人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

今週の一口馬は新馬一頭

2024-07-19 20:15:26 | Weblog

 誰か周りに注意する人いなかったのか。日本体操協会は今日、都内で緊急会見を開き、体操女子で《パリ五輪》代表の宮田笙子(19・順大)が代表行動規範に違反したとして代表を辞退したと発表した。喫煙の疑いが浮上した宮田を事前合宿地のモナコから帰国させ、18日に直接聞き取り調査を行った結果、喫煙と飲酒行為が発覚したという。日本協会の行動規範には「日本代表チームとしての活動の場所においては、20歳以上であっても原則的に喫煙は禁止する(2016年度から数年かけて段階的に全面禁止とする)」と明記されている。  パリ五輪は26日に開幕し、体操女子は28日に予選が行われる。今回の件、もちろん宮田本人が一番悪いが、周りも人も…。それにしても宮田にとっては大きすぎる一服になった。

 

 ゴルフの話題。古江に続け!男子メジャー最終戦《全英オープン》初日。最終予選会を突破して初出場を決めたダニエル・ブラウン(イングランド)が6バーディ「65」をマーク。DPワールドツアー(欧州ツアー)1勝の29歳が、初めての大舞台を6アンダー単独首位で飛び出した。5アンダーの2位に2019年覇者のシェーン・ローリー(アイルランド)。3アンダーの3位にジャスティン・トーマスが続く。2アンダーの4位に、今季《全米プロ》でメジャー初優勝を飾ったザンダー・シャウフェレ、ジャスティン・ローズ(イングランド)ら7人。1アンダーの11位に、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー、メジャー通算5勝のブルックス・ケプカら7人が並んだ。8人が出場する日本勢は、3バーディ、2ダブルボギーの「72」でプレーした川村昌弘が1オーバー31位で最上位。3オーバー69位に岩崎亜久竜。10回目の出場となる松山英樹は4ボギー「75」とし、木下稜介と並ぶ4オーバー82位で発進した。 5オーバー96位に久常涼と桂川有人、8オーバー138位に星野陸也、9オーバー145位に中島啓太が続いた。前年覇者のブライアン・ハーマンは、ジョン・ラーム(スペイン)、フィル・ミケルソンらと同じ2オーバー42位。 世界ランク2位で2014年大会覇者のロリー・マキロイ(北アイルランド)は7オーバー。大会3勝のタイガー・ウッズは8オーバーと大きく出遅れた。女子のようにうまくいかない男子勢。今年はヨーロッパツアーを経験している者が多く期待したが…。せめて3人ぐらいは予選通過してほしい。松山、川村、久常…。

 米国女子ツアー《Danaオープン》初日。フランス開催のメジャー《アムンディ エビアン選手権》から間を置かずに米本土へ戻っての一戦はチェ・ヘジン(韓国)がボギーなしの7バーディ「64」をマークし、7アンダー単独首位発進を決めた。アディティ・アショク(インド)、リン・シユ(中国)と同じく初タイトルを狙う2人が1打差2位。ナッタクリッタ・ウォンタウィラップとシャネッティ・ワナセンのタイ勢、ポーラ・レト(南アフリカ)が5アンダー4位で続いた。前年覇者のリン・グラント(スウェーデン)は4アンダー7位。5人が出場する日本勢では西郷真央が3アンダー15位と最上位でスタート。「68」で首位と4打差につけた。3週ぶりの出場となる吉田優利が2アンダー27位。3年連続の大会参戦で初の予選通過を目指す渋野日向子は3バーディ、2ボギーの「70」でプレー。1アンダー40位で初日を終えた。 西村優菜はイーブンパー54位。勝みなみは1オーバー82位から2日目を迎える。エビアン組はみんな疲れていると思うが、予選突破は可能な位置にいる。是非頑張ってほしい。また体力温存の吉田にはぜひ優勝争いを!

 地方競馬全国協会(NAR)は今日、令和6年度の第1回調教師・騎手免許試験における新規合格者を発表した。騎手部門ではJRAの小牧太(フリー)が合格。地方競馬が最初のキャリアの騎手では、JRAを挟んで史上初の地方復帰となる。小牧は1985年に地方の兵庫競馬からデビューし、04年にJRA移籍。今回の合格で8月1日付の免許が交付され、20年ぶりに古巣の兵庫に戻る。所属は中塚猛厩舎となる予定。これまで地方通算3440勝、JRA通算910勝。重賞は地方52勝。JRA重賞は08年【桜花賞】(レジネッタ)、09年【朝日杯FS】(ローズキングダム)のG1・2勝を含む34勝を挙げている。今週末はともに小倉で土曜2鞍、日曜が3鞍に騎乗する予定。21日の【中京記念】では、ワールドリバイバル(牡6歳・牧田和厩舎、父エピファネイア)とコンビを組む。

 それから小牧の他に2人の騎手免許新規合格者が出た。ひとりは笠松所属で地方通算1276勝の筒井勇介元騎手、同じく笠松所属で1113勝の高木健騎手だ。二人は調教師と騎手による馬券不正購入事件で、21年4月に岐阜県競馬組合から筒井元騎手に競馬関与停止1年、高木元騎手に競馬関与停止6か月停止の処分を下され、騎手免許が取り消されて引退となっていた。その後、2人は処分の取り消しを求める訴訟を起こし、岐阜地裁は処分は違法として岐阜県競馬組合の敗訴が確定していた。筒井元騎手は02年4月に笠松からデビューし、2018年12月30日には地方通算1000勝を達成。19年(124勝)、20年(131勝)と2年連続で笠松リーディングを獲得している。高木元騎手は1982年4月に笠松からデビューし、14年2月26日に地方通算1000勝を達成していた。皆頑張れ!

 

 明日の予想。まずは福島メイン【TUF杯】。割り切って穴狙いする。本命は10番マーブルマカロン。休み明けになるが、その前は2連勝。距離ももう少し欲しい気もするが、ダノンレジェント産駒はダートで黙って買い。絶好調の鞍上も魅力。相手は1,5,7,13,14,16番。小倉メイン【テレQ杯】は4番セブンマジシャン。前走は休み明けのハンデ戦を58㌔で2着は力上位の証拠。鞍上が西村に替わるが小倉での実績もあり、ここは人気でも…。相手は5,6,7,10,12番。札幌メイン【TVh賞】は16番エイシンフェンサー。前走は休み明けで洋芝適性を見せた抜群の走り。ファインニードル産駒は札幌1200mは絶好の狙い目。川俣は今週3鞍騎乗で、もちろん狙いはここだ。相手は1,3,5,8,11,15番。

 

今週の一口馬は1頭出走予定。ただその前に船橋に移籍したラブリアージェが船橋8R【マリーゴールドスプリント】(1200mダート)に森泰斗騎乗で出走し、見事優勝を果たした。管理する佐藤裕調教師は「移籍初戦で手探りの部分はありつつも、調教での手応えも良かったので期待していたのですが、思っていた以上にいい走りを見せてくれました。最後は見た目よりもずっと楽に来れており、時計も優秀。今後相手が強くなっても遜色ない競馬ができるでしょうし、楽しみです。森泰斗騎手からは『1200mもいいけど、1600mくらいまで延ばしても対応できそう。コーナー4つの競馬を試してみてもいいかな』とのコメントを貰いました。ゲート内でピリピリする部分があるようなので、そこは引き続き尾持ちで対応していこうと思います。立ち上げてみて問題なければ、このまま6回船橋開催(8/26~)へ続戦させていただく予定です」とのこと。残念ながら口取りの募集がなく夢はかなわなかったが、快勝といっていい走り。中央時よりもいい走りだった。船橋の水が合うのかも…。

 今週の出走馬は2歳新馬グリスタン。7/21福島【2歳新馬】…在厩場所:美浦トレセン
高橋文雅調教師「17日に坂路コースで併せて追い切りを行いました。道中はグリスタンが3頭縦列の最後方を追走して、最後は各馬に1~2馬身ほど遅れる格好でゴールしています。1本ハロン16~18秒ペースで軽く登った後に追い切ったのですが、1本目は抑えるのに苦労するくらいの手応えだったものの、2本目になると一変してモタモタしたところを見せてしまっていましたね。上がってきた時の息の感じは悪くなかったですし、馬体の問題では無く気持ちの影響が大きいのだと思います。それでも、レースに行けば馬がピリッとして変わってくる部分もあるでしょうし、本数的にはこちらの思い描いていた通りの調教を積むことが出来ていますから、予定していた21日の福島・芝1,800m戦に横山琉人騎手で向かうことにしました。アドマイヤマーズ産駒も勝ち上がっていますし、グリスタンも能力は持っていると思いますから、良い競馬を期待したいですね」とのこと。期待する。

 

 明日から大阪に遊びに行く予定。通常なら夏は高校野球観戦に行くのだが、今年はその時期帰省する予定で、ちょっと早めの大阪旅行となる。NGK行って、甲子園で阪神VS.広島観戦予定。よってこのコラム更新できないかも…すみません。

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今日も一口馬は大苦戦。沖縄高校野球に異変!?

2024-07-14 18:05:39 | Weblog

夏の甲子園を目指し、全国で予選が繰り広げられているが、沖縄大会では広域通信制の新興勢力旋風が吹き荒れている。今日でベスト4が決まったが、なんとここまで勝ち上がったのはエネジックスポーツ、日本ウェウネス、KBC未来沖縄興南。沖縄尚学や浦添商など全国区の強豪校を押しのけて、興南を除く3校を広域通信制の新興勢力が占めた。現状、3/4の確率で沖縄甲子園初出場が誕生する。沖縄は通信制高校のアンチが多い地域柄らしいが、新しい歴史が誕生するかも…。エナジック、KBC未来、ウェルネス、興南、みんな頑張れ!

 ゴルフの話題。国内男子ツアー《長嶋茂雄招待セガサミーカップ》最終日。23歳の平田憲聖が今季初勝利を挙げた。首位スタートだったこの日は5バーディ、2ボギー「68」でプレー。通算19アンダーまで伸ばし、混戦の2位以下に3打差をつけて振り切った。2023年7月の国内メジャー《日本プロ》以来のツアー3勝目。今季国内ツアー2戦目の小平智と23歳の前田光史朗が3打差の2位。吉田泰基が15アンダー4位。平田と初の同学年最終組対決に挑んだ蝉川泰果は3バーディ、2ボギー「70」と失速し14アンダー5位。前日に「63」を出した宮里優作、国内6勝の近藤智弘らも5位で終えた。51位から出た石川遼は1イーグル、6バーディ、1ボギー「64」でこの日のベストスコアを記録。9アンダー28位まで順位を上げた。平田のプレーは落ち着いたものだった。まだ若いし、このゴルフができれば今後楽しみ。小平、宮里、近藤天晴れ!

