人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

石橋に乾杯!

2006-05-28 22:07:28 | 競馬データ
 馬券は外れてもなんか嬉しい【東京優駿】であった。それは一にも二にもダービージョッキーに石橋守が輝いたからだ。どちらかというと、石橋守は地味なタイプだが、ベテランの域になった今でも調教では朝一番から最後にまで馬に乗っている努力家だという。そんな努力家が競馬界において、日本で最高の晴れ舞台の頂点に立つ。そしてそんな彼に当たるスポットライトはとても素敵なものであった。
 では【東京優駿】を振り返る。やや重発表中、ゲートイン。予想通りアドマイヤメインが逃げる。すぐにフサイチリシャールが掛かって競ってくる。「フサイチ軍団の作戦(フサイチペガサスを勝たせる)か?」しかし単なる掛かっただけで、すぐにアドマイヤメインの主導権となる。1000m通過が馬場を考慮しても62秒5は遅い。2番手、3番手が抑えたため、柴田善の上手いタメ逃げである。そんな中4番手で堂々と構えているのがメイショウサムソンであった。4コーナーでは外から被されないようにアドマイヤメインの外に持ち出す石橋守。僕は思わず「上手い」と口にした。するとここからはメイショウサムソンVS.アドマイアヤメイン一騎打ちとなった。並んだら図太いメイショウ。手応えは明らかだった。着差はクビ差であっても抑える余裕があった。この大舞台での石橋守の余裕とメイショウサムソンの強さに思わず拍手がでた。昨年とは違って、雑草のような強さでの2冠馬の誕生である。2着に粘ったアドマイヤメインもよく走っている。ただこの走りで負けたのだから完全な力負けと認めるしかないだろう。3着には唯一後方から追い込んできたドリームパスポートが入った。この流れで3着は立派、ただ2400mはやはり長かったような気がする。4着マルカシェンクはやっぱり強い。パドックも返し馬入れ込み気味であった。それで4着は3冠目の敵はこの馬と思わせるような走りだった。菊は瀬戸口厩舎のワンツーかも・・・。2番人気フサイチジャンクは見せ場なしの11着。展開も向かなかったが、馬場も合わなかった感じがした。3番人気のアドマイアヤムーンは展開がすべてであろう。それに距離もやはり長かったのではないだろうかという気も・・・。僕が本命に推したジャリスコライトは常に外々を回って見せ場など全くなしの14着。馬場の悪いところを避けて通ったのかもしれないが、横山典らしくない騎乗にみえたのは僕だけだろうか。
 勝ったメイショウサムソンは、父オペラハウス(ダービー初制覇)、母マイヴィヴィアン(父ダンシングブレーヴ)という血統。伯母にノーザンプリンセスがいる。デビュー3戦目で初勝利を挙げると、その後も堅実な走りを続け、【スプリングS】で重賞初制覇。【皐月賞】は6番人気ながら好位から押し切る競馬で制しており、今回は1番人気に応えて二冠を達成した。通算成績11戦6勝(重賞3勝)。昨年のディープインパクトに続き、牡馬クラシック二冠馬が誕生。また、史上初の小倉デビュー馬によるダービー制覇となった。
 鞍上の石橋守は、初の【東京優駿】制覇でGⅠ2勝目(重賞12勝)。管理する瀬戸口調教師は’03年ネオユニヴァースで制して以来、同レース2勝目でGⅠ・14勝目(重賞50勝)となった。瀬戸口調教師としては最後のダービーで制覇は大馬主松本好雄氏&苦労人石橋守とのコンビでの制覇だけに本当に嬉しかったのではないだろうか。あっぱれ!石橋&サムソン&瀬戸口!
 もうひとつの重賞【目黒記念】も振り返る。勝ったのは川田将騎乗の3番人気ポップロック(牡5・角居厩舎)。道中中団追走から、直線で2番人気アイポッパーとの競り合いをクビ差制して優勝した。3着には安田君が推した12番人気ダディーズドリームが入った。僕が狙ったフィヨルドクルーズは4コーナーまでいい感じだったが、直線パタッと止まり15着に敗れた。
 勝ったポップロックは、父エリシオ、母はJポップス(父サンデーサイレンス)という血統。叔父に’97年【マーキュリーC】(交流GⅢ)2着のマジックシンガーがいる。そして実は僕が一口もっている愛馬(父アフリート)の半兄だ。’03年9月にデビュー勝ち。その後は勝ち切れないレースが多かったが、3走前の500万下で3勝目を挙げると、そこから4連勝で一気に重賞初制覇を果たした。通算成績18戦6勝(重賞1勝)。 鞍上の川田はマチカネオーラで制した【中京記念】(GⅢ)に続くJRA重賞制覇で今年、通算共に3勝目。管理する角居調教師はカネヒキリで制した【フェブラリーS】(GⅠ)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算14勝目となった。
 今日の僕の競馬だが、推奨の東京6Rで万馬券が的中、中京11Rでも3連複的中で今日2本目の万券をGETしたのだが、【東京優駿】大量買いで収支は大幅マイナス。万券2本でこうなのだから、やっぱり競馬が下手である。尚、来週からは大人しくなる予定。
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ダービーだ!

