人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

一口馬、やっと馬券圏内

2023-01-29 17:50:06 | Weblog

《第42回大阪国際女子マラソン》はエチオピアのヘブン・ハイル・デッセ(24)が2時間21分13秒で優勝した。2時間22分12秒の2位も同じくエチオピアのメセレット・ゴラ・シセイ(25)。安藤友香(28・ワコール)は2時間22分59秒で日本勢最高の3位。上杉真穂(27・スターツ)は18㌔過ぎで先頭集団から離され後続の集団に吸収されたが、粘って2時間25分18秒の4位に入った。2時間25分20秒の5位は初マラソンの吉川侑美(32・ユニクロ)、2時間25分24秒の6位は出産を経て4年ぶりのマラソンとなった前田彩里(31・ダイハツ)。7位の池田千晴(29・日立)、8位の大東優奈(25・天満屋)までが2024年《パリ五輪》代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得した。一方、優勝候補の一角だった佐藤早也伽(28・積水化学)は7㌔過ぎで岩出玲亜(28・デンソー)と足がもつれて転倒。両ひざから出血しながらも懸命にレースを続けたが、18.8㌔付近で野口英盛監督に肩を抱きかかえられて途中棄権し、悔し涙を流した。安藤はよく頑張っているがいつも肝心なところで離されてしまう。今日も粘ってはいるが、せめて2位まで挽回するよう走りをしないと《パリ五輪》は…。もっと頑張れ!
 《卓球・全日本選手権》最終日。女子シングルスで早田ひな(日本生命)が3年ぶり2度目の優勝を飾り、女子史上4人目の3冠を達成した。ベテランの石川佳純(全農)との準決勝を4―0で完勝し、その後の決勝で木原美悠(エリートアカデミー)と激突。2ゲーム連続で落として苦しい状況に陥ったが、ここから鮮やかな逆襲を見せた。第3ゲームを11―5、第4ゲームを11―8で五分に。第5ゲームも11―7で奪い、第6ゲームで決めた。昨年に続き、今大会は張本智和(IMG)とのペアで混合ダブルス、伊藤美誠(スターツ)とのペアで女子ダブルスを制覇。60年度の山泉和子、15年度の石川佳純、17、18年度の伊藤美誠に続く女子4人目の3冠を目指した昨年はシングルスが準優勝だった。ひな天晴れ! 
 また男子シングルス決勝は前回王者の戸上隼輔(21・明治大)が激戦を制し、2連覇を達成した。男子では2014~17年に4連覇した水谷隼以来、6年ぶり。39大会ぶりとなるシングルス、男子ダブルス、混合ダブルスの3冠を目指した張本智和を4-2で下した。戸上天晴れ!
 米国男子ツアー《ファーマーズインシュランスオープン》最終日。首位に5打差の4位から出たマックス・ホマが7バーディ、1ボギーの「66」をマークし、通算13アンダーで逆転に成功した。昨年9月のシーズン開幕戦《フォーティネット選手権》以来となる今季2勝目、ツアー通算6勝目。同じくシーズン2勝目を狙ったキーガン・ブラッドリーが2打差の2位。コリン・モリカワが10アンダー3位に入った。単独首位から出た33歳のサム・ライダーは「75」と落として9アンダー4位で終え、初勝利を逃した。3日目を終えて2位だったジョン・ラーム(スペイン)は8アンダー7位でフィニッシュした。15位スタートの松山英樹は前半に6バーディを記録しながら、後半に3ボギーをたたいて「69」。通算7アンダー9位で今季初のトップ10入りを決めた。小平智は60位から3バーディ、4ボギー1ダブルボギー「75」と後退し通算4オーバーの53位。49位スタートの蝉川泰果は2バーディ、9ボギーの「79」。スポット参戦の3連戦目を7オーバー67位で締めくくった。松山は一時2位まで追い上げたが、後半ハーフで躓いてしまった。ただ復活の兆しをみせ、今後が楽しみになった。
 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第37回根岸S】は、戸崎圭太の1番人気レモンポップ(牡5歳・田中博康厩舎)が前4頭を見る絶好の位置でレースを進めると、直線では抜群の手応えで堂々と抜け出し、外から猛追してきたギルデッドミラー(2番人気)を半馬身差振り切って重賞初制覇を果たした。これで【フェブラリーS】の優先出走権を獲得、これで東京1400mダートは5戦5勝となった。開業6年目、37歳の田中博康調教師はJRA重賞初制覇。タイムは1分22秒5。2着馬から3/4差遅れた3着には、川田騎乗のバトルクライ(4番人気)が入った。

レモンポップは、父Lemon Drop Kid、母Unreachable(母父Giant’s Causeway)という血統。アメリカ・ Mr. & Mrs. Oliver S. Taitの生産馬で、馬主はゴドルフィン。通算成績は10戦7勝。重賞は初制覇。田中博康調教師は【根岸S】初勝利、戸崎は2016年モーニンに次いで2勝目となった。

中京11Rで行われた【シルクロードS】は、浜中俊の2番人気ナムラクレア(牝4歳・長谷川浩大厩舎)が、ゴール前でファストフォース、マッドクールとの追い比べを制して重賞3勝目を挙げた。タイムは1分7秒3。アタマ差の2着にファストフォース(10番人気)、さらにクビ差遅れた3着にマッドクール(1番人気)が続いた。
勝ったナムラクレアだが、56.5㌔を背負っての勝利は立派。直線運よく前が開いたとはいえ、しっかり伸びて瞬発力はお見事。次のGIと同じ舞台で結果を出せたというのは陣営にとって自信になるだろう。2着ファストフォースは一瞬勝ったと思っただろうが、勝ち馬の切れ味に屈した。惜しい。3着マッドクールは力出し切っての3着。重賞はさすがに敷居が高かった。
 ナムラクレアは、父ミッキーアイル、母サンクイーン2(母父Storm Cat)という血統。北海道浦河町・谷川牧場の生産馬。馬主は奈村睦弘氏。戦績は11戦4勝。重賞は2021年【小倉2歳S】、22年【函館スプリントS】に次いで3勝目。浜中俊は16年ダンスディレクター以来【シルクロードS】2勝目、長谷川浩大調教師は初勝利となった。

今日の一口馬は2頭。オランジーが東京3Rに出走した。既報通り、体調面にも不安はなく期待したが、直線で外に出せず伸びもなく12着に敗れた。これで2アウトとなってしまったが、一体どうしたのだろう。明日のシルクの正式コメントを待ちたい。ハリケーンリッジは東京5Rに出走。レースはスタート後軽く促して先団につける。直線へ向いてジリジリと脚を使うも、前を行く勝ち馬を交わすことはできず2着。大和田調教によると「一度競馬を経験した後の2戦目とあってどうかと思いましたが、変に舞い上がることもなく、また、体を大きく減らすこともなく臨むことができました。競馬の内容も決して悪くなかったんですけれどね…。最良の結果とならず申し訳ありません。ルメールジョッキーに聞くと“走り自体は悪くなく、乗りやすくて、かつ、最後までしっかりと走ってくれています。ただ、ワンペース気味なのでもう少しメリハリがあったらいいですね”と言っていました。確かにその通りなのですが、背腰が特にくたびれやすく、ケアしながら何とか維持してレースへ向かえたという状況でしたし、今回は両前脚、特に右前脚に骨りゅうが出かかっている状況でもありましたから、そう思うと致し方ないところもあったかと思います。3着、2着と来ているので、何とか決めたいところですが、弱いところが目立っている現状を踏まえると今後のことは慎重に考えたほうがいいでしょうから、レース後の様子をよく見てから判断させていただければと思います」とのこと。馬主としては早く1勝してほしいが、体調が弱いので慎重に対処してほしい。ここまで一口馬が苦戦中だったが、ようやく馬券圏内で走ってくれた。来週からも出走は続くのでなんとかハリケーンリッジに次いでほしい。

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明日の2頭に期待!

2023-01-28 19:41:25 | Weblog

《卓球・全日本選手権》女子ダブルス決勝。伊藤美誠(22・スターツ)、早田ひな(22・日本生命)組が成本綾海、井絢乃組(中国電力)を3-0で退け、史上初の5連覇を達成した。男女、混合を通じダブルスでの連覇記録は4大会が最高だったが、前人未到の大記録となった。“みまひな”が史上最強ペアを証明する金字塔を打ち立てた。準決勝は佐藤瞳、橋本帆乃香(ミキハウス)のカットペアを3-1で攻略。決勝も早田のドライブと伊藤のスマッシュを中心にポイントを重ね、相手に付けいる隙を与えなかった。お見事!一方、男子ダブルス決勝は前回準Vの張本智和(19・IMG)、森園政崇(27・BOBSON)組が、3-1で及川瑞基(25・木下グループ)、松島輝空(15・木下アカデミー)組を破り、同ペア初優勝を果たした。すでに混合ダブルスを制している張本は2冠を達成し、同種目、男子シングルスでの3冠に王手をかけた。頑張れ!

