人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

ヴェルトラウム新馬勝ち!

2023-09-30 18:31:54 | Weblog

 まずはゴルフ。国内女子メジャー《日本女子オープンゴルフ選手権》3日目。3打差2位で出た原英莉花が6バーディ、2ボギー「68」で回り、通算11アンダーとして単独首位に浮上した。2020年大会以来の大会2勝目、ツアー通算5勝目を目指して残り18ホールに臨む。2位にはメジャー初優勝を狙う菊地絵理香。首位から出て3アンダー、3ボギー「72」と伸ばせず、国内メジャー出場56戦目という最もスローな同初制覇へ、最終日は原との1打差を追いかける。米ツアーを主戦場とし、2年ぶりの本大会出場の古江彩佳が7アンダー3位につけた。6アンダー4位に稲見萌寧と森田遥。メルセデスランキング1位の申ジエ(韓国)、今季3勝の櫻井心那、今季メジャー2勝目を目指す吉田優利、上田桃子ら9人が5アンダー6位。4アンダー15位には岩井千怜、永井花奈、17歳のアマチュア中村心(ECC学園高)らが並んだ。3週連続優勝のかかる岩井明愛は2位から出て「77」と崩れ、山下美夢有らとともに2アンダー20位。小祝さくら、鈴木愛、菅沼菜々らが1アンダー28位とした。《日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯》からのメジャー連勝のかかる神谷そらは1オーバー43位で最終日を迎える。とにかく面白い我慢比べ。一打一打に緊張が走る。正直、このままだとビッグスコアが出ないので6アンダーまでが優勝争いのような気がするが、メジャーに縁のない上田桃子にはなんとか頑張ってほしい。
 国内男子ツアー《バンテリン東海クラシック》3日目。2打差4位から出た金谷拓実が5バーディ、1ボギーとこの日のベストスコアタイ「67」でプレーし、「68」で回った木下裕太とともに通算11アンダー首位に浮上した。金谷は3週前《フジサンケイクラシック》以来となるツアー6勝目、木下裕太は2018年《マイナビABCチャンピオンシップ》以来となるツアー2勝目を目指す。通算10アンダー3位に大会主催の興和株式会社と所属契約を結ぶホストプロ星野陸也が続いた。木下稜介が通算9アンダー4位。首位から出た蝉川泰果は2バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「73」とスコアを落とし、市原弘大らとともに通算7アンダー5位に後退した。前年大会覇者の河本力は通算4アンダー17位で最終日に臨む。蝉川で首位と4打差なら十分逆転はありそう。久常に刺激を受けた金谷、星野、蝉川の争いか。
 米国女子ツアー《ウォルマートNWアーカンソー選手権 Presented by P&G》初日。笹生優花が6バーディ「65」をマークし、首位のユ・ヘラン(韓国)に1打差に迫る6アンダー2位でスタート。首位タイで飛び出した前年に続き、好位置につけて残り36ホールに挑む。笹生と同じ2位に、2016年大会覇者のリディア・コー(ニュージーランド)、年間ポイントランキング138位と不調が続くレキシー・トンプソン、今季1勝のハンナ・グリーン(オーストラリア)ら9人が並んだ。西村優菜は6バーディ、1ボギー、今季自己ベストスコアに並ぶ「66」をマークし、首位と2打差につける5アンダー11位の好発進。勝みなみも4バーディ「67」と伸ばして4アンダーの18位につけた。渋野日向は5バーディ、2ボギーの「68」で回り、前年覇者のアタヤ・ティティクル(タイ)と同じ3アンダーの26位で初日を終えた。日本人選手軒並み好スタート。笹生はこの大会との相性も良く期待大。みんな頑張れ!

 今日の重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第27回シリウスS】は、岩田望来の1番人気ハギノアレグリアス(牡6歳・四位洋文厩舎)が大外枠スタートから道中は中団の外めを追走すると、直線では早めに抜け出したアイコンテーラー(2番人気)を力強く一完歩ずつ追い詰め、最後は1馬身1/4抜け出した。58.5㌔のトップハンデをものともせず2つ目の重賞タイトルを奪取、開業3年目の四位洋文調教師はJRA重賞初制覇。タイムは2分4秒4。2着からさらに3馬身半差遅れた3着にヴァンヤール(3番人気)が入った。勝ったハギノアレグリアスだが、状態が良かったのはもちろんだが、岩田望の内を突いた好騎乗も光った。6歳ではあるが、力をどんどんつけている。今の状態が続けば一線級との競馬でも面白い。
 ハギノアレグリアスは、父キズナ、母タニノカリス(母父ジェネラス)という血統。北海道新ひだか町・岡田スタツドの生産馬で、馬主は日隈良江氏。通算成績は15戦7勝(うち地方2戦1勝)。重賞は今年の【名古屋大賞典】に次いで2勝目。四位洋文調教師、岩田望来ともに【シリウスS】は初勝利となった。

 

明日の予想。中山メイン【スプリンターズS】は6番ママコチャ本命。初めて使った1200m(【北九州記念】)は負けて強しの内容。1200mは今回が2度目で鞍上は川田。間違いなく前走より走れる。今スプリンター界は大物がいない。大物になる前に勝負したい。相手は1,4,5,9,10,13,15番。阪神メイン【ポートアイランドS】は8番カレンシュトラウス。15か月休み明けの2戦目。前走は探り探りの競馬だったが、このメンバーなら十分勝負になる。まだ人気にならないので今回が狙い目。相手は1,3,4,6,9番。

 

今日(今週)の一口馬は3頭。はじめはムーンライトデイが中山5R【2歳新馬(牝)】(1600m芝)に出走し、11番人気で9着となった。鞍上の丸山元気は「スタートを決めてスッと先行してくれましたし、道中抱えられるところもありましたから、レースセンスの良さは見せてくれたかなと思います。しかし、勝負所で出していくとまだ動き切れない感じで、それに体力不足もあったかなと思います。あとは左手前の走りがもっと上手になってきてくれると良いですね。全体的に成長待ちの印象を受けましたから、使いつつ良くなってくれればと思います」とのこと。まだまだ成長途上だが、レースセンスはありそうなのでパンとしてくれれば…。次のヴェルトラウムは中山6R【2歳新馬】(1200mダート)に出走し優勝(1番人気)鞍上の戸崎は「ゲート扉にビックリしてゲートの出は速くなかったものの、その後はスムーズに行き脚がついてリカバリーできました。道中は枠なりに砂を被り、馬群に揉まれる厳しい展開ながらリズムを崩すことなく追走でき、直線でゴーサインを出してからもしっかり反応していい競馬ができました。今日はありがとうございます」とのこと。出遅れ、砂を被っても鞭を使わず楽勝。この馬、ひょっとしたらひょっとするぞ!陣営は芝も使いたいようだが、夢は広がる。今後はレース後の心身の状態を確認してから判断らしい。コーディアルは阪神8R【3歳上2勝クラス】に出走し13着と大敗。北村友は「先生とも事前に相談をして、馬場入りを先にして返し馬の時間をじっくり取ってレースに臨みました。その成果もあってスタートはスッと反応してくれたんですが、そこからなかなか行き脚がつきませんでした。どうしてもトモの嵌まりがもうひとつで、連動するまで時間がかかるんですね…。整った時には3~4コーナーで動いていかなくてはいけない状況でした。馬体は幅が出て良く見せていますし、リズム重視で進めたのですが、スムーズに加速していけず申し訳ありませんでした」とのこと。陣営はまだ良化の余地もありそうで、今日も上位とは着順ほどの差はなかった、これがこの馬の力ではないでしょうから、また状態を見て今後のプランを検討していきたいとのこと。僕も見限りたくない!

 

 

 

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今週の一口馬は明日の3頭!

2023-09-29 20:16:41 | Weblog

 ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が9月27日、本拠地でのカブス戦で、延長10回に今季70個目の盗塁を記録。史上初となる「40-70」(シーズン40本塁打、70盗塁)の大記録を樹立した。この試合、「1番・右翼」で出場したアクーニャJr.は、8回に右前打で出塁し今季69個目の盗塁を決めた延長10回には1死二塁から右前に同点適時打を放って出塁すると、初球で二盗を決めて偉業を成し遂げた。達成した瞬間、場内は大きな拍手に包まれ、アクーニャJr.は二塁ベースを抜いて頭の上に掲げた。そして抜き取った記念のベースはスタッフに回収され、新たなベースが埋め込まれた。2018年の日米野球で来日経験もある25歳は、今季は開幕から絶好調。8月31日には史上初となる「30本塁打&60盗塁」を達成。しかしこれだけでは終わらず、9月に入って今季最多の11本塁打。1か月も経たないうちに自らの大記録をさらに塗り替えた。さすがにこの記録は抜かれそうにない。抜くとしたらアクーニャJr.本人だろう。来季打者に専念するであろう大谷でも、できて「40-40」もしくは「50-40」だろう。ふと思うのだが、今の野球ファンはアクーニャJr.、大谷、ジャッジらを見ることができて幸せである。

 今週嬉しいニュースが飛び込んできた。21歳の久常涼が欧州ツアー《カズーオープンdeフランス》で初優勝を飾ったのだ。この優勝で久常は年間ポイントレースで11位に浮上。2024年のPGAツアー出場資格を付与される上位10人は現在1位のロリー・マキロイ(北アイルランド)ら有資格者を除いて繰り下がるため、一気にその“圏内”に入ることになった。現在《フェデックスカップ・フォール(秋季シリーズ)》で生き残り目指す小平智が懸命にもがいているものの、松山英樹が戦う最高峰の舞台(PGA)にいま最も近い位置にいる日本人となった。久常天晴れ! この結果に現在日本ツアーを引っ張る若手3人衆の23歳の中島啓太、25歳の金谷拓実、22歳蝉川泰果が刺激を受けないわけがない。この三人にとって、通常PGAツアーを目指すには2つのルートがある。まずは《三井住友VISA太平洋マスターズ》を終える11月13日時点の賞金ランキング1位となり、米下部コーンフェリーツアーの来季出場権をかけた予選会ファイナルステージに参戦すること。ここで5位タイに入れば、2024年からPGAツアーでプレーできる。もうひとつは今季の比嘉一貴、星野陸也のように日本の賞金ランク上位者(3位まで)として欧州ツアーに参戦し、久常のように上位10人に入り切符を狙うパターンだ。もちろん《ZOZO CHAMPIONSHIP》やスポンサー推薦で出場した大会で優勝という手もあるが、相手が相手だけにその壁は高い。そう考えると、これから1カ月の日本ツアーでの成績がものをいう。中島、金谷、蝉川らが繰り広げる未来を見据えての必至な戦いに注目したい!
  明日の予想。まずは中山メイン【秋風S】は穴狙い。12番ルージュラテールを狙いたい。休み明けで初の中山。ただ元クラスで実績があり、人気にもなっていた馬。狙いは休み明けの今回で嵌れば一発がある。相手は1,4,6,8,13,14,15番。阪神メイン【シリウスS】は4番ヘラルドバローズ。好走と凡走を繰り返すが、今回は好走の番。阪神は得意だし、鞍上も相性抜群。相手は揃ったが、56㌔も恵まれた感がある。相手は1,2,3,6,7,14番。

