人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

一口馬、今週も勝利!

2020-08-30 18:07:38 | Weblog

 女ウッズ強い!女子ゴルフの今季国内ツアー3戦目《ニトリレディス》最終日は単独首位で出たツアー通算1勝の19歳新人・笹生優花(ICTSI)が通算13アンダーで2戦連続優勝。1打差の2位で出た小祝さくら(ニトリ)との白熱した優勝争いを制した。10代による2戦連続優勝は、1988年のツアー制施行後では宮里藍、畑岡奈紗に次ぐ3人目の快挙。ツアー初優勝から2戦連続優勝も西田智慧子、表純子、畑岡に次ぐ4人目となった。 笹生は日本人の父とフィリピン人の母を持つ2001年6月生まれの19歳。昨年11月のプロテストに合格し、プロ2戦目となった2週前の《NEC軽井沢72》で21世紀生まれ初の優勝者となった。力強いショットや完成度の高いゴルフなどから異名は“女ウッズ”と呼ばれるように・・・。これからどれだけ勝つのだろうか。黄金世代もプラチナ世代も関係ない。怪我が泣ければこの娘が日本一になる日は近い!?
 米男子ゴルフのプレーオフ第2戦《BMW選手権》第3ラウンドは3位で出た松山英樹は1イーグル、2バーディー、3ボギーの69と伸ばし通算1アンダーの209で、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)と並んで首位に立った。2打差の3位にアダム・スコット(オーストラリア)ら3人が続いた。タイガー・ウッズ(米国)は通算10オーバーで55位。一緒に回っているランキング1位のD・ジョンソンがチャンスにつける中、寄せワンでパーを拾う松山のゴルフは対照的。下手したら3~4打差は離される展開だった。それで終わってみたら同スコアなのだから、この我慢ゴルフは明日につながりそう。期待できるぞ!松山!
 競馬の新馬戦。小倉5R【2歳新馬】(1200m芝)は、太宰啓介騎乗の4番人気アールラプチャー(牝・千田輝彦厩舎)が好位2番手から直線に入ってからもスピード十分の走りデビュー勝ちを果たした。タイムは1分08秒8。1馬身差の2着にはシャドウエリス(6番人気)、さらに4馬身差遅れた3着にコウエイブレイヴ(3番人気)が続き、1番人気のヴェックマンは6着に敗れた。アールラプチャーは、父が新種牡馬のミッキーアイルで、母ルージュノアール(母父ストーミングホーム)という血統。スタートも速く、行きっぷりも良かった。まだ余裕もあったし、短いところなら今後が楽しみ。
 札幌5R【2歳新馬】(1800m芝)は、吉田隼人騎乗の2番人気ヴェローチェオロ(牡・須貝尚介厩舎)が中団から直線は外から伸びて初陣を飾った。タイムは1分55秒4。1馬身半差の2着にはカーディナル(4番人気)、さらに1馬身差遅れた3着にマイネルグスタフ(3番人気)が続き、1番人気のバッソプロフォンドは7着に敗れた。ヴェローチェオロは、父ゴールドシップ、母プレシャスライフ(母父タイキシャトル)という血統。馬場が向いたとはいえ、強い勝利であった。体も小さいし、今後についてはどうだろう
 新潟5R【2歳新馬】(2000m芝)は、岩田康誠騎乗の2番人気ブラックラテ(牡・梅田智之厩舎)が中団から長い直線でしっかりと伸びてデビュー勝ちを果たした。タイムは2分06秒0。2馬身差の2着にはパープルレディー(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着にヒシシュシュ(5番人気)が続き、1番人気のセブンサミットは4着に終わった。ブラックラテは、父ブラックタイド、母ラテアート(母父サクラバクシンオー)という血統。いい脚を長く使う馬だ。距離はもっと延びても良さそうだし、今後が楽しみ。
 それにしても今年は評判馬がまったく勝てない。今日のセブンサミット、バッソプロフォンドもそう。よって来年のクラシックが全く予想がつかない。僕はやっていないが、POGもあまり点数が動かないらしい。僕の一口が中山デビュー予定。ひょっとしたら・・・。

 重賞を振り返る。札幌11Rで行われたサマースプリントシリーズ5戦目【第15回キーンランドC】は、坂井瑠星騎乗で5番人気のエイティーンガール(牝4歳・飯田祐史厩舎)が道中は最後方追走から、3~4コーナーで順位を上げて直線に向かうと、大外から鋭い末脚を発揮して差し切り快勝。重賞初制覇を飾るとともに、【スプリンターズS】への優先出走権を手にした。タイムは1分10秒6。1馬身1/4差の2着に好位追走から押し切りを図った2番人気のライトオンキュー、さらに半馬身差の3着には9番人気のディメンシオンが食い込んだ。なお僕が本命に推した1番人気のダイアトニックは15着に終わった。
 勝ったエイティーンガールは重馬場が得意というのもあったが、圧勝だった。今後もこういう馬場になれば出番があるかも・・・。2着ライトオンキューは満を持して追い出したが、この馬場で他に切れる馬が1頭いたということ。相手が悪かった。3着ディメンシオンは松田の作戦勝ち。ライトオンキューの後ろにつけ好走。15着ダイアトニックは何にもできなった。重馬場の洋芝、58㌔と敗因は考えられるが、負けすぎ。この馬で秋のGⅠを考えていたが、こんなんじゃ・・・がっかり。
 エイティーンガールは、父ヨハネスブルグ、母センターグランタス(母父アグネスタキオン)という血統。北海道日高町・庄野牧場の生産馬で、馬主は中山泰志氏。通算成績は16戦5勝。重賞は初勝利。管理する飯田祐史調教師、騎乗した坂井瑠星ともに【キーンランドC】初勝利となった。
 新潟11Rで行われた【第404回新潟2歳S】は、戸崎圭太騎乗の3番人気ショックアクション(牡・大久保龍志厩舎)が好スタートから先団で競馬を進めると、直線では末脚を豪快に伸ばして後続の追撃を振り切り快勝。デビュー2連勝で重賞初制覇を飾った。タイムは1分34秒6。2着にはブルーシンフォニー(1番人気)、3着にはフラーズダルム(2番人気)が続いた。
 勝ったショックアクションだが、戸崎が馬場の良い所を選んで抜け出した。レースセンスも良く、まだこれから良くなりそうで楽しみだ。2着ブルーシンフォニーは勝ち馬の最後の脚に負けた感じ。ただ先々楽しみはある。3着フラーズダルムは切れる脚がイマイチ。どちらかというと、長く脚を使うタイプ。よって距離伸びてもOKだろう。僕が本命に推した4着ファルヴォーレは良くがんばった。成長すれば、もっと良いパフォーマンスを見せられる。6着セイウンダイモスもこれから良くなりそう。   ショックアクションは、父Gleneagles、母Reset In Blue(母父Fastnet Rock)という血統。愛・Scuderia Effevi Srl & Dioscuri Srlの生産馬で、馬主はゴドルフィン。通算成績は2戦2勝。【新潟2歳S】は、管理している大久保龍志調教師、騎乗した戸崎圭太ともに初優勝となった。
 今週札幌競馬に計15鞍(取消1頭除く)に騎乗したC・ルメールが未勝利に終わった(2着5回、3着2回)。ルメールがJRAで騎乗した週で未勝利となったのは、2018年1月13日・14日週以来、2年7ヶ月ぶりの出来事。 また、2018年1月13日は騎乗停止により騎乗しておらず、2日以上騎乗した週で未勝利となったのは2017年1月21日・22日週以来、3年7ヶ月ぶりとなる。今年通算ではJRA128勝。リーディング2位の川田に12勝差をつけ、4年連続リーディングに向け今年も首位を快走している。

 今日の一口馬。新潟4R【3歳未勝利】(1200mダート)に出走したマイルポストはスタートを決めると先行集団に加わってダートコースへ。4番手で前3頭を見ながら競馬を進め、そのまま直線へ。いざ追い出すと、ジワジワと伸びて2頭を交わしたものの、あと1頭、2番手追走から抜け出した勝ち馬を捉えることはできなく2着でゴール。勝ち馬とは2馬身半差だった。あと未勝利戦はラスト1週。今後については、脚元の状態をよくチェックしたうえで連闘するか判断をくだすらしい。どうなる!?
 もう1頭。アースライザーが札幌6R【3歳未勝利】(1700mダート)に出走。ダッシュが効いて、2番手でスムーズな競馬。3コーナー手前で逃げ馬を交わすと、少しフワッとしたが、後ろから2着馬が迫ってきたら、そこからもうひと伸びをして1着でゴール。待望の勝利をGETした。3度目の正直となった鞍上の山田敬士の好騎乗。ゴール過ぎてのガッツポーズは本人も期するものがあったのだろう。よくやった!天晴れ山田!