<サッカー皇后杯全日本女子選手権>日テレ東京Vが4-0でINAC神戸を破り、歴代最多記録を更新する16度目の優勝を飾った。WEリーグ勢同士の決勝は、FW植木理子(23)の2ゴールなどでINAC神戸を下した。なでしこジャパンにも選出されている植木は、今大会初戦となった4回戦から4試合すべてに2得点ずつ、計8ゴールを奪う大活躍で日本一に導いた。INAC神戸は6大会ぶり7度目の日本一を目指したが、前半に決定機を逃し、後半は一方的に日テレ東京Vに攻められてしまった。ただこの試合を観ていて、ミスが多くこれでは世界は難しい気がしてしまった。なでしこの道のりは厳しそう!
 米国男子ツアー《ファーマーズインシュランスオープン》3日目。首位から出たサム・ライダーが「72」でプレーし、通算12アンダーでその座を守った。ツアー初優勝がかかる33歳を、実績十分の選手たちが追う展開で最終日を迎える。 通算10アンダーの2位に、「66」と伸ばしたジョン・ラーム(スペイン)が14位から浮上。初日116位の出遅れから連日の好スコアで優勝争いに加わり、米ツアー出場3連勝のチャンスを引き寄せた。3人が決勝に残った日本勢は、36位スタートの松山英樹が5バーディ、2ボギーの「69」として通算4アンダーの15位に浮上。蝉川泰果は通算イーブンパーの49位、小平智は通算1オーバーの60位で終えた。上位には、この日のベストスコア「64」で通算8アンダーの3位に浮上したトニー・フィナウ、通算7アンダー4位にコリン・モリカワ、マックス・ホマ、イム・ソンジェ(韓国)らがつけている。さすがに優勝まで難しそうだが、松山にはぜひベスト10を目指して欲しい。蝉川は“今は経験”、とにかく藻掻いてそれで最終日60台で回れば自信がつくのでは…。小平も次につながるゴルフを展開してほしい。
 競馬の話。JRA史上2度目の女性騎手ワンツースリーが達成された。今日の小倉3R【4歳上1勝クラス】(1000mダート)で3年目の古川奈穂(22・矢作)が女性騎手4人そろい踏みの一戦を制した。4番人気ゲンパチレオニダス(牡4、牧浦)に騎乗して、中団外から差し切り、今年3勝目を挙げた。勝ち時計は58秒1。そして2着に永島まなみ(20・高橋康)騎乗の1番人気ナツイロノオトメ(牝4、角田)、3着には藤田菜七子(25・根本)騎乗の8番人気サンランシング(牝5、堀内)が入り、21年4月17日の新潟7R(1着=古川奈、2着=藤田、3着=永島)以来、となった。尚、もう一人の今村聖奈(19・寺島)のエルメニア(牝4、吉田)は8着だった。女性騎手4人のそろい踏みは今回が3度目で、15日の小倉12Rで初めて実現して今村騎手が制した。先週22日の小倉2Rでは永島騎手が勝利。3戦とも女性騎手が勝っている。
 その3Rで一人だけ馬券圏外だった今村聖奈だが、小倉5R【3歳未勝利】(2000m芝)で雪辱を晴らす。小雪が舞う中で2番人気のゴールドプリンセス(牝3、寺島)に騎乗して後方から追い上げ、ゴール前で逃げ馬を差し切り、今年5勝目を挙げている。勝ち時計は2分2秒8。これで4週連続の勝利、明日は中京【シルクロードS】でテイエムスパーダに騎乗する。

 

明日の予想。まずは東京メイン【根岸S】。本命は人気も13番レモンポップ。前走はマイルで6番ギルデッドミラーに差されたが、1400mになれば話は別。正直今回マイルでも負けないと思うのでここは自信の本命。相手は2,3,5,6,8,10,14番。中京メイン【シルクロードS】も人気でも8番マッドクール。ライバル馬たちが斤量増になっている中、56㌔は恵量。馬格はあるし、中京も得意。相手は1,2,3,7,13,14,15番。小倉メイン【巌流島S】は12番ドグマ。前走22㌔増で快勝だった。ここにきて本格化を示し、昇級戦でも面白い。相手は3,9,10,13,15,17,18番。

 

今日の一口馬。まずはウインガレオン。小倉6R【3歳未勝利】(1800m芝)に出走したがまたもや10着最下位に敗れた。正直、今日のレースを観ていてもう諦めた。全く走れていない。これまで多くの一口馬を所有したが、こんなに走らない馬は初めて。タイムオーバーで最後にダートを使うようだが、調教でも走らないので期待薄だろう。半兄ウインモナークは新馬勝ちしてよく走っているのに…ちきしょう!!! もう1頭サヴァイアが東京6R【メイクデビュー東京】(1600m芝)に出走。レースはまずまずのスタートを切り先団につけて進める。直線へ向いて追い出すが、前へ迫ることはできず7着となった。小島調教師にようと「お時間をいただいたので、何とか掲示板には載せたいと思っていたのですが、叶わず申し訳ありません。ただ、やりたいことはできたかなと捉えてもいるんです。レースの形自体は悪くなかったと思えましたし、稽古のときの感触から抱いていましたが、実戦の走りを見てもダートかなと思えました。というのも、3~4コーナーから早々に鞍上の手が動き出していましたし、ペースが上がった際にギアが変わっていかなかったですからね。それでいて、下がりそうで下がらず最後までジリジリと脚を使っての7着。さらには、ゴールしたあと1~2コーナーまで止まらず先頭に立っていたくらいでしたから、バテたりしているわけではなく、芝向きの切れというよりは長く脚を使うというところを見せていましたからね。ジョッキーに聞いても同じ意見で、ほぼほぼダートかなということでしたから、今回の一戦は決して無駄ではなかったのかなと思います。この後についてはまずレース後の状態をよく見てから、切り替えるべきか否かを判断していきます」とのこと。僕もレースを観てダートの方が良さそうに思う。これを糧にして前進してほしい。けていい走りを見せてもらえたらと思います」とのこと。掲示板載ってほしいな。
 明日も2頭出走する。1頭目はオランジーで東京3R【3歳未勝利】(1600mダート)に石川騎乗で出走。確実に良くなってきているので掲示板&馬券を期待したい。もう1頭はハリケーンリッジ。同日東京5R【3歳未勝利】(1600m芝)にルメール騎乗で出走。正直今日のルメールなら良かったのに…と思うが、新馬戦3着からの出走で期待は大きい。骨っぽい馬が数頭いるが、ルメール騎乗で何とか…。

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今週の一口は4頭!

2023-01-27 20:22:27 | Weblog

 3月に開催される《ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)》に出場する侍ジャパンの全30人が昨日、正式に発表された。先行発表されていた12人に加え、先日内定としてこのコラムでも紹介した18人がそのまま発表された。僕は密かに土壇場にきてサプライズがあるのではと期待したが、残念ながらその期待も裏切られてしまった。決定したメンバー30人は以下の通り(☆は今回発表、数字は背番号)。  
<投手>15人 …(11)ダルビッシュ有(パドレス)、(12)戸郷翔征(巨人)、(14)佐々木朗希(ロッテ)、(16)大谷翔平(エンゼルス)、(18)山本由伸(オリックス)、(21)今永昇太(DeNA)、(13)☆松井裕樹(楽天)、(20)☆栗林良吏(広島)、(47)☆高橋奎二(ヤクルト)、(17)☆伊藤大海(日本ハム)、(26)☆宇田川優希(オリックス)、(15)☆大勢(巨人)、(22)☆湯浅京己(阪神)、(29)☆宮城大弥(オリックス)、(28)☆高橋宏斗(中日)  
<捕手>=3人…(10)甲斐拓也(ソフトバンク)、(24)☆中村悠平(ヤクルト)、(27)☆大城卓三(巨人)  
<内野>=7人 …(2)源田壮亮(西武)、(3 )牧秀悟(DeNA)、(55)村上宗隆(ヤクルト)、(33)☆山川穂高(西武)、(1)☆山田哲人(ヤクルト)、(25)☆岡本和真 (巨人)、(7)☆中野拓夢(阪神)  
<外野>=5人… (8 )近藤健介(ソフトバンク)、(51)鈴木誠也(カブス)、(9) ☆周東佑京(ソフトバンク)、(34)☆吉田正尚(レッドソックス)、(23)☆ヌートバー(カージナルス)

 まぁ選ばれたからには仕方ないが、僕が選ぶなら、捕手は大城でなく、打撃が良く内野もできる坂倉だろう。内野の岡本と山川はどちらか一人でいい。その分守備のいい外野手を入れるべきではないか。近本、塩見、あとは内外野どこでも守れる牧原辺りを…。なお日程は各プール4つに分け、東京ドームが会場となるプールBに入った日本は3月9日の中国戦で開幕。その後、10日に韓国、11日にチェコ、12日にオーストラリアと対戦する。プールAとプールBの上位2カ国が15、16日に東京ドームで行われる準々決勝に進み、その上位2カ国が米フロリダ州マイアミのマーリンズ本拠地ローンデポ・パークで米国時間19日(日本時間20日)から行われる準決勝、決勝に臨む。
 故村田兆治氏に続いて悲しい報せが届いた。南海、オリックス、ダイエーで活躍し、NPB歴代3位となる通算567本塁打を放った門田博光氏が死去した。74歳だった。兵庫県相生署によると、24日午前中に門田さんの自宅を訪れた警察官が倒れている門田さんを発見。その場で死亡が確認された。門田氏は天理高、クラレ岡山を経て、1969年度ドラフト2位で南海に入団。79年に右アキレス腱断裂の大けがを負ったが、懸命なリハビリで見事に復活。88年には40歳で本塁打、打点の2冠に輝き、「中年の星」「不惑の大砲」と呼ばれた。89年にオリックス移籍。91年にダイエーに復帰し、92年限りで現役を引退した。現役通算2571試合出場で通算2566安打、打率・289。567本塁打、1678打点はともにNPB歴代3位。本塁打王を3回(81、83、88年)、打点王を2回(71、88年)獲得した。
 門田氏といえばあの豪快なホームランだが、安打数もNPB歴代3位というのだから、間違いなく部類のヒットメーカーだった。またブーマーとのハイタッチで右肩を脱臼した映像は珍プレーでよく流され憎めないキャラとして定着した。ノムさんがのちに語ったところによると「南海三悪人」(我が強く指導に手を焼いた3人。残り二人は江本と江夏らしい)のひとり。きっと天国でノムさんに“お前早すぎるぞ”と叱責されているかも…合掌。
 次は高校野球。《第95回記念選抜高校野球大会》の出場校の選考委員会が開かれた。記念大会のため、出場校は例年から4校増の36校。神宮大会枠(近畿)を含む一般選考枠33校と21世紀枠3校が決まった。一般選考では、大会連覇を目指す大阪桐蔭(大阪)や、昨夏に東北勢で初めて全国優勝した仙台育英(宮城)、昨秋の明治神宮大会準優勝の広陵(広島)などが選ばれた。クラーク記念国際(北海道)は2年連続、北陸(福井)は34年ぶり、慶応(神奈川)は5年ぶり、沖縄尚学(沖縄)は9年ぶり、光(山口)は初の出場となった。21世紀枠は氷見(富山)、城東(徳島)、石橋(栃木)の3校が選ばれた。
【北海道】1校…クラーク(2年連続2度目)  
【東北】3校…仙台育英(宮城・2年ぶり15度目)、東北(宮城・12年ぶり20度目)、能代松陽(秋田・初出場)  
【関東】5校…山梨学院(山梨・2年連続6度目)、専大松戸(千葉・2年ぶり2度目)、慶応(神奈川・5年ぶり10度目)、高崎健康福祉大高崎(群馬・2年ぶり6度目)、作新学院(栃木・6年ぶり11度目)
【東京】2校…東海大菅生(2年ぶり5度目)、二松学舎大付(2年連続7度目)  【東海】3校…東邦(愛知・4年ぶり31度目)、常葉大菊川(静岡・10年ぶり5度目)、大垣日大(岐阜・2年連続5度目)  

