位でフィールド最上位の松山英樹は出だし1番で3パットのボギーを先行させるも3番で7m前後のバーディパットを沈めて獲り返すなど4バーディ、4ボギーの「72」でプレー。26位から通算3アンダー42位に後退したが、予選を通過した。松山は残り2日、首位と9打差は厳しいが、是非ベスト10を目指して頑張ってほしい。予選通過は天晴れ!
 米国女子ツアー《アメージングクリー ポートランドクラシック》2日目。今季1勝を挙げて新人賞争い3番手にいる古江彩佳が4バーディ、1ボギーの「69」で回り、トップと2打差の通算8アンダー4位で決勝ラウンドに進んだ。昨年の下部エプソンツアー賞金ランキング1位で昇格したリリア・ヴ、ベストスコア「64」をマークしたエスター・ヘンゼライト(ドイツ)が10アンダー首位。9アンダー3位にツアー2勝のカルロタ・シガンダ (スペイン)が続いた。古江と同じ5アンダー3位から出た渋野日向子は1イーグル3バーディ、4ボギーの「71」でプレーし、首位発進から「73」とした上原彩子と並んで6アンダー13位につけた。尚、野村敏京は第2ラウンドの前半を終えて棄権した。ひそかにベテラン上原を応援していたが、古江も渋野もよく頑張っている。3人とも十分優勝の可能性もあるのでぜひ残り2日爆発を期待!

 競馬の話。今日の重賞を振り返る。中京8R【第24回阪神ジャンプS】は、黒岩悠騎手の1番人気ホッコーメヴィウス(セン6・清水久詞厩舎)がすんなり先頭に立つと、終始危なげない飛越を見せ、最後まで後続を寄せ付けずにジャンプ重賞2連勝を飾った。タイムは3分33秒4。3馬身半差の2着にはアルーフクライ(10番人気)、さらに4馬身差遅れた3着にメイショウアルト(2番人気)が続いた。
 勝ったホッコーメヴィウスだが、前走より出来は良かったのではないか。3、4コーナー、直線で少し競りかけられたが、十分余力があった。スタミナよりスピードタイプで【中山大障害】あたりはどうかと思うが、東京の重賞などは勝ちそう。
 ホッコーメヴィウスは、父ダイワメジャー、母ホッコーメモリー(母父ダンシングブレーヴ)という血統。北海道浦河町・高昭牧場の生産馬。馬主は北幸商事(株)。戦績は36戦5勝(障害17戦4勝)。重賞は22年【新潟ジャンプS】に次いで2勝目。【阪神ジャンプS】は清水久詞調教師、黒岩悠騎手ともに初勝利となった。

  明日の予想。まず中山メイン【ラジオ日本賞】はダートの先物買いで13番ウッシュバテソーロを狙う。前走の走りは東京2100mだから勝てたといえるが、あの末脚は中山でも…。あのレースを観て“ダート長距離で面白い存在になる”と思った馬、ここがダメでも次の府中ではまた狙いたい。相手は1,3,4,5,7,10,11,15番。中山12Rは4番フミノバレンタイン。前走はスタートミスがすべて。鞍上が相性のいい三浦に替わるし、カレンブラックヒル産駒なら少々の馬場もこなすだろう。相手は1,2,6,7,10,11,15,16番。中京メイン【ローズS】は6番サリエラ。超良血馬で良くなるのはもっと先かもしれないが、2戦全く違う競馬での勝利は末恐ろしい。相手は1,4,5,7,8,9,12,14番。中京12Rは11番ウーゴ。大型馬で休み明けが不安だが、中京1400mは走りなれた舞台で太宰も力が入る。相手は1,2,4,5,9,10,13,14,16番と幅広く。

明後日は中山に行く予定。明日で資金を稼ぎたい!

 

 

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伝説の未勝利戦

2022-09-16 20:30:59 | Weblog

 今日はJRA発足の日で競馬の日らしい。というわけで、いきなり競馬の話題。先週日曜日(9/11)の中京12R【3歳上1勝クラス】(1600m芝)を快勝したララヴォルシエルという馬がいる。実はこの馬、密かに“とんでもなく強いのでは…”と思っている。この馬は父モーリス×母父ディープインパクトの血統で、市場価格1,815万円で取引された。血統的にも、値段的にもそんなに魅力のある馬ではないが、僕がこの馬に惹かれているのは、“伝説の未勝利戦”を勝利した馬だからだ。競馬好きの方は“伝説の新馬戦(2008年アンライバルド、リーチザクラウン、ブエナビスタが対決)”は聞いたことあるだろうが、未勝利戦は知らないという人がほとんどだと思う。それもそのはずで僕が勝手にそう呼んでいるだけである。