2006-05-27 22:27:22 | 競馬予想
 今日は会社の上司、取引先の役員の方々とゴルフ。スコアの方はイマイチであったのだが、大叩きしたところがハンデホールとなってなんとコンペは優勝。しかし競馬の方は推奨の中で1レース安い配当が的中するのが精一杯だった。ツイているのか、ツイていないのか・・・。
 明日の予想の前に【金鯱賞】を簡単に振り返る。勝ったのは岩田騎乗の3番人気コンゴウリキシオー(牡4・山内厩舎)。スタートから果敢にハナを奪うと一人旅。その勢いは全く衰えず、直線追い上げた1番人気ローゼンクロイツに3馬身差をつけて優勝した。さらに3馬身差の3着には2番人気エリモハリアーが入り、上位人気馬の決着となった。
 勝ったコンゴウリキシオーは、父Stravinsky、母Principium(父ハンセル)という血統の愛国産馬。’04年12月にデビューし、2戦目で初勝利を挙げると、【くすのき賞】、【きさらぎ賞】(GⅢ)と3連勝で重賞初制覇を達成した。その後はしばらく精彩を欠き、【ダービーGP】(交流GⅠ)4着後に休養に入る。5か月ぶりの休み明け初戦となった今年の【エイプリルS】では2着、前走の【新潟大賞典】(GⅢ)は6着に敗れていた。通算成績13戦4勝(重賞2勝、地方成績2戦0勝)。
 鞍上の岩田は、マイネサマンサで制した【京都牝馬S】(GⅢ)に続き今年のJRA重賞2勝目(通算4勝目)で、JRA移籍後初の重賞制覇となった。管理する山内調教師は、’05年にパーソナルラッシュで制した【エルムS】(GⅢ)以来の重賞勝利で、通算で42勝目となった。
 では明日の予想。まずは【東京優駿】。アソマイヤムーン→マルカシェンク→メイショウサムソン→フサイチジャンク→ドリームパスポートとクルクルと本命馬が僕の頭の中で変わっていった。そして最終的に僕が出した結論は14番ジャリスコライト。唯一の関東馬だが、ここまで人気が落ちれば狙って面白い(8番人気)。【皐月賞】でも狙ったが、その【皐月賞】では横山典が「(4コーナーで)一瞬夢をみたよ」という手応えだったが、明らかに調教不足で伸びを欠いた。元々血統的には2400mは父ファンタスティックライトから苦にしないはず。名匠・藤沢和調教師はシンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、マチカネアカツキとダービーでの仕上げは百も承知。藤沢&横山典の念願コンビが夢を掴む。相手には一応5頭。内から使い過ぎの心配ある2番メイショウサムソン、父の血統が気になる10番アドマイヤムーン、逆に距離適性がありそうな12番アペリティフ、恐ろしく予想が当たりまくっている清水成駿さんが推す15番ドリームパスポート、そしていちばん最短距離にいると思える17番フサイチジャンク。実際は手広く買う。
 次にもうひとつの重賞【目黒記念】。豊、岩田、内田博、藤田、四位らは【東京優駿】で勝っていれば、勢いついてこのレースも・・・。只もし勝っていなければ少しは影響があるはず。よって本命は残った騎手から選ぶ。それもなかなか重賞で騎乗のない騎手をピックアップ。高橋智騎乗の4番フィヨルドクルーズ。52㌔、2500mなら牡馬相手でも勝負になるはずだ。
 他では東京6R18番ラムグレス、中京9R3番テイエムクリスタル、同12R10番ヤマニンパンテール

 年に一度の競馬の祭典【東京優駿】。残念ながら僕は馬場に出かけないが、勝つにしろ、負けるにしろ、ワクワクするレースを魅せて欲しいものだ。出来れば横山典のガッツポーズで・・・!
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W杯、セレクトセール、そしてガトームソン