【北信越】2校…北陸(福井・34年ぶり2度目)、敦賀気比(福井・3年連続10度目)【近畿】7校…大阪桐蔭(大阪・4年連続14度目)、報徳学園(兵庫・6年ぶり22度目)、智弁和歌山(和歌山・3年ぶり15度目)、龍谷大平安(京都・4年ぶり42度目)、履正社(大阪・3年ぶり10度目)、彦根総合(滋賀・初出場)、 社(兵庫・19年ぶり2度目)  
【中国】3校…広陵(広島・2年連続26度目)、 光(山口・初出場)、 鳥取城北(鳥取・2年ぶり4度目)
【四国】3校…英明(香川・5年ぶり3度目)、 高松商(香川・4年ぶり28度目)、 高知(高知・2年連続20度目)  
【九州】4校…沖縄尚学(沖縄・9年ぶり7度目)、長崎日大(長崎・2年連続4度目)、海星(長崎・7年ぶり6度目)、大分商(大分・3年ぶり7度目)  
【21世紀枠】3校 …氷見(富山・30年ぶり2度目)、 石橋(栃木・初出場)、 城東(徳島・初出場)

 残念ながら今年も熊本の出場校はなし。みんな頑張れ!
 卓球の話。《2023年全日本卓球選手権大会》女子シングルス6回戦で、五輪メダリストの伊藤美誠(スターツ)が横井咲桜(四天王寺高)にゲームカウント1-4で敗れた。ゲームを取られながらも勝ち上がってきた前年女王の伊藤。相手は2021年インターハイ3冠女王の横井だった。圧倒的に格上なのは伊藤だが、第1ゲームを7-11、次も接戦を落とし9-11で奪われる。第3ゲームも一時はリードするが7-11で落とす。第4ゲームはノーモーションのロングサーブを多用し、シンプルに攻めた伊藤が1つ返すが、5ゲーム目は前半に伊藤の打ちミスが頻発。意地で追いつくも最後はスマッシュミスで敗れた。世界ランク6位で過去3度全日本シングルス優勝の伊藤が、ベスト16で早くも姿を消した。同じ6回戦でジュニア女子で優勝した張本美和(木下アカデミー)が、3年ぶりの優勝を狙う早田ひな(日本生命)に1-4で敗れたが、《パリ五輪》出場にはとてつもない激闘が繰り広げられそうな予感を感じる大会となっている。

 

一昨日、(株)ジェイエスが主催する「冬季繁殖馬セール」が北海道新ひだか町で開催され、2019年【桜花賞】2着馬のシゲルピンクダイヤ (牝7)を1億5000万円(税抜)で仙波りり子氏が購買した。シゲルピンクダイヤは父ダイワメジャー、母ムーンライトベイ(母父ハイシャパラル)の血統。19年の【桜花賞】2着、【秋華賞】3着など、重賞で好勝負を続けた。昨年から繁殖馬となって、モーリスの産駒を受胎している。馬市ドットコムのホームページに記録が残る04年以降に限ると、国内の繁殖馬セールの最高価格は12年の「秋季繁殖馬セール」に上場されたエリモピクシー(牝14、ディープインパクト受胎)の9500万円(税抜)。シゲルピンクダイヤはこれを上回ることとなった。ところでこの仙波りり子氏だが、あまり競馬界で聞かない名前。ネット情報によると、中国人向けに日本の医療サービスを仲介する隆仁堂メディカルグループという会社の CEOらしいが、こんな高額牝馬を買ってどうするのだろう。今後の動きに注目したい。

お笑いトリオ・ジャングルポケットの斎藤慎二が所有するオマタセシマシタ(牝3、笠松・笹野博司厩舎)が、昨日1月26日の笠松3R(1400mダート)に出走した。レースは前目を追走した同馬が4コーナーで先頭に並びかけ、そのまま1着でゴールイン。デビュー10戦目にして見事初勝利をあげた。オマタセシマシタは父ジャングルポケット、母ハロウィーン(母父エルコンドルパサー)という血統。2022年6月に門別競馬場でデビュー。同競馬場で勝利をあげることができず、同年11月に金沢競馬へ移籍していた。その後、金沢競馬で1戦するも、12月24日に予定していた2戦目が大雪で開催中止。3月まで開催がない金沢競馬からの移籍先として、今年1月に笠松競馬に転入した。通算成績は10戦1勝。馬主にとってどこで勝っても勝利は格別なもの。特に1頭持ちなのだから、その勝利は僕たち一口馬主とは比べものにならないだろう。まだまだこれからの馬、新天地笠松で活躍してほしいものだ。

 

明日の予想。まずは東京メイン【白富士S】は7番サリエラ。故障がちではあるが、パンとすればGⅠが獲れる馬。リステッドなら本格化する前でも勝てる。相手は1,2,3,4,6,9番。中京メイン【伊賀S】は15番ウォームライト。先週3勝した四位厩舎の馬、前走は昇級戦ながら目途の立つ走りで、休み明けのここを目標。ここは人気の盲点で…。相手は4,5,6,7,12,13,14番。小倉メイン【周防灘特別】は8番トーセンサンダー。前走は外を回る形でも見せ場十分。あのレースを見る限り能力は相当。相手は1,4,5,7,11,14,16,17番。



今週の一口馬は4頭。ようやく本格始動が始まる感じ。まずは前走最下位のウインガレオンが明日の小倉6R【3歳未勝利】(1800m芝)に黒岩騎乗で出走が確定している。ただ一度使われて変わり身を期待したが陣営のトーンは上がってない。飯田雄調教師によると「精神状態は安定していますが、追い切りの動きに関しては、一度使ったあともそれほど変わった印象がありません。調整そのものは順調ですが、大きな変わり身まではどうでしょうか。一度実戦を使ったことによる慣れの効果で、どこまで変化があるかでしょう」とのこと。10頭立てなので何とか2頭交わしてほしい。2頭目はキャロットからサヴァリア。エングレーバーの半妹となる。芝、ダート両睨みだったが、血統面や未知の可能性も含めてやはりまずは芝を使うことに。明日の東京6R【メイクデビュー東京】(3歳新馬・1600m芝)に津村騎手で出走予定。正直よくなるのはもっと先で、芝、ダートもどちらが向いているのかわからない感じ。それでもまずまずの状態で、小島調教師も「今後に向けていい走りを見せてもらえたらと思います」とのこと。掲示板載ってほしいな。3頭目はオランジー。1/29の東京3R【3歳未勝利】(1600mダート)に石川騎乗で出走予定。レースで騎乗する石川は「デビュー戦で乗せてもらった時よりもかなり体はしっかりとしていましたし、この動きであれば良い勝負になると思います」とのこと。青木調教師も「帰厩当初よりも飼い葉食いが良くなってきましたし、体調面にも不安はありませんから、ジョッキーのコメントの通り好勝負を期待できそうですよ。今のところ、コンプレッションマスクなど馬具の工夫を行うことも検討しているものの、なるべく気分を損ねないように当日の精神面をよく観察した上で着けるか判断いたします。また、今回は芝スタートですので少し追走に苦労するところがあるかもしれないですが、前々走は後ろから良い脚で追い込んできましたし、集中力さえ続けば再度その決め手を見せてくれるでしょう」とのこと。是非馬券圏内に飛び込んでほしい。4頭目はハリケーンリッジ。同日東京5R【3歳未勝利】(1600m芝)にルメール騎乗で出走予定。新馬戦3着から休養を挟んで出走となる。大和田調教師は「(追い切りは)余力のある動きでしたし、息遣いも良好に思えましたね。良い仕上がりにあると見ています。あとは実戦へ行ってどうかですし、実戦を一度経験した後の2戦目ということで当日のテンション面も気になるところですから、いかに落ち着いてレースへ臨めるかでしょう。前走乗ってもらった横山武史ジョッキーが他馬と重なって乗ることができないようなので、ルメールジョッキーにオファー」骨っぽい馬が数頭いるが、ルメール騎乗で何とか勝利を挙げてほしい。