今週の一口馬。今週は3頭用意しているが、嬉しいことに2頭デビューする。まずはシルクのムーンライトデイ。明日の中山5R【2歳新馬(牝)】(1600m芝)に16丸山元気騎乗で出走予定。管理する田島俊調教師は「27日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はムーンライトデイが3馬身追走して、直線では内から加速してくると、最後は古馬1勝クラスの馬と馬体を並べて終えています。レースでは丸山騎手に騎乗していただく事になりましたから、調教で感触を掴んでもらったのですが、『全体的には悪くない走りでしたね。緩さがあってまだ体の使い方には良化の余地を残しているものの、力の要るような馬場で無ければしっかりと走ることが出来ると思いますよ。あとは角馬場から右手前でしか走れていなかったので、そこは競馬でも注意しておきます』と話していました。まだ緩さが目立っていてバランス面ではひと息ではあるものの、体はこれで整ったと思いますし、今の状態で初戦からどれくらいやれるか楽しみは持っています」とのこと。とりあえずは様子見か。これで走れば相当期待できそう。2頭目はキャロットからヴェルトラウムが中山6R【2歳新馬】(1200mダート)に戸崎騎乗で出走予定。管理する西田調教師は「先週の金曜日に本馬場で軽く乗ってみましたが、いい手応えで動けていましたね。トモを中心に緩さを感じるので軽い芝もありかなと思いましたが、それは現時点の2歳馬なら普通にある程度ですし、ダートは自分で乗って感触を確かめていたこともあり、極端な話、どちらの条件も対応できるなと思えました。あとは乗り役次第かなと水面下で調整していたところ、ダートの方なら戸崎ジョッキーが乗れそうなので、そちらの条件へ向かうことにしました。先週、ある程度乗って、いい意味でスイッチが入ったことで今朝は引っ張り切りの手応えでいい動きでした。それでいて普段はそこまで変な仕草をせずオン、オフの区別はできているので、いい流れの中で競馬へ向かえそうです」とのこと。芝、ダート両睨みから戸崎を確保でダートへ。勝ち負けを期待したい。3頭目はベテランのコーディアル。阪神8R【3歳上2勝クラス】(1400m芝)に北村友騎乗で出走を予定。管理する高野調教師は「今朝は坂路で単走の追い切りを行いました。馬は2週続けてジョッキーに乗ってもらってほぼできてきたかなと思いますので、今朝は終い重点にサッとやりました。調教は前運動でしっかり動かしていることもありトモの入りが良く、キレについてはやや物足りなく感じるものの、馬体にはかなり幅が出ており肉体的な完成度は高いです。レースでは馬場入りを早くして返し馬で入念に動かすなど対策も考えていきます」とのこと。この馬には3勝目をあげてキャロットで繁殖に入ってもらいたいので是非勝ち負けになってほしい。

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両重賞的中!

2023-09-24 17:52:39 | Weblog

《大相撲秋場所千秋楽》。大関・貴景勝(27・常盤山部屋)が熱海富士(21・伊勢ケ浜部屋)との優勝決定戦を制し、今年の初場所以来4場所ぶり4度目の優勝を果たした。全休明けの大関による優勝は03年春場所の千代大海以来2人目の“快挙”となった。貴景勝は過去4度の優勝決定戦成績は1勝3敗。優勝したのは20年九州場所で照ノ富士を下した1度のみ。直近では昨年九州場所での巴戦で阿炎に敗れ優勝を逃した。5度目となった優勝決定戦では熱海富士との“再戦”を制し、4場所ぶり4度目の賜杯を獲得。全休明け最初の場所で苦しみながらも大関としての意地を見せた。なお、11勝4敗での優勝は1場所15日制が定着した49年夏場所以降で4度目という珍しい結果に。過去には72年初場所の栃東、96年九州場所の武蔵丸、17年秋場所の日馬富士の3人が4敗で優勝。96年九州場所に至っては武蔵丸、曙、若乃花、貴ノ浪、魁皇と史上初の5人による優勝決定戦が行われたこともあった。まぁ貴景勝のカド番で満身創痍の中での優勝は立派だが、決定戦の取り口はいかがなものか。勝負事だから勝てば良いのだろうが、相手は平幕の若手、一発当たってほしかったと思うのは僕だけではないだろう。正直、もし貴景勝が来場所優勝して横綱昇進の話が出てきてもこの優勝は横綱昇進には値しないような気がする。僕って厳しい!?
 甲子園って難しい。今夏の高校野球(甲子園)で優勝した慶応が今日の《秋季高校野球神奈川大会》準々決勝で桐光学園に0-4で敗れ、来春センバ出場が絶望的となった。甲子園優勝投手のエース・小宅雅己(2年)が先発。六回まで安打2本に抑えるも、0‐0の七回、1死から3番打者に左越え二塁打を許すと、四球を挟んで3連打で2点を献上。ここで左腕・鈴木佳門(2年)にスイッチしたが、左犠飛でさらに1点を失い、この回3失点を喫した。打線は桐光学園のエース右腕・法橋瑛良(2年)を捉えられず、完封負け。この準々決勝敗退で、センバツ出場の参考となる秋季関東大会出場を逃した。実は20日には今夏の高校野球(甲子園)準Vの仙台育英も《秋季高校野球宮城県大会》準々決勝で東陵に1-2で敗れて、2年連続のセンバツ出場は絶望的となっている。また同日には高校野球(甲子園)でベスト4に入った土浦日大(茨城)が《秋季高校野球茨城県大会》初戦で常盤大高を相手に4-12の8回コールド負けを喫し、来年春のセンバツ出場を逃している。尚、ベスト4の中で唯一神村学園(鹿児島)だけが 《秋季高校野球鹿児島県大会》で優勝して、10月28日から福岡で行われる《九州大会》に出場を決めている。どうしても、甲子園の準決勝、決勝までいくと準備期間が短く、じっくりとチームを作り上げる余裕がない。そう考えると、神村学園は世代交代が上手くいっている。天晴れ!
 ゴルフ国内女子ツアー《ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン》最終日。首位から出た岩井明愛が1イーグル3バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、後続を2打差で振り切る通算13アンダーで2週連続優勝を飾った。前週《住友生命Vitalityレディス東海クラシック》と同じく初日から首位を守り切り、ツアー史上4人目となる2週連続での完全優勝で今季3勝目を手にした。通算11アンダーの2位に「68」をマークした西郷真央。通算9アンダーの3位に山下美夢有、申ジエ(韓国)、濱田茉優、尾関彩美悠の4人が並んだ。前年覇者の山下は6打差16位から6バーディ、1ボギーの「67」と追い上げたが、大会連覇には届かなかった。2位スタートの安田祐香は2バーディ、3ボギーの「73」とスコアを落とし、勝みなみ、蛭田みな美と並ぶ通算7アンダーの11位でツアー初優勝を逃した。カットライン上で決勝ラウンドに進んだ畑岡奈紗は、ボギーなしの1バーディ「71」。今季国内ツアー初戦を通算イーブンパーの38位で終えた。岩井明は安定したゴルフだった。この連勝は相当自信がついただろう。天晴れ!それにしても安田はやっぱり勝てないなぁ。高校時代は吉田や西村より一枚上の選手だったのに…諦めず頑張れ!

 国内男子ツアー《パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ》最終日。2打差3位から出た大槻智春がボギーなしの6バーディ「66」をマークし、通算20アンダーで逆転優勝を決めた。昨年石川遼とのプレーオフを制した《ANAオープン》以来のツアー通算3勝目。3打差の通算17アンダー2位に首位から出たソン・ヨンハン(韓国)と米澤蓮、4打差4位に長野泰雅。15アンダー5位に永野竜太郎が続いた。賞金ランキング1位の中島啓太は6バーディ、1ダブルボギー「68」で回って通算13アンダー8位。ランク2位の金谷拓実は通算11アンダー16位で大会を終えた。前週《ANAオープン》優勝の谷原秀人は通算10アンダー21位。2016年大会覇者の池田勇太は「72」と伸ばせず9アンダー26位。19年覇者の武藤俊憲が5アンダー40位となった。大槻の淡々としたゴルフは同組の選手にプレッシャーを与えるのか、なぜかスコアが伸びない。それでも「66」で回っているのだから文句をつけようがない。今日のゴルフ見ていたらもっと勝っていい。それにしても永野は最終日弱すぎる。安田同様、頑張れ!

 今日の重賞を振り返る。まずは中山メイン【第69回産経賞オールカマー】は、僕が本命に推したC・ルメール騎乗の4番人気ローシャムパーク(牡4歳・田中博康厩舎)が道中は5、6番手あたりを追走し、3~4コーナーで勢いをつけて直線に入ると、抜群の伸び脚を見せて圧巻の差し切りV。【天皇賞・秋】の優先出走権を手にした。前走の【函館記念】に続きGⅡも突破し、秋の大舞台へ弾みのつく勝利となった。18日の【セントライト記念】(レーベンスティール)を制した田中博康調教師は2週連続重賞制覇。タイムは2分12秒0。タイトルホルダー(1番人気)がマイペースの逃げから1馬身1/4差の2着に粘り、さらにクビ差の3着にはゼッフィーロ(7番人気)が入った。
 勝ったローシャムパークはレ-スごとに強くなっている。大きな馬で内で揉まれるとまだ不安はあるが、トビが大きくいい脚を長く使う。距離もある程度伸びても大丈夫そうふぁ。タイトルホルダーを捻じ伏せたのだからGⅠでも注目したい。【有馬記念】が良さそう。2着タイトルホルダーは良く走っている。正直もっと大敗するのでは…と思っていたが、2着に残るのは相当な底力だ。レース的にはもっと差をつけて逃げた方が良かったと思うが、陣営は無事に帰ってきてくれたのが一番の収穫だろう。3着ゼッフィーロはスムーズに出られたのが好走の要因か。右回りの方が良いのかも…。
 ローシャムパークは、父ハービンジャー、母レネットグルーヴ(母父キンカメ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は10戦6勝。重賞は今年の【函館記念】に次いで2勝目。田中博康調教師は【産経賞オールカマー】初勝利、C・ルメールは2018年レイデオロに次いで2勝目となった。
 阪神11Rで行われた【第71回神戸新聞杯】は、川田将雅とコンビを組んだ3番人気のサトノグランツ(牡・友道康夫厩舎)が中団追走からゴール前で馬群を突いて差し切り、重賞2勝目。アタマ差2着には僕本命のサヴォーナ(10番人気)、さらに1/2馬身差の3着だったファントムシーフ(2番人気)とともに【菊花賞】の優先出走権を獲得した。勝ちタイムの2分23秒5は従来の記録を0秒6塗り替えるコースレコードだった。
 レースはファントムシーフが意表を突く逃げの手に出てマイペースに持ち込み、シーズンリッチは控えて2番手。サヴォーナ、ナイトインロンドンが続き、ビキニボーイ、ロードデルレイがこれを追う。人気のハーツコンチェルトは、内のサトノグランツと並んで7番手からのレースとなった。大きな動きのないまま勝負どころを迎え、ハーツコンチェルトは外から進出。しかし、前のファントムシーフとサヴォーナが内で粘りを見せて、外の各馬は伸びが見られない。サヴォーナがファントムシーフをかわしたかと思われたところに、鋭く馬群から伸びてきたのがサトノグランツ。ゴール前でわずかにサヴォーナをかわし、見事なレコードVを成し遂げた。
 勝ったサトノグランツだが、強いレースだった。血統を考えるとこのような早い時計は得意ではないと思っていたが、それでも勝ち切るのだから凄い。もっと成長しそうでこれからが楽しみな馬だ。2着サヴォーナは一瞬「勝った」と思ったが、勝ち馬の力に屈した。ただ一戦ごとに強くなっているし、本番も楽しみ。3着ファントムシーフはやりたいレースはできた。もう少し時計がかかる馬場のほうが良さそう。4着ロードデルレイも良く走っているが、もう少し距離は短いほうが良さそう。