 女子メジャー第4戦《アムンディ エビアン選手権》3日目。メジャー初優勝を目指す古江彩佳は3バーディ、2ボギーの「70」でプレーした。2打差首位から通算13アンダー2位に後退した。同組のステファニー・キリアコウ(オーストラリア)が7バーディ、3ボギーの「67」で回り、通算14アンダー単独首位に浮上。古江は「65」で回ったローレン・コフリンとともに1打差を追いかける。岩井明愛は「70」で回り、通算6アンダー19位。山下美夢有はボギーなしの4バーディ「67」でプレーし、56位から通算4アンダー28位に浮上した。西郷真央と竹田麗央、前年覇者のセリーヌ・ブティエ(フランス)らが通算3アンダー35位に並んでいる。渋野日向子は最終9番をイーグルで締めるなど「73」で回ったが、通算2オーバー60位。勝みなみは「75」とスコアを落として通算4オーバー63位で最終日に臨む。古江は十分チャンスがある。僕はよくぞここで堪えたと思っている。ショットも少し守り気味だった感じで最終日はもっと攻めることができるだろう。怖いのは最近絶好調のユーイングか。古江頑張れ!

 米国&欧州ツアー共催《ジェネシス スコットランドオープン》3日目。日本勢はすべて予選落ちしたが、翌週に今季メジャー最終戦《全英オープン》を控える米欧共催の一戦は、世界ランキング4位のルドビグ・オーベリ(スウェーデン)が単独首位をキープして最終日を迎える。7バーディ、2ボギーの「65」で通算17アンダーとして後続に2打差をつけ、昨年11月《ザ・RSMクラシック》以来のツアー2勝目が懸かる。ロバート・マッキンタイア(スコットランド)がこの日のベストスコア「63」をマークして15アンダー2位に急浮上。前年2位フィニッシュの雪辱を果たせば、コリン・モンゴメリー(1999年)に続く地元勢2人目の大会制覇となる。16日に44歳の誕生日を控えるアダム・スコット(オーストラリア)が「64」を出して14アンダー3位。2020年《ジェネシス招待》以来のツアー15勝目のチャンスが訪れた。コリン・モリカワ、サヒス・ティーガラ、イム・ソンジェ(韓国)、アントワン・ロズナー(フランス)が13アンダー4位。前年優勝のロリー・マキロイ(北アイルランド)はエリック・ファンローエン(南アフリカ)、マッテオ・マナッセロ(イタリア)と並ぶ12アンダー8位からラスト18ホールに臨む。大混戦で今紹介した選手にチャンスがありそう。個人的にはアダム・スコットに頑張ってほしいなぁ。

 今日の重賞を振り返る。函館11Rで行われた【第60回函館記念】は、岩田康誠騎乗の3番人気ホウオウビスケッツ(牡4歳・奥村武厩舎)が2番手追走から直線で抜け出して快勝。初オープン勝ちを決めた前走の【巴賞】から連勝で重賞初制覇を果たした。タイムは1分59秒2。3馬身1/2差の2着には僕本命の中団から追い上げたグランディア(4番人気)、さらに3/4馬身差の3着には果敢に逃げたアウスヴァール(14番人気)が入り、1番人気の支持を集めたサヴォーナは後方から懸命に脚を伸ばしたものの4着に敗れた。

勝ったホウオウビスケッツはアタマ一つ抜けた勝利だった。岩田康も自信満々の騎乗ぶりで圧勝と言っていいだろう。この競馬ができれば秋が楽しみである。マインドビスケッツ産駒で芝での大物誕生は個人的にも嬉しい。

ホウオウビスケッツは、父マインドユアビスケッツ、母ホウオウサブリナ(母父ルーラーシップ)という血統。北海道新ひだか町・岡田スタッドの生産馬で、馬主は小笹芳央氏。通算成績は10戦4勝。【函館記念】は管理する奥村武調教師が初勝利、コンビを組んだ岩田康誠は15年ダービーフィズに次いで2勝目となった。

 

 今日の一口馬。まずは2歳新馬メリトーリアスが小倉5R【2歳新馬戦】(2000m芝)に西村淳也騎乗で出走・デビューしたが7着。不良馬場で迎えたレースでは、スタートは五分に切って、外からジワッと先行。1・2コーナーでは2番手。そのまま流れに乗っていきたいところだったが、向正面で逃げ馬が外にヨレると、前をカットされ、接触もあって減速。そこから最後方まで後退。3・4コーナーでは大きく離されて、直線も盛り返すことなく最後方の7着で入線した。騎乗した西村は「逃げ馬がハロン棒を物見して、外にヨレてきたのを、モロに受けてしまいました。そこで気持ちが途切れてしまいましたね…。返し馬からちょっと突っ張った走りでした。もともとキレはなく、器用ではないので、スタートからジワーッと勢いをつけたうえで前にいきました。いい位置をとりきれたので、そのまま進められればというところでしたから、非常に痛かったです。初めての競馬ということもあったと思いますが、調教で跨ったときよりも周りを怖がる感じがしましたから、余計にですね。また、息遣いもいまひとつな感じがしました」とのこと。向正面でのアクシデントがすべて。状態を確かめて出直しを期待する。メリオルヴィータは小倉8R【3歳上い勝クラス】(1200m芝)・芝に幸騎乗で出走し7着。レースでは、さほど速くないスタートで7番手から。勝負どころを迎え、手応え良く6番手に上がって3コーナーを回ると、4コーナーでは一旦5番手に進出。しかし、直線を迎えるときにはふたたび6番手に下がり、ゴーサインが出てからの反応もいまひとつ。残り200mを過ぎると7番手に後退し、巻き返しもかなわずゴール。鞍上の幸は「うーん、4コーナーまでの手応えからすると、もっと伸びてきていいのですが…。チークピーシーズの効果で、道中は自分からハミを取っていく感触がありましたし、いい形で直線を迎えられました。ただ、そこからスーッと手応えがなくなっていく感じです。しんどくなると止めてしまうのか、あるいは集中を欠いてしまっているのでしょうか…。不良馬場の競馬でも、ノメっている走りではなかったです。申し訳ございません」とのこと。最近は直線に来るとレースをやめてしまう。思い切って逃げてみるとか、直線競馬を使うのはどうだろう。もう先がないぞ!

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今日は惨敗、明日こそ一口馬・・・

2024-07-13 18:33:20 | Weblog

 まずはゴルフ。女子メジャー第4戦《アムンディ エビアン選手権》2日目。昨日、悪天候で中断され、今日再開され、先ほど全員がホールアウト。その結果、1打差4位から出た古江彩佳が6つのバーディを奪って後続に3打差の通算12アンダー首位につけている。 2ホール残しているステファニー・キリアコウ(オーストラリア)と7ホールを残すユ・ヘラン(韓国)が通算9アンダー2位に並んでいる。岩井明愛は1イーグル5バーディ、1ボギーの「65」でプレー。後半アウトはメジャー記録タイとなる「29」で回った。連覇を目指すセリーヌ・ブティエ(フランス)らとともに通算5アンダー16位。竹田麗央は2つスコアを落とし、通算3アンダー28位タイ。 西村優菜は通算2アンダー35位タイ。西郷真央は「70」でプレーし、通算1アンダー44位タイ。「71」で回った渋野日向子と山下美夢有、勝みなみは通算イーブンパーの56位タイで決勝ラウンド進出を決めた。一方、畑岡奈紗は通算3オーバー82位タイ、《全米女子オープン》優勝の笹生優花は通算4オーバー87位タイで予選落ちとなった。畑岡、笹生の予選落ちは以外も古江が《パリ五輪》落ちの悔しさを晴らす見事なゴルフをしている。岩井もメジャー全て予選突破と力を付けている。竹田共々期待したい。このコース、パターが入るかどうかがすべて。古江は3日目スコアが伸びないことが多いので2打でも3打でもスコアを伸ばして欲しい 。

 米国&欧州ツアー共催《ジェネシス スコットランドオープン》2日目。翌週に今季メジャー最終戦《全英オープン》を控える米欧共催の一戦は、世界ランキング4位のルドビグ・オーベリ(スウェーデン)が単独首位に浮上して折り返した。2打差3位からボギーなしの6バーディで連日の「64」をマーク。通算12アンダーまで伸ばし、昨年11月《ザ・RSMクラシック》以来のツアー2勝目を狙う。1打差でアントワン・ロズナー(フランス)、さらに1打差でイム・ソンジェ(韓国)とマッテオ・マナッセロ(イタリア)が続いた。前年優勝のロリー・マキロイ(北アイルランド)、コリン・モリカワ、サヒス・ティーガラら6人が9アンダー5位。アダム・スコット(オーストラリア)も「65」で8アンダー11位と伸ばし合いに加わった。初日「62」でトップに立ったジャスティン・トーマスは「72」とオーバーパーをたたき、6アンダー24位に後退。6人が出場した日本勢はそろって決勝ラウンド進出を逃した。松山英樹は4バーディ、1ボギーの「67」と伸ばしたが、2アンダー75位でカットラインに1打及ばず今季初の予選落ち。日本勢最上位の34位から出た星野陸也も「71」で同じく2アンダーとで週末に進めなかった。中島啓太は1オーバー117位、久常涼は3オーバー138位、桂川有人は5オーバー146位、川村昌弘は7オーバー149位に沈んだ。松山の予選落ちは意外だったが、日本勢6人はいずれも《全英オープン》に出場する予定。じっくり休養を取って本番に向かってほしい。最近、イム・ソンジュの調子が良い。優勝するかも…。

 国内男子ツアー《長嶋茂雄招待セガサミーカップ》3日目。2位からスタートした平田憲聖が7バーディ、1ボギー「65」をマークし通算16アンダーの単独首位に浮上した。2023年7月の《日本プロ》以来のツアー3勝目に向け、後続に2打差をつけて最終日を迎える。 日本人レフティとして2人目のツアー優勝を狙う細野勇策が終盤17番のイーグルを含む「66」で14アンダーの2位。8位から出た蝉川泰果が8バーディ、2ボギー「65」で13アンダー3位につけた。12アンダー4位に大槻智春とツアー未勝利の吉田泰基が続く。以下も混戦で11アンダー6位に永野竜太郎、イ・サンヒ(韓国)、杉山知靖、小斉平優和、小平智、宮里優作。34位からスタートした宮里は1イーグル、7バーディ、1ボギー「63」で、この日のベストスコアを記録した。宮里と同じ34位から出た石川遼は4バーディ、5ボギー「72」とスコアを落とし、通算2アンダー51位。同順位スタートだった堀川未来夢は1バーディ、7ボギー「77」と大きく崩れ、65位に沈んだ。上位に小平や宮里優の名前、若手に混ざって座日最後まで優勝争いに絡んでほしい。

 