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また一口馬…大惨敗

2023-01-22 18:10:45 | Weblog

 残念なニュースが飛び込んできた。車いすテニスの国枝慎吾が今日、現役引退を発表した。4大大会では男子世界歴代最多50度の優勝を誇る38歳の世界的レジェンド。ツイッターで「本日1月22日、引退することをご報告致します。皆様今まで本当に有難うございました!」と報告した。9歳の時に脊髄腫瘍を発症し、下半身麻痺に。2年後に車いすテニスに出会った。2004年《アテネパラリンピック》から21年《東京パラリンピック》までパラリンピックは5大会連続出場。シングルス3個、ダブルス1個の金メダルを獲得した。4大大会は男子シングルス通算28度、ダブルスは22度優勝。シングルスでは《全豪》11回、《全仏》6回、《ウィンブルドン》1回、《全米》7回の優勝を誇る。21年《東京パラリンピック》では日本選手団の主将を務めた。そして2大会ぶり3度目の金メダルに輝いた。世界ランキング1位でまだ十分に世界で戦える力を持っているので、正直もったいないと思うが、これが国枝流の身の引き方なのだろう。国枝選手、どうもお疲れ様でした!
 そのテニス《全豪オープン》第7日。男子シングルス4回戦で、第31シードの西岡良仁(27・ミキハウス)がロシア出身で第18シードのカレン・ハチャノフ(26)に0―6、0―6、6―7(タイブレーク4―7)で完敗した。68年のオープン化以降4大大会の男子シングルスで16強に進出した日本勢は松岡修三、錦織圭に続き史上3人目。松岡、錦織に続く8強入りを目指したが、格上にストレートで敗れた。最後粘ったが、序盤は自滅。ベスト8の壁は高い。次頑張れ!

《大相撲初場所・千秋楽》。1人大関だった大関貴景勝(常盤山)が千秋楽結びの一番で埼玉栄高の後輩にあたる平幕琴勝峰(佐渡ケ嶽)との相星決戦をすくい投げを制し、12勝3敗で13場所ぶり3度目の優勝を飾った。千秋楽相星決戦に平幕力士が挑むのは、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降初めてだったが、大関の意地をみせつけ、昨年の7月場所から続いた平幕優勝を3で止めた。最後はしっかりと威厳を示した。貴景勝が琴勝峰の勢いをしっかりと止めて、1人大関の重責を担った場所を締めくくった。天晴れ!

 ゴルフの話。米国女子ツアー《ヒルトン・グランドバケーションズトーナメント・オブ・チャンピオンズ》 3日目。僕が3打差まで持っていたら面白いと昨日書いた畑岡奈紗が6打差5位から出て、4連続バーディを含む7バーディ、1ボギーの「66」でプレー。昨年4月の《DIOインプラントLAオープン》以来となるツアー7勝目に向けて、トップと3打差の通算11アンダー2位で最終日に臨む。カナダのブルック・ヘンダーソンは4バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算14アンダーで首位を守った。ネリー・コルダも畑岡とともに通算11アンダー2位。 通算9アンダー4位にマジャ・スタークとチャーリー・ハルが並んだ。 笹生優花が1イーグル3バーディの「67」で回り、16位から通算6アンダー6位に浮上した。古江彩佳は「73」とスコアを落とし、通算2アンダー18位につけた。前半で1打差までもっていけば…ただヘンダーソンよりコルダの方が怖い気がする。畑岡頑張れ!
 また欧州・DPワールドツアーの《アブダビHSBC選手権》で決勝ラウンドに進んだ川村昌弘は、第3ラウンドで5バーディ、3ボギーの「70」で回り、通算9アンダーの16位タイで最終ラウンドに臨む。首位は通算13アンダーで、豪州のミンウー・リー、イタリアのフランチェスコ・モリナリとアイルランドのシェーン・ローリーの3人が並ぶが、まだ首位まで4打差。十分優勝争争いも可能。とりあえずはトップ10を目指して欲しい。一方、全くダメだったのが米PGAツアーの《アメリカンエキスプレス》に出場した二人。蟬川泰果は通算5アンダーの106位タイ、また小平智は同2アンダーの129位タイと、カットラインに遠く及ばず予選敗退した。もっと精進!

 今日の競馬を振り返る。中山11Rで行われた【第64回アメリカジョッキークラブカップ】は、岩田康誠の4番人気ノースブリッジ(牡5・奥村武厩舎)が好位のインで折り合いをつけつつ、勝負どころでは抑えきれない手応えで一気に抜け出すと、外から迫る後続馬の追撃を振り切った。昨秋は【毎日王冠】5着、【天皇賞・秋】11着と結果を出せずも、再びGⅠの舞台へ価値ある重賞2勝目を挙げた。タイムは2分13秒5。3/4馬身差の2着にはエヒト(5番人気)、さらに3/4馬身遅れた3着にユーバーレーベン(3番人気)が入った。なお、1馬人気のガイアフォースは5着に敗れた。
 勝ったノースブリッジだが、陣営の執念の勝利と言っていいだろう。外厩が常識のこの時代に奥村(武)厩舎はこの馬に対しては(放牧に出さず)滞在というまれなことをやっている。馬房数があるのにこれは凄い。岩田康は「GⅠでも力は通用」と言っているように力もつけている。血統的に距離の問題はあるが、今日の競馬を見ると中山は合いそうで【有馬記念】は面白そう。2着エヒトはこのところ成績が安定してきた。ただ6歳馬でこれよりもっと大きな舞台となると…。3着ユーバーレーベンは気持ち次第の馬。今日はエヒトが来たらまた伸びた。難しい馬だ。
 ノースブリッジは、父モーリス、母アメージングムーン(母父アドマイヤムーン)という血統。北海道新冠町・村田牧場の生産馬で、馬主は井山登氏。通算成績は12戦6勝。重賞は2022年【エプソムC】に次いで2勝目。奥村武調教師、岩田康誠ともに【AJCC】は初勝利となった。

 中京11Rで行われた【第40回東海S】は、バウルジャン・ムルザバエフの2番人気プロミストウォリア(牡6歳・野中賢二厩舎)が逃げ切って重賞初V。【フェブラリーS】の優先出走権を獲得した。タイムは1分51秒2。2馬身差の2着には1番人気のハギノアレグリアスが入り、さらに2馬身差の3着にハヤブサナンデクン(3番人気)が入った。スタートでヴァンヤールが落馬する波乱の幕開け。プロミストスパークがハナを切り、外からハヤブサナンデクンが2番手に続き、アイアンバローズ、オーヴェルニュが好位につける。人気のハギノアレグリアスは中団のインからレースを進めた。カラ馬になったヴァンヤールが外から上がっていく形になったものの、各馬はペースをあまり乱されることなく勝負どころへ。プロミストウォリアの脚いろは鈍ることなく、末脚を伸ばすハギノアレグリアスはややカラ馬に進路を邪魔されたものの、プロミストウォリアが最後までしっかりと押し切ってV4。長期休養を繰り返しながら大事に育てられてきた素質馬が完全開花を告げた。
 勝ったプロミストウォリアは強い。これならGⅠでも面白いかもしれない。ただマイルは短いかも…。2着ハギノアレグリアスもよく走っているが、勝ち馬に上手く乗られてしまった。これも競馬。3着ハヤブサナンデクンも上手く乗っているが、今日は勝ち馬が強すぎた。今後面白そうなのが4着ウェルカムニュース。距離はもう少しあった方が良さそうだが、初の重賞で4着なら楽しみだ。

 プロミストウォリアは、父マジェスティックウォリアー、母プロミストスパーク(母父フジキセキ)という血統。北海道平取町・坂東牧場の生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は7戦5勝。重賞初勝利。【東海S】は野中賢二調教師が2019年インティに次いで2勝目。バウルジャン・ムルザバエフは初勝利となった。

今日の一口馬。今日の中山2R【3歳未勝利】(1800mダート)に出走したエルフォルク。レースは、伸び上がるようなスタートになり行き脚がつかず後方から。向こう正面で無理なくポジションを上げて先団につけるが、ペースが上がり出してから苦しくなり踏ん張れずに14着。中館調教師によると「ダート替わりがいい方に向けばと思ったのですが、上手く行かずに申し訳ございません。今日はスタートに尽きると思いますが、勝負どころで下がってしまったのは、決してスタミナ切れという感じではなかったようです。ジョッキー曰く、手応えはあるけれども突っ張るような感じで馬が進もうとしなかったということで、気になって様子を見ていますが、上がりの歩様を見ていても若干硬さを覚えました。馬自身がそのあたりを気にしたのかセーブしていたのかもしれませんね…。適性に関しては何とも言えませんけれども、今日はこの馬本来の走りができたとは言い難いので、立て直して巻き返しが可能になるように持っていけたらと思います」とのこと。結局ダート適性もわからないような不完全燃焼の競馬。立て直して次を期待したい。今年に入って一口馬の惨敗が続いている。来週以降も出走予定があるが、何とかこの負の連鎖を壊して欲しい!