 サトノグランツは、父サトノダイヤモンド、母チェリーコレクト(母父Oratorio)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は里見治氏。通算成績は7戦4勝。重賞は2023年【京都新聞杯】に次いで2勝目。【神戸新聞杯】は友道康夫調教師が2018年ワグネリアンに次いで2勝目、川田将雅は初勝利となった。
 

 今日の「WIN5」の的中はわずか1票だった。配当は歴代5位の4億2878万3320円。2週間前の10日も4億2318万30円の超高額配当が出ており、短期間で2度の4億円超えとなった。この日のWIN5対象レースは、中山9Rが12番人気のセンタースリール、阪神10Rが15番人気グレイトゲイナー、中山10Rが6番人気ダノンマデイラ、阪神11Rが3番人気サトノグランツ、中山11Rは4番人気ローシャムパークが勝ち、1番人気が総崩れとなった。
なおWIN5の歴代最高配当は21年3月14日の5億5444万6060円。ちなみに僕は先週の15,380円が的中していたが…。

 

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神戸新聞杯は穴狙い!

2023-09-23 18:38:10 | Weblog

 今年はCS無しでいいと思っている僕なので、現在ではソフトバンクの勝ち負けをさほど気にしていない。ただ来年のことを考えると試合内容はチェックしているのだが、今日の試合はあまりにもファンを馬鹿にしていないか。ファンの中にはまだCSから日本一を望む人もいるだろう。勿論チームもそれを狙っているのだろうが、1試合も落とせないこの時期に先発森唯、2番手笠谷はないだろう。案の定、先発の森が4回途中4失点と踏ん張れず3回に2失点。4回1死一、二塁としたところで降板。そして2番手の笠谷も踏ん張れ次追加点を与えた。試合後、藤本監督は「(森は)コース、コースと丁寧に投げようとして、球数が多くなったというところ。80球を超えたところでスピードがだいぶ落ちてきていたしね」と振り返った。笠谷への交代については「5回までは(他に)選択肢はなかった。他のピッチャーは5回以降だから」と説明したが、この時期に「他のピッチャーは5回以降だから…」と言っている場合か。今日の試合を終え、2位・ロッテ、3位・ソフトバンクがともに敗れ、楽天が勝利し、楽天とソフトバンクとは1差、ロッテとも2ゲーム差が縮まった。CS出られなくてもいいから、ファンが納得する野球を最後までしてほしものだ。喝!
 メジャーリーグ。前田健太が所属するツインズが3年ぶり地区優勝を決めた。優勝マジック1で迎えたエンゼルス戦で二回に先制し、一度は同点にされたが、六回に途中出場のキリロフの適時二塁打で勝ち越し、その後も着実に加点。本拠地スタンドを埋めた地元ファンとともに喜びを分かち合った。ベンチで見守っていた前田は優勝の瞬間、グラウンドへ飛び出すと歓喜の輪に加わると、満面の笑みで何度も飛び跳ねていた。19年オフにドジャースからツインズへトレードされた前田にとっても移籍1年目以来、3年ぶりの美酒。ドジャースではメジャー1年目から4年連続地区Vを経験しており、メジャー8年目で自身6度目。松井秀喜がヤンキースで達成した5回を抜いて歴代最多となった。前田は21年9月に右肘じん帯再建手術を受け昨季は全休。今季は開幕から4連敗、防御率9.00と振るわず、4月末に右上腕部の筋肉炎症のため、負傷者リスト入り。復帰登板となった6月23日のタイガーズ戦で5回無失点と好投し、うれしい術後初勝利を手にした。7月から8月にかけて3度のクオリティースタート(6回以上、3自責点以下)を達成しながら打線の援護がない不運もあったが、勝負どころの9月は9日のメッツ戦から前回19日のレッズ戦まで3登板連続勝利をマークし、チームを勢いづけた。前田はここまで20試合に先発し、101回を投げて6勝7敗、防御率4.28で優勝に貢献した。天晴れ!

 そのメジャーで最高勝率を誇るのがブレーブス。そのブレーブスを引っ張っている一人がロナルド・アクーニャJr.今日も40号先頭打者アーチを放ったが、これで史上5人目の「40-40」を達成した。これまで1988年のホセ・カンセコ、1996年のバリー・ボンズ、1998年のアレックス・ロドリゲス、2006年のアルフォンゾ・ソリアーノが達成している快挙だ。ただアクーニャJr.の場合、これまでに史上3人目の「30-50」と史上初の「30-60」を達成していたが、今日の本塁打で「40-50」と「40-60」も史上初の快挙となった。そして前人未到の「40-70」まであと2盗塁に迫っている。凄すぎる!

 ゴルフの場合。国内女子ツアー《ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン》2日目。首位タイから出た岩井明愛が5バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、通算10アンダーの単独首位で最終日へ。前週《住友生命レディス東海クラシック》に続く、初日から首位を守る2週連続の“完全優勝”に王手をかけた。通算8アンダーの2位に、4バーディ、1ボギーの「69」と伸ばした安田祐香が4位から浮上した。上がり2ホールを連続バーディで締めくくった。通算7アンダーの3位に、年間ポイントランキングでトップに立つ申ジエ(韓国)、西郷真央、蛭田みな美。通算6アンダーの6位に穴井詩、稲見萌寧、竹田麗央、福田真未、約1カ月ぶりの国内ツアーとなる勝みなみが続く。前年覇者の山下美夢有は29位スタートから「69」と伸ばし、通算4アンダーの16位。今季国内ツアー初出場の畑岡奈紗は、43位から2バーディ、3ボギーの「73」でホーアウト。予選カットライン上の通算1オーバー50位で辛くも決勝ラウンド進出を決めた。岩井明はやっぱり先週の勝利で自信がついたのだろう。ただ3打差で申や西郷がいるのでまだわからない。個人的にはそろそろ安田に勝ってほしいが…。

 国内男子ツアー《パナソニックオープン》3日目。12アンダー2位から出た20歳の長野泰雅が7バーディ、3ボギー「68」で回り、通算16アンダーでソン・ヨンハン(韓国)をとらえて首位に並んだ。 2打差の通算14アンダー3位に永野竜太郎、大槻智春、小木曽喬。3打差6位に小浦和也と生源寺龍憲。12アンダー8位に米澤蓮、片岡尚之、ジュビック・パグンサン(フィリピン)が続いた。賞金ランキング1位の中島啓太は「67」、ランク2位の金谷拓実は「69」で回って、ともに通算9アンダー13位につけた。 2016年大会覇者の池田勇太が通算9アンダー13位、前週《ANAオープン》優勝の谷原秀人が8アンダー20位。個人的には永野にツアー初優勝を目指して欲しいと思っているが、「生源寺」という名字に興味津々。この選手、作陽高校で渋野の同級生らしく、この名字は天台宗の開祖・最澄生誕の地と言われる滋賀県生源寺が由来になっているらしい。応援しようかな!?

 明日の予想。まずは中山メイン【オールカマー】。本命は13番ローシャンパーク。2番タイトルホルダーとどうしようか迷ったが、競争中止後の休み明け。これまで休み明けのパーフォマンスは悪いイメージがあるのでローシャンの方を本命にした。これまでとレベルが違う相手は百も承知で、最近の走りはひと皮むけたもの。相手は2,6,7,8,10,11,15番。阪神メイン【神戸新聞杯】は6番サヴォーナでな狙い。ゲートが鍵だが、少々の遅れなら十分競馬になる馬。ひとレースごとに成長しているし、阪神も走る。相手は3,4,7,10,11,13番。中山12Rは11番ムーヴで穴狙い。この馬府中の方が合うのでここは叩き台かもしれないが、馬券的には今回の方が美味しい。相手は4,5,6,7,14,15番。阪神12Rは4番ボナンザ。未勝利勝に時間を要したが、1勝クラスも楽勝。まだまだ成長途上で、どれだけ強くなるか注目の一頭だ。相手は2,3,7,9,10,14,15番。

今週は一口馬の出走はない。明日も馬券を楽しむ!

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オリックス3連覇!