2006-05-26 22:29:27 | 競馬予想

 W杯開幕まで2週間となった。
 各出場国は最終調整としてキャンプ地に入っている(日本はドイツへ出発)が、イタリアだけは大問題でそれどころではないようだ。事件の発端は盗聴問題から端を発したユベントスによる八百長などの不正行為疑惑。これはユベントスのモッジGMが昨季開幕前、同国サッカー協会幹部に同クラブに有利な主審を起用するように圧力をかけた疑惑が5月5日に判明し、同GMらクラブの取締役が11日に総辞職した。そのユベントスは14日にはセリエAの優勝を決めるも、その疑惑によってタイトル剥奪、来期のセリエB降格は避けられない状況となっているのである。そしてその疑惑は同国代表まで及んでいる。元ユベントス監督で現イタリア代表監督のリッピ氏の不正代表選出、所属選手の賭博(今大会NO.1GKといわれるブフォンが事情聴取)に対する疑惑までが浮上したのだ。
  この騒ぎに対して遂にはイタリアスポーツ・文化科学大臣ジョバンナ・メランドリ氏が「今後もリッピに任せるべきか、W杯そのものからチームを撤退させるべきか、関与した選手のみを辞退させるのか。冷静に判断し検討すべきだ」と発言し、W杯辞退にまで波及してしまった(そしてACミランにも捜査の手が・・・)。各国が最高の状態でW杯に望もうとしているこの次期に24年ぶりの頂点を目指すアズーリは、戦う前から窮状に追い込まれている。得意のカウンター攻撃でこの苦境をどう乗り切るか注目したい。
 サッカーの話はこれまでで競馬の話。7月10~12日にノーザンホースパークで開催される『セレクトセール06の』上場馬が発表された(日曜の【日本ダービー】にはフサイチジャンク、アドマイヤメイン、フサイチリシャールが『セレクトセール』取引馬として発走予定、‘04年キングカメハメハ、’05年ディープインパクトと2連勝中)。今回は'04年の日本ダービー馬・キングカメハメハや'03年の【皐月賞】【日本ダービー】の2冠を制したネオユニヴァースなど新種牡馬産駒を加えた316頭が上場を予定されている。そのキングカメハメハ産駒はシンボリクエスエス産駒と並ぶ最多の43頭が上場を予定され、スティルインラブの半妹、トゥザヴィクトリーとの間に生まれた牝馬などに注目が集まる。一方ネオユニヴァース産駒ではハイアーゲームの半弟など17頭が上場を予定だ。
 ほかでは産駒2年目のスウェプトオーヴァーボード(エンドスィープ後継馬)産駒が14頭の上場を予定され、ラインクラフトの半弟、フサイチパンドラの半弟が含まれている。またビリーヴの半弟(父ダンスインザダーク)、アジュディミツオーの全弟、ロジックの半妹(父クロフネ)も上場予定だ。果たしてこれらの馬にどのくらいの値がつくのだろうか。そして金子氏、近藤氏、関口氏がどんな馬をどれだけの金額で買うのか興味は尽きない。
 では明日の予想。なんとか明日はプラス収支にして、明後日の【日本ダービー】に勝負したいものだ。まずは重賞【金鯱賞】。本命は2番アサカディフィート。使いすぎ、年齢など不安な点は多いが、このメンバーなら普通に3着はある。ただ出来はイマイチらしい(苦笑)。中京10R【白百合S】は2番マツリダゴッホ。前走は距離が長すぎたようだ。1800mの距離短縮で鞍上強化なら狙わない手はない。東京からはまず5R。8番インディアインクを狙う。過去3戦10,12,8着だが、前走は行きっぷりが良かった。大したメンバーもおらず複勝圏内はある。10R【青嵐賞】は4番チョウカイフライト。前走は直線不利があって3着。勝ちきれないが馬券にはなる馬だ。11R【欅S】は8番タイキエニグマ。終い一辺倒の馬だが、東京1400mは3戦2勝2着1回。時計が早くなる不安はあうが、力を素直に信じてみる。
 
昨日楽天戦でノーヒットノーランを達成したヤクルトのガトームソン。昨年からガトームソンが時には「サトー無線」、時には「加藤無惨」に聞こえていた。そして昨日「加藤無惨やりました!」とは・・・【日本ダービー】前に縁起悪~!

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ヒロイン誕生も撃沈!

2006-05-21 22:29:57 | 競馬データ
 49年ぶり4頭目の快挙であった。
 その記録を打ち立てたのは本田騎乗のカワカミプリンセス(西浦厩舎)。【オークス】を振り返る。逃げたのはヤマニンファビュル、1000m58秒1のハイラップの大逃げだ。この馬のおかげで2番手アサヒライジング以下がスムーズに折り合う。4コーナーではアサヒが抜け出すが、ゴール前でカワカミプリンセスが追い出すのを待って先頭にたち、外から追い詰めた5番人気フサイチパンドラを3/4馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分26秒2(良)。さらにクビ差の3着には7番人気アサヒライジングが入った。1番人気に支持されたアドマイヤキッスは4着、桜花賞馬キストゥヘヴンは6着にそれぞれ敗れた。レースがハイラップで流れたため、直線は斬れる脚よりスタミナが要求される流れとなった。これがカワカミプリンセスには幸いした。しかしその勝ち方は長くいい脚を使い、内が伸びる馬場を外から差しきったのだから強い内容であった。これでスタート前は入れ込んでいたのだからその底力は計り知れない。まさしく新ヒロインの誕生である。2着のフサイチパンドラも長くいい脚を使っていた。さすがオークス男・福永、幼い気性を必死になだめての好走であった。またこの馬自身も気性が幼いので府中替わりが良かったのだろう。3着アサヒライジングは大好走だろう。あわやの場面を作ったが、これが2300mなら・・・残念。僕が狙った4着アドマイヤキッスは伸びてはいるものの、キレで勝負する馬だけにこの流れに最後力が尽きた。まだ全体的に子供なので、ひと夏越えて馬体も気性も成長してほしい。5着のニシノフジムスメは、出遅れは痛かったが、それでもよく走っている。パドックでも良く見えたし、まだまだ強くなりそうな馬だ。キッストゥヘヴンは距離が長かったのだろう。最後直線で内にモタれていた。アドマイヤ同様スタミナ勝負が裏目だったようだ。
 勝ったカワカミプリンセスは、父キングヘイロー、母はタカノセクレタリー(父Seattle Slew)という血統。’06年2月の阪神競馬場のデビュー戦(阪神デビュー組4連覇)から【君子蘭賞】、トライアルの【スイートピーS】と無敗で勝ち進み、4連勝目がGⅠ制覇となった。前述したように無敗での【オークス】制覇は’57年のミスオンワード以来49年ぶり。デビュー85日での制覇は’82年のシャダイアンバーの78日に次ぐ記録となった。通算成績4戦4勝(重賞1勝)。
 キングヘイロー産駒は今回の勝利でGⅠ初制覇となった。 鞍上の本田、管理する西浦調教師共に同レース初勝利。JRA重賞は、本田がコスモサンビームで制した’05年【スワンS】以来の重賞制覇で通算26勝目(GⅠ5勝目)、西浦調教師は、マイソールサウンドで制した’05年【阪神大賞典】以来で通算11勝目(GⅠ4勝目)となった。
 もうひとつ行われた【東海S】(GⅡ・2300mダート)は、藤岡騎乗の5番人気ハードクリスタル(牡6・作田厩舎)が後方追走から徐々に進出すると、中団追走から伸びた3番人気マイネルボウノットに1.1/2馬身差をつけて優勝した。いつもなら4コーナーで離されたとき止めてしまう馬だが、今日に限っては最後まで集中して走った。マイネルはほとんど“勝った”と思える走り。とにかく今充実している1頭である。1馬身差の3着になった9番人気アルファフォーレスは十分図太さを発揮したが、もうひと押しできる力がほしいところ。圧倒的1番人気(単勝180円)に支持されたヴァーミリアンは最下位の13着に敗れたが、ー21キロが響いたのだろうか? ただ最下位は負けすぎで、不可解な負け方である。僕が推したヒシアトラスは位置取りも悪かったが、距離も長かったのだろう。完璧な予想ミスである。
 勝ったハードクリスタルは父クリスタルグリッターズ、母スイートミルド(父ダンスホール)という血統。叔母にクロカミがいる。’03年1月にデビューし、2戦目で初勝利。ダートで徐々に頭角を現し、’05年【マリーンS】で優勝。その後は’05年【浦和記念】(交流GⅡ)2着など、好走するも勝ち切れないレースが続き、前走の【仁川S】では6着に敗退。今回が重賞初制覇となった。通算成績32戦8勝(うち地方3戦0勝、重賞1勝)。 鞍上の藤岡は、アズマサンダースで制した’05年【京都牝馬S】以来のJRA重賞2勝目。管理する作田調教師はJRA重賞初制覇となった。
 来週はいよいよ【日本優駿(ダービー)】である。当初出かけようかと思っていたが、用事があり断念。家での観戦になりそうだ。その分、しっかり予想したいと思っているが、今週負けすぎてそのショックから立ち直るのに時間が掛かりそう。
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ダ・ヴィンチ・コード馬は・・・