 

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明日の一口馬は1頭

2023-01-21 18:15:24 | Weblog

<大相撲初場所>14日目。大関経験者で西十両12枚目の朝乃山(28・高砂)が、初の十両優勝を飾った。東十両7枚目の千代の国(32・九重)を下して1敗を死守。1差の2敗で追っていた金峰山(木瀬)が敗れたため、朝乃山の十両優勝が決まった。今場所の朝乃山は大関経験者としての実力を示した。初日に貴健(常盤山)を下して、関取として599日ぶりの白星。再十両を果たした場所で好スタートを切り、勢いそのままに負けなしの10連勝を挙げた。11日目に大翔鵬(追手風)に敗れて初黒星を喫するも、連敗はしなかった。13日目に金峰山(木瀬)との1敗対決を制して単独トップに立って今日の優勝を迎えた。問題は明日、全勝または1敗での優勝なら十両1場所通過、来場所での幕内の可能が十分ある。果たして…。

 一方、幕内の優勝争いは3人が3敗で並んで迎えた14日目。大関貴景勝(常盤山)が豊昇龍(立浪)をはたき込みで下し、意地の3敗トップを死守した。豊昇龍の勝ち越しは千秋楽へお預けとなった。琴勝峰(佐渡ケ嶽)も大栄翔(追手風)を寄り切りで破り、3敗をキープしたが、阿武咲(阿武松)は霧馬山(陸奥)に突き落としで敗れて痛恨の連敗、4敗目を喫した。これで3敗が琴勝峰、貴景勝のふたり。4敗で霧馬山、阿武咲が追う展開となった。まだこのコラムを書いている段階で明日の取り組みが決まっていないので、今のところ4人に優勝の可能性がある。ただ千秋楽で琴勝峰と貴景勝の直接対決が組まれると勝った方が優勝となる。

 

 ゴルフ。米国女子ツアー《ヒルトン・グランドバケーションズトーナメント・オブ・チャンピオンズ》 2日目。カナダのB・ヘンダーソンが2番から4連続バーディを奪うなど、ボギーなしの6バーディ「66」でプレー。ツアー13勝目に向けて通算11アンダーで首位を守った。通算7アンダー2位にN・コルダ。通算6アンダー3位にC・ハル(イングランド)とW・スー(台湾)が並んだ。9位から出たホステスプロの畑岡奈紗は6バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算5アンダー5位に浮上した古江彩佳は1イーグル1バーディ、1ボギーの「70」でプレーし、通算3アンダー9位。笹生優花は「73」とスコアを落とし、7位から通算1アンダー16位に後退した。ちょっとヘンダーソンのゴルフが良すぎるが、残りまだ2日あるので畑岡、古江にもまだチャンスはある。そのためには3日目で首位に3打差ぐらいまで近づきたいところ。尚、大会は過去2シーズンの優勝者29人が出場し、予選カットは行われない。頑張れ!

欧州DPワールドツアーの《アブダビHSBC選手権》は、初日に続いて2日目もサスペンデッドとなったが、シード4季目の川村昌弘は、第2ラウンドを2アンダーの「70」で回り終え、通算7アンダーの暫定9位タイの好位置で、決勝進出を確実にしている。暫定首位には通算10アンダーで、イタリアのフランチェスコ・モリナリら2人が並でいるが、いまのところ3打差。是非最後まで優勝争いにしてほしい!
 米ツアー《ザ・アメリカンエキスプレス》に参加しているのが小平智と蝉川泰果。松山が出場していないので、この二人に期待をしていたが、2日目を終えて苦戦している。今大会は、予選ラウンド3日間をかけて、それぞれパー72のPGAウェストのピート・ダイコースとニクラウスコース、またラ・キンタCCの3コースを回り、22日の決勝ラウンドに進出できるシステム。2日目は、共にピート・ダイスタジアムコースをラウンドし、小平は「68」と伸ばしたものの、通算スコアは1アンダーの120位タイ、蟬川は「75」と崩して通算1オーバーの140位タイ。もう後は攻めるだけ、ラ・キンタでの3日目にチャージをかけてもらいたい。

 明日の予想。まずは中山メイン【アメリカJCC】。本命は11番エピファニー。距離の不安、折り合いなど克服しなければならないことはあるが、僕はもっと強くなる馬で距離もエピファネイア×ディープなら2200は大丈夫だと思う。戸崎自身もそろそろG1戦線で活躍するような馬に乗りたいはず。ここで勝つようなら今後が楽しみ。相手は1,4,5,6,7,9,10,14番。中京メイン【東海S】は13番ハヤブサナンデクン。7歳馬であるが、自分の力だけは走ってくれる馬。今回は得意の中京1800mで鞍上は引退が迫っている福永。ここは一発を狙ってくる。相手は1,4,5,7,8,10,11,12番。小倉メイン【豊前S】は大穴狙い。6番モズピンポンを狙う。ここ2戦は1400mで対応できなかったが、小倉1700mダートなら話は別。勝てないまでも十分馬券圏内には来れる力がある。相手は1,4,5,8,9,10,11,15番。

 明日の一口馬。エルフォルクが中山2R【3歳未勝利・牝】(1800mダート)に石橋騎乗で出走を予定。攻め馬はやればいくらでも動くと思えるくらい好調。カイバも食べていて、体調自体もいいらしい。あとはダートがどうかということだけ。中館調教師は「感触としてはこなしても良さそうに思いますので、今回の変更がプラスに転じてくれたらと思っています」とのこと。掲示板、馬券に何とかなってほしい!!!

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竜兵さん安らかに・・・

2023-01-20 20:11:41 | Weblog

 今日は大寒。故上島竜兵さんの誕生日である。このコラムでも何度も書いているが“芸人として大寒生まれはどうだろう”とデンジャラス安田君や土田君、有吉らに突っ込まれていた。それに対し“うるさい!”と反発していた竜兵さんと皆のやり取りはこの時期に開催していた《太陽さまを囲む会》の風物詩であった。それが…上島さんが亡くなって1年弱。まだ亡くなられたことを信じたくないが、一方で“安らかに眠ってください”と思う今日この頃である。竜兵さん、安らかに!

 珍しくテニスの話題。《全豪オープン》男子シングルス3回戦が行われ、第31シードの西岡良仁が世界ランク65位のM・マクドナルド(アメリカ)を7-6 (8-6), 6-3, 6-2のストレートで破り、マッチ100勝を飾るとともにキャリア初の四大大会ベスト16進出を果たした。《全豪オープン》に9年連続9度目の出場となる西岡。錦織圭に続く日本人男子2人目となる四大大会の男子シングルスでシード入りを果たした今大会、1回戦では世界ランク69位のM・イメル(スウェーデン)を6-4, 6-2, 7-5で、2回戦で216位のD・スヴルシナ(チェコ)を6-3, 6-4, 6-2で、いずれもストレートで下して2020年以来3年ぶり2度目の3回戦進出を決めていた。一方のマクドナルドは1回戦で世界ランク49位のB・ナカシマ(アメリカ)を7-6 (7-5), 7-6 (7-1), 1-6, 6-7 (10-12), 6-4のフルセットで、2回戦で昨年覇者で第1シードのR・ナダル(スペイン)を6-4, 6-4, 7-5のストレートで破っての勝ち上がりだった。日本男子選手が《全豪オープン》でベスト16に進出するのは2019年の錦織以来4年ぶり。グランドスラムでは2021年の《全仏オープン》での錦織以来となった。また1968年のオープン化以降、グランドスラムでベスト16に進出するのは松岡修造、錦織に次いで日本男子3人目の快挙となった。 勝利した西岡だが、4回戦で第16シードのF・ティアフォー(アメリカ)と第18シードのK・ハチャノフの勝者と対戦する。次は格上相手、西岡の快進撃、果たしてどこまで続くか。頑張れ!西岡!
 大相撲に期待の新星が現れた。《大相撲初場所》の13日目、幕下15枚目格付け出しで今場所デビューした落合(19・宮城野部屋)が西幕下40枚目・風賢央(23・押尾川部屋)を突き落としで破り全勝優勝を果たした。幕下付け出しの力士がデビュー場所で全勝優勝するのは、06年5月場所の下田以来17年ぶりで令和では初の快挙。落合は勝った方が優勝という“大一番”を制し、史上最速となる“所要1場所”での新十両昇進に前進した。鳥取県・倉吉市出身の落合は、高校時代の20年、21年に2年連続で高校横綱のタイトルを獲得。卒業後の昨年9月には《全日本実業団選手権》を制して実業団横綱となり、輝かしい実績を残して付け出し資格を取得した。その後、小学生の頃から憧れていた平成の大横綱・白鵬(宮城野親方)が指導する宮城野部屋に入門。所要1場所での新十両昇進が実現すれば、現行の制度となった2001年1月以降では初の快挙。“平成の怪物”と呼ばれた武双山は2場所連続の全勝優勝で十両に昇進し、優勝3回の元大関・御嶽海は学生横綱から入門し2場所で関取へ駆け上がった。06年の下田は当時の番付の兼ね合いで十両昇進は見送られた。デビュー場所で全勝優勝を成し遂げた“令和の怪物”は新十両昇進なるか。場所後の番付編成会議に期待が高まる。

これまでの【幕下付出場所での優勝力士】(※平成以降)は下記の通り。

 平成5年1月場所…尾曽(大関・武双山)
平成8年1月場所…熊谷(小結・海鵬) 

平成10年7月場所…竹内(大関・雅山) 

平成18年5月場所…下田(幕下・若圭翔)  