2023-09-22 18:45:07 | Weblog

 オリックスが昨日、2位ロッテを下し、3年連続15度目(阪急時代含む)のパ・リーグ優勝を決めた。球団としては初の京セラドームでの胴上げとなった。中嶋聡監督(54)にとっては自身が現役だった1995、96年の連覇を超える偉業で、球団では75~78年の4連覇以来、45年ぶりの快挙となった。優勝の要因は、何といっても盤石な投手力。チーム防御率2.63はリーグトップ。勝利、防御率、奪三振の投手“3冠”を独走している山本、3年連続2桁勝利をマークして勝率でリーグトップの宮城、9勝5敗の山崎福、それに開幕投手に抜擢した山下が期待に応え、山岡を中継ぎに配置転換したことで、7月30日から先発抜擢した育成出身の6年目の東が、無傷の6連勝と先発陣がゲームを作った。加えてブルペン陣は、山崎颯一郎、宇田川、阿部、山田、平野の5人が防御率1点台。ブルペンについた勝ち星の18勝が示すように、彼らの踏ん張りが、数多くの逆転劇を呼び込んだ。そしてもう一つの大きな要因は中嶋監督のベンチワーク。今季の打順は120通りを越えた。支配下登録の野手のうち、1軍で起用しなかったのは6人だけ。調子を見極めながら、1、2軍を入れ替えて、持てる戦力をフル稼働させた。レギュラーは固定させず、全試合に出場した選手は一人もいない。打線を固定させて18年ぶりの優勝を勝ち取った阪神岡田監督とは対照的である。中嶋監督がチャンスを与える中で、首位打者争いをしている頓宮、育成出身のルーキー茶野、5年目の宜保らの若手が躍動した一方で、前日まで3試合連続でお立ち台に上った杉本は、不振で2軍落ちして、9月5日に1軍昇格したばかりだった。中嶋監督の人心掌握術が選手の力を最大限に引き出した優勝。見事としか言いようがない。天晴れ!
 そのオリックスの優勝を数字的に振り返ってみる。
●15度目リーグV…21年から3年連続15度目のリーグ優勝。優勝15度は巨人47度(ーグ9度、セ38度)、西武23度、ソフトバンク21度(1リーグ2度、パ19度)に次ぎ4番目。パでは西武、ソフトバンクに次ぎ3番目。
●3度目V3…リーグ3連覇は16~18年の広島以来で、3年(シーズン)以上連続優勝は15度目。パでは90~94年に5連覇の西武以来8度目。オリックスでは前身の阪急時代の75~78年4連覇、67~69年3連覇に次ぎ3度目。3年以上の連続V回数は6度の巨人に続いて3度の西武(西鉄)と並ぶパ・リーグ最多回数。
●最下位からV3…最下位から2連覇は、77年巨人と、22年ヤクルトとオリックスだけだったが、巨人は78年2位、今年のヤクルトはV逸で、最下位から3連覇はオリックスが初。尚、オリックスは2年連続最下位からの3連覇。
●監督で3年連続3度V…中嶋監督は初采配から3年連続3度目の優勝。監督で3度以上の優勝は21人目。オリックスでは、西本幸雄氏、上田利治氏の各5度に次ぐ記録。3年連続Vは16~18年広島・緒方孝市氏以来、11人目15度目。パでは90~94年に5連覇した西武・森祇晶氏以来。初采配から3連続Vも、86~88年の西武・森祇晶氏に次ぎ2人目になる。
●ビジター43勝…ホーム36勝24敗3分けの勝率・600に対し、ビジターは43勝23敗1分けの・652で貯金20を稼いだ。ビジター43勝以上は昨年のヤクルトが43勝、パでは18年西武43勝以来。1950年以降、ビジターの最多勝は、50年松竹の54勝(16敗3分け)、パでは56年南海の47勝(28敗2分け)があるが、オリックスでは95年の42勝を抜き、今年が最多勝利。ビジターはここまでリーグの全カードで勝ち越し。ロッテを除く4カードは勝ち越しが確定しており、ロッテも勝ち越し中。リーグのビジター全カード勝ち越しは09年巨人まで8チーム。パでは51年南海、83年西武の2球団だけ。ロッテ戦も勝ち越しなら、パ3球団目となる。
●20本塁打打者なし…今季の最多本塁打は頓宮と森の16本。もし20本塁打以上打者なしでVなら、パでは51~53、55年南海、14年ソフトバンクの5度。オリックスでは初。
●エース山本…3年連続の投手5冠王は苦しくなったが、14勝、防御率1.32で最多勝、防御率のタイトルは堅そう。3年連続最多勝&チーム3連覇は38年秋、39,40年の巨人・スタルヒン1人。3年連続防御率1位&3連覇は、56~58年の西鉄・稲尾和久だけ。タイトル獲得なら、どちらも2人目となる。つまり3年連続で最多勝&防御率1位&チームVなら山本が初。もう歴史的大投手を超えたことになる。
 競馬の話。先日、夏競馬に対して名伯楽である国枝栄調教師(68)の取材記事があった。 JRAは暑熱対策として来年の夏季競馬でレースの休止時間を設けると発表している。具体的には1Rの発走時刻を繰り上げ(午前9時30分ごろ)。午前中に前半5Rまでを行い、正午前後から気温が最も上がる時間帯にレースを休止。午後3時ごろに再開し、6R以降の後半レースを行う予定となっている。また、パドック周回時間のさらなる短縮、装鞍所集合時刻の繰り下げなども検討されている。だが、それだけでは足りないと話すのが国枝師だ。師の提言は3つ。「海外ではレース前に獣医師が入念に馬の状態や環境を調べている。そしてある一定の数値を超えれば出走ができなかったり、レースや開催自体が中止になることもある。日本でも獣医師がそういう提案をしてもいいと思うんだよね」と持論を展開する。そしてその上で、トレセンの環境改善も急務だと話す。「総電力の問題があるが、全馬房にエアコンをつけられるようにした方がいいよね」。今年の夏は、エアコン完備の新潟で滞在調整する馬が多数。国枝厩舎もサリエラをノーザンファーム天栄から新潟に直接入厩させ、【新潟記念】に備えた。「うちの厩舎はミストをつけて対策しているけど、それだけでは耐えられない暑さになっている。せめて、馬がしっかり休めるところがあったほうがいい」。最後に“ペナルティー”の重要性も強調。「熱中症にさせてしまった調教師には罰則を与えてもいいんじゃないかな。海外ではそういうのもあるよね。それが過酷なローテーションを防ぐし、馬の安全につながる」。何十年にわたり、馬と接してきた名伯楽ゆえの3つの提言。僕もこの意見には大賛成、そしていずれは他のスポーツにシーズンオフがあるように夏開催はしないということもありかと思う。夏の暑さはもう待ったなしの状態まで来ている。名伯楽の意見、来夏以降の健全な開催のため、早々に取り入れてはいかがか。
 明日の予想。中山メイン【ながつきS】は人気でも5番パウオレ。1頭強い馬(9番サンライズアムール)がいるが、中山1200mの舞台なら勝ち負けだろう。重馬場も苦にしないし、4連勝を期待。相手は1,2,6,8,9番と絞って…。中山12Rは5番サーマルソアリング。前走の初ダートが圧巻。【名鉄杯】と時計が0.1差だし、単なる1勝クラス勝ちとはいえないだろう。未知数は多いが普通に走れば…。相手は2,6,7,9,12,15,16番。阪神メイン【大阪スポーツ杯】は14番サンライズフレイム。ここも1頭強い(5番グレートサンドシー)野がいるが、この距離での位置取りが有利そうなこの馬を狙う。相手は4,5,6,7,12,14番。阪神12Rは4番タイセイウォリアー。昇級戦の走りも良く間違いなく力を付けている。平場で減量が効くし、狙いは今回か。相手は1,6,7,9,10,13番。

 今週は一口馬の出走はなし。馬券を楽しもう!

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明日の一口馬は何とか掲示板を・・・

2023-09-17 18:25:09 | Weblog

一昨日紹介した世界最高峰シリーズ《ダイヤモンドリーグ(DL)》ファイナル第1日。この初日には女子やり投の北口榛花(JAL)と男子3000m障害物の三浦龍司(順天堂大学)が出場した。全競技の先陣を切って始まった女子やり投で、北口は最後の7番目に登場。2投目に63m78をマークし、世界選手権女王の貫禄を示してトップに浮上しました。その後は記録を伸ばせなかったものの、ライバルも北口の記録を超えられず、2位に2m48の大差をつけて優勝。日本選手として初の年間チャンピオンに輝いた。天晴れ!男子3000m障害では、2年連続のファイナル出場となった三浦が出場。1000mを2分40秒でペースメーカーが引っ張る中、後方でレースを展開。終盤にスピードアップし、結果トップからは9秒余り遅れの5位でフィニッシュ。三浦は今大会が学生最後の3000m障害物のレース、来春からの実業団でさらなる飛躍を期待したい。他の種目では男子100mは、クリスチャン・コールマン(米国)が今季世界最高に並ぶ9秒83で優勝。世界選手権で100mと200mの2冠に輝いたノア・ライルズ(米国)は0秒02差の2位。女子100mはシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)が10秒70で制覇。男子400mハードルはライ・ベンジャミン(米国)が46秒39、男子走高跳はウ・サンヒョク(韓国)が2m35、女子三段跳は世界記録を持つユリマル・ロハス(ベネズエラ)が15m35で優勝した。
 最終日の17日には、日本から男子走幅跳の橋岡優輝(富士通)、男子110mハードルの泉谷駿介(住友電工)、女子5000mの田中希実(New Balance)の3選手が出場する。

 ゴルフの結果。国内シニアメジャー《日本シニアオープンゴルフ》最終日。1打差2位から出た54歳の藤田寛之が3バーディ、1ボギー「70」で回り、通算10アンダーで逆転優勝を飾った。2022年8月の《マルハンカップ》以来となるシニア3勝目、国内のシニアメジャーを初制覇した。1打差の2位には昨季の賞金王プラヤド・マークセン(タイ)と山添昌良。通算8アンダー4位にシニアルーキーの増田伸洋とI.J.ジャン(韓国)が続いた。首位で最終日を迎えた宮本勝昌はこの日「74」と落とし、大会初出場でシニア初勝利を目指した片山晋呉とともに通算7アンダー6位で終えた。藤田の粘り勝ちという感じだったが、シニアのトーナメントを見ていて思うのはマークセンの強さ。昨日がなければ…。ただ片山、宮本、増田などシニアも面白くなってきた。

 国内女子ツアー《住友生命Vitalityレディス東海クラシック》最終日。岩井明愛が4バーディ、1ダブルボギーの「70」でプレーし、通算15アンダー。初日から首位を守る完全優勝で4月《KKTバンテリンレディス》以来となるツアー2勝目をあげ、うれし涙を流した「67」で回った小祝さくらが通算14アンダーで、3戦連続2位で終えた。 5月《ブリヂづストンレディス》以来、今季4試合目の国内ツアーとなったホステスプロの西村優菜はイ・ミニョン(韓国)、笠りつ子、西郷真央と並ぶ通算12アンダー3位。メルセデスランク2位の山下美夢有は「72」と伸ばせずに稲見萌寧、鶴岡果恋らとともに通算10アンダー13位で終えた。勝った岩井明は1打差まで追い上げられたが勝ち切ったところが凄い。1勝と2勝では今後の自信が違うだろう。これからの後半戦、注目したい!