 ではその“伝説の未勝利戦”とは…。それは6/19第3回阪神2日目、第3R【3歳未勝利】(1800m芝)である。なんでこのレースを僕が“伝説の未勝利戦”と呼んでいるかというと、なんとこのレース、16頭中9頭が未勝利戦を勝ち上がったからだ。通常デビューして勝ち上がる馬は30%と言われている。なのに、このレースは56%の馬が勝ち上がっているのだから凄いとしか言いようがない。ここに出走の16頭について簡単に触れてみる。
1着ララヴォルシエル…先週の【1勝クラス】を勝ち、未勝利から2連勝。勝ちっぷりもよく今後楽しみ1頭だ。
2着チェルノボーグ…“伝説の未勝利戦”後、7/10小倉2着、7/30新潟3着、そして8/27小倉1着。通算成績も(1,5,1,0)だから、これからもっと強くなりそうな馬だ。
3着メイショウケイガン…“伝説の未勝利戦”後、7/10小倉4着、8/7新潟2着、そしてラストチャンスとなった9/4小倉で1着となった。徐々に力をつけてきた外国産馬で、“メイショウ”の冠で、もし平場がダメなら、障害戦でも活躍しそう。

4着ヤマニンループ…“伝説の未勝利戦”後、7/10小倉戦で勝利。ディープインパクト産駒で、切れる脚はある。“ヤマニン”のディープ産駒のイメージがあまり沸かないが、2000m前後がよさそう。少し馬格がない。

5着アオイアルファワン…“伝説の未勝利戦”後、7/3小倉10着、休みを挟み8/27小倉11着で未勝利のまま抹消となった。掲示板では唯一の未勝利で終わった馬。ハーツクライ産駒で障害など活躍したマドリードカフェ(父マンカフェ)の半弟で、セレクトセール5,060万円で取引された。残念。

6着アスクビギンアゲン…“伝説の未勝利戦”後、7/2小倉戦で初勝利。父はハービンジャーだが、半姉ボンボヤージ(父ロードカナロア)や半兄ファンタジスト(父ロードカナロア)がいる良血馬。1勝したからにはこれから大成する可能性もある。

7着ギルドレターズ…“伝説の未勝利戦”後、7/10小倉10着、8/13小倉2着、8/27小倉10着で未勝利のまま抹消となった。8/13に2着があっただけに初勝利を目論んだが…。血統的には本馬はドゥラメンテ産駒でラヴィングアンサーの半弟(父ダイワメジャー)だった。抹消後は川崎に行くらしい。

8着ビレッジスター…“伝説の未勝利戦”後、7/23小倉戦で初勝利。父はシルバーステートで、半兄にピットレート(父スペシャルウイーク)、半兄ハイアーレート(父ゼンノロブロイ)いる血統だ。
9着グローバルブラット…“伝説の未勝利戦”後、8/6札幌の1700mダート戦で初勝利。ロードカナロア産駒で芝に固執せず、陣営のダート転向が奏を効した見事な例。
10着レインボーミスト…“伝説の未勝利戦”後、そのまま引退、乗馬になった。ダート2戦、芝1戦見所がなかった。

11着メイショウブレゲ…“伝説の未勝利戦”後、7/23小倉3着、8/6新潟4着、8/21小倉4着、8/28小倉2600mで初勝利。前出のメイショウケイガン同様、徐々に力をつけてきて、最後に勝負をかけた2600mを今村騎乗で勝利。このレース3着になったのが僕の一口馬カルトゥーシュだ。

12着スパイダーバローズ…“伝説の未勝利戦”後、7/31札幌戦6着で中央を引退し、門別へ転厩。9/13に門別で走り4着なっている。そう簡単に引退できないこの馬は、半姉にレシテンシア(父ダイワメジャー)がいて、セレクトセール1億7,280万円で取引された超良血馬。1,800万そこそこの馬が勝って、こんな高額馬が負ける。これぞ競馬だ!

13着バクシンフォワード…“伝説の未勝利戦”後、7/2小倉5着、7/16小倉6着、8/21新潟5着、9/4小倉4着。今後は大井に行くらしいが、このような着を多く拾っている馬は意外と息長く走る感じがする。
14着ヒシハイドラ…伝説の未勝利戦”後、7/2小倉12着でそのまま引退。今後は門別で繁殖牝馬になるようだが、祖母にヒシアマゾンがいる血統(ヒシシュシュは半姉)。いい仔を出してほしいものだ。お疲れさま!

15着サンライズホーク…伝説の未勝利戦”後、ラストチャンス9/3小倉1000mダートに挑戦して初勝利を挙げた。牧村調教師×国分優作コンビの大逆転劇!13番人気なのだから競馬って本当わからない!馬主としては笑いが止まらないだろう。

16着フタイテン…伝説の未勝利戦”後、8/28小倉14着後、サラブレッドセールで、122万円で売却された。この馬はキズナ産駒だが、半兄にハウメア(父キンカメ)、半姉ジャドゥディーバ(父ハーツクライ)がいる良血で、セレクトセール7,480万円で取引された馬だったが…。

 悲喜交々の“伝説の未勝利戦”、勝ち上がった馬たちの今後を楽しみにしたい!