2006-05-20 23:46:55 | 競馬予想
 今日『赤本まつり』に出かけてきた。
 観客はここ数年で最高の人が集まったが、皆SSの後継馬探しに必死のようだった。その風景を見て日本競馬界のひとつの時代が終焉し、また新しい時代の始まりを感じた。でもいつも思うのだが、須田さんや浅野さんらの言葉を必死にメモする姿は大学受験の予備校のようで、もし彼らが受験勉強時にこれだけ勉強したら今ごろ須田さん(東大卒)の後輩になっていたのではないだろうかということ。POG熱恐るべし!
 今日はそのイベントで若干疲れたので、早速予想といく。まずは東京のメイン【優駿牝馬(オークス)】。悩んだ末に本命は1番人気13番アドマイヤキッスとする。「えっ~、面白くない」という声が聞こえそうだが、実はクラシック前に豊の騎乗に注目が集まった時があった。結局豊は【桜花賞】、【皐月賞】でアドマイヤキッス&とアドマイアヤムーンに乗り、それは【オークス】【ダービー】でも変わらない。そのとき噂の聞いたのだが、豊は牡馬においてはフサイチジャンクと相当迷っていたらしいのだ。で決め手となったのが、アドマイヤ側の誘い。「キッス&ムーン合わせて乗ってくれないか?」豊にとっては相当の悩みだったに違いない。そして今日に至っているわけで、豊の選択がクラシック無冠というわけにはいかないだろう。よって僕はムーンに【ダービー】は難しいと思っているので、ここでキッスを狙う。距離的不安は残るものの、大とびの脚質は府中向きだ。相手は1,6,9,15,17番だが、何もかも不利を承知で8番シークレットコードがとてつもない怪物だったときのため、抑えておきたい。
 他のレースでは中京のメイン【東海S】の5番ヒシアトラス。正直12番ヴァーミリアンには叶わないかもしれないが、この馬自身力は付けているし、57キロは恵まれたと思う。
 あとは中京10R【桶狭間特別】4番キョウワロリング、東京10R【フリーウェイS】10番スクールボーイ、9R【日吉特別】3番アサクササイレン。
 
今日封切りとなった『ダ・ヴィンチ・コード』が世間を騒がしている。僕も原作は読んで“面白い”と思った一人だが、ヨーロッパに興味があり、キリスト教に興味がある人だったら僕の数倍は面白いだろう。明日【オークス】に出走する馬の中で『ダ・ヴィンチ・コード』に近い馬といえば、まず8番シークレットコード、3番アクロスザヘブン、12番キープユアスマイル(モナリザより)、17番キッストゥヘヴンあたりか・・・。一応この4頭のBOXは買っておこう。
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酷いよ!こんな復帰祝い

2006-05-19 22:47:40 | 競馬予想
「なんだよ、このグラス」
月曜日に出かけた『太田プロライブ』を終え、デンジャラスの二人、山崎末吉の山崎君、インスタントジョンソンのゆうぞう君と僕のいとこのM(安田君曰く“土地転がし”)の5人と打ち上げを兼ねて軽く飲みに行ったのだが・・・。