 国内男子ツアー《ANAオープンゴルフトーナメント》最終日。3打差3位から出た谷原秀人が逆転優勝を飾った。ボギーなしの5バーディ「67」で回り、通算18アンダーとして伸ばし合いの最終日を制した。6月《ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ》に続く今季2勝目で通算19勝目となった。23歳のルーキー前田光史朗が1打差2位。サンデーバックナインで一時単独トップに立ったが、16番(パー3)でボギーを喫してツアー初優勝を逃した。ソン・ヨンハン(韓国)も同じ17アンダーで終えた。今平周吾、内藤寛太郎が16アンダー4位。 2015年大会覇者の石川遼は15アンダー6位で32歳のバースデーVには届かなかった。賞金ランキング3位の蝉川泰果も同順位で並んだ。 首位スタートの香妻陣一朗は吉田泰基とともに14アンダー8位。賞金ランク2位の金谷拓実は11アンダー16位でフィニッシュ。前年優勝の大槻智春は8アンダー29位だった。常に若手に頑張ってもらいたいとおもっているが、谷原の復活はお見事。19勝は歴代12位(レギュラーでは池田勇太の21勝に次いで2位、次位は石川遼の18勝)、永久シード(25勝)まで頑張ってほしい。

 今日の重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第41回ローズSステークス】は、岩田望来騎乗の7番人気マスクトディーヴァ(栗東・辻野泰之厩舎)がハイペースでレースが流れる中、中団の外めを追走すると直線で外から弾けるように伸びて完全に抜け出し快勝した。エスコーラが2021年7月3日に記録した1800m芝のレコードをコンマ8秒も上回る1分43秒0の日本レコードで、1勝クラスからの連勝を果たし初の重賞タイトルを奪取した。1馬身半差の2着にはスタートでタイミング合わず後方から直線で猛烈に追い込んだブレイディヴェーグ(1番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着にマラキナイア(5番人気)が入り、上位3頭は【秋華賞】の優先出走権を獲得した。
 勝ったマスクトディーヴァは強い勝ち方だった。ハイペースを4角先頭で押し切ったのだから本当に強い。問題はこの時計の反動が出ないことを祈るだけだ。2着ブレイディヴェーグはスタートがすべて。ただ末脚は凄かった。これで出走権が獲れたのだから本番向けて良かったのかもしれない。この2頭は怪物の相手になりそう。3着マラキナイアも力を付けている。ただ上位2頭とは現状差がある。

 マスクトディーヴァは、父ルーラーシップ、母マスクオフ(母父ディープインパクト)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は4戦3勝。重賞は初勝利。辻野泰之調教師、岩田望来ともに【ローズS】は初勝利となった。

 明日の予想。中山メイン【セントライト記念】は4番レーベンスティール。【ラジオNIKKEI賞】賞金加算ができなかったが、ここでは鞍上モレイアを配して完璧を期す。外国人騎手との相性は抜群でライバル(14番ソールオリエンス)との枠順を考えれば本命はこっち。相手は1,2,5,6,13,14番。中山12Rは7番ケンキョ。展開が嵌るかどうか鍵だが、モレイラの手腕に期待する。相手は5,9,10,12,14,16番。阪神メイン【JRAアニバーサリーS】は10番セラフィックコール。まだ成長途上の走りで3連勝。ここは強敵揃いだが、ハンデ54㌔は恵まれた感がある。相手は1,3,5,7,8,9番。阪神12Rは6番ザウリが面白そう。当てにならないところがあるが、2走前だけ走れば勝負になる。相手は1,5,10,14,15,16番。

 明日の一口馬。中山2R【2歳未勝利・牝】(1600m芝)にウインブリエが丹内騎乗で出走する。正直、僕はダートを使ってほしいのだが、管理する和田郎調教師は「初戦は仕上がり的にもまだこの馬の良さが出せていない状況でしたが、一度使って馬体の張りが増しましたし、上積みはあります。まだ気性面で若さがあり、色々と慣らしながらというところです

が、初戦もそんな状況の中でまずまずの走りは見せてくれましたからね。前回よりもさら

に前進してくれることを期待しています」とのこと。今回は掲示板期待している。

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ローズSは人気の盲点で・・・

2023-09-16 19:29:59 | Weblog

 3連休。まずはゴルフ。国内シニアメジャー《日本シニアオープンゴルフ選手権》3日目。1打差3位で出た宮本勝昌が5バーディ、1ボギー「68」で回り、通算9アンダー単独首位に浮上した。ことし8月《ファンケルクラシック》に続くシニア2勝目、シニアメジャー初制覇を目指して残り18ホールに挑む。藤田寛之が1打差2位。8位から出たこの日は6バーディ、1ボギーで「67」でプレー。同門の宮本とともに、こちらもシニアメジャー初タイトルを目指す。増田伸洋が7アンダー3位、《日本オープン》とのナショナルオープン2冠がかかる片山晋呉が6アンダー4位につけた。青木功と並ぶ大会最多5勝目がかかる前年覇者のプラヤド・マークセン(タイ)は増田と並ぶトップタイスタートから5アンダー5位に後退。桑原克典、飯島宏明、山添昌良が同順位に並んだ。手嶋多一、貴田和宏、渡部光洋の3人が4アンダー9位で最終日を迎える。宮本、藤田のゴルフが良い。でもやっぱり怖いのはマークセン。増田ももう少しパターが入れば…。
 国内女子ツアー《住友生命Vitalityレディス東海クラシック》2日目。単独首位で出た岩井明愛が8バーディ、2ボギー1ダブルボギー「68」で回り、通算13アンダーまで伸ばしてその座を守った。4月《KKT杯バンテリンレディス》に続くツアー通算2勝目をかけて最終日に臨む。10アンダー2位で山下美夢有、稲見萌寧、鶴岡果恋、イ・ミニョン(韓国)が続いた。前年大会覇者の尾関彩美悠、西郷真央、小祝さくら、木村彩子、桑木志帆、笠りつ子が9アンダー6位で並んだ。5月《ブリヂストンレディス》以来、今季4試合目の国内ツアー出場となったホステスプロの西村優菜は6バーディ、1ボギー「67」で回り、トータル6アンダー。上田桃子、菅沼菜々、アマチュアで唯一の予選通過となった神谷桃歌(愛知・南山学園聖霊高)らと同じ20位につけた。今季3勝の櫻井心那も4アンダー34位で決勝ラウンドに進んだ。3月《明治安田生命レディス》以来の国内ツアー出場となった古江彩佳は4バーディ、1ボギー「69」と伸ばしたが、2アンダー57位でカットラインに1打及ばず。1アンダー63位の原英莉花、1オーバー79位の岩井千怜、4オーバー97位のアマチュア・馬場咲希(東京・代々木高)も予選落ちとなった。少し岩井明が抜け出し他感じだが、上位陣にビッグネーム、実力者が並ぶ。少しでもミスすれば逆転されるだろう。
 男子国内ツアー《ANAオープン》3日目。単独トップで出た香妻陣一朗が5バーディ・2ボギーの「69」をマーク。トータル16アンダーで首位をキープし、今季初優勝(通算3勝目)に王手をかけた。トータル15アンダー・2位に吉田泰基。トータル13アンダー・3位タイに谷原秀人と清水大成、トータル12アンダー・5位タイには石川遼、今平周吾、杉山知靖、ソン・ヨンハン(韓国)が続いた。金谷拓実はトータル10アンダー・10位タイ、蝉川泰果はトータル9アンダー・13位タイ。昨年覇者の大槻智春はトータル8アンダー・16位タイで最終日に臨む。この試合になると石川遼が良いゴルフする。僕は吉田、清水に期待する。
 今日の重賞を振り返る。阪神8R【第25回阪神ジャンプS】は、西谷誠騎乗の1番人気ジューンベロシティ(牡5歳・武英智厩舎)が【東京ジャンプS】に続く重賞連勝。先手争いを制した昨年の覇者ホッコーメヴィウス(4番人気)が徐々に後続を離して独走態勢の中、道中は3番手を追走。レース途中で2番手に位置を上げて射程圏に入れると、直線に向いてからの手応えは抜群で、きっちりと差し切り2馬身差の完勝を決めた。タイムは3分25秒7。2馬身差の2着にホッコーメヴィウスが粘り込み、さらに4馬身遅れた3着にはネビーイーム(3番人気)が入った。
 勝ったジューンベロシティは強い勝ち方だった。実力馬ホッコーメヴィウスをつかまえに行って、最後は流すぐらいだった。まだ5歳で、末恐ろしい。このあとは東京(【東京ハイジャンプ】)に行っその後はGI(【中山大障害】)で春のリベンジに挑むらしい。鞍上も負傷で休養中の高田潤に乗り替わるし目が離せない。2着ホッコーメヴィウスはこの馬のレースはやった。しました。ただ今日は相手が強かった。3着ネビーイームは初重賞でよく走っている。このペースで慣れればもう少し勝負になる。
 ジューンベロシティは、父ロードカナロア、母アドマイヤサブリナ(母父シンボリクリスエス)という血統。北海道浦河町・ヒダカフアームの生産馬で、馬主は吉川潤氏。重賞2勝目。武英智調教師、西谷誠ともに【阪神ジャンプS】は初勝利。

 明日の予想。まずは阪神メイン【ローズS】。本命は11番ココナッツブラウン。実力馬、連勝馬がいて、人気の盲点になっているが、期待馬ようやく本格化してきた。ここは先物買いとして勝負する。相手は2,5,6,7,12,14番。阪神12Rは5番エンペラーワケア。まだまだ強くなる馬で、ここは通過点。とにっかう勝ち方が規格外。相手は2,4,6,11,12,13番。中山メイン【ラジオ日本賞】は4番ハピ。デビューから3連勝、その後も重賞で常に上位争いしている実力馬。休み明けでもここは主役を譲らない。相手は2,6,12,13,15,16番。中山12Rは7番ピンクセイラー。北海道で4戦使った疲れは心配だが、休養を入れて大丈夫だろう。当舞台は新馬戦を勝った舞台だし、差し競馬も板についてきた。相手は1,3,4,10,13,15,16番。
 一口馬について。昨日キャロットの当選発表があった。僕は7頭申し込んでいたが下記の3頭が当選した。まずはワシントンレガシーの22。今出資しているハリケーンリッジの半弟。父がルヴァンスレーヴに替わり、姉2頭と比べて馬格がふた回り以上大きい。いかにもダート馬らしい四角い馬体で機敏に動くらしい。大物は難しかもしないが、勝ち上がりは大丈夫だろう。2頭目はカイカヨソウの22。父はナダルで、馬を観た人によると後肢の蹴りが強くて見た目以上に馬力があるらしい。馬体がガシッとしてきたら牝馬ダート重賞も…。3頭目はスプリングゲイルの22。ようやくスワーヴリチャード産駒をゲットした。ただ馬体が小さく短距離タイプか。スプリンター戦線で何とかならないかと思っている。
 今日の一口馬の結果。中山1R【2歳未勝利】に出走したアシセバイラはまずまずのスタートもリズム重視で5、6番手を追走。直線は2着馬が粘っていたが、最後にグイッと伸びて見事差し切り勝ちを決めた。今年の2歳馬初勝利。モレイラ様様である。辻調教師は「まだ力が付ききっていないので調教では動き切れないところはありましたし、ダートは悪くないとは思っていたものの実戦になればまた違うので、条件替わりがどう出るか見ていましたが、しっかり勝ち切ってくれました。今日はキックバックを受けないようある意味安全に乗ったので、今後内枠などで揉まれた時のリアクションについては改めて見る必要があるとジョッキーは言っていましたが、まずは勝てたことが大事ですし、最後のひと押しはやはりジョッキーの腕も大きいですね。馬体は大きく増えていましたが、調教でそれなりに攻めていたので太く感じることはなかったですし、極端な話、あと20㌔あってもいいかなと思えくらいです。そう考えてもひとつ勝てたことでより余裕を持って成長を促していけますから、また上のクラスで頑張れるようにしていきたいです」とのこと。これからの馬で、今後の成長を期待。ラブリアージェは阪神4R【3歳上1勝クラス】(1600m芝)に出走してまたもや結果8着。昆調教師は「当日輸送でテンションの高さを懸念していましたが、競馬場に着いてからも思っていた以上に落ち着きがあり、雰囲気良くレースに臨めたと思います。返し馬の気配も悪くなかったし、スタートして出たなりで抱えながら、自分のペースを守って走れていた。直線入り口ではもっと伸びてきそうな格好だったのですが…。ゴール前は坂であったり、距離だったりが影響して止まってしまったが、競馬の内容としてはこれまでで一番形になっていたと思います。まだ矯正していかなければならない点は多いものの、こういった走りを覚えさせれば、いずれ条件を変えても前進ができるはずです」とのこと。僕としてはダート使ってほしいのだが、昆調教師はこの馬の可能性を信じて鍛えるようだ。