 

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未勝利に挑む2頭!

2020-08-29 19:29:01 | Weblog

 池江璃花子(20・ルネサンス、日大2年)が新たな一歩を踏み出した。白血病で長期休養していて約1年7カ月ぶりに実戦復帰した。今日の《東京都特別大会》女子50m自由形で26秒32をマークし、組1位となった。この記録は今大会目標に掲げていた《日本学生選手権(インカレ)》参加標準記録(26秒8)も突破した。復帰初戦を終えると、池江は感極まって涙を流した。そして、今後の目標を問われた池江は「インカレに出ること。一番は(2024年)《パリ五輪》に出ること。体を戻して、徐々にタイムを出していければ」。言葉に力を込めた。天晴れ!璃花子!
 《ニトリレディス》3日目。単独首位から出た笹生優花が5バーディ・1ボギーの「68」とこの日も4つ伸ばしてトータル12アンダーと2週連続優勝へ単独首位をキープ。 1打差の2位には地元・北海道出身でホステスプロの小祝さくら。トータル8アンダーの3位タイには黄金世代・吉本ひかるとアマチュアの六車日那乃(むぐるま・ひなの)が続いている。 また、有村智恵がこの日ベストスコアとなる「65」を叩き出して39位タイから6位タイに大きくランクアップ。前半で5つ伸ばした安田裕香は、16番でのダブルボギーが響きトータル5アンダーの7位タイ。4位タイから出たプラチナ世代のアマチュア・小倉彩愛はこの日スコアを3つ落としてトータル2アンダーの18位タイとなっている。力は女ウッズが一枚上。ただホステスの小祝も姉弟子・上田桃子の《全英》の活躍で刺激をもらって力の入るところ。アマチュアの六車はパターが上手く、ひょっとしたらひょっとする。明日注目だ!
 米男子ゴルフのプレーオフ第2戦《BMW選手権》第2ラウンド、首位で出た松山英樹は1バーディー、4ボギーの73と伸ばせず、通算イーブンパーの140で3位に後退した。ただ首位とは1打差。ロリー・マキロイ(英国)とパトリック・カントレー(米国)が通算1アンダーでトップ。世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)は松山と同じ3位。タイガー・ウッズ(米国)は通算8オーバーで55位と苦戦している。今大会は年間ポイント70位までで争われ、予選落ちなし。松山は現在ポイント18位で優勝はもちろんだが、何とか上位でプレーを終え、大会後の上位30人が最終戦の《ツアー選手権》に進みたいところ。松山にとってはいい位置で週末、是非がんばってほしい。
今日の競馬。小倉5R【2歳新馬】(2000m芝)は、北村友一騎乗の2番人気コートダルジャン(牝・牧田和弥厩舎)が後方待機から直線でしぶとく脚を伸ばしてデビュー勝ちを果たした。タイムは2分03秒2。3/4馬身差の2着にはオリノコ(4番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着にワールドリバイバル(6番人気)が続き、1番人気のトーセンアランは10着の終わった。コートダルジャンは、父ハーツクライ、母カニョット(母父サイレンスピリット)という血統。鞍上がうながすとすぐに前に取り付いて直線もいい伸び。センスのいい馬だ。
 札幌5R【2歳新馬】(1700mダート)は、大野拓弥騎乗の2番人気ピクトルテソーロ(牡・田中博康厩舎)が3番手追走から直線で力強く抜け出して初陣を飾った。タイムは1分49秒3。2馬身差の2着にはサンキューレター(5番人気)、さらに半馬身差遅れた3着にジャスティンスター(1番人気)が続いた。ピクトルテソーロは、父シンボリクリスエス、母ハンドスター(母父パラダイスクリーク)という血統。僕が贔屓するシンボリクリスエス産駒。今日のところはセンスだけで勝った感じ。競馬を覚えてくれば楽しみ。
 新潟5R【2歳新馬】(1600m芝・外)は、菅原明良騎乗の6番人気モメントグスタール(牡・高木登厩舎)が好位4番手から長い直線でしっかりとした末脚を発揮してデビュー勝ちを果たした。タイムは1分37秒9。1馬身半差の2着にはスペシャルトーク(8番人気)、さらに3/4馬身差遅れた3着にウエスタンエポナ(2番人気)が続き、1番人気のロードエクレールは5着に敗れた。モメントグスタールは、父ハービンジャー、母ハーモニーフェア(母父シンボリクリスエス)という血統。こちらは母父シンボリクリスエス。性格的に新馬向き。ゲートも速く、道中も折り合えたし、最後はいい脚を使った。
 新潟6R【2歳新馬】(1600m芝・外、牝馬限定)は、津村明秀騎乗の3番人気アナザーリリック(美浦・林徹厩舎)が中団から直線で息の長い末脚を発揮してデビュー勝ちを果たした。タイムは1分36秒2。2馬身差の2着にはセリシア(7番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にレッジョエミリア(10番人気)が続き、1番人気のシュトゥルーデルは4着に終わった。アナザーリリックは、父が新種牡馬のリオンディーズで、母アンソロジー(母父サクラバクシンオー)という血統。母アンソロジーは僕が一口で持っていたポップチャートの半妹。新馬勝ちは凄い。少し注目したい!
 小倉9R【ひまわり賞】は、福永祐一騎乗で熊本産の1番人気ヨカヨカ(牝・谷潔厩舎)が好スタートから逃げ、道中は終始馬なりのスピードの違いをみせてデビュー3連勝を飾った。タイムは1分09秒2。3馬身半差の2着にはテイエムサツマドン(2番人気)、さらにクビ差遅れた3着にライトシャワー(5番人気)が続いた。勝ったヨカヨカは、父スクワートルスクワート、母ハノーダンサー(母父デインヒルダンサー)という血統。57㌔を背負って追わず楽勝。ここでは力が3枚ぐらい違った。今後は【小倉2歳S】を使わず、秋か年明けまでひと息入れて【桜花賞】を目指すらしい!がんばれヨカヨカ!
 今日の重賞。小倉8R【小倉サマージャンプ】は、森一馬騎乗の2番人気スプリングボックス(牡6歳・寺島良厩舎)が好位で無難な飛越から最終障害もクリアし3度目の挑戦で重賞初制覇を飾った。タイムは3分42秒0。1馬身半差の2着にはブレイクスピアー(3番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にハルキストン(8番人気)が続き、1番人気のマンノグランプリは9着に終わった。勝ったスプリングボックスは、父ハーツクライ、母セカンドノホシ(母父シンボリルドルフ)という血統。そつのないレースぶりだったし、森は上手い。ただ相手関係も軽かったし、一線級とはまだ力差がありそう。

 明日の予想。新潟メイン【新潟2歳S】は大穴狙い。4番ファルヴォーレ本命。もう3戦使っているが、前走見る限り潜在能力は高い。相手は1,3,5,6,7,11番。小倉メイン【小倉日経オープン】は9番セラピア。2走前の時計は【阪急杯】と同タイム。オープン特別なら勝ち負け。相手は2,4,6,10盤。札幌メイン【キーンランドC】は1番ダイアトニック。このメンバーなら58㌔背負っても力は一枚上だろう。前走で洋芝も克服したし、この馬抜きの馬券は考えられない。相手は2,4,9,11,12,13番。

 明日の一口。明日は新潟4Rに8番マイルポストが出走。屈腱炎明けで3走目。ダートも2走目でラストチャンスを掴む!札幌6Rには3番アースライザーが連闘で未勝利脱出に挑む。前走がアタマさの2着もメンバーはそろった感じ。何とか頑張ってほしい!

 

 

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松山がんばれ!