 

 では明日の予想。まずは中山メイン【初風S】は5番ベイビーボスを狙う。良馬場、やや重馬場では大崩れはない。芝をひと叩きして、ここは狙い目。相手は2,6,9,12,14,16番。中山12Rは5番ヴィラツィオーネ。中山2000mは得意の舞台で、鞍上は勝利したときの横山武。陣営の意気込みを感じる。相手は1,2,3,8,10,12番。中京メイン【ケフェウスS】は6番エヴァーガーデン。前走は力んだ走りでバテてしまったが、あんな走らない馬ではない。52㌔で和田竜なら一発がある。相手は1,3,4,5,8番。中京12Rは14番ムーンリットナイト。力は1勝クラスでは上。ダートも芝も走れる馬で、ダート2戦目で勝ち負け。相手は3,5,6,8,11,13,15番。

 

 今週の一口馬は3日間開催というのに出走馬がない。よって今週は馬券だけ頑張ろう。出走はないが、先週格上の【1勝クラス】に出走し、5着となったラブリアージェについて動きがあった。多分地方に行くことになるだろうと思っていたラブリアージェだが、週が明け左前球節付近に硬さと疲れが残っていたため、レントゲン検査をおこなったところ、ごく小さな遊離軟骨片が関節内に付着していると判明した。今後は栗東トレセン内診療所にて遊離軟骨片の摘出および内部のクリーニング手術をおこなう予定らしい。で、その先の予定はまだ未定とのこと。このまま中央で続行するにしても、一旦地方からの出戻りを選択する場合も、今回手術をした方が近道との判断。まぁいずれにしても現役続行だ!
 それから今日キャロットの2歳馬の抽選結果が発表された。去年7頭当選で、今年はそんなに当たらないだろうと思っていたら、なんと今年も5頭当選。結構面白いメンバーがゲットできたと思っている。

 

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ゴルフ界にシンデレラ誕生!

2022-09-11 17:28:06 | Weblog

 秋スポーツは波乱がいっぱい!? まずは《関東大学ラグビー・リーグ戦グループ1部》29年ぶりにリーグ戦グループ1部に復帰した東洋大が、5連覇を狙う東海大を開幕戦で27―24(前半10―7)と破る大金星を挙げた。リードが6度も入れ替わった大激戦であったが、しぶとい試合運びでジャイアントキリングを達成した。他のスポーツに比べ、実力差が出るラグビーでの勝利はお見事。今シーズン、東洋大に注目したい!

 ゴルフでは《日本女子プロ選手権》でも、凄いシンデレラが出現した。今季国内メジャー第2戦。最終ラウンドが行われ、首位と4打差の4位から出た川崎春花(19)が、8番(パー4)でイーグル、12番(パー5)から4連続バーディを奪うなど1イーグル、6バーディ、ボギーなしの「64」で回り、通算16アンダーでツアー初優勝を挙げた。19 歳133日での同大会制覇は史上最年少で、国内メジャー10代Vは畑岡奈紗以来2人目(畑岡はアマだった2016年《日本オープン》を17歳263日で、17年《日本女子オープン》を18歳261日で制した)。さらに、昨年11月のプロテスト合格者で一番乗り、大会初のルーキーVをやってのけた。この大会は2004年から予選会を実施。川崎は7月12日の関西地区予選を5位で突破(通過者は8人)し、この大会に初出場。これまで予選会経由での優勝者はおらず、川崎が初めての予選会からVを記録した。3打差の2位には首位から出て5月の《ワールドレディスサロンパス杯》に続く国内メジャー連勝を狙った山下美夢有(21)が入った。初日首位の菅沼菜々(22)は「68」と健闘したが、通算12アンダーで4打及ばず3位フィニッシュ。連覇を狙った稲見萌寧(23)は通算7アンダーの19位だった。いやぁ堂々たる勝ちっぷりだった。飛距離も出るし、パターもしっかり打つ。文句なしの勝利だった。めったにないチャンスを確実に勝つとは…とんでもない運を持った選手なのだろう。天晴れ春花!
  男子国内ツアー《shinhan Donghae Open》。日本、アジア、韓国の3ツアー共同主管大会は最終ラウンドは首位と5打差で出た比嘉一貴が7バーディ・1ボギーの「65」をマーク。トータル20アンダーで逆転し、今季3勝目を果たした。単独トップで出たティラワット・ケーオシリバンディット(タイ)は3番パー5でアルバトロスを達成したが、出入りが激しく「72」。チョ・ミンギュ(韓国)と並ぶ、トータル18アンダー・2位タイに終わった。トータル17アンダー・4位タイにはルーキー・河本力、ジェイブ・クルーガー(南アフリカ)、キム・テフン(韓国)、ジャスティン・シン(カナダ)が入った。比嘉がひと皮むけたかもしれない。体は小さいが、是非先輩・松山を目指して頑張ってほしい!
 米国女子ツアー《クローガー・クイーン・シティー選手権》は第3ラウンドはちょっと残念な結果に。6位タイスタートの畑岡奈紗は「77」とスコアを落とし、古江彩佳と同じ通算4アンダー30位タイに後退。笹生優花、上原彩子は通算2アンダー50位タイで最終日を迎える。上位は、通算16アンダー単独首位にアリー・ユーイング(米)。通算15アンダー単独2位にマリア・ファッシ(メキシコ)、通算14アンダー単独3位にリン・シユー(中)、通算12アンダー4位タイにイ・ジュンウン6(韓)、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)らが続いている。日本選手には少しでも上位を狙って頑張ってほしい。