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阪神6度目のV

2023-09-15 21:12:40 | Weblog

 阪神が18年ぶり6度目のリーグ優勝を決めた。2リーグ制後、9月14日に決定するのは03年の同15日を抜いて球団最速で、11連勝でのフィニッシュはリーグ初。圧倒的な力での優勝だった。今年の11月で66歳を迎える岡田彰布監督は05年以来2度目の優勝(阪神監督で2度優勝は4人目)。優勝監督としては13年星野監督(楽天)に並ぶ最年長で、セ・リーグでは00年長嶋監督(巨人)の64歳を抜いた。監督の優勝ブランクは62年藤本監督(阪神)の20年ぶり、92年野村監督(ヤクルト)の19年ぶりに次いで長いが、2人は優勝球団が異なり、同一球団では94年長嶋監督(巨人)の17年ぶりを抜く最長ブランクとなった。天晴れ!
 ではなぜ、岡田阪神は18年ぶりにリーグ制覇を成し遂げることができたのか。僕は球団の姿勢そのものがその要因だと思う。今季の阪神のオーダーは基本的に、助っ人以外は近本光司、大山悠輔、佐藤輝明、中野拓夢ら生え抜きで固められた。それを可能にしたのは8年前の布石。球団は15年オフに助っ人、FA補強重視だった従来のチーム強化策から方針を大転換し、生え抜き野手育成を最重要課題に掲げた。リーグ3位に終わった15年。この年の戦力は投打に充実していた。打線はマウロ・ゴメス、マット・マートンを中軸に福留孝介、西岡剛、鳥谷敬らが脇を固めた。投手もランディ・メッセンジャー、藤浪晋太郎、能見篤史、岩田稔ら先発陣がそろい、守護神に呉昇桓がいた。それでも勝てなかった。そこで当時の坂井信也オーナーは「一度つぶしてしまって、新しくつくっていく」という表現を用いて、方針の大転換を図った。その第一歩として金本知憲監督を招聘し、同年からドラフト戦略を見直した。即戦力投手や話題性に引っ張られがちだった従来戦略から、5年先を見据えた補強ポイント最重視の指名方針へと切り替えた。同年1位の高山俊は1年目に新人王を獲得(2年目以降、伸び悩んでいるが…)。そして翌年も田中正義、今井達也、柳裕也ら投手豊作のドラフトで大方の予想を覆し、大山悠輔を1位指名した。金本監督の決断だったらしいが、2年連続のバッテリー以外の野手1位指名は通常ドラフトでは球団史上初のことだった。これが、今季の「不動の4番」誕生へとつながった。その後、矢野監督時代もその路線を継承。18年に近本光司、木浪聖也、小幡竜平、20年に佐藤輝明、中野拓夢らを指名。補強ポイント最重視の野手指名方針を貫き、各ポジションのレギュラー候補を獲得していった。そして21年開幕オーダーは外国人2人を除く全員が生え抜きと、球団では74年以来の布陣で一つの形を示した。そして今年、その実が結ぶ結果となった。また阪神は並行して次世代、次々世代を見据えた戦略も推進しており、森木大智、門別啓人、井上広大、前川右京らが出番を待っている。本当に見事な球団姿勢である。僕が応援するソフトバンクや巨人にも見習ってもらいたいものだ。再度天晴れ!

 10月に鹿児島・平和リース球場で行われる《特別国民体育大会》高等学校野球競技の組み合わせが発表された。注目は夏の甲子園決勝と同じ仙台育英(宮城)と慶応(神奈川)のカードだが、僕の注目はおかやま山陽(岡山)8日の1回戦第4試合で対戦する土浦日大(茨城)戦。夏の甲子園ではおかやま山陽は1回戦で日大山形、2回戦で大垣日大(岐阜)、3回戦では日大三(西東京)と、日大系列校を続々撃破し、「日大キラー」「日大クエスト」と話題となった。準々決勝で神村学園(鹿児島)に敗れたが、勝ち進めば土浦日大と対戦し、日大系列校と4回対戦する可能性もあった。甲子園で実現しなかった“4校撃破”の可能性が国体で実現し、ネット上では、「日大クエスト続編おもろすぎ」「日大クエストの続きやで」「日大クエストのエクストラステージ」などと、話題となっている。ちなみに1回戦の対戦は下記の通り
①神村学園(鹿児島)-北海(北海道)※夏の甲子園3回戦で対戦
②仙台育英(宮城)-慶応(神奈川)※夏の甲子園決勝で対戦
③履正社(大阪)-花巻東(岩手)
④おかやま山陽(岡山)-土浦日大(茨城)

果たしておかやま山陽は…。

 その国体に出場するメンバーもいるU18-野球高校日本代表。このエリートたちの進路が概ね判明したという。全20人中プロ入り希望は7人になりそう。日本のエースとして活躍した前田悠伍、投打二刀流の武田陸玖(山形中央)、打者としての評価も高い大型右腕の木村優人(霞ケ浦)、今夏の甲子園で準優勝した仙台育英の遊撃手・山田脩也、馬淵史郎代表監督の秘蔵っ子・寺地隆成(明徳義塾)、そして、プロか大学進学かで迷っていた森田大翔(履正社)もどうやらプロ入りに気持ちが傾いているようだ。またNTT東日本入社が決定的と言われている森煌誠(徳島商)もプロ入りに気持ちが傾いているという。一方、他の13人は大学に進学予定。107年ぶりに夏の甲子園で優勝した丸田湊斗(慶応)は慶応大学へ内部進学。捕手の新妻恭介(浜松開誠館)、外野手の橋本航河(仙台育英)、知花慎之助(沖縄尚学)の3人に加え、プエルトリコ戦で参考記録ながら5回完全試合を達成した東恩納蒼(沖縄尚学)も中大進学の可能性が濃厚とか。また仙台育英の投手・高橋煌稀、捕手・尾形樹人のバッテリー、右腕の安田虎汰郎(日大三)の3人は早稲田大への進学が内定しているらしい。大会MVPを獲得するなど大活躍した緒方漣(横浜)は国学院大に進学予定で、主将・小林隼翔(広陵)は、立教大へ。守備力が高い高中一樹(聖光学院)、投手で遊撃手の中山優月(智弁学園)は、東洋大へ進学するらしい。そして矢野海翔(大垣日大)は地元の岐阜協立大を希望しているという。う~ん、これだけいて日大進学は無しか。まぁ今の学校の評判考えたら仕方ないな。前にも書いたが、この夏甲子園でおかやま山陽が下した日大山形、大垣日大、日大三、土浦日大からたくさん入学してもらってはどうだろう。
 日本の陸上が凄いという話題。陸上の世界最高峰シリーズ《ダイヤモンドリーグ(DL)》の年間チャンピオンを決定する『DLファイナル』(9月16~17日、米国)に日本人選手5人が挑む。これまで日本の、マラソン、競歩、そして女子長距離(5000m、10000m)だったが、すでにファイナル進出を決めていた女子やり投げの北口榛花(25・JAL)、男子110m障害の泉谷俊介(23・住友電工)、同3000m障害の三浦龍司(21・順大)に加え、女子中距離の田中希実(24・ニューバランス)、男子走り幅跳びの橋岡優輝(24・富士通)もエントリーされた。5人は今季のDLで好成績を収めてきた。北口は今月8日の『ブリュッセル大会』で日本新記録となる67m38をマークするなど、今季3勝。泉谷は初参戦となった6月30日の『ローザンヌ大会』で優勝すると、7月23日のロンドン大会では2位。三浦は6月9日の『パリ大会』で、日本新記録となる8分9秒91で2位に入った。田中は『ブリュッセル大会』5000mに出場。14分29秒18の日本新記録を樹立し、自身初の3位表彰台入りを飾った。橋岡も『ローザンヌ大会』で7m98をマークし、3位に入っている。そしてこの5人は8月の『世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)』へも出場。橋岡はケガの影響で全体17位と予選敗退となったものの、北口は日本女子のトラック&フィールド種目初の金メダルを獲得し、泉谷が5位、三浦が6位、田中が5000mで8位と入賞入りを果たしている。昨年の『DLファイナル』には、北口と三浦が日本勢として初進出し、北口は3位に入っていた。今大会で優勝すれば、日本勢初の快挙となる。みんな頑張れ!