 この日は前々から僕自身に用事が入っていたため、当初はライブに行く予定ではなかったのだが、その用事が中止となり、①山崎君の復活②デンジャラスの新ネタ③前回嵌ったWコロンの出演と行きたい要因が重なったため急遽行くことにしたのだった。ライブ自体は客も大入りで、出演者全体のネタも僕が前回観た時に比べ大ウケしていた。山崎君らのネタも山崎君に久々のライブで少し緊張が見られたが、導入部分のやや分かりにくいところを除けば上手くまとまっていたし、デンジャラスのネタも終盤少しだけ間延びしたところがあったが、全体的には面白くできあがっていた(あくまでも僕の意見)。ただ期待していたWコロン関しては根津っちのダジャレがイマイチでちょっと期待はずれであった(残念)。この他にもインジョンをはじめ、マシンガンズ、火災報知機、ブラクパイナーSOS、ななめ45°、バカリズムなどネタ自体よくできていて、急遽駆けつけたライブであったが、とても愉しませてもらった(なかなかこれだけ満足するライブに接することはない)。
 で、その打ち上げだが、安田君の僕らに対する失礼&的を射ている紹介(安田君HP〔http://www.h2.dion.ne.jp/~k.yasuda/〕参照)から始まり、ノッチの会話ダム(安田君HP参照)が炸裂しながらくだらない話をしていた。そしてそろそろ店を出ようかというときに山崎君が運ばれてきたウーロン茶を見てビックリ。明らかに洗っていないグラスにウーロン茶を入れて運ばれてきたのだ。冒頭の言葉はそのとき山崎君が発した言葉である。その運ばれたウーロン茶だが明らかに変な臭いはするし、とても飲める代物ではない。それでその時間の責任者を呼んでいろいろ話はするも、店の対応は「私の出来ることはこれだけです」と千円札を払い戻すだけであった。そのあまりの無責任さに呆れたが、そのときはせっかくの楽しい場だったので、あまり追求しないで引き上げることにした。結局この飲み会、山崎君にとって復帰祝いだったにも拘わらず悪いことをしたような感じになってしまったのだった(申し訳ない!)。
 そして次の日。前日は皆の舞台を終えての慰労だったので勿論支払いは僕とMがやったのだが、結局店を出るときはそのゴタゴタ騒ぎで領収書を受け取らず帰途についた。よってMが再度領収書をもらう為にその店に出かけていった。勿論第一の目的領収書授受であるが、前日対応についてもお店側の反省を促したいという目的もあった。それでどうなったかというと、そこは安田君曰く“土地転がし”、僕曰く“悪徳不動産屋”のMである。本社(そのお店はチェーン店)から人を呼び、交渉の結果、なんと飲み代全額が戻ってくることになった(あっぱれ!)。正直この賠償が妥当だったかどうかはわからないが、あのグラスの汚れを見たら・・・。幸いにもその後山崎君に健康の異常は見られなかったらしいが、それにしても酷すぎる対応であったことには間違いない。多分僕らはもうその店には行かないだろう。それにしても、最近安田君らと居酒屋へ行くと思いもよらぬ事件が起きるものだ。
 では明日の予想。まずは東京から。11R【立夏S】は10番シーキングザベスト。断然1番人気かと思っていたら、意外と人気が割れそうで1番人気でもいい配当が期待できそう。前2走は格上のオープン戦でここなら実力は一枚上。距離も息が入る1400mの方がいいし、重馬場もこなす。相手は1,2,4,7,13番。10R【秩父特別】は4番トウカイハッスルで穴狙い。休み明けだし、正直狙いはこのあとの福島かもしれない。しかしこのクラスの安定勢力でこの1歩足らずのメンバーなら3着はある。9R【ガーベラ賞】は4番ダノンウイングス。斬れを武器にしている馬なので重馬場に不安はあるが、距離短縮の1400m、直線長い府中は歓迎。実績もドラゴンウェルズ(【NHKマイルC】5着)と【こぶし賞】で0.3差ならここでは上位。新潟11R【邁進特別】は枠(8枠)を獲るか、血統を獲るか迷って、オッズの高い血統を獲ることにした。本命は新潟1000mでは複勝回収率抜群のタイキシャトル産駒の5番タイキエンデバー(3番フラワーレインボー(知人の馬)も同産駒だが、1000万ではもう少し時間が必要な感じがする)。相手は外枠の馬だろう。まだどのような兆候が出るか分からない中京からは9R【小牧特別】の8番テイエムサッカーを狙う。前走も狙ったが展開が合わなかった。今回は得意の中京で、瞬発力がない分馬場が渋るのも合うはず。
 
明日は渋谷エクウスで行われる『赤本まつり』に出かける予定。今年のPOGはSS産駒がいないので、聴く価値は大いにある。POGをやっている方で時間のある方は是非・・・。
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珍事だ!