 競馬の話。僕にとってはワクワクが止まらないニュースが届いた。新型コロナウイルスの感染拡大により、直近2年は海外から騎手が来日するケースが激減していたが、3年ぶりに多くの外国人騎手がJRAに参戦(規定により同時期には最大5人)するらしいのだ。大半の騎手が【天皇賞・秋】ウイーク(10/29,30)から騎乗をスタートさせる予定。今年6月の【仏オークス】をナシュワで勝利し、自身初のクラシック制覇を飾った英国の女性騎手ホリー・ドイル(25)と、その夫であるT・マーカンド(24)が初来日。R・ムーア(38)、C・デムーロ(30)、M・バルザローナ(31)、C・スミヨン(41)、D・イーガンといった日本でも騎乗経験のあるビッグネームも訪れる。また、3年連続で独リーディングのB・ムルザバエフ(29)は12月28日に1日限定でスポット参戦をする見通し。世界トップクラスの手綱さばきがこの秋は見られるのはもちろん、是非僕の一口馬に乗ってほしいものだ。特にムーア、C・デムーロ、スミヨンには無条件に!

 今日の重賞を振り返る。中京11Rで行われた【第36回産経賞セントウルS】は、池添謙一の1番人気メイケイエール(牝4歳・武英智厩舎)が重賞6勝目。道中は前4頭を見る位置につけると、直線であっさりと抜け出し2馬身半差の完勝。【スプリンターズS】への優先出走権を手にし、悲願のGⅠ獲りへ好発進を決めた。タイムは1分6秒2のコースレコード。2馬身半差の2着にはファストフォース(6番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にサンライズオネスト(4番人気)が入った。なお、GⅠ馬ソングライン(2番人気)は5着に敗れた。
 勝ったメイケイエールだが、馬体が成長してレコード勝ち。レースぶりもこれまでに比べ上達しており、文句なしの勝利だった。力は本番でも通用するが、本番まで中2週。調整をしっかりして落ち着いて臨んでいくことができるかどうか鍵だ。2着ファストフォースは自分の競馬はした。終いも頑張っていたが、相手が悪かった。3着サンライズオネストは横山典の好騎乗。上手く立ち回っているが、相手が悪かった。5着ソングラインはやっぱり1200mは忙しかった。それでも5着は頑張っている。
 メイケイエールは、父ミッキーアイル、母シロインジャー(母父ハービンジャー)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は名古屋競馬(株)。通算成績は12戦7勝。重賞は2020年【小倉2歳S】、【ファンタジーS】、21年【チューリップ賞】、今年の【シルクロードS】、【京王杯SC】に次いで6勝目。【産経賞セントウルS】は、武英智調教師は初勝利、池添は06年シーイズトウショウに次いで2勝目となった。
 中山11Rのサマーマイルシリーズ最終戦【第67回京成杯AH】は、吉田隼人の1番人気フェルコニア(牡5歳・高野友和厩舎)が好位の3番手につけると、逃げ粘る12番人気ミッキーブリランテをゴール前でクビ差捕らえて勝利。8回目の重賞挑戦で待望の重賞初制覇を飾った。タイムは1分33秒6。2着から半馬身遅れた3着に7番人気クリノプレミアムが入った。
 勝ったファルコニアだが、吉田隼のレース判断がピッタリだった。馬もここにきて落ち着きがあり凄く成長している。今日の感じなら距離に関しても選択肢が広がりそう。2着ミッキーブリランテは岩田康の思い切って騎乗が光った。枠順が内だったら、ひょっとしたかもしれない。3着クリノプレミアムも内枠ならもっと際どかったかもしれない。牝馬限定ならまた重賞ゲットするかも・・・。4着ミスニューヨークはペースが遅く、最後スペースもなかった。デムーロがもっとうまく捌いたら・・・。

 ファルコニアは、父ディープインパクト、母カンビーナ(母父Wawk Wing)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は19戦6勝。重賞は初制覇。【京成杯AH】は高野友和調教師、吉田隼人ともに初勝利。

 今のところ、来週は一口馬の出走はなさそう。馬券だけを楽しもう!

 

 

 

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テキサスフィズ好走!