 明日の予想。まずは中山メイン【初風s】。本命は8番ウラカワノキセキ。スタートが鍵もこの頭数なら慌てることもないだろう。前走でこのクラス通用することも分かったし、ここは馬券を外さない。相手は3,4,6,9,10番。中山12Rは人気でも10番ヴァンナチュール。ダートで勝ち上がったが、芝でも見せ場が多かった馬。少しでも人気が下がれば面白い。相手は1,4,7,8,9,11番。阪神メイン【ケフェウスS】は2番アーティット。前走はGⅡに跳ね返されたが、阪神は得意だし、57㌔はJRAが実力を認めている証拠。馬券的には今回が絶好の狙い目。相手は1,3,6,8,9,10番。阪神12Rは9番ララマルシュドロワ。前走1700mで勝ち上がったが、スピード馬なので距離短縮はいい方向に出そう。1700でも1勝クラスよりいい時計だったし、ここは面白い存在。相手は1,3,5,6,13,16番。

 今週の一口馬は3頭。まずはキャロットからアシセバイラ明日の中山1R【2歳未勝利・牝】(1200mダート)にモレイラ騎乗で出走予定。追い切りは「最後は相手に先着を許していますが、こちらは大外を通っていますし、馬場が悪い中で格上馬相手でもあったので、遅れ云々よりも最後までしっかり自分の走りができるかを重視して、そこは問題なく対応してくれたと思います。本数を重ねつつ息遣いは良くなっていますし、今週末の競馬へ向けて長めから動かせてことでまた上向いてくれると思います。乗り役は調整の上、モレイラ騎手で向かうことになりましたから、良さを引き出してほしいです」(辻師)とのこと。僕もモレイラで期待大!2頭目はノルマンディーのラブリアージェ。明日の阪神4R【3歳上1勝クラス】(1600m芝)に古川吉洋騎乗で出走予定している。中央に復帰してこれで3戦目である。使いすぎの感はあるが陣営のコメントに好感が持てる。「馬の戦績だけ見れば、ダートの短いところを選択するのは容易。血統的にも好結果に結び付く近道はそこかもしれません。ただ、こちらがイメージしていた以上に、この中間はトレセンでの調整に手を焼きました。馬房では大人しいのに、馬場入りの際にゴネて、何度も立ち上がろうとする。精神面でもピリピリしてしまって、小倉滞在の時とはまるで様子が違います。稽古や実戦でもそうですが、スピード任せにパーッと行かせるのではなく、少し落ち着かせてゆったり自分のペースで走らせることを覚えさせなくてはなりません。そういった理由から、今回この番組を選択して投票させていただきました。先手を奪って逃げるか、あるいは後方で脚をタメるかの作戦で、少し極端な競馬をさせてみるつもり。いずれはダートに条件を変えるにしても、まずはそこをしっかり矯正しながらやっていきましょう」(昆貢調教師)。今は教育中、今後のための出走とのことだ。アンチノーザンの昆調教師に手腕に期待!3頭目はウインからウインブリエ。9/18の中山2R【2歳未勝利・牝】(1600m芝)に丹内騎乗で出走が確定している。管理する和田郎調教師は「追い切りは最初から併せ馬で前に馬がいない状況だったのですが、ハミを取らずずっとフワフワして進みが悪くなってしまいました。これまでは前に目標の馬がいてそれを追い掛ける形ならハミを取ってくれていたのですが、まだこういう若さは残っていますね。それでも促せば反応はしますし、実戦では前に馬もいる状況になるはずですからね。丹内騎手も特徴は分かってくれていますから、今回もしっかりと動かしてくれるはずです。初戦は仕上がり的にもまだこの馬の良さが出せていない状況でしたが、一度使って馬体の張りが増しましたし、上積みはあります。まだ気性面で若さがあり、色々と慣らしながらというところですが、初戦もそんな状況の中でまずまずの走りは見せてくれましたからね。前回よりもさらに前進してくれることを期待しています」とのこと。今回は掲示板を期待している。

先週書いたキャロットの結果が届いた。詳細は後日…。

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京成杯AH的中!

2023-09-10 17:59:44 | Weblog

 まずはゴルフ。国内女子メジャー《日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯》最終日。20歳のルーキー神谷そらが国内メジャー初優勝を飾った。2打差3位から最終組で回り、5バーディ、1ボギーの「68」をマーク。通算12アンダーまで伸ばし、逆転で制した。4月《フジサンケイレディス》以来のツアー通算2勝目。女子プロゴルファー日本一決定戦での初出場初優勝は第1回の68年大会の樋口久子、84年大会の黄ゲッキン、14年大会の鈴木愛、19年大会の畑岡奈紗、22年大会の川崎春花の5人に続く史上6人目となった。20歳145日での優勝は、川崎春花(19歳133日)、鈴木愛(20歳128日)に続く大会3番目の年少記録となる。また「20歳145日」での国内メジャー制覇は7番目の年少記録となった(最年少記録は2016年《日本オープン》畑岡奈紗の17歳263日)。首位から出た小祝さくらは3バーディ、2ボギーの「71」で通算11アンダーの2位となり、国内メジャー初タイトルを惜しくも逃した。2位から出た西郷真央は「73」とスコアを落とし、メルセデスランキング2位の山下美夢有と並ぶ8アンダー3位だった。メルセデスランク1位の申ジエ(韓国)は3アンダー13位。長崎出身の地元プロの櫻井心那は1アンダー20位で終えた。嵌った時と嵌らない時の差が大きい神谷だが、今日の難しい設定の中での4アンダーは立派。それも小祝、西郷、山下、稲見、蛭田と実力者が揃った中で優勝は相当自信がついただろう。それにしても日本女子ゴルフ界はスター候補が次から次へと出てくるし、楽しみだ!

 米国女子ツアー《クローガー・クイーンシティ選手権》3日目。7位から出たミンジー・リー(オーストラリア)が7バーディ「65」で回り、通算15アンダーの単独首位に浮上した。今季初タイトル、昨年6月《全米オープン》以来のツアー通算9勝目に前進して最終日に入る通算13アンダーの2位にチェン・ペイユン(台湾)とチャーリー・ハル(イングランド)。通算12アンダーの4位にモルガン・メトロー(スイス)が続く。5位スタートの笹生優花は4バーディ、2ボギーの「70」とし、首位に4打差の通算11アンダー5位で最終日へ。7位から出た畑岡奈紗は3バーディ、3ボギーの「72」と伸ばせず、通算8アンダーの10位に後退して最後の18ホールを迎える。カットライン上の65位で決勝ラウンドに進んだ渋野日向子は5バーディ、1ボギーの「68」でプレー。後半4番から4連続バーディを奪うなど今週初の60台をマークし、通算5アンダーの22位に浮上した。36位スタートの西村優菜は「73」とスコアを落とし、通算2アンダーの39位で終えた。笹生はトップまで4打差ならまだ優勝の可能性はある。強敵はチャーリー・ハルか。ここ最近ゴルフの内容が良い。今日もトリプルボギー打っての4アンダーだから凄い。
 日韓亜男子共催ツアー《シンハンドンオープン最終日。首位から出た地元韓国の23歳、コ・グンテクが1イーグル5バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「68」をプレーし、通算19アンダー。「63」を出したパチャラ・コンワットマイ(タイ)に並ばれ、プレーオフとなったが、1ホール目(18番パー5)でバーディを奪い、日本、韓国、アジア共催の大会を制した。中島啓太は9位スタートから1イーグル6バーディ、2ボギーの「66」で回り、日本勢最上位の通算17アンダー3位。アンソニー・クウェイル(オーストラリア)、R.T.リー(カナダ)と並んだ。平田憲聖は41位から出て、ノーボギーの「64」で回り、通算15アンダー9位。石川遼も41位から出て、9バーディ、2ボギーの「65」で回って通算14アンダー、時松隆光らと並ぶ11位で終えた。まぁ中島が恰好つけたが、日本人選手にはもう少し頑張ってほしい。 

 欧州男子ツアー《ホライゾン アイルランドオープン》3日目。4位から出たハーリー・ロング(ドイツ)が「70」でプレーし、通算13アンダーの単独首位に浮上した。ツアー未勝利の28歳が初タイトルに前進して最終日を迎える。通算12アンダーの2位にジョーダン・スミス(イングランド)。通算11アンダーの3位に2016年大会覇者のロリー・マキロイ(北アイルランド)が続く。マキロイは7バーディ、1ボギーで回り、この日のベストスコアに並ぶ「66」をマーク。26位から優勝争いに絡んできた。44位で決勝ラウンドに進んだ星野陸也は5バーディ、1ボギーの「68」と伸ばし、通算7アンダーの21位に浮上。26位から出た比嘉一貴は3バーディ、2ボギーの「71」。通算6アンダーの28位で最終日に入る。星野も比嘉もまだ欧州ツアーの洗礼を受けている段階。ただ川村や久常が上位争いしているだけにもう少し頑張ってほしい。
 今日の重賞を振り返る。中山11Rで行われた【第68回京成杯AH】は、僕が本命に推した松山騎乗の2番人気ソウルラッシュ(牡5歳・池江泰寿厩舎)が4番手のインをリズム良く追走すると、直線で先に抜け出したウイングレイテスト(5番人気)をゴール前でクビ差だけ差し切り優勝。59㌔のトップハンデをものともせず、2つ目の重賞タイトルを奪取した。これで中山コースは3戦3勝。タイムは1分31秒6。2着からさらに半馬身遅れた3着にミスニューヨーク(8番人気)が入った。なお、1番人気のインダストリアは7着に敗れ中山芝マイルで初黒星を喫した。
 勝ったソウルラッシュだが、実力が一枚ここでは上だった。それでも59㌔を背負って差し切ったて強い競馬だった。松山の騎乗もスタートが良かったし、位置取りも文句なかった。G1でも今日の競馬ができれば…2着ウイングレイテストも力は出し切った。ただ勝ち馬が強かった。3着ミスニューヨークはマイルのレースでよく走っている。時計が速過ぎたが、このような競馬ができれば、またどこかで穴開けそう。

 ソウルラッシュは、父ルーラーシップ、母エターナルブーケ(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道日高町・下河辺牧場の生産馬で、馬主は石川達絵氏。通算成績は16戦6勝。重賞は2022年【マイラーズC】に次いで2勝目。池江泰寿調教師、松山弘平ともに【京成杯AH】は初勝利となった。このレースで4着に入ったメイショウシンタケ(牡5・千田)が、【サマーマイルシリーズ】で合計14ポイントを獲得して王者に輝いた。第1戦の【米子S】1着で8ポイントを獲得すると、第2戦の【中京記念】で1ポイント(8着)、第3戦の【関屋記念】で2ポイント(5着)を加算。暫定2位の11ポイントで迎えたこの日の4着で、3ポイントをゲット。対象レース1勝以上かつ12ポイント以上の優勝条件をクリアした。同シリーズ4戦全てを完走したのは同馬だけ。何が凄いってこの酷暑の中、4戦出走するのが凄い。無事是名馬、馬主、厩舎にとって本当にありがたい馬だ。天晴れ!
 阪神11Rで行われ【第37回産経賞セントウルS】は、富田暁とコンビを組んだ14番人気のテイエムスパーダ(牝4歳・木原一良厩舎)が開幕週の馬場を味方につけて鮮やかに逃げ切り。【スプリンターズS】の優先出走権を獲得した。タイムは1分7秒2。1馬身差の2着には中団の後ろから直線で伸びたアグリ(2番人気)、さらに3/4馬身差の3着にスマートクラージュ(5番人気)が入った。ヴァトレニとレジェーロが内から好スタートを切ったが、これを制してテイエムスパーダがハナを奪う。外からモリノドリームが2番手に上がり、好スタートの2頭は3番手からの競馬。人気を集めたビッグシーザーはこれらを見る5番手でレースを進めた。逃げたテイエムスパーダはマイペースに持ち込み、直線でも後続はなかなか差を詰められない。結局、最後まで1馬身差を保ってまんまと逃げ切り。デビュー7年目の富田は9、10Rに続く特別3連勝の離れ業で、うれしい重賞初勝利を飾った。
 勝ったテイエムスパーダだが、思い切って行き切ったのが良かったのだろうが、富田の好騎乗が光った。惜しかったのは2着アグリ。いい脚で追い込んでいる。今日は運がなかっただけ。それにしてもここにきて横山典の好騎乗が光っている。3着スマートクラージュは内枠でもう一つ前のポジションだったら・・・。それでも2着馬に差されたのは力の差か。

 テイエムスパーダは、父レッドスパーダ、母トシザコジーン(母父アドマイヤコジーン)という血統。北海道浦河町・浦河小林牧場の生産馬で、馬主は竹園正繼。通算成績は15戦5勝。重賞は20222年【CBC賞】に次いで2勝目。【産経賞セントウルS】は木原一良調教師、富田暁ともに初勝利となった。

 今週は一口馬の出走がなかった。来週からは出走がありそうなのでまた頑張ってもらいたい。さぁこれからは高校野球、ラグビーを楽しもう!