明日の予想。まずは函館メイン【函館記念】。本命は4番グランディア。【スピカS】の時、重賞で好走できる馬とチェックした馬。初重賞の【エプソムC】も上位陣にそん色ない走り。ハンデ差が魅力で、三浦も手に入れている。今回が勝負!相手は1,2,5,12,13,15番。福島メイン【福島テレビオープン】は4番エターナルタイム。【シルクロードS】で見せた走りは重賞級の馬であることを証明。ここは人気でも仕方ない。相手は3,5,8,9,11,14番。小倉メイン【佐世保S】は2番アドマイヤラヴィ。目移りするメンバーだが、この馬、坂井とは相性抜群。暑い時期に好走する馬で、ここ2~3戦が狙い目。相手は4,6,8,9,10,13,18番

 

今日の一口馬は期待と違って惨敗続きとなった。まずは函館2R【3歳未勝利】(1700mダート・牝)に出走したブーケドグレイスは5着。騎乗した長浜は「前走同様に状態は良くて、直線はしっかり脚を使ってくれたのですが。今日は前へ行った人気馬2頭が止まらず、ブーケドグレイスに展開が向きませんでした。やはりダートは合っていますが、スタートしてもう少しポジションを取りに行けるのが理想かと思います」とのこと。自分の時計だけは走っているが、展開が向かなかった。もう少し接戦になるかと思ったが…残念。また同レースに出走したレイヌドサーブルもスタートで出遅れて10着。騎乗した横山武は「ゲート裏の雰囲気は大人しかったですね。スタートを出なかった時点で、正直厳しいかと思いました。函館コースは終いからだとかなり難しく、北海道開催であれば、まだ札幌の方が合うでしょう。ポジションをとることさえできれば、もっといい勝負ができるはずです。現時点ではキャリアが浅く、今回の経験がさらなる良化を招けばと思います」とのこと。残り時間が少ない現状、今後については、ジョッキーとも話し合ったうえで、札幌へ向かうのか、新潟に切り替えるかを決めたい(萩原調教師)とのこと。何とか初勝利目指して欲しい。エピックストーリーは福島2R【3歳未勝利】(1700mダート・牝)に出走し13着に敗れた。騎乗した横山琉は「これまでのレースを見ると、前半を大事に乗るものの、最後も少しだけしか脚を伸ばせていない印象がありましたから、今日は前半から積極的に進めたいと考えていました。しかし、勝負所から手応えが怪しくなってしまって、最後はバテてしまいましたね。まだトモには甘さがあり、コーナーでは左右にフラフラして体を支えられていない印象でした。また、息遣いの荒さも感じましたから、最後はそのあたりも影響したのかもしれません」とのこと。期待したキタサンブラック産駒、かなり厳しい状況になった。4頭目は僕の一口馬で2頭目の2歳新馬デビューとなるイオリ。今日の福島6R【2歳新馬】(1200m芝・混)に出走し5着となった。鞍上の菅原明は「パドックでも観客を気にしていたようでしたし、返し馬にいってもビクビク恐る恐るといった具合。競馬でも終始何かを気にしていて、直線ではスタンドを見てそれを避けるように内に逃げています。稽古の際に隣で見ていた感じとしては、楽にビュンビュン行けるだろうと思っていましたし、スタートも速いと聞いていたので、何だか思っていたのとまるで違うというのが正直なところです。本来の力を全く発揮できていないんだと思います。慣れてくればというところで、次でまた変わってくるはずですよ」とのこと。僕も勝ち負けを期待していただけに残念。5頭目はアシセバイラ。福島7R【3歳上1勝クラス】(1150mダート)に出走も、勝負どころでポジションをさげてしまい、直線もピリッとせず13着の惨敗。鞍上の杉原は「ゲートの出から元々後ろ目ではありましたが、前の馬を上手く捌けず余計に後ろになってしまいました。また、競馬で跨るのは初めてなので以前との比較はできませんが、返し馬からちょっと体を反るような格好になっていて、背中、トモを使えるようにと意識して乗ってはいたものの、競馬でも同じ感じで脚が溜まらず、最後までダラダラとした走りにもなってしまいました。条件は異なりますが、前走は終いに頑張るいい走りができていたので、何とかその流れでと思っていただけに、上手く乗ることができず申し訳ございません」とのこと。前走は芝条件ながら終いに脚を使ってくれたので、今回も期待したが…。ダートは勝ち鞍があるし…。まぁ立ち直り期待する。

今日は5頭惨敗が続いたが、明日も2頭出走を予定。まずは2歳馬がデビュー。メリトーリアスが小倉6R【2歳新馬】(2000m芝)に西村淳也騎乗で出走予定。上はみんな勝ち上がっている血統、新馬勝ちを期待する。そして最近まともに走っていないメリオルヴィータが、小倉8R【3歳上1勝クラス】(1200m芝)に幸騎乗で出走予定。幸提案のチークピーシーズ効果を期待したい。

 

 

 

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今週の一口は7頭

2024-07-12 20:30:26 | Weblog

日本人の活躍が目立つゴルフ女子メジャー第4戦《アムンディ エビアン 選手権》初日。ツアー2勝のパティ・タバタナキット(タイ)、1勝のジェマ・ドライバーグ(スコットランド)、未勝利のイングリッド・リンドブラッド(スウェーデン)の3人が「64」で回り、7アンダー首位につけた。10人が出場する日本勢の最上位に立ったのは古江彩佳。ボギーなしの6バーディ「65」で回り、1打差4位で発進した。リディア・コー(ニュージーランド)、キム・ヒョージュ(韓国)らと並んだ。竹田麗央は7バーディ、2ボギーの「66」でプレーし、5アンダー10位。西村優菜が「69」で回り、連覇を目指すセリーヌ・ブティエ(フランス)、世界ランキング1位のネリー・コルダとともに2アンダー21位。渋野日向子は1バーディ、1ボギーの「71」と伸ばせず。《全米女子》覇者の笹生優花、畑岡奈紗、山下美夢有、西郷真央らと並んでイーブンパー52位につけた。岩井明愛は1オーバー75位、勝みなみは3オーバー104位で初日を終えている。上位陣のほとんどは午前スタート組で、渋野、畑岡、山下は午後スタートでスコアが伸びなかった。渋野、畑岡のゴルフは決して悪くなく、パターさえ入ればもっとスコアは伸びた。メジャーを勝つには運も必要で、2日目以降の挽回に期待したい!皆頑張れ!

 米国&欧州ツアー共催《ジェネシス スコットランドオープン》初日。翌週にメジャー最終戦《全英オープン》を控える戦いが上位のバーディ合戦で開幕。ジャスティン・トーマスが8バーディ「62」をマークして8アンダーの単独首位発進を決めた。DPワールドツアー(欧州ツアー)との共催試合でPGAツアー通算16勝目を狙う。イム・ソンジェ(韓国)が1打差の2位。ルドビグ・オーベリ(スウェーデン)、トーマス・デトリー(ベルギー)、ジャスティン・ローワーのほか、欧州勢のマキシミリアン・キーファー(ドイツ)、李昊桐(中国)がさらに1打差の6アンダー3位で続いた。前年優勝のロリー・マキロイ(北アイルランド)は惜敗した《全米オープン》以来の登場で5アンダーの8位と上々の滑り出しを見せた。6人が出場の日本勢は5バーディ、2ボギー「67」で回った星野陸也が3アンダーの34位でスタート。桂川有人が「69」で1アンダーの77位で続いた。2年ぶりに出場した松山英樹は3バーディ、4ボギー「71」とスコアを伸ばせず1オーバー。久常涼と同じ117位と出遅れた。中島啓太は3オーバー140位。川村昌弘は6オーバー156位の最下位で2日目を迎える。松山の出遅れは意外だったが、来週に繋がれば…。こちらも皆頑張れ!

 

競馬の話題。今年もこの時期がやってきた。日本最大級の競走馬セール「セレクトセール2024」が8~9日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで実施された。
 初日は1歳部門が行われ、最高額となったのは、キタサンブラック産駒の「デルフィニア2の2023」(牡)で落札額は5億9000万円。購買者はロデオジャパン。1歳セールでは史上最高額で、当歳を含めても06年のディナシーの6億円に次ぐ史上2位となった。このロデオジャパンは昨年、一昨年の【ホープフルS】勝ち馬キラーアビリティの半弟で、キタサンブラック産駒のキラーグレイシスの2023(牡)を3億2000万円で、1歳セッションでも、重賞ウイナーであるシャドウディーヴァの半弟ダイヤモンドディーバの2022も1億7000万円で落札している。確かではないが、このロデオジャパンは(株)エムズレーシングの別名義でラウンドワンの杉野公彦氏だと言われている。2番目の高額となったのは、同じキタサンブラック産駒で、昨年の【阪神JF】を制したアスコリピチェーノの半妹「アスコルティの2023」。1歳牝馬では史上最高額となる4億円で(株)ダノックスが落札した。3番目はエピファネイア産駒の「コーステッドの2023」(牡)で、3億9000万円。これも(株)ダノックスが落札。4番目は「ウマ娘」で知られるサイバーエージェントの藤田晋氏が、エピファネイア産駒「イーヴンソーの2023」(牡)を3億4000万円で落札。他にも白毛の「マーブルケーキの2023」(牡)を1億9000万円で落札するなど計5頭で8億5000万円を費やした。5番目もエピファネイア産駒の「コンペティションオブアイデアズの2033」(牡)で(株)ダノックスが3億3000万円で落札した。

また初日には注目の馬主が参戦した。そのひとりがプロ野球・ソフトバンクの柳田悠岐(馬主登録名はY‘sレーシング)。セレクトセールは “初出場”で「サントシャの2023」(牝、父キズナ)を4100万円、「セットプレイの2023」(牝、父オルフェーヴル)を4800万円で落札した。それからもうひとりが米国を代表するオーナーブリーダー、マイク・リポール氏(名義はリポールステーブル)。「サウンドバリアーの2023」(牡、父コントレイル)、「ジンジャーパンチの2023」(牝、父キズナ)など計5頭、2億8700万円で落札した。リポール・ステーブルは昨年の【BCジュベナイル】覇者フィアースネスなど多くの活躍馬を所有しているが、これだけ円安なら日本の高性能の馬も安いものだろう。そして僕絡みではキャロットで一口投資しているアルシミスト(父オルフェーヴル)の半弟「ミセスワタナベの2033」(牡、父クリソベリル)がミライレーシングに8,000万円で落札されている(キャロットで募集してほしかったなぁ)。