 サイバーエージェントの藤田晋氏やABCマートの三木正浩氏、ラウンドワンの杉野公彦氏など新興馬主が新しい風を舞い込ませている競馬会ではあるが、一つの時代が終わったと感じるニュースがあった。1月18日にダイワキャグニー(セ9、美浦・菊沢隆徳厩舎)がJRA登録を抹消されたのだ。これによって、JRAにおける「ダイワの大城正一オーナーの現役所有馬は0頭となった。先代の大城敬三オーナーの時代から、「ダイワ」の冠名と「青、白一本輪、白袖」の勝負服でファンに親しまれた。主な所有馬として真っ先に挙げられるのはGI5勝ダイワメジャーと同4勝ダイワスカーレットの兄妹。他にも04年【オークス】など重賞3勝のダイワエルシエーロ、98年【オールカマー】など重賞5勝のダイワテキサスなどの活躍馬を所有し、主に90年代後半から00年代の競馬を盛り上げた。また、敬三オーナーが20年6月9日に96歳で死去した5日後、ダイワキャグニーが【エプソムC】を制した。結果的にはこれが最後の重賞制覇。JRAにおける最終出走は5日の【京都金杯】で14着だった。
 ダイワメジャーやダイワスカーレットのGⅠ戦はもちろんだが、僕が「ダイワ」で記憶に残るレースとしてはダイワエルシエーロの【オークス】。母のロンドンブリッジが好きだったこともあり、デビュー以来追いかけて、期待していた【桜花賞】で7着。それで正直【オークス】は距離が長いと思っていたが、先行策で見事勝利。松国&福永コンビに感謝したレースだった。そしてGⅠには縁がなかったダイワファルコンが3連覇を狙った【福島記念】。【福島記念】はダイワファルコンさえ買っていればいいと思っていたが、よもやの2番人気で最下位、このレースが引退レースとなった。これが競馬だが、とてもがっかりした思い出がある。このダイワファルコンだが父ジャンポケ×母ダイワルージュ(母父SS)という血統。ダイワルージュはダイワメジャーの全妹、ダイワスカーレットの半妹という超良血。父がジャンポケで大きいところは勝てなかったが、トーセンジョーダン、オウケンブルースリ、ジャガーメイルというジャンポケ産駒3頭の稼ぎ頭には適わなかったものの、トールポピーやアヴェンチュラを抑えて3頭に次ぐ賞金を獲得した。ダイワメジャーの種牡馬としての活躍もあり「ダイワ」は日本競馬史に歴然と輝き続けるだろうが、「ダイワ」の勝負服が観られないのはやはり寂しい。

 

明日の予想。中山メイン【初富士S】は9番パラレルヴィジョン。デビューが遅くなったが、ここまで4戦3勝。まだ強くなるのは先だが、将来は重賞獲れる馬。相手は3,4,5,6,8,10,13,14番。中京メイン【睦月S】は5番ワールドバローズ。前走はブリンカーに出遅れ。ブリンカーを外し、乗り慣れた騎手に替わり前進がある。相手は1,2,3,4,6,9番。小倉メイン【小倉城特別】は2番メイクアリープ。まだ底を見せていない。控える競馬もできるし、小回りも合う。相手は1,3,5,6,8,9,12,16番。


 今週の一口馬は1頭。キャロットのエルフォルク明後日の中山競馬2R【3歳未勝利・牝馬限定】(1800mダート)に石橋騎乗で出走を予定している。追い切りは順調であとは実戦へ行ってどうかだけやれるかという感じ。ダートに関してはやってみないとわからないところだが、中館調教師によると「感触としてはこなしても良さそうに思いますので、今回の変更がプラスに転じてくれたらと思っています」とのこと。ここ2戦、僕の一口馬は連続で最下位に甘んじているので、何とかこの馬で反撃の狼煙を上げたいところだ。

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これでいいのか侍ジャパン

2023-01-15 17:34:36 | Weblog

 3月に開催される《WBC》へ出場する「侍ジャパン」の全メンバーが判明した大谷翔平、ダルビッシュ有、鈴木誠也らメジャー組に、村上宗隆、山本由伸ら先行して発表されたメンバーはある程度納得したが、今回のメンバー構成に不安を感じてしまった。
《WBC日本代表メンバー》は下記の通り(☆は先行発表)
◆投手…大谷翔平☆(エンゼルス)、ダルビッシュ有☆(パドレス)、戸郷翔征☆(巨人)、  佐々木朗希☆(ロッテ)、山本由伸☆(オリックス)、今永昇太☆(DeNA)、松井裕樹(楽天)、栗林良吏(広島)、湯浅京己(阪神)、大勢(巨人)、宮城大弥(オリックス)、宇田川優希(オリックス)、高橋奎二(ヤクルト)、高橋宏斗(中日)、伊藤大海(日本ハム)  
◆捕手…甲斐拓也☆(ソフトバンク)、中村悠平(ヤクルト)、大城卓三(巨人)  
◆内野手…源田壮亮☆(西武)、牧秀悟☆(DeNA)、村上宗隆☆(ヤクルト)、山田哲人(ヤクルト)、山川穂高(西武)、周東佑京(ソフトバンク)、中野拓夢(阪神)、岡本和真(巨人)  
◆外野手…近藤健介☆(ソフトバンク)、鈴木誠也☆(カブス)、吉田正尚(レッドソックス)、  ヌートバー(カージナルス)

 まずは投手陣だが、高橋宏斗はまだ早いだろう。たぶん高橋を選ばなければ中日から選出がないからだろうが、それなら大野(中日)で良かったのでは…。正直、佐々木も次回でいいと思っていたが、完全試合の実績もあるし、まぁ仕方ない。ただやっぱり高橋は…。これなら青柳(阪神)、森下(広島)、水上(西武)、嘉弥真(ソフトバンク)あたりでも良かったのではないか。捕手の大城もないだろう。打撃が欲しいなら、森(オリックス)だろうし、打撃も守備も考えたら坂倉(広島)の方がいい。打撃はいいし、三塁も一塁も守れる。それから内野の岡本(巨人)もいらない。岡本を入れるなら山川を外すべきで、どちらか一人でいい。代わりに4人しかいない外野にもう一人走れる選手を入れるべきだろう。周東、大谷も外野は守れるが、センターの専門職がいないのはいかがなものか。近本(阪神)、塩見(ヤクルト)らがいるし、もっと考えるなら内野も外野も一級品の守備を誇る牧原(ソフトバンク)でもいい。まぁ栗山監督が決めたことだから仕方ないが、大いに不満が残る選考である。
 《皇后杯第41回全国都道府県対抗女子駅伝》。大阪が2時間15分48秒で4度目の優勝を飾った。新型コロナウイルス禍で中止となった39回大会を挟んで8年ぶりの頂点。大阪は1区の水本佳菜(大阪薫英女学院高)がトップと14秒差の4位で好発進し、2区でトップに立った。中盤以降は東京や福岡などと激しく競り合う中、5秒差の3位で最終区(10キロ)の松田瑞生(ダイハツ)へ。昨年1月の《大阪国際女子マラソン》を大会新記録で制し、7月の《世界選手権》は9位だった松田は、今年3月のマラソンに向けた調整中だが仕上がりに不安はなく、2.6㌔付近でトップに躍り出た。その後は神奈川の佐藤成葉(資生堂)と一騎打ちになったが、中間点を過ぎたところで一気にロングスパートして独走状態に。そのまま差を広げて、笑顔でゴールテープを切った。3連覇を狙った京都は終盤追い上げて2位。3位が福岡、4位神奈川、5位東京、6位千葉、7位鹿児島、8位愛知が入った。区間賞は1区=小海遥(新潟)、2区=渡邊菜々美(神奈川)、3区=ドルーリー朱瑛里(岡山、区間新)、4区=山本釉未(京都)、5区=上杉真穂(千葉)、6区=近藤希美(神奈川)、7区=岩崎麻知子(福島)・細谷愛子(京都)、8区=木戸望乃実(福島)、9区=松田瑞生(大阪)だったが、将来楽しみな逸材が現れた。驚異的な走りで3区の区間新記録を更新した岡山のドルーリー朱瑛里(しえり、岡山・津山鶴山中3年)だ。中学3年のドルーリーは38位でタスキを受けると、スタートから200mで3人抜き、1㌔では32位まで順位を上げた。結果、17人抜きで9分2秒の区間新記録を樹立した。まだ中学3年生、これからどれだけ強くなるのか楽しみだ。

《大相撲初場所》8日目、十両で西12枚目の朝乃山が豪ノ山を退け、無傷の8連勝で勝ち越した。十両で勝ち越すのは2017年7月の《名古屋場所》以来、5年半ぶり。関取での勝ち越しは大関だった21年3月の《春場所》以来、約2年ぶり。大関経験者の朝乃山にとって十両の土俵は番付では1年ぶりだが、実際に上がるのは5年半ぶり。時間の経過とともに実力差を見せつけている。「番付は生き物」と言われ、必ずしも計算通りにはいかないが、14勝以上すれば、出場停止中だった21年11月の《九州場所》以来の幕内返り咲きも見えてくる。果たして…。
 今日の重賞を振りかえる。中京11Rで行われた【第70回日経新春杯】は、僕が本命に推したハンデ59㌔でデヴィッド・イーガン騎乗の2番人気のヴェルトライゼンデ(牡6歳・池江泰寿厩舎)が中団追走から差し切って快勝。重賞2勝目をマークした。タイムは2分14秒2。クビの2着には好位から粘り込んだキングオブドラゴン(10番人気)、さらにクビ差の3着には外から末脚を伸ばしたプラダリア(4番人気)が入った。レースは外からゆったりとアフリカンゴールドが先手を取り、キングオブドラゴンが2番手につけたが、ヴェローナシチーが勢いづいて2番手の外から並びかける形。ヴェルトライゼンデは中団のイン、ロバートソンキーはその後ろからのレースとなり、人気を分け合う2頭は脚をためて進めた。4コーナーでは馬群が凝縮する形となり、直線に入るとキングオブドラゴンが先に抜け出して粘り込みを図る。しかし、道中ロスなく運んだヴェルトライゼンデが59キロのトップハンデをものともせずに末脚を伸ばして差し切り、決着をつけた。キングオブドラゴンがしぶとく粘って2着を確保。1番人気のロバートソンキーは伸び切れず5着に終わった。
 勝ったヴェルトライゼンデだが、ここでは力が一枚違った。騎乗したイーガンも抜け出すとソラを使う癖を見抜き、ぎりぎり最後まで抜け出さないように心がけて乗っていた。復活というか、ここにきてしっかり力をつけた。2着キングオブドラゴンには驚いた。抜け出したときは勝利したかと思ったが、今日は勝ち馬が強すぎた。3着プラダリアもよく走っている。抜け出すのが少し早かったか。この馬はこれからもっと強くなりそう。