2022-09-10 19:15:06 | Weblog

 なんでMLBはこんなくだらないルールを考えるのだろう。MLBは2023年から投球間の時間制限など3つの新ルールを導入することを発表した。導入されるのは、試合時間短縮のため投球間に時間制限を設ける「ピッチロック」、極端な守備シフトの制限、ベースの拡大化。この新ルールにより、投手は走者なしの場面では15秒以内、走者ありでは20秒以内の投球が求められ、違反すれば1ボールが追加される。また、けん制球も3度目までにアウトにしなければ失敗となり、走者は自動的に進塁となる。一方で、打者も残り8秒までにボックスで準備を整えなければ1ストライクが加算される。また守備シフトでは、内野手を4人(二塁ベースを挟んで2人ずつ)配置することが義務付けられ、外野4人などの極端なシフトは不可能に。また、内野手が左右を入れ替えることも禁止され、最も守備力が高い選手を打球が飛ぶ可能性の高い位置に一時的に置くことができなくなった。ベースのサイズは、ホームプレートを除き、従来の15インチ(約38センチ)四方から18インチ(約46センチ)四方に拡大。盗塁成功率を高めるだけでなく、接触プレーでの故障を減らす効果も見込まれている。こんなことやっていたら、盗塁し放題。大谷などは特殊な守備がなくなり、ヒットは増えるだろうし、けん制も減るので盗塁もし放題だろう。大谷がまたMLB史に残るとんでもない記録を達成する可能性は大きい。
 元日本ハム、元ソフトバンクで3シーズン活躍したパドレスのニック・マルティネスがメジャー初の快挙を達成した。7日のダイヤモンドバックス戦で4ホールド目を挙げ、セーブが記録として認められた1969年以降で史上初となる「10先発以上、4ホールド以上、8セーブ以上」を成し遂げた。パドレスの実況を務めるジェシー・アグラー氏は「なんというユーティリティ性(そして好成績!)」として、この史上初の偉業を紹介。パドレス公式ツイッターも「ニックの投球は歴史的でした!」と伝えた。今季37試合に登板して先発も中継ぎも抑えもハイレベルにこなす右腕。日本では日本ハムで2シーズン、ソフトバンクで1シーズンの計3シーズンで21勝22敗、1セーブ、1ホールドを記録。故障が多いソフトバンクなどはきっと「マルちゃんカムバック!」と日本球界復帰を望む声を上がているの違いない。
 ゴルフ。国内女子ツアーの《日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯》第3ラウンド。トップタイから出た山下美夢有が4バーディ、1ボギーの「69」をマーク。通算12アンダーでメジャー2連勝、今季3勝目に王手をかけた。2打差の通算10アンダー単独2位に森田遥、通算9アンダー単独3位に三ヶ島かな、通算8アンダー4位タイに菅沼菜々、ささきしょうこ、浜崎未来、川崎春花。通算7アンダー8位タイに西郷真央、小祝さくら、青木瀬令奈、阿部未悠、全美貞(韓)、佐藤心結、後藤未有、藤本麻子がつけている。吉田優利、堀琴音は通算6アンダー16位タイ、上田桃子、菊地絵理香、安田祐香は通算5アンダー23位タイで最終日へ。前回覇者の稲見萌寧、前週優勝のセキ・ユウティン(中)は通算4アンダー30位タイ、西村優菜は通算3アンダー37位タイ、原英莉花は通算イーブンパー51位タイとなった。山下のメジャー2連勝が有力もまだ未勝利の菅沼、若手の浜崎、川崎も応援したい。
 米国女子ツアー《クローガー・クイーン・シティー選手権》は第2ラウンド。初日2位タイの畑岡奈紗は2バーディ、ノーボギーの「70」とし、通算9アンダー6位タイとなった。  その他の日本勢は、古江彩佳は通算4アンダー26位タイ、笹生優花、上原彩子は通算1アンダー61位タイで3日目へ。一方、野村敏京は通算2オーバー99位タイ、渋野日向子は通算3オーバー113位タイで予選落ちとなっている。通算13アンダー単独首位はイ・ジュンウン6(韓)。通算12アンダー単独2位にリン・シユ(中)、通算11アンダー単独3位にアリー・ユーイング(米)、通算10アンダー4位タイにマリア・ファッシ(メキシコ)、サラ・ケンプ(豪)が続く。ブルック・ヘンダーソン(カナダ)は通算6アンダー15位タイ、ジェシカ・コルダ(米)は通算4アンダー26位タイ、ポーラ・クリーマー(米)は通算2アンダー45位タイ。ミンジー・リー(豪)は通算1オーバー93位タイで予選落ちを喫した。もちろん畑岡、古江には優勝争いするほど頑張ってほしいが、昨年7月《マラソンクラシック》を最後に体調不良で米ツアーを離れ、先週の復帰戦ではパー5が続く上がり2ホールで連続ボギーを喫して2打及ばなかった上原にもぜひ頑張ってほしい。上原の主戦場での予選通過は、休養前ラストの前週《ボランティア・オブ・アメリカクラシック》以来、1年2カ月ぶりだ。
 国内男子ツアー《シンハンドンヘオープン》第3ラウンド。32歳のティラワット・ケーオシリバンディット(タイ)が通算19アンダーの首位。2018年《UMA CNSオープンゴルフ選手権》以来となるアジアンツアー2勝目、日本ツアーと韓国ツアーでの初勝利に近づいた。PGAツアー3勝のキム・シウー(韓国)が16アンダーで3打差の2位。シン・ヨング(カナダ)とイ・サンヒ(韓国)が15アンダーの3位から追う。通算14アンダーの木下稜介と比嘉一貴が日本勢最高位の5位で続いた。 5位で決勝ラウンドを迎えた河本力は「71」と伸ばせず11アンダー16位に順位を下げた。
 