2020-08-28 20:03:57 | Weblog

3月中旬に行われた《ザ・プレーヤーズ選手権》初日。9アンダー63をマークし単独トップに立った松山英樹に告げられたのは試合の中止、そしてツアーの中断。あれから5カ月。再び松山はリーダーボードの最上段に立った。
 出場人数が70名に絞られた《プレーオフシリーズ第2戦BMW選手権》が03年《全米オープン》の舞台にもなったシカゴ郊外のオリンピアフィールズで幕を開けた。初日トッププロたちがパーをセーブするのも苦心するなか、松山は6バーディ(3ボギー)を奪い3アンダー67をマーク。アンダーパーが3人しかいない超難コンディションで単独トップの好発進を切った。圧巻は本人にとって最終ホールとなった9番パー4。左のラフから残り150ヤード強のセカンドショットをグリーンに乗せはしたが20メートル以上のパットを残すことに。強風がグリーン上にも影響を及ぼす状況だけに3パットもあり得る。しかし松山はその超ロングパットを会心の一撃で沈め単独首位に躍り出た。僕もこのコラムでよく書いているが松山のウィークポイントはパッティングだといわれている。現に今シーズンのストロークゲインドパッティング(パットのスコアに対する貢献度)はマイナス0.519で部門別ランキング189位。平均パット数も1.752でランク73位となっている。それが今回は…。もし勝てばフェデックスのポイントランク2位に浮上する。7年連続プレーオフ最終戦の《ツアー選手権(トップ30のみ進出)》出場はもちろん、年間王者のチャンスもある。松山頑張れ!

 

遂に騎手に!千葉県競馬組合は26日、船橋競馬所属騎手1人の新型コロナウイルス感染症陽性が24日に確認され、追加でPCR検査を実施したところ、その他に5人の陽性が確認されたと発表した。陽性が確認されたのは石橋駿騎手(36)、柿本量平騎手(29)、左海誠二騎手(45)、野沢憲彦騎手(46)、張田昂騎手(32)、山口達弥騎手(34)。この5人の陽性を受けて同組合は来週31日から9月4日に予定していた船橋競馬については、厩舎周りの密対策の徹底など感染拡大を防止する措置を講じ、次回以降の開催に万全を期すため、5日間すべての開催を取りやめると発表した。今のところ船橋だけだが、これが南関全体に広がり、そしてJRAに感染することがないように祈る!
 甲子園ではないが、頑張った高校生の話。25日に開幕した競走馬セリ『北海道サマーセール』で、北海道静内農業高校が生産した「マドリガルスコアの2019」(牡、父マクフィ)が2750万円(税込み)の高値で落札された。同高は国内で唯一、授業の一環として競走馬を生産、上場している公立校として知られるが、生産馬の取引額としては史上最高額。来年のデビューへ向け夢が大きく膨らんだ。英仏G1馬の父マクフィは日本での初年度産駒である現2歳が好スタートを切ったこともあり、250万円から始まったセリは白熱。「テイエム」の冠名で競走馬を所有する竹園正継氏が2500万円(税込み2750万円)で落札した。同高の生産馬としては史上最高額。この日のセリでも2位となるビッグプライスだった。   同高生産のサラブレッドは05年デビューのユメロマンがJRA3勝、10年デビューのゴーゴーヒュウガが同2勝を挙げている。同馬は順調なら来年、栗東所属でデビュー予定。尚、昨年から繁殖牝馬が2頭体制となり、今年はもう1頭のナリタトップスターが父マクフィの牡馬を出産。現在はマドリガルスコアがアニマルキングダムを受胎。また落札馬の1歳上の兄であるトミケンハルト(水野)は札幌でのデビューを予定している。
 コロナ禍の夏に始まった高校生の夢物語。大舞台で疾走する雄姿を、生徒だけでなく、僕も願っている。  

明日の予想。まずは新潟メイン【BSN賞】。本命は4番ロードブレス。ダート3連勝からオープンで4着。まぁいきなり好勝負とは行かなかったが、0.4差なら及第点だろう。今回はハンデ55㌔で1800mなら・・・。相手は1,2,3,5,8,10番。小倉メイン【釜山S】は4番ハクアイブラック。1000mならここではスピードが上で、3歳馬で勢いもある。54㌔もいい。相手は1,3,6,8,10番。札幌メイン【オホーツクS】は8番レッドアルマーダ。まだ底を見せていない4歳馬。去勢したことでレースぶりがかわった。藤沢和&ルメールコンビだし中心視。相手は4,5,6,9,11,14番。

 

今週の一口馬は日曜日に2頭出走。詳しくは明日書くことにする!

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馬券さっぱり・・・一口健闘!