続いて当歳馬244頭(欠場5頭)が上場された2日目。キタサンブラック、エピファネイア、コントレイルらに加え、エフフォーリア、サリオス、フライトライン、マカヒキといった新種牡馬たちの産駒も名を連ねた。この日の最高額は前日の1歳セッションでも1位となったキタサンブラック産駒で、2021年のGⅠ【NHKマイルC】を制し、種牡馬入りを果たしたシュネルマイスター(父キングマン)の半弟にあたる「セリエンホルデの2024」。4億1000万円で購買者は田畑利彦氏だった。この日のセリ高額馬トップ5と、その購買者は以下のとおり。2番目は「カリーナミアの2024」(牡、父エピファネイア)で3億7000万円。購買者は廣崎利洋HD(株)だった。3番目が「カレドニアロードの2024」(牡、父コントレイル)と「アーモニーズエンジェルの2024」(牡、父ガンランナー)で、3億円で落札された。購買者は前者が(株)ダノックス、後者がY’s consignment sales となっている。そして5番目が「ブリリアントカットの2024」(牡、父コントレイル)を2億5000万円で 藤田晋氏が落札している。この藤田氏、初日の1歳セッションでは計5頭を8億5000万円で落札していたが、2日目となるこの日も前述の「ブリリアントカットの2024」のほか、2億4000万円で「シンプリーラヴィシングの2024」(牡、父キタサンブラック)、1億7000万円でボンドガールの半妹にあたる「コーステッドの2024」(牝、父サートゥルナーリア)、1億9000万円で「ジョイネカラの2024」(牡、コントレイル)など計6頭で9億9000万円の爆買いを敢行した。また前述の「カレドニアロードの2024」を落札した(株)ダノックスは初日の1歳セッションで計4頭を12億円で落札していたが、この日も、計4頭に8億1500万円を投入。1億6000万円で「グローバルビューティの2024」(牡、父エピファネイア)、2億1000万円で、6戦無敗で引退したフライトラインの初年度産駒にあたる「グレースアドラーの2024」(牡)を落札した。初日の1歳馬セッションで5頭を落札した米国の大物馬主「リポール・ステーブル」は、キズナ産駒「ファッションプレートの2024」(牝)を6800万円、ロードカナロア産駒「パーシーズベストの2024」(牝)を7200万円で落札している。僕関係では僕がキャロットで出資しているハリケーンリッジ(牝・父リアルスティール)、マウントバーノン(牡・父ルヴァンスレーヴ)の半妹となる「ワシントンレガシーの2024」(牝・父サトノアラジン)がレディオスコーポレーションに2300万円で落札。この値段だったら、キャロットで一口6万円で募集されていても良かったのに…残念。

結局この「セレクトセール2024」2日間合計の売り上げは289億1800万円で、昨年の281億4500万円から約8億円増えて史上最高となった。2日間通算の売却率は96.4%で、落札馬の平均価格は約6356万円だった。売却率96.4%は凄すぎる。ほとんどハズレがないという実情だ。円安に【ケンタッキーダービー】で3着に入ったフォーエバーヤングの活躍などが馬主をかなり刺激したのは間違いない。

 

 明日の予想。まずは福島メイン【安達太良S】は8番パウオレ。当舞台は3,1着で芝スタートの右回りでは崩れておらず、鞍上は同舞台で勝利している戸崎。ここは黙って買い。相手は4,5,6,10,12番。小倉メイン【宮崎S】は8番オシゲ。前走の昇級戦が悪くない内容。小倉1700mも好走歴があるし、53㌔のハンデなら面白い。相手は1,5,9,10,11,12番。函館メイン【函館2歳S】は13番エメラヴィ。函館の芝と合うオルフェーヴル産駒で横山武が1番エンドレスサマーよりこっちを選んだのも心強い。強力な逃げ馬の後ろからそつなく抜け出す。相手は1,5,7,9,10,14番。



先週出走がなかった僕の一口馬だが、今週はなんと7頭出走予定。まずは明日の函館2R【3歳未勝利】(1700mダート・牝)にレイヌドサーブルが横山武史騎乗で、ブーケドグレイスが長浜騎乗で出走する。前者はG1レーシングで一口、1/40なので何とか未勝利を脱出してもらいたいところだが、萩原調教師は「無事、函館競馬場までの輸送をクリアし、その後の調整は順調ですが、攻めすぎると状態が落ちてしまいそうなため、70-40秒程度の調整にとどめました。正直、前走の方が状態は良かったと思います。このデキでどれくらいやれるか、あとはメンバーや展開次第ともいえるでしょう」とテンションは低め。一方、後者は前走ダート替わりで一変。相沢調教師は「間隔が詰まっているので、昨日は半マイルから終いを少し伸ばす程度の追い切りにしています。3戦目でもいい雰囲気を保てていますし、しっかりした脚取りで走ってきましたよ。前走はダートへの適性を示してくれましたし、もう少し仕掛けが早かったらもっと際どい勝負になっていたはず。鞍上も前走で手応えを掴んだはずなので、今回は自信を持って乗ってきてくれるでしょう。持ち時計が速い馬が何頭かいて思ったよりもメンバーが揃った印象ですが、この馬もまだ伸びしろがあるはずなので、再度いい走りを期待したいところ。未勝利戦の残り期間も少なくなってきているので、ここで決めてくれることを願っています」と強気。僕個人的には、レイヌが勝って、ブーケ2着が理想だが、欲張らず何とかどっちか勝って、もう一頭が次に繋がる競馬をしてくれれば…と思っている。福島2R【3歳未勝利】(1700mダート・牝)にはエピックストーリーが横山琉人騎乗で出走する。管理する金成調教師「追い切りは単走の形を採り、5ハロンから69.2秒のラスト1ハロンは11.5秒というタイムをマークしています。息遣いの方は相変わらずですが、全体的な走りは力強くて良かったですね。最後はやや強めに促す格好となったものの、徐々にスピードに乗って行くタイプですし、その中でもラスト1ハロンは11.5秒をマーク出来ていますから、特に心配は要らないでしょう。前走は芝にチャレンジしたものの、上手く対応することが出来ず敗れてしまいましたが、今回はダートに戻りますし、牝馬限定戦であれば悪い競馬にはならないと思っています」とのこと。こちらも勝ち上がりを期待。そして明日は新馬もデビューする。ノルマンディーからイオリが福島8R【2歳新馬】(1200m・混)に菅原明良騎乗で出走予定。伊藤圭調教師は「最終追いは年長馬に前を誘導させて、デビュー前の新馬たちがそれを追いかける形で3頭併せを実施しています。位置は最内を回ってのものではあっても、ゴール前でイオリが先着を果たし、手応えも他2頭より楽に映りました。テンから14.1秒で入っているように、全体的にも速い時計のなかで、しっかり動けていたのは評価できます。レース前になるべくスイッチを入れたくなかったため、相手の新馬の方に明良を騎乗させたのですが、上がってきて『息遣いも良かったですし、横で見ていても素軽い走りに好感が持てました』と話していましたよ。初入厩からゲート試験、追い切りを重ねてここまで順調に調整することができました。調教でいじめていない分、若干まだ余裕残しの状態ではありますが、しっかり態勢を整えられたと思います。スタートは速いタイプ。この条件でも稽古通りならまず恥ずかしい内容の競馬にはならないでしょうし、初戦から頑張ってほしいですね」とのこと。少頭数だし勝ち負けを期待。そして明日の最後はアシセバイラが福島7R【3歳上1勝クラス】(1150mダート)に杉原誠人騎乗で出走する、1200m芝と両睨みだったが、辻調教師は「今週の競馬を目指して今朝追い切りを行いました。かなり暑くなってきていますし、この後の輸送もありますから前半の速めの時間帯で馬場入りして追い切りました。動きに関しては相変わらずで、余裕たっぷりというわけではないですが、この馬なりに最後まで何とか粘ろうとしぶとく走っていましたし、悪くないと思えますよ」とこちらのダート競争を選択。手ごわそうな相手もいるが、普通に走ればそう差はないはず。この選択が良い方向に行ってほしい。

明後日7/14(日)は2頭。この日も2歳馬がデビュー予定。メリトーリアスが小倉6R【2歳新馬】(2000m芝)に西村淳也騎乗で出走する。寺島調教師は「3頭併せの後ろから真ん中に入ってしっかり追いました。芝の走りも良かったですが、やはりキレよりは長く脚を使うタイプですね。ジョッキーも『いい動きでしたが、ワンペースな印象は受けました』と話していました。特徴は掴んでもらいましたし、新馬戦のペースを考えると、自分から早めに動いていくくらいでいいでしょう。うまく立ち回ってくれることを期待しています。週末は馬場が渋るかもしれませんが、時計が速くなるより合うと思いますし、他馬が苦にしてくれるなら、本馬にとってはプラスでしょう」とのこと。上はみんな勝ち上がっている血統、新馬勝ちを期待する。今週最後はずっと歯がゆい思いをしているメリオルヴィータ。小倉8R【3歳上1勝クラス】(1200m芝)に幸騎乗で出走予定。管理する小椋調教師は「コンディションはキープしています。今日はチークピーシーズを着けて追い切りました。もともと前向きなタイプですが、力んでしまうことなく、集中力が高まりました。効果はありそうなので、レースでも着けていきます。前走のようにうまく立ち回ったうえで、もうひと踏ん張りを利かせたいところです」とのこと。前走は不可解な走り、幸提案のチークピーシーズ効果を期待したい。

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七夕賞的中!

2024-07-07 17:33:36 | Weblog

 甲子園のヒーロー監督が激突!《第106回全国高校野球選手権・佐賀大会》1回戦で「がばい対決」が実現した。試合は鹿島が7対5で高志館を下したが、鹿島の久保貴大監督は2007年夏に「がばい旋風」を巻き起こし甲子園で優勝した佐賀北のエース。一方、高志館の副島浩史監督は広陵との決勝で伝説的な逆転満塁弾を放った3番打者。一緒に甲子園で戦ったチームメートだけあって普段から電話などで連絡を取り合い、試合前夜に話もしたほど。何度も練習試合で対戦していたらしいが、公式戦で対戦するのは初めてという。高校野球をずっと追いかけていると、地区予選でもこんあ楽しみがある。高校野球ってやっぱりいいね!

 ゴルフの話題。男子国内メジャー第2戦《日本プロゴルフ選手権》最終日。昨秋《ダンロップフェニックス》で史上7人目のアマチュア・ツアー優勝を成し遂げた杉浦悠太が“プロ日本一決定戦”でプロ初優勝を手にした。大会史上5人目の初出場初Vを、プロ12戦目の大会最速制覇で飾った。後続に2打差の首位から出て、3バーディ、3ボギーの「72」で通算18アンダーとして逃げ切った。「23歳178日」の史上最年少で日本タイトル3冠を狙った蝉川泰果と、2018年、20年《日本オープン》に続く2個目の日本タイトルを狙った稲森佑貴が17アンダーの2位で並んだ。今季ツアー2戦目の池田勇太は12アンダー14位、昨年大会覇者の平田憲聖は10アンダー17位だった。杉浦はよく我慢したゴルフだった。ただ杉浦にしろ、蝉川にしろ、メジャー最終日に優勝争いして普通のルーティンでプレーができるのが凄い。こんな選手は少しでも早く世界へ行ってほしい!杉浦大天晴れ!!!