 

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明日こそは馬券・・・

2023-09-09 18:31:36 | Weblog

 なでしこが陸上競技で輝き続けている。《ダイヤモンドリーグ》第13戦ブリュッセル大会女子やり投げで北口榛花が、67m38の日本新記録を樹立した。この記録は今季世界最高で優勝を飾った。また女子5000mでは田中希実が自身の持つ日本記録を更新する14分29秒18で3位に入った。もはや北口と田中は世界で堂々と戦っているが、これまでの日本女子では考えられないこと。見事としか言いようがない。天晴れ!
 世界スポーツ地図が少しずつ変化しているのかもしれない。《バスケットW杯》準決勝で2014年のスペイン大会以来の優勝を目指したアメリカ代表がドイツ代表に111-113で敗れた。これでアメリカは2大会連続で優勝を逃す屈辱となった。かつての名選手だったスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、「過去30年間でバスケットボールは世界に広まった。もう1992年ではない。世界中で選手もチームも良くなっている。W杯や五輪で優勝するのは簡単じゃないんだ」とマオケル・ジョーダンやマジック・ジョンソン 、スコッティ・ピッペンら数多の名手たちを要した《バルセロナ五輪》のアメリカ代表を引き合いに出し、現代との違いを語ったらしいがその通りだろう。それにしてもドイツは強かった!

 また《ラグビー・ワールドカップ(W杯)フランス大会》でもいきなり波乱が起きた。開幕試合でフランスが27―13で「オールブラックス」ことニュージーランド破った。前回《W杯》で3位に終わり、その後もアイルランド、フランスなどに苦杯をなめ続けた。一時は世界ランキングが過去最低の5位まで落ち、海外メディアには「史上最低のオールブラックス」などと痛烈な見出しが躍った。今年に入り、南半球4カ国対抗を全勝優勝はしたものの《W杯》前最後のテストマッチは、南アフリカに7―35と、チーム史上最悪となる28点差で敗戦していた。はたしてオールブラックスは復活するのか注目したい!

 ゴルフの話題。国内女子メジャー《日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯》3日目。国内メジャー初Vを目指す小祝さくらが首位スタートから3バーディ、2ボギーの「71」をマーク。ツアー10勝目へ通算10アンダーの首位をキープした。同じく国内メジャー未勝利の西郷真央も「71」で9アンダー、1打差2位。史上6人目の大会初出場初優勝がかかる神谷そらが8アンダー3位、21年大会覇者の稲見萌寧が7アンダー4位で続く。今季4勝でメルセデスランキング2位の山下美夢有は6アンダーで、蛭田みな美と並ぶ5位。メルセデスランキング1位の申ジエ(韓国)は3アンダー10位で最終日に臨む。強い選手が上位に並んだ。誰が優勝しておかしくない。面白い最終日になりそう。一方、メジャー奪取を狙う上田桃子は3オーバー42位タイと今大会も優勝は難しそう。
 米国女子ツアー《クローガー・クイーンシティ選手権》2日目。ツアー未勝利の32歳、チェン・ペイユン(台湾)が単独首位に浮上して週末を迎える。1打差2位から出て1イーグル、6バーディ「64」で回り、通算14アンダーとして後続に4打差をつけた。今季初優勝からメジャー《KPMG全米女子プロ》を含む2勝とブレークした世界ランキング2位のイン・ルオニンが、同じ中国のルイシン・リュー、モルガン・メトロー(スイス)とともに10アンダー2位。笹生優花は7バーディ、1ボギーの「66」でプレー。21位スタートから、チャーリー・ハル(イングランド)と並ぶ9アンダー5位に順位を上げた。初日88位と出遅れた畑岡奈紗が、ボギーなしの9バーディでこの日ベストスコアとなるコース記録タイ「63」をマーク。昨年3月《ホンダLPGAタイランド》初日に出して以来の好スコアでミンジー・リー(オーストラリア)らと同じ8アンダー7位までジャンプアップし、上位戦線に加わった。4バーディ、1ボギーの「69」だった西村優菜は3アンダー36位。リディア・コー(ニュージーランド)、レキシー・トンプソンらと同順位で4試合ぶりの予選通過を決めた。渋野日向子は3バーディ、1ボギーの「70」。1アンダー65位とカットライン上で滑り込んだ。渋野と同組の勝みなみも「70」だったが、通算イーブンパー81位と1打及ばず3試合連続の予選落ち。西村と同組の野村敏京も「75」をたたき、3オーバー118位で決勝ラウンドに進めなかった。まだ今年は日本選手の優勝がない。笹生、畑岡にぜひ優勝してほしいものだ。
 日韓亜男子共催ツアー《シンハンドンヘオープン》3日目。地元韓国の23歳、コ・グンテクが6バーディ「66」でプレーし、カナダのR.T.リーとともに通算15アンダー首位に浮上した。日本ツアーを主戦場とするオーストラリアのアンソニー・クウェイルは7バーディ、1ダブルボギーの「67」でプレー。オク・テフン(韓国)、アマチュアのチョ・ウヨン(同)と並ぶ通算14アンダー3位につけた。12位から出た時松隆光は9バーディ、3ボギーの「66」で回り、日本勢最上位となる通算13アンダー6位。「67」で回った中島啓太が日本勢2番手となる通算11アンダー9位。大槻智春が通算10アンダー12位で続いた。石川遼は「68」で回り、通算7アンダー42位で最終日に臨む。時松には申し訳ないけどもう少し若い日本選手活躍しないかなぁ。辛うじて中島がかっこつけている感じ。もっと頑張れ!
 欧州男子ツアー《ホライゾン アイルランドオープン》2日目。2位から「65」で回ったジョーダン・スミス(イングランド)と首位から「66」としたシュバンカー・シャルマ(インド)が、通算13アンダーで首位を並走して大会を折り返した。通算12アンダーの3位にロス・フィッシャー(イングランド)。通算11アンダーの4位にハーリー・ロング(ドイツ)。通算10アンダーの5位にカルム・ヒル(スコットランド)が続く。世界ランキング2位で歴代覇者(2016年)のロリー・マキロイ(北アイルランド)は「70」でプレーし、通算5アンダーの26位で週末に入る。日本勢は4人が出場。46位スタートの比嘉一貴は5バーディ、2ボギーの「69」で回り、マキロイと同じ26位で決勝ラウンドに進んだ。85位から出た星野陸也も4バーディ、1ボギーの「69」と伸ばし、通算3アンダーの44位で予選通過。先週活躍した川村昌弘は通算イーブンパーの104位、久常涼は通算1オーバーの110位で予選落ちに終わった。せめて優勝争いを!

今日の重賞を振り返る。中山11Rで行われた【第8回紫苑S】は、横山典弘の4番人気モリアーナ(美浦・武藤善則厩舎)が道中は後方で脚をためると、直線で馬群の間をぬうようにして末脚爆発。完全に抜け出したヒップホップソウル(2番人気)をゴール前で捕らえ、1/2馬身差のVゴール。今年からGⅡに昇格、近年は活躍馬続出の秋華賞トライアルを制し、〝1強〟リバティアイランド打倒へ名乗りを上げた。横山典はJRA重賞最年長V。タイムは1分58秒0。2着からさらに1馬身1/4差遅れた3着にシランケド(9番人気)が入り、上位3頭は【秋華賞】の優先出走権を獲得した。なお、1番人気のグランベルナデットは4コーナーで手応えが悪くなり、直線でも盛り返せず10着に敗れた。
 勝ったモリアーナだが、素晴らしい弾け方だった。素質は相当高い。今日のような競馬ができればリバティアイランドを少しは慌てさせられるかも・・・。2着ヒップホップソウルは完ぺきな競馬。ただ1頭強い馬がいただけ。3着シランケドには驚いた。最後の脚は見事だった。今後も注目したい。僕本命の5着ミシシッピテソーロは良く走っているが、最後止まったところをみると距離が長かったのだろう。

モリアーナは、父エピファネイア、母ガルデルスリール(母父ダイワメジャー)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は高橋文男氏。通算成績は7戦3勝。重賞初勝利。武藤善則調教師、横山典弘ともに【紫苑S】は初勝利。

 明日の予想。まずは中山メイン【京成杯AH】。本命は2番ソウルラッシュ。ハンデ59㌔が示すようにこのメンバーでは力は上。ハンデが嫌われて少しでも人気が落ちれば馬券は美味しい。中山も2戦2勝と得意だ。相手は3,5,8,9,10,11番。中山12Rは10番オメガシンフォニー。芝でも掲示板を外さない素質が高い馬だが、現状は中山1200mダートが一番いい。いずれはオープンで走る馬、ここは通過点。相手は1,2,3,4,5,913番幅広く。阪神メイン【セントウルS】は6番ビッグシーザー。前走で連勝が止まったが、前走も初重賞で0.1差3着なら悲観することはない。57㌔が55㌔となる今回は古馬を一蹴する。相手は7,8,9,10,14,15番。阪神12Rは9番グッドウッドカイ。まだどんな競馬が一番いいのか手探り状態だが、逆にどんな競馬でもできる強みがある。鞍上も馬を掴んでいるし、大型馬の叩き2戦目。相手は1,3,5,8,10,11番。

今日は馬券大敗も明日取り戻す!

 

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