2020-08-23 18:05:26 | Weblog

 新型コロナウイルスの影響で5月から延期された「陸上・セイコー・ゴールデングランプリ」が今日、無観客で国内選手のみによって行われた。女子1500mで期待の田中希実(20・豊田自動織機TC)が、4分5秒27で優勝した。2006年、小林祐梨子が須磨学園高時代にマークした4分7秒86の日本記録を14年ぶりに更新した。田中は7月に同種目で日本歴代2位の4分8秒68をマーク。3000メートルでも8分41秒35を記録し、福士加代子(ワコール)の日本記録を18年ぶりに更新し、長距離界の次世代を担う存在として注目されている。田中天晴れ!
 米女子ゴルフ《AIG全英女子オープン》は52位で出た日米ツアー通算15勝の上田桃子(34)が、5バーディー、1ダブルボギーの68で回り、通算5オーバー、218で日本勢トップの19位に浮上した。メジャー出場は07年《全英》から計29度目。今大会出場の日本人7人の中で最多を誇るベテランが、存在感を見せた。9位で出た野村敏京(27)は、バーディーなし、3ボギー、1ダブルボギーの76とスコアを5つ落とし、通算7オーバー、220で33位に後退した。9番パー4でティーショットをロストボールとし、痛恨のダブルボギーをたたいて流れを失った。最後までバーディーを奪えず、ホールアウト後のテレビインタビューで涙ぐんだ。畑岡奈(21)は4バーディー、5ボギー、1トリプルボギーの75で回り、通算13オーバー、226で63位となった。野村と同様に、9番パー4のティーショットをロストボールとし、トリプルボギーをたたいた。それでも15、17、18番と終盤4ホールで3バーディーを奪い、世界ランク5位の意地を見せた。上田は3日間いいリズムでプレーしている。無駄な力が入らずさすがベテランという感じのプレーだ。ぜひベスト10を目指してほしい。一方、予選を9位で通過した野村は9番のティーショットミスが痛かったが、それよりパットがいまいち噛み合わなかった。狙い通りに打っても、入らない。ラインが一筋、タッチがわずかに違って、バーディーパットが何度もカップ縁で止まったしまった。それがボディーブローのようになって・・・でもそれも実力。畑岡もスコアを崩したが、最後は意地を見せた。この経験はきっと生きるはずで最後までがんばってほしい。優勝争いのトップに立ったのはドイツのポポフ。なんと世界ランク304位で、米ツアーの下部のシメトラツアーが主戦場の選手だ。昨年の渋野もこのような無名選手だった。2年連続で金星を射止めか注目したい!
 ゴルフの米男子ツアー・プレーオフシリーズ第1戦「ノーザントラスト」3日目、58位から出た松山英樹(28・LEXUS)は6バーディー、ノーボギーの65と好スコアで回り、通算9アンダーの22位に浮上した。 首位のダスティン・ジョンソン(36)が通算22アンダーで、その差は13打と少し差はあるが、最終日はどこまで差を詰められるか注目だ。58位から出たタイガー・ウッズ(44・米国)は73とスコアを落とし、通算1アンダーの67位に後退している。
 今日の新馬戦。小倉5R【2歳新馬】(1800m芝)は、松山弘平騎手の1番人気グラティトゥー(牡、・橋口慎介厩舎)が好位3番手から直線に入ると切れ味十分の末脚を発揮して初陣を飾った。タイムは1分51秒0。5馬身差の2着にはロードラスター(5番人気)、さらにクビ差遅れた3着にメイショウユウスイ(10番人気)が続いた。なお、人気になるはずだったディープモンスターは競走除外となった。グラティトゥーは、父エピファネイア、母ペブルガーデン(母父ディープインパクト)という血統。結果的には強い競馬。レースぶりも逃げ馬の後ろから抜け出し、最後は突き放すいい競馬だった。
 新潟5R【2歳新馬】(1800m芝・外)は、田辺裕信騎乗の3番人気ルドヴィクス(牡・久保田貴士厩舎)が先手を奪って直線もしぶとく粘って逃げ切り勝ちを収めた。タイムは1分49秒2。1馬身差の2着にはバジオウ(2番人気)、さらに5馬身差遅れた3着にトーセンインディゴ(4番人気)が続き、1番人気のキタサンシンドーは中団のまま7着に終わった。ルドヴィクスは、父が新種牡馬のモーリスで、母ピーチブローフィズ(母父シンボリクリスエス)という血統。僕が好きな母父シンボリクリスエス産駒。まだまだ大型馬で、体が締まってくればもっといい走りができそう。
 新潟6R【2歳新馬】(1200m芝)は、江田照男騎乗の3番人気フレンドパル(牝・深山雅史厩舎)が好スタートを切って逃げ切り勝ちを収めた。タイムは1分11秒7。クビ差の2着にはファインルージュ(1番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にダブルスナッチ(5番人気)が続いた。フレンドパルは、父ロードカナロア、母パルテrィール(母父スペシャルウィーク)という血統。きょうはスピードが違った。ただ今日の競馬を見る限り、距離は延びてもこなしてくれそう。
 札幌5R【2歳新馬】(2000m芝)は、横山武史騎乗の1番人気エフフォーリア(牡・鹿戸雄一厩舎)が好位4番手からゴール前危なげなく抜け出してデビュー勝ちを果たした。タイムは2分03秒3。3/4馬身差の2着にはエスコパル(2番人気)、さらに1馬身半差遅れた3着にアウトストラーダ(3番人気)が入線した。エフフォーリアは、父エピファネイア、母ケイティーズハート(父ハーツクライ)いう血統。今日は能力だけで勝てたという感じ。パンとしてくると面白そうな馬だ。
 重賞を振り返る。札幌11Rで行われたサマー2000シリーズ第4戦【第56回札幌記念】は、横山典弘騎乗の2番人気ノームコア(牝5歳・萩原清厩舎)が中団のインを追走、早め先頭で抜け出したラッキーライラックを交わして先頭でゴール。真夏の頂上決戦を制し重賞4勝目を挙げた。タイムは1分59秒4。1馬身差の2着にはペルシアンナイト(6番人気)、さらに1馬身半遅れた3着にラッキーライラック(1番人気)が入った。
 勝ったノームコアは無観客競馬がいいのかもしれない。いつもより落ち着いていた。完璧な競馬で文句なしだった。血統的にも洋芝が合うのだろうが、この距離を克服できたのは大きい。2着ペルシアンナイトは正直終わっていると思っていた。リズム良く走れば、さすがGⅠ馬だった。大変失礼しました。3着ラッキーライラックは完全にマークされた形で、苦しい展開だった。それをねじ伏せるほど強くなかったということ。もっと脚を溜める方がいいのでは・・・。
 勝ったノームコアは、父ハービンジャー、母クロノロジスト(母父クロフネ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は池谷誠一氏。通算成績は15戦6勝(うち海外1戦0勝)。重賞は18年【紫苑S】、昨年の【ヴィクトリアM】、【富士S】(GIII)に次いで4勝目。【札幌記念】は、萩原清調教師は初勝利、横山典は1999年セイウンスカイ、08年タスカータソルテに次いで3勝目となった。


 小倉11Rで行われた【第55回北九州記念】は、福永祐一騎乗の8番人気レッドアンシェル(牡6歳・庄野靖志厩舎)が中団待機から直線で豪快に伸びて勝利。好スタートからハイペースで軽快に逃げたGI馬モズスーパーフレアをゴール前でとらえて重賞2勝目を飾った。タイムは1分07秒8。1馬身3/4差の22着には逃げて粘ったモズスーパーフレア(1番人気)、さらにアタマ差遅れた3着には後方で脚を溜めて直線追い込んだアウィルアウェイ(10番人気)が続いた。
 勝ったレッドアンシェルはブリンカーの効果があって落ち着きがあった。こういう走りができるならGⅠでも面白いかも・・・。2着モズスーパーフレアは僕の予想より楽に逃げられた。最後に止まってしまったのは斤量と久々の分かもしれない。次はもっと良くなるだろう。3着アウィルアウェイはよく追い上げた。ただ前の2頭は少し強かった。
 レッドアンシェルは、父マンハッタンカフェ、母スタイルリスティック(母父Storm Cat)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)東京ホースレーシング。通算成績は19戦6勝。重賞は2019年【CBC賞】に次いで2勝目。【北九州記念】は、管理する庄野靖志調教師、騎乗した福永祐一は2001年エイシンプレストン、10年メリッサに次いで3勝目となった。

 今日の一口馬のアースライザーは札幌【3歳未勝利】(1700mダート)に出走して9番人気でアタマ差の2着。勝ち負けは厳しいと思っていたが、よく頑張ってくれた。正直これなら勝ち上がって欲しかったが…。まだ今後は決まっていないが、再来週もう一回札幌を使うのか、地方に行くのか。デビューして6戦、馬券にもなってくれたし悔いはない!

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楽しみな馬が現れた!

2020-08-22 18:43:02 | Weblog

 女子ゴルフの今季メジャー初戦《AIG全英女子オープン》第2ラウンドは、初日71位だった前年覇者の渋野日向子は1バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの78で通算12オーバー、154となり105位で予選落ちした。日本勢では33位から70と伸ばした野村敏京が通算2オーバーで首位と3打差の9位につけた。75と粘った上田桃子は8オーバーの52位、ちょっとちぐはぐなゴルフで77とスコアを落とした畑岡奈紗は9オーバーの64位で決勝ラウンドに進出。逆に黄金世代の河本結と勝みなみは通算13オーバー、一番若かった稲見萌寧は14オーバーで予選落ちした。トップにはダニエラ・ホルムクビスト(スウェーデン)が1アンダーで立ったが、野村とは3打差、2年連続日本選手Vの可能性が出てきた!
 一方、米男子ゴルフのプレーオフ第1戦《ノーザントラスト》第2ラウンドでは松山英樹は5バーディー、3ボギーの69で回り、通算3アンダー、139の58位で辛くも予選通過した。首位と12打差。60のビッグスコアを出したダスティン・ジョンソン(米国)が通算15アンダーで単独首位。こちらもビッグスコア59をマークしたスコッティ・シェフラー(米国)ら2人が2打差の2位。タイガー・ウッズ(米国)は71と伸ばせず、松山と同じ通算3アンダーで決勝ラウンドへ進んだ。ただ最終戦へ向けて予選を通ることは大事。松山もビッグスコアの可能性はある。諦めるな!