 ヴェルトライゼンデは、父ドリームジャーニー、母マンデラ(母父Acatenango)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は13戦4勝。重賞は2022年【鳴尾記念】に次いで2勝目。【日経新春杯】は池江泰寿調教師が12年トゥザグローリー、14年サトノノブレスに次いで3勝目、デヴィッド・イーガンは初勝利となった。

中山11Rで行われた【第63回京成杯】も、僕が本命に推した横山武史の2番人気ソールオリエンス(牡・手塚貴久厩舎)がデビュー2連勝。9頭と少頭数の中、道中は後方4番手を追走。勝負どころの3、4コーナーで進出して先頭集団に並びかけると、直線で瞬発力を発揮して一気に突き抜け、2馬身半差の完勝だった。【皐月賞】と同じ舞台を勝ち、クラシック候補に名乗りを上げた。タイムは2分2秒2。2着には最低人気のオメガリッチマン、さらに1馬身1/4差遅れた3着に1番人気のセブンマジシャンが入った。
 勝ったソールオリエンスはかなり強い。今日は能力だけで勝利した。まだまだ全体的に緩い成長途上の馬、これからどれだけ強くなるのか楽しみだ。距離延びても持ちそう。2着オメガリッチマンには驚いた。ただ今日は勝ち馬だけが強すぎたレース。3着セブンマジシャンは2回不利があったが、それでも勝ち馬には勝てなかっただろう。

 ソールオリエンスは、父キタサンブラック、母スキア(母父Motivator)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は2戦2勝。重賞は初制覇。手塚貴久調教師、横山武史ともに【京成杯】は初勝利。
 今日、小倉で歴史的なレースが行われた。小倉12RでJRA史上初めて、女性騎手4人がそろい踏みした。このレースを制したのが今村聖奈(19・寺島)。4番人気のヒノクニ(牝4、深山)に騎乗。好スタートから好位の外につけて、直線で抜け出した。最後は、泉谷が騎乗するバトルシャイニングとの競り合いを頭差でしのいだ永島まなみ(20・高橋康)騎乗のタガノスペルノヴァが7着、藤田菜七子(25・根本)騎乗のエイシンディアデムは11着、古川奈穂(22・矢作)騎乗のハーディローズは13着だった。今村天晴れ!

 

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一口馬また最下位

2023-01-14 19:16:38 | Weblog

 まずは《大相撲初場所》7日目。大関経験者で西十両12枚目の朝乃山が、初日から負けなしの7連勝で、勝ち越しに王手をかけた。十両ではただ1人、勝ちっぱなしを続けている。全勝で優勝すると幕内に昇進する可能性があるが、残り8日間注目したい。その幕内だが、今場所番付筆頭の一人大関・貴景勝が前頭3枚目・翠富士を下し5連勝。6勝1敗とし、大栄翔ら平幕勢4人と並び首位タイをキープした。  関脇勢では正代が平幕・玉鷲に突き出しで敗れ5敗目。場所後の大関復帰へ後がない状況に追い込まれた。若隆景は錦富士にはたき込みで敗れ4敗目。初日からの連勝が5で止まった平幕・阿炎は関脇・豊昇龍に敗れ2敗目。勝った豊昇龍は5勝2敗とした。同じく6日目取組で初黒星を喫した平幕勢の碧山は平幕・剣翔に押し出し、琴勝峰は平幕・遠藤を寄り切りでそれぞれ勝利し、1敗をキープ。1敗で首位に並ぶ他の平幕勢では宝富士が十両・武将山に押し倒し、東龍は平幕・隆の勝に押し出しでそれぞれ敗れ2敗目。阿武咲は平幕・平戸海を寄り切り、大栄翔は平幕・佐田の海を押し倒しで下し、そろって6勝目を挙げた。大混戦の優勝争い。本命は貴景勝かもしれないが、僕は大栄翔に期待したい。あの優勝した時の勢いがある。
 ゴルフの話。《ソニー・オープン・イン・ハワイ》2日目。初日に続き、この日の第2ラウンドも日没によって翌日への順延となったが、暫定首位にはトータル11アンダーでツアー通算4勝の古豪クリス・カーク(米国)。トータル10アンダー・暫定2位タイにJ.J.スポーン、テーラー・モンゴメリ(ともに米国)が続いている。昨年覇者の松山英樹は4バーディ・3ボギーの「69」で回り、トータル3アンダー・暫定46位タイ。決勝ラウンド進出を確実なものとしている。松山に続く期待の若手として注目されている蝉川泰果中島啓太もそれぞれ「66」、「67」で浮上し、ともにトータル3アンダー・暫定46位タイ。国内賞金王・比嘉一貴はカットライン上のトータル2アンダー・暫定58位タイでホールアウトしている。他では、大西魁斗がトータル1オーバー・暫定97位タイ、桂川有人はトータル4オーバー・暫定130位タイ、アマチュアの岡田晃平(東北福祉大3年)はトータル9オーバー・暫定141位に沈み、予選落ちが確定している。

 今日の重賞を振り返る。中京11Rで行われた【第60回愛知杯】は、川田将雅の1番人気アートハウス(4歳・中内田充正厩舎)が道中は4番手を追走し、手応えよく直線を迎えると力強い伸び脚を見せて先頭でゴールを駆け抜けた。2走前の【ローズS】で重賞初制覇を果たした舞台で、2つ目のタイトルを奪取。春の大舞台へ弾みのつく勝利となった。タイムは2分3秒1。1馬身3/4差の2着には2番手追走から粘りの走りを見せたアイコンテーラー(7番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着に昨年2着のマリアエレーナ(2番人気)が入った。
 勝ったアートハウスは川田の好騎乗が光った。心配していた馬場だったが、直線もうまくいいところに出したし、道中もそこまで内に入れずに運んだ。馬自身も10㌔増で心身ともに成長していた。

 アートハウスは、父スクリーンヒーロー、母パールコード(母父ヴィクトワールピサ)という血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主はH.H.シェイク・ファハド氏。通算成績は7戦4勝。重賞は2022年【ローズS】に次いで2勝目。中内田充正調教師、川田将雅ともに【愛知杯】は初勝利。

 明日の予想。中山メイン【京成杯】は4番ソールオリエンス。まだ完全途上だと思うが、新馬戦の走りは将来性を期待させる走りだった。そんなに強いメンバーはいない今回は先物買い。相手は2,5,6,7,9番。中京メイン【日経新春杯】は2番ヴェルライゼンテ。59㌔の克服が鍵となるが、前走は強敵ぞろいの【JC】で3着と健闘。鞍上もイーガンならそこまでマイナスにはならないだろう。相手は1,3,4,,8,12,14番。小倉メイン【門司S】は1番人気でもジャズブルース。ここにきて完全本格化。小回り適性があるし、手に入れている団野大なら…。相手は2,7,9,10,11,12,14番。

 今日の一口馬。中山4R【3歳新馬】(1800mダート・牝)に出走したベルシャンソンだが16着に敗れた。正直期待していただけにショックだったが、レース後の西田調教師によると「スタート良くて、道中はいい感じで行けていたのですが、3~4コーナーで心房細動を発症してしまったよう。こんなに走らないわけがないと思っていましたが、上がってきて聴診器を当てられたら脈拍不整の症状が出ていました。随分苦しかったのか競馬場の厩舎に戻ってきてからも息がまだ乱れていますが、脚元などは問題ありません。また、今日の走りやフォームを見ていると、距離はもう少し短い方が良いかもしれません。現状緩さは残っていますが、馬は良いものを持っていそうですし、一回放牧に出して鍛え直してもらうつもりです」とのこと。僕よりは前向きのコメントにちょっと安心した。

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ミルクボーイ内海凄い!

2023-01-13 18:46:19 | Weblog

 今週一番驚いた話題がこれ。ミルクボーイの内海崇(37)が10日、ABCラジオ「ミルクボーイの火曜日やないか!」で、年末ジャンボ宝くじの結果を報告した。冒頭から「ネットニュース確定の話題出していいですか」と期待感をあおって話を始めた内海。「年末ジャンボ宝くじ。2022年は当てるぞ!ということで昨年は7万8000円ぐらい買って。奇跡が起きました」と発表した。同局・鷲尾千尋アナが「え!」と興奮する中、「今年は1等の7億円の当せん番号が128387」と語ったところで、思わせぶりに財布を持ち出し、「奇跡が起こりまして…これちょっと見ていただきたい」と宝くじの1枚を取り出した。 実は内海、2021年の年末ジャンボでは、前後賞の番号が一致したものの組違いで「0円」に終わるという惜敗を経験。リベンジに燃えていた。「1年間頑張った僕にご褒美が来ました」と告げた後、「いきますよ!番号…100000!ナメとんのか!」と叫んだ。「時間返してください」と脱力する鷲尾アナに、相方・駒場孝も「ほんまや!なんやねん」と続いた。内海は「当たるか、こんな番号!10万ちょうどの番号が。宝くじにナメられてます。こんなん逆に奇跡やで」と訴えた。「この前にまず、これがあってん。155555。このゾロ目。同じセットに入っててん。で、1枚挟んでもう1個めくったら、100000。ナメとんのか、ワシを。何かくれ!10円でもええわ」と声を張り上げた。「あかんわ、買う気なくすわ…」と意気消沈。「今回は20カ所くらいで買って。当たったのは2万6000円くらい。5等の1万円は当たりましたけども」と戦績を報告。「なかなかお目にかかれないサンプルのような宝くじが当たりまして。変な奇跡起こしてしまった」と、望まぬ奇跡に肩を落としていた。欲しいな、その100000の宝くじ。なんか幸運が舞い込んできそう。

