昨日、年に一度の人間ドッグに行ってきた。
毎年この時期に受けているが今年が4回目で、受けているところも同じ場所だから段取り、時間のつぶし方など慣れたものである。受けたのは血液、尿、心電図、レントゲンなど通常の検査に加え、胃カメラ、MRI、CTスキャンなど結構密な内容だ。これも毎年ほぼ同じで、脳のMRIなどは毎年「先天性の奇形」が見つかる(生まれながらの奇形で、いまのところ特に問題はないらしい)。
まぁ詳しい結果は3週間後にしかわからないが、簡単にわかる範囲では、昨年より体重、メタボが増加して、視力が落ちていた。まぁ年齢や運動不足から仕方ないけど、やはり現実に数字で突きつけられると悲しいものである。そんな検査の行う上で、今年は僕の心情的に複雑なものがあった。それはMRI、レントゲン、CTスキャンの検査を行うに当たって今まで考えてもみなかった“放射能”についてである。検査を受けながら“今、僕は放射能をあびているんだ”
と思っていた。これは今まで全く考えてもいなかったこと。それだけ原発事故によって“放射能”という文字が身近になったということだろう。今年の人間ドック、昨年から変わったことといえば、この心情の変化がいちばん大きかった。
えっ、もっと大きいことが・・・って!? 果たしてどんな結果かでるか楽しみである。いや、心配である。
体の衰えといえば、我が家の猫。我が家には19歳のばあちゃん猫(キナコ)と9歳のおばちゃん猫(クリ)の二匹が一緒に暮らしている。そのキナコがここにきて脚の衰えが来てまともにトイレができなくなって、うちの奥さんがてんやわんやを繰り広げている(猫の面倒は基本的に奥さん担当)。後ろ脚が弱って踏ん張りが利かず、座り込んだまま用をたすのだ。よってしっぽに尿とか便がくっついてしまうのである。それで終わった後歩きまわるので・・・。猫の19歳といえば一般的には人間の92歳~102歳といわれるから仕方ない状況だが、奥さんにしてみれば複雑な気持ちである。
そこで奥さん、藁をも掴む気持ちで病院の先生に相談したら、脚ではなく腰が悪いのではとのことで、腰痛の薬をくれたらしい。僕は“歳だからじゃないの”と悲観的な観測を持っているが、奥さんはこの少しの光明に自分でトイレをしてくれるのを託している(僕もできればそうなってほしい)。薬の成果は果たして・・・。
ちなみにうちの奥さんは旦那の健康より猫たちの健康が心配の人です。
では明日の予想。まずは中山メイン【総武S】。中山1800ダートはSクリスエス産駒と相性がいい。本命は3番インフィニットエア。これまで1600万条件に実績はなかったが、それは気性が災いしたもの。今回は去勢手術明けとなるが、気性が解消されたと期待して狙ってみる。血統的にはプリサシスマシーンの下で一本筋が通っている。相手は1,7番。
阪神メイン【ストークS】は8番エーシンリターンズ。ここ2戦は凡走しているし、56.5㌔は実質的ハンデ頭となるが、【ユートピアS】時には「今後が楽しみ」と思った馬。キンカメ産駒と阪神マイルは相性がいいし、阪神3着3回は【チューリップ賞】【桜花賞】【ローズS】のクラシック絡みの重賞。文句なしの実績といっていい。鞍上は川田で、2週連続日曜の特別戦3連勝中の乗っている騎手だ。開催替わりで土曜日でも・・・。
相手は3,7番。
函館12R【基坂特別】は6番アーリーデイズ。阪神で2勝しているように重い芝を待っていたクチ。その点函館はもってこい。休み明けでも陣営が狙っていたと考えていい。鞍上は北海道得意の古川。また中竹厩舎は函館の複勝率が芝もダートも3割以上ある。相手は9,13番。
いよいよ明日から新馬戦が始まる。今年もディープインパクト産駒に良血馬が揃うが、ダイワメジャー、アドマイヤムーン、メイショウボーラー、サムライハート、ローエングリン、ファリスエフなど新種牡馬もデビューする。僕は頭数は少ないが、サムライハート産駒がなんとなく気になる。