今日の新馬戦。まずは僕の一口馬であるゴールドレガシーが新潟5R【2歳新馬】(1800mダート)に出走・デビューした。レースでは、スタートが遅く、行き脚もつかず後方からトップとはあっという間に12馬身差の後方2番手で1コーナーへ。向正面に入ると中団あたりにはとりつき、3・4コーナーではさらにポジションを押し上げ、好位で直線へ。直線では馬場の3分どころを勢いよく伸び3番手に上がると、逃げたライバルを残り100mで逃げ馬を捉えた。そこからは馬なりで前に出て、先頭でゴール。1番人気の支持に応え、見事に新馬勝ちを飾った。勝ち時計は1:54.9。スタートの時点で勝利を諦めたが、なんと差しきり勝ち。鞍上の戸崎も「この展開で勝つのですから、『強い』の一言です」とのこと。平田調教師によると「この後はリフレッシュを挟んでから秋に備える予定」らしい。今後が本当に楽しみになった!
 小倉5R【2歳新馬】(1200m芝)は、福永祐一騎乗の1番人気メイケイエール(牝・武英智厩舎)が好位4番手から直線に向くと手応え十分に抜け出して圧勝した。タイムは1分09秒4。5馬身差の2着にはペガサスウイング(3番人気)、さらに3/4馬身差遅れた3着にライブリーキング(9番人気)が続いた。メイケイエールは、父が新種牡馬のミッキーアイルで、母シロインジャー(母父ハービンジャーという血統。母シロインジャーはあの白馬ユキチャンの娘。この勝ちっぷりなら重賞も…と思わせる。今後注目したい。
 小倉6R【2歳新馬】(1700mダート)は、北村友一騎乗の4番人気ダノンハーロック(牡・音無秀孝厩舎)が一旦は先頭を譲る形から2番手に控え、直線は力強く抜け出してデビュー勝ちを果たした。タイムは1分47秒3。5馬身差の2着にはゴールドジャーニー(1番人気)、さらにクビ差遅れた3着にビシャモンテン(3番人気)が続いた。ダノンハーロックは、父ルーラーシップ、母ブラマンジュ(母父クロフネ)という血統。圧勝だったが、それでもスッ腰太い感じがした。それで勝つのだから…。
 札幌5R【2歳新馬】(1200m芝)は、C・ルメール騎乗の1番人気アスカロン(牡・森秀行厩舎)が好スタートから3番手に控え、逃げたロダンレイジング(2番人気)をゴール前で半馬身差捕らえて初陣を飾った。タイムは1分10秒9。1/2+2馬身半遅れた3着にライマン(5番人気)が続いた。アウカロンは、父スパイツタウン、母ココアズインシャネル(母父オーサムアゲイン)という血統の米国産馬。距離はこのくらいがちょうどいいのでは・・・。ただ期待の外国産馬、これからまだ良くなりそう。

 明日の予想。まずは札幌メイン【札幌記念】は6番ラッキーライラック。穴狙いも考えたが、スーパーGⅡなら力通りだろう。相手は人気薄も入れる。1,3,4,8,11,12番。新潟メイン【NST賞】は5番レシプロデケイト。距離を短くして成績が安定してきた。出遅れる癖はあるが、それでも終いは確実に伸びてくる。54㌔も恵まれて勝ち負け。相手は1,6,8,10,12,13番。小倉メイン【北九州記念】は17番タイセイアベニール。テンに速い馬が揃って末脚に期待する。まだ上を目指せると思っている。勝って秋へ。相手は1,3,5,8,9,10,18番。

 明日も1頭、一口馬が出てくる。札幌3Rの2番アースライザー。ここは未勝利最後の戦いになるのだが、さすがに勝ち負けまでは厳しいかも…。ただ前走でやっと馬券圏内が見えてきた。馬券を買いたい!

 

 

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明日は新馬戦で・・・

2020-08-21 20:21:49 | Weblog

藤井聡太棋聖(18)が3連勝して迎えた、将棋の『第61期王位戦7番勝負』第4局は昨日、後手の藤井が木村一基王位(47)を下した。これで今シリーズ4連勝として、王位を奪取。すでに獲得した棋聖に続き、18歳1カ月の史上最年少で2冠を達成した。これまでの最年少2冠は、1992年(平4)9月に羽生善治九段(49)が達成した21歳11カ月。また、藤井はこれでタイトル2期となり同日、八段に昇段。加藤一二三・九段(引退=80)の八段昇段記録を2カ月上回り、62年ぶりに更新した。あのおとなしい顔からは予想がつかない冷静さ、そして強気な攻めには本当に驚かされるが、藤井 2冠によって棋界が大きく動くのは間違いなさそう。下世話な話だが、これによって藤井2冠の年収はどうなるのだろう? 日本将棋連盟の19年の獲得賞金・対局料ベスト10によると、19年藤井2冠は2108万円で初のトップ10入りした。18年は2031万円で12位。2年連続で制覇した『朝日杯オープン戦』の優勝賞金750万円が大きかったとみられる。 7月に獲得した『棋聖戦』の賞金額は非公表。今回の『王位戦』も非公表だが、2つのタイトル獲得で20年は3000万円台が予想される。尚、公表されているタイトル戦の賞金額は、『竜王戦』が4400万円で『叡王戦』が約2500万円。19年の獲得賞金・対局料ベスト10の1位は豊島将之竜王の7157万円だった。

オリックスは昨日、西村徳文監督(60)の辞任を発表。中嶋聡2軍監督(51)が監督代行に就き、今日からの西武戦から指揮を執る。昨日の西武戦に競り負けて4度目の4連敗。16勝33敗4分けとなり、21日にも自力優勝の可能性が消滅する危機は続く。コーチ陣も大幅に入れ替え、新体制での巻き返しを目指す。福良GMは中嶋監督代行について「昨年から2軍監督をやってもらっているのですが、コーチ経験も長いし、若手の育成にもたけている。ゲームメークもできる。最適という判断で、お願いしました」と明かしたが、2人は現役だった阪急時代から親交が深く、同GMは育成手腕を評価するなど互いに信頼を寄せる間柄。昨オフに西村監督と単年契約を結んで続投した時点で、球団内では次期監督の筆頭候補とみられていた。シーズンを半分以上残している段階で西村監督に辞任を求め、コーチ陣も含めた大幅な入れ替えを決行したのは、巻き返しへのテコ入れと同時に、来季を見据えた決断であることは間違いなさそう。ただ気になる点もある。ひとつはここ数年のオリックス不調の中心は福良GMが原因ではないか。今回の責任も…。あと次期監督候補として田口打撃総合コーチを1軍に入れたのではなかったのか。この人事を見ると、中島の後に田口となるのだろうか。いずれにしろ、勝負の世界、勝ってなんぼである。中島監督の手腕に期待したい。ちなみにオリックスのシーズン前予想は2位なので…。
 スコットランドのロイヤルトゥルーンGCを舞台に幕を開けた【全英女子オープン(AIGオープン)】。日本からはディフェンディングチャンピオンとして出場する渋野日向子をはじめ、畑岡奈紗、野村敏京、河本結、上田桃子、勝みなみ、稲見萌寧の7名が出場している。1878年開場の「ロイヤルトゥルーンGC」は、 9度の【全英オープン】が開催されているが、その中でも2016年のヘンリク・ステンソンとフィル・ミケルソンの激闘は見応えがあった。とにかくコースマネジメントが重要。あとはスコアを崩しても耐えるメンタル面も重要だ。初日を終え畑岡、野村が3オーバー33位タイ、上田、河本が4オーバー51位タイ、渋野、勝が5オーバー71位タイ、稲見が6オーバー88位タイとなっているが、僕の感想から言うと日本勢よく頑張っている。すべての選手に予選通過の可能性があるし、よく粘った。ただ期待やはり同じようにリンクスコースで開催された前週の【ASIスコットランド女子オープン】で12位タイと結果を残した畑岡奈紗。そして2番手が同スコアだった野村敏京だろう。ふたりはリンクスへの対応もわかっているから期待できる。そしてもう一人僕が期待したいのは上田。昨日はバーディがなかったが、本当に我慢していた。バーディパットが決まり始めたらひょっとしたらひょっとするかも…。
 米国男子ツアーはプレーオフシリーズが、今週の【ザ・ノーザン・トラスト】で幕を開けた。今大会にはフェデックスカップ・ポイントランキング上位125名が進出。これに続いて、徐々に人数を絞りながら【BMW選手権】、【ツアー選手権】が行われ、この3試合で年間王者の座が争われる。日本からは唯一松山英樹が出場するが、調子は徐々に上がってきているという。初戦初日は1アンダー72位タイだったが、巻き返す可能性は十分。パターさえ入れば・・・。PGAツアーの強豪が集まった今回の大会を見ても7年連続プレーオフ最終戦進出に挑めるのはP・リードと松山のたった二人。“快挙”に向かって是非頑張ってほしい。

 明日の予想。まずは新潟メイン【日本海S】は12番ダンスディライト。ようやく良血馬が本格化してきた。内回りも向きそうだし、新潟の関西馬は狙い。相手は1,6,10,11,13,14番。小倉メイン【佐世保S】は10番カレンモエ。短距離は重賞級と思っている馬、ここは通過点。相手は2,5,7,11番。札幌メイン【札幌日刊スポーツ杯】は9番ビーマイオーシャン。前走は横綱相撲。昇級も即通用と見る。まだ3歳馬で【菊花賞】も…。相手は1,4,5,8番。
 明日の一口は明日の新潟5Rにゴールドレガシーが出走。平田調教師が「楽しみ」としている馬。デビュー戦で勝ち負けできれば将来が楽しみなんだが・・・。