2006-05-14 21:53:45 | 競馬データ
 本当に、本当に、本当に珍しく、珍しく、珍しく好調である。
 昨日の推奨5頭のうち2頭が1着(4番人気と3番人気)となり、今日の推奨も【ヴィクトリアマイル】のエアメサイアが3番人気で2着をはじめ、東京8Rのウエスタンクイーンが8番人気で1着、京都12Rのアマノブレイブリーが1番人気で1着と3頭が馬券の対象となってくれた。これで2週連続(4日間)プラス収支である。金額的にはいずれの日も大したことはない(他のレースで出費が多く)が、こんなに連勝が続くのは滅多に無い。ただ何故好調になったかは分かっておらず、いつこの好調が止まるのかも心配ではある。まぁそれでも、今日のところは成績も良かったし、気分良く【ヴィクトリアマイル】を振り返る。
 記念となる第1回【ヴィクトリアマイル】を勝ったのは北村宏騎乗の2番人気ダンスインザムード(牝5・藤沢和厩舎)。好スタートから道中4番手の内でじっと折り合い、直線前の開くのを待って追い出されると、大外から追い込んだ3番人気エアメサイアに1.1/4馬身差をつけて優勝した。さらに1.1/2馬身差の3着には4番人気ディアデラノビアが入り、1番人気に推されたラインクラフトは直線伸びず9着に敗れた。勝ったダンスインザムードはパドックでも最高の出来に見えた。そしてレースはこれまで牡馬の強いところと戦ってきた経験を生かしたような圧勝劇、文句なしの勝利であった。この競馬が出来るとなれば【安田記念】でも間違いなく好勝負できるだろう。アッパレ!2着で僕本命のエアメサイアも強い競馬を魅せた。ダンスインザムードとは馬体重増+距離適正+枠の差が出た感じだが、マイルであの脚を使えたのは収穫である。この馬も是非【安田記念】に向かってほしいものだ。3着のディアデラノビアは完全復活。ただ前2頭にはやや力差がある気がする。9着に敗れたラインクラフトは少し入れ込んでいたが、それほど酷くなかったように思う。では何故敗れたかというと、今年3戦目とはいえ、【高松宮杯】【阪神牝馬S】のローテーションはあくまでもスプリンター仕様になった感がある。これでは馬自身が東京のマイルを極端に距離が伸びるように感じたのではないだろうか。それで直線で・・・。この馬は【NHKマイルC】を勝っているとはいえ、はっきり言ってスプリンターだろう。
 勝ったダンスインザムードは、父SS、母ダンシングキイ(父Nijinsky)という血統。全兄にダンスインザダーク、全姉にダンスパートナーなどがいる。’03年12月の新馬戦から4連勝で’04年【桜花賞】を制し、【オークス】4着を挟んで挑んだ【アメリカンオークス】(米GⅠ)では2着に惜敗。同年の【天皇賞・秋】、【マイルCS】も2着に入り、古馬に混じっても好走を続けた。昨年は低迷が続いたが、【天皇賞・秋】で僅差の3着と実力の片鱗を示した。年明け初戦の【マイラーズC】は2着に惜敗しており、今回のレースが桜花賞以来2年1か月ぶりの勝利となった。通算成績17戦5勝(GⅠ・2勝2着3回)。  鞍上の北村宏はデビュー8年目でGⅠ初制覇(おめでとう!!!)。管理する藤沢和調教師は’04年【有馬記念】以来のGⅠ制覇でJRA通算21勝目。JRA重賞は、共にジャリスコライトで制した【京成杯】に続く今年2勝目で、北村宏は通算9勝目、藤沢和師は通算76勝目となった。
 来週は【オークス】である。桜花賞馬キストゥヘヴン、2着馬アドマイヤキッス、3着コイウタ、【フローラS】を勝ったヤマトマリオン、同2着馬プロンコーネ、【忘れな草賞】勝ち馬ニシノフジムスメ、【スイートピアS】で負け知らず3連勝を飾ったカワカミプリンセス、そして2歳女王テイエムプリキュラ、準(?)女王シークレットコード、逃げ脚鋭いアサヒライジングとちょっと候補を挙げるだけでも百花繚乱である。どの娘を選ぶか、1週間掛けてじっくり考えてみる。今の気持ちとしてはレベルが高いと思っている【わすれな草賞】組から軸を選ぼうかなと思っている。
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ヴィクトリアマイル予想