 今日の競馬を振り返る。中山11Rで行われた【第7回紫苑S】は、僕が本命に推した坂井瑠星の1番人気スタニングローズ(栗東・高野友和厩舎)が重賞2勝目を挙げた。道中はリズム良く3番手を追走。手応えよく3~4コーナーを回ると、直線では逃げた2番人気サウンドビバーチェとの激しい競り合いをクビ差制し、ゴール前外から差してきたライラック(6番人気)を封じた。【オークス】2着馬が、雪辱の秋へ好スタートを切った。タイムは1分59秒9。ライラックが2着からクビ差遅れた3着に入り、上位3頭は【秋華賞】の優先出走権を獲得した。
 勝ったスタニングローズだが、春に一度乗せていただいた時より折り合いに進境があった。ただ一方で前をかわすのに少しモタモタしていた。それでも勝つのだから、次はもっと良くなるのでは…。2着サウンドビバーチェは楽なペースで逃げていたが、これで捕まるのだから距離が長いのでは…。3着ライラックは最後終いいい脚で伸びているのだが、今日は前2頭の力が上だった。

 スタニングローズは、父キングカメハメハ、母ローザブランカ(母父クロフネ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は9戦4勝。重賞は今年の【フラワーC】に次いで2勝目。【紫苑S】は高野友和調教師、坂井瑠星ともに初勝利となった。

 明日の予想。まずは中山メイン【京成杯AH】は6番ミスニューヨークが面白そう。これまで5勝中3勝が中山で初重賞【ターゴイズS】が同舞台。【ヴィクトリアマイル】も10着とはいえ、0.7差。そろそろ重賞2勝目も…。相手は1,3,5,8,9,11,12番。中山12Rは4番タヤスゴールド。1200mダートは確実に走るし、中山も得意。相手は1,5,10,11,14,16番。中京メイン【セントウルS】は11番ソングライン。普通に走れば5番メイケイエールだろうが、G1馬の実力を信じる。アメリカ遠征を狙う馬がこんなところで凡走するわけにはいかない。相手は5,7,8,9,12番。中京10R【浜松S】は16番エイシンバッカス。今日を観ていてとりあえず前に行かないと駄目な中京ダート。この馬は強引に行っても我慢できる。相手は2,4,6,7,10,14番。

 今日の一口馬。ラブリアージェが中京7R【3歳上1勝クラス】(1200mダート)に出走し、結果5着となった。未勝利馬なので良く走ってはいるが、北出調教師によると「パドック周回の際はまだ許容範囲だったものの、先出しでも馬場へ出してから異常なくらいにテンションが高まってしまう。そうしたなかレースに臨み、格上相手にこれだけ頑張れるのだから能力はあります」とのこと。ただ5着でも未勝利の立場では権利が発生しない。この後どうなるかはわからないが、たぶん地方に行くのだろう。エングレーバーは中京11R【エルフS】に出走。五分のスタートから促しつつ中団後方を追走。勝負どころで前との差を詰めて直線を向いたが、追ってからの脚がなく16着の大敗。坂口調教師は「現在海外出張中のため、VTRでレースを確認しましたが、ちょっと走りづらそうで最後は余力がなかったように見えました。現地の助手からの報告では、ジョッキーは“調教に乗せてもらった時はダートも合いそうだし楽しみと思っていたのですが、実戦だと全然違いました。右に張ってしまって、最後は脚が出ていない感じがしました”と話していたそうです。右に張る面があるのは中内田調教師からも聞いていたのですが、調教ではあまり感じなかったので、実戦でここまで影響が出るとは思わなかったというのが正直なところです。久々ということもありますし、今日の一戦だけでダートの適性を見定めるわけにはいきませんから、まずはレース後の馬体をよくチェックしてからこの後のプランを検討していきたいと思います。今日はこのような結果になり申し訳ありませんでした」とのこと。半年ぶりの実戦で初めてのダートと未知の要素が多い一戦だったので、この内容を次に繋げてもらいたい。陣営も転厩初戦とあって手探りの部分もあった。まぁ出直し!テキサスフィズは中京12R【2勝クラス】(1200mダート)に出走して3着。4月の福島から2連勝して、ここも勝利して3連勝を期待していたが、レコード勝利となるほどの速い時計中、それに加えて左回りコースも初めてだったのに、3着に粘ったのは立派。ここで更に選択肢が広がった。今後が楽しみになった!