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 帯広農&笹生

2020-08-16 18:30:05 | Weblog

 1試合だけであるが熱戦を見せている『2020年甲子園高校野球交流試合』。今日の第2試合は帯広農(北海道)が高崎健康福祉大高崎(群馬)に4-1で勝った。二回に谷口の2点適時打で先制。三回は前田のスクイズ、五回は佐伯の適時打で加点した。先発井村は丁寧にコースに投げ分けて、6回6安打1失点。2番手で登板した水上は緩いボールを駆使して、3回無失点と好投した。帯広農は21世紀枠での出場。それが最後に関東王者・健大高崎に勝利は観ていて感動を覚えた。一昨年前の金足農に続く、公立農業高校の躍動に天晴れ!
 女子ゴルフ界にまたとんでもない新星が現れた。女子ゴルフ今季第2戦【NEC軽井沢72】の最終日は首位と1打差の3位から出た笹生(さそう)優花(19・ICTSI)が1イーグル、7バーディー、ノーボギーでコースレコードタイの63をマーク。通算16アンダーで最後は2位に4打差をつける独走で初優勝を決めた。笹生は昨年プロテストに合格し、ジャンボ門下生の19歳。父は日本人、母はフィリピン人で、2018年の《ジャカルタ・アジア大会》ではフィリピン代表で個人と団体の2冠に輝いた逸材、つまり来年予定される《東京五輪》ではフィリピン代表として出場が十分可能な選手なのだ。2位は通算12アンダーで、産休から復帰2試合目の若林舞衣子(32・ヨネックス)と、藤田さいき(34・チェリーゴルフ)の2人だった。天晴れ笹生!
 今日の新馬戦。札幌5R【2歳新馬】(1800m芝)は、C・ルメール騎乗の1番人気キングストンボーイ(牡・藤沢和雄厩舎)が中団の4番手から直線で外にふくれる若さをみせながらも勝ちきった。タイムは1分53秒0。クビ差の2着にはナックイルシーブ(3番人気)、さらに4馬身差遅れた3着にダイシンピスケス(2番人気)が続いた。キングストンボーイは、父は新種牡馬のドゥラメンテ、母ダイワパッションはGII【フィリーズレビュー】の勝ち馬、母父フォーティナイナーという血統で、GI【皐月賞】を勝ったエポカドーロ(父オルフェーヴル)の半弟のあたる。まるで練習のような競馬。馬の後ろで我慢させ、少し押しただけでいい加速だった。相手が強くなったらどうかだが、距離も長くなっても問題ないだろう。
小倉5R【2歳新馬】(1200m芝、九州産馬限定)は、松山弘平騎乗の1番人気カシノレオ(牡・鈴木孝志厩舎)が好スタートからスピード十分の走りで逃げ切り勝ちを収めた。タイムは1分10秒2。3馬身半差の2着にはカシノアイドル(5番人気)、さらに2馬身半差遅れた3着にテイエムサツマッコ(6番人気)が続いた。カシノレオは、父エスケンデレヤ、母カシノインカローズ(母父キングヘイロー)という血統。このメンバーでは強い競馬だった。ただ一般馬相手だと・・・ヨカヨカとは力が違う。  新潟5R【2歳新馬】(1800m芝)は、福永祐一騎乗の1番人気ヴェイルネビュラ(牡・大竹正博厩舎)が中団から直線で息の長い末脚を発揮して初陣を飾った。タイムは1分49秒0。1馬身1/4差の2着にはスマートワン(11番人気)、さらに1馬身半差遅れた3着にセータステソーロ(4番人気)が続いた。ヴェイルネビュラは、父ロードカナロア、母リングネブラ(母父ハーツクライ)という血統。まだ成長途上で勝てなのだから、将来性はありそう。注目したい。
 小倉6R【2歳新馬】(1200m芝)は、国分優作騎乗の3番人気ウインスーリール(牝・西園正都厩舎)が好スタートからスピードを生かして後続を振り切った。タイムは1分09秒2。1馬身1/4差の2着にはポールスター(1番人気)、さらに1馬身差遅れた3着にパラマウント(5番人気)が入線した。ウインスーリールは、父ヴィクトワールピサ、母ノーモアクライ(母父コジーン)という血統。完勝という内容。スタートも速かったが、道中では外に逃げなど若さを見せた。それでも直線は真っすぐ伸びた。ただ昨日のメンバーのほうが強く感じた。

 重賞を振り返る。新潟11Rで行われた【第55回関屋記念】は、戸崎圭太騎乗の4番人気サトノアーサー(牡6歳・池江泰寿厩舎)が後方待機で脚を溜めると、直線では強烈な末脚で前団をまとめて差し切り勝利。タイムは1分33秒1。1馬身1/4差の2着には逃げて粘り込みを図ったトロワゼトワル(8番人気)、さらに1馬身1/4遅れた3着にアンドラステ(1番人気)が続いた。
 勝ったサトノアーサーはスタートで遅れたが、長い直線を利用して快勝。新潟もこの馬にとってはよかったのだろうが、ここまだ我慢した陣営にも拍手を贈りたい。2着トロワゼトワルは三浦が完璧に乗ったが、相手が強かった。左回りのマイルもいいのだろう。3着アンドラステは今後に期待が持てるような競馬。内枠は厳しかったし、揉まれる競馬も初めて。それで3着なら・・・。僕が本命に推した15着プリモシーンは馬自体が全くよくなかった。人気になるだけにこんな調子で使うとは・・・。
 サトノアーサーは、父ディープインパクト、母キングスローズ(母父Redoute’s Choice)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)サトミホースカンパニー。通算成績は20戦5勝。重賞は2018年【エプソムC】に次ぐ2勝目。管理する池江泰寿調教師は【関屋記念】初優勝。騎乗した戸崎圭太は2016年ヤングマンパワーに次ぐ2勝目。

小倉11Rで行われたサマー2000シリーズの第3戦【第56回小倉記念】は、長岡禎仁騎乗の10番人気アールスター(牡5歳・杉山晴紀厩舎)が中団のインをロスなく追走すると、直線で最内を突きスルスルと抜け出し先頭でゴール。今年の【フェブラリーS】でGI初騎乗を果たしたデビュー9年目の“苦労人”長岡ともどもうれしいJRA重賞初制覇となった。タイムは1分57秒5。1馬身差の2着には最後方から追い上げたサトノガーネット(6番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にアウトライアーズ(13番人気)が入った。
 勝ったアールスターは馬の出来が良かったとはいえ、長岡の好騎乗が光った。内の際どいところをむしゃらに入っていったのは見事だった。2着サトノガーネットは強い競馬だった。良い脚を使ったが、勝ち馬の作戦に・・・。3着アウトライアーズも良く走っているが、これが精一杯だろう。
僕本命の6着ランブリングアレーは3コーナーまでは良い感じだったが、まくってきた馬に撹乱された感じ。レースの不運としか言いようがない。
 アールスターは、父ロードカナロア、母ウェーブクイーン(母父サッカーボーイ)という血統。北海道新冠町・若林牧場の生産馬で、馬主はKRジャパン。通算成績は18戦4勝。重賞は初制覇。【小倉記念】は、杉山晴紀調教師、長岡禎仁ともに初勝利となった。

 暑さに負けて、競馬に負けて・・・いい傾向がみえない。

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GOLF&KEIBA

2020-08-15 19:01:57 | Weblog

女子ゴルフの今季第2戦《NEC軽井沢72》の第2日。首位に3打差の5位から出たルーキーの西郷真央(18・大東建託)は4バーディー、ノーボギーの68をマークし、通算8アンダーで26位から出た後藤未有(19・やまや)と並んで首位タイに浮上した。1位から出た笹生(さそう)優花(19・ICTSI)は5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72で通算7アンダーとし、3位タイに後退。プロ2戦目でホステス大会に臨んだ安田祐香(19・NEC)は3バーディー、3ボギーの72で回り、通算イーブンパーの56位タイで予選落ちとなった。西郷と後藤は昨年《日本女子アナ》を争った仲。それがプロで早くも対決だから最近の若手の進歩はすごい!
女子ゴルフで米、欧州の両ツアーを兼ねる《スコットランド・オープン》は第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、昨年の《AIG全英女子オープン》覇者の渋野日向子は通算14オーバー、156の132位で予選落ちした。第1ラウンドで125位と出遅れた渋野は1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの77と2日続けて精彩を欠いた。僕が昨日通用するのは二人と書いた昨日書いた畑岡奈紗と野村敏京が通算イーブンパーの13位で決勝ラウンドに進出した。また経験の少ない河本結は2日連続の75で8オーバーの84位、74の山口すず夏も14オーバーでともに予選落ちした。野村,畑岡はひょっとしたらひょっとするぞ!