2006-05-13 23:21:12 | 競馬予想
 松井骨折、藍ちゃん初の予選落ち、ジーコジャパン引き分け・・・世界を舞台に活躍を目指し日本人たちが苦戦中である。果たしてディープインパクト、ハーツクライはいったいどうなるだろうか? その前に今週はコスモバルクが【シンガポール航空国際C】に挑戦するが、こっちも・・・。
 今日の重賞を振り返る。東京で行われた【京王杯スプリングC】は、僕と安田君が推した柴田善騎乗の3番人気オレハマッテルゼ(牡6・音無厩舎)が、好スタートから先頭をキープ、直線も脚色は衰えず5番人気インセンティブガイに2馬身差つけて優勝した。3着には2番人気であった古豪・テレグノシスが入り、1番人気のシンボリグランは6着に敗れた。勝ったオレハマッテルゼは思ったより力を付けていた。さすがGⅠ馬という貫禄だ。このメンバーでは力が完全に一枚上と思える競馬であった。【安田記念】はもっと展開が楽になる分楽しみだ。2着のインセンティブガイも良く走っている。しかしオレハマッテルゼには少し力が足らないだろう。3着テレグノシスはやはり府中は良く走る。府中に限っては常に抑えとく必要がある馬だと痛感した(今日僕はヌケだった)。シンボリグランはもっと大人にならないと苦しい。レースで力が発揮できれば圧勝もするだが、今日や前走の競馬のように気性が抑えられないような競馬では苦しい。ただ力はあるだけに常に無視するわけにはいけない馬だ。
 勝ったオレハマッテルゼは、父SS、母カーリーエンジェル(父ジャッジアンジェルーチ)という血統。全姉にエガオヲミセテ、叔母にエアグルーヴ、従妹にアドマイヤグルーヴがいる。’03年5月にデビューし、4戦目に初勝利。芝のマイル戦を中心にコンスタントに活躍、’05年【京王杯スプリングC】2着の後、【安田記念】に出走(11着)するなど重賞路線へ。’06年【京都金杯】では1番人気に推されるも9着に敗れるが、続く【東京新聞杯】は2着。前々走の【阪急杯】も3着と好走し、前走【高松宮記念】では初重賞制覇をGⅠ勝利で達成していた。通算成績27戦9勝。
 鞍上の柴田善は、マイネルスケルツィで制した【ニュージーランドT】に続き今年JRA重賞4勝目(通算71勝)。管理する音無調教師は、カンパニーで制した【大阪杯】に続き、今年JRA重賞4勝目で通算では20勝目となった。
 では明日の予想。まずは第1回となる【ヴィクトリアマイル】。本命は大外で人気が落ちる18番エアメサイア。先週と同じような予想に『また豊?』と批判を浴びそうではあるが、名匠伊藤雄調教師がここを目標に仕上げたのだから、その手腕に1票を投じてみたい。マイルならラインクラフトに負けない! 相手はその6番ラインクラフトよりも1番ダンスインザムード、14番チアフルスマイル、11番ロフティーエイム、10番ヤマニンシェクルを多めに。勿論ラインも買うが・・・。他のレースでは東京8Rは前走見所あった6番ウエスタンクィーン。9Rは前々走の2着コンビ勝浦に乗り替わった7番ディーエスハリアー、12Rは前走の内容が濃い9番セトノシェバー。京都12Rは2走目変わる7番アマノブレイブリー。
 明日は母の日である。毎年書くが枠の8-8は押さえておこう。雨の中のゴルフでぐったり疲れているので今日はこのへんで失礼します。
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ロックに幸あれ!!

2006-05-12 21:43:24 | 競馬予想
 ロックの大御所である内田裕也が先週の土曜日(5/6)に『ウインズ銀座』で現金約50万円入りの財布を掏り取られたという。調べによると、6日PM4:30ごろ、『ウインズ銀座』6階で馬券を購入するなどしていたところ、ズボンの後ろポケットに入れていた財布が盗まれたのに気づき、近くの警備員に被害を訴えたとのことだ。それにしても度胸のあるスリである。内田裕也というとロック界のドンであり、常に彼の周りにはジョー山中や安岡力也など強面が揃っている。それこそ彼が一声掛ければ「裕也さんのために」と彼らが駆けつける。そんな内田裕也から財布を掏るとは・・・。もし見つかったりしたら、大変な騒ぎになっていただろう。現在築地署では防犯カメラを分析して捜査をしているというが、ここで今回のスリに忠告する。
「今回は相手が悪かったと思って素直に財布は返した方がいいですよ。そうしないと表と裏から捜索の手が・・・、まだ今なら・・・」
 しかし驚きであった。内田裕也が場外馬券場なんかに行くなんて。多分スリに遭ったということは一見彼だとは分からなかったのであろうが、それでもやっぱり芸能界の格から言っても庶民の集まる場外馬券場に行っちゃダメでしょう。もし馬券を買いたいなら、誰か若い衆に頼めばいいわけで・・・。ただどんな馬券の買い方をするのかは気になるところである。ところで6日のPM4:30というと【NHKマイルC】の前売りを買おうとしていたのだろうが、馬券は買えたのだろうか? 当然買う馬は6(ロック)番『ロ(ジ)ック』だった!?
 話は替わるが、‘99年【秋華賞】をブゼンキャンドルで、'01年【宝塚記念】をメイショウドトウで制するなどJRA重賞で通算14勝を挙げる(JRA通算402勝)など活躍を見せた安田康彦が4/30付けで引退することになった。このニュースを見た競馬ファンの多くは「?」と思ったと思うが、実は僕もその一人である。ではなぜこのニュースに対して「?」と思ったかというと、それは「今後については未定」という点である。彼が所属していた安田伊佐夫調教師は実父である。普通なら400勝も挙げている騎手で、この若さ(33歳)で引退するのであれば、父の後を継いで調教師を目指すというのが規定路線(調教助手になって・・・)だと思うのだが、それが未定とは・・・。彼は昔から酒での失敗が多かったという。それも泥酔するだけでなく、喧嘩など暴力的なトラブルも多々あったらしい(いろんな方々と)。今回の引退がそれと関係あるかどうかわからない。しかし巷の噂ではそれが原因ではないかとも囁かれている。果たして真相は・・・? そう言えばタガノデンジャラスがデビューしたての頃「安田」、「デンジャラス」で安田君に“勝負しなきゃ”とよく言っていたなぁ。
 では明日の予想。まずは【京王スプリングC】。本命は59㌔が嫌われるなら配当的に面白い12番オレハマッテルゼ。目標は次(【安田記念】)だろうが、4勝している東京との相性に、先週悔しい思いをした柴田善の意地に賭けてみたい。相手は9番シンボリグラン、8番フジサイレンス、7番インセンティブガイ、3番グレイトジャーニー、そして1400mなら一発ある2番トールハンマーだ。他のレースからは7R5番ショウナンラノビア。昇級戦になるが前走は経験馬相手に、出遅れて外々回って快勝。骨っぽい相手でも・・・。最終12Rは思い切って穴狙い。最近は凡走続きだが、1000万下の実績ではギミーシェルター、オークルームの次であるイットウリョウダンで勝負する。久々に“最終の勝浦”で夢をみたいが・・・。 京都11R【朱雀S】は18番コスモフォーチュン。前走1000mとはいえ快勝。スタートが上手くなり、揉まれない外枠ならこの相手でも勝負になるはず。新潟には僕の愛馬が出るが、12月以来の休み明けでさすがに推奨できない(贔屓目かもしれないが、メンバー的に勝つ可能性もあると思っていても・・・)。替わって11R【八海山特別】の6番ダンシングホークを推す。7歳馬であるが、最近成績が安定してきてきた。鞍上で人気も落ちるし、末脚が嵌る展開になればいい夢見られそうだ。
【日本ダービー】でアドマイヤムーンに豊、アドマイアヤメインに柴田善の騎乗が決まった。また先週GⅠ馬になったロジックには幸騎乗が決まった。
「裕也さん、【NHKマイルC】の仇は【日本ダービー】でどうです?」
“ロ(ジ)ックに幸あれ!”という感じで・・・。
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NHKマイル回顧