 国内女子ツアー《ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ》最終日。4打リードの単独首位から出た川崎春花が4バーディ、1ボギーの「69」で通算18アンダーに伸ばし、2022年10月《マスターズGCレディース》以来となる2年ぶり3度目のタイトルを獲得した。 出だしの1番で今週初のボギーをたたくなど一時は1打差に詰め寄られたが、以降はスコアを落とすことなく4バーディを奪取。後続に4打差をつけ、最終組をともにした尾関彩美悠、櫻井心那との同学年・同期対決を制した。通算14アンダーの2位に「69」でプレーした櫻井。通算13アンダーの3位に「70」とした尾関が続いた。前週優勝した桑木志帆は通算4アンダー24位。地元での大会連覇がかかっていた小祝さくらは通算1オーバー47位で終えた。まぁ川崎も櫻井も実績は十分だが、ダイヤモンド世代を含めた最近の若い選手の強心臓は驚くばかり。まったくミスショットしても動じない。尾関も間違いなくすぐ勝てる!

 米国男子ツアー《ジョンディアクラシック》3日目。PGAツアー(米ツアー)昇格2年目のデービス・トンプソンが通算21アンダー、単独首位に浮上した。4位から出て、ボギーなしでこの日のベストスコア「62」をマークした。19アンダー2位に、同じく4位から出て「64」とスコアを伸ばしたエリック・コールと、首位から出て「66」で回ったアーロン・ライ(イングランド)。初日に「59」を出したヘイデン・スプリンガーと、パン・チェンツェン(台湾)が17アンダー4位にいる。日本ツアーの2020―21年賞金王チャン・キムが14アンダー12位。久常涼は32位から出て、1バーディ、1ボギー「71」と伸ばせず、8アンダー46位に後退した。久常はスコアを伸ばせなかったが、上位に来るにはやはりこういう日に1打でも伸ばせないとつらい。ただ1年目でこれだけ予選を通るのは立派。間違いなく力は通用するのでぜひ頑張ってほしい!

 欧州男子ツアー《BMW インターナショナルオープン》3日目。DPワールドツアー(欧州ツアー)1勝のジョーダン・スミス(イングランド)と、同2勝のイワン・ファーガソン(スコットランド)が通算14アンダーの首位で並んだ。スミスは3位から出て「66」でプレー。ファーガソンは「71」で回り、首位を守った。1打差の3位にロマン・ランガスク(フランス)とイェンス・ダントープ(スウェーデン)。星野陸也はスタート前の8位のままだが、6バーディ、3ボギー「69」で通算10アンダーとし、首位との差を6打から4打に詰めた。中島啓太は18位から出て、パープレー「72」と伸ばせず、6アンダー28位に後退した。星野はまだ優勝のチャンスもある。ここで勢いをつけて大目標の《全英オープン》へ向けていい準備をしてほしい。勿論中島も…。

今日の競馬を振り返る。福島11Rで行われたサマー2000シリーズ開幕戦【第60回七夕賞】は、戸崎圭太騎乗の2番人気レッドラディエンス(牡5歳・友道康夫厩舎)が前半1000m通過57秒3のハイペースのなか中団で脚をためると、直線で外から一気に抜け出して快勝。重賞初挑戦でいきなりのVを果たした。タイムは1分57秒9。僕本命の1番人気に支持されたキングズパレスは、後方から馬群を縫うように伸びたものの2馬身差の2着。さらにクビ差の3着には中団からしぶとく脚を伸ばしたノッキングポイント(8番人気)が入った。

 レッドラディエンスは、父ディープインパクト、母ペルフォルマーダ(母父Jump Start)という血統。北海道白老町・社台牧場の生産馬で、馬主は(株)東京ホースレーシング。通算成績は12戦5勝。管理する友道康夫調教師は【七夕賞】初勝利、コンビを組んだ戸崎は16年アルバートドック、17年ゼーヴィント、21年トーラスジェミニに次いで4勝目となった。

一方、小倉11Rで行われた【第29回プロキオンS】は、武豊騎乗の1番人気ヤマニンウルス(牡4歳・斉藤崇史厩舎)が3、4番手追走から4コーナーで早くも先頭に立つと、直線では後続を寄せ付けず完勝。デビューから無傷の5連勝で、重賞の壁も楽々と突破した。584㌔でのJRA重賞勝利は、昨年の同レースでドンフランキーが記録した594㌔に次ぐ歴代2位の記録。ジャスタウェイ産駒はJRAダート重賞初勝利となった。タイムは1分42秒7。3馬身差の2着にはスレイマン(3番人気)、さらに3/4馬身差遅れた3着にマリオロード(12番人気)が入り、2番人気のハピは4着に敗れた。

 勝ったヤマニンウルスはとんでもない馬になりそう。まだレース5回目でこの強さ。どこまで強くなるのか楽しみ。馬体が大きく連続で使えないところはあるが、間違いなく秋は注目馬の一頭になる。ただ今のダート界は強い馬多いが…。

そのヤマニンウルスは、父ジャスタウェイ、母ヤマニンパピオネ(母父スウェプトオーヴァーボード)という血統。北海道新冠町・錦岡牧場の生産馬で、馬主は土井肇氏。通算成績は5戦5勝。重賞は初勝利。斉藤崇史調教師は2023年ドンフランキーに次いで【プロキオンS】2勝目、武豊は1997年バトルライン、00年ゴールドティアラ、09年ランザローテ、18年マテラスカイに次いで5勝目となった。

今週は一口馬の出走がなかったので、馬券だけを楽しんだ。結果、土日を通してトントン。まぁ十分遊ばせてもらった。来週は新馬を含めて数頭出走を予定している。楽しみだ!

 

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明日も馬券で・・・

2024-07-06 18:04:00 | Weblog

「ミライモンスター」が快挙!陸上の女子100mで中学新記録が誕生した。先日の《日本選手権》で準決勝進出していた三好美羽(神辺西)が今日、《全日本中学校通信広島大会》の決勝で11秒57(追い風2.0m)を記録。2010年に土井杏南(朝霞一)が打ち立てた11秒61を実に14年ぶりに塗り替えた。公認ギリギリの追い風2.0mという好条件となったが、三好は2位に0秒69の差をつける圧勝。タイムは土井が2010年に記録した中学記録11秒61を0秒04更新し、自己ベストの11秒79も一気に0秒22縮める11秒57だった。中学3年生の三好は先月の《日本選手権予選》で11秒95(向かい風0.3m)の組3着で準決勝に進出する快挙を果たした。インスタグラムではすでに3万5000人のフォロワーを誇り、フジテレビ系「ミライモンスター」でも特集され、「広島美少女図鑑所属モデル」にも名を連ねるという注目の少女だ。次の目標には全中制覇を挙げているが、今後注目したい。
 ゴルフの話題。国内男子メジャー第2戦《日本プロゴルフ選手権大会》3日目。昨秋に史上7人目のアマチュア優勝を果たした杉浦悠太が通算18アンダーの単独首位に抜け出した。蝉川泰果、清水大成と並ぶ首位から出て、後半12番からの4連続を含む8バーディ、1ボギーの「65」でプレーした。プロ転向12戦目での大会最速制覇をかけて最終日を迎える。「23歳178日」の最年少記録で日本タイトル3冠がかかる蝉川は1イーグル4バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算16アンダー。首位と2打差2位につけた。 通算13アンダーの首位と5打差3位に佐藤大平、6打差4位にこの日「64」で25位から浮上した稲森佑貴と、金谷拓実、清水大成が並んだ。 通算21勝で今季ツアー2戦目の池田勇太が9アンダー13位、昨年大会覇者の平田憲聖は8アンダー16位にいる。上位二人が抜け出した形だが、12アンダーの稲森、金谷、清水あたりまでチャンスはありそう。それにしても今日、最終組の杉浦、蝉川、清水のゴルフは面白いゴルフだった。明日もこんなゴルフを魅せてほしいなぁ。ただ国内メジャーでこんなスコアが出るのはいかがなものか。

国内女子ツアー《ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ》3日目。川崎春花が4バーディ、ノーボギーの「68」で回り、通算15アンダーで首位をキープした。3日間54ホールでボギーなしを継続し、後続に4打のリード。2022年《マスターズGCレディース》以来となるツアー通算3勝目に前進して最終日を迎える。通算11アンダー2位に、今季ツアー初優勝を目指す櫻井心那と、この日のベストスコアに並ぶ「67」をマークしたツアー1勝の尾関彩美悠が並んだ。川崎、櫻井、尾関はいずれも2003年度生まれの同学年で、21年度のプロテストに合格した94期生。同学年・同期の3人が最終日最終組をプレーするのはツアー史上初となる。通算9アンダーの4位に、14位から「67」と伸ばした木村彩子。通算8アンダーの5位に、同じく「67」とした前週3位の原英莉花、今季2勝の岩井千怜、青木瀬令奈、佐久間朱莉の4人が並んだ。 前週優勝の桑木志帆は通算4アンダーの21位。地元大会での連覇がかかる小祝さくらは4位から「77」とスコアを落とし、通算1アンダーの36位に後退した。“ダイヤモンド世代”の3人、最後まで良い試合を見せてほしい!

米国男子ツアー《ジョンディアクラシック》2日目。世界ランキング59位で欧州ツアー2勝のアーロン・ライ(イングランド)と米ツアー1勝のパン・チェンツェン(台湾)が通算14アンダーの首位で折り返した。ともに15位から出て、ボギーなしの「63」で浮上した。 13アンダーの4位にハリー・ホール(イングランド)、12アンダーの4位に初日「59」を出したヘイデン・スプリンガーら6人が続く。日本ツアーで2020―21年の賞金王チャン・キムは11アンダーの10位。久常涼は2日連続「67」で回り、8アンダーの32位で予選通過。この日は47位から出て、5バーディ、1ボギーで順位を上げた。久常はぜひベスト10入りを目指して頑張ってほしい。60台前半を目指せ!

欧州男子ツアー《BMWインターナショナルオープン》2日目。DPワールドツアー(欧州ツアー)2勝のイワン・ファーガソン(スコットランド)が2位から出て「64」で回り、通算13アンダーの首位に浮上した。 11アンダーの2位にロマン・ランガスク(仏)。8アンダーの3位にLIV勢のパトリック・リード、初日首位のデービッド・ミクルージー(オーストリア)ら5人が並んだ。日本勢は星野陸也が30位から出て6バーディ、1ボギーの「67」で回り、7アンダーの8位に浮上。中島啓太は12位から出て2日連続の「69」をマーク、6アンダーの18位で予選を通過した。今大会限りで欧州ツアーの通常大会から退く、同ツアー40勝で《マスターズ》2勝、米シニアツアー46勝の66歳・ベルンハルト・ランガー(ドイツ)は54位スタートから、1バーディ、2ボギーの「73」で通算イーブンパーの91位に後退。予選落ちに終わった。星野は首位と6打差、中島は7打差、まだ十分チャンスはある。頑張れ!

