日本全国台風で大変なことになっているが、そんな中行なわれた秋のGI第1弾【第52回スプリンターズS】。勝ったのは僕が本命に推した今年の【高松宮記念】覇者ファインニードル(牡5歳・高橋義忠厩舎)。1頭だけ違う脚を使い見事な差し切り勝ち。1番人気に応えるとともに、史上5頭目となる同一年のスプリントGI春秋制覇を成し遂げた。タイムは1分8秒3。
レースはワンスインナムーンがレースを引っ張る中、ファインニードルは今年のサマースプリント王者アレスバローズの後ろの7~8番手を追走。直線で2番手から抜け出していたラブカンプーを外から急襲し、クビ差で差し切った。4番手から伸びたラインスピリットが、さらに1/2馬身差の3着に入り上位3頭は【セントウルS】組が入った。ワンスインナムーンは(3番人気)は6着で、モレイラと2戦連続でコンビを組んだナックビーナス(2番人気)は7着。史上初の同一年平地GI・3連覇がかかっていたレッドファルクス(5番人気)は10着に終わった。
勝ったファインニードルは強かった。正直川田は「しまった」と思っただろう。それを馬の力で勝利した。この馬がスプリンターとしては今いちばん強いだろう。それほどここ2戦のレースは立派。天晴れ!2着ラブカンプーは斤量が軽かったとはいえ、よく頑張った。番手の競馬もできたし、これから楽しみだ。3着ラインスピリットには正直驚いた。直線で前がもっとスムーズに空いたら舞え2頭と際どかっただろう。と思います。4着ダイメイプリンセスは夏に使い詰めて走ってきたのに良く走っている。来年6歳になるが、人気にならない分面白い存在かも・・・。5着レッツゴードンキも良く頑張っているが、位置取りが・・・。6着ワンスインナムーンはまぁこの馬なりのレースをしたが・・・。7着ナックビーナスは期待はずれ。馬場が原因か・・・。10着レッドファルクスは外枠だったし、勝負どころでラッキーバブルズの故障があり、外を回る不利もあった。運がなかった。
ファインニードルは、父アドマイヤムーン、母ニードルクラフト(母父マークオブエスティーム)という血統。北海道日高町のダーレー・ジャパン・ファーム(株)の生産馬で、馬主はゴドルフィン。通算成績は27戦10勝(うち海外1戦0勝)。重賞は2017、18年【産経賞セントウルS】、18年【高松宮記念】に次いで4勝目。【スプリンターズS】は、高橋義忠調教師、川田将雅ともに初勝利となった。
今日中止になった阪神競馬の予想。阪神10R【道頓堀S】は2番オーヴィレール。いつ走るかわからい馬だが、前走よりは阪神が合う馬。挽回する!相手は4,5,6,8,9番。阪神12R2番ストーミーバロース。ダートに替わって崩れのない成績を残している。前走は昇級戦でレコード決着の2着で今回は勝機。相手は6,7,11,12,13,15番。阪神11R【ポートアイランドS】は7番ミエノサクシード。今春、牝馬重賞で上位争いした馬でこのメンバーなら十分勝ち負け。相手は1,2,3,6番。
今日の競馬は10Rで3連複2万馬券的中で、【スプリンターズS】は単勝、複勝だけ的中。負けはしなかったので、秋のGⅠ戦線いい出足ということにしとこう!