 競馬の話。JRAは10日、2022年度の「JRA賞競走馬部門」の受賞馬を発表した。年度代表馬には、【天皇賞・秋】、【有馬記念】を制したイクイノックスた(美浦・木村哲也厩舎、牡)が選ばれた。最優秀障害馬は、わずか1票の差でオジュウチョウサン(美浦・和田正一郎厩舎、牡)が選ばれ、2016、17、18、21年度に続いて5度目の受賞。9頭もの馬に票が割れた最優秀短距離馬は、セリフォス(栗東・中内田充正厩舎、牡)がタイトルを手にした。最優秀2歳牝馬のリバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎)はただ一頭、満票での受賞。各部門の受賞馬と得票数は次の通り。
年度代表馬…イクイノックス282票、タイトルホルダー6票
●最優秀2歳牡馬…ドルチェモア279票、ドゥラエレーデ7票、デルマソトガケ2票
●最優秀2歳牝馬…リバティアイランド288票
●最優秀3歳牡馬…イクイノックス285票、ドウデュース3票
●最優秀3歳牝馬…スターズオンアース286票、スタニングローズ2票
●最優秀4歳以上牡馬…タイトルホルダー280票、ヴェラアズール6票、シャフリヤール1票、パンサラッサ1票
●最優秀4歳以上牝馬…ジェラルディーナ239票、ソダシ32票、ソングライン6票、ウインマリリン5票、ショウナンアデシコ3票、該当馬なし3票
●最優秀短距離馬…セリフォス156票、ナランフレグ36票、ソダシ34票、ジャンダルム26票、ソングライン18票、スターオンアース2票、ダノンスコーピオン2票、メイケイエール2票、ダンシングプリンス1票、該当馬なし11票
●最優秀ダートホース…カフェファラオ184票、ジュンライトボルト94票、テーオーケインズ3票、ダンシングプリンス2票、ショウナンナデシコ1票、チュウワウィザード1票、該当馬なし3票
●最優秀障害馬…オジュウチョウサン138票、ニシノデイジー137票、該当馬なし8票

各部門ともほとんど文句のない選出だが、最優秀障害馬はニシノデイジーではないかと個人的には思う。いくら名誉賞とはいえ、オジュウチョウサンはもういいだろう。それに暮れの【中山大障害】の惨敗が印象良くない。それからこれは毎年思うのだが、やっぱり最優秀短距離馬はスプリントとマイルに分けたほうがいいと思う。

明日の予想。まずは中京メイン【愛知杯】。本命は1番サトノセシル。詰めの甘さが残る馬だが、中距離では確実に脚を使う。先週は用なしだったルメールも2週目ならそろそろエンジンがかかるはず。相手は2,3,8,9,10,11,13番。中山メイン【カーバンクルS】は5番ストーンリッジ。前走はスローペースで前残りで、直線は進路なく全く追えなかった。それで0.5差ならここでは十分通じる。相手は1,6,7,8,11,12,14,16番。小倉メイン【壇ノ浦S】5番アナゴサン。自在性があって小倉も走る。道悪のなれば更に…。相手は1,6,7,10,11,13,16番。


 今週の一口馬。ようやくノルマンディーの3歳馬(4頭中初)がデビューする。ベルシャンソンが明日の中山【3歳新馬】(1800mダート・牝)に小林脩斗騎乗で出走する。以前一口で持っていたアレッサンドロの半妹。アレッサンドロは地方行ってこれからというときに故障引退となったが、上にはリッカルドがいる。ダートでは相当面白いと思っている。西田調教師によれば「先週が3日間の変則開催でしたし、今週はレースが土曜日なので9日(月)に本追い切りを消化しています。手応え的には強めでしたが楽に走れていましたし、状態は着実に上がってきていますよ。その後は坂路コースで微調整をおこなっています。ビュッと切れる脚はありませんが、徐々にスタミナが付いてきましたし、力を発揮できるところまで持ってこられたと思います。引き続きゲートの確認もおこなっていますが問題ないところ。成長途上で本当に良くなるのはもう少し先な印象ですが、この感じでどこまで走れるか見てみるつもりです。ここで好走できるようなら先が楽しみになりますし、頑張ってほしいですね」とのこと。まずは賞金が出る9着を目指してほしい!

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一口馬しんがり負け😢

2023-01-08 17:59:19 | Weblog

まずは《大相撲初場所》初日。元大関で十両復帰の西12枚目・朝乃山(高砂)は、東12枚目・貴健斗(常盤山)を下し、白星発進を決めた。押し込めずに引いてしまったが、土俵際で突き落とした。十両の土俵は2017年《名古屋場所》以来で、関取としての白星は大関だった21年の《夏場所》11日目(5/19)以来599日ぶりとなった。引いた相撲であったが、余裕のある勝利。落ち着いて取りさえすれば優勝も見えてくる。不祥事で大きな遠回りをした朝乃山だが、力は横綱級で、是非綱を目指して頑張ってほし。
《全国大学ラグビー選手権》決勝は、帝京大(関東対抗戦1位)が早大(同3位)を73-20の大差で破り、2大会連続11度目の優勝を決めた。岩出雅之前監督(64)から引き継いだ相馬朋和監督(45)は就任1年目で大学の頂点へ導いた。帝京大の73得点、53点差勝利、11トライは、2020年度の天理大が55-28で早大を破った55得点と8トライ、14年度の帝京大50-7筑波大の43点差を超え、いずれも決勝での最多を更新した。前半健闘した早大は、後半3分の早大にPGを決め、15-28まで詰め寄ったが、帝京大は6分、11分、18分、24分、30分、35分に連続トライ。得点を60点台に乗せた。39分に早大は自陣深くでインターセプトした槙の90m独走トライで5点を返したが、終了間際にも高本幹のキックパスから戒田のトライで帝京大が圧勝劇を締めくくった。帝京大が再び黄金時代到来を漂わせる圧勝、今日の試合見ていると、帝京以外の大学オールスターならいい勝負しそうと思うほどの強さだった。天晴れ!

《全日本バレーボール高等学校選手権大会》決勝。男子は駿台学園(東京第1)が鎮西(熊本)に3-2で逆転勝ちし、6年ぶり2度目の優勝を果たした。女子は古川学園(宮城)が誠英(山口)に3-2で競り勝ち、23年ぶり4度目の頂点に立った。ともに最終セットまで持ち込まれる大接戦。どっちが勝っても不思議ではなかったが、今日は駿台と古川に運があった。天晴れ!

今日の重賞を振り返る。中京11Rで行われた【第57回シンザン記念】は、武豊の2番人気ライトクオンタム(牝・武幸四郎厩舎)がスタートやや出遅れ新馬戦とは打って変わって後方からレースを展開。前2頭と大きく離れるなか、直線で外に持ち出すと強烈な末脚を繰り出して差し切った。ラストクロップとなるディープインパクト産駒が、無傷2連勝で重賞初制覇を果たすとともに、武豊は、デビューした1987年から37年連続JRA重賞制覇&前人未到のJRA重賞通算350勝達成となった。タイムは1分33秒7。1馬身差の2着にはペースセッティング(3番人気)、さらに1馬身遅れた3着にトーホウガレオン(4番人気)が入った。なお、1番人気のクファシルは2番手追走も直線で沈んで7着のしんがり負けとなった。

ライトクオンタムは、父ディープインパクト、母イルミナント(母父Quality Road)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は2戦2勝。重賞は初制覇。武幸四郎調教師は【シンザン記念】初勝利、武豊は1997年シーキングザパール、99年フサイチエアデール、2002年タニノギムレット、03年サイレントディール、04年グレイトジャーニー、05年ペールギュント、15年グァンチャーレに次いで8勝目となった。

 明日の予想。まずは中山メイン【フェアリーS】。本命は9番エナジーチャイム。今年初登場のルメールの気持ちがどうかだが、前走は出負けがすべて。距離がマイルに戻り競馬はしやすくなる。相手は1,2,5,6,7,8,10,11番。同12Rもルメール騎乗の11番ホーリーエンブレム。体が小さく冬の馬場がどうかだが、鞍上強化で素質は断然。相手は4,7,8,9,13,14,15,17番。中京メイン【淀短距離S】は1番ルピナスリード。前走危惧された1200mで余裕の勝利。オープンでどこまで力が通用するかだが、人気になる前に勝負したい。相手は3,6,10,11,12,14,15番。中京10R【雅S】は11番コンドルルージュ。連勝の内容が優秀で、中京もいい。イーガンも2戦目で自信もって乗るだろう。相手は1,4,5,7,8,14,16番。

 

今日の一口馬。ウインガレオンが中京6R【メイクデビュー中京】に出走し、14着に大差のしんがり負けとなった。走る気はないし、正直ガッカリしていたのだが…。レース後の陣営の話は「直線の最後の最後はいくらか脚を使っていましたが、ジョッキーによると「道中は物見が激しくて、走りに全然集中していませんでした」とのことでした。いつも調教では柔らかい走りを見せる馬ですが、今日の返し馬では突っ張ったフットワークで、まるでいつもの走りとは違いましたし、馬自身、初めてのレースということで色々と周りに気をとられていたのかもしれません。それと気性的にまだビッシリと攻められなかったぶん、馬体も太かったですね。それでも実戦を一度経験できたことはプラスに繋がると思いますし、レース後の状態に問題がなければ今後も続けてレースを使いたいと考えています」とのこと本当かな!? まぁタイムオーバーにならなかったのが最高の救い。


 

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