 明日の予想。まずは福島メイン【七夕賞】。本命は11番キングスパレス。ハビットの逃げる展開で時計は速そう。最後は後ろから脚の使える馬の争いになる。その点、この馬は末脚を長く使える。人気でも買い!相手は3,4,6,7,10,14番。小倉メイン【プロキオンS】の注目は11番ヤマニンウルス。とんでもない化け物かもしれない。ただこれだけ強いメンバーと競馬するのは初めて、疑ってかかる。本命は13番ブルーサン。ヤマニンより若い3歳馬、今のところは逃げてなんぼの馬だが、今回はハナを主張できそう。リステッドを58㌔で2着なら54㌔小回りなら一発があっていい。相手は2,5,9,11,12,14番。函館メイン【五稜郭S】は4番タシット。最近は1600mで良績を挙げているが、洋芝は走るし、小回りの1800mなら対応できると見る。鞍上は函館一番期待できる佐々木で期待できる。相手は2,3,6,7,810番。

今日は推奨3R中2R的中。【鶴ヶ城S】は馬連万馬券をゲットした(3連複は2番が抜け)。この勢いで明日も・・・!

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今週は馬券!

2024-07-05 20:15:30 | Weblog

久々に大谷の話題。月間MVPこそ獲得できなかったが、大活躍だった大谷翔平。米データ会社の『Opta STATS』が公式Xで「ドジャースの大谷翔平は7月に入った時点で、少なくとも100安打、25本塁打、15盗塁を記録した史上3人目のメジャーリーガーとなった。他の選手は、アレックス・ロドリゲス(1998年)、ラリー・ウォーカー(1997年)だ」と投稿した。打者専念の今季、大谷は6月を終えた段階で82試合に出場して323打数102安打、打率.316、26本塁打、16盗塁をマーク。前半戦の成績を今後も維持できれば、シーズン200安打、50本塁打、30盗塁、そして打点も120超えというとんでもない数字が想像できる。もし実現できれば、夢の三冠王、そして指名打者として初めてとなるシーズンMVP獲得も近づいてくるだろう。

来週の7/8,9に北海道・苫小牧のノーザンホースパークで行われる「セレクトセール2024」。今年で27回目を迎えるが、歴代購入総額馬主を調べてみた。トップは、やっぱり金子真人氏で総額180億3900万円。なんと言っても01年にキングカメハメハを7800万円、02年にディープインパクトを7000万円で落札するなど、日本の競馬史に残る名馬を購入している。昨年もグリーンバナナズの2022(パーティハーン)など、6頭の億超えホースを含む12頭を落札。ただこれまでの最高額はラルケットの2022(ジェゼロ)で、22年の当歳馬セッションにて3億円と思ったほど高額ではない。馬主界きっての買い物上手といえるだろう。次いで2位は「ダノン」の冠名で知られるダノックス。歴代総額で170億1950万円となっている。今年のダービー馬ダノンデサイルも、22年に1億3500万円で落札。念願のダービーオーナーとなった。これまで50頭以上、億超えで競り落としているが、中には歴史的高額馬も…。20年1歳馬セッションのフォエヴァーダーリングの2019(ダノンマイソウル)は4億円、22年1歳馬セッションのモシーンの2021(ダノンエアズロック)はなんと4億5000万円。前者はセレクト歴代9位、後者は同7位の超高額記録だ。こちらはどちらかという浪費型だが、念願のダービーオーナーになったのだから、その苦労は報われた感じか。3位は「アドマイヤ」の冠名でお馴染みの近藤利一氏。歴代総額は123億1705万円だった。セレクト史上2位の5億8000万円で落札したイルーシヴウェーヴの2017(アドマイヤビルゴ)をはじめ、4億7000万円のタイタンクイーンの2019(リアド)、3億6000万円のミュージカルウェイの2018(ザレストノーウェア)など高額馬が多数。こちらはダノックスより以上の浪費型に思える。なお、利一氏の死去にともない、アドマイヤビルゴをはじめ現役馬はすべて名義が変更になっている。4位は「サトノ」の冠名を使用する里見治氏で歴代総額115億4400万円。最高落札馬は2億9000万円でリアアントニアの2018。次いでイルーシヴウェーヴの2016(サトノソロモン)とマルペンサの2016(サトノジェネシス)が2億8000万円で並ぶ。里見氏も浪費型タイプ。以前セールの高額馬は「ダノン」「アドマイヤ」「サトノ」がしのぎを削っていたものだ。以前はこれに「フサイチ」の関口房朗氏が絡んでいた。5位は「トーセン」の島川隆哉オーナーで、総額は96億1450万円。02年の当歳セッションにおいて、ダンシングキイの2002(トーセンダンス)を当時としては異例の3億3500万円で落札しているが、最近は以前より目立たなくなっている。最近大きく目立っているのは馬主参入したばかりながら、“ウマ娘”藤田晋オーナー。総額69億5700万円。落札頭数は52頭なので、1頭平均で軽く億を超えている。この調子で行くと、あと数年で島川氏に届きそう。果たして今年はどうなる⁉

 青森県軽種馬生産農業協同組合が主催する八戸市場が2日、八戸家畜市場で行われた。17年の菊花賞馬キセキの初年度産駒、アドマイヤプルートの23(牝1)が550万円(税抜き)で落札された。同馬は母がJRAの1200m芝で3勝を挙げ、半兄グランコージー(牡7、千葉幸)が岩手の重賞ウイナーという血統。生産したのは青森県のマルシチ牧場で、落札者は日本中央競馬会(JRA)だった。今後はJRAの育成牧場で育成され、順調ならば、来年春のJRAブリーズアップセールで上場されることが見込まれる。キセキは父がルーラーシップ、母ブリッツフィナーレ(母の父ディープインパクト)、祖母がロンドンブリッジという血統で、下河辺牧場の生産。近親にオークス馬ダイワエルシエーロ、グレーターロンドンがいる。G1タイトルは17年【菊花賞】だけだが、18年【ジャパンC】はアーモンドアイの驚異的なレコードタイム(2分20秒6)を生み出す軽快な逃げで2着。19年の【大阪杯】、19、20年の【宝塚記念】など、4度のG1・2着があり、その馬名と走りで多くのファンに愛された。もうキセキの仔かぁ。早いなぁ、でも楽しみ。尚、今年の八戸市場の最高落札はショウリダバンザイの23(牝1、父タワーオブロンドン)の950万円(税抜き)で、ノルマンディーファームが落札。この馬、ノルマンディーで募集されるな。覚えておこう!



明日の予想。まずは福島メイン【鶴ヶ城S】は15番サイモンザナドゥで大穴狙い。これといった逃げ馬がいないときは意外と先行争いが激しくなる小回りコース。嵌るか嵌らないかの馬だが、前走はオープンで2100mで論外。度胸が据わる原騎乗で一発を期待する。相手は3,5,6,8,11,14番。小倉メイン【釜山S】は3番ラインガルーダ。小倉の1000ダートはシニスターミニスター産駒と相性がいい。前走の【やまびこS】は0.5差の5着だったが大外枠から番手で4角まで来たが、そこから失速。ただ今回は1000mに短縮し鞍上は好調の田口。ここは面白い。相手は1,5,10,11番と絞る。函館メイン【マリーンS】は3番ナチュラルハイ。北海道競馬と相性がいいようで、前走も良い末脚だった。鞍上と手が合い叩いた効果もありそう。相手は2,4,5,6,13,14番。



今週の一口馬は出走がない。よってのんびり馬券を楽しむ予定。皆さん、暑さに気をつけて!

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一口馬、13番人気で激走!

2024-06-30 17:31:11 | Weblog

 時代は変わる!? 現在行われている《高校野球南北海道大会室蘭地区予選》で北海道勢初の全国制覇を達成した駒大苫小牧が苫小牧中央に2-0で敗れ、南北海道大会にも出場できず敗れ去った。全国制覇から20年の夏は、駒大苫小牧にとって厳しい結果となった。尚、現在の監督は20年前の夏に主将を務めた佐々木孝介監督(37)だ。伝統校の後輩たちよ、来年頑張れ!

 ゴルフの話題。シニアメジャー第3戦《全米シニアオープン》3日目。1打リードの単独首位から出た藤田寛之は3バーディ、ノーボギーの「67」で回り、通算14アンダーでその座をキープ。後続との差を2打に広げ、2013年に井戸木鴻樹が《全米シニアプロ》で優勝して以来となる日本勢2人目のシニアメジャー制覇に前進した。フェアウェイキープは2日続けて100%を記録。この日グリーンを外したのも3ホールのみだった。最終日は悪天候の予報が出ていて、距離の出ない藤田にとっては厳しい戦いになるかもしれないが、何とか粘って優勝してほしい!通算12アンダーの2位に、2019年大会覇者のスティーブ・ストリッカー。通算11アンダーの3位にリチャード・グリーン(オーストラリア)。通算9アンダーの4位に、5月《全米シニアプロ》優勝のリチャード・ブランド(イングランド)が続いている。宮本勝昌は47位から1イーグル3バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「69」でプレー。通算イーブンパーの30位で最終日に入る。

 国内女子ツアー《資生堂レディスオープン》最終日。1打差2位から出た21歳の桑木志帆が4バーディ、1ボギーの「69」でプレー、通算11アンダーで逆転し、ツアー初優勝を飾った。桑木は今季出場17試合のうち4試合でトップ5。念願のツアーチャンピオンとなった。通算9アンダー2位は2年ぶりのVがかかっていた堀琴音。原英莉花は「69」で回り、通算8アンダー。今季ベストフィニッシュとなる3位。通算7アンダー4位に前週覇者の小祝さくら、小滝水音、安田祐香、天本ハルカの4人が並んだ。通算6アンダー8位に川岸史果、金澤志奈が続いた。メルセデスランキング1位の竹田麗央は4アンダー14位。前年覇者の櫻井は「76」とたたいて通算3オーバー56位で終えた。ようやく桑木が優勝した。距離も出るし、小技も上手くなってきた。竹田がそうだったように、この優勝で更なる活躍が期待できそう。天晴れ!桑木!