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エリザベス女王崩御

2022-09-09 20:11:47 | Weblog

 英国の女王エリザベス2世が8日夕、滞在先の英北部スコットランドのバルモラル城で死去した。96歳だった。死因は明らかにされていないが、英王室は「安らかに息を引き取った」と発表。1952年から70年と約7カ月に及んだ在任期間は、英国の歴代君主として最長。世界の君主としてはフランスのルイ14世(在位1643~1715年)の72年と110日に次ぎ、史上2番目の長さだった。女王死去を受け、王位継承権1位の長男チャールズ皇太子(73)が新国王「チャールズ3世」として即位した。女王は6日、バルモラル城でトラス新首相を任命したばかりで、7日には医師の勧告に従って休養を取り、オンライン会合などを欠席。8日には医師の診察を受けていたが、容体悪化が伝えられる中、王室メンバーが続々とバルモラル城に集まっていた。
 女王は26年4月21日、ヨーク公(後の国王ジョージ6世)の長女としてロンドンに生まれた。本名エリザベス・アレクサンドラ・メアリー・ウィンザー。妹はマーガレット王女。47年にギリシャ王室の血を引くフィリップ・マウントバッテン大尉(エディンバラ公)と結婚。父の病死に伴い、52年2月6日に25歳で即位した。チャールズ皇太子、長女アン王女、次男アンドルー王子、三男エドワード王子の3男1女をもうけた。「英国の顔」として外遊は約100カ国、260回超。71年の昭和天皇訪英の返礼として75年に訪日した。旧植民地諸国を中心とした緩やかな連合体・英連邦(コモンウェルス)の元首も務めた。国民から敬愛され、居城バッキンガム宮殿やウィンザー城は観光名所として人気を集めた。チャールズ皇太子(当時)と離婚したダイアナ元皇太子妃が97年に交通事故死した際、数日間弔意を示さなかったことで一時は批判も浴びたが、以後はパブを訪れる姿を見せるなど「国民に近い王室」の発信に努めた。新型コロナウイルス感染拡大直後の2020年4月には「私たちが団結し、強い意志を持ち続ければ、病を必ず克服できる」と国民を励ますテレビ演説を行い、英国内で約2400万人が視聴。危機の際に国民をまとめる存在感を世界に示した。  21年4月に夫フィリップ殿下(当時99歳)と死別。今年2月には新型コロナウイルスに感染。6月には在位70年(プラチナ・ジュビリー)の祝賀行事が盛大に開かれた。女王に仕えた英首相は第二次大戦を勝利に導いたチャーチルから現在のトラス氏まで15人に上る。女王がチャリティー活動や公務をこなす姿は国民の尊敬を集め、英調査会社ユーガブの今年5月の調査では8割が女王の仕事を評価していた。
 そんな女王の競馬好きは有名だ。オーナーとしては、残念ながら悲願の【英ダービー】制覇を果たせなかったが、競馬を愛し、競馬界へ多大な貢献があった。日本でも【エリザベス女王杯】があるように英国だけでなく、世界中の競馬界にとって、計り知れない存在だった。そんな女王だが、実はディープインパクト産駒の馬を所有している。名前はエデュケイター(牡3、Educator)4月の英・ニューマーケット競馬場第7レースのハンデ競走(2000m芝、7頭立て)に出走し、差し切り勝ち。その後は【英ダービー】にも予備登録されていたが、出走はしていない。このエデュケイターは父ディープインパクト、母ディプロマ(母地とDubawi)という血統。全姉に同じくエリザベス女王が所有するポートフォリオ (牝4、Portfolio)がいる。英・W.ハガス厩舎の管理馬。女王が亡くなった今、この馬がどうなるのかはわからないが、ぜひ女王のためにも立派な走りを見せてほしいものだ。

 あのミシェルが帰ってくる⁉ フランスの女性ジョッキー、ミカエル・ミシェル(27)がJRA通年騎手免許試験を受験することが分かった。関係者によると、7日に締め切られたJRA新規騎手試験への受験を申請。コロナ禍で先延ばしになっていたJRA移籍への挑戦を決めた。JRAは「令和5年度騎手免許試験」(JRA通年騎手免許試験)の申請者数について10人(うちJRA競馬学校生徒6人)と発表していたが、そのうちの1人が、2019年に初来日して以来、“美しすぎる女性ジョッキー”として注目を集めたミシェルだった。過去2年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ビザの取得ができず、来日を断念していたが、入国制限の緩和でビザを取得できる見通しが立ったことでJRAへのチャレンジがついに決まった。ミシェルは19年夏に札幌で開催された【ワールドオールスタージョッキーズ】に参戦して初来日した時日本に恋をしました。JRAの通年免許を取りたい」と直接的な表現で夢を明かしていた。20年には地方競馬でブームも巻き起こした。同年1月に南関東の短期免許を取得して来日。地方通算267戦30勝の好成績を挙げた。1回の短期免許期間としては、11年度のアラン・ムンロ(英)、17年度のライアン・クアトロ(仏)の両騎手を抜き去り、最多勝記録更新のおまけ付きだった。一方で、昨年12月にはフランスで落馬事故に巻き込まれて、鎖骨の開放骨折、前頭葉の血腫、首の骨折と診断されるなど騎手生命が危ぶまれる大けがをした。それでも懸命なリハビリの末、今年3月に実戦復帰。同5月には米国に活動拠点を移すなど、日本行きの夢を決して諦めず精力的に活動してきた。試験は今月28日に1次試験、来年1月25日には日本語の口述を含む難関の2次試験があり、これも突破すれば、C・ルメール、M・デムーロに続く、史上3人目となるJRA外国人ジョッキー誕生となる。ミカエル・ミシェルは1995年7月15日、フランス・イエール生まれ。27歳。2018年冬にフランスで女性騎手初の開催リーディング獲得。19年8月に札幌競馬場で行われた【ワールドオールスタージョッキーズ】で初来日。JRA初勝利を挙げるなど総合3位タイの活躍を見せた。20年には地方の南関東で短期免許を取得して、地方通算267戦30勝。158㌢、48㌔。

 