 昨夜悲しいニュースが飛び込んできた。JRA栗東トレーニングセンターで14日夕、火災が発生し、逃げ遅れた競走馬4頭が死んだのだ。JRAによると、村山明調教師(48)の厩舎1棟が半焼、別の厩舎2棟(中尾厩舎、高柳大厩舎)の一部が焼けた。面積約150万平方メートルの敷地に調教施設や厩舎施設があり、2000頭以上を収容する栗東トレセン。この大規模施設で競走馬が犠牲になる火災は、前代未聞のことだ。村山厩舎はJRAでGI3勝を含む重賞12勝を誇る。死んだのはアオイホープ(牡2)、トーアキャンディス(牝2)、ケイティレジェンド(牡2)、ミラクルユニバンス(牡7)。このうちアオイホープは明日の小倉1R、ミラクルユニバンスは同8Rに出走を予定しており、小倉へ輸送する直前だった。尚、藤田菜七子(23)とのコンビで重賞を2勝(通算4勝)しているコパノキッキングは12日の交流GIII【サマーチャンピオン(佐賀)】3着のあと、小倉競馬場へ入厩しており難を逃れた。

 明日の予想。新潟メイン【関屋記念】は1番プリモシーン本命。牝馬56㌔は楽ではないが、福永との相性はいいし、このメンバーなら勝ち負け。相手は3,5,6,8,12,17番。小倉メイン【小倉記念】は14番ランプリングアレー。まだ底を見せていないが母父シンボリクリスエスは大物出す可能性あり。豊もメイショウでこのレースの実績あり。相手は2,3,5,8,11,13番。札幌メイン【UHB賞】は5番マリアズハート。前走も狙ったが重賞はやや敷居が高かった。今回はハンデ53㌔だし、少頭数で馬群も捌きやすい。相手は1,4,6,9,13番。

 帰郷の疲れに暑さ。バテ気味で馬券も苦戦続き。明日こそは・・・。

 

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女子ゴルフ

2020-08-14 21:04:51 | Weblog

 先週、8月7日から10日まで再び被災にあった人吉に帰郷してきた。実家のほうは見積もり・工事待ちの状態でとりあえずやることはないが、市内はまだ傷跡深く、まだ瓦礫の山が見られた。それでも復興に向けて、少しずつ前進しているが、川沿いの家など生活圏が全く変化するのではないだろうか。とにかく頑張っている故郷に少しでも力になればと思う今日この頃だ。
〖AIG女子オープン〗連覇を目指し、渋野日向子が参戦した米女子ツアーの〖アバディーン・スタンダード・インベストメンツ・スコットランド女子オープン〗第1ラウンドが行われたが、濃霧の影響でスタート時刻が遅れたこともあり、日没サスペンデッドとなった。 暫定単独首位に4アンダー「67」を記録したニコール・ラーセン(デンマーク)。3アンダー暫定2位タイにアザハラ・ムニョス(スペイン)ら5選手、2アンダー暫定7位タイにサンドラ・ガル(ドイツ)ら6選手が続いた。期待の渋野日向子は6ボギー、1ダブルボギーの8オーバー「79」と大苦戦。連覇を狙う次週の〖AIG女子オープン〗(スコットランド/ロイヤルトゥルーンGC)に弾みをつけたいところだが、前哨戦初日は暫定126位タイと大きく出遅れた。 正直、今回はしんどいだろうなと思っている。コロナ禍の自粛もあり、またリンクスという今まで経験のないコースでの渋野のイケイケゴルフはあまりにも危険が

いっぱいだと思っていたからだ。ましてバッグを担ぐ青木コーチも未経験。そこも正直辛いところ。まぁそれでも期待はしているが…。その他日本勢は、野村敏京が1オーバー暫定35位タイ、畑岡奈紗が2オーバー暫定48位タイ、河本結が3オーバー暫定65位タイ、山口すず夏が11オ-バー暫定140位タイとなっている。この中で期待できるのはやはり引き出しを多く持っている野村、畑岡か。

 6月の〖アース・モンダミンカップ〗以来となるシーズン2戦目再開となった国内女子ゴルフツアー〖NEC軽井沢72ゴルフトーナメント〗初日は昨年プロテストに合格したルーキーの笹生優花がボギーなしの7バーディで「65」をマークし、単独首位で発進した。日本人の父とフィリピン人の母を持ち、2つの国籍を有する19歳は開幕戦でも首位スタートから5位に入っている。 2打差2位で青木瀬令奈、前田陽子、工藤遥加が続き、4アンダー5位グループには宮里美香、浅井咲希、永井花奈、永峰咲希、川岸史果、18歳の西郷真央ら11人が並んだ。 有村智恵、松田鈴英らが3アンダー16位タイ。昨季賞金女王の鈴木愛は古江彩佳らと並ぶ2アンダー26位で滑り出した。 〖アース・モンダミンカップ〗優勝の渡邉彩香、勝みなみ、ホステスプロの原江里菜と安田祐香らがイーブンパー47位。 上田桃子、原英莉花らが2オーバー73位。昨年大会優勝の穴井詩は4オーバー92位と出遅れた。 先週行われた重賞だけ簡単に振り返っておく。9日新潟で行われた【レパードS】。勝ったのは丸山騎乗で意表を突く逃げを打った7番人気のケンシンコウ。あっさりと逃げ切り重賞初制覇を飾った。2着馬に2馬身半差をつけて、勝ち時計の1分49秒2は従来のタイムを0秒3更新するコースレコードだった。2着には2番人気のミヤジコクオウが入り、1番人気のデュードヴァンは4着に敗れた。
勝ったケンシンコウだが、まんまと策が嵌ったとはいえ、強い勝利であった。これまで気性難がネックとなっていたが、逃げたことで落ち着いて競馬ができたのは丸山の好騎乗。1800m、脚質にも幅が出て、これで気性が成長すればもっと大きいところも・・・。2着ミヤジコクオウは流れに乗っていい競馬ができたが、今日は勝ち馬が一枚上だったということだろう。3着ブランクチェックもよく頑張っていたが・・・。4着デュードヴァンは距離が長すぎた感が・・・。7着 ラインベックは脚抜きのいい馬場が合わなかった。この馬は時計のかかるパサパサの馬場の方が良さそう。
 勝ったケンシンコウは父パイロ、母マトゥリアルカ(母父クリプティックラスカル)という血統。美浦・小西一男厩舎所属。北海道新ひだか町・静内山田牧場の生産馬。馬主は天野克彦氏。戦績7戦3勝。重賞は初勝利。【レパードS】は小西一男調教師、丸山元気ともに初勝利。
 札幌メイン【エルムS】はルメール騎乗で1番人気のタイムフライヤーが、中団から鋭く伸びて快勝。2017年の【ホープフルS】以来の重賞2勝目を飾り、芝とダートの両方で重賞タイトルを獲得した。
 勝ったタイムフライヤーは完全ダートで本格化した走りだった。C.ルメールの机上ぶりも自信満々でまさに横綱相撲だった。まさかこんなに強くなるとは・・・。ダート戦線に矛先を向けた陣営の勝利だろう。2着ウェスタールンドもここでは力上位。休み明けだったが、この馬らしい良い脚を使った。ただ今日は勝ち馬が強かった。3着アナザートゥルースも58㌔で休み明け、という厳しい条件の中で頑張っていた。次はさらに上積みがあるだろう。
 勝ったタイムフライヤーは父ハーツクライ、母タイムトラベリング(母父BT)という血統。栗東・松田国英厩舎所属。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績20戦5勝。重賞は2017年GI【ホープフルS】に次いで2勝目。エルムSは松田国英調教師、C・ルメールともに初勝利。今後は【武蔵野S】【チャンピオンズC】が目標になるが、ダート界は怪物がいるので…。


 明日の予想。まずは新潟メイン【上越S】。本命は2番メイショウミライ。休み明けになるが、ここでは断然力上位。田辺との相性もいい。相手は1,3,4,10,11,12番。小倉メイン【阿蘇S】は14番アードラー。昨年の勝ち馬で、小倉のこの舞台が最良。前が早くなると見て…。相手は1,2,8,10,13,15番。札幌メイン【TVh杯】は1番ソリストサンダー。前走は連闘だったが、あのハンデで頑張っており、ここも能力は足りる。相手は4,6,8,10,13,14番。

 

明日の一口は新潟2Rにマイルポスト。未勝利戦が残り少なくなったが、ダートに初挑戦。ただダートはいいはず!