 米国女子ツアー《ダウ選手権》3日目。初日と同じフォアサムで行われた3日目を終え、首位タイから出たアリー・ユーイングとジェニファー・カップチョが通算15アンダーで単独首位に立った。4バーディ、1ボギーの「67」とし、初日からトップの座を守り続けて最終日に入る。通算14アンダーの2位にカン・ヘジとキム・インキョン(ともに韓国)、アタヤ・ティティクル(タイ)とイン・ルオニン(中国)が続く。4打差22位スタートの畑岡奈紗とコ・ジンヨン(韓国)は5バーディ、3ボギーの「68」と2つ伸ばし、「70」で回った西郷真央&ソン・ユジン(韓国)と並ぶ通算10アンダーの10位に浮上した。渋野日向子と勝みなみも22位からスタートし、3バーディ、1ボギー1トリプルボギーの「71」で通算7アンダー24位。笹生優花とセリーヌ・ブティエ(フランス)も「72」とスコアを落とし、22位から通算6アンダーの29位に後退した。最終日はビッグスコアが期待できる。50台が出れば、ひょっとするかも…。

 米国男子ツアー《ロケットモーゲージクラシック》3日目。ともに首位から「68」で回ったアクシェイ・バティアとアーロン・ライ(イングランド)が通算17アンダーとし、首位を並走したまま最終日を迎える。通算16アンダーの3位に、2021年覇者のキャメロン・デービス(オーストラリア)とキャメロン・ヤング。通算15アンダーの5位にサム・スティーブンスとエリック・ファンローエン(南アフリカ)が続く。2週前の《全米オープン》「を41位で終えた世界アマチュアランキング4位で20歳のルーク・クラントンが、この日のベストスコア「65」をマーク。26位から通算14アンダーの7位に急浮上し、今年1月《ザ・アメリカンエキスプレス》を制したニック・ダンラップ以来のアマチュア優勝に望みをつないだ。カットライン上の60位で決勝ラウンドに進んだ久常涼は6バーディ、1ボギーの「67」とスコアを伸ばし、通算9アンダーの31位に浮上して最終日に入る。久常はもう少しパターが入れば、あと3つは伸ばせた。是非ベスト10目指し頑張ってほしい!

 欧州男子ツアー《イタリアオープン》3日目。マルセル・シーム(ドイツ)、シュバンカー・シャルマ(インド)、セバスティアン・フリードリクセン(デンマーク)、「62」をマークしたアントワン・ロズナーが通算10アンダーとし、4人が首位を並走して最終日を迎える。通算9アンダーの5位にアドリアン・オタエギ(スペイン)。通算8アンダーの6位に、地元イタリア勢で最上位につけるグレゴリオ・デレオ、ジョエル・ジルバッハ(スイス)、アンドリュー・ウィルソン(イングランド)が続く。23位スタートの星野陸也は5バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「72」と今週初のオーバーパーをたたき、「69」と伸ばした桂川有人と並ぶ通算3アンダーの43位に後退した。大会は海外メジャー最終戦《全英オープン》の予選会を兼ねており、有資格者を除く上位2人に出場権が付与される。星野、桂川爆発を!

 

 今日の競馬を振り返る。福島11Rで行われた【第73回ラジオNIKKEI賞】は、田辺裕信騎乗の6番人気オフトレイル(牡・吉村圭司厩舎)が最後方追走から勝負どころで外々を回ると、直線で豪快に追い込んで初の重賞タイトルを手にした。タイムは1分45秒3。アタマ差の2着にはシリウスコルト(4番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にヤマニンアドホック(5番人気)が入り、1番人気のサトノシュトラーセは9着に敗れた。

 勝ったオフトレイルは、父Farhh、母Rose Trail(母父Kingmambo)という血統。英・Godolphinの生産馬で、馬主はゴドルフィン。通算成績は7戦3勝。重賞は初勝利。吉村圭司調教師は【ラジオNIKKEI賞】初勝利、田辺裕信は2019年ブレイキングドーンに次いで2勝目となった。

 一方、サマースプリントシリーズ第2戦【第59回北九州記念】は、松山弘平騎乗の3番人気ピューロマジック(牝3歳・安田翔伍厩舎)が年長馬を撃破し重賞連勝。好スタートから先手を奪うと、直線でも後続を寄せ付けず力強く押し切った。タイムは1分7秒9。1/2馬身差の2着にはヨシノイースター(9番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着にモズメイメイ(16番人気)が入り、3連単は7987.5倍の高配当となった。
 ピューロマジックは、父アジアエクスプレス、母メジェルダ(母父ディープインパクト)という血統。北海道新冠町・村田牧場の生産馬で、馬主は(株)スリーエイチレーシング。通算成績は9戦4勝。重賞は2024年【葵S】に次いで2勝目。【北九州記念】は安田翔伍調教師、松山弘平ともに初勝利となった。

 

 

今日の一口馬。ブーケドグレイスが函館2R【3歳未勝利】(1700mダート・牝)に長浜鴻緒騎乗で出走し、13番人気ながら2着に激走した。管理する相沢調教師は「あそこまで行ったら勝ちたかったですが、ダート適性があるのが分かったことは大きな収穫でした。追い切りやデビュー戦の内容から、何でこんなに走れないんだろうと思っていたのですが、そもそもの見立てが間違っていましたね。ジョッキーは『非力なところがある馬ですが、返し馬の走りからダートは合うかもしれないと思いました。初めてでもキックバックを気にする様子はありませんでしたし、向正面では掛かりそうになるくらい手応えが良く、最後もいい伸び脚でしたからね。スタートで少し躓いてしまいましたが、芝だった前走よりも行き脚がついてすぐにリカバリーできましたよ。勝ち馬に上手く乗られましたが、この馬も外々を回って差を詰めているのですから、十分に力があると思います』と話していました。ここまできたら勝たせなくてはいけませんし、問題ないようならこのまま北海道に滞在して次のことを考えていくつもりです」とのこと。ダート替わりが嵌った。是非初勝利を目指して調整してほしい!

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ゴルフが面白そう!

2024-06-29 22:36:38 | Weblog

 今日は久しぶりにゴルフに行ってきたが、自分のゴルフよりアスリートのゴルフ。まずは嬉しいニュース。シニアメジャー第3戦《全米シニアオープン》2日目。初日首位タイだった藤田寛之が5バーディ、1ボギーの「66」で回り、首位タイから通算11アンダー単独首位に抜け出した。これまでメジャーの最高位は2005年《全英オープン》での41位で、メジャーでトップ30に入ったこともない。日本勢のメジャー優勝は女子が《全米女子プロ》の樋口久子、《全英女子》の渋野日向子、《全米女子OP》の笹生優花の3人。男子が《マスターズ》の松山英樹、《全米プロシニア》の井戸木鴻樹で藤田が勝てば、男女合わせて6人目、男子で3人目となる。10アンダー2位は藤田と同じく首位発進をしたリチャード・グリーン(オーストラリア)。通算8アンダー3位に19年大会覇者のスティーブ・ストリッカーとリチャード・ブランド(イングランド)が続いた。大会初出場の宮本勝昌は「70」でプレーし、カットラインから1打上の1オーバー47位で決勝ラウンドに進出。同じく初挑戦の増田伸洋は通算10オーバーで予選落ちとなった。ともにパー3の4番、5番と2ホール連続でホールインワンを達成したフランク・ベンセルは通算9オーバーで決勝ラウンドには進めなかった。藤田頑張れ!

 米国女子ツアー《ダウ選手権》2日目。 米女子ツアー唯一の2人1組で行われるチーム戦2日目はフォアボール(ペアのそれぞれがプレーしてホールごとに良い方のスコアを採用)で争われた。西郷真央とソン・ユジン(韓国)のペアは「61」でプレーし、28位から通算10アンダー9位に浮上した。渋野日向子と勝みなみのペアは前半18番で、渋野が米ツアー自身2度目のホールインワンを決めるなど「61」でプレーした。43位から通算8アンダー22位で決勝に進む。笹生優花&セリーヌ・ブティエ(フランス)は「58」と爆発。59位から渋野らと並ぶ通算8アンダー22位で週末に進む。畑岡奈紗&コ・ジンヨン(韓国)も「63」で22位につけた。古江彩佳&リン・シユ(中国)は通算4アンダー48位、吉田優利&レティシア・ベック(イスラエル)のペアは通算1オーバー66位で予選落ちした。通算12アンダー首位にデンマークのニコラ・エストラップ&ナンナ・コルツ・マドセン、台湾のチェン・スウーチャ&ウェイリン・スー、ジェニファー・カップチョ&アリー・ユーイングら5組が並んだ。まだ日本勢にもチャンスあり。特に笹生とプティエペアは凄い。皆頑張れ!

 国内女子ツアー《資生堂レディスオープン》3日目。大会2日目の悪天候で54ホール短縮競技になった第2ラウンドは、2打差2位から出た堀琴音が6バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算9アンダーで単独首位に立った。昨年喪失したシード復帰を目指す28歳は22年3月《Tポイント×ENEOS》以来のツアー3勝目をかけてラスト18ホールに臨む。 最終ラウンドを単独首位で迎えるのは、前回優勝時以来でアマチュア時代を含めてツアー通算277試合目にして2度目。8アンダー2位に前週《アース・モンダミンカップ》の“月曜決着”から連勝を狙う小祝さくら、プレーオフ負けで2位に終わった昨年大会のリベンジに挑む桑木志帆。7アンダー4位にアマチュアの荒木優奈と金澤志奈が並んだ。ツアー5勝の原英莉花がこの日のフィールドベスト「66」で、62位から穴井詩やイ・ミニョン(韓国)、仁井優花らと並ぶ5アンダー8位に浮上した。メルセデスランキング1位の竹田麗央は2アンダー29位、昨年覇者の櫻井心那は1アンダー38位で予選通過した。小祝が不気味も堀には頑張ってほしい

 米国男子ツアー《ロケットモーゲージクラシック》2日目。アクシェイ・バティアが5バーディ「67」でプレーし、通算13アンダー首位で週末に進む。4月《バレロテキサスオープン》に続くツアー3勝目がかかる。ツアー未勝利のアーロン・ライ(イングランド)も「65」でバティアに並ぶ首位に浮上した。前週9位と好調のキャメロン・ヤングら4人が通算11アンダー3位につけた。大会連覇がかかるリッキー・ファウラーは「72」と伸ばせず、通算6アンダー38位に後退した。初日「75」で138位と出遅れた久常涼は7バーディ「65」で回り、通算4アンダー60位に急浮上し、2試合連続の決勝に進んだ。久常こういう粘りがシーズン最後でプラスになるはず。シード権目指して少しでも上位にきてほしい。

欧州男子ツアー《イタリアオープン》2日目。ツアー1勝の星野陸也が4バーディ、2ボギーの「69」でプレーした。通算4アンダー23位で決勝に進む。桂川有人は5バーディ、1ボギー1トリプルボギーの「70」で回り、カットライン上の通算1アンダー56位。川村昌弘は通算13オーバーで予選落ちを喫した。通算9アンダー首位には「69」で回ったツアー未勝利の35歳、ガンナー・ウィーブ。1打差2位にヤニク・デ・ブライン(ドイツ)が続いた。 LIVゴルフを主戦場とするパトリック・リードは通算2アンダー45位。前週《KLMオープン》でツアー4勝目を挙げたグイド・ミグリオッティ(イタリア)は桂川と並んで56位で2日目を終えている。星野もまだ首位まで5打差、十分チャンスはある。もしツアー2勝目挙げたら今後の活躍に大きな影響を与える。星野頑張れ!