 明日の予想。まずは中山メイン【紫苑S】。本命は12番スタニングローズ。【オークス】2着馬でここでも実力最右翼、中山で【フラワーC】の実績もあり、鞍上が坂井に替わるが、【こぶし賞】で【プリンシパルS】を勝ったセイウンハーデスを下しているので問題ないだろう。相手は2,4,5,8,10,11番。中山10R【汐留特別】は8番シゲルファンノユメ。前走は道悪がすべてで中山に替わればいい脚を使う。相手は2,3,5,11,15,16番。中京メインと12Rには後述する一口馬が出るので、予想は中京10R【ムーンライトH】。本命は11番ダノンセレスタ。前走を観て3勝クラスでも十分やれると思った馬。昇級初戦の今回が馬券的に狙い目。相手は1,3,4,7,9,12番。中京9R【日進特別】は9番メイショウユズルハ。前走はハイペースに巻き込まれ失速。2走前だけ走れば十分勝負になる。相手は3,5,6,7,10,12番。

 今週の一口馬。会社の後輩が地方オーナーズの馬に出資していて一部僕も負担している馬、シャープムスタング(大井)が昨日大井10R【つばめ特別】(1600m)に出走したので、応援がてら観戦にいってきた。パドックでは前の馬が暴れていたが、動じることなく堂々とした周回で、馬体の張り艶、バランスとも文句なく負ける気配がない出来に見えた。単勝2.5倍の2番人気はおいしいと思い勝負。レースはまずまずのスタートから行き脚がついてハナに、道中は2番手の馬を引き付けるようにゆったりとした逃げを打ち、2番手の馬と並んだ状態で直線へ。そのまま逃げ切ると思いきや、外の馬にかわされると抵抗しきれず、最後は差してきた勝ち馬にも捕らえられて1馬身、クビ差の3着に敗れてしまった。鞍上の本田は「跨ってから返し馬までは落ち着きがあってとてもよかったのですが、そこからゲート裏に来た後に一気にイレ込んでしまいました。ゲート内でもチャカチャカして潜りそうになっていて、出はあまりよくありませんでした。そこから行き脚がついてハナに行きましたが、道中はモノ見をしていましたし、ハミをとるのも難しかったです。直線で二の脚を使ってくれるかと思ったら思ったほど抵抗できず、結果的に2番手の馬にも先着を許したので、逃げるならもっと後続を引き離して逃げたほうがよかったのかもしれません。ちょうどファルコンビークもそうですし、自分は乗ったことはありませんがシャルフジンもそういうタイプに見えますので血統的なものなのでしょうか。能力はかなりありそうですし、レース前にリラックスできれば1600mもこなせると思います」とのこと。管理する藤田調教師からは「キャリア2戦目でまだ幼いところがあるのは想定していましたが、それでもこのメンバーなら押し切れると思っていたので残念です。ここを勝って11月16日(水)大井【ハイセイコー記念】(S1、距離1600m)と思っていたのですが、レース後の状態を見ながら今後の予定をじっくり検討します。なお、ゲートで突進した時に口角を少し切っていますので、その状態もよく確認しておきます」とコメント。期待が大きかっただけに敗戦はショックだったが、まだ2歳馬、じっくり育ってほしい。

 中央の出走は3頭。すべて明日9/10(土)中京の出走となる。まずは未勝利馬であるがラブリアージェが中京7R【3歳上1勝クラス】(1200mダート)に亀田温騎乗で出走する。僕はてっきり先週出走できなかったので地方転出と思っていたが、僕たち馬主のためなのか、一度格上挑戦で中央を使ってみるようだ。追い切りは軽快なフットワークでキビキビと走れていて、状態もレースでも力を出せる出来らしい。今回はオールダートで、テンのスピードだけは通用するのでそこが唯一の望みか…。ただ相手は1勝馬、敷居は高い。中京11R【エニフS】(1400mダート)にはエングレーバーが藤岡康騎乗で出走する。坂口厩舎へ転厩初戦で、初ダート。越えなければならない壁は高いが、オルフェーブル産駒でダートでの一発の可能性はあるとみている。調教も時計的には申し分なく、終いまでしっかりと走れていたらしい。また藤岡康の感触も良かったようだ。あとは半年ぶりの実戦がどうかというところか・・・。中京12R【3歳上2勝クラス】(1200mダート)にはダートの単距離路線を2連勝して昇級してきたテキサスフィズが松本大騎乗で出走する。管理する西園調教師は「7日の追い切りは終い重点に控えています。それでも全体は53.4秒と想定していたより好時計が出ていますし、ラスト1ハロン11.9秒と、以前にも増して動けるようになっていますね。時計の出易い馬場とはいえ、12秒を切ってくる馬はそういないですから、それだけ中身が良くなってきているのでしょう。体つきを見ると、本格化するのはもう少し先だと思いますが、4月の福島から2連勝しているように、メキメキと力を付けています。ここも勝利して3連勝といきたいところではあるものの、2勝クラスになると時計も速くなりますし、これまで以上に厳しい競馬になると思います。それに加えて左回りコースも初めてになりますが、ここで良い走りが出来れば更に選択肢が広がってきますから、良い競馬を期待したいところです」とのこと。メンバーを見渡すとこのクラスでも実績のある馬も多く、苦戦必至の感じもするが、51㌔とまだ底を魅せていない未知なる魅力で何とかこのクラスへの見通しを立ててほしい。

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