2006-05-07 21:58:08 | Weblog
 昨日に続き、今日も推奨が2勝(【NHKマイルC】ロジック、【青梅特別】スターボイジャー)3着1回(8Rのドクターグリム)と好調。そしてその8Rと京都最終の3連複万馬券が的中して快勝した。ただ【NHKマイルC】はロジック本命でヒモとして2着馬、3着馬を取り上げていたので、3連単も的中可能だったのだが、まさか1番マイネルヅケルツィ、13番アドマイヤカリブ、18番フサイチリシャールが揃って馬群に沈むとは・・・(的中は馬連だけ)。
 そんな【NHKマイルC】を振り返る。前述したように勝ったのは武豊騎乗の3番人気ロジック(橋口厩舎)。道中中団内目を追走し、直線も内を突き伸びてきた。今日はいつもよりやや後ろの位置だったが、1000m57.5秒は雨を考えると速めだったので結果的にはこの位置取りが正解。また直線では前が何不自由なく空きスムーズに馬群を捌けた。GⅠを勝つには実力+運が必要だが、今日のロジックはその運を100%味方にしたといえよう。2着になったファイングレインも運を味方にした1頭。テンが速く3番手でスムーズな追走。直線では近くにいた馬がすべて外にでたため、内がポッカリ空いた。逆にいうと横山典の好騎乗といえるのだが、それでもゴール前まで粘っていたのは馬自身力をつけている証拠だろう。将来性を考えれば3着になったキンシャサノキセキがいちばんかもしれない。競馬自体もいちばん強いレースをしたが、南半球生まれでこの中ではいちばん幼い馬なのだから驚きだ。結果的には内を掬われた形だが、こんな競馬が出来ること自体、楽しみな1頭である。1番人気だったフサイチリシャールは外枠ではあったが理想通りの競馬ができたと思う。それでも直線反応が無かったのは内ラチ沿いを走れなかったのが原因の様な気がする。また多少連戦の疲れもあったのかも・・・。2番人気マイネルスケルツィはスタートで終わってしまった。出遅れ自体は大したことなかったが、1番枠ということもあってこれでレースの流れには全く乗れなかった。柴田善にとって悔やんでも悔やみきれないスタートとなったことだろう。
 勝ったロジックは、父アグネスタキオン、母はJRA・4勝のエイプリルドラマ(父サクラユタカオー)という血統。’05年のデビュー戦で勝利を挙げると、その後は常に3着以内に入る堅実なレースぶり。重賞初挑戦となった’06年【シンザン記念】で3着、続く【アーリントンC】は2着、前走の【ニュージーランドT】では3着。重賞初勝利がGⅠ制覇となった。通算成績8戦3勝(重賞1勝)。
 鞍上の武豊は、’01年クロフネ以来の勝利で【NHKマイルC】3勝目。先週の【天皇賞・春】に続く3週連続のJRA重賞制覇で、今年10勝目(通算227勝目)。また管理する橋口調教師は【NHKマイルC】初勝利。ヴィータローザで制した【中山金杯】以来、今年のJRA重賞2勝目で通算では62勝目(日本では・・・)。尚、現3歳世代が初年度産駒となるアグネスタキオンは初のGⅠ制覇となった。
 昨日、今日と珍しい連勝、GW最高の締め括りとなった。来週からも東京でのGⅠシリーズが続くが、これがいいきっかけになってくれればと思っている。その来週は第1回となる【ヴィクトリアマイル】。ラインクラフトとエアメサイアの対決が見ものであるが、他にもヤマニンシェクル、ディアデラノビア、デアリングハート、ダンスインザムード、チアフルスマイルと牝馬一線級が揃う。今年はめっきり女性(牝馬)運がないが、なんとかしたいものだ。
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