 

また騎手の不祥事。JRAは昨日、池添健一(44)が29日から開催日4日間、富田暁(27)を同2日間の騎乗停止処分としたと発表した。25日の午前2時40分ごろ、函館競馬場の調整ルームで互いに粗暴な行為に及んだ。池添は土日で騎乗予定だった10鞍、富田は同14鞍全てで乗り代わりとなる。二人は24日夜に函館市内の飲食店で複数の騎手で会食。互いに酔った状態で、池添が富田に対して高圧的な態度で絡むなどの行為に及んだ。その行為に耐えかねた富田が近くにあったスマホをテーブルにたたきつけたところ画面が割れたが、その携帯は池添のものだった。その後、池添と富田が口論になったが、同席していた別の騎手が2人を引き離し、池添は先に調整ルームに帰った。スマホの画面を割られた池添は怒りが収まらず、電話で富田に調整ルームに戻るように指示。1階ロビーで待ち構え、双方が口論となり、もみ合いとなる粗暴行為に及んだ。騎手相手の暴行による騎乗停止には99年の故・後藤浩輝元騎手などがあり、この時は4カ月間の騎乗停止処分を受けている。両騎手と大いに反省してほしい!

明日の予想。まずは福島メイン【ラジオNIKKEI賞】。本命は10番ミナデオロ。正直、重賞でどれだけやれるかという立場だが、前走の勝ちっぷりは単なる逃げ馬でなさそうな感じ。買うなら今回。相手は4,5,6,7,8,12番。小倉メイン【北九州記念】は18番バースクライ。大外で人気が下がれば面白いと思っていた馬で、【オーシャンS】3着時のメンバーは相当強い。重馬場も上手いしここは黙って買い。相手は3,4,9,10,12,14番。函館メイン【巴賞】は3番サンストックトン。洋芝実績は十分だし、前走はゴール前に不利があった。鞍上を横山武に戻し昨年北海道の再来を期待する。相手は4,7,9,10,12,14番。

 

今日の一口馬。メリオルヴィータが小倉12R【3歳上1勝クラス】(1200m芝)に幸騎乗で出走した。レースでは、五分のスタートを決め、軽く仕掛ける程度で行き脚もついて先行。道中は3番手につけて流れに乗って運びました。手応え十分に4コーナーで前に並びかけ、5頭が横並びになって直線へ。そこからの追い比べで踏ん張りたいところでしたが、反応がひと息で、ズルズルと後退。馬群に飲み込まれて、最後は10着での入線でした。勝ち馬とのタイム差は0.6秒だった。鞍上の幸は「スタートも決まりましたし、テンから無理なくポジションがとれました。道中も力むことなく、ほどよく前向きさがあって、自分からハミをとり、いいリズムで走れていました。あとは直線で抜け出せればと期待していましたが、追ってからの反応が薄かったです。手応え的にはここまで交わされてしまう感じではありませんでした。ひょっとしたら気持ちの部分でしょうか。浅めでもいいのでブリンカーを着けてみるのもいいかもしれません」とのこと。小椋調教師は「申し訳ございませんでした。練習の効果もあって、スタートは決まりましたし、そこからの進め方も完璧といっていいくらいでした。タイム差はそれほどでもないとはいえ、それがここまで着順を下げてしまうとは…。課題が残っての敗戦であれば、次はこうしようとか、いろいろと考えるのですが、今日は課題をクリアしての競馬でしたからね…。悩みますね。ジョッキーからはブリンカーの提案がありましたので、検討してみます。レース後の状態を確かめてからですが、今週もフルゲートに達していなかったので、優先権は得ていないものの、2鞍ある3週目に中1週で使うことも視野に入れて調整していきます」とのこと。こんな馬ではないはず。何とか今後に繋がる競馬をしてほしい!

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今週は一口馬2頭

2024-06-28 19:12:29 | Weblog

 まずはゴルフの話題。6/25、オリンピックゴルフランキングが更新され、笹生優花山下美夢有が《パリ五輪》ゴルフ競技のナショナルフェデレーション(NF)女子候補選手の認定基準を満たしたことが日本ゴルフ協会(JGA)より発表された。出場選手はオリンピックエントリー手続きが終了した時点(7/8締切)で確定する。
 この1カ月間の《パリ五輪》出場争いを簡単に振り返る。6/2に最終日を迎えた《全米女子オープン》。その開催前までは、オリンピックランキングの50位までに7名もの選手(笹生優花、古江彩佳、畑岡奈紗、山下美夢有、竹田麗央、岩井明愛、岩井千怜)が入っていた。ところが、その《全米女子オープン》で笹生優花プロが優勝したことで、一足先に代表入りを確実なものになった。そして、2つ目の代表枠を巡って古江彩佳と畑岡奈紗、山下美夢有の3名が僅差で争う形となる。ここで思わぬ出来事が起きる。6/8《ショップライトLPGAクラシック》の初日を終えて4位につけていた畑岡が失格となったのだ。原因は茂みに入ったボールを探す時間が規定の3分を超えていたとメディア関係者から指摘されてのことだった(まだ火種はくすぶっているが…)。そして、最後の戦いとなる《全米女子プロゴルフ選手権》。そこでなんと畑岡が予選落ちしてまず脱落、残った山下は優勝争いを繰り広げるも、古江は2,3日目スコアが伸びず優勝争いには絡めなかった。結果、2位に入った山下がポイントを大きく加算し、《パリ五輪》への切符を手に入れることとなった。僕は今年の初頭、《パリ五輪》には畑岡、古江が行くものだと思っていた。それが…。まぁいずれにしろ、2年間にわたる代表選手選考の激戦を勝ち抜いた二人だから、ともにメダルの獲得を大いに期待したい。天晴れ! 笹生、山下!

 一方、男子は6/18付けのオリンピックゴルフランキングで、松⼭英樹中島啓太が日本代表に内定している。松山英樹は、五輪出場を表明し、中島啓太も五輪出場に意欲を見せているが、女子同様、出場選⼿はオリンピックエントリー⼿続きが終了した時点(7⽉8⽇締切)で確定する。女子に比べ、代表争いがあまり盛り上がらなかったが、米国代表では大きな争いがあった。最終的には、世界ランク1位のスコッティ・シェフラー、3位のザンダー・シャウフェレ、5位のウィンダム・クラーク、7位のコリン・モリカワの4人に決定したのだが、《全米オープン》優勝のブライソン・デシャンボーが10位に上がったもののコリン・モリカワには届かず米国の代表候補ランキングが6番手で惜しくも出場権を逃している。メジャーで勝っても出場できない狭き門。同じLIV参加のラームは《パリ五輪》に出場できるだけにアメリカ層の厚さに驚く。

尚、【パリ五輪ゴルフ競技日程】下記の通り
男子…8/1~4 ・女子…8/7~10

 

 明日の予想。まずは福島メイン【バーデンバーデンC】。本命は9番ウインモナーク。実績ある福島替わりで絶好の狙い目。叩き3走目で主戦松岡騎乗も心強い。相手は1,3,5,7,8,14番。小倉メイン【博多S】は11番ケイアイセナ。3走前同じ舞台で0.1差。鞍上強化で番手からでも競馬ができるし、ここは主役を譲らない。相手は2,3,4,6,10,11番。函館メイン【TVh杯】は4番ナリタローゼ。前走馬券でお世話になった馬。格上げ緒戦になるが、前走はこれまでと全く違うレースで勝ち切った。スタートがまともなら逃げ切りも期待できる舞台。それほど強いメンバーがいないここなら面白い。相手は相手は3,6,7,9,10,14番。

 

今週の一口馬。明日からの出走馬の前に地方競馬の結果を二つ。まずはゴールドレガシーが6/25大井【サンタアニタトロフィートライアル】(1600m)に出走予定も、前日の調教後に歩様が悪化し、挫跖を発症していることが確認され出走取り消しとなった。今度こそ勝利を期待していただけに残念であった。まぁ陣営によると「消炎剤を投与し、治療に取りかかれば長引かないのではと見ている」とのことなので回復を期待したい。そしてこれはクラブ馬ではないが僕も少々出資している地方オーナーズの馬、シャープムスタングが大井6/26の【SPAT4プレミアムポイント賞】(1400m)に出走した。レースでは五分のスタートから先行争いに加わり、道中は3頭並んだ先団の外を追走。直線入口で馬なりで内の2頭を競り落として先頭に躍り出ると、一瞬外に逃げそうな場面もあったが、外から後続の1頭が迫ってくるとそこからまた伸びて、結局2着馬に2馬身の差をつけて快勝、これで復帰後3連勝となった。騎乗した安藤は「これはもうずっとなのですが、真剣に走っていない感じです。スタートから出していったあと、遊びながら走っていてハナを取り切れませんでした。それでも内の2頭が一杯になってあとは緩めずにゴールまで走らせるだけというところで、直線に入ってしばらくのところでムチを打とうとした直前に外に逃げようとしました。『危ない』とは思いましたが、ムチを入れる前だったので事なきを得ました。1頭だけになると遊ぼうとしますね。最後1頭が迫ってくるとまた真面目に走ってくれます。こんな走りなので、疲れは全然感じません。このくらいのクラスだと力が違うのでこういう競馬でも楽勝できますし、『障害物』が邪魔にならないように1頭だけ外々を回ればいまのメンバーだと勝てますが、クラスが上がってきたら後ろから末脚に懸けるようなレースにしたほうがいいかもしれないです」とのこと。このあたりでは別格の強さ。あとは気性面が課題。まぁ能力は高く、上を目指せる馬と信じているのでずっと期待したい。

 

今週の出走予定馬。まずはメリオルヴィータが明日6/29小倉12R【3歳上1勝クラス】(1200m芝)幸騎乗で出走予定。小椋調教師は追い切り後「先週ビシッとやっているので、今週は馬なりです。派手な時計ではないですが、いい動きで、具合の良さが伝わってきます。ゲートはさらに練習を積みました。やはり以前より枠内でリラックスできているので、この感触ならいいスタートが切れるのではないでしょうか。週末は天候が崩れ、馬場は渋るかもしれませんが、速すぎる時計の決着よりは合うかもしれません。いずれにせよ、調教の手応えからはもっとやれるはずなので、いい結果を出したいですね」とのこと。期待する!

もう一頭はブーケドグレイス。明後日6/30函館2R【3歳未勝利】(1700mダート・牝)に長浜騎乗で出走予定。管理する相沢調教師は「先週末から時計を出し始めましたが、間隔が詰まっているので昨日は単走で追い切りをおこなっています。大きな変わり身は見られないものの好調をキープしていますし、何とかダートで変わり身を見せてもらいたいと思っています。一般戦の2鞍はフルゲート割れしていたものの、牝馬同士で走らせたかったためこちらの番組に投票することに。そこまで分の悪い抽選ではなかったものの、無事に出走が叶っています。デビュー戦はまずまずの走りでしたが、そこからは前進どころかレース内容が悪くなってしまっている現状。追い切りの動きからはこんなにやれない馬ではないと思いますし、この条件で見処のある走りをしてきてほしいところです」とのこと。ダート替わりで激変を期待する。

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