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照ノ富士天晴れ!

2020-08-02 18:07:09 | Weblog

 《大相撲7月場所》千秋楽は前日単独トップ12勝を挙げていた幕内最下位(幕尻)の東前頭17枚目照ノ富士(28)が、御嶽海に寄り切りで勝ち、平成27年夏場所以来2度目の優勝を決めた。前日まで11勝の新大関朝乃山(26)は、同じく11勝で並んでいた関脇正代(28)に押し出しで勝ち、12勝で今場所を終えた。序二段からの復活優勝。元大関の平幕優勝は魁傑(元放駒理事長)以来らしい。その魁傑は大関に復帰している。照ノ富士もまだ28歳是非頑張ってほしい。また30場所ぶりの優勝は史上2番目の記録(46場所の琴錦)らしい。三賞は優勝した照ノ富士が2度目、横綱白鵬や新大関朝乃山を破って2桁勝利の関脇御嶽海が6度目、11日目に白鵬の連勝を止めた小結大栄翔が今日11勝目を挙げ2度目の殊勲賞に輝いた。敢闘賞は2桁勝利の関脇正代が5度目。また照ノ富士は初の技能賞も獲得した。なお、元大関の三賞受賞は2007年《夏場所》で敢闘賞の出島以来7人目。
 この千秋楽の十両も優勝争いが面白かった。10勝5敗で並んだ6人による優勝決定戦が行われた。この日、4敗で首位にいた旭大星と水戸龍がそろって敗れ、5敗を守った明生、豊昇龍、千代ノ皇、天空海と並んだ。2人ずつ対戦して残った力士はいずれも立浪部屋所属の明生、豊昇龍、天空海。3人による巴戦で明生が連勝。立浪部屋にとっては後世に語り継がれる優勝決定戦となった。尚、過去には2001年《名古屋場所》で、9勝6敗で並んだ8人が十両優勝決定戦を争った例がある。このときは武雄山が優勝している。
 その十両の記録を持っている名物力士が引退を発表した。引退を発表したのは元十両で東幕下8枚目の希善龍(35・木瀬部屋)で、日大から2008年《春場所》で初土俵を踏み、13年《夏場所》で新十両。関取での勝ち越しは一度もなかったが、なんと史上最多の9度の十両昇進記録を持っている。最高位は東十両11枚目。

 以前、少し触れた笠松競馬の不祥事。その笠松競馬に所属する調教師1人と騎手3人が、レース出走に必要な免許が更新されず、引退したことが分かった。笠松競馬を巡っては、6月に岐阜県警が関係者が馬券を買ったとして、競馬法違反の疑いで厩舎や4人の自宅などを家宅捜索。4人を任意で事情聴取するなど捜査を続けている。調教師と騎手の免許更新は年1回で、笠松競馬の有効期限は7月31日だった。競馬法は不正防止のため、地方競馬の調教師や騎手、厩務員が全ての地方競馬の馬券を購入することを禁じている。まぁ公正を守るためには仕方ないことだ。

 今日の新馬戦。札幌5R【2歳新馬】(2000m芝)は、C・ルメール騎乗の1番人気バニシングポイント(牡・藤沢和雄厩舎)が先手を奪ってマイペースに持ち込み、そのまま後続を突き放してデビュー勝ちを果たした。タイムは2分02秒4。7馬身差の2着にはフォルテデイマルミ(2番人気)、さらに4馬身差遅れた3着にタスマンハイウェイ(3番人気)が続いた。バニシングポイントは、父タピット、母アンライヴァルドベル(母父アンブライドルズソング)という血統の米国産馬。遂にというか、タピット産駒の大物誕生か!? まだまだ成長途上だが、それでいて圧勝。距離も十分大丈夫のようだし、今後注目したい。
 新潟5R【2歳新馬】(1600m芝)は、丸山元気騎乗の6番人気ハヴァス(牡・橋口慎介厩舎)が前半掛かりながらも好位から直線でしっかりとした末脚を発揮して初陣を飾った。タイムは1分35秒6。1馬身半差の2着にはプラウドルック(2番人気)、さらにクビ差遅れた3着にウインミニヨン(8番人気)が続き、母アパパネ、父ディープインパクト産駒として注目された1番人気のアカイトリノムスメは7着に敗れた。ハヴァスは、父ルーラーシップ、母ベルフィカ(母父ゼンノロブロイ)という血統。少し気性に問題があるが能力は有りそう。今後は気性次第か・・・。
 新潟6R【2歳新馬】(1200m芝)は、岩田望来騎乗の3番人気デイトンウェイ(牡・野中賢二厩舎)が好位4番手から直線は最内を伸びて快勝した。タイムは1分11秒6。アタマ差の2着にはナムラスパロー(9番人気)、さらにクビ差遅れた3着にヒマラヤクリス(14番人気)が続き、1番人気のフライングバレルは4着に敗れた。デイトンウェイは、父リアルインパクト、母ビバリーヒルズ(母父スニッツェル)という血統。最後内の狭いところを通ったようにセンス、根性もありそう。距離はマイルまでか・・・。

重賞、札幌11で行われた【第68回クイーンS】は、吉田隼人の11番人気レッドアネモス(4歳・友道康夫厩舎)が最内枠から好スタート決め道中、中団のインで脚をためると、直線で馬群を縫うように抜け出し先頭でゴール。重賞3連勝を狙ったフェアリーポルカや、昨年2着のスカーレットカラーらを撃破。11年ぶりに3歳馬不在の中で行われた夏の牝馬決戦を制し、重賞初制覇を果たした。タイムは1分45秒9。3/4馬身差の2着にはビーチサンバ(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着にスカーレットカラー(1番人気)が入った。なお、俳優の陣内孝則氏の所有馬ナルハヤに騎乗した藤田菜七子は8着で芝重賞初勝利ならず。
 勝ったレッドアネモスは枠順も良かったというのもあるが、吉田隼人の理想的な騎乗ぶりだった。最後も狭いところからこじ開けたし、正直こんなに強かったのかと思った次第だ。まだ4歳馬だしまだまだ強くなるかも・・・。2着ビーチサンバはスタートでちょっと後手だったが、地力のあるところは見せた。福永がもっとうまく乗れていれば・・・。3着スカーレットカラーの岩田康も残念な騎乗。もう少し早めに仕掛けていれば・・・。僕本命の6着フェアリーポルカも良く走っているが、最後は56㌔が応えたか・・・。内でレース運べれば・・・。
 レッドアネモスは、父ヴィクトワールピサ、母マチカネハヤテ(母父サクラバクシンオー)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(株)東京ホースレーシング。通算成績は13戦4勝。重賞は初制覇。【クイーンS】は、友道康夫調教師、吉田隼人ともに初勝利。友道厩舎はワンツーフィニッシュ。

 来週の連休は災害を受けた九州に帰郷予定。たぶんブログの更新はできないかも・・・。今日の時点で書くが来週の新潟新馬(1700mダート)に僕の一口馬ゴールドレガシーという馬がデビューする。相手関係はわからないが、ゴールドアリュール産の最後の世代。調教で3勝クラスの馬に先着している。心底期